Top PC用液晶モニター 比較2024' WQHDゲーミングモニタ51機の性能とおすすめ・選び方:ゲーム用2.5Kモニター (2)

2024年02月07日

比較2024' WQHDゲーミングモニタ51機の性能とおすすめ・選び方:ゲーム用2.5Kモニター (2)

 1回目記事からの続きです→こちら

2-1・アイオーデータのモニターの比較

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 2回目記事のトップバッターは、日本のアイオーデータWQHD(2.5K)解像度のゲーミングモニターです。

 三菱電機の液晶モニター部門を吸収して、プレゼンスを高めた日本のPC周辺機器メーカーです。

1・2.5Kゲーミングモニターの比較 (1)
 1-1:HP〈米国〉
 1-2:LG〈韓国〉
 1-3:BenQ〈台湾〉  
 1-4:ASUS〈台湾〉
2・2.5Kゲーミングモニターの比較〈2〉
 2-1:アイオーデータ〈日本〉
 2-2:MSI〈台湾〉
 2-3:DELL〈米国〉
3・2.5Kゲーミングモニターの比較〈3〉
 3-1:Acer〈台湾〉
 3-2:JapanNext〈日本〉
 3-3:その他の企業〈各社〉
4・ゲーミングモニターの比較  【結論】
 =最終的なおすすめ機種の提案

---

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2020年発売】

 【31.5インチ】

 (3年保証 FreeSync Premium)

 19・IODATA EX-LDGCQ321HDB
  ¥54,800 Amazon.co.jp (2/7執筆時)

 (5年保証 G-SYNC Compatible)

 20・IODATA LCD-GCQ321HXDB
  ¥68,091 楽天市場 (2/7執筆時)

リフレッシュレート:最大165Hz
解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:350cd/u
パネル: ADSノングレア
コントラスト比: 1200:1
同期技術:G-SYNC or FreeSync
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:  
接続端子: HDMI2.0×3 DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:3.5W×2
保証期間: 3年/5年

  EX-LDGCQ321HDB は、アイオーデータが販売する格安なゲーミングモニターです。

 複数ありますが、保証期間ほか、AdaptiveSyncについて、認定ビデオカード企業が異なります。あとは、3年保証のほうがDPケーブルのみで、HDMIケーブルが付属しないのが違いです。

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 モニター解像度は、2560×14402.5K(WQHD)です。

 リフレッシュレートは、最大165Hzです。

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 液晶パネルは、ADSです。

 性質は、上表だとIPSと同じ特性といえます。

 ただ、権利の関係でIPSを名乗れない「ジェネリック」製品です。

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 IPS系のパネルを生産するのは大手だけで言えば以上の通りです。

 この中でも、ADSは、最近はテレビにも使われますし、信頼性は担保されます。

 ただ、伝統的に、(製品の安定度が抜群な)本家のIPSに対しては、ユーザーの信頼性と、調達価格の部分でわずかに差があるパネルとは言えます。

 実際、本機は、色域(色空間)の情報が非開示です。

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 HDRは、HDR400対応です。

 ゲーム側がHDR対応ならば、輝度表現が向上します。

 ただし、BenQのように通常のSD画質のコンテンツを計算でアップコンバートする技術は未搭載です。

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 チラツキ対策は、先述のように、機種により、AMD FreeSync Premiumか、G-SYNC Compatibleを選ぶ方式です。

 なお、G-SYNCはDPのみ対応です。保証はしませんが、実際的には、どちらも、VESA規格のAdaptive-Syncで中身は同じかと思います。

 応答速度は、オーバードライブ時に1msです。

 ADSとしては高速です。

 ただ、本機は、パネル自体の速度は8msとIPSに比べると少し遅めです。ODをはじめ、補正を強くかけ過ぎると、チラツキなどの弊害が生じるので、その部分は懸念材料です。

 ただし、利用時は、後述のスルーモードがONで固定なので、利用する場合、画質が劣化する副作用があるとは言えます。

 パネル自体は5ms(GtoG)でスペックは悪くないので、ドライブを弱めても問題はなさそうです。

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 画質面での補整機能は、わりとユニークです。

 「ゲーム」については、他社機のような黒挿入技術は未搭載です。

 ただ、以下の2つの機能は注目に値します。

 第1に、「スルーモード」です。

 三菱時代からみられた技術ですが、画像処理の一部をスルーすることで、処理による遅延を防ぐ(約0.303ミリ秒)技術です。

 数字的にも、遅延時間を確認できます。

 液晶テレビの「ゲームモード」と似たような仕組みです。ただし、とくに動いていない部分の画質が劣化します。

 なお、 FreeSync 利用時は、後述のスルーモードがONで固定です。

 第2に、「バーストモード」です。

 画質は、完全に無視ですが、オーバードライブの「2段ブースト」がでできます。

 なお、先述のオーバードライブ時の速度は、これをふまえた数字ではない(LV3)なので、もっと速いということです。

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 一方、「映像美」に関わる技術として「超解像技術」「エンハンストカラー」、コントラストを強化する「CREX」、ゲーム用の暗部強化技術として「Night Clear Vision」など、映像補整機能は、ゲーミングモニターのなかでも、相当充実します。

 ある種、テレビに近いと言える仕様です。超解像技術については、「スルーモード」でも有効とのことです。

 「目の優しさ」については、チラツキ防止のフリッカー対策はありますし、最低限の性能はあります。

 接続端子は、HDMI3つDisplayPort(DP)が付属します。

 HDMIは、HDMI2.0で、144Hzまでならば公式に対応します。

 一方、USB-C端子があるので、そちらでも映像と音声の電送が可能です。165HzでもOKです。

 ただ、ノートPCなどをつなげても給電できるUSB-PD給電には非対応です。まあ、需要はないかとは思います。

 先述のように、基本的に可能な限りにおいて、PCとはDPポートをつなげた方がよいです。

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 ディスプレイスタンドは、フル稼働の「パーフェクトスタンド」です。

 調整幅も必要十分で、「目に優しい」機種です。

 VESA規格も対応です。

 そのほか、本機は、本体のイルミネーションに対応します。

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 以上、アイオーデータの EX-LDGCQ321HDBの紹介でした。

 三菱時代のTV技術を大いに活かした、ゲーミングモニターに思えます。

 ゲーミングほか、映像の視聴も視野に入れたマルチメディア用途にはわりと向くでしょう。仕事にも視野角の部分で問題ないと思います。

 ゲーミング的には、黒挿入技術はないですが、「スルーモード」と「FreeSync」の同時利用できるため、その点を含めて、他社の対応機にも劣らないでしょう。

 ただ、(オーバードライブしない状態での)ADS自体の本来のパネル速度の部分は、ゲーミングモニターに親和性が高いか、というのは、論争的ではあるかもしれません。


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 【2023年発売】

 【27インチ】

 (3年保証)

 21・IODATA EX-GDQ271JA
  ¥46,700 Amazon.co.jp (2/7執筆時)

 21・IODATA KH-GDQ271JA
  ¥43,340 楽天市場 (2/7執筆時)

 (5年保証)

 21・IODATA LCD-GDQ271JA
  ¥45,232 楽天市場 (2/7執筆時)

リフレッシュレート:最大180Hz
応答速度:0.2ms (GtoG)

 【2020年発売】

 【27インチ】

 (3年保証)

 22・IODATA EX-GCQ271HA
  ¥46,700 Amazon.co.jp (2/7執筆時)

 (5年保証)

 22・IODATA LCD-GCQ271HA
  ¥54,159 楽天市場 (2/7執筆時)

リフレッシュレート:最大160Hz
応答速度:1ms (GtoG)

リフレッシュレート:最大165Hz
解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:400cd/u
パネル: AHVA (Fast IPS) ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術:G-SYNC Compatible
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:  
接続端子: HDMI2.0×3 DP
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
保証期間: 3年/5年

 GigaCrysta KH-GDQ271JAなどは、アイオーデータの27インチの2.5Kモニターです。

 こちらもAmazon限定の格安3年保証モデルがあります。基本仕様は同じです。

 一方、旧機種がのこります。最大リフレッシュレートがやや落ちるほか、後述する理由で、応答速度の値が落ちます。旧機は、リモコンもないです。

 値段差はないので、新機種で良いかなと思います。あとは同じですので、同時にみていきます。

 リフレッシュレートは、最大で、180Hzまで対応です。

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 液晶パネルは、AUOのAHVAを採用します。

 名前的にVAパネルと誤解しそうですが、台湾のAUOの生産するIPSの性質をもつパネルです。

 ゲーミングモニターの場合は特に、台湾系の大手が同社の高性能パネルを使います。

 同社は、ADSを使う場合が多いですが、こちらはAUOでした。他社でも説明したように、AUOはゲーミング用の高性能パネルが強いと言える企業です。

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 色空間は、数値として非開示です。

 そのため、広色域タイプではないと思います。恐らく、ASUS流に書けば、Fast-IPSと同じパネルだと思います。

 HDRは、HDR400です。

 チラツキ対策は、G-SYNC Compatibleです。

 Adaptive Syncの記載もあるので、DPならばAMD系もフォローとは言えます。

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 Clear AIM機能とは、高速映像のモーションブラー(=ブレ)を抑制する機能です。

 LGの1ms Motion Blur Reductionとか、ASUSのELMBなどが採用する技術と同じで、フレーム間に黒フレームを挿入することで残像感を軽減する仕組みです。

 目の錯覚で、黒フレームを挿入すると残像していないように「見える」という理屈です。

 テレビなどにも使われる技術です。黒フレームを挿入する場合と、消灯させる場合とがありますが、アイオーデータの場合、後者になります。

 ただし、Clear AIM機は、万能ではなくHDRと重ねがけはできず、リフレッシュレートが120Hz未満だと使えず、さらに、可変リフレッシュレートでは使えない(=G-SYNC Compatible・AdaptiveSyncと併用不可)です。

 また、強すぎると、輝度が落ちる弊害もあるので、万能ではないです。

 もちろん、各社ともなにかしら制約はあるのですが、一部併用ができるASUSなどと比べると、制限が多めにみえます。

 応答速度のは、オーバードライブ時0.2msです。

 Fast-IPSとしても速めなのは、この値は最大リフレッシュレート時に、Clear AIM機能を利用した状態だからです。パネル自体は、1msと同じ水準と考えて良いです。

 画質面での補整機能は、先述のバーストモードは非搭載で、スルーモードのみあります。

 映像美系の機能は、だいたい同じですが、コントラストを強化する「CREX」は未搭載です。コスト削減のためと言うより、パネルの性質の違いからでしょう。

 「目の優しさ」は、チラツキ防止のフリッカー対策はありますし、最低限の性能はあります。

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 接続端子は、HDMI2.0が2つとDP1.2です。

 Ocでの165Hzは、DPのみのフォローとの記載です。

 そのほかUSB-Aポート(USB 2.0)が1つありますが、マイク専用とされます。

 ディスプレイスタンドは、フルスペックです。

 調整幅も、高さ10cm、チルト角度(上25° 下5°)ですし、平均点以上です。

 保証は、5年です(Amazon限定は3年)。

 ただし、いずれも、無輝点保証はありません。

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 以上、アイオーデータのGigaCrysta KH-GDQ271JAなどの紹介でした。

 Fast-IPSを搭載するASUS機が実質的なライバルです。

 価格帯もだいたい同じですが、ASUSなどより機能的に「テレビより」な方向性と言えそうです。

 新機種はリモコンも付きますので、STB機器でのテレビ視聴や、ゲーム機などと兼用の方向性ならば、HDMI端子も多いですし、良い選択肢の1つでしょう。

2-2・MSIのモニターの比較

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 続いて、台湾のMSIの2.5Kモニターです。 


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 【2023年発売】

 【27インチ】(執筆時在庫なし)

 23・ MSI Optix MAG274QRX
  ¥(59,800) Amazon.co.jp (2/7執筆時)

リフレッシュレート:最大240Hz
輝度:350cd/u
HDR:HDR400
接続端子:HDMI2.0 ×2 DP1.4 USB-C

 【2021年発売】

 【27インチ】

 24・ MSI Optix MAG274QRF-QD
  ¥49,800 Amazon.co.jp (2/7執筆時)

リフレッシュレート:最大165Hz
輝度:300cd/u
HDR:HDR
接続端子:HDMI2.0 ×2 DP

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:300cd/u
パネル:IPS(量子ドット)
コントラスト比:1000:1
同期技術:G-Sync Compatible
応答速度:1ms (GtoG)
USB給電:
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年間

 Optix MAG274QRX は、台湾のMSIが販売する27インチモニターです。

 旧機種が残ります。

 比較する場合、リフレッシュレートの部分ほか、パネル輝度が低めで、ピークもHDR400に達していない点で劣ります。値段を含めて、今買うならば新機種でしょう。

 以下、新機種をベースとして説明します。

 リフレッシュレートは、最大240Hzです。

 この解像度だと、最高水準と言えます。

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 液晶パネルは、RAPID IPSとの表記です。ノングレアです。

 詳しい情報はないですが、ASUSが使うAUO(Fast-IPS)のMSI的な「言い回し」でしょう。

 ただ、パネル下の仕組みが少し異なり、QLED(量子ドット)を利用する点に大きな違いがみられます。

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 QLED(量子ドット)は、TVではメジャーで諸方式があります。

 代表的なのは、光源に青色LEDを採用した上で、パネルの後部に特殊フィルムを差し込むことで、色再現性を高める技術です。本機もそのようです。 

 色空間は、AdobeRGBで99%カバーDCI-P3のカバー率も97%です。

 QLEDのメリット性で、現代的な広色域です。

 応答速度も、GtoG1msです。

 IPSとしては高速と言えます。

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 HDRは、対応ですが、バージョンの記載はないです。

 チラツキ対策は、NVIDIA GeForce系のみ対応(G-Sync Compatible)です。

 画質面での補整機能は、一方、黒挿入技術などの採用はないです。

 ただ、ゲーム用の暗部補正(ナイトビジョン)をはじめ、ゲーム用の機能はあり、フリッカー対策もあります。

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 接続端子は、HDMI2.9・DisplayPort 1.4a・USB-Cです。

 ただし、240Hz動作希望ならば、端子の対応レートの上限があるので、DPかUSB-Cを使います。

 なお、USB-C端子には、ノートPCなどに対する給電機能はないです。

 このほか、USB-Aハブが2端子ありますが、出力的にUSB2.0と速度が出ないので、マウスなどの周辺機器用になります。

 ただ、マウス他の周辺機器が共用できるKVMスイッチ対応です。最近、各社ともこの仕様は増えています。

 ディスプレイスタンドは、フル稼動です。

 チルト(上20・下5)、高さ(13cm)、左右(90度)と縦回転で、稼働性もゲーミング用としてはかなり良く、印象が良いです。

 付属ケーブルは、DisplayPortHDMIのみ付属です。

 保証期間は、3年です。

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 以上、MSIOptix MAG274QRX の紹介でした。

 デザイナー向けの広色域化パネル(量子ドットIPS)をゲーム用に使った部分で、映像美のレベルが期待できる製品です。HDR400にも対応しますし、パネル性能の部分は難はないです。

 一方、チラツキ対策を含めて、特別なゲーム向けの機能は「あっさり味」なので、値段面で比較対象になるのは、DELLやHPといった米国勢になると言えます。

ーーー

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 【2022年発売】

 【27インチ】

 25・ MSI G274QPF-QD
  ¥54,800 Amazon.co.jp (2/7執筆時)

パネル:IPS(量子ドット)
HDR:HDR400
接続端子:HDMI2.0 ×2 DP USB-C

 26・ MSI G274QPF
  ¥39,800 Amazon.co.jp (2/7執筆時)

パネル:Fast-IPS(Rapid-IPS)
HDR:HDR400
接続端子:HDMI2.0 ×2 DP USB-C

 27・ MSI G274QRFW
  ¥49,800 楽天市場 (2/7執筆時)

パネル:Fast-IPS(Rapid-IPS)
HDR:HDR  
接続端子:HDMI2.0 ×2 DP1.4

リフレッシュレート:最大165Hz(Oc 170Hz)
解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:300cd/u
コントラスト比:1000:1
同期技術:G-Sync Compatible
応答速度:1ms (GtoG)
USB給電:
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年間

 なお、MSIにからは、以上3機の販売もあります。

 先ほどの機種の実質的な下位機です。

 リフレッシュレートは、どれも170Hzまでの対応幅です。

 1に、G274QPF-QDは、パネルは量子ドットですが、輝度が少し落ちます。

 それでも、HDR400に対応水準なのですが、色域が少し落ちて、DCI-P3 95%です。

 それでも十分な広色域ですが。

 第2に、 G274QPFは、パネルが量子ドットではないRAPID IPSになります。

 色空間(色域)のスペックが異なり、DCI-P3 93%です。

 静止画によく使われるAdobeRGBベースだと、カバー率96%と、量子ドット機より良いですが、本機阿ゲーミング用ですし、下位機とみなすべきです。

 第3に、G274QRFWも、RAPID IPSです。

 こちらはピーク輝度の関係で、HDR400に対応しないほか、色域もDCI-P3 90%と「並の性能」になります。USB-接続もできません。

---

 結論的にいえば、G274QPFは、予算を少し抑えたい場合、「選んで良い」機種に思えます。

 ただ、標準輝度を抑え気味にした機種で、ピーク輝度を高めて、HDR400に対応させてはいますので、できれば、元から350cd/uのさきほど見た上位機のほうが、輝度バランスは良いと思います。

2-3・デルのモニターの比較

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 続いて、米国デルのゲーミングモニターです。

 同社はデスクトップに強いPCメーカと言うことで、ゲーミングモニターも一定数展開があります。


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 【2022年発売】

 【31.5インチ】

 28・ Dell G3223D
  ¥34,800 Amazon.co.jp (2/7執筆時)

リフレッシュレート:最大165Hz
解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:400cd/u
パネル: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術:G-SYNC & FreeSync
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR 400
USB給電:  
接続端子:HDMI2.0 x2 DP1.4x1
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年(無輝点保証)

 G3223D は、アメリカのDELLの販売する31.5インチの2.5Kゲーミングモニターです。

 リフレッシュレートは、最大165Hzです。

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 液晶パネルは、Fast IPSとの記載です。

 応答速度が高いところが特徴のパネルです。

 コントラスト比や、色域(DCI-P3 95%)はいじってないのでnano-IPSとは差がありますが、ゲーム用なら良い仕様です。

 HDRは、HDR400です。

 このグレードだとスタンダードです。

 チラツキ対策は、AMD FreeSyncと、G-sync compatible双方に対応です。

 後者は、仕様上、DP接続に限られます。

 応答速度は、1ms(GTG)です。

 「Fast IPS」の名前通りです。

 画質面での補整機能は、基本的なものは網羅します。

 ゲームにおける暗部補整(Night Vision )ほか、5つのモードがあります。

 フリッカー対策も対応です。

 ディスプレイスタンドは、チルト左右高さ回転と全方向稼動します。

 調整幅は、高さ10cm、チルト角度(上21° 下5°)、左右(60°)と高さです。

 十分な調整幅です。

 接続端子は、HDMI2.0x2 DisplayPortx1という構成です。

 USB-Aハブもあります。速度はUSB3.0なので、高速でないならばストレージにも使えるでしょう。

 保証期間は、DELLの良い部分です。

 3年間保証がある上、「無輝点保証」も付くため、通常不良品扱いされない液晶のドット不良の交換が保証されます。常時点灯のみとはなりますが、嬉しい部分です。

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 以上、DELLAW2721Dの紹介でした。

 160Hzで、1msが出せるIPS系ですので、価格的には妥当と思える機種です。

 その上で、HDR400の水準に達しているため、性能面でもまとまっています。この値段ラインの31.5インチ機としては悪くないと思います。

 ただ、あと1.5万円足せば、LGの31.5インチが選べます。リフレッシュレートや、画質面で、結構差があるので、少し難しい選択肢は迫られるでしょう。

ーーー

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 【2023年発売】

 【27インチ】

 29・ Dell G2724D
  ¥39,800 Amazon.co.jp (2/7執筆時)

リフレッシュレート:最大165Hz
解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:400cd/u
パネル: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術:G-SYNC & FreeSync
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR 400
USB給電:  
接続端子:HDMI2.0 x2 DP1.4x1
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年(無輝点保証)

 なお、DELLからは、以上の27インチ機も出ています。

 おなじ、Fast-IPS表記で、パネル部分のスペックも同じです。

 ただ、色域について、こちらは、(動画時代に重要な)DCI-P3カバー率が不記載で、旧来のsRGBカバー率(99%)のみの表記です。

 おそらく、パネルグレードの部分でがあるので、設置幅が許すならば、先ほどの機種のがよさそうに見えます。


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 【27インチ】

 【2023年発売】

 30・Dell ALIENWARE AW2724DM
  ¥62,800 Amazon.co.jp (2/7執筆時)

パネル: Fast-IPS ノングレア
接続端子:HDMIx2 DP1.4x1

 【27インチ】

 【2022年発売】

 31・Dell ALIENWARE AW2723DF
  ¥81,799 DELL直販 (2/7執筆時)

パネル: Nano-IPS ノングレア
接続端子:HDMIx1 DP1.4x2

リフレッシュレート:最大240Hz
解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:600cd/u
コントラスト比: 1000:1
同期技術: FreeSync Premium Pro
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR600
USB給電:  
接続端子:HDMIx2 DPx1
スタンド:チルト 左右 高さ
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年(無輝点保証)

 AW2724DMも、アメリカのDELLの販売する27インチのゲーミングモニターです。

 他社にも見られた、2.5K解像度の240Hz対応機で、同社の2.5Kの最上位機です。

 新旧両機種ありますが、性能は同じです。

 パネル名なのですが、旧機は上位のNano-IPS(Fast IPS Nano Color)表記なのですが、輝度・色域・応答速度も同じものです。

 出荷先のLGのほうの技術水準の向上で、旧来は最上位の名称だったパネルが、今だと、2番目の「Fast-IPS」の位置みたいな感じで考えれば、良いかなと思います。

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 結論的にいえば、値段の安い新機種で良いでしょう。

 ヘッドホン端子の有無ほか、細かい端子形状・構成や、スタンド形状、筐体色の違いはありますが、大きな違いはないですので。

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 モニター解像度は、WQHD(2560x1440)です。

 リフレッシュレートは、最大240.0Hzです。

 Display Portのみの対応で、HDMIは、144Hzまでとなります。

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 液晶パネルは、LGのNano-IPSです。

 ただし、DELLは、Fast IPS Nano Colorと書きます。

 色空間は、DCI-P3で95%で、輝度は600cd/uです。

 応答速度は、1ms (GTG)です。

 これらの部分で言えば、色空間の部分で、LGのNano-IPSほどの数字(98%)は出ていませんが、あとは同じです。実際、Nano-IPSと言って良いです。

 HDRは、HDR600です。

 LGの場合、平均輝度が450cd/uで、HDR対応のために、ピーク輝度を600cd/uにしていました。DELLは、そもそもが600cd/uですので、この部分の仕様は少し違います。

 ゲーミングならば問題ないでしょうが、どちらかと言うと本機は完全に「特化型」の設定で、仕事にも使う場合、輝度がしっかり落とせない関係で少しキツい可能性はあります。

 ただ、ゲーム+動画用などならば、問題ありません。。

 チラツキ対策は、 G-SYNC compatibleFreeSync Premium Proの両認証を得ています。

 画質面での補整機能は、ゲーム用にお馴染みの「Night Vision(暗部強化)」ほか、Clear Visio(鮮明化)などは見られます。

 ただ、「黒フレーム挿入」など、独自機能はないです。

 「目の優しさ」の部分では、フリッカー対策などはなされます。

 あとは、ブルーライトカットほどです。

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 ディスプレイスタンドは、フルスペックです。

 高さ(11cm)、チルト角度(上21° 下5°)、左右(40°)と回転で、十分な稼働性があります。

 接続端子は、HDMI2.0 x2 DP1.4 tx1という構成です。

 USBハブ機能もあります。USB3.0なので、ストレージもつなげられますが、SSDをつなげるほど高速ではないです。

 保証期間は、3年です。

 「無輝点保証」もあります。

 このほか、ゲーム用としてライティング機能も装備です。

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 以上、DELLAW2724DMの紹介でした。

 27インチはBenQASUSWQHD最大240.0Hzのものを出します。

 それと比べると、価格が安めです。その代わり、黒挿入や、環境光センサーほか、オリジナルの機能はあまりないという、製品にみえます。

 先述のように、輝度が結構高め設定の部分がありそうなので、ゲーム用以外に利用する場合は、この部分の事前チェックは必要かと思います。 

 保証面では、無輝点保証も付きますし、その部分のお買得感(安心感)は感じます。

次回に続く!
ゲーミングモニターのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、ゲーム用のWQHD解像度のモニターの比較の2回目記事でした。

  しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

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3・2.5Kゲーミングモニターの比較〈3〉
 3-1:Acer〈台湾〉
 3-2:JapanNext〈日本〉
 3-3:その他の企業〈各社〉
4・ゲーミングモニターの比較  【結論】
 =最終的なおすすめ機種の提案

 続く3回目記事こちら)では、AcerなどのWQHD解像度のゲーミングモニターを追加で紹介します。

液晶のみやすさ   ★★★★★
スタンドの性能   ★★★★★
応答速度      ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証      ★★★★★
総合評価      ★★★★★

 次回の最終回記事こちら)では、記事全体の「結論」として、価格別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

 他の解像度のモニターも含めた、総合的なおすすめになります。

 引き続きよろしくお願いします。

 3回目記事は→こちら

posted by Atlas at 21:08 | PC用液晶モニター

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