Top PC用液晶モニター 比較2022' 【PC用】曲面モニター47機の性能とおすすめ・選び方 (1)

2022年10月31日

比較2022' 【PC用】曲面モニター47機の性能とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする内容】2022年 曲面パネルのゲーミングディスプレイ・ビジネス用曲面モニターの性能とおすすめ・選び方:UWWQHD 1800R 1500R 1000R PC用高リフレッシュレートカービングモニター

【比較する製品型番】Dell ALIENWARE AW3423DW Dell S2722DGM S3222DGM S2422HG S3422DWG S3422DWG S3222HG LGエレクトロニクス 34WQ75C-B 34WQ60C-B LG UltraGear 34GL750-B 34GN850-B 34WP65C-B ASUS TUF Gaming VG32VQ VG27VQ ROG Strix XG32VQR Acer NITRO XZ322QUPbmiiphx XZ272UPbmiiphx XZ2 XZ272UVbmiiphx MSI Optix G27CQ4 G32CQ4 Predator X34 X34Sbmiiiphzx

今回のお題
曲面モニターのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2022年10月現在、最新の曲面モニターの比較です。

 主には、ゲーム用の「曲面ゲーミングモニター」の紹介ですが、LGやEIZOが「ビジネス用曲面モニター」もだしたので、そちらもフォローしています。

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 なお、今回の記事は、基本的にはゲーム用モニターの紹介の1つとして書いています。

 ただビジネス用・映像視聴用にどうなのか?という視点でも分析するつもりです。

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液晶のみやすさ   ★★★★★
スタンドの性能   ★★★★★
応答速度      ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証      ★★★★★
総合評価      ★★★★★

 というわけで、以下では、各社のモニターを一機ずつ比較していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、「Atlasのオススメ機種」を提案していきます。

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1・格安ゲーミングモニターの比較
2・高速ゲーミングモニターの比較
3・2.5Kゲーミングモニターの比較
4・4Kゲーミングモニターの比較
5・曲面ゲーミングモニターの比較
6・ゲーミングモニターまとめ

 なお、今回の記事は、ゲーミングモニターの比較記事全体としては、5回目記事として書きました。

0・曲面モニターの選び方の基本

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 はじめに、「曲面ディスプレイの選び方の基本」からです。

 ゲーミング用自体の「選び方の基本」は、1回目記事こちら)で書きました。

 しかし、曲面モニターは、「固有の注意点」あるので、あらかじめ説明しておきます。

ーー

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 曲面ディスプレイは、中心から緩やかに傾斜があるパネルです。

 どれも同じ曲率ではなく、「ゲーム用の黄金比」とも言われる1800Rを平均として、4種類があります。

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 極限だと、現在は(目の視野の湾曲率に近似する)1000R(27インチ)が最高です。

 独特の没入感があるので、迫力を感じられますし、見映えもするので、結構人気です。

 とくに、ゲーミングディスプレイとしては、大画面でも左右の画面隅まで視界に入れやすい点で、優れると言えます。

 しかし、曲率の部分を含めて、曲面ディスプレイ「特有の注意点」もあります。

 以下、順番に解説しておきます。


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 第1に、「曲面ディスプレイ酔い」です。

 とくに、小型画面に多い、曲率が高いディスプレイはこれが言えます。

 Eゲーマーには少ないかもしれませんが、「3D酔い」しがちな方は、画面の各部にに対する目からの距離感の違いで「酔いやすい」と言えます。

 ある程度までは「慣れ」なのですが、TVやスマホでは「平面」を使い続けるわけで、慣れには、個人差があります。

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 第2に、「目の疲れ」です。

 文字表示するような仕事に向かないのは「当たり前」です。

 一方、ゲームや動画などの利用では、定まった評価がないです。

 モニターメーカーのMSIこちら)は、目の疲れ軽減に「曲面は逆に効果がある」ということを言います。韓国の研究者の(こちら)の論文をひきつつ、それを説明します。

 ただ、30分の試験です。また、FPSゲームをやっているような状況でもない比較試験なので、論争的と思います。

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 なお、MSIは、この見解を基に、2022年に1500Rと 相当「キツい」カーブのディスプレイをビジネス用として製品化しています(MSI PRO MP271C)。

 ただ、仕事において目に優しいと言えない、VA液晶でだした部分を含めて、どこまで「目の優しさ」に配慮しての見解かは、すこし疑問です。

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 一方、(目に優しいビジネスディスプレイで定評がある)EIZOが2300Rという緩やかなカーブの37.5インチを出しました(EV3895)。

 ゲーミング用は1800Rという「キツい」カーブが多いのであれですが、この部分の今後の見解は変わる可能性はあります。

 ただ、EIZOにしても、「没入感」と(平面だと)「画面の近くに寄りすぎてしまう」という点を強調してのことなので、(保守的な)Atlasはこの部分の評価はもうすこしの間、保留とします。

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 結論的にいえば、長時間使って目が疲れにくいとは言えない、というのが、Atlasの今の考えです。

 もちろん、広い画面を使ったほうが有利な場合で、近接視聴でも「左右の画面隅まで視界に入る」のは、ゲーミングにおけるメリット性はあります。

 視野のほとんどが画面に生きやすいので、没入感も相当高まり、ゲームに集中できるでしょう。

 しかし、「目の優しさ」の部分で言えば、むしろ、画面から適度に離れ、平面パネルの全体に視界にはいるほうが、確実に疲れにくいでしょう。

ーーー

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 第3に、ゲーム以外での利用」です。

 これは、一部のモニターにだけ言えますが、フルHD・WQHD・4Kではない特殊なサイズ(2560×1080)のモニターがあります。

 その場合、画面の縦横比が30%ほど広い21:9などになります。

 映画などは端の「黒帯」が増えます。ゲームでも、アスペクト比が16:9に固定の場合は、同じことが言えるでしょう。

ーーー

 以上、曲面ディスプレイの良い部分と、注意するべき部分を書きました。

 改めて言えば、曲面ディスプレイは「クセ」はあるので、合う合わないについて、個人差が大きくでるモニターと考えてください。

 ただ、ゲーミングに限れば、「疲れにくい」かはさておき、画面隅の視認性の部分でメリット性も大きいので、試して見る価値はあるでしょう。

1・曲面ゲーミングモニターの比較

 というわけで、比較をはじめます。

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1・曲面モニターの比較 (1)
 1-1:DELL〈米国〉
 1-2:LG〈韓国〉
 1-3:ASUS〈台湾〉
2・曲面モニターの比較 (2)
 2-1:MSI〈台湾〉
 2-2:Acer〈台湾〉
 2-3:ギガバイト〈台湾〉
 2-4:BenQ〈台湾〉
3・曲面モニターの比較 (3)
 3-1:HP〈米国〉
 3-2:EIZO〈日本〉
 3-3:その他の企業
4・ゲーミングモニターの比較  【結論】
 =最終的なおすすめ機種の提案

 今回は、上表のようなメーカー順に、製品を紹介していきます。

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

1-1・デルのモニターの比較

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 はじめに、米国デルのゲーミングモニターです。

 同社はデスクトップに強いPCメーカーなので、ゲーミングモニターも多くの展開があります。

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 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2020年発売】

 【27インチ・曲面モニター】

 1・Dell S2722DGM
  ¥30,668 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

 【31.5インチ・曲面モニター】

 2・Dell S3222DGM
  ¥55,330 楽天市場(DELL直販) (10/31執筆時)

周波数:最大165Hz
曲率:1800R
解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:350cd/u
液晶方式: VA ノングレア
コントラスト比: 3000:1
同期技術: FreeSync Premium
応答速度:2ms (GtoG)
HDR:
USB給電:  
接続端子: HDMI2.0×2 DP
スタンド:チルト・高さ
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年間

 S2722DGM は、DELLが販売する27インチ曲面ゲーミングモニターです。

 画面サイズは、展開として31.5インチもありますが、パネルサイズ以外は同じです。

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 モニター解像度は、WQHD(2.5K)で2560x1440です。

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 なお、WQHDは、画面密度(ppi)としては、フルHDより25%と詳細なので、その分、広くフィールド表示ができます。

 4Kは、200%大きくなるので、はあります。

 しかし、そもそも27型以下ならば4Kだと細かすぎて読めないので、27インチやそれ以下のゲーム用としては、WQHDは悪くないです。

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 曲率は、1800Rです。

 だいたいこのあたりのカーブが、曲面機の平均値で、この値より小さいと、結構カーブを「きつく」感じます。

 「ゲーミング向き」の最適とされる曲率は、1800Rと言われます。

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 液晶パネルは、VA方式です。

 TVパネルとしてよく使われるものです。コントラストがあげやすく「黒が締まる」ので「映像美」に優れます。視野角も178度と広いです。

 一方、「ギラツブ」とも呼ばれる独特の粒状感があるので、近接視聴だと目が疲れやすい部分があります。

 ただ、本機は曲面で、そもそも、他機以上に(もともと)仕事に向かないので、問題ないでしょう。

 一方、(オーバードライブ前の)パネル自体の応答速度は、さほど高くできないので、ゲーミングモニター向きの方式かとはあまり言えない部分はあります。

 輝度は、350cd/m2です。

 HDRは、非対応です。

 リフレッシュレートは、最大165Hzです。

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 チラツキ対策は、AMD系のFreeSync Premiumに対応します。

 1回目記事こちら)の冒頭に詳しく書いたように、カクツキ対策もフォローされます。

 独自機能は、本機もないです。

 応答速度は、オーバードライブ時に2ms (GtoG)です。

 なお、1ms(MPART)ですが、一部のメーカーが使い始めた単位で、一般的なGtoGだと4msであるのが普通です。

 VAは、IPS以上に(オーバードライブなしの)パネル自体の応答速度は出しにくいため、これでも優秀だと思います。

 画質面での補整機能は、基本「PC側任せ」です。

 例えば、先述の「黒挿入技術」をふくめて、特段の補正がないです。

 「目の優しさ」については、チラツキ防止のフリッカー対策はありますし、最低限の性能はあります。

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 接続端子は、HDMI2.02つと、DisplayPortが付属します。

 いずれの接続でも、WQHD解像度では、165Hz対応です。

 ディスプレイスタンドは、前後のチルト角度と、100mmの範囲で高さ調節が可能です。

 そこそこ優秀です。

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 保証は、3年です。

 DELLのモニターは、上位機もそうですが、普通の保証以外に、「3年間のプレミアムパネル交換保証(無輝点保証)」があります。

 常時消灯(黒点)こそ保証されませんが、この部分も、同社の「売り」と言えます。

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 以上、DELLS2722DGMFの紹介でした。

 曲面ディスプレイは、「映像美」を重視したVAが多いです。ゲームほか、動画コンテンツの支庁中心で、それを重視するならば、ありでしょう。

 ただ、その点で言えば、それ向けの画質向上技術や、HDRに対応しない部分で、すこし残念感は感じます。

ーーー

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 【2020年発売】

 【23.8インチ・曲面モニター】

 3・Dell 23.8インチ S2422HG
  ¥22,720 楽天市場 (10/31執筆時)

 【31.5インチ・曲面モニター】

 4・Dell 23.8インチ S3222HG
  ¥58,800 楽天市場 (10/31執筆時)

周波数:最大165Hz
曲率:1500R
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:350cd/u
液晶方式: VAノングレア
コントラスト比: 3000:1
同期技術: FreeSync Premium
応答速度:4ms (GtoG)
HDR:
USB給電:  
接続端子: HDMI2.0×2 DP
スタンド:チルト
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年間

 なお、同社からは末尾がHGで終わる下位シリーズがあります。

 大きな違いは、応答速度の部分で、本機は(遅くはないですが)4msと上位機の半分です。バックパネル部分の工夫の違いとなります。

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 一方、23.8インチのラインナップが本機の場合ありますが、こちらは曲率が1500Rなので、1800Rよりは湾曲します。

 画面サイズの違いから、目との距離は変わるので一概に比較できませんが、結構な湾曲率なので、先述の「曲面ディスプレイ酔い」の心配は、少しありそうです。


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 【2020年発売】

 【34インチ・曲面モニター】

 5・Dell S3422DWG
  ¥54,096 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

周波数:最大165Hz
曲率:1800R
解像度:UWWQHD (3440x1440)
輝度:400cd/u
液晶方式: VA ノングレア
コントラスト比: 3000:1
同期技術: FreeSync Premium
応答速度:2ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:  
接続端子: HDMI2.0×2 DP
スタンド:チルト
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年間

 S2722DGM は、DELLが販売する27インチ曲面ゲーミングモニターです。

 画面サイズは、展開として31.5インチもありますが、パネルサイズ以外は同じです。

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 モニター解像度は、UWQHD3440x1440です。

 一応、画面密度は110ppiなので、WQHD水準ですが、冒頭書いたように、画面の縦横比が、21:9であり、特殊です。

 完全にゲーム特化型で、16:9となる映画などコンテンツのフルスクリーン視聴時は、画面左右の黒帯が相当でます。

 曲率は、1800Rです。問題ないです。

 液晶パネルは、本機も、非光沢のVA方式です。

 ただ、DCI-P3 90%の色域を保証する点で、広色域な上位のVAパネルと言えます。

 輝度も、400cd/m2です。

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 HDRは、輝度が高いので、HDR400で対応です。

 HDRや多くのゲームで対応する、輝度表現に関する新規格です(ハイダイナミックレンジ)。

 「映像美」に関わる技術で、対応コンテンツを再生する場合、明暗差がハッキリつきます。

 リフレッシュレートは、最大165Hzです。

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 チラツキ対策は、AMD系のFreeSync Premiumに対応します。

 応答速度は、オーバードライブ時に2ms (GtoG)です。

 画質面での補整機能は、やはり「PC側任せ」です。

 チラツキ防止のフリッカー対策がある程度です。

 202112101046.jpg

 接続端子は、HDMI2.02つと、DisplayPortが付属します。

 この解像度の場合、DPでないと高リフレッシュレートは無理です。

 ディスプレイスタンドは、前後のチルト角度のみ調整可能です。

 画面サイズ的に、これで良いかと思います。

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 以上、DELLS3422DWGの紹介でした。

映像美」を重視したVAであることは、引き続きメリット性です。

 ただし、映画などの視聴をこのパネルで行う場合、縦横比の関係で普通のWQHDと同じ面積での視聴となるので、やや損した感じはあります。

 そもそも曲率その他は、フルスクリーン利用に最適化しているでしょうし、「完全にゲーム専用」という方向けです。


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 【2020年発売】

 【37.5インチ・曲面モニター】

 6・Dell S3422DWG
  ¥167,951 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

周波数:最大165Hz
曲率:2300R
解像度:UWWQHD (3440x1440)
輝度:400cd/u
液晶方式: nano-IPS ノングレア
コントラスト比: 3000:1
同期技術: G-SYNC ULTIMATE
応答速度:2ms (GtoG)
HDR:HDR 600
USB給電:  
接続端子: HDMI2.0×2 DP
スタンド:左右・チルト
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年間

 S2722DGM は、DELLが販売する27インチ曲面ゲーミングモニターです。

 画面サイズは、展開として31.5インチもありますが、パネルサイズ以外は同じです。

 202108141306.jpg

 モニター解像度は、UWQHD3440x1440です。

 解像度部分の問題点は、1つ上の製品で説明しました。

 曲率は、2300Rです。

 画面が大きい分、緩やかです。とはいえ、少し離れて使うものでしょう。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

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 液晶パネルは、Nano-IPS液晶です。

 (普通の)IPS液晶は、VAより、コントラスト比が弱く「黒の締まり」はイマイチですが、実際的な視野角は広く、目に優しいので、大画面向きです。

 さらに、Nano-IPSは、色域が広い広色域IPSに分類される高級パネルです。

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 バックライトにナノ粒子層(蛍光体)を追加し、黄色・オレンジ系の余分な色を排除し、色彩(特に赤)を整える技術です。

 色空間も、DCI-P3で90%です。

 総合的に言って、ゲーム用として、現状では、画質面では最高級でしょう。

 輝度は、400cd/m2です。

 HDRは、HDR600に、対応です。

 輝度自体は400カランですが、可変バックライトで、ピーク輝度が高いので対応です。

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 応答速度は、1msです。

 Nano-IPS液晶のもうひとつの特徴で、IPS液晶としては最速です。

 スイッチングの改良で4倍速を実現しました。

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 チラツキ対策は、本機については、NVIDIA G-SYNC ULTIMATE認証です。

 ディスプレイ側に専用チップがあり、高度に対応するほか、HDR600以上の水準の製品に許される認証です。

 ただし、PinPなど複数画面表示など特殊な動作の際は動きません。

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1・G-SYNC compatible
 =専用プロセッサなし
2・G-SYNC
 +専用プロセッサあり
3・G-SYNC Ultimate
 +HDR 600対応

 画質面での補整機能は、説明が必要です。

 まず、G-SYNC以上の場合、チラツキ・カクツキだけでなく、多様な処理ができます。

 とくに、黒挿入技術は、ULMB(NVIDIA Ultra Low Motion Blur)として、ASUSと同じ、消灯はしない「黒フレーム挿入」ができます。

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 本機については、他社機や旧機と違って、OSDに(どうも)ULMB設定が見あたらないので、機能がないようにみえます。

 このあたりは確認できませんが、最上位の「G-SYNC Ultimate認証」は、HDRに対応してさえいれば、専用プロセッサで対応しなくても認証が取れる可能性があります。

 いずれにしても、G-SYNCについては、プロセッサ搭載の場合も、チラツキ防止(Adaptive-sync)は利用できない部分はあります(垂直同期は可)。

 「目の優しさ」の部分では、環境照明センサーによる輝度調整機能があります。映像美にの部分でも強化される技術です。  

 そのほか、フリッカー対策などはなされますが、ゲーム初心者向けにカスタマイズされた機能は、あまりないです。

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 接続端子は、HDMI2.02つと、DisplayPortが付属します。

 この解像度の場合、DPでないと高リフレッシュレートは無理です。

 ディスプレイスタンドは、前後のチルト角度のみと左右の旋回のみフォローです。

 やはり画面サイズ的に、これで良いかと思います。

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 以上、DELLS3422DWGの紹介でした。

 G-sync対応なので、NVIDIA系のビデオカードと相性が良いでしょう。

 一方、ULMB機能がないので、黒挿入技術を含めて、「映像美」の部分の機能性は、他社機に劣る部分はあると言えます。


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 【2020年発売】

 【34.18インチ・曲面モニター】

 7・Dell ALIENWARE AW3423DW
  ¥172,607 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

周波数:最大144Hz
曲率:1800R
解像度:UWWQHD (3440x1440)
輝度:250cd/u
液晶方式:QD-OLED
コントラスト比: 1M:1
同期技術: G-SYNC ULTIMATE
応答速度:0.1ms (GtoG)
HDR:HDR True Black 400
USB給電:  
接続端子: HDMI2.0×2 DP
スタンド:前後左右高さ
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年間

 AW3423DW は、DELLが販売する27インチ曲面ゲーミングモニターです。

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 同社は、「初物」のディスプレイ素材を採用する場合が多い企業ですが、本機もそうです

 モニター解像度は、本機もUWQHD3440x1440です。

 曲率は、ゲーミングとしては最も一般的な1800Rです。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

 正確には、175Hzも使えますが、表示色数を落とす必要があります。

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 パネルは、本機は液晶ではなくQD-OLED(Quantum Dot OLED)を採用します。

 サムスンディスプレイが開発した量子ドット技術採用の有機ELパネルでしょう。

 ソニーも(平面パネルですが)2022年の夏に搭載したテレビを出しました。

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 有機ELや、QD-OLEDの詳しい発光原理については(話がそれるので)【おすすめ有機ELテレビの比較記事】のほうをご覧ください。

 ここでは、PCモニターとしてのその能力についてだけふれておきます。

 有機EL(OLED)は、液晶と較べた場合(バックライトを全部消灯できるので)光が漏れず「黒が締まる」特長があります。

 そのため、明暗の差(コントラスト)が上手といえます。液晶は適いません。

 一方、バックライトの強さが上げられない関係で、(暗いほうの表現力は高いものの)輝度を液晶ほど上げられません。

 そのため、明るい場所での利用は苦手で、テレビでも「カーテンを引いたような部屋」での利用に向く製品と言えます。

 QD-OLEDは、この部分の対策のため、量子ドット技術を用いることで、輝度のアップ広色域化を目指したものです。

 実際、本機は、平均輝度は250cd/uながら、ピーク輝度1000cd/uですので、画質部分の能力を増したといえます。

 一方、QD-OLEDは、光が反射せず、日中使いやすいかは「課題」です。しかし、ゲーミング用途の本機なら、この部分は「問題になりにくい」ですし、曲面にしたのもこの部分で「意味がある」と感じます。

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 結論的にいえば、(曲面の是非はおいておき)ゲーミングモニターとして、マッチしたパネル素材の1つに思えます。

 色空間は、DCI-P3で99.3%です

 数字ではLGのNano-IPS並に良いです。

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 HDRは、 True Black 400です。

 認定機関(VESA)の新しい認定企画で、有機ELのHDRを測るために出ている指標です。

 本機のピーク輝度は1000cd/uですので、上位の認証(Tru Black 500/ 600)が取れそうですが、全白輝度(250cd/u)がそれらの基準(300cd/u 350cd/u)に満たないためでしょう。

 ただ、先述のようにコントラスト比は液晶より相当良いので、問題ありません。

 明るい部屋で使いにくいだけで、暗い場所での表現力は「最強」です。

 応答速度は、0.1msです(GttoG)。

 この部分も特長と言えます。 

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 チラツキ対策は、本機も、NVIDIA G-SYNC ULTIMATE認証です。

 画質面での補整機能は、先ほどの機種と同じで、G-SYNCに依拠する形です。

 環境照明センサーによる輝度調整機能も可能で、フリッカー対策もあります。

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 接続端子は、HDMI2.02つと、DisplayPortが付属します。

 この解像度の場合、DPでないと高リフレッシュレートは無理です。

 ディスプレイスタンドは、縦回転ができないだけであとは「フルスペック」です。

 高さは、11cmの範囲です。

 保証は、3年間です。

 先述のように、DELLはプレミアムパネル交換で、ドット抜けも保証されます。

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 以上、DELLW3423DW の紹介でした。

 暗いところで「画質重視」で使う場合、予算を考えなければ、最も優れた機種の1つと言えます。

 先述のように、曲面のゲーミングモニターについて言えば、QD-OLEDはマッチしやすい技術でしょうし、新技術をこのカテゴリに投入したのも頷けます。

1-2・LGのモニターの比較

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 続いて、LGエレクトロニクスのモニターです。

 同社は、自社で(部品としての)IPSパネルが生産できる世界的企業です。性能の良い機種が割安の場合が多いです。


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 【2019年発売】

 【34インチ・曲面モニター】

 8・ LG UltraGear 34GL750-B
  ¥54,606 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

周波数:最大144.0Hz
曲率:3800R
解像度:WフルHD(2560×1080)
輝度:300cd/u
液晶方式: IPS ハーフグレア
コントラスト比:1000:1
同期技術: FreeSync& G-sync
応答速度:5ms (GtoG)
HDR:HDR10
USB給電:  
接続端子: HDMI2.0×2 DP
スタンド:前後・高さ
VESA: 100mm
スピーカー: 7w×2
保証期間: 3年間

 34GL750-B は、LGの販売する34インチのウルトラワイドゲーミングモニターです。

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 モニター解像度は、変則的で、WFHDパネルとも言うべき、フルHDを横長にした形状の2560×1080になります。

 こちらについても、16:9ではなく、21:9の横長画面となります。

 画面が横長なので、通常見えない部分の領域も「見える」というのが「売り」です。

 ただ、16:9に固定しフル画面表示するようなゲームの場合、(上図の赤い部分に)大きな黒帯が入るか、伸びるかするので、ゲーム用としても「遊ぶゲームは選ぶ」とも言えます。

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 曲率は、3800Rです。

 変則的な数字なので表にはしていませんが、かなり緩めです。

 リフレッシュレートは、最大144Hzとなります。

 本機も、HDMIでも高リフレッシュレート対応可能です。

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 液晶パネルは、普通のIPS液晶を利用です。

 目の優しさに定評がありますが、曲面だとどのように言えるかは、冒頭に書いたように、Atlasには不確定要素です。

 一方、LGのゲーミング用は、PC用としては、珍しく、TVと同じハーフグレア(半光沢)です。

 PC用は、照明の映り込みを気にして、ノングレア(非光沢)の場合が多いですが、ハーフグレアのほうが、黒の締まりがよく「映像美」を楽しめます。

 曲面で、しかもこの縦横比ですから、もうゲーム専用機でしょうし、ハーフグレアのがむしろよいかなと思います。

 応答速度は、5ms (GtoG)です。

 LGは、IPSについて、スイッチングを改良した、いわゆるFast-IPSや、Nano-IPSを上位に持ちますが、本機は従来通りの普通のです。

 また、広色域化パネルでもないです。

 HDRは、HDR10ですが、対応です。

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 チラツキ対策は、AMD FreeSyncと、DP接続については「G-SYNC互換認定」となる、G-sync compatible認証もあります。

 どちらも対応できるのは良い部分でしょう。

 202101161220.jpg

 画質面での補整機能は、LGは充実します。

 第1に、「ゲーム」については、黒挿入技術(1ms Motion Blur Reduction)がまず強調できます。

 フレームとフレームの間に「真黒」なフレーム(常時消灯)を挿入することで、残像感の低減を目指す技術です。

 ただし、利用する場合は、FreeSyncが利用できない点、その点で、若干チラツキが発生する可能性があること、120Hz以上のリフレッシュレート時のみ動作する点に注意が必要です。

 また、暗部補正のブラックスタビライザーに対応します。

 ゲーム用の「暗部補正」機能として、各社とも付属します。

 先述のように、IPSはコントラストに少しがあるため、こうした対策は効果があるでしょう。

 第2に、「目の優しさ」の部分でも、フリッカー対策があります。

 そのほか、DASモードなど、FPSではお馴染みの低遅延化機能も網羅です。

 ディスプレイスタンドは、構造的に回転はしません。

 しかし、高さの調節とチルト角度の調節が可能です。

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 接続端子は、 DisplayPortHDMIが付属します。

 この解像度でも、HDMIで高リフレッシュレートに対応できます。

 保証期間については、3年となります。

 その上で、色調について、工場で1台ずつのキャリブレーションを行っている旨の明言があります。

---

 以上、LG34GL750-B の紹介でした。

 IPS液晶ですが、ハーフグレア処理がなされているので、VA規格のノングレアより、黒の締まりは良いです。

 懸念材料は、縦横のアスペクト比ですが、先述のように、ゲーミング専用と考えれば、これでも良いかと思います。

 その上で、LGは、残像感軽減の黒挿入技術を含め、映像美の強化技術が(G-sync搭載機を除く)DELLより良いともいえます。

ーーー

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 【2021年発売】

 【34インチ・曲面モニター】

 9・LG 34WP65C-B
  ¥53,018 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

周波数:最大160Hz
曲率:3800R
解像度:UWWQHD (3440x1440)
輝度:300cd/u
液晶方式: VA ノングレア
コントラスト比: 3000:1
同期技術: FreeSync Premium
応答速度:5ms (GtoG)
HDR:HDR10
USB給電:  
接続端子: HDMI2.0×2 DP
スタンド:前後・高さ
VESA: 100mm
スピーカー:7W
保証期間: 3年間

 なお、2021年に新型姉妹機が登場しています。

 リフレッシュレートは、160Hzです。

 202112121221.jpg

 液晶パネルは、こちらはVA液晶です。

 表で示したように、黒表現(コントラスト比)の部分で利点がある方式です。

 一方、31.5インチのVA液晶採用機は、DELLの機種を見ましたが、比較する場合、輝度が少し低く、HDR10の水準です。

 202101161220.jpg

 応答速度の部分も(問題ないとは言え)数字では少し弱いです。

 その代わり、DELLにない黒挿入技術(1ms Motion Blur Reduction)などで、フォローされる部分はありますが、総合的には(値段差分)少し及んでいないかと思います。

 スペックからは、やや選びにくいかと思います。


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 【2022年発売】

 【34インチ・曲面モニター】

 【USB-C給電対応】

 9・LG 34WQ75C-B
  ¥62,155 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

 【USB-C給電非対応】

 9・LG 34WQ60C-B
  ¥58,909 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

周波数:最大60Hz
曲率:3800R
解像度:UWWQHD (3440x1440)
輝度:300cd/u
液晶方式: IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術:
応答速度:5ms (GtoG)
HDR:HDR10
USB給電: 90W
接続端子: HDMI2.0×2 DP USB-C
スタンド:前後・高さ
VESA: 100mm
スピーカー:7W×2
保証期間: 3年間

 34WQ75C-BLGの販売する34インチのウルトラワイドモニターです。

 同じ形状の34WQ60C-Bという機種は下位機種です。

 上位機は、USB-C接続に対応します。

 データ通信ほか、90WでノートPCなどにUSB-C給電可能です。

 そのほか、 KVMスイッチ対応なので、USB-CとHDMIで、複数のモニターをつなげる場合、周辺機器(マウスほか)の共通化が可能です。

 USBハブ(USB2.0×2 USB3.0×2)も上位機だけの装備です。

 あとは、基本性能は同じですので、同時に見ていきます。

 202210311622.jpg

 なお、両機とも「曲面」ですが、リフレッシュレートは60Hzです。

 つまり「ビジネス用曲面モニター」となります。

 冒頭書いたように、仕事用として曲面モニターが良いかについて、Atlasの意見は「まだ保留」ですが、EIZOほか、LGもそれ用をだしたというのは、それなりに大きいことです。

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 モニター解像度は、3440x1440の、21:9の横長画面となります。

 曲率は、3800Rです。

 相当に緩やかな水準にしているのは、やはり、曲面がキツいと、仕事用としては、歪みほか目の疲れの部分でリスクがあるからに思えます。

 ただ、先述のように、その結果、疲れないかについての意見は保留します。

 リフレッシュレートは、ゲーム用ではないので、60Hzまでです。

 202112121221.jpg

 液晶パネルは、普通のIPS液晶です。

 仕事用なので、輝度・コントラストも普通の水準です

 色空間も、sRGBは99%なので、静止画(写真)のデザインなら使えそうです。

 応答速度は、5ms (GtoG)です。

 HDRは、HDR10ですが、対応です。

 チラツキ対策は、あくまで「オフィス用」なので、 FreeSync系は未対応です。

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 画質面での補整機能は、コントラスト比が弱いIPS液晶には重要な暗部補整(Black Stabilizer)や、動画視聴時に有利な、超解像技術(Super Resolution+)など、同社の基本となる技術は網羅します。

 ゲーム系は、DASなどはありますが、あくまで「仕事用」なので、表に出して宣伝はしていない印象です。

 むしろ、「目の優しさ」に関わるフリッカーセーフなどの部分を強調します。

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 ディスプレイスタンドは、高さ(11cm)と前後のチルト角度(25度)については、調整対応です。

 可動幅はさほどでもないですが、仕事用では最も重要なので、しっかり装備です。

 なお、スイーベル(左右)や縦表示は曲面ですし、当たり前ですがないです。

 接続端子は、 DisplayPort1つとHDMIが2つです。

 先述のように、上位機については、USB-Cでも接続可能です。その場合は、90WでノートPCに対して給電できます。

 保証期間については、3年となります。

---

 以上、LG34WQ75C-Bの紹介でした。

 曲率をできるだけ緩めつつ、ビジネス用の仕様でできるだけやすくした機種です。

 IPS液晶を採用した部分や、稼働性の良いアームなど、全体として仕事用です。あとは「曲面モニター」が仕事に向くかの部分ですが、ある種シンプルな構成の本機は、その部分を「見極める」のには最適かなと思います。逆に言えば、多少「実験的な製品」には思えます。

 個人的には、先述のように、曲面が仕事によいのかという部分の判断は「保留」です。


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 【2020年発売】

 【34インチ・曲面モニター】

 9・LG Ultra Gear 34GN850-B
  ¥110,864 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

周波数:最大144.0Hz
曲率:2300R
解像度:UWWQHD (3440x1440)
輝度:400cd/u
液晶方式: nano-IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術: FreeSync& G-sync
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:
接続端子: DisplayPort×1 HDMI 2.0×2
スタンド:前後角度/高さ
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年間

 34GN850-B は、LGの販売する34インチのウルトラワイドゲーミングモニターの上位機です。

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 モニター解像度は、UWQHD3440x1440です。

 解像度部分の注意点は、冒頭で説明しました。

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 曲率は、2300Rです。

 やや緩やかなカーブです。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

 正確には、オーバークロック時、最大160Hzと表記がありますが、保証がなくなるとの記述が見られるので、この数値にしました。

 202112121221.jpg

 液晶パネルは、デルでもみた、IPS液晶の上位品となるNano IPSです。

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 バックパネルの工夫で、色域を広げた特別なIPSパネルとなります。

 色空間は、DCI-P3 98%で、こちらについては、ノングレアです。

 輝度と色域は十分なので、問題ないでしょう。

 HDR10は、HDR400です。

 応答速度は、1ms (GtoG)です。

 先述のように、Nano IPSは、この部分でも優秀となります。

  202007021654.jpg

 チラツキ対策は、下位機種とおなじ対応幅です。

  201908261219.jpg

 画質面での補整機能は、下位機種と比べると、黒挿入技術不採用です。

 その他の部分の機能は同じですが、高解像度の関係ないし、HDRに対応させるために、削られたかもしれません。

 202112101046.jpg

 接続端子は、 DisplayPortHDMI2.0が付属します。

 HDMI端子は2つありますが、この解像度では対応は、85Hzまでとのことです。

 ディスプレイスタンドは、構造的に回転はしません。

 しかし、高さの調節とチルト角度の調節が可能です。

 保証期間については、3年となります。

 その上で、色調について、工場で1台ずつのキャリブレーションを行っている旨の明言が本機もあります。

---

 以上、LG34GN850-B の紹介でした。

 良質なパネル技術を採用するため、価格は相当高い製品です。

 横長の表示の部分を問題にしないならば、ゲーム用の曲面ディスプレイとして、最高レベルです。

 一方、DELLnano-IPS採用の上位機は、NVIDIA系ユーザーではG-syncである部分が魅力ですが、机で利用するにはやや大きいので、サイズ感はこちらのほうが良さそうです。

1-3・ASUSのモニターの比較

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 続いて、台湾エイスースのモニターです。

 ゲーミング全般に強い印象のあるメーカーです。4Kゲーミングモニターも、LGに続いて早くから参入しています。


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 【2019年発売】

 【31.5インチ・曲面モニター】

 10・ASUS TUF Gaming VG32VQ
  ¥60,918 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

周波数:最大144.0Hz
曲率:1800R
解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:400cd/u
液晶方式: VA ノングレア
コントラスト比:3000:1
同期技術:G-SYNC & FreeSync
応答速度:4ms (GtoG)
HDR:HDR10
USB給電:  
接続端子:HDMI2.0 ×2 DP
スタンド:前後・左右・高さ
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年間

 VG32VQは、ASUSが販売する31.5インチの曲面ディスプレイです。

 202003311907.jpg

 モニター解像度は、WQHD (2560x1440)です。

 16:9の縦横比なので、問題ありません。

 202204141218.jpg

 曲率は、1800Rで、標準的です。

 リフレッシュレートは、最大144Hzとなります。

 202007021515.jpg

 チラツキ対策は、AMD FreeSyncテクノロジーと、G-sync compatible双方に対応です。

 利用は、DP利用時に限られます。

 202112121221.jpg

 液晶パネルは、曲面タイプのノングレアのVA液晶です。

 nano-IPSやハーフグレアのIPSのが良いですが、コントラスト比が高くできる曲面ディスプレイではVA液晶も、ゲームや映像視聴用としては悪くないです。

 応答速度は、4ms (GtoG)です。

 MPRTとでは、1msと言う数値も出ています。

 ただ、1回目記事の冒頭でも書きましたが、応答速度だけみて決めるのには、Atlasは反対です。

 HDRは、HDR10ながら対応です。

 201912061538.jpg 

 画質面での補整機能は、本機は、とくに、注目に値します。

 とくに、「黒挿入技術」(ELMB)の部分が注目点です。

 1回目の「選び方の基本」で詳しく説明したように、残像感軽減のためにこれは、かなり有効な技術です。

 繰り返すと、フレームとフレームの間に「真黒」なフレームを挿入することで、残像感の低減を目指す技術です。

 202003311510.jpg 

 また、本機の場合、G-SYNC・FreeSyncなど(チラツキを防止する)Adaptive-Sync機能ELMBが、(排他的ではなく)同時に利用できる点で、優れています。

 ELMB SYNCと名付けられます。

 各社ともこうした技術がありますが併用できるのは、かなり珍しいです。

 120Hz以上の駆動で、DP接続時に限られる、またオーバードライブ(OD)設定ができないとはいえ、残像対策とチラツキ・カクツキ対策が同時にできるのは、各社の「黒挿入技術」の中でも、上位です。

 そのほか「ゲーム」用の暗部補正(dynamic Shadow Boost)や、「目の優しさ」に関わる、フリッカー対策なども備えます。

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 接続端子は、 DisplayPortHDMI2.0が付属します。

 解像度的に、HDMIでも高リフレッシュレート表示に対応です。

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 ディスプレイスタンドは、前後・左右・高さ方向に稼働できるため、便利に使えそうです。

 さすがに、形状的に、回転は非対応です。

 保証期間は、3年です。

---

 以上、ASUSTUF Gaming VG32VQの紹介でした。

 VA規格採用で、少し安い上で、ELMB SYNCが結構強力なので、この値段では選択肢でしょう。

 LGのハーフグレアのIPS機とだいたい同じ値段ですが、WQHD解像度である分、ゲーム以外のコンテンツ(映画など)でも、ある程度使いやすいのは、本機のメリット性です。

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 【2020年発売】

 【27インチ・曲面モニター】

 11・ASUS TUF Gaming VG27VQ
  ¥39,703 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

周波数:最大165.0Hz
曲率:1500R
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:400cd/u
液晶方式: VA ノングレア
コントラスト比:3000:1
同期技術: FreeSync Premium
応答速度:4ms (GtoG)
HDR:HDR10
USB給電:  
接続端子:HDMI2.0 ×2 DP DVI
スタンド:前後・左右・高さ
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
保証期間: 3年間

 なお、本機については同じグレードの27インチ機が後から発売されています。

 価格差がありますが、パネルは、フルHD(W-FHD)です。

 202204141218.jpg

 曲率も、1500Rなので、きつめです。

 発売時期の関係で、165Hzへのオーバークロックが可能で、FreeSyncがPremiumになります。

 同じ解像度のDELL機などがライバルでしょう。

 比較する場合、先述のELMBに対応する部分など、独自処理の部分ではこちらが良さそうです。

 ただ、先述のように曲率は同様に高いので、その部分が懸念材料です。


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 【2019年発売】

 【31.5インチ・曲面モニター】

 12・ASUS ROG Strix XG32VQR
  ¥74,100 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

周波数:最大144.0Hz
曲率:1800R
解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:450cd/u
液晶方式: VA ノングレア
コントラスト比:3000:1
同期技術: FreeSync Premium
応答速度:4ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:
接続端子:HDMI2.0×2 DP
スタンド:前後・左右・高さ
VESA: 100mm  
スピーカー: 7w×2
保証期間: 3年

 XG32VQRは、台湾のASUSが発売する31.5インチの大画面曲面モニターです。

 ROG Strixは同社の上位機のシリーズ名です。

 モニター解像度は、WQHD (2560x1440)です。

 曲率は、本機も1800Rと平均的です。

 リフレッシュレートは、こちらも、最大144Hzとなります。

 この部分は、同じです。

 202112121221.jpg

 液晶パネルはも、同じく、曲面タイプのノングレアのVA液晶です。

 ただし、輝度強化された、上位のパネルで450cd/mとスペック的に上位です。

 色空間も、DCI-P3で94%ですので、VAの広色域化パネルとなります。

 発色はよりよいです。

 具体的な強化法は不明ですが、量子ドット技術の言及はないです。

 応答速度は、4ms (GtoG)です。

 VAはこの部分では、TNはもちろん、IPSを含めて、あまり優秀ではないです。

 HDRは、HDR400対応です。

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 画質面での補整機能は、一方、注意点です。

 おそらく、発売時期とまた、HDR対応の部分があり、残像感軽減のため黒挿入技術となる、ELMBが不採用です。

 ゲーミング用に暗部補正(SHADOW BOOST)が目立つほどなので、やや弱いと言えます。フリッカー対策はあります。

 202112101046.jpg

 接続端子は、 DisplayPortHDMI2.0が付属します。

 HDMIでも高解像度に対応できます。

 ディスプレイスタンドは、本機も多機能スタンドを装備します。

 回転はできませんが、問題ないです。

 保証期間については、しっかり、3年保証です。

---

 以上、AsusのXG32VQRの紹介でした。

 ノングレアながら、HDR400に対応できる水準のVAの広色域化パネルです。

 DELLの34インチの S3422DWGとだいたい同じ性能で、一回り小さいサイズで、机に置きやすい感じです。

 基本ASUSのが、独自の映像補正は強いことが多いですが、黒挿入技術をもたない本機については、さほどの差はないため、サイズと値段で選択して良い気もします。

次回に続く!
曲面モニターのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、曲面のゲーミングモニターの比較の1回目記事でした。

 しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

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1・曲面モニターの比較 (1)
 1-1:DELL〈米国〉
 1-2:LG〈韓国〉
 1-3:ASUS〈台湾〉
2・曲面モニターの比較 (2)
 2-1:MSI〈台湾〉
 2-2:Acer〈台湾〉
 2-3:ギガバイト〈台湾〉
 2-4:BenQ〈台湾〉
3・曲面モニターの比較 (3)
 3-1:HP〈米国〉
 3-2:その他の企業
4・ゲーミングモニターの比較  【結論】
 =最終的なおすすめ機種の提案

 続く2回目記事こちら)では、ここまで紹介できなかった曲面ディスプレイを追加でみていきます。

液晶のみやすさ   ★★★★★
スタンドの性能   ★★★★★
応答速度      ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証      ★★★★★
総合評価      ★★★★★

 その上で、最終回となる4回目記事こちら)では、記事全体の「結論」として、価格別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

posted by Atlas at 19:10 | PC用液晶モニター

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