今回の結論!
衣類スチーマーのおすすめは結論的にこの機種!
1・衣類スチーマーの比較 (1)
=プレス・スチーム兼用機〈小型〉
1-1:パナソニック〈日本〉
1-2:日立〈日本〉
1-3:東芝〈日本〉
1-4:T-Fal〈仏国〉
1-5:アイリスオーヤマ〈日本〉
1-6:その他〈各社〉
2・衣類スチーマーの比較 (2)
=スチーム専用機〈中型〉
2-1:T-Fal〈仏国〉
2-2:コンエアー〈米国〉
2-3:パナソニック〈日本〉
2-4:アイリスオーヤマ〈日本〉
2-5:その他〈各社〉
3・衣類スチーマーの比較 (3)
=スチーム専用機〈据置型〉
3-1:コンエアー〈米国〉
3-2:SteamOne〈仏国〉
3-3:その他〈各社〉
4・衣類スチーマーの比較 (4)【結論】
=目的別・価格別のおすすめの提案
というわけで、今回は、各社の衣類スチーマーを比較してきました。
最終回となる4回目記事では、ここまで紹介してきた全ての衣類スチーマーから、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。
第1に、主に、忙しい朝のために「時短効果」を期待して衣類スチーマーを選ぶ場合におすすめなのは、
【2022年3月発売】
1・Panasonic NI-FS580-A
1・Panasonic NI-FS580-C
¥8,982 Amazon.co.jp (7/19執筆時)
【2021年3月発売】
2・Panasonic NI-FS570-T
2・Panasonic NI-FS570-PN
¥8,790 Amazon.co.jp (7/19執筆時)
かけ面:セラミックコート
コード:コード付
注水量:50mL
スチーム量:11g/分
ハイパワースチーム:33g/分
かけ面サイズ:幅70×長さ150mm
重さ :680g
スチーム力(薄手)★★★★★★
スチーム力(厚手)★★★★☆
不着臭の除去 ★★★★★
プレス利用 ★★★★☆
軽量性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
パナソニックの NI-FS590でしょう。
本編で書いたように、ハンドルの抗菌加工以外ほぼ違いのない旧機種でもOKです。
小型の「プレス兼用機」はライバルが多いです。
しかし、立ち上がりが19秒と最も高速な点、標準スチーム量が11g/秒と適度で、「スチーム残り」が少なくすぐ着て出れる点、ニオイ対策をしたい場合に、10秒のチャージで「瞬間3倍パワフルスチーム」が利用できる点など、便利な部分が多いです。
その上で、同社の製品の場合、吸水口とハンドル形状の工夫で、どの方向に動かしても、一定量のスチームが出る「360°パワフルスチーム」の仕組みがあります。
プレスと違って、立ち掛けで、立体的に動かすことの多い衣類スチーマーの場合、この仕様のほうが自由度は高いでしょう。
パナソニックは、この分野の「パイオニア」であり、毎年細かなモデルチェンジを重ねているので、進化の度合いも高いです。
プレスは、中温固定です。
しかし、1人暮らしならば、ワイシャツやチノパンなどは対応できるので、問題ないでしょう。むしろ、温度を気にしなくて良い点で、気楽です。
また、先端が細みで、ボタン周りなどのポイントプレスもしやすいので「兼用機」としての完成度は高いです。
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結論的にいえば、忙しい朝のための「2台目」として選ぶ場合、「迷ったらこの機種を選べば、恐らく後悔しないだろう」といえる機種です。
第2に、1人暮らしで、プレスも万能にできる「1台目」としておすすめできるのは、
【2021年3月発売】
【通常型番】
4・Panasonic NI-FS780-C
5・Panasonic NI-FS780-H
¥12,000 Amazon.co.jp (7/19執筆時)
【2021年3月発売】
【通常型番】
6・Panasonic NI-FS770-C
6・Panasonic NI-FS770-H
¥14,800 Amazon.co.jp (7/19執筆時)
【特定量販店用型番】(性能は同じ)
7・Panasonic NI-CFS770-C
7・Panasonic NI-CFS770-H
¥12,500 楽天市場 (7/19執筆時)
かけ面:セラミックコート
コード:コード付
注水量:115ミリリットル
スチーム量:11g/分
ハイパワースチーム:44g/分
かけ面サイズ:幅70×長さ160mm
重さ :705g
スチーム力(薄手)★★★★★★
スチーム力(厚手)★★★★☆
不着臭の除去 ★★★★★
プレス利用 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
パナソニックのNI-FS780でしょう。
本機についても、ハンドルの抗菌加工以外、実際的な違いがないので、旧機種でもOKです。
東芝や日立のコード付きは、ハイパワースチームができませんし、全体の完成度が高い部分を評価しました。
また、本機は、同社の下位機と違い、温度設定ができるため、プレス兼用として優秀です。
値段は、やや高いですが、先述のように、ハンドル形状と本体の工夫で、衣類スチーマーとしての部分は、本機の方が使いやすいです。
予算が許すようならば、本機が良いでしょう。
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1・スチームアイロンの比較(コードレス)
2・スチームアイロンの比較(コード付き)
そういった場合は、専用機が望ましいでしょう。作業の時短効果も期待できますから。
上のリンク記事で、パナソニックや東芝の製品を含めて、今回と同じように紹介しました。
第3に、ジャケットなどの衣類スチームに特化した「超強力」な衣類スチーマーとしておすすめなのは、
【2019年】
28・T-Fal アクセススチームプラス DT8100J0
¥6,580 楽天市場 (7/19執筆時)
【2022年】(上位機)
27・T-Fal アクセススチーム フォース DT8261J0
¥11,747 楽天市場 (7/19執筆時)
かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:185mL
スチーム量: 20g/分
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:
重さ :1200g
スチーム力(薄手)★★★★★★
スチーム力(厚手)★★★★★★
不着臭の除去 ★★★★★★
プレス利用 ☆☆☆☆☆
軽量性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
ティファールのアクセススチームプラスでしょう。
先述のように、上位機(アクセススチーム フォース)も登場しましたが、かなりの値段差があります。
費用対効果を考えると、今買うべきはその旧機種にあたる本機が良いかと思います。
持ちやすさと価格、そして消費電力とのバランスの部分で、本機を推します。
ニオイ取りや、お手入れのため、ジャケットなど厚手の服にも本格的に対応させる場合、10g/分程度の能力だと、不十分です。
水蒸気噴射量が、他機の「2倍」となる20g/分であるこの機種は、その点でかなり有利と言えます。
水蒸気量については、減らす方向にも調整がきくため、「スチーム残り」の問題も少ないでしょう。
この点でワイシャツなどにも使える、万能機です。
それなりに重さがありますが、形状的に持ちやすいです。
設置性も、3メートルの電源ケーブルだけで利用できる形式である上、ドアなどに引っかけておける仕組みで、好きなときに使えるメリット性もあります。
立ち上がり時間も、45秒と速いので、忙しい日本の朝にも便利に対応してくれるでしょう。
そのほか、セラミックプレートで、簡易的なシワ伸ばしができる点、強力スチームで、スーツなどの消臭も期待できる点などが見所です。
価格もさほど高くないですし、冬などにとくにジャケットを多用する方が専用機として買う場合は、良い機種です。
連続使用時間も18分ありますから、毎日の水補給は不要です。
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【2021年】
31・T-Fal アクセススチーム ピュア DT9531J0
¥10,580 Amazon.co.jp (7/19執筆時)
かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:200mL
スチーム量: 22g/分
ハイパワースチーム:66g/分
かけ面サイズ:
重さ :1100g
スチーム力(薄手)★★★★★★
スチーム力(厚手)★★★★★★
不着臭の除去 ★★★★★★
プレス利用 ☆☆☆☆☆
軽量性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
ただし、デリケートな衣類を中心にスチームを使うという方は、アクセススチームピュアをおすすすめします。
新しい、アクセススチームフォースと同世代なので、22g/分と(ほぼ)変わらないスチーム量を持つ上で、3秒感のパワフルスチームにも対応できます。
その上で、クリーンパッド・ベルベットパット・スチームボンネットとアタッチメントが豊富なので、衣類に合わせて丁寧に処理したい場合には最適です。
時間をかけて、几帳面に大事な衣類をケアしたいという場合、本機がもっとも合いそうです。
第4に、欧米で利用しているような、固定型の衣類スチーマーをお探しならば、
【2022年】
47・ SteamOne Stilys ST706SB
¥45,000 Amazon.co.jp (7/19執筆時)
かけ面:
コード:コード付
注水量:1200mL
スチーム量:27g/分
ハイパワースチーム:
水漏防止:
かけ面サイズ:
重さ :7.5kg
備考 持続時間45分
スチーム力(薄手)★★★★★
スチーム力(厚手)★★★★★★
不着臭の除去 ★★★★★
プレス利用 ☆☆☆☆☆
軽量性 ★★☆☆☆
総合評価 ★★★★★
フランスのSteamOneの発売する Stilys ST706SB でしょう。
デザイン性の良さは、いうまでもないです。
このタイプは、一度買うと長く使うことになるため、この部分は重要視してもよいです。
機能面でも、スチーム量が27g/分と強い上で、据置型としては珍しく、12g/分と少し弱めにも設定できます。
また、オートスタート/ストップセンサーで、ホルダに置くだけで、スチームがON/OFFされる使い勝手も評価できます。
性能面では、本編で見たコンエアー(上位機)も良いのですが、スチームの吐出量の調整ができない部分と、スチームのオフがスイッチ式になる部分で、こちらかなと思います。
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【執筆時在庫なし】
49・SALAV GS-39-DJ ガーメントスチーマー
(¥8,980) Amazon.co.jp (7/19執筆時)
)かけ面:
コード:コード付
注水量:1200mL
スチーム量:
ハイパワースチーム:35g/分
水漏防止:
かけ面サイズ:
重さ :3.8kg
備考 持続時間45分
スチーム力(薄手)★★★★☆
スチーム力(厚手)★★★★★★
不着臭の除去 ★★★★★
プレス利用 ☆☆☆☆☆
軽量性 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★☆
一方、格安機で探すならばSALAV G-39 が良いでしょう。
スチームが沸いたら、オフまで「強力に出っぱなし」ではありますが、安いです。
消費電力も1300Wなので、このタイプではそれなりに加減もあります。
利便性の部分でも、重たい据置型としては、車輪付きで稼働性に配慮があるなど、単なる「ジェネリック」とは言えない製品です。
第5に、旅行用に携帯できる衣類スチーマーをお探しの方は、
【2019年】
37・パナソニック NI-MS100-A
37・パナソニック NI-MS100-VP
¥6,000 Amazon.co.jp (7/19執筆時)
かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:60ミリリットル
スチーム量:
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:
重さ :640g
スチーム力(薄手)★★★★☆
スチーム力(厚手)★★★☆☆
不着臭の除去 ★★★★☆
プレス利用 ☆☆☆☆☆
軽量性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
パナソニックがのNI-MS100-Aでしょう。
軽量性はほどほどですが、ボックス付きで収納性が良く、しかも小さいため、旅行用に向きます。
その上で、海外電圧にもデフォルトで対応するなど、携帯機として重要な要素を兼ね備えており、評価できます。
女性はもちろん、男性でも、喫煙者の方などの出張用としてニーズはあると思います。
ただし、パワー自体は家庭用には大きく及ばないため、兼用は向きません。あくまで「サブ機」として、旅行用に使いたい方におすすめします。
補足:このブログの関連記事の紹介
というわけで、今回は、衣類スチーマーの紹介でした。
1・コードレスアイロンの比較
2・コード付きアイロンの比較
3・衣類スチーマーの比較
4・ズボンプレッサーの比較
なお、クリーニング屋さんのように「かける」をメインにする製品も比較して考えたい方は、このブログの上記1番の記事もご覧ください。
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(1回目からの続きとなりますので、1回目記事をご紹介いただけると嬉しいです!)
ではでは。