【今回レビューする内容】2023年 パナソニックの最新4Kテレビの性能とおすすめ・選び方(パナソニック編) 40 43 49 50 55 65 75インチ
【比較する製品型番】 パナソニック 4Kビエラ MX800シリーズ TH-43MX800 TH-50MX800 TH-55MX800 TH-65MX800 TH-75MX800 LX800シリーズ TH-43LX800 TH-50LX800 TH-55LX800 TH-65LX800 TH-75LX800 JX800シリーズ TH-40JX750 TH-50JX750 GR770シリーズ TH-43GR770 TH-49GR770 LX900シリーズ TH-43LX900 TH-49LX900 LX950シリーズ TH-55LX950 TH-65LX950 TH-75LX950 MX950シリーズ TH-55MX950 TH-65MX950 TH-75MX950 レウアウトフリーテレビ TH-43LF1L TH-43LF1
今回のお題
最新モデルの4K液晶テレビのおすすめはどの機種?
ども、Atlasです。
今回は、2023年7月現在、最新の4K対応の液晶テレビの比較の4回目記事です。
4K液晶テレビのうち、パナソニックのビエラを紹介していきます。
1・東芝の4K液晶TVの比較
:選び方の基本の説明【導入】
:レグザ〈日本〉
2・シャープの4K液晶TVの比較
:アクオス〈日本〉
3・ソニーの4K液晶TVの比較
:ブラビア〈日本〉
4・Panasonicの4K液晶TVの比較
:ビエラ〈日本〉
5・LGの4K液晶TVの比較
:ナノセル〈韓国〉
6・ハイセンスの4K液晶TVの比較
:Hisense TV〈中国〉
7・TCLの4K液晶TVの比較
:TCL TV〈中国〉
8・各社の4K液晶TVの比較
:フナイ〈日本〉
:アイリスオーヤマ〈日本〉
9・各社の4K液晶TVの比較
:オリオン
:maxzen・DMM ほか
10・おすすめの4K液晶テレビ
=全機からのおすすめの提案【結論】
なお、全般的な「4Kテレビの選び方の基本」は、1回目記事の冒頭(こちら)に書きました。
そちらを先にお読みいただいた方が、わかりやすいかと思います。
よろしくお願いします。
映像の美しさ ★★★★★
目の疲れにくさ ★★★★★
音質の良さ ★★★★★
ネット動画 ★★★★★
番組表 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、いつものように、各製品を比較します。
そして、最後の「結論編」(こちら)では、上表のようなポイントから、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案する型式で書いていきます。
ーーーー
1・小型液晶テレビの比較
2・大型液晶テレビの比較
3・4K液晶テレビの比較
4・有機ELテレビの比較
5・8Kテレビの比較
6・おすすめTVのまとめ 【結論】
なお、今回の記事は、TVを紹介した一連の記事としては「3回目記事」の一環として書きました。
4・パナソニックの4K液晶TVの比較
というわけで、パナソニックの4K液晶テレビの紹介です。
過年度モデルも残るので、性能的に「入門機」「中級機」「高級機」にわけつつ説明します。
4-1・パナソニックの入門機
はじめに、各年度のパナソニックの4K液晶テレビの入門機からです。
--
なお、以下では、いつものように、Atlasのおすすめできるポイントを赤字系で、イマイチと思う部分を青字系で書きます。

【2023年7月発売】
【43インチ】
1・パナソニック TH-43MX800
¥110,000 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
【50インチ】
2・パナソニック TH-50MX800
¥125,000 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
【55インチ】
3・パナソニック TH-55MX800
¥148,999 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
【65インチ】
4・パナソニック TH-65MX800
¥180,000 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
【75インチ】
5・パナソニック TH-75MX800
¥230,000 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
モニターパネル:VA
バックライト :直下型(スリム)
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート:4K
フレームレート:4k/60p
新4K放送チューナー:搭載(2)
4Kビエラ MX800シリーズは、パナソニックの4K液晶テレビの2022年の入門機です。
液晶パネルは、VAパネルです。
パナソニックはIPSのイメージですが、近年はVAに転換してきています。
IPSは、目が疲れにくく、彩度部分で「味付け感」なく、落ち着いた色彩が評判です。
VAは、一方、他社では標準のパネルです。コントラストが上げやすく、黒の引き締まるTV向きの液晶です。視野角も広いです。
その点で、PCモニター用は別として、VAはテレビ向きに必要な要素を備えるため、悪くないです。
ただし、(味付け多めの)高輝度・高彩色なので、従来の比較的落ち着いたIPSとは少し異なります。
バックライトは、直下型です。
従来のエッジ型から改良されました。
直下型は、テレビを薄く作りにくい難点があり、壁掛けには一般的に向きません。
しかし、最近は「スリムな直下型」が出てきているため、それを採用していると思います。
43型の場合、パネル下部の厚みがある部分でエッジ型だと6.9cmだったのが、直下型でも8.3cmで済んでいます。
薄さ重視のパナソニックも思い切って採用したのかと思います。
実際、画質は直下型のが上位なので進化と言えます。
とくに、同社の場合、エリアごとコントラストを制御する「エリアコントラスト制御 PRO」技術を併用しています。
バックライトの点滅制御ではないので、上表の「エリア制御」には該当しません。
しかし、直下型としても「ちょっと良い仕様」と言えます。
値段差はあるものの、各社の入門機だけで較べた場合、この部分は優秀と言えます。
4Kチューナーは、Wチューナーが付属します。
ただし、4Kの2番組同時録画は非対応で、視聴しながら、裏番組録画ができる仕様です。
HDR10技術は、対応です。
HDRは、他社機でも説明したように、新4K放送でも採用される輝度向上技術です。
対応しない場合、輝度の部分で情報通りの正確な表現ができませんが、本機は対応です。
一方、パナソニックは、AI HDRリマスター機能として、地デジなど、HDR画質のない標準画質の映像も、HDR水準に再計算する技術を取り入れます。
東芝やソニーも持つ技術ですが、採用しない企業もある点から言えば、ワンポイントです。
画像エンジンは、4Kファインリマスターエンジンです。
他社機でも説明したように、エンジン(CPU)の質が良いと、リモコンなどの駆動性がよくなるほか、画質補正面で色々な恩恵を受けられます。
なお、4Kテレビは、解像度が高いため、地デジなど解像度が4Kの水準に及ばない映像を拡大して表示しています。
例えるならば、画素の低いカメラで撮ったスナップ写真を、A3サイズまで引き延ばして投影しているようなものです。
そのため、画質を適切にアップコンバートして、画像のアラを取り除く画像エンジンの性能がものを言うところがあります。
本機も、機能として、「高精細化」「ノイズ除去」機能を持ちます。
「広色域化技術」も、パナソニックが強調する部分です。
ヘキサクロマドライブという三次元カラーマネジメント回路で、発色を良くする技術です。
デンキヤで「Panasonicのテレビの綺麗さ」を実感するのは、大程度、この部分が好影響しています。
上位機と違いパネルの性質が異なるVAパネルとの組み合わせですが、問題ないでしょう。同社も、色域は従来より拡大した、と表現しています。
また、2023年機からは、「あざやか色補正」「[地デジ美肌補正」とい色処理技術も加わりました。
先述のバックライト方式の変更に由来しつつのエンジンの進化でしょう。
「超解像技術」は、特に4Kテレビについては注目してよい部分です。
再計算によって4K画質に「アップコンバート」する際の処理技術の総称として、その際の技術を、一般的に「超解像技術」と呼びます。
パナソニックの場合、明示的にはこの言葉を使いませんが、ソニーのオブジェクト超解像のような手法で、ノイズ処理・高詳細化処理をしつつ、フレーム内の高詳細化(高画質化)をなしています。
ただし、いずれにしても、東芝の高度なフレーム間解析ではないですので、水準としては、普通です。
画質の自動調整は、本機は高度に対応です。
ディープラーニングを利用し、100万コンテンツを分析した学習用データベースを元にAI(人工知能)が処理を加えます。
結果、単純に「番組の種類」だけでなく、細かい「シーン」にあわせた自動調整ができます。
高画質化技術も、コンテンツの内容をAIが理解してこそ、効果を発揮できるといえます。
その点で言えば、画質モードを手動で切り替えず「自動モード(オートAI画質モード)」でずっと見ているような(一般人の)使い方の場合、画質の底上げはかなり期待できるでしょう。
東芝ほかのように、外的な視聴環境(明るさ・照明色)は把握されないですが、十分効果的です。
一方、2023年機から、オートAI利用時、映像だけでなく、連動してサウンドモードも自動調整する仕様になりました。
他社の後追いですが、便利には違いありません。ニュース・映画・スポーツなどを判別して、適切に出力します。
倍速液晶は、動きのあるスポーツなどの映像の「残像感」を減らすために重要です。
本機の場合、倍速パネルとしては未搭載です。
ただ、「クリアモーション」という残像制御技術を持ちます。
バックライト制御の高速化によるもので、他社のように点滅という言い回しはしませんが、ここでは「2倍速相当」の実力としておきます。
入門機グレードでは対策がないメーカーもありますので、この部分も評価できます。
録画機能も搭載です。
本機の場合、見ている番組以外に2つの番組が同時録画できる仕様です。
ダビング10にも対応です。
録画時間は通常のハードディスクを使用した場合は、地デジならば、2TBで約240時間の録画ができる計算です。4K放送ならその半分です。
番組表は、Panasonicの場合、多少、課題です。
番組表のメイン画面の視認性やフォントの見やすさの点では、無理に押し込んだ感じがあり、大手ではイマイチなところもあります。
ただ、操作性は良いですし、便利機能を含めた実用度はさすがに高く総合力は高いです。
映像配信サービスは、パナソニックの場合、同社のスマートTVアプリサービスを利用します。
DAZN・Netflix・Amazonビデオ・ひかりTV・YouTube・dTV・アクトビラ・HULU・ツタヤTVなど、日本でサービスインしている動画サービスは網羅されます。
メジャーサービスは全て対応で、この点で不満を感じる方は少ないでしょう。
一方、シャープ・ソニー機は、Google TVを採用し、好きなTVアプリをインストールできる点から言えば、メーカー独自のOSである本機は、柔軟性に欠ける部分はあります。
ただ、東芝機の説明で書いたように、映像配信サービスについては、このブログの【STB機器の比較記事】で詳しく比較したような、他社製端末をテレビの裏に挿して使った方が、使い勝手が良いです。
各サービスへの対応幅が広いという部分だけでなく、TVのエンジンではなく、内蔵エンジン(CPU)がそれだけに使われる部分で、安定性や処理速度が上ですから。
TVへの「全部入り」は便利ですが、増設するなら、特段、Google TVでなくても不便はないでしょう。
また、増設しないとしても、本機は代替のサブスクサービスに対応できていますし、ライトユーザーならば、問題ないと思います。
無線LANも、搭載です。
また、パナソニックがブルーレイなどで採用する「外からどこでもスマホで視聴」に対応します。
放送中番組や、HDDに録画した番組を外出先でもインターネット経由で観ることができます。予約も可能ですね。
スピーカーは、一方、本機は、総合20Wのフルレンジスピーカーです。
あまり工夫がないです。
あえて言えば、立体音響規格のドルビーアトモスに対応する部分は指摘できますが、上向きスピーカーがあるわけでもないので、やはり平凡です。
そのため、こだわりたいならば、このブログの【サウンドバーの比較記事】で書いたような同社製品を導入する方が良いでしょう。
1-2万円程度でも大幅に改善します。
また、本機はHDMIがeARC対応なので、マルチチャネル対応の高級機でも、接続が簡単です。
1・Amazon Echoの比較
2・各社のスマートスピーカーの比較
3・スマート学習リモコンの比較
音声アシスタントサービスは、非搭載です。
ただ、Amazon系とGoogle系のAIスピーカーとは、(別売のリモコンなしでも)直で連携可能で、TVの操作も可能です。
興味のある方は、以上の記事をご覧ください。
周辺機器との連携は、各社とも特徴のある部分です。
パナソニックの場合も、同社のDIGA(レコーダー)の対応機と連動させる場合、30日分の「過去番組表」表示が可能になります(2017年年機以降)。
テレビ側の「未来番組表」とシームレスに使えるので「過去未来番組表」と同社は呼びます。
レコーダーは、2017年以降の機種ならば(ほぼ)対応です。同社の製品は、このブログだと、【パナソニックのブルーレイDIGAの比較記事】で説明しています。
そのほか、お馴染みの「(4K)お部屋ジャンプリンク」で、同社のテレビ・レコーダーとLAN経由でネットワーク利用ができるのも「売り」です。
ちなみに、パナソニックのようなレコーダーも出す企業(東芝・シャープ・ソニー)のテレビは、自社製品とのリンク部分を重視したテレビを開発しています。
なお、これらの機能は、パナソニックの現行の4K機は基本的にどれも備わります。
HFR(ハイフレームレート)は、PS5(プレステ5)など次世代ゲーム機を利用する場合、注目して良い部分です。
対応する場合、60フレーム/秒以外に、120フレーム/秒(4K/120Hz)の表示も可能になり「なめらかな動き」が楽しめるからです。
同社の場合、このグレードでは未対応です。
----
以上、パナソニックのMX800シリーズの紹介でした。
VAパネルの採用は、従来のパナソニックのテレビファンからすると論争的でしょう。
ただ、2023年からはバックライト部分が直下型なった部分、また、(点滅制御ではないですが)エリアコントラスト制御も引き続き採用された点を含めて、IPS時代の入門機より総合的な画質は「現代的になった」と言えます。
広色域化技術のヘキサクロマドライブとの相性は良さそうですし、VAもテレビ用としては悪くないので、(入門機の場合)この方向性で良いと思います。
その上で、2倍速相当のパネルですので、ある程度までスポーツなどの動きに強く、高輝度対応色補正処理と液晶の高度なバックライト制御で陰影のコントラストがはっきり出ます。
画質自動調整やスマートTVの部分を含めて、全体として「穴の少ない入門機」です。
ーーー
【2022年7月発売】
【43インチ】
6・パナソニック TH-43LX800
¥90,800 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
【50インチ】
7・パナソニック TH-50LX800
¥98,865 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
【55インチ】
8・パナソニック TH-55LX800
¥111,843 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
【65インチ】
9・パナソニック TH-65LX800
¥135,725 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
【75インチ】
10・パナソニック TH-75LX800
¥199,981 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
モニターパネル:VA
バックライト :エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート:4K
フレームレート:4k/60p
新4K放送チューナー:搭載(2)
一方、1世代前の入門機となるのがLX800シリーズです。
この世代の場合、バックパネルはエッジ型でした。
その部分で、直下型を採用してきた新機種とは、画質面で差があります。
あとは、AIオート時、サウンド調整に非対応だったのが目立つ程度です。
---
結論的にいえば、この2機に限っていえば、画質部分で結構な差があるので、新機種を選んだ方が良いようにみえます。
ーーーー
【2021年7月登場】
【40インチ】
11・パナソニック TH-40JX750
¥136,700 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
【50インチ】
12・パナソニック TH-50JX750
¥111,500 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
モニターパネル:VA
バックライト :エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート:4K
フレームレート:4k/60p
新4K放送チューナー:搭載(2)
さらに1世代前の入門機となるJX800シリーズが一部サイズのみ残ります。
2021年機もVA液晶であり、画像エンジンにかかわる部分も含めて、2022年機と性能は変わりません。
その他の部分も、(あえて言えば)音響面でDolby Atomos規格に対応できない点が目立つだけで、あとは、ゲーム用のUIの改良と、録画時にチャプターが付けられるようになった程度です。
ただ、価格差ももうないので、よほど安い場合を除けば、選択肢にしなくて良いと思います。
【2020年1月発売】
【43インチ】
13・パナソニック VIERA TH-43GR770
¥154,860 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
【49インチ】
14・パナソニック VIERA TH-49GR770
¥171,800 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
モニターパネル:IPS
バックライト :エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート:4K
フレームレート:4k/60p
新4K放送チューナー:搭載(2)
GR770シリーズは、パナソニックの4Kテレビとしては、やや特殊なモデルです。
この機種は、いわゆる「録画テレビ」で、ブルーレイと2TBのハードディスクが内蔵されるモデルです。
後ほど別に紹介する、三菱がこのようなオールインワン型を機種を「得意」としていましたが、パナソニックが、この市場に「新しく乗り込んだ」格好です。
液晶パネルは、IPS液晶です。
バックライトは、エッジ型ながらエリア制御に対応します。
画像エンジンは、旧型仕様(2020年機相当)なので、「広色域化技術」(ヘキサクロマドライブ)や、HDRへのアップコンバートなどが未搭載です。
録画機能は、2TBのハードディスクとブルーレイを内蔵するため充実します。
とくにブルーレイは、4K画質に対応するULTRA HDです。
単品のレコーダーでも搭載しない機種も多い状況なので、録画部分は相当充実した機種です。
一方、後述の三菱と比較すると、パナソニックの場合、4K衛星放送の長時間録画に対応します。
内蔵HDDならば最大520時間、BDでも12時間録画に対応します。
単品のレコーダーでも、新4K放送を長時間録画できるのはパナソニックの新機種のみという点を考えると「豪華仕様」です。
もちろん、通常画質の番組も12倍録画に対応です。
外付けハードディスクにも対応します。
番組表や映像配信サービスは、下位機種と同じです。
ただし、YouTube TSUTAYA TVと、同社のアクトビラのみの対応です。
無線LANも、搭載です。
また、下位機種と同じで、「外からどこでもスマホで視聴」に対応します。
放送中番組や、HDDに録画した番組を外出先でもインターネット経由で観ることができます。予約も可能です。
スピーカーの音質は、総計30Wです。
Dolby Atmosは非対応ですが、音圧については、本機の方が少しだけスペックが良いです。
HFR(ハイフレームレート)は、こちらも未対応です。
----
以上、パナソニックのGR770シリーズの紹介でした。
オールインワン型を狙っている方は選択肢になるでしょう。三菱の一体型と比較する場合、本機は、IPS液晶を採用するため、画質的には優れます。
4Kの長時間録画に早くも対応した点も評価できます。
ただ、ディスクやHDDが故障した場合は、TVを含めての修理となる点が、一体型の弱点です。
この点で、Atlasはあまり一体型を推さないことが多いです。
4-2・パナソニックの中級機
つづいて、各年度のパナソニックの4K液晶テレビの中級機です。
中級機の場合売り出し時価格は10万を超える場合が多いですが、型落ちだと10万を下回る場合もあります。
【2022年7月発売】
【43インチ】
15・パナソニック TH-43MX900
¥131,755 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
【50インチ】
16・パナソニック TH-50MX900
¥146,991 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
モニターパネル:VA
バックライト :直下型+Wエリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K/HDR10
フレームレート:4k/120p
新4K放送チューナー:搭載(2)
VIERA 4KのMX900シリーズは、パナソニックの2022年モデルの中級機になります。
液晶パネルは、本機もVAパネルです。
バックライトも、直下型+エリア制御ですので、上で見た入門機と同じです。
ただ、エリア制御の部分が、上級のWエリア制御です。
複雑な模式図ですが、ようするに、下位機種にあったエリアコントラスト制御PROに加えて、バックライトの点滅制御(分割駆動:グローバルディミング)が加わったと理解してください。
この2つを併用するため、同社は「Wエリア制御」という特別な名前をつけています。
今回の図表でいえば「直下型+エリア制御」に該当する上位仕様であり、下位機種とは明確な差があります。
4Kチューナーは、本機もWチューナーを搭載します。
また、本機の場合、4Kの裏番組録画のほか、視聴中の4K番組ならばそちらも同時に録画できます。
HDR10技術は、対応するモデルです。
下位機種同様に、AI HDRリマスター搭載で、通常画質のHDRへのアップコンバートも表明しています。
パナソニックによるとこの技術は、新4K放送のHLG圧縮信号にも効くとのことです。
HLGの輝度データが4K液晶でうまく活かせない点は、2018年の放送開始直後、各社で問題となりました。その部分への対応をなした、と言うことでしょう。
画像エンジンは、本機も、素材解像度検出4Kファインリマスターエンジンを搭載します。
ヘキサクロマドライブに対応するなど、性能は、下位機種と同じです。
ただ、IPS液晶となる点で、実際の画質は、本機のほうが、パナソニックが目指していると言える、ナチュラル系の色彩に近いとは言えます。
デンキヤで「Panasonicのテレビの綺麗さ」を実感するのは、ヘキサクロマドライブとIPS液晶の部分が好影響していますし。
画質の自動調整は、本機も、下位機種同様に、音質を含めたオートAI画質に対応です。
ディープラーニングを利用し、100万コンテンツを分析した学習用データベースを元に、AIがコンテンツの種類を把握して、画質モードを変更するので、楽です。
また、本機は環境光センサーを搭載しています。AIが部屋の照明色を理解し、それに応じた調整をオートAI画質に加えています。
合わせ技で、自動調整部分は、下位機種よりもかなり高度です。
ただ、番組のコンテンツ情報をクラウドから取得する東芝上位機には(それでも)少し負けます。
加えて、音声モードの自動調整については、パナソニックの場合、もうひとつ上のグレードからの対応です。
倍速液晶は、先述のクリアモーションのほか、本機は(本物の)2倍速パネルを装備します。
業界的な表現では、4倍速相当で対応します。
録画機能も搭載です。
この機種の場合、見ている番組以外に2つの番組が同時録画できる仕様です。
番組表は、下位機種と同じです。
長細いメイン画面の視認性はイマイチながら、実際の利便性は高い、という傾向です。
また、先述のように、同社のDIGA(レコーダー)と連動させた場合、「過去30日の番組表」がみれますので、お持ちならばより便利かと思います。
映像配信サービスは、こちらも、同社のスマートTVアプリを利用できます。
Google TVではないですが、4Kコンテンツを含めて充実度は高いです。
無線LANも、搭載です。
また、下位機種と同じで、「外からどこでもスマホで視聴」に対応します。
放送中番組や、HDDに録画した番組を外出先でもインターネット経由で観ることができます。予約も可能です。
音声アシスタントサービスは、搭載です。
本機については、Google系かAmazon系(Alexa)をあらかじめ選択した上で、リモコンボタンで呼び出せます。
スピーカーの音質は、総計30Wのアンプです。
また、(高さ方面の)立体3D音響情報についての音響規格となるドルビーアトモス規格にも対応です。
最近のゲーム機や、Netflixをはじめとするネットの映画コンテンツに、収録されることが増えている音響規格です。
ただ、2スピーカーでは、あくまでバーチャルな再現です。
リアルに楽しみたい場合、このブログの【サウンドバーの比較記事】で書いたような同社製品を別に購入するか、もしくは、しっかりハイトスピーカーを搭載する、同社の上位TVを選ぶのが良いでしょう。
なお、規格的には、本機もeARCに対応します。
HFR(ハイフレームレート)は、HDMIの接続端子が、HDMI2.1(4K120p)に対応です。PS5などの最新ゲーム機では、低遅延ないし、なめらかな表示ができるので、最適な仕様です。
なお、細かく見ると、4K/120Hz利用時、ALLM(自動低遅延モード切替)・VRR(可変リフレッシュレート)と対応します。
AMD FreeSync Premiumにも対応するので、PCの外部モニターとしても良いでしょう。
フレームレートは、少し特殊な話なので、詳しくは、PC専用の【ゲーミングモニターの比較】のほうで説明しました。
----
以上、パナソニックのMX900シリーズの紹介でした。
全体の総合性能は、他社の上位機と比するものがあり十分です。
直下型で高度なエリア制御を伴うため、映像の奥行感の表現も良好です。
加えて、ヘキサクロマドライブと4倍速相当の液晶を搭載する点で、総合的な画質の面で下位機種と差があります。
古参のVIERAファンの方には、VA液晶採用の部分に違和感を感じる方もいるかもしれません。
もちろんIPS機が(今後)出ればそれに越したことはないとは言えます。
しかし、本機でも、従来の「見疲れしにくい」感じに調整しやすいパナソニックの特性は維持されていると感じました。
4K HDR時代の現在的な映像美を液晶で得ようとする場合、必然的な進化と言えますし、パナソニックを「指名買い」するならば、現状では、この製品が最も良い(パナソニックらしい)と思います。
ーーー
【2022年7月発売】
【43インチ】
17・パナソニック TH-43LX900
¥107,200 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
モニターパネル:VA
【55インチ】
18・パナソニック TH-49LX900
¥131,000 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
モニターパネル:IPS
バックライト :エッジ型+Wエリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K/HDR10
フレームレート:4k/120p
新4K放送チューナー:搭載(2)
一方、中級機も1世代前の製品が残ります。
液晶パネルは、この世代は、55インチのみIPSでした。
VAも良いと思いますが、従来的な「ナチュラル系」のパナソニックの味付けを好む場合は、こちらのが「安心感」はありそうです。
一方、LEDの配置が「エッジ型」になります。この部分は、新機種に負けますが、Wエリア制御ですので、そう悪くもないです。
あとは、下位機種同様、オートAIにおいてサウンドまでは連動しないのが、新機種との主な違いです。
---
結論的にいえば、特に(見疲れしにくい)IPSにこだわりがある方は、本機を選んでも良いように思えます。
エリア制御を伴うならばエッジ型の欠点は確実に減りますし「悪くない」と思います。
【2022年発売】
【43V HDDなし】
19・パナソニック VIERA TH-43LF1L
¥150,000 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
【43V 2TB HDDあり】
20・パナソニック VIERA TH-43LF1
¥199,980 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
モニターパネル:IPS
バックライト :エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート:4K
フレームレート:4k/60p
新4K放送チューナー:搭載(2)
TH-43LF1L は、パナソニックの4Kテレビとしては、相当にユニークモデルです。
2機種あります。
TH-43LF1は、チューナー側にHDDが内蔵され、そのまま録画できるモデルになります。ただ、 TH-43LF1Lも、市販のUSB HDDを増設することで、録画は可能です。
写真を見れば一目瞭然ですが、TVチューナー部分とモニターが無線(ワイヤレス)な製品です。
TVチューナーが別置になるタイプはプラズマTV時代にもありました。
しかし、無線というのは相当ユニークです。データ量の多い4K放送も対応します。
チューナーとTVの間の接続は、Wi-Fi(Wi-Fi5)です。
アドホックに直接つなげる(最大35メートル)こともできます。
ただ、ルーターを介した方が、安定します(上図)。最近は、このブログの【無線LANルーターの比較記事】でも記したように、テレビとの通信安定性を高められる新製品もでています。
配線的な配慮もあるため、設置面でかなり自由に使えそうです。
部屋によっては「かなり便利」に思えます。
ただ、ゲーム用・レコーダーのHDMI端子は、モニタ側に2つです。本体にも1つありますがメンテ用(TVとつなげる用)です。
その場合、テレビのコード周りが完全にスッキリするわけでもないのが少し注意点です。
実際、長いスタンドにコードが這うのはみっともないので、本機は外部機器はあまり使わず「テレビ専用」で使うものです。
なお、利用しない際は、「音付きで動く壁紙壁紙」的なディスプレイとしても利用できます。
液晶パネルは、しっかりIPSパネルを使用します。
より高度な工夫をしたパネルもあります。ただ、堅実な品質ですし、本機のような(画質部分でいえば)入門機にあたる機種の場合、安心感はあります。
バックライトは、エッジ型です。
本機も、エリアコントラスト制御技術(プロ)は持ちますが、Wエリア制御は不採用です。
(ワイヤレスな部分で)少し価格が高いですが、この部分の仕様は入門機と同じです。
HDR10技術は、対応です。
本機も、AI HDRリマスター搭載で、通常画質のHDRへのアップコンバートも表明しています。
画像エンジンは、しっかり、中位機相当です。
同じ、素材解像度検出4Kファインリマスターエンジンを搭載します。
機能面も同等です。
画質の自動調整も、オートAI画質に対応ほか、先ほどの機種と機能性はだいたい同じです。
ただ、無線伝送なので、データ量の多い4Kについては、チューナーとTVの間を「圧縮」(ビットレート変換)して送る仕様です。電波状況を判断しつつDRモードで送る場合、あるいはそれ以下の場合もあります。
可変性は、VOD(サブスク動画)利用時に調整されるようなイメージで良いかと思います。家庭内なので、しっかりしたルーターなら問題ないでしょう。
また、環境光センサーは、不採用です。
照明の色温度は分からず、照度だけをみれる(普通の)明るさセンサーなので、この部分で技術差はあります。
倍速液晶は、不採用です。
下位機種同様にクリアモーションはあるので「2倍速相当」です。
4Kチューナーは、本機もWチューナーを搭載します。
2番組、あるいは、番組を見ながら、別の番組の録画が可能です。
録画機能も搭載です。
とくに上位機の場合、ワイヤレスチューナー部分に2TBのHDDを搭載しています。
同社のレコーダーと同じで、新4K放送の長時間録画にも対応しており、結構優秀です。
機能面でも、スマホでの遠隔視聴(どこでもディーガ)や遠隔予約に対応するなど、(一般ユーザーには)DIGAの代わりを十分果たせる性能です。
なお、こうした録画機能については、このブログでは【パナソニックのブルーレイDIGAの比較記事】でもう少し詳しく書いています。
なお、ドライブもあれば完全な「ハイブリッド」でしょうが、ドライブは未搭載で、ディスクは利用できません。
一方、HDDなしのモデルも4TBまでのHDDを、USB経由でチューナー側に増設可能です。
この場合も、4Kを含め長時間録画モードが利用できます。
番組表は、下位機種と同じです。
なお、下位機種で説明した、DIGAからの「過去番組表」の取得は、HDDを搭載しないLF1Lだけの対応になります。
この部分似注目すると、HDDなしのモデルは【パナソニックのブルーレイDIGAの比較記事】で書いたような製品(特に全録機)ユーザーがターゲットかもしれません。
ただし、先述のようにHDMI端子は本体側です。
映像配信サービスは、こちらも、同社のスマートTVアプリを利用できます。
だいたいの有料コンテンツは対応です。
先述のように、HDMIがテレビ側な機種ですし、他機よりこの部分は重要かと思います。
無線LANも、搭載です。
音声アシスタントサービスは、本機もGoogle系かAmazon系(Alexa)をあらかじめ選択する方向です
スピーカーの音質は、総合20Wです。
さほど工夫はない、ステレオです。
ARC対応のHDMI端子は先述のようにテレビ側になるので、優れた外部スピーカーの増設も難しいでしょう。
HFR(ハイフレームレート)は対応しません。
---
以上、パナソニックのTH-43LF1Lの紹介でした。
テレビとしての性能は入門機と中級機の「真ん中あたり」な製品です。
ただ、ユニークなコンセプトで、とくに、インテリア性の部分で欲しいという方は一定数いるかと思います。
リビングでじっくり使うには、スピーカーが弱いように思えますが、あとは、先述のHDMI配線の部分に(部屋の美観面の)問題が生じないようならば、選んで良いかと思います。
4-3・パナソニックの上級機
最後に、各年度のパナソニックの4K液晶テレビの上位機です。
【2023年7月発売】
【55インチ】
21・パナソニック TH-55MX950
¥242,336 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
【65インチ】
22・パナソニック TH-65MX950
¥319,836 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
【75インチ】
23・パナソニック TH-75MX950
¥471,309 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
モニターパネル:VA
バックライト :mini LED+Wエリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K/HDR10
フレームレート:4k/120p
新4K放送チューナー:搭載(2)
VIERA 4KのMX950シリーズは、同社の4K液晶テレビの最上位機です。
上で見た中位機のMX850シリーズと比較した際、上位機だけ持つ特長は、以下の2点です。
第1に、バックライトの品質です。
こちらは、ミニLEDバックライト+量子ドットカラーという構成です。
既に、東芝とシャープの上位機の部分で詳しく説明しました。
簡単にだけ繰り返せば、液晶パネル方式に限っていえば、この方法が、4K HDR時代にふさわしい明暗表現、広色域化処理を得る場合、現状で最も効果的なコンビです。
一方、この方式でも、パネル自体はIPSを採用する企業があります。
しかし、(意外にも)パナソニックはVAの採用でした。
それでも、同社の売りのWエリア制御・ヘキサクロマドライブなどは採用するので、パナソニック的な「味」はあるでしょう。
第2に、スピーカーシステムです。
下位機種よりパワフルな総計50Wの出力になっています。
ただ、仕組みは左右のフルレンジと、中心部のウーファーという構成で、上位機としては充実していると必ずしも言い難い部分があります。
HFR(ハイフレームレート)は、本機も、4K/120Pです。
---
以上、VIERA 4KのMX950シリーズの紹介でした。
先述のように、ミニLEDバックライト+量子ドットカラーは、4K HDR時代のコンテンツに対応する場合、現状では「最もよい構成」と言えます。
価格も他社に比べても競争力があります。
ただ、従来的にIPSパネルにこだわってきたといえるパナソニックが、最上位機でもVAパネルを選んだこと、また、新採用のこれらの技術を強調したアピールもあまりしていないとは言えます。
サイトも「更なる高コントラスト映像を追求した有機ELテレビもおすすめ」として、そちらに誘導するようなアピールが見られました。
たしかに、パナソニックの場合(プラズマテレビ時代の遺産もありつつ)有機ELの方が「メーカー的なノウハウがより活かせる」部分はあるかもしれません。
ここのところ、上位機に限っていえば、パナソニックは液晶への力の入れ具合が「緩んでいる」感じがあります。その点で言えば、このグレードの高級機を同社から選ぶ場合、【有機ELテレビの比較記事】でみたような、同社の製品も同時に検討すべきでしょう。
ーーー
【2022年7月発売】
【55インチ】
24・パナソニック TH-55LX950
¥165,029 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
【65インチ】
25・パナソニック TH-65LX950
¥186,800 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
【75インチ】
26・パナソニック TH-75LX950
¥292,629 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
モニターパネル:IPS
バックライト :エッジ型+Wエリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K/HDR10
フレームレート:4k/120p
新4K放送チューナー:搭載(2)
なお、1世代前の上位機となるVIERA 4KのLX950シリーズが残ります。
ディスプレイは、この世代だと、IPSパネルでした。
バックライトは、ただしWエリア制御を伴うもののエッジ型でした。
mini LEDも量子ドットも採用されませんので、新機種とは映像美の部分で差があります。
ただ、バックライト技術の改良で、バックライト密度を増やすことで、輝度ピークを向上させることで、4K HDR時代に対応させようという、「独創性」はあったと言えます。
高級機にふさわしい画質を得るためには、エッジ型だと難しいということで、新機種では方向転換したとはいえるでしょうが。
スピーカーは、逆に、新機種より豪華です。
総計60Wの出力になっています。
構成もそのように言えます。
左右2基のフルレンジ型スピーカー2基のほか、上部に、イネーブルドスピーカーを装備させています。
下位機種でも天井方向の音データを再現できるドルビーアトモスに対応します。最新のゲーム機や映画コンテンツに採録される音情報です。
その場合、(バーチャルな再現ではないならば)高さを表現できるスピーカーが「マスト」です。
本機は、それをしっかり装備することで、外部スピーカーを購入せずとも2.0.2chの立体音響が実現できる仕様にしています。
あとは、大きな違いは見られません。中級機の場合と同じで、サウンドがオートAIに連動しないだけです。
---
結論的にいえば、なんとなく、パナソニックはIPSをもう出してくれなそうなので、その部分を「マスト」と考えるならば、おさえても良い機種に思います。
スピーカーにも目立つ工夫があるので、別にスピーカーを買うのが邪魔に感じるが、音質は重視したい方に向くでしょう。
次回記事の予告
4K液晶TVのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、パナソニックの4K液晶テレビを紹介しました。
しかし、記事は、まだまだ「つづき」ます。
5・LGの4K液晶TVの比較
:ナノセル〈韓国〉
6・ハイセンスの4K液晶TVの比較
:Hisense TV〈中国〉
7・TCLの4K液晶TVの比較
:TCL TV〈中国〉
8・各社の4K液晶TVの比較
:フナイ〈日本〉
:アイリスオーヤマ〈日本〉
9・各社の4K液晶TVの比較
:オリオン
:maxzen・DMM ほか
10・おすすめの4K液晶テレビ
=全機からのおすすめの提案【結論】
次回の5回目の記事(こちら)では、LGエレクトロニクスから発売されている4K液晶テレビを比較します。
映像の美しさ ★★★★★
目の疲れにくさ ★★★★★
音質の良さ ★★★★★
ネット動画 ★★★★★
番組表 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、10回目の結論(こちら)で、ここまで紹介してきた全機種を対象に、上表のようなポイントから、目的別・用途別にAtlasのおすすめ機種!について書きたいと思います。
引き続き、よろしくお願いします。
5回目の記事は→こちら