今回の結論!
衣類スチーマーのおすすめは結論的にこの機種!
1・衣類スチーマーの比較 (1)
=プレス・スチーム兼用機〈小型〉
1-1:選び方の基本
1-2:パナソニック〈日本〉
1-2:日立〈日本〉
1-3:東芝〈日本〉
1-4:T-Fal〈仏国〉
1-5:アイリスオーヤマ〈日本〉
1-6:その他〈各社〉
2・衣類スチーマーの比較 (2)
=スチーム専用機〈中型〉
2-1:T-Fal〈仏国〉
2-2:コンエアー〈米国〉
2-3:パナソニック〈日本〉
2-4:アイリスオーヤマ〈日本〉
2-5:その他〈各社〉
3・衣類スチーマーの比較 (3)
=スチーム専用機〈据置型〉
3-1:SteamOne〈仏国〉
3-2:LG〈韓国〉
4・衣類スチーマーの比較 (4)
=最終的なのおすすめの提案【結論】
というわけで、今回は、各社の衣類スチーマーを比較してきました。
最終回となる4回目記事では、ここまで紹介してきた全ての衣類スチーマーから、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。
第1に、主に、忙しい朝のために「時短効果」を期待して衣類スチーマーを選ぶ場合におすすめなのは、
【2023年1月発売】NI-FS780後継機
1・Panasonic NI-FS790-C
2・Panasonic NI-FS790-H
¥12,482 Amazon.co.jp (9/24執筆時)
かけ面:セラミックコート
コード:コード付
注水量:115mL
スチーム量:15g/分
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:幅70×長さ160mm
重さ :690g
スチーム力(薄手)★★★★★
スチーム力(厚手)★★★★★
不着臭の除去 ★★★★★
プレス利用 ★★★★☆
軽量性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
パナソニックの NI-FS790でしょう。
しかし、立ち上がりが19秒と高速な点、標準スチーム量が15g/秒と多めな点、スチームが残りにくい、10g前後での運用もできる点など、見どころです。
とくに、同社の製品の場合、吸水口とハンドル形状の工夫で、どの方向に動かしても、一定量のスチームが出る「360°パワフルスチーム」の仕組みがあります。
プレスと違って、立ち掛けで、立体的に動かすことの多い衣類スチーマーの場合、この仕様のほうが自由度は高いでしょう。
他社の場合は、利用する角度によって、スチーム量が変わる場合があるので。
パナソニックは、この分野の「パイオニア」であり、毎年細かなモデルチェンジを重ねているので、進化の度合いも高いです。
プレスも、3段階の温度設定ができるため優秀です。
形状的に、ポイントプレスがしやすい配慮があります。
対応できる繊維も、段階調整できる機種は増えるため、その部分でも良い機種といえます。
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【2022年3月発売】
5・Panasonic NI-FS580-A
6・Panasonic NI-FS580-C
¥7,800 Amazon.co.jp (9/24執筆時)
かけ面:セラミックコート
コード:コード付
注水量:50mL
スチーム量:11g/分
ハイパワースチーム:33g/分
かけ面サイズ:幅70×長さ150mm
重さ :680g
スチーム力(薄手)★★★★★
スチーム力(厚手)★★★★★
不着臭の除去 ★★★★★
プレス利用 ★★★☆☆
軽量性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、本機は少し高いです。
予算をセーブしたい場合は、2022年旧機の中位機種となる NI-FS580でしょう。
スチーム量は、旧機種なので、11gです。
もともと、パナソニックは、「11g/分推し」で、その程度が、「スチーム残り」が少なくすぐ着て出れると強調していました。
この世代は、足りなかったら「瞬間3倍パワフルスチーム」は使えるので、買われる際、上位機との値段差が広かったら、こちらでも良いように思えます。
プレスは、ただし、高温(160度)固定です(スチームは190度)。
そのため、プレスで対応できる衣類は減ります。
しかし、1人暮らしならば、ワイシャツやチノパンなどは対応できるので、問題ないでしょう。むしろ、温度を気にしなくて良い点で、気楽です。
第2に、ジャケットなどの衣類スチームに特化した「超強力」な衣類スチーマーとしておすすめなのは、
【2022年発売】
27・T-Fal アクセススチーム フォース DT8261J0
¥9,290 楽天市場 (9/24執筆時)
かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:200mL
スチーム量: 23g/分
ハイパワースチーム:69g/分
かけ面サイズ:
重さ :1160g
スチーム力(薄手)★★★★★
スチーム力(厚手)★★★★★★
不着臭の除去 ★★★★★★
プレス利用 ★☆☆☆☆
軽量性 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
ティファールのアクセススチームフォースでしょう。
それなりに重さがありますが、形状的に持ちやすいです。
このタイプは基本、加圧式の衣類スチーマーになるので、スチーム量が多く、また、安定してその量を出せます。
パナソニックのプレス兼用機も、上位機だと15g/分まで伸びました。
しかし、本機は23g/分ですし、厚手の衣類は「大得意」です。
スチーム量も2段階で調整可能です。
デリケートな衣類や薄手の衣類には、14g/分も出せるので、柔軟に処理可能です。「スチーム残り」の問題も少ないでしょう。
パワフルに出す場合は、瞬間的に69g/分を出せます。
通常モードを含めてですが、強力スチームで、スーツなどの消臭も期待できる点などが見所です。
プレスはできません。
しかし、セラミックのヒーティングプレート部分で、簡単なシワ伸ばしはできます。
連続使用時間も、強運転(ターボモード)で8分ありますから、毎日の水補給は不要でしょう。
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【2021年発売】
28・T-Fal アクセススチーム ピュア DT9531J0
¥6,580 Amazon.co.jp (9/24執筆時)
かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:200mL
スチーム量: 22g/分
ハイパワースチーム:66g/分
かけ面サイズ:
重さ :1100g
スチーム力(薄手)★★★★★
スチーム力(厚手)★★★★★★
不着臭の除去 ★★★★★★
プレス利用 ☆☆☆☆☆
軽量性 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
ただ、アクセススチームピュアが、少し安めです。
アクセススチームフォースと同世代、同グレードなので、22g/分と(ほぼ)変わらないスチーム量を持ちます。
3秒間のパワフルスチームも対応できますし、出力を弱める調整も可能です。
その上で、クリーンパッド・ベルベットパット・スチームボンネットとアタッチメントが豊富なので、衣類に合わせて丁寧に処理したい場合には最適です。
時間をかけて、几帳面に大事な衣類をケアしたいという場合、本機のほうが合いそうです。
構造的に、ヒーティングプレートは未装備です。
完全プレスができる機能ではないので、それでも問題ないかとおもいます。
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【2022年発売】
【通常色】
29・T-Fal アクセススチーム イージー DT7131J0
¥7,100 楽天市場 (9/24執筆時)
【Amazon限定色】(黒)
29・T-Fal アクセススチーム イージー DT7138J0
¥7,099 Amazon.co.jp (9/24執筆時)
かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:150mL
スチーム量: 21g/分
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:
重さ :910g
スチーム力(薄手)★★★★☆
スチーム力(厚手)★★★★★★
不着臭の除去 ★★★★★★
プレス利用 ☆☆☆☆☆
軽量性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
一方、中位機扱いですが、アクセススチームイージーは、衣類スチーマーが「初めて」の方には良いように思えます。
スチーム量は、21gで固定です。
量を増減できるスイッチがない機種だからです。
ただ、シンプルでよいとも言えます。
厚手の衣類は問題なく処理できますし、スーツやジャケットもそのように言えます。
ヒーティングプレートや3倍のハイパワースチームも省略されますが、その分、迷わず、「安全重視」で、名前通り、イージーに使えそうです。
重さも、このタイプでは加減があり、持ちやすいように、重心のバランス調整もなされますし、この部分も初めて買う方には良いと思います。
第3に、欧米で利用しているような、固定型の衣類スチーマーをお探しならば、
【2022年発売】
46・ SteamOne Stilys ST706SB
¥15,800 楽天市場 (9/24執筆時)
かけ面:
コード:コード付
注水量:1200mL
スチーム量:27g/分
ハイパワースチーム:
水漏防止:
かけ面サイズ:
重さ :7.5kg
備考 持続時間45分
スチーム力(薄手)★★★★★
スチーム力(厚手)★★★★★★
不着臭の除去 ★★★★★
プレス利用 ☆☆☆☆☆
軽量性 ★★☆☆☆
総合評価 ★★★★★
フランスのSteamOneの発売する Stilys ST706SB でしょう。
外観のデザイン性の良さは、いうまでもないです。
このタイプは、一度買うと長く使うことになるため、この部分は重要視してもよいです。
機能面でも、スチーム量が27g/分と強い上で、据置型としては珍しく、12g/分と少し弱めにも設定できます。
また、オートスタート/ストップセンサーで、ホルダに置くだけで、スチームがON/OFFされる使い勝手も評価できます。
性能面では、本編で見たコンエアー(上位機)も良いのですが、スチームの吐出量の調整ができない部分と、スチームのオフがスイッチ式になる部分で、こちらかなと思います。
第4に、旅行などに携帯できる衣類スチーマーをお探しの方は、
【2019年発売】
38・パナソニック NI-MS100-A
38・パナソニック NI-MS100-VP
¥7,980 Amazon.co.jp (9/24執筆時)
かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:60mL
スチーム量:
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:
重さ :640g
スチーム力(薄手)★★★★☆
スチーム力(厚手)★★★☆☆
不着臭の除去 ★★★★☆
プレス利用 ☆☆☆☆☆
軽量性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
パナソニックがのNI-MS100-Aでしょう。
軽量性はほどほどですが、ボックス付きで収納性が良く、しかも小さいため、旅行用に向きます。
その上で、海外電圧にもデフォルトで対応するなど、携帯機として重要な要素を兼ね備えており、評価できます。
女性はもちろん、男性でも、喫煙者の方などの出張用としてニーズはあると思います。
ただし、パワー自体は家庭用には大きく及ばないため、兼用は向きません。あくまで「サブ機」として、旅行用に使いたい方におすすめします。
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【2022年発売】
44・SteamOne FOLDABLE JPFD130B
¥27,000 Amazon.co.jp (9/24執筆時)
かけ面:
コード:コード付
注水量:150mL /80mL
スチーム量: 24g/分
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:
重さ :970g
スチーム力(薄手)★★★★★
スチーム力(厚手)★★★★★
不着臭の除去 ★★★★★
プレス利用 ☆☆☆☆☆
軽量性 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
一方、アパレル関係者や、スタイリストなどが持ち歩くならば、やはりSteamOneでしょう。
ドライヤー並みには小型です。
同社の従来タイプと違って、見映え的に「銃みたい」でもなくなったので、その部分も含めて良いかと思います。
水蒸気噴射量は、24g/分ですし、2サイズのタンクが付く部分も「気が利いて」います。
補足:このブログの関連記事の紹介
というわけで、今回は、衣類スチーマーの紹介でした。
1・コードレスアイロンの比較
2・コード付きアイロンの比較
3・衣類スチーマーの比較
4・ズボンプレッサーの比較
なお、クリーニング屋さんのように「かける」をメインにする製品も比較して考えたい方は、このブログの上記1番の記事もご覧ください。
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(1回目からの続きとなりますので、1回目記事をご紹介いただけると嬉しいです!)
ではでは。