今回の結論
ゲーミングマウスのおすすめは結論的にこれ!
1・無線ゲーミングマウスの比較 (1)
1-1:ロジクール〈スイス〉
1-2:Razer〈シンガポール〉
1-3:ASUS〈台湾〉
2・有線ゲーミングマウスの比較 (2)
2-1:ロジクール〈スイス〉
2-2:Razer〈シンガポール〉
2-3:東プレ〈日本〉
2-4:その他〈各社〉
3・ゲーミングマウスの比較 【結論】
=最終的なおすすめ機種の提案
ここまでの2回の記事でゲーミングマウスを紹介してきました。
3回目記事となる今回は、いつものように、価格別・目的別にAtlasのおすすめ機種を提案していきたいと思いす。
第1に、ワイヤレス対応で、現状で性能面で最も期待できるゲーミングマウスは、
【2019年】
1・ロジクール G903h
¥14,718 Amazon.co.jp (7/12執筆時)
重量:110グラム
接続:USB無線(2.4GHz)
操作範囲:10.2m/秒
解像度:100-25,600dpi
センサー:HERO 25K
スクロール:高速スクロールホイール(切替)
電池のもち:140時間
ボタン数:11
耐久性:5000万クリック
付属品:ウエイト10g
正確性 ★★★★★
疲れにくさ ★★★★★
ホイール回転 ★★★★☆
解像度の調整 ★★★★★
ボタン数 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
G903h LIGHTSPEED Wireless Gaming Mouseでしょう。
通信方式は、本機の場合、ワイヤレスゲーミングマウスです。
昔は遅延などが心配でしたが、Wi-Fiと同じ2.4GHz帯を使う同社の、LIGHTSPEEDワイヤレスは、優秀です。
実際、レポートレートは1000Hz(1ms)となるので、常時において、基本的にUSB有線の場合と差はないでしょう。
センサーも、HERO 25Kです。
各社とおして、ゲーミングマウスとしては「上級」の仕様なので、センサー部分の問題は全くないです。解像度自体もかなり細かく調整可能です。
ボタン数も、本機は、11ボタンと十分です。
シンメトリーな設計なので実際は、(右利きなら)右側のボタンはあまり使わないでしょうが、それでも問題ない数です。
ボタン設定の変更もプログラムもできますし、メモリーに保存もできるため、利便性において問題ありません。
スクロールホイールは、(Razerの一部機種をのぞき)他社はあまりこだわりません。
しかし、実際、ゲームほかで「結構使う」部分です。この部分の品質は良く、機能面でも、「ハイブリッド式」で、高速スクロールもできるため、高度です。
G-PMP-001 ワイヤレス充電システム
¥17,518 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
バッテリーは、一方、無線ゲーミングマウスの難点です。
通常より通信量が多いので、わりと頻繁に充電が必要だからです。
ただ、その点でも、専用のワイヤレス充電システムを兼ねた純正のマウスパッドが用意され、気が利いています。
全方位的に優れた、ゲーミングマウスだと思います。完全に「プロ」で、(電子レンジなど)2.4GHz帯の電波干渉も気にする、などでないならば、本機で良いかと思います。
第2に、とにかく軽量で、反応速度の良いワイヤレスゲーミングマウスを選ぶとすると、
【2022年】
【型番:黒 RZ01-04390100-R3A1】
【型番:白 RZ01-04390200-R3A1】
9・Razer Viper V2 Pro
¥21,780 Amazon.co.jp (7/12執筆時)
重量:58グラム
接続:USB無線(2.4GHz)
解像度: 200-30,000dpi
最大加速:70G
最大スピード:19.3m/秒
センサー:Focus Pro 30K
スクロール:前後
ボタン数:5
耐久性:
付属品:
正確性 ★★★★★★
疲れにくさ ★★★★☆
ホイール回転 ★★★☆☆
解像度の調整 ★★★★★★
ボタン数 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
RAZERのViper V2でしょう。
新機種になって、かなりストイックに軽量化を詰めて、相当良い機種になりました。
127×58mで、サイズが小さいわけではないため、ホールド感も得やすいです。
接続方式は、ワイヤレスです。
ロジクール同様に、現状で、この部分は有線でなくて問題ないです。
センサーも、RAZER FOCUS PRO 30K オプティカルセンサーです。
性能は言うまでもなく、最高クラスです。
先述のように、ここまでくると「数字を追う」ような部分もあります。
ただ、実際のところ、新型センサーは、現実環境において、トラッキングの精度を向上させており、意味のある新センサー採用と言えます。
左右のクリック部分が、本機については、オプティカル式です。
この場合、クリックの応答速度がメカ式より速いので、FPSなどの初撃の反応が良いです。また、メカ式より耐久性も良いので、「ハードクリッカー」には(壊しにくさの部分でも)向きます。
ボタンも、多ボタンでないですが、FPSなどの用途では、シンプルで良いかと思います。
一方、左右クリックほかの押し味は、少し特殊で、連射には一般的に課題があります。
また、スクロールホイールは、やはり、ロジクールのが良いのですが、ある種「尖った」仕様の本機が面白いのも確かです。
第3に、信頼性の面で、有線であることを「マスト」とするならば、
【2020年発売】
23・ロジクール G502 HERO G502RGBhr
¥6,900 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
【2018年発売】
24・ロジクール G502 HERO G502RGBh
¥8,100 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
重量:121グラム
接続:USBケーブル
解像度: 100-25600dpi
センサー:HERO 25K
最大加速:40G
最大スピード:10.2m/秒
スクロール:前後左右
ボタン数:11
耐久性:2000万クリック
付属品:ウエイト(3.6g×5)
正確性 ★★★★★
疲れにくさ ★★★★★
ホイール回転 ★★★★☆
解像度の調整 ★★★★★
ボタン数 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
ロジクールのG502RGBが「最強」でしょう。
新旧両機種ありますが、性能は同じですので、値段で決めて良いでしょう。
接続は、USBケーブル式です。
やはり2.4GHz帯の通信が(ご家庭の電波状況などで)やや心配という場合は、こちらでしょう。バッテリーの心配をしたくない、という方にも良いかと思います。
センサーは、解像度・スピード・加速度とも最高水準です。
ワイヤレスマウスの上位機とこの部分は同じです。
ボタン数は、本機の良い部分です。
全ボタンが11個で、形状的に見ても押しやすい配置です。
本体形状についても、同社の下位機種などよりエルゴノミクス的で持ちやすそうです。
他機同様に、プログラムボタンが付属しますので、使いこなせば使いこなすほど、使い勝手は良くなるでしょう。
その上で、ホイールほか、クリック部のメカスイッチの品質も定評がありますし、保証期間も2年とも長いため、その部分の安心感もあります。
第4に、MMORPGなどに使う目的で、テンキーに近い形状のショートカットに利便性を感じるならば、
【2020】
【型番:RZ01-03420100-R3A1】
10・Razer Naga Pro
¥16,980 Amazon.co.jp (7/12執筆時)
重量:117グラム
接続:USB無線+Bluetooth
解像度: 200-20000dpi
最大加速:50G
最大スピード:16.5m/秒
センサー:Focus+センサー
スクロール:前後
ボタン数:最大20
耐久性:7000万クリック
付属品:
正確性 ★★★★★
疲れにくさ ★★★☆☆
ホイール回転 ★★★☆☆
解像度の調整 ★★★★★
ボタン数 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
Razer Naga Proでしょう。
通信方式は、本機も、USB無線によるワイヤレスです。
この部分は、繰り返し書いてきたように、問題ないです。
その上で、本機は、サイドプレートが簡単に交換でき、最大で、サイド12ボタンの配置にできます。
とにかくショートカットが重要になるゲームをやるならばこれでしょう。
他のボタン構成も選べるので、使途の幅も広そうです。
一方、左右クリックが、本機については、オプティカル式です。
先述のように、やや押した感じが普通のメカ式と異なるのは、注意と言えます。
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【2019年】
3・ロジクール G604
¥9,100 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
重量:135グラム
接続:USB無線+Bluetooth
解像度:100-25,600dpi
センサー:HERO 25K
最大加速:40G
最大スピード:10.2m/秒
スクロール:前後
ボタン数:15
耐久性:2000万クリック
付属品:
正確性 ★★★★★
疲れにくさ ★★★★☆
ホイール回転 ★★★★★
解像度の調整 ★★★★★
ボタン数 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
この部分が気になる方は、RAZERの有線タイプを選ぶ手もありますが、ワイヤレスのメカ式となる、ロジクール G604がむしろ候補でしょう。
本機も、サイドに2段で6つのショートカットですし、構成として良いです。
その上で、スクロールホイールの性能も、スイッチ品質も良いため、こちらを選んでも後悔しないと思います。
また、本機については 単3乾乾電池式で、1本で駆動です。
Bluetoothでつなげるなら、電池をあまり使わないので、半年ほど保ちます。MMORPGなどならば、センサー速度は不要でしょうし、良い仕様でしょう。
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【2021年】
14・ASUS ROG Chakram P708
¥20,182 Amazon.co.jp (7/12執筆時)
重量:121.6グラム
接続:USB無線(2.4GHz)
マウス解像度: 100-36000dpi
最大加速:50G
最大スピード:16.5m/秒
センサー:光学式
スクロール:前後
ボタン数:7
耐久性:
付属品:
正確性 ★★★★★
疲れにくさ ★★★★☆
ホイール回転 ★★★★★
解像度の調整 ★★★★★
ボタン数 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
もう一機挙げれば、ASUSのROG Chakram です。
本機は、サイドに「進む・戻る」以外に、ジョイスティックがあります。
アナログジョイスティックとして機能するほか、4方向に対してショートカットを割り当てることもできるため、(不器用でも)わりと感覚的に、押せる気がします。
本機は、ホイールは特段工夫がないですが、クリックはメカ式ですが、応答性を高める工夫もあります。
この部分でも見どころがある機種と言えます。
補足:関連記事の紹介
というわけで、今回は、ゲーミングマウスを紹介してきました。
1・ワイヤレスマウスの比較
2・小型ワイヤレスマウスの比較
3・ゲーミングマウスの比較
4・有線マウスの比較
5・おすすめのマウスまとめ 【結論】
他にもマウスの記事があるので、興味のある方はご覧ください。
1・ゲーミングモニターの比較
2・ゲーミングマウスの比較
3・ゲーミングキーボードの比較
4・東プレキーボードの比較
5・PCデスクの比較
6・PCチェアの比較
7・PC用スピーカーの比較
また、このブログには、ゲーム関係の周辺機器の比較記事が他にもあります。
よろしければ、これらもご覧ください。
最後までありがとうございました。この記事が皆さんのお役に立ったのならば幸いです!