1回目記事からの続きです→こちら
5-1・東芝の有機ELテレビの比較

5回目記事のトップバッターは、TVSレグザ(東芝)の有機ELテレビです。
同社は、どちらかというと液晶テレビのほうでプレゼンスがありますが、高度な画像補正技術を活かして、有機ELも頑張っています。
1・有機ELテレビの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック 1
2・ 有機ELテレビの比較 (2)
2-1:パナソニック 2
2-2:ソニー
3・ 有機ELテレビの比較 (3)
3-1:シャープ
4・ 有機ELテレビの比較 (4)
4-1:LGエレクトロニクス
5・ 有機ELテレビの比較(5)
5-1:レグザ(東芝)
6・ 有機ELテレビの比較(6)
6-1:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」の説明に沿いながら、各機をみていきます。
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なお、以下では、いつものように、Atlasのおすすめできるポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で書きます。

【2025年6月発売】
【48インチ】(放熱プレートなし)
68・東芝 REGZA 48X8900R
¥197,793 Amazon.co.jp (1/2執筆時)
モニターパネル:OLED
【55インチ】
69・東芝 REGZA 55X8900R
¥202,999 Amazon.co.jp (1/2執筆時)
【65インチ】
70・東芝 REGZA 65X8900R
¥284,994 Amazon.co.jp (1/2執筆時)
【77インチ】
71・東芝 REGZA 77X8900R
¥598,491 Amazon.co.jp (1/2執筆時)
モニターパネル:OLED(高輝度型)
倍速パネル:2倍速
ネット動画:自社方式
フレームレート: 4K/144Hz
新4K放送チューナー:搭載(2)
レグザのX8900Lシリーズは、同社の有機ELテレビの入門機です。

パネルは、LGのOLEDです。
「新開発 高コントラスト有機EL」という名前です。
REGZAの入門機の場合、1世代前(X8900N)では(冷却パネルの改良で)メーカー独自に輝度が旧機の1.1倍となったとされます。その上で、この世代では、1.3倍との表記です。
パネルセルは、その表記からして、55型以上は高輝度型のOLEDでしょう。最大輝度は、ただし(廃熱面の独自改良で)それ以上に強化されていそうです。見た感じではOLED.exほどあったように思えました。
なお、48型は従来通りの(普通の)OLEDの輝度です。

熱対策は、独自対策があります。
バックパネルに放熱プレートを独自に挿入して独自改良をなしています。
このパネル種の入門機には(工夫があること自体)珍しいです。
熱による画質への影響は低まりますし、画質に好影響を与えるでしょう。
ただし、48インチは未装備です。
サイズ的に発熱量が少ないので不要とも言えなくもないです。ただ、LGによって高輝度パネルが用意されない点、あるるいは、画面が小さいことによるスペース的な問題とからだと思います。
そのほか、表面パネルに独自の低反射加工があるのもワンポイントです。ただ、こちらも、48インチは不採用です。

画像エンジンは、上位のレグザエンジン ZRαです。
エンジンは次に見る同社の上位機にも採用される同社のハイエンドです。
次に見る上位機には及ばないものの、多くの画像補正に対応します。
重要なものを順番にみておきます。

第1に、クラウドAI高画質テクノロジーです。
同社の液晶テレビにも見られる技術です。ネット経由で視聴中の番組ジャンル情報を取得し、上図の諸データを適切に調整します。
ここは、他社に対する独自性で、レグザの画質の良い理由の1つです。
他社機の場合、TV映像の情報を、記憶されたプログラム(またはAI)で処理するだけです。レグザは、映像情報だけでなく、クラウドで視聴中の番組情報も参考にして処理するので、この部分で精度が期待できます。
伝統的に、同社は画像エンジンについて「最もこだわる」メーカーですが、本機もこの部分で特長があります。

第2に、ナチュラルフェイストーンProです。
やはり、レグザが入門機からこだわる「美肌」にかかわる最新技術です。
AIエンジンのの深層学習の成果を使いつつ、顔の検出精度を上げ、適切に肌色を補正するというものです。1つ上の技術を保管するものです。

第3に、地デジAIビューティPROです。
フルHDクラスの映像を4Kにアップスケーリングするための処理技術全体を意味します。
細かく見る場合、超解像処理が高度でフレーム間処理です。
地デジの場合、前後合わせて5フレーム見て補正します。一般的に言って、他社の超解像処理は、1フレームのみの参照(フレーム内処理)で、ここは昔からの東芝の売りです。
その上で、画像バンクを深層学習させた、AIで処理していくのが新しい部分と言えます。

第4に、アニメビューティPROです。
顔検出機能応用です。画像圧縮時などに生じるバウンディングノイズ(階調ムラのシマシマ)を抑えつつ、先述の顔検出を応用して、顔をクッキリ表示させるというものです。
そのほか、ネット動画の高画質化処理を行うネット動画ビューティPROやバンディングノイズを除去するネット動画バンディングスムーサーPROなども独自機能です。

第4に、AI超解像PROです。
主に地デジなどの低解像コンテンツに有効な超解像処理の1つです。
AIによる絵柄解析技術を利用しますが、元映像の絵柄の各部分の画質の善し悪し(精細さ)を解析し、補正するのか、復元するのか、適切に判断する技術です。
ノイズ処理に関係する部分です。

画質の自動調整も、対応です(おまかせAIピクチャーZRII)
コンテンツの内容をみて、ジャンルに合わせて調整します。
他社でもみましたが、本機は環境光センサーを内蔵するので、部屋の明るさと、照明色が把握できます。それと、先述の映像情報を付け合わせて、画質を自動調整できます(おまかせAIピクチャー)
このブログにも【LEDシーリングライトの比較記事】がありますが、最近は、調色できるのが普通なので、良い機能です。

その上で、AIコンテンツ判別も言及に値します。
先述のように、同社の製品は番組情報をクラウド(クラウドAI高画質テクノロジー)からコンテンツの種類の情報取得します。
ただ、ネット動画や録画機器からHDMIで入ったコンテンツには対応できないため、この機能があります。ディープラーニング技術を使ったものでしょう。

また、コンテンツの種類を判別した上で、いくつかの特定のシーンの判別もできます(AIシーン高画質PRO)。
現状だと、夜景、花火・星空、リング競技、サッカー・ゴルフ・ライブシーンは、判別が付くようです。
AIオートモードにして、そうしたシーンを察知した場合、最適な画質調整が施されることになります。
AI学習とビッグデータ活用技術の進化で、最近はこの手の映像分析が年々高度化しています。ちなみに、どのシーンをAIに学習させたかは、やはりメーカー間で個性があります

HDR規格(HDR10)にはこちらも対応します。
データベースと照合しつつ輝度を調整するHDR復元やコントラスト制御をするHDRリアライザーなど、多彩な技術が網羅されます。
前者の機能性は、標準画質のコンテンツにも有効です。機能は、HDRオプティマイザーと総称されます。

倍速パネルは、搭載で「2倍速」です。
同社の旧機種は、「黒映像挿入」(インパルスモーションモード)での疑似的な手法でしたが、この世代は、他社同様パネルだけで対応します。

スピーカーは、総合60Wです(重低音立体音響システムX)。
左右に2WAYメインスピーカーが合計2×2基、上部にハイトスピーカーが2基、中央に重低音用のウーファー(20W)が1基の、7スピーカー構成です。
チャンネル数は、2.1.2ch構成です。
ただ、48インチと75インチはやや構成が変わります。
48インチは、中央のウーファがない構成の代わりに、左右が3×2スピーカーになる、8スピーカー構成です。
75インチは、左右が3×2スピーカーである上で、ウーファーもある構成で、9スピーカー構成になります。
48型も、左右のフルレンジ(2×2基)で低音は十分なボリュームで、このあたりは「値段相応」です。実際、サウンドバーなどの外部機器を増設するにしても、5万円以上でないと(そこまで)の改善効果は感じられないそうです。

音響規格も、ドルビーアトモスに対応します。
本機はハイトスピーカーもあるので、対応コンテンツなれば、リアルな立体音響を再現できそうです。また、方式は非開示ですが、通常音源も立体音響に変換できる立体音響メニューも備えます。

そのほか、ニュースなどの聞きとりをよくするクリア音声や、AIがコンテンツを判定し、自動で、音質を調整するおまかせAIサウンドも備えます。この部分の自動化も最近の流行です。
そのほか、圧縮音源のリマスターや、ノイズ除去、または、マイクを利用したキャリブレーションなど、音周りの機能性は、REGZAも「こだわり」があります。

録画機能は、別売の外付けHDDを増設することで、対応です。
録画の使い勝手の部分では、レグザはかなり充実します。
ジャンルや時間帯などのテーマを設定することでおまかせ録画してくれる「みるコレ」機能は、とくに力を入れて宣伝します。
また、録画した番組だけで、専用の番組表が自動生成されるため、使い勝手が良いです。同社が昔から保っていた、タイムシフト技術の進化形でしょう。
簡単に連ドラが予約できる機能や、自動のチャプター分割(マジックチャプター)など、使い勝手は他社と比べても良いです。
番組表は、カラフルで情報量が多く、視認性も良いです。
全く問題なく、見やすく便利に作られています。
番組表からすぐに録画に入ることができます。

4Kチューナーは、搭載です。
チューナー数は2つなので、裏番組も録画も可能です。

映像配信サービスは、自社方式の独自のシステムです。
コンテンツは、YouTube・Netflix・Amazon Video・DAZNなどメジャーなサービスは対応です。
他社テレビは、Google TVやFire TV(Amazon)など大手のシステムを内装する場合も多いです。それらは、自由にアプリ(視聴アプリ・ゲームなど)の入替ができる部分で便利です。
比較する場合、アプリ式ではないレグザは強いとも言えない部分はあります。

ただ、映像配信サービスは、このブログの【STB機器の比較記事】で紹介したような、他社製端末を導入しても、十分な使い勝手が得られると言えます。

音声アシスタントサービスは、Amazon Alexa・Google Assistantに公式対応します。
【Amazon Echoの比較記事】で書いたような対応スピーカーを購入した場合、Wi-Fi経由で、テレビの入/切、ボリューム、チャンネルなどの操作が音声にて可能です。

このほか、リモコンの「ボイス」ボタンを押した際、Googleの生成AI(Gemini)を呼び出し、対話型で、放送中の番組・録画した番組・未来番組・YouTubeなどのおすすめコンテンツを探して貰える機能が追加です(レグザAIボイスナビゲーター)
AI方式のポイントは、ネット上の情報とTV内に保存された録画情報と双方から、AIが分析する点です。

HFR(ハイフレームレート)は、最大4K/144Hz をフォローします。
PS5など次世代ゲーム機に関係ある規格で、あると「なめらかな動き」が楽しめます。
HDMI 2.1規格、eARC・ALLM・eARCにもしっかり対応します。
FPSゲームなどでは、カクツキを減らす、VRR(バリアブル・リフレッシュ・レート)と、自動的に遅延時間を短縮するALLM設定もファームウェア更新でフォローです。
少し特殊な話なので、フレームレートに興味ある方は、このブログの(PC用)【ゲーミングモニターの比較】のほうで書いた話を参考にしていただければと思います。
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以上、REGZAのX8900Rシリーズの紹介でした。
パネル面で独自の熱対策がある上で、東芝ではお馴染みのクラウドを利用した画像エンジンによる高度な解析が、基本性能を底上げしています。
一方、AI技術や環境光センサーを利用した画像処理はなされますが、他社もAI処理を積極的にアップグレードしてきたので、差は確かに縮まりました。
ただ、超解像処理や美肌処理ほか、補正面ではやはりREGZAは「一日の長」があるように思います。
ただ、高輝度型の上位パネルではないので、パネルの輝度スペックをふまえると日中については、ほどほどの遮光対策は必要でしょう。

【2025年4月発売】
【55インチ】
72・ 東芝 REGZA 55X9900R
¥289,510 楽天市場 (1/2執筆時)
【65インチ】
73・ 東芝 REGZA 65X9900R
¥418,800 楽天市場 (1/2執筆時)
モニターパネル:LG Gen4 OLED
倍速パネル:2倍速
ネット動画:自社方式
フレームレート: 4K/144Hz
新4K放送チューナー:搭載(2)
レグザのX9900Rシリーズは、同社の2025年の最上位機です。

パネルは、「新開発 高輝度広色域 RGB4スタック有機ELパネル」という名前です。
LGの2025年登場のLG Gen4 OLEDで確定と言えます。
そちらで書いたように、パネル性能としてピーク輝度は、約4000ニト、色域も、DCI-P3 99.5%とLGが表明する、歴代最高のパネルです。
その上で、MLAを廃した低消費電力のパネルのため、13%ほど省エネで、年間2,500円ほど光熱費が安くなります。言い換えれば、低発熱ということですし、画質も向上するでしょう。

熱対策は、ハイブリッドアルミ高冷却システムです。
下位機と同じですが、先述のように、この世代のLGパネルは、集光レンズ(MLA)を廃止したことで、基本的に発熱しにくいので、これで良いという判断でしょう。

そのほか、表面はアドバンスド低反射ARコートをなします。
「アドバンスド」という表現が加わり、下位機種と名前が変わります。ただ、詳しい仕組みは非公開です。
映り込みは3割ほど低減されるとされますが1世代前の上位機のX9900Nとの比較になるので、下位機に対する差は何とも言えません。下位機も、同じような「3割低減」効果を謳うので。

画像エンジンは、先ほどみた下位機と同じレグザエンジン ZRαです。
ただ、機能面では、上位機だけの追加要素があります。
追加される機能性のみ、以下で説明します。

第1に、絵柄解析 再構成型超解像です。
下位機でも地デジ画質の向上のため超解像を使うフレーム間処理や、3段階超解像などはありました。
こちらもアップスケーリング処理をする際に使われる技術1つです。
1フレーム内超解像処理の1つで、画像を画素単位でエリアごと解析して詳細感を高めるものです。
なお、この部分の高度化もあり、下位機種で説明したAI超解像も「AI超解像PRO」と名前を替えています。

第2に、自己合同性型超解像技術です。
やはりフレーム内の超解像処理で、周囲の似た色の部分(画像)を重ねる形で詳細感を高めます。
とくに字幕などを滑らかにする効果があります(新マルチアングル自己合同性超解像)。
この部分は、文字部分やロゴ部分のノイズ処理技術(ロゴ検出モスキートNR)も使って処理します。

第3に、AI ナチュラルフォーカステクノロジーProです。
オブジェクト検出で背景と被写体を区別すことで立体感を高める技術です。
AI技術の発展で、各社とも最近は、前景と背景がしっかり区別できるようになっています。
各社ともこの技術をどのように活かすに個性があります。
レグザの場合、基本となる立体感の強調だけでなく、人間の肌の肌感やなめらかさを出すための処理にも使うのが、「らしい」と思います。
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結論的にいえば、新しいAI技術を取り入れながら、伝統的に進化させてきた超解像処理などの独自技術を、コンテンツに応じて、適切に組み合わせるのが、レグザの最上位機の個性であり「売り」です。
超解像処理は「差がない」という意見もあります。
しかし、実際、同社のテレビが専門誌などで評価を受けるのは、高性能エンジンを採用する上で、ハード・ソフト的な処理技術の開発に注力しているからだと言えます。
そのほか、広色域化にかかわる部分で、64色軸の制御になる部分や、エリア後との黒つぶれ白飛びを抑える「ローカルコントラスト復元」、モスキートノイズを減らす「絵柄構造適応型MPEG-NR」ほか、広色域化・ノイズ低減の部分でも高度です。

画質の自動調整は、下位機の持つ機能性は網羅します。
先住のAIシーン判別もありますし、、環境光センサーもありますので。

一方、上位機の場合、「ミリ波レーダー」の搭載です。
機能名は「レグザセンシング」としてまとめられます。
画質面では、レーダーで、複数の視聴者の位置が把握できるため、それに応じた画質処理を同時にします。「ミリ波レーダー高画質」という機能名です。
この仕組みは、画面付きスマートスピーカーなどには使用例がありますが、テレビだと初めてかと思います。
倍速パネルは、しっかり、4K2倍速パネルです。

録画機能は、「全録」対応のタイムシフト機とです。
別売の外付けHDDの大きさに応じて、地上波デジタル放送最大6チャンネルを自動で録画し、「過去番組表」から「過去数日分の番組」を振り返って見ることができます。(通常録画も可能)
チューナー数は、4Kチューナー2基ほか、地デジ用を9基、BS/CS用を3基搭載し、同時録画に対応するようにしています。

本機は、合計2台までハードディスクを取り付けられます。
6チャンネルを24時間録画すると、4TBのHDDで3日間です。
時間やチャンネルを限定すれば、1週間分も余裕です。

【2024年発売・タイムシフト対応】
【HDDタイプ:4TB】(3TB・6TBもあり)
・IODATA AVHD-AS4/E
¥20,980〜 Amazon.co.jp (1/2執筆時)
【SSDタイプ:1TB】(2TBもあり)
・ IODATA AVSSD-RS1
¥21,159〜 Amazon.co.jp (1/2執筆時)
なお、24時間(ほぼ)常時稼動になるタイムシフト録画を運用する場合、タイムシフト機に対応表明のあるストレージを選ぶのが無難です。
容量・コスパ・設置台数を重視する場合は外付けHDD型、設置性を重視する場合、超小型のSSD型があります。PC周辺機器メーカーのアイオーデータが積極的に出します。
興味のある方は、後ほど、以上の記事で、対応機をご覧ください。
映像配信サービスは、(GoogleTVなどではなく)本機も独自の仕組みですが、主要なサブスクには対応できます。

音声アシスタントサービスは、Amazon系・Google系双方とも対応で、下位シリーズと同じ対応幅です。
先述のレグザAIボイスナビゲーターも対応できます。

スピーカーは、リアルで、5.1.2chです。
アンプは、55型は170W、66型は180Wとかなり強力です(重低音立体音響システム XIS)。
構成は、トップとサイドに総計12基、メインは2ウェイ式のメインスピーカーが総計4基に加えて、2WAYのセンタースピーカー(スクリーンスピピーカー)2基と、低音用の30Wのウーファー1基で総計18基です。
55型はトップスピーカーだけ、フルレンジ構成でスピーカーが14基となりますが、問題ないです。
センターのスクリーンスピーカーは、このグレードのみの搭載です。
従来のレグザ内蔵スピーカーは、センターが少し弱く、例えばセリフの聞きとりがさほど得意とも言えなかったので、その部分を強化するための構成といえます。
ハイトスピーカーがあるので、Dolby Atmosはリアルに対応できます。
また、ステレオ音源なども、本機はプロセッサによる再計算で、バーチャルで3D立体音響にする機能もあります(レグザイマーシブサウンド360 PRO)
リアルサラウンドのチャンネル構成は不明ですが、トップトゥイーターがあるので、ドルビーアトモスは、対応水準と言えそうです。
また、サイドスピーカーもありますし、この構成ならば【サウンドバーの比較】でみた製品でいえば、少なくとも5万円クラスでないと改善効果は、見込めないといえるランクでしょう。割と良いです。

一方、心配になるのは、普通のニュースなどの聞きとりです。
ただ、2ch再生にも配慮されたシステムある上で、クリア音声など、中音域(人の声)を強化したモードもありますし、心配なさそうです。
下位機同様、「おまかせAIサウンド」もあるので、あまり意識せずとも、視聴コンテンツに合わせた適切な再生がなされます。
サイドスピーカーもありますし、この構成ならば【サウンドバーの比較】でみた製品でいえば、少なくとも5万円クラスでないと改善効果は、見込めないといえるランクでしょう。
割と良いです。

また、先述のレーダーは音にも効果を発揮するので、「ミリ波レーダー高音質」にもなり、視聴者の位置により、位相を調整するので、ステレオ感が得やすいでしょう。
接続端子は、eARC・4K/144Hzともに対応です。VRR・ALLMも対応です。
下位シリーズと同じで、本機も、AMD FreeSync Premium対応なので、ゲーム用PCモニターとしても評価できる水準です。
接続端子は、eARC・4K/120Pともに対応です。VRR・ALLMも対応です。
本機も、AMD FreeSync Premium対応なので、ゲーム用PCモニターとしても評価できる水準です。
あとは、新機種から、2画面表示対応になったのが目に付く違いです。
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以上、レグザのX9900Rシリーズの紹介でした。
画像エンジン(画像補正)の部分だけで言えば、各社と推しても有機ELでは最も高度で工夫を凝らした製品と言えます。
特に、超解像処理は巧みなので、4K解像度ではない、地デジ・BS・CSを含む従来放送の画質は高く評価できます。
その上で、高輝度で低発熱の新世代のパネルを装備したことで、隙が無いモデルになりました。本体も薄めでスタイリッシュに設置できそうです。
最終的なおすすめは、記事の最後に改めて提案します
地デジやネット動画などの補整機能は、かなり強力なので、(HDR対応コンテンツなどではなく)普通の画質のコンテンツを高水準に見たい場合、レグザは特に良さそうです。
今回の結論
最新の有機ELテレビのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、有機ELテレビの比較の5回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

6・ 有機ELテレビの比較(6)
6-1:最終的なおすすめの提案【結論】
パネル品質 ★★★★★
画像エンジン ★★★★★
音質の良さ ★★★★★
ネット動画 ★★★★★
番組表 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
次回、6回目記事(こちら)は、結論編です。
今回紹介した全製品からいつものように、目的別・用途別にAtlasのおすすめ機種をあげていきたいと思います。
6回目記事は→こちら!
