1回目記事からの続きです→こちら
2-1・アクアの冷蔵庫

2回目記事のトップバッターは、アクアの小型2ドア冷蔵庫です。
ハイアールのグループですが、もともとは三洋電機がルーツです。完全に別ブランドとして、日本本社が作って売っています。
1・小型2ドア冷凍冷蔵庫の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック
1-3:三菱電機
1-4:シャープ
1-5:ハイアール
1-6:東芝
2・小型2ドア冷凍冷蔵庫の比較 (2)
2-1:アクア
2-2:ハイセンス
2-3:アイリスオーヤマ
2-4:MAXZEN
2-5:ツインバード工業
3・小型2ドア冷凍冷蔵庫の比較 (3)
3-1: 最終的なおすすめ機種の提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)でみた「選び方の基本」に沿って各機を説明していきます。
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また、以下の本文では、Atlasのおすすめできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな部分を青字で記していきます。

【2025年12月発売】
20・ AQUA SIMPLE+ AQR-14A-DS
20・ AQUA SIMPLE+ AQR-14A-W
¥49,416 楽天市場 (9/27執筆時)
(エディオン系:白)AQR-14E5-W
21・AQUA AQR-14E5(W)
¥42,700 楽天市場 (9/27執筆時)
(ビック系:黒)
22・AQUA AQR-14AZ-DS
¥51,800 楽天市場 (9/27執筆時)
定格内容積:139L【右開き】
冷蔵室:87L〈68L〉
冷凍室:53L〈36L〉
霜取り機能:あり
運転音:
年間電気代:8,928円(288kWh)
SIMPLE+ AQR-14Aは、AQUAの販売する小型2ドア冷蔵庫です。

こちらには、特定店向けに「おまけ」付きの展開があります。。
エディオン系は、6個用の卵皿が2つ付属です。
標準ではないので、卵パックから出して保存している方はちょっと便利でしょう。
あとは、棚などのピンポイントのデザインの違いです。
ビック系も、同じ数の卵皿がおまけです。
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結論的にいえば、基本的に全機種から、安いものを選んでOKです。
ただ、同じほどの値段ならば、おまけを重視して選んでも良いでしょう。
あとは、同じなので、同時にみていきます。

定格内容積は、137Lです。
2ドア冷蔵庫では「小型の中くらい」です。
冷蔵庫のサイズは、幅50.0x高さ118.4x奥行56.8cmです。
幅50cmクラスで、必要な廃熱スペース幅も平均的です。
ただ壁側は「壁ピタ」配置ができます。
奥行自体もさほどないですし、他社より多少有利です。

冷蔵室は、87L〈68L〉です。
庫内は棚板は調整できますが、ガラス棚は2段で、庫内も少し狭めです。
なお、本機もガラストレイを採用します。

ボトムケースは、フリーケースです。
用途としては、低温にできる「低温ケース」です。
乾燥した冷風を防ぐ構造ではないので、野菜ケースには向かないと思います。

冷凍室は、下段にあり、50L〈36L〉の2段式です。
収納量は十分で、ボックスタイプの150Lクラス並といえます。
その上で、本機は、ファン式ですから、自動霜取り機能も付属です。
本体の天板は、上部が耐熱仕様ですので、電子レンジを置けます。
電気代は、多少ですが、平均より省エネ水準です。
静音性は、情報がないです。
このほか、珍しく、冷蔵室のみですが、ドアの開閉アラーム(閉じ忘れ警告)があります。2ドアであるのは、同社以外ではハイセンス位でしょう。
ワンポイントです。
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以上、アクアのSIMPLE+ AQR-14Aの冷蔵庫の紹介でした。
120L前後だと狭いが、150Lクラスだと広すぎるという方に向く機種です。
冷凍室がそれなりに大きな仕様ですので、1人暮らしでもそれなりに料理をする方には、割と良いかなと思います。
ただ、ボックスタイプの150Lクラスとそう設置性も値段も変わらないので、主には値段面で選択肢になると言えます。他社の同タイプと比べて安いようならば選べるでしょう。
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【2025年12月発売】
23・ AQUA SIMPLE+ AQR-16A-C
23・ AQUA SIMPLE+ AQR-16A-G
¥57,800 楽天市場 (9/27執筆時)
定格内容積:160L【右開き】
冷蔵室:82L〈66L〉
冷凍室:78L〈54L〉
霜取り機能:あり
運転音:20dB
年間電気代:8,339円(269kWh)
なお、アクアからは、もう1サイズ大きめの160Lクラスの冷蔵庫としてAQR-16Aの販売があります。

ただ、こちらは、ハイアールでもみた、ユーロスタイルの開き戸タイプの冷凍庫です。
冷凍室は、78Lです。
大きなケースが2段と、製氷スペースなどの上部収納が1段という構成です。
冷蔵室は、一方、フリーケースの上に2段の78Lです。
1つ上で見た140Lクラスの製品より狭い点派やや注意です。
特にこの形状だとドア側の収納性も弱めです。

設置性は、先ほどの機種とあまり変わりません。
天板は耐熱仕様で、レンジも置けます。
静音性は、20dBとの評価ので、問題ないです。
ユーロスタイルの冷凍庫ですが、インバーター搭載のため、ここに問題はないです。
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結論的にいえば、冷凍室に市販の冷凍食品を多めに収納したい場合には、候補にできるといえます。とくに、だいたい同じ形状の冷凍食品を一定数ストックする感じだと、この収納方式は合います。
そうした機種と比べても、インバーター採用で、収納量に対する節電性が良い上で、静音性も優秀で、装備は良いように思います。
ただし、冷蔵室は(2人暮らし以上で使うならばとくに)最低減のサイズに止まる感じです。また、1人暮らしでも基本野菜を常時ストックしたい方は、このスタイルが好みでも、170L以上でもう1サイズ大きめの機種を検討しても良いかもしれません。
2-2・ハイセンスの冷蔵庫

続いて、中国のハイセンスの小型冷蔵庫です。
ハイセンスは、グローバルに知られたブランドです。
テレビと冷蔵庫は日本のデンキヤでもよく見かけます。しっかり、日本に保守網もあるので、安心して買えます。

【2025年1月発売】
【135L】
(通常製品)(白・黒)
24・ハイセンス HR-D140KW
24・ハイセンス HR-D140KB
¥44,000 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
(Amazon向け)(白・黒・グレイ)
25・ハイセンス HR-D13K5W
25・ハイセンス HR-D13K5B
25・ハイセンス HR-D13K5S
¥27,800 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
(エディオン系向け)(白・黒)
26・ハイセンス HR-D13E4 HR-D13E4W
26・ハイセンス HR-D13E4 HR-D13E4WB
¥34,800 楽天市場 (9/27執筆時)
定格内容積:135L【右開き】
冷蔵室:86L〈70L〉
冷凍室:49L〈33L〉
霜取り機能:あり
運転音:23db
年間電気代:9,331円(301kWh)
HR-D140Kは、中国のハイセンスの135Lの小型冷蔵庫です。

流通ルートで2系統あります。
エディオン系・Amazon系は、ハイセンスのロゴなしの特注版です。
良く言えば「無印」的なシンプルさを追求したといった感じでしょうか。
あとはAmazon系の場合のみ「スペースグレイ」色がある以外は同じです。
外観デザインは、わりと良いです。
ガラスドアではないですが、とっての部分が個性的で、よいと思います。
定格内容積は、135Lです。
2ドア冷蔵庫では、120Lクラスと150Lクラスの間で「小型の中くらい」です。
一人暮らしの初心者に向く平均値と言えるサイズです。

冷蔵庫のサイズは、幅48.1x高さ112.7x奥行58.7cmです。
同じクラスの、パナソニックの138L型とだいたい同じ設置寸法です。

冷蔵室は、86L〈70L〉です。
3段トレイと下段にケースという構成です。
3段にすると多少きつめに見えますが、その場合は外せば良いだけです。
庫内はしっかりガラストレーが採用です。LEDも明るいです。

ボトムケースは、フレッシュケースという名前です。
実際はふたがないタイプのフリーケースです。
低温ケースでも野菜ケースでもない、ふたがないごくごく一般的なケースなので「1段目トレイ」と考えて普通に使ってください。

冷凍室は、49L〈33L〉です。
ユーロタイプではなく、ボックス式のボトムフリーザーです。
このサイズの冷蔵庫としては、冷凍室の収納量は、平均より多めです。
また、本機はファン式なので、霜取りが不要です。

本体の天板は、耐熱仕様ですので、上にレンジなどを置けます。
電気代も、年間9,331円です。
省エネ達成率100%ですので、この収納量に対して全体の平均値です。
ボトムフリーザー式のこのサイズとして問題ありません。
静音性は、23デシベルです。
この部分でも優秀です。

そのほか、本機は一般的に2ドア機には採用されない、ドアアラームが付くのも良い部分です。
3ドア冷蔵庫では、冷凍室アラームも付く機種があります。しかし冷蔵室のみとはいえ、アラーム付きは珍しく、本機の良い部分でしょう。
ちなみに、どの冷蔵庫も少し「前倒し気味」に設置してもらうと、「オートクローズ」しやすいので、閉め忘れがすこし減ります。
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以上、ハイセンスのHR-D140Kの紹介でした。
130L前後の1人暮らし向けの小さめとしては、外観デザインも良く、冷凍庫もボトムフリーザータイプの広めで、割と良さそうに思える製品です。
このクラスはライバル機も多いですが、ドアアラームの搭載もワンポイントです。
加ネットだと価格が安いので、費用対効果も良い製品と言えます。
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【2023年4月発売】
【124L】
【通常型番】HR-B12HB
27・ハイセンス 120L HR-B12HW【白】
27・ハイセンス 120L HR-K12HB【黒】
¥27,091 Amazon.co.jp (9/27執筆時)
【エディオン限定】HRD13E3W後継機
27・ハイセンス 120L HR-B12E4W【白】
¥25,800 楽天市場 (9/27執筆時)
定格内容積:124L【右開き】
冷蔵室:96L〈76L〉
冷凍室:28L〈24L〉
霜取り機能:
運転音:23db
年間電気代:7,099円(229kWh)
そのほか、ハイセンス機は、124Lの少し小さめサイズの製品もあります。
性能面は、いずれも霜取り必要な直冷式になるので、先ほどの機種との差があります。
ドアアラームも非装備ですので、性能面で個性に欠けます。

なお、エディオン限定は、こちらもハイセンスのロゴなしになります。
その上で、外観デザインを特注しています。

【2022年発売】
28・ハイセンス HR-D15FB
28・ハイセンス HR-D15F
¥40,700 Amazon.co.jp (9/27執筆時)
定格内容積:162L【右開き】
冷蔵室:113L〈93L〉
冷凍室:49L〈33L〉
霜取り機能:あり
運転音:23db
年間電気代:9,486円(306kWh)
HR-D15Fも、中国のハイセンスの冷蔵庫です。
1つ上で見た、135Lの製品について、冷蔵室の収納量だけ強化した製品です。
冷凍室は同じです。

定格内容積は、162Lです。
150Lクラスと170Lクラスの中間です。
2ドア冷蔵庫では「小型の大きめ」・「中型の小さめ」両方の言い方ができる機種です。いずれにしても、収納力は十分なタイプです。
冷蔵庫のサイズは、幅48.1x高さ122.7x奥行58.6cmです。
150Lクラスと設置性はだいたい同じです。
冷蔵室は、113L〈93L〉です。十分な広さがあります。
本機は、3段トレイに、下部のボトムケースです。
ボトムケースは、本機もフレッシュケースという名前です。
ふたがないので、上位機同様、1段目トレイとして何でも入れてください。
ただ、足があるので強冷した際に凍りやすいと言うこともないと思います。

冷凍室は、46L〈33L〉です。
冷凍庫は下位機種と同じサイズです。
ドアポケットも深めですし、使いやすいでしょう。
電気代は、9,486円の年間電気代です。
省エネ達成率をちょうどクリアする値ですので「平均値」です。問題ないでしょう。
静音性も、23デシベルで、優秀です。

デザイン性は、本機もガラストレー採用や庫内照明を含めて、値段の安さを感じません。
本機も、ドアアラームを装備します。
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以上、ハイセンスのHR-D15Fの紹介でした。
先述のように、150Lクラスより少し大きめの160Lです。
そのため、150Lの他社機と比べると、(あたりまえですが)冷凍庫・冷蔵室とも、広めになります。
ただ、公平を期して言えば、本機については、次回記事となる【大きめの2ドア冷蔵庫の比較記事】で170Lクラスと、値段や性能は見比べるべきでしょう。
ただ、(それでも)本機は「ドアアラーム(開閉センサー)装備」という、明確なチャームポイントがあり、機能面でも勝負できています。
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【2022年発売】
29・ハイセンス HR-G16AM
¥36,800 Amazon.co.jp (9/27執筆時)
定格内容積:162L【右開き】
冷蔵室:113L〈93L〉
冷凍室:49L〈33L〉
霜取り機能:あり
運転音:23db
年間電気代:9,486円(306kWh)
なお、ハイセンスからは、本機の外観を「ハイグレード」にした製品も出ています。

基本形状も、性能も同じですが、外装が鋼板ドアではなく、ミラードアになる点が違いです。
超高級機ではふつうにありますし、このサイズでも(反射を抑えた)ガラスドアならみられますが、ミラードアといって良い水準のものは珍しいです。
その他の部分は同じですが、結構「攻めている」製品に思えました。良いと思います。
2-2・アイリスオーヤマの冷蔵庫
はじめに、アイリスオーヤマの中型2ドア冷蔵庫です。
格安な白物家電に強いメーカーで、海外メーカーに値段で対応できる、数少ない日本企業と言えます。

【2024年5月発売】【各色】
30・アイリスオーヤマ IRSD-13A-W
30・アイリスオーヤマ IRSD-13A-B
¥33,525 楽天市場 (9/27執筆時)
定格内容積:133L【右開き】
冷蔵室:91L
冷凍室:42L
霜取り機能:あり
運転音:26dB
年間電気代:7,812円(252kWh)
IRSD-13Aは、アイリスオーヤマが販売する冷蔵庫です。

デザイン性は、本機は、高級仕様ではなく、普通のスタンダードクラスになります。
ただ、モダンな外観といえます。
定格内容積は、133Lです。
ただ、本機は他社が出している〈やまカッコ〉内の実収納量が非開示です。
実際的には、今回見ている小型機の平均ほどです。

冷蔵庫のサイズは、幅47x高さ124.0x奥行52.1cmです。
廃熱に必要なスペースは、左右10cmですし、幅部分の設置性は結構良いです。
逆に、背面はそれなり開けないと、スペック通りの電気代に収まりません。
冷蔵室は、91リットルです。
先述のように、実収納量は不明です。
庫内のガラス棚は3段で、下にケースが付属します。
ボトムケースは、普通のケースです。
フタ側収納がさほど充実しない代わりに、クリアケースの下に、缶用のすき間を確保するような提案があります。
ユニークですが収納力を稼げているかと言われれば、微妙な感じはあります。
冷凍室は、42リットルです。
やはり実収納量は非開示です。
ただ、ユーロ式の開き戸タイプは小型でも引き出しが2段で基本的に収納力は高いのですが、本機は、写真の通り、そう大きくはないです。
とくに、製氷皿は付属しますが、ユーロ型は、氷が作りやすい構造ではないです。
電気代は、7,812円の年間電気代です。
省エネ達成率はちょうど100%です。
ただし、先述のような設置スペースの余裕が必要です。

静音性は、26デシベルです。
旧機(28dB)よりましになりましたが、小型冷蔵庫の平均値は23デシベルあたりなので、数字は良くないです。
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以上、アイリスオーヤマのIRSD-13Aの紹介でした。
冷蔵庫は十分なスペースがありますが、冷凍食品は、製氷もする場合、ユーロ型としては若干狭めに思えます。
加えて、静音性評価がやや悪いので、冷蔵庫と「同じ部屋」で暮らす場合、若干不利な部分があります。キッチンと離れるならば、問題ありません。あとは、設置時の「すき間」が問題なく確保できるかの部分は確認を要するでしょう。
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なお、アイリスオーヤマからは、140L前後のユーロスタイルの冷凍庫を採用する製品が他にもあります。順番にみていきます。

【2019年11月発売】【各色】
31・アイリスオーヤマ IRSD-14A-W
31・アイリスオーヤマ IRSD-14A-B
31・アイリスオーヤマ IRSD-14A-S
¥34,678 Amazon.co.jp (9/27執筆時)
定格内容積:142L【右開き】
冷蔵室:90L
冷凍室:52L
霜取り機能:あり
運転音:28dB
年間電気代:8,029円(259kWh)
第1に、IRSD-14Aです。
1つ上の製品と仕様が近いですが、流通限定モデルになります。

定格内容積は、142Lです。
こちらのほうが、若干収ですが納力はあります。

冷蔵庫のサイズは、幅50x高さ121.5x奥行54.9cmです。
横50mmと後ろ60mmの廃熱スペースは必要ですが、設置性は小型機として問題ない水準です。

冷蔵室は、90リットルです。
実収納量はこちらも不明です。
庫内のガラス棚は3段で、下にケースが付属します。

冷凍室は、52リットルです。
下段ケースがやや大きめである部分を含めて、先ほどの製品よりやや余裕があります。
電気代は、8,028円の年間電気代です。
省エネ達成率は103%ですので、容量あたりで言えば、ここも先ほどの機種よりやや優れます。

静音性は、ただ、28デシベルです。
ワンルームでは、あまり使いたくない水準です
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結論的にいえば、冷凍室の収納力がそれなりに欲しい場合、本機を検討しても良いと思いますう。冷蔵室も、あまり料理をしないならば、小型機として、これだけあれば十分という場合は多いでしょう。
ただ、静音性は課題です。音の気になる空間への設置には、おすすめとは言えません。
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【2025年発売】(Amazon限定)
32・アイリスオーヤマ IRSD-14B-B
¥40,480 Amazon.co.jp (9/27執筆時)
定格内容積:140L【右開き】
冷蔵室:92L
冷凍室:48L
霜取り機能:あり
運転音:25dB
年間電気代:8,680円(280kWh)
第2に、IRSD-14Aです。
1つ上の製品の後継機似あたると思われる製品で、Amazon限定で売られるものです。
収納量は、各室ともほとんど旧機と変わりません。

設置性も、若干奥行と背丈は出たものの、大きな違いは感じません。
一方、光熱費の水準は、年間8,680円とやや悪いです。
その代わり、騒音値は、25dBとユーロ開きの製品の平均値ほどには収まっています。
----結論的にいえば、やはり、このタイプとしては、光熱費の水準がやや悪いのが目に付きます。本体価格もそこまで安くないので、選ぶにしても、先ほどの機種のほうが良い気はします。

【2025年1月発売】【各色】
33・アイリスオーヤマ 大凍量 IRSN-HF15A-W
33・アイリスオーヤマ 大凍量 IRSN-HF15A-B
¥45,253 Amazon.co.jp (9/27執筆時)
【限定色:内装ALL BLACK】
33・アイリスオーヤマ 大凍量 IRSN-BLK15A
¥47,499 Amazon.co.jp (9/27執筆時)
定格内容積:153L【右開き】
冷蔵室:93L
冷凍室:60L
霜取り機能:あり
運転音:27dB
年間電気代:8,122円(262kWh)
IRSN-HF15は、アイリスオーヤマが販売する冷蔵庫です。
先ほどの機種より、少し広めの150Lクラスになります。

本機は、大凍量シリーズとして、宣伝される冷蔵庫です。
ようするに、150Lクラスながら、冷凍庫重視で60Lという「広い冷凍庫」を持つのが本機の売りです。
ボックスタイプで良いならば、パナソニックやシャープにも60Lクラスはあります。
ただ、開き戸で3段収納となる「ユーロタイプ」はあまり展開がなく、珍しいです。

なお、このシリーズは内装ALL BLACKの上位版が出ています。
性能は同じですが、外観だけでなく、内装もブラックにしています。
意外にみられないコンセプトです。
ただ、他社がこうしないのは、白い内装の方が、壁の反射で庫内全体が明るく、見通しやすくするためです。
AQUA上位機のように、壁面を全面LEDにするなら別ですが、「格好良いが、使いにくい」デザインに思えます。
ただ、「ワインセラー」ではないですが、お酒とおつまみ専用で、リビングなどに置く場合、開けた時「テンションが上がる」部分はありそうに思いました。
あとは、変わらないので、同時にみていきます。

定格内容積は、153Lです。
本機も本機は他社が出している〈やまカッコ〉内の実収納量が非開示です。
冷蔵庫のサイズは、幅50x高さ129.2x奥行61.7cmです。
廃熱に必要なスペースは左右5cmと、壁側5cmです。
シャープの「メガフリーザー」と比べると、多少ですが大きめです。

冷蔵室は、93Lです。
庫内は2段で、下段にマルチケースという仕様です。
冷凍庫重視の機種ですが、1人暮らし向けとすれば、この程度でも十分です。
なお、天板は、耐熱天板なので、電子レンジは置けます。

冷凍室は、60Lです。
実収納量は非公開ですが、定格内容積で、先発のシャープの「メガフリーザー」よりわずかに広くしています。なお、本機も、霜取り不要のファン式です。
なお、ボックスタイプの冷凍庫と比べて、ユーロタイプの開き戸は、開けただけでは庫内全体を見通せないという難点があります。
その点で、個人的にはあまり好きではないタイプです。
しかし、ほぼ同型の冷凍食品をかなり大量に買う場合、整理して入れやすい部分があります。そういった食生活の場合、このタイプを選ぶ意味はあります。
製氷皿は付属します。ただし、専用の製氷スペースはないです。
引き戸式は、製氷皿が置きにくいので、普段多用する場合は、ボックスタイプをおすすめします。
電気代は、8,122円の年間電気代です。
先述のように、ユーロ型は、冷凍室の密閉性がある点で、この部分の数字は良いです。
なお、モーターがインバーターではないので、50Hz帯(東日本)の場合、多少電気代が安めになります。
静音性は、27デシベルです。
あまり良くないので、ここが難点です。
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以上、アイリスオーヤマのIRSN-HF15の紹介でした。
フリーザー「大きめ」で探している方は、候補となるだろう製品です。
冷蔵室も1人暮らし向けには必要十分なサイズがあるので、そこも問題なさそうです。
基本的には、視認性が良く、ワンアクションで開けられるボックスタイプの冷凍庫の製品を推します。
しかし、先述のように、ほぼ同じサイズの冷凍食品を大量に揃えて収納したい場合、このタイプは、整理して入れやすいため、選んでも良いでしょう。
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【2020年6月発売】
【黒・グレー系】
34・アイリスオーヤマ IRSE-16A-B
¥40,202 Amazon.co.jp (9/27執筆時)
34・アイリスオーヤマ IRSE-16A-HA
¥40,800 Amazon.co.jp (9/27執筆時)
【白系】
35・アイリスオーヤマ IRSE-16A-CW
¥40,600 Amazon.co.jp (9/27執筆時)
35・アイリスオーヤマ AF162L-W
¥57,318 Amazon.co.jp (9/27執筆時)
定格内容積:162L【右開き】
冷蔵室:100L
冷凍室:62L
霜取り機能:あり
運転音:28dB
年間電気代:8,835円(285kWh)
なお、同社の最大容量となるのは、 IRSE-16Aです。

同じユーロ型開き戸タイプの冷凍庫で、収納量が162Lです。
冷凍室は、本機も広めである上で、冷蔵室も、ボックス付きで広めの3段です。

ただ、先ほどの機種より、だいぶ背が高くります。
上面も耐熱天板ではないので、レンジを上乗せすることは想定されません。
このほか、冷蔵庫の玉子トレイほか、冷凍室の製氷皿も未付属です。
静音性も、28DBなので、課題と言えます。
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結論的にいえば、ワンルームの1人暮らし向けには、使い勝手があまり良くないように思います。
2-3・マクスゼンの冷蔵庫

続いて、マクスゼンの小型2ドア冷蔵庫です。
このブランドは、総合通販メーカーであるPREMOAで有名な日本の通販会社のPB製品です。
海外提携工場で組み立てた製品を、自社で売っています。

【2022年発売】
【121L】
36・maxzen JR121HM01WH
¥29,980 Amazon.co.jp (9/27執筆時)
定格内容積:121L【右開き】
冷蔵室:73L
冷凍室:48L
霜取り機能:あり
運転音:25db
年間電気代:8,990円(290kWh)
JR121HM01WHは、maxzenの冷蔵庫です。

定格内容積は、121Lです。
〈やまかっこ〉の実収納量は非開示ですが、収納力は限られます。
冷蔵庫のサイズは、幅49.5×高さ114×奥行55cmです。

冷蔵室は、73リットルです。
庫内構成も同じです庫内は2段です。
棚は、ガラストレイです。
ボトムケースは、ふたがない構造です。
何を入れても良い一方、特段の機能性はないタイプです。
ポケットは、ほぼペットボトル専用です。
そのため卵ケースが別に付きます。

冷凍室は、下段に48リットルです。
ハイアール機と同じで、ユーロ式の開き戸です。
上段用の製氷皿は付属です。
しっかりファン式で、霜取りも不要です。
本体の天板は、耐熱仕様ですので、レンジを置けます。
電気代も、年間8,680円です。
優秀と言えます。ボトムフリーザーのドア式は、他社機もですが、数値が良くなります。
静音性は、騒音値の開示があり、25デシベルです。
より静かな製品もありかすが、こちらでも問題ない水準です。
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以上、maxzenのJR121HM01WH紹介でした。
機能面の味付けは少なめの小型冷蔵庫で、「安さが武器」という製品です。
ただ、マクスゼンは、訪問修理網がないので、故障した際はデンキヤに持ち込むか、送付になります。大型荷物になるので、この部分はネックです。できるならば、延長保証などをかけるべきでしょう。
なお、ハイセンス・ハイアールにせよ、海外勢でも大手は日本に修理網がありますので、この部分はネックと言えます。
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【2021年発売】
【117L】(直冷式)
37・maxzen JR117ML01GM
37・maxzen JR117ML01SV
¥25,980 Amazon.co.jp (9/27執筆時)
定格内容積:117L【右開き】
冷蔵室:87L
冷凍室:30L
霜取り機能:
運転音:27db
年間電気代:7,130円(230kWh)
【2025年発売】
【138L】(直冷式)
38・maxzen JR130ML01WH
38・maxzen JR130ML01BK
¥23,980 楽天市場 (9/27執筆時)
定格内容積:130L【右開き】
冷蔵室:93L
冷凍室:37L
霜取り機能:
運転音:26db
年間電気代:7,564円(244kWh)
【2019年発売】
【138L】(直冷式)
39・maxzen JR138ML01WH
39・maxzen JR138ML01GM
¥29,980 Amazon.co.jp (9/27執筆時)
定格内容積:138L【右開き】
冷蔵室:98L
冷凍室:40L
霜取り機能:
運転音:27db
年間電気代:7,826円(246kWh)
なお、JR117ML01などもマクスゼンが販売する冷蔵庫です。

冷凍庫は、どの機種も、上側でトップフリーザー方式になります。
この構成の他機と同じで、いずれの機種も霜取りが必要な直冷式です。
あまり、おすすめできません。
2-4・ツインバードの冷蔵庫

続いて、ツインバード工業の小型2ドア冷蔵庫です。
中・低価格帯の白物家電を色々出している、老舗の東証上場企業です。
「一芸」に秀でた製品をたまに出すこともあります。

【2022年発売】
【140L】
40・ ツインバード HR-F915W
¥54,364 Amazon.co.jp (9/27執筆時)
定格内容積:140L【右開き】
冷蔵室:73L〈51L〉
冷凍室:73L〈61L〉
霜取り機能:あり
運転音:
年間電気代:8,886円(286kWh)
HR-F915Wは、ツインバード工業の小型冷蔵庫です。

デザイン性は、無印良品を思わせるシンプルなデザインで、良い感じです。
製造はハイアール系だと思いますが、ドアは特注かもしれません。
なお、ハンドルには抗菌加工があります。外観はガラストップです。

定格内容積は、140Lです。
スペックを見て分かるように、冷蔵庫と冷凍庫のバランスを「狙って」同じにしている節があります。
冷蔵庫が小さいので、収納量は120Lクラスです。「小型の小さめ」と思って買ってください。
冷蔵庫のサイズは、幅52.5高さ122.0x奥行59.3cmです。
やや幅広ではありますが、問題ありません。

冷蔵室は、73L(51L)です。
140Lクラスである点を含めると、かなり小さく、120Lクラスと同じです。
低段のフリーケースが特に薄いです。
ただ、企画の際に、よく使う食材に合わせて棚板を調整したとのことで、意味はあるようです。
ただ、卵はポケット側におけないので別にケース(6個用)が付きます。
卵は6個で買うとだいたい割高ですが、まあ仕方ないでしょう。

冷凍室は、一方、73〈61L〉です。
つまり、かなり極端に冷凍庫のサイズに「振った」製品です。
総計、4段・4ケースで、実収納量は相当多いです。
しっかりファン式で、霜取りも不要です。
ただ、ユーロ仕様のドア式ではあるので、慣れない方は注意してください。
本体の天板は、耐熱仕様ですので、レンジを置けます。
電気代も、年間8,866円です。
ユーロ仕様は、収納量が多く取れ、断熱材が使いやすいようで、容量に対して電気代の数値が良くなります。省エネ達成率で、100%を越えます。
静音性は、非開示です。
ここはしっかり出して欲しかった部分です。
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以上、ツインバード工業のHR-F915Wのでした。
先述のように、同社は何かしら「ワンポイントの工夫」をする場合が多いです。
本機も、極端に冷凍庫のサイズに「振って」いる点で、他社にはない面白さを感じました。しっかり、ファン式ですし、冷凍庫中心ならば選択肢になるでしょう。
なお、出張修理については保証書を見る限りですが、対応するようです。
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なお、ツインバードからは、このほかにいくつか2ドアの小型機の展開がみられます。
以下で、簡単に確認しておきます。

【2022年発売】
【140L】
41・ ツインバード HR-E914W
¥45,264 Amazon.co.jp (9/27執筆時)
定格内容積:140L【右開き】
冷蔵室:92L〈71L〉
冷凍室:48L〈32L〉
霜取り機能:あり
運転音:
年間電気代:7,192円(232Wh)
第1に、 HR-E914Wです。

2025年発売モデルで、ガラスドアではないものの、シンプルで邪魔にならない外観が魅力な機種です。
定格内容積は、こちらも、140Lの製品です。
冷蔵庫は、ただ、92Lです。
先ほどの機種より、こちらの収納量に重きを置く構成です。
一方、容量の割に庫内は2段です。ドア側を含め、日常の使いやすさに配慮がないのは、かなり気になる部分です。
冷凍室は、大小のケースが1つずつの48Lです。
ユーロスタイルとしては珍しく収納量が少なめです。
静音性は、不明です。
ユーロ開きの製品は、最近偏差が大きく、うるさいかは何とも言えません。
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結論的にいえば、冷蔵庫がメインでも、その部分の収納性があまり良くないのがネックです。
光熱費の水準はスペック上かなり良いですが、性能面で選べる機種ではないでしょう。
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【2023年発売】
【121L】
42・ ツインバード HR-G912W
¥45,273 Amazon.co.jp (9/27執筆時)
定格内容積:121L【右開き】
冷蔵室:48L〈32L〉
冷凍室:73L〈61L〉
霜取り機能:あり
運転音:
年間電気代:8,401円(271kWh)
第2に、 HR-G912Wです。
小さめの、121Lモデルです。

ツインバードの冒頭でみた機種から、冷蔵室だけ狭くした製品と考えてください。

設置幅は、幅49.5×奥行き55.0cmなので先ほどの機種より少し有利です。
見かけも引き続き良い製品ですが、やはり静音性の部分の言及がないのがネックと言えます。
また、冒頭書いたように、このサイズだと、庫内容量的に、1人暮らしでもほぼ料理しない方だけに向くので、その部分は注意してください。
次回につづく!
小型2ドア冷蔵庫のおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、最新の小型冷蔵庫の比較の2回目記事でした。
記事はもう少しだけ「続き」ます。

3・小型2ドア冷凍冷蔵庫の比較 (3)
3-1: 最終的なおすすめ機種の提案【結論】
対応できる人数 1-2人向け
電気代の安さ ★★★★★
冷蔵庫の広さ ★★★★★
冷凍庫の広さ ★★★★★
脱臭性能 ★★★★★
静音性 ★★★★★
外観デザイン ★★★★★
総合評価 ★★★★★
最終回となる3回目記事(こちら)では、ここまで紹介してきた全ての冷蔵庫から、予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
最終回記事は→こちら
