Top PC周辺機器 比較2023’【快適】モバイルマウス48機の性能とおすすめ・選び方・選び方(2-2) 小型ワイヤレスマウス編

2023年09月15日

比較2023’【快適】モバイルマウス48機の性能とおすすめ・選び方・選び方(2-2) 小型ワイヤレスマウス編

1回目記事からの続きです→こちら

2-1・バッファローのマウス

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 2回目記事のトップバッターは、BUFFALOのモバイルマウスです。

 日本のPC周辺機器メーカーとしては、最も規模が大きいメーカーです。

 ただ、あまり高級な製品は、マウスについては展開しません。 

1・コンパクトマウスの比較 (1)
 1-1:ロジクール〈スイス〉
 1-2:Apple〈米国〉
 1-3:マイクロソフト〈米国〉
2・コンパクトマウスの比較 (2)
 2-1:バッファロー〈日本〉
 2-2:エレコム〈日本〉
 2-3:Razer〈シンガポール〉
 2-4:サンワサプライ〈日本〉
3・おすすめのマウスまとめ 【結論】
 =最終的なおすすめ機種の提案

 今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で説明した選び方の基本に沿って解説していきます。

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 また、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントは赤系の文字色で、イマイチだと思う部分は青字系で書いていきます。


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 【2017年発売】

 33・バッファロー BSMBB108RD
 34・バッファロー BSMBB108WH
 35・バッファロー BSMBB108BK
  ¥1,910 Amazon.co.jp (9/15執筆時)

重さ:57g(単3×1)
無線方式:Bluetooth
最大解像度: 1200dpi
センサー:BlueLED
スクロール:前後のみ
電池のもち:227日
ボタン数:3

 正確性    ★★★★☆
 疲れにくさ  ★★☆☆☆
 ホイール回転 ★★★★☆

 BSMBB108は、バッファローのコンパクトタイプのマウスです。

 現状では、最も安く手に入るBluetooth無線マウスの1つです。

 本体形状は、丸みを帯びたエルゴノミクス的デザインです。

 ただ、表面素材や、クリック機構の品質は、「価格相応」という感じです。

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 センサーは、BlueLEDを採用します。

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 このタイプは、通常の光学式よりは優秀とはいえ、同じ光学式のロジクールのLGTと比べて信頼性は必ずしも高くないです。

 左右のクリック機構は、静音設計です。

 他社機の説明でも書いたように、静音化は、クリック感を犠牲にするため、使用の快適さにおいては、一長一短があります。

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 無線方式は、Bluetoothです。

 内蔵されているパソコンならば、MacでもWindowでもUSBレシーバーなしで使えます。

 そのため、USB端子が少ないノートPCでの利用に向いているでしょう。

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 ただし、やはり、これについても前半でも書いたように、Bluetooth接続は、レシーバー不要で便利な一方で回線がかなり細いです。

 そのため、【Bluetoothイヤホンの比較記事】で書いたような、ワイヤレス音楽機器を併用する場合、回線が飽和して、双方に回線トラブルを抱える場合があります。

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 スクロールホイールは、メカ式で、前後のスクロールのみです。

 左右のチルトには対応しません。感度も操作性も値段相応です。

 ボタン数は、左右のチルトと、ホイールのミドルクリックで、総計3つです。

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 以上、バッファローBSMBB108BKの紹介でした。

 人気がある機種ですが、人気の理由は性能面よりも価格にありそうです。


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 【2021年発売】

 36・バッファロー BSMBB330GBK
 37・バッファロー BSMBB330NBK
 38・バッファロー BSMBB330GSV
 39・バッファロー BSMBB330NSV
  ¥1,865 楽天市場 (9/15執筆時)

重さ:60g(単3×1)
無線方式:Bluetooth 5.0
最大解像度: 1200dpi
センサー:BlueLED
スクロール:前後のみ
電池のもち:2年
ボタン数:3

 正確性    ★★☆☆☆
 疲れにくさ  ★☆☆☆☆
 ホイール回転 ★★☆☆☆

 BSMBB330シリーズも、バッファローのコンパクトタイプのBluetoothマウスです。

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 本体形状は、薄型です。

 サイドエッジでホールドしやすいデザインとされますが、やはり携帯性重視ですので、追随性ほかに限界があります。

 センサーは、本機も、BlueLEDです。

 左右のクリック機構は、静音設計です。

 完全にモバイル用なので、この仕様で良いでしょう。

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 無線方式は、Bluetoothです。

 新型と言うことで、通信安定性の高いBluetooth 5.0であることはワンポイントです。

 レシーバー不要で便利な一方、回線の細さの問題はやはり未解決です。

 スクロールホイールは、前後のスクロールのみです。

 ボタン数は、本機も左右のチルトと、ホイールのミドルクリックで、総計3つです。

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 一方、ここまでは、「普通のマウス」なのですが、本機は「プレゼンテーションモード」という個性があります。

 裏側の電源スイッチの切替により、左右ボタンを、スライドの前後移動に、ホイールボタンをブラックアウト機能に割り当てられます。

 ただ、【プレゼンテーションマウスの比較記事】で紹介した製品と違って、ポインターがないので、本当に「非常時」に使えると言うだけです。

 そのほか、耐衝撃性の高さや、汚れに強いコーティングなどが強調されます。

 マウス解像度も2段階で切り替えられますが、マウスの裏側ですので、あまり意味のないようには思えます。

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 以上、バッファローBSMBB330シリーズの紹介でした。

 色々な機能性が付与されますが、マウスとして利用しやすいかとは別の話です。また、売りの「プレゼンテーションモード」も、実用的かは疑問です。

 基本的に、【プレゼンテーションマウスの比較記事】で紹介したような製品を常備する方がよいでしょう。

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 【2021年発売】

 40・バッファロー BSMBB300BK
 41・バッファロー BSMBB300RD
 42・バッファロー BSMBB300WH
  ¥2,110 楽天市場 (9/15執筆時)

重さ:75g(単3×1)
無線方式:Bluetooth 5.0
最大解像度: 2400dpi
センサー:BlueLED
スクロール:前後のみ
電池のもち:2,8年
ボタン数:5

 正確性    ★★☆☆☆
 疲れにくさ  ★☆☆☆☆
 ホイール回転 ★★☆☆☆

 なお、同じグレードで「プレゼンモード」がない代わり、ややエルゴノミクス的な形状で「進む・戻る」ボタンがあるBSMBB300シリーズも発売されています。

 値段的に仕方ないですが、あまり個性はないので性能面で選びにくい製品です。

 カタログには「高感度BlueLED採用」とありますが、特有の弱点を克服したものではないです。

2-2・エレコムのマウス

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 つづいて紹介するのは、日本のエレコムのフルサイズマウスです。

 同社は、マウスのラインナップがわりと多いです。


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 【2020年発売】

 43・エレコム M-CCP1BB
  ¥4,104 Amazon.co.jp (9/15執筆時)

重さ:48g
無線方式:Bluetooth 5.0
最大解像度:1600dpi
センサー:Ultimate Blue
スクロール:チルト(前後左右)
電池のもち:14時間
ボタン数:4

 正確性    ★★★☆☆
 疲れにくさ  ★★☆☆☆
 ホイール回転 ★★★☆☆

 M-CCP1BB は、エレコムのCAPCLIP PROシリーズの製品です。

 本体色は、ブラック(M-CCP1BBBK)とホワイト(M-CCP1BBWH)・レッド(M-CCP1BBRD)から選べます。

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 本体形状は、特殊です。

 本機は、キャップがマウント式で、利用時に図のように小さく収納できます。

 さらに、クリップ付きです。この2つのギミックゆえに、「CAPCLIP PRO」という名称なわけです。

 収納時6cmで、広げた場合10cm程度なので、そこそこ大きめのマウスになります。

 ただ、収納性を重視した設計なので、とくに持ちやすくはないです。

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 ただ、本機も「プレゼンテーションモード」を持ちます。

 その場合、ボタンを「進む・戻る」などに設定できます。

 形状的に、これなら「握れる」ので、その用途も含めた、緊急時の汎用端末として、カバンに入れておく用途は考えられます。

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 センサーは、同社のUltimate Blueです。

 同社がゲーム用にも使う光学センサーですか、分解能はさほどないです。

 また、Blue LED固有の弱点はそのままです。

 無線方式は、Bluetooth5.0になります。

 通信安定性の高いBluetooth5であるのはワンポイントです。

 スクロールホイールは、メカ式です。

 チルト対応なので、前後左右のスクロールに対応できます。

 ボタン数は、4つです。

 左右クリックと、スクロールホイールの左右チルトをボタンとみなす数え方です。

 ボタン数は、メーカーによって、数え方が異なります。

 電池の持ちは、一方課題です。

 充電式ですが、14時間です。軽量化を重視したためでしょう。

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 以上、エレコムの-CCP1BBの紹介でした。

 同社はユニークな形状のマウスを多く出しますが、本機もユニークです。

 基本的に常用するには全く向かない製品です。

 ただ、先述のように、「緊急時用」にバッグに入れておくならば、悪くないガジェットに思えます。


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 【2018年発売】

 44・ エレコム M-BT21BB
  ¥2,450 Amazon.co.jp (9/15執筆時)

重さ:56g(単4×1)
無線方式:Bluetooth
最大解像度:2000/1000dpi
センサー:Ultimate Blue
スクロール:チルトホイール(前後)
電池のもち:約6ヶ月
ボタン数:5

 正確性    ★★★☆☆
 疲れにくさ  ★★☆☆☆
 ホイール回転 ★★★☆☆

 M-BT21BB は、エレコムの超小型のBluetoothマウスです。

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 本体形状は、小型である点がまず強調できます。

 重さは、電池の重さをを入れても70gを切ります。

 ただ、小さな筐体にたっぷりと機能を押し込めた弊害か、エルゴノミクス形状を採用しません

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 センサーは、本機も、Ultimate Blueです。

 無線方式は、Bluetoothになります。

 スクロールホイールは、前後のほか、左右のチルトに対応します。

 特殊ボタン数は、5つです。

 左右クリックほか、サイドの「進む・戻る」、ホイール下の自由割り当てボタンです。

 割り当てには同社の無料ソフトを使います。Mac用を用意してくれているのは親切でしょう。

 電池の持ちは、単4電池1本で約6ヶ月です。

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 以上、エレコムのM-BT21BB の紹介でした。

 超コンパクトマウスながら、チルトホイールや、上位のセンサーを搭載した意欲作です。

 ただ、持ちやすさ・使いやすさの部分が犠牲になっているので、ややオススメしにくいマウスです


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 【2022年発売】

 45・ELECOM M-TM15B
  ¥3,144 Amazon.co.jp (9/15執筆時)

重さ:49g
無線方式:Bluetooth 4.2
最大解像度:1600dpi
センサー:BlueLED
スクロール:前後のみ
電池のもち:約83日(充電式)
ボタン数:4

 正確性    ★★★☆☆
 疲れにくさ  ★★★★☆
 ホイール回転 ★★★☆☆

 M-TM15BBシリーズは、エレコムの小型モデルです。

 本体色は、ブラック(M-TM15BBBK)・ブルー(M-TM15BBBU)・ピンク(M-TM15BBPN)・ホワイト(M-TM15BBWH)の4色構成です。

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 本体形状は、こちらは左右対称で、利き手を選ばない仕様です。

 同社の基準だとMサイズ(長さ103cm)ですが、「コンパクトマウス」の仲間です。

 一方、本機は28mmの薄型で収納性が良いのが自慢です。

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 専用ポーチも付属していて、モバイル用途を強く意識した製品です。

 ただ、薄さ重視の製品の場合、持ちやすさは犠牲になりますので、快適かと言われると微妙な部分はあります。

 センサーは、先ほどの製品と同じで、BlueLEDを採用します。

 無線方式は、Bluetoothになります。

 Bluetooth4.2世代なので、安定性はさほど期待できないと言えます。

 スクロールホイールは、前後のみ対応です。

 サイズ感からして仕方ないと言えます。

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 ボタン数は、左右クリックほか、ホイールのミドルクリックがあります。

 また、中央に「戻る」ボタンがあるので、合計で4ボタンです。ソフトにてボタンの割り当ては変更できます。

 電池の持ちは、83日です。

 約3ヶ月ですが、内蔵式でこの長さなら悪くはないです。

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 以上、エレコムのM-TM15BBの紹介でした。

 収納性が「売り」の製品です。ただ、薄型は他社機も層ですが、やはり常用するには、持ちにくく使いにくい部分があります。今回の比較の主旨だと選びにくいと言えます。

 ポーチ付属というのは面白いですが、実際、単独でマウスだけ入れるポーチが必要かは微妙でしょう。

ーーー

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 【2018年発売】

 【5ボタン】

 46・ELECOM M-BT20BB
  ¥2,772 Amazon.co.jp (9/15執筆時)

 【3ボタン】

 46・ELECOM M-BT19BB
  ¥1,995 Amazon.co.jp (9/15執筆時)

重さ:66g(単4×2)
無線方式:Bluetooth
最大解像度:2000dpi
センサー:BlueLED
スクロール:前後のみ
電池のもち:750日
ボタン数:5(3)

 そのほか、一方、エレコムは、格安マウスがほかに2機あります。

 形状は、こちらは薄さ重視ではなく、普通です。

 左右対称で、左利きの方でも利用できるタイプですが、それ以上の工夫はないです。

 なお、上位機は、進む・戻るボタンがついて、5ボタン構成となります。

2-3・レイザーのマウス

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 続いて、シンガポールのRazerの発売する、小型ワイヤレスマウスです。

 同社はゲーム用マウスのシェアが多いのですが、本機については(あくまで)ビジネス用モバイルマウスといえます。


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 【2021年発売】RZ01-03990100-R3A1

 47・Razer Pro Click Mini
  ¥12,980 Amazon.co.jp (9/15執筆時)

重さ:111g
無線方式:USB 2.4+Bluetooth
最大解像度:16000dpi
センサー:Razer 5G
スクロール:ハイブリッド式
電池のもち:465時間(単3×2本)
ボタン数:8

 正確性    ★★★★★
 疲れにくさ  ★★★★☆
 ホイール回転 ★★★★☆

 Razer Pro Click Mini は、シンガポールのレイザーが販売するビジネス向けのコンパクトマウスです。

 価格的には、ロジクール最上位となるMXAnywhere3のライバルと言えます。

 そちらと比べつつみていきます。

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 本体形状は、普通のコンパクト型です。

 左右対称に近いですが、ボタンがあるので、基本的に右利き用です。

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 マウスの重さは、111gです。

 ミニマウスですが、さほど突き詰めて軽量化はしていない印象です。

 この部分については、電池を1本で運用した場合、88gまで軽量化できます。ただ、1本での運用だと重心がずれるので、この使い方は全くオススメできません。

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 センサーは、本機については、ゲーミング用を使います。

 同社のRazer 5Gオプティカルセンサーです。最大解像度1.2万DPIで精度重視です。

 ゲーミング用として性能は良いですが、底面素材は選ぶので、光学用のマウスパッドを使わないと、その性能は活かせません。滑りは良いです。

 マウス解像度は、200dpi-12000dpiの間でユーザーが設定できます。

 切替はソフトで行います。5段階でボタンへの割り付けも可能です。

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 無線方式は、USB無線(2.4GHz)のほか、Bluetoothに対応します。

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 スクロールホイールは、本機については、ハイブリッド式です。

 切替はスクロールホイールの下のスイッチで、クリック感のある「タクタイルサイクリングモード」から、無抵抗で高速回転する「フリースピンスクロールモード」に替えられます。

 ただ、ロジクールのように自動でフリースピンに遷移する仕組みはない代わりに、左右のチルトはには対応します。


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 ボタン数は、7ボタンです。

 左右クリックと、サイドの「進む・戻る」です。

 これに、(プログラム可能なので)ホイールの左右チルトとホイールクリックです。

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 なお、本機の左右クリックは一般的なメカ式ですが、静音メカニカルスイッチです。モバイル用と言うこともあり、どこでも利用しやすいように静音化しています。。

 バッテリーは、先述のように、単3電池2本です。

 2.4GHz帯無線を利用する場合最大465時間、Bluetoothの場合725時間です。

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 以上、Razer Pro Click Mini の紹介でした。

 基本的には、センサーの感度が必要な一部業種の方向きなニッチな製品に思えます。

 ただ、ロジクール最上位と比べて、クリック音がかなり静かなので、音を気にする必要のある環境で利用しやすい高品質モデルと言えます。

 スクロールホイールも、ハイブリッド式ですから、フリースピンで「静音化」できますし、底面について、結構滑りがよいので、この部分でも同じことが言えるでしょう。

 一方、電池式で少し重い点と、センサーの部分で、性能を活かすにはマウスパッドはほぼ必須である点が注意点です。

2-4・サンワサプライのマウス

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 最後に、サンワサプライのコンパクトマウスです。

 同社は、PCサプライでは有名な日本企業ですが、マウスのラインナップは結構充実します。

 大きなデンキヤなら、同社のマウスだけのコーナーができるほどです。


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 【2023年発売】

 48・ サンワサプライ MA-BBHT616BK
  ¥4,420 楽天市場 (9/15執筆時)

重さ:約99.5g(単5×1)
無線方式:Bluetooth 5
最大解像度: 1600dpi
センサー:BlueLED
スクロール:前後のみ
電池のもち:283日
ボタン数:6

 正確性    ★★★★☆
 疲れにくさ  ★★☆☆☆
 ホイール回転 ★★★★☆

 MA-BBHT616BK は、サンワサプライのコンパクトタイプのマウスです。

 同社のコンパクト型では、最も上位と言えるモデルです。

 格安製品は他にもあります(MA-BBSK315BKなど)。ただ、他社と較べた場合、機能的に見どころがあるのは、このクラスと言えます。

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 本体形状は、エルゴノミクス的なデザインです。

 グリップ部分を滑らないようにエンボスにするなど、小型だと問題になりやすい部分に配慮がみられます。

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 センサーは、BlueLEDを採用します。

 他社機でもすでに説明したように、廉価版だと割と搭載例が多いです。

 左右のクリック機構は、静音設計の記述はないです。

 同社の場合、静音はそのように書くので、普通のスイッチでしょう。

 なおマウス解像度は、800dpiにもできます。切替は右+ホイールクリックを3秒間です。

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 無線方式は、Bluetooth 5.0です。

 USBドングルは未付属です。

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 スクロールホイールは、ポイントです。

 本機は、ハイブリッド式で、通常スクロールと、高速スクロールに対応です。

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 ただ、ロジクールの上位機と違い、高速スピンによる自動切り替えには非対応で、ボタン切り替えです。

 切替スイッチはセンターですが、手を外さないと切り替わらないので面倒で使わない場合は多いでしょう。

 ボタン数は、左右のチルトと、ホイールのミドルクリック、親指部分の「進む戻る」で、5ボタンです。なお、サイドボタンの手前には、Bluetoothの接続切り替えボタンがあります。

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 なお、ボタンのカスタマイズは、Windowsほか、Macも専用ソフトが用意されます。

 なお、同社のマウスは非対応なものも多いですが、こちらは対応です。

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 以上、サンワサプライMA-BBHT616BKの紹介でした。

 比較的安めの製品で、ホイール性能が一定水準あるのが魅力です。

 先述のように、ボタン式の切替でやや不便な部分はあるものの、価格的には仕方ないかと思います。エクセルなど縦に長い書類仕事の場合、便利に感じるシーンは実際あるでしょう。

次回に続く!
PC用小型マウスのおすすめは結論的にこれ!

というわけで、今回は、小型のワイヤレスマウスの紹介の2回目記事でした。

 記事は、もうすこしだけ、続きます。

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1・ワイヤレスマウスの比較
 用途:仕事用(据置)
2・小型ワイヤレスマウスの比較
 用途:モバイル用  
3・ゲーミングマウスの比較

 用途:ゲーム専用
4・有線マウスの比較
 用途:仕事用
5・おすすめのマウスまとめ 【結論】
 
=目的別・予算別のマウスの提案

正確性    ★★★★★
疲れにくさ  ★★★★★
ホイール回転 ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 全体の「結論編」となる最終回記事こちら)では、全機種から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします。 

 3回目記事は→こちら

posted by Atlas at 11:55 | PC周辺機器

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