1回目記事からの続きです→こちら
今回のお題
子供のせ電動自転車のオススメは結論的にこれ!
・子乗せ用電動アシスト自転車の比較 (1)
3-1:選び方の基本の紹介【導入】
3-2: ヤマハ
3-3:ブリヂストン
3-4:パナソニック
・子乗せ用電動アシスト自転車の比較 (2)
=最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、今回は子育て用の電動自転車のスペックを比較しました。
最後に、目的別・用途別にAtlasのオススメ車種を提案しておきたいと思います。
第1に、子供に目線をおける「前のせタイプ」としてオススメできる製品は、
【2023年1月発売】
【20インチ】
11・ギュット・クルーム DX BE-FFD031
¥165,000〜 楽天市場 (8/27執筆時)
適正身長:142cm以上(1人乗せ)
適正身長:154cm以上(2人乗せ)
シフト数:3段変速
バッテリー容量:16.0アンペア/時間
バッテリー寿命:700〜900回
走行可能距離(エコモード):86キロ
走行可能距離(フルパワー) :50キロ
急速充電時間:4.5時間
自転車の重さ::31.9キロ
センサー:トルク・スピード
シートの安全性 ★★★★★★
こぎだしの軽さ ★★★★★★
走行安定性 ★★★★★
バランス ★★★★☆
バッテリー量 ★★★★★
見まもりやすさ ★★★★★★
夫婦での共用 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
パナソニックのギュット・クルーム・EXをイチオシにします。
同じ「前のせ」のヤマハのPAS Kiss mini SPと迷いましたが、前乗せの車種ですし、こぎだし時のアシスト力の強さに調整がある部分を評価しました。
新しい「カルパワードライブユニット」は、車体が計量できるほか、お子さんという「重さ」がある状況で最もしんどい、漕ぎ出しの重さを効率よく軽減してくれるため、子育て自転車との相性は良いでしょう。
大きめのバッテリーを採用しており、「充電忘れ」のトラブルが軽減できる点を特に評価しました。
フロントシートも、良い出来です。
安全性はもちろん、座った際の快適性も配慮されている点で評価できます。
また、ベロタイプの電動小径車として、子育てが終わった後も長く使えそうな点も評価できます。
パナソニック 後ろ子供乗せ NCD453S
¥19,790 楽天市場 (8/27執筆時)
パナソニック クルームリアシート NCD458S
¥23,565 楽天市場 (8/27執筆時)
将来的に、リアシートを増設する場合も、リアシートモデルと同グレードの質の良いモデルを選べます。
一方、 値段的には、より安いDXがありますが、そちらは、ラクイックが付属していません。
「前乗せ」である部分で、後方の鍵が電源操作だけで開錠できるラクイックは、利便性に富むでしょう。
第2に、長距離を送り迎えする方で、走行安全性・安定性を重視した場合にオススメできる製品は、
【2022年12月発売】
【24インチ+20インチ】
6・ブリヂストン ビッケグリ dd BG0B43
¥162,800〜 楽天市場 (8/27執筆時)
適正身長:142cm以上(1人乗せ)
適正身長:152cm以上(2人乗せ)
シフト数:3段変速
バッテリー容量:14.3.アンペア/時間
バッテリー寿命:700〜900回
走行可能距離(エコモード):180キロ
走行可能距離(フルパワー) :54キロ
急速充電時間:4時間10分
自転車の重さ::32.4キロ
センサー:トルク・スピード・クランク
シートの安全性 ★★★★★
こぎだしの軽さ ★★★★★
走行安定性 ★★★★★★
バランス ★★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
見まもりやすさ ★★★★☆
夫婦での共用 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ブリヂストンのビッケグリ dd でしょう。
お子さんがある程度大きく、後ろの背で対応できる場合は、こちらが特にオススメです。
遠くまでの送り迎えの場合、重心やハンドル操作を考えると、運転者が疲れにくいリアシートタイプが良いと思います。
他社にもリアシートタイプはありますが、こちらは、両輪駆動で走行時の追随性がよく、モーターブレーキで、子供を乗せている際でもブレーキ力も期待できます。
バッテリーも、フルパワーで45キロ、エコモードで88キロと十分な上に、回生充電機能もあります。
充電されるシーンは制限があります。
ただ、それなりに勾配があったり、信号待ちがあったりするような場所では、ある程度まで、スペック通りな持続性を期待できるものと思います。
メカの面で言えば、今年度の子供乗せ電動アシスト自転車のなかで完成度の最も高い(期待値が高い)のはこちらです。
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【2022年12月発売】
【24インチ+20インチ】
7・ブリヂストン ビッケモブ DD BM0B43
¥162,780〜 楽天市場 (8/27執筆時)
適正身長:142cm以上(1人乗せ)
適正身長:152cm以上(2人乗せ)
シフト数:3段変速
バッテリー容量:14.3アンペア/時間
バッテリー寿命:700〜900回
走行可能距離(エコモード):180キロ
走行可能距離(フルパワー) :54キロ
急速充電時間:4時間10分
自転車の重さ::33.5キロ
センサー:トルク・スピード・クランク
シートの安全性 ★★★★★
こぎだしの軽さ ★★★★★
走行安定性 ★★★★★★
バランス ★★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
見まもりやすさ ★★★★☆
夫婦での共用 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ただし、背の低い方と共用するならば、同じメカを保ちつつ、またぎやすい低床フレームを採用するビッケモブDDが良いでしょう。
第3に、背の高い方が楽に送り迎えできる子供のせ自転車としてオススメできるのは、
【2022年12月発売】
【26インチ】
10・ブリヂストン HYDEE.U HY6B43
¥189,200〜 楽天市場 (8/27執筆時)
適正身長:145cm以上(2人乗せ)
適正身長:157cm以上(2人乗せ)
シフト数:3段変速
バッテリー容量:14.3.アンペア/時間
バッテリー寿命:700〜900回
走行可能距離(エコモード):185キロ
走行可能距離(フルパワー) :56キロ
急速充電時間:4時間10分
自転車の重さ::31.0キロ
センサー:トルク・スピード・クランク
シートの安全性 ★★★★★
こぎだしの軽さ ★★★★★
走行安定性 ★★★★★★
バランス ★★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
見まもりやすさ ★★★★☆
夫婦での共用 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
ブリヂストンのHYDEE.Uでしょう。
26インチ車で、自転車の形状としては最も普通車に近く、無理なく運転できます。
どちらかといえば、背の高い人に向くのですが、乗り降りの利便性は考えた設計なので、男女共用でも良いでしょう。
ただ、先述のように、基本的には子供のせは、小径車のほうが良いとは思います。
第4に、「2人乗せ」する場合に、おすすめできる電動自転車は、
【2023年1月発売】
【20インチ】
1・ヤマハ PAS Kiss mini un SP PA20KSP
¥144,800〜 楽天市場 (8/27執筆時)
適正身長:142cm以上(1人乗せ)
適正身長:146cm以上(2人乗せ)
シフト数:3段変速
バッテリー容量:15.4アンペア/時間
バッテリー寿命:700〜900回
走行可能距離(エコモード):78キロ
走行可能距離(フルパワー) :53キロ
急速充電時間:4.0時間
自転車の重さ:31.0キロ
センサー:トルク・スピード・クランク
シートの安全性 ★★★★★★
こぎだしの軽さ ★★★★★
走行安定性 ★★★★★★
バランス ★★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
見まもりやすさ ★★★★★
夫婦での共用 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ヤマハのPAS Kiss mini SPが良いでしょう。
従来的に走行安定性には定評があるヤマハなので、前後に荷重がかかる場合には、その性能が活きてくると思います。
【リヤチャイルドシート ハグシート】
YAMAHA Q5KOGGY04010
¥22,500 楽天市場 (8/27執筆時)
また、オプションで揃えるリアシートの品質もある程度期待できる点も評価しました。
先述のように「前後ともプレミムな仕様」は難しいのですが、その中でもバランスがとれている車種だと感じました。
自転車をネットで買う場合の利点と注意点
というわけで、今回は子ども乗せタイプの電動アシスト自転車の紹介でした。
なお、電動アシスト自転車ですが、信頼できる「町の自転車屋」さんがある場合、そちらで買うのが良いでしょう。
ただ、電動アシスト自転車は、基本的に定価に近い販売ですので、2万円前後割高にはなります。また、ユニットの入荷・組み立ての関係で納期が数ヶ月かかる場合や、車種が選べない場合もあります。
ネットで買う場合は、価格的なメリット性が大きく、納期も明確です。一方、防犯登録を自分でせざるを得ないことがネックでしょう。
また、自転車は「修理代は全て自腹」の印象がありますが、大手三社はどこでも正規保証があります。
ネット購入でも、メーカー保証は効きますので、認証店で不良部分は整備して貰えます。もちろん、タイヤなどの消耗品や、パーツのズレ、定期的な安全点検などは、普通自転車同様に、ユーザー負担です。
いずれにしても、量販店で買う場合と異なるのは、(パンク防止のために)タイヤの空気が全面的に抜かれている程度なので、あまり「難易度の高い買い物」ではありません。
整備については、後から問題になると遠隔地の店側も困るので、この部分は水準は高いです。アマゾンや楽天販売商品は、本体自体で初期不良などの保証もあるため、購買の安心感はあるでしょう。
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なお、このブログには、自転車やそ自転車用品関連では、次のような比較記事があります。
1・自転車用LEDライトの比較
2・サイクルコンピューターの比較
3・自転車用フロアポンプの比較
4・自転車用ヘルメットの比較
5・電動アシスト自転車の比較
6・子ども乗せ電動自転車の比較
これらの記事もよろしくお願いいたします。
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