1回目記事からの続きです→こちら
2-1・オーディオテクニカのネックスピーカー
2回目記事のトップバッターは、オーディオテクニカの製品のうち、前半で紹介できなかったモデルの紹介からです。
1・ネックスピーカーの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2: JVCケンウッド
1-3:シャープ
1-4:ソニー
1-5:パナソニック
1-6:オーディオテクニカ
2・ネックスピーカーの比較 (2)
2-1:オーディオテクニカ〈続き〉
2-2:サンワサプライ
2-3:パイオニア
2-4:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた選び方の基本の説明に沿って解説していきます。
----
以下では、いつものように、Atlasのおすすめポイントは赤字で、イマイチと思う部分は青字で記していきます。
【TV非対応】
26・オーディオテクニカ AT-NSP300BT
¥6,991 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
用途:勉強(子ども向け)
接続:Bluetooth 5.0
コーデック:SBC Apt-x Apt-x LL
スピーカー:20×15mm
音遅延対策:あり
マイク:あり
防水性:IPX2
バッテリー:最大13時間
充電時間:3時間
重さ:75g
AT-NSP300BTも、オーディオテクニカが販売する製品です。
装着方法は、ネックスピーカー方式です。
本機については、「子どもの耳を守るウェアラブルスタイル」という、明確なコンセプトがあります。
重量は、したがって75gです。
十分軽量と言えるでしょう。装着性も使途的に問題ありません。
防水はIPX2等級なので、あまり配慮はないです。
装着感は、子ども向けに良いです。
エストラマー素材なので、成長に合わせてフィットするように作られます。
大人向けでは、過去にBOSEがそういった製品を出していましたが、便利でした。
スピーカーの構造は、20mm×15mmのステレオユニットです。
用途的に問題ないです。
マイクは、搭載です。
性能が良いわけではないですが、オンライン学習用でしょうね。
バッテリー持続時間は、最大13時間となります。
充電時間は3時間です。
ネットワークは、Bluetoothです。
コーデックは、SBC Apt-x Apt-x LLですから、学習用のPC動画でも遅延しないでしょう。
【USB-C】
Creative BT-W3
¥4,928 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
【USB-A】
eppfun AK3040
¥1,999 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
ただ、 Apt-x LLはタブレットやPCでの採用は稀ではあるので、対応には、PCの場合専用子機は必要です。
まあ、用途的にそこまでこだわらなくて良いです。
サンディスク microSD 32GB
¥1,226 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
このほか、本機は、マイクロSDカードスロットを搭載し、MP3については音の再生が可能です。認識できるのは、32GBまでです。
サイズ面で、フィット調整ができるので、高校生などの語学学習にも使えるという提案です。
----
以上、オーディオテクニカの AT-NSP300BTの紹介でした。
イヤホン・ヘッドホンほかによる難聴というのは、最近良く聴くようになっており、その対策という意味で良い機種かと思います。
最初は、大人用の低スペック機と思っていたのですが、よくよくみると、こちらも「目の付け所」が良い製品でした。
2-2・サンワサプライのネックスピーカー
続いて、サンワサプライのネックスピーカーです。
音響メーカーでなく、PCアクセサリーメーカーですが、安めのものを多数出します。
【2020年発売】
【TV対応】
27・サンワダイレクト 400-BTSH015
¥(9,702) Amazon.co.jp (6/25執筆時)
【TV非対応】
28・サンワサプライ MM-BTSH54BK
¥6,127 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
用途:音楽・動画・ビデオ通話
接続:Bluetooth 5.0
コーデック:SBC AAC Apt-x Apt-x LL
スピーカー:20×15mm
音遅延対策:あり
マイク:あり
防水性:
バッテリー:最大6時間
充電時間:3時間
重さ:256g
400-BTSH015 は、サンワサプライ(サンワダイレクト)が販売する、ウェアラブルネックスピーカーです。
なお、姉妹機でM-BTSH54BKという下位機があります。
こちらについては、Bluetoothのコーデックが遅延を伴うSBCのみなので、テレビでは利用できません。
本機は恐らくOEM製品です。
中国深圳のAvantronicsが、Avantree HT4105として販売しているモデルが同一形状なので、そちらからのものでしょう。
無論、サポートは、日本のサンワサプライです。
装着方法は、ネックスピーカー方式です。
ただし、2WAY式で、収納式のイヤホンを引っ張り出すことで、音漏れしないカナル式のイヤホンにもなります。
以前、韓国のLGが似たようなタイプを出していて、そちらの場合、イヤホン利用時ネック部分が「振動」しました。
本機は、完全に排他的で、ボタン選択で、どちらかを利用することになります。
重量は、256gです。
さほど軽量ではないです。
一方、防水性の表明はないので、基本は、屋内や自動車用でしょう。
装着性は、良好です。
シリコン素材で柔軟性があるためです。
同じように柔軟性があったBOSEが展開を止めたので、割と貴重です。
スピーカーの構造は、イヤホン部分含めて情報非開示です。
ただ、上向のスピーカーユニット2機(片側3W)は確認できます。
加えて、低音をブーストする何らかの構造はありそうです。
マイクは、ネック部分の片側にマイクが装備されます(全指向性)。
着信時、ボタンで、電話(通信)が受けられる仕様です。
振動で着信をお知らせする機能もあるため、利用法によっては、この部分は便利でしょう。
Bluetoothコーデックは、SBC・AAC・APTX・APTX-LLにフル対応です。
ハイレゾ音源が伝送できるAPT-X HDにも対応します。
ただ、スピーカーは、ハイレゾ級ではないので、搭載Socが対応していたから表示しているだけでしょう。
海外仕様では、FastStreamの対応表明がありますが、日本モデルは情報がないです。
サンワダイレクト 400-BTAD008
¥7,000 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
ただし、TV用のトランスミッターは「別売」です。本機の利用が推奨されています。
バッテリー持続時間は、音楽再生時7時間です。
イヤホンのみ利用する場合は、45時間となります。
----
以上、サンワサプライの400-BTSH015の紹介でした。
Bluetoothのコーデックに幅広く対応し、装着性も良く、イヤホン・マイクなどの工夫もあり、「機能てんこ盛り」で面白い製品です。
ただ、キーボードを打ちながらの利用だと、本機は「重い」といえ、本機はテレワーク向きではないです。
音質面でも、スピーカー・イヤホン部分の技術的説明が不十分ですので、今回の比較の主旨から言えばあまりおすすめできません。
価格も、TV用途考えば、本機はトランスミッタが別売なので、さほど安くもないです。
ーーーー
【2022年発売】
【TV非対応】(2W)
29・サンワダイレクト 400-BTSH017BK
¥3,980 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
用途:ビデオ通話
接続:Bluetooth 5.0
コーデック:SBC AAC Apt-x
スピーカー:20×15mm
音遅延対策:あり
マイク:あり
防水性:
バッテリー:最大5時間
充電時間:3.5時間
重さ:77g
なお、似た形状の製品として400-BTSH017BKがあります。
本機の場合、77gとかなり軽量の上、折りたたんで持ち運べる構造になります。
一方、先ほどの機種でも強いとは言えないスピーカー出力(総合6W)は、総合2W(1W+1W)となり、音楽を聴くという水準ではなくなります。
---
結論的にいえば、基本的にはテレワークに使うような、マイク付きの首かけスピーカーです。
音楽を聴く場合はイヤホンで聴くと割り切って使うならば、なんらかの用途性はあるかもしれません。
イヤホン利用時に、高音質とは言えるかは別問題ですが。
ーーー
【2020年発売】
【上位機】(2.5W)
30・サンワダイレクト 400-SP090
¥7,980 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
【下位機】(1.5W)
31・サンワダイレクト 400-SP085
¥5,556 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
32・サンワダイレクト MM-SPBT4BK
¥4,910 楽天市場 (6/25執筆時)
用途:音楽・動画・ビデオ通話
接続:Bluetooth 5.0
コーデック:SBC AAC Apt-x Apt-x LL
スピーカー:25mm
音遅延対策:あり
マイク:あり
防水性:IPX4
バッテリー:最大5.5時間
充電時間:3時間
重さ:175g
加えて、同社からは、イヤホン機能が省略された400-SP090 があります。
ただ、本機もスピーカー出力が片側2.5Wと弱いです。
開示される再生周波数帯域の情報を見ても、上位機と相当スペックが異なります。
イヤホンがないので日常生活防水(IPX4)はつきますが、音圧の部分であまりおすすめできません。
一方、エントリーモデルとなる400-SP085とMM-SPBT4BKは、BluetoothのコーデックがSBCのみです。出力もさらに、片側1.5Wまで下がっています。
2-3・パイオニアのネックスピーカー
最後に、パイオニアのワイヤレスネックスピーカーです。
老舗の音響メーカーで、カジュアルなジャンルを結構得意とします。
【2019年発売】
33・ パイオニア SE-C9NS-B
34・ パイオニア SE-C9NS-W
¥13,800 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
用途:音楽
接続:Bluetooth 5.0
コーデック:SBC AAC
スピーカー:(4スピーカー)
音遅延対策:
マイク:
防水性:
バッテリー:最大24時間
充電時間:2.5時間
重さ:100g
C9wireless neck speaker SE-C9NSは、パイオニアが販売する、ウェアラブルネックスピーカーです。
装着方法は、ネックスピーカー方式です。
重量は、100gと軽量です。
その上で、IPX4等級の防滴仕様です。。
スピーカーの構造は、一方、同社としては珍しくスペックを示しません。
ただ、外側に向けて左右に1機のスピーカーという構成であり、あまり凝ったものではないです。
音質は、したがって、さほど強調できません。
バッテリー持続時間は、24時間と長めですね。
Bluetoothコーデックは、SBCのほか、AACに対応するため、iOS系端末とは愛称が良いです。
ただし、TV向きの設計ではないです。
----
以上、パイオニアのSE-C9NSの紹介でした。
新製品ではありますが、新機軸に乏しくターゲット層がやや不明瞭です。音質的にもとくに魅力はないです。
今回の結論
ウェアラブルネックスピーカーのおすすめはこの機種!
というわけで、今回は、ウェアラブルネックスピーカーを比較しました。
最後に、いつものように、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案しておきます。
第1に、自宅内でパソコン、スマホ、テレビなど汎用的に利用したい場合おすすめできるのは、
【2021年発売】
22・ パナソニック SC-WN10-K
23・ パナソニック SC-WN10-W
¥15,000 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
用途:音楽・動画・TV・ビデオ通話
接続:Bluetooth 5.1
コーデック:SBC AAC
スピーカー:11×34mm
音遅延対策:
マイク:あり
防水性:IPX4
バッテリー:最大13時間
充電時間:6時間
重さ:108g
音質の良さ ★★★★★
動画の視聴 ★★★★☆
テレビ利用 ★★★★★
ゲーム利用 ★★★★☆
マイク性能 ★★★★☆
軽量性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
パナソニックの SC-WN10です。
テレワーク用途を考える場合、「選び方の基本」でも書きましたが、100g前後の重さが良いです。
ソファに座って使うような場合ならば、200g以上でも良いですが、タイピングしている際、肩が重いと「違和感」が生じやすいからです。
そういった機種のなかでは、本機が、「最も汎用性が高い」です。
音質面では、11×34mmとわりと大きめのドライバーです。
またユニットサイズ的に問題となる低音域についても、配慮があります。
その上で、送信機を使うテレビ用と、直接つなげる「PC・スマホ用」との切替ボタンがありますので、仕事と余暇などの切替が他機より楽な部分が評価できます。
テレビ用の送信機もあるので、これを使う分には、音の遅延もないでしょう。
一方、テレビに送信機をつなげる場合、PCやスマホはBluetoothで直につなげることになります。
その場合、コーデックがSBCとAACですが、ネックスピーカーで音楽を聴くほど名ならば、ここはあまり気にしなくても良いように思えます。
第2に、テレワーク利用で、音楽利用とハンズフリー通話通話ができれば良いという方におすすめなのは、
【2021年発売】
17・SONY SRS-NB10 H
18・SONY SRS-NB10 W
¥13,956 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
用途:音楽・ビデオ通話
接続:Bluetooth 5.1
コーデック:SBC AAC
スピーカー:(フルレンジ×2)
音遅延対策:
マイク:あり
防水性:IPX4
バッテリー:最大20時間
充電時間:4時間
重さ:113g
音質の良さ ★★★★★
動画の視聴 ★★★★☆
テレビ利用 ★★★☆☆
ゲーム利用 ★★★☆☆
マイク性能 ★★★★★★
軽量性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ソニーのSRS-NB10でしょう。
本機は、コーデックと送信君付属の関係で、PC・TVでの動画閲覧には不向きです。
しかし、搭載されるマイクの性能が良いです。
2マイクを利用した「高精度ボイスピックアップテクノロジー」ほか、環境雑音やハウリング対策がある点で、他機よりも有利です。
ビデオ会議用ならば、コーデックに由来する遅延もさして問題にならないでしょうから、仕事+音楽ならば、本機が良いです。
装着性もよく、ドライバー構成も小型機として、他機に引けをとりません。
音質も、音楽鑑賞にも耐えるでしょう。
ただ、マイクを利用しないだろう方は、特段他社の軽量機より音質が極めて良いわけでもないため、値段の高めの本機を選ぶ必要はないです。
あくまで「マイク品質」が良い、という話となります。
第3に、自宅でテレビを見る際に、音質重視で選ぶならば、
【2023年発売】
15・シャープ AN-SX8
¥39,963 楽天市場 (6/25執筆時)
【2019年発売】
16・シャープ AN-SX7A
¥19,200 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
用途:音楽・ネット動画・TV
接続:Bluetooth 5.0
コーデック:SBC AAC LC3
スピーカー:30mmドライバー
音遅延対策:あり
マイク:
防水性:IPX4
バッテリー:最大16時間
充電時間:5時間
重さ:260g
音質の良さ ★★★★★★
動画の視聴 ★★★★★
テレビ利用 ★★★★★★
ゲーム利用 ★★★★★
マイク性能 ★★★★★
軽量性 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★★
シャープのAQUOSサウンドパートナー AN-SX8でしょう。
旧機が安いですが、やはり、立体音響「OPSODIS」に対応した部分ば大きな違いです。できれば、新機種が良いかと思います
この用途の場合、特にPCキーボードを打ちながらの利用でもないので、「重さ」はこの程度でも、OKです。
音質は、重さに制限がないぶん、大きなドライバが搭載できるため、軽量機より、期待値が大幅に上がります。
先述のように OPSODIS(オプソーディス)を利用した、3D立体音響に対応します。ネックスピーカージャンルにはこれはおそらく「はまる」と思われ、従来の2Dサラウンドとの差も感じられるでしょう。
ワイヤレス送信機も搭載ですし、遅延の心配もなく、テレビだけにつなげるならば、現状で本機が最も良いです。
ーーー
【2021年発売】
【BRAVIA XR専用】
21・ SONY SRS-NS7
¥30,345 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
用途:TV・映画視聴・ゲーム
接続:Bluetooth 5
コーデック:SBC AAC LDAC
スピーカー:
音遅延対策:あり
マイク:あり
防水性:IPX4
バッテリー:最大12時間
充電時間:約4時間
重さ:318g
音質の良さ ★★★★★
動画の視聴 ★★★★★★
テレビ利用 ★★★★★★
ゲーム利用 ★★★★★
マイク性能 ★★★☆☆
軽量性 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★★
もちろん、ソニーの対応テレビをお持ちならば、SRS-NS7をオススメします。
先述のように、今後かなり流行しそうな 360 Reality Audioに対応できるからです。
ワイヤレストランスミッター WLA-NS7
¥5,344 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
第4に、ゲームや映画などで「音の衝撃」という感覚を楽しみたい方には、
【2017年発売】
【本体のみ】
19・SONY SRS-WS1
¥24,630 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
【カバー付】【Amazon限定】
20・SONY CKS-SRSWS1
¥27,818 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
用途:TV・映画視聴・ゲーム
接続:Wi-Fi
コーデック:SBC AAC
スピーカー:30mm
音遅延対策:あり
マイク:
防水性:
バッテリー:最大7時間
充電時間:3時間
重さ:335g
音質の良さ ★★★★★
動画の視聴 ☆☆☆☆☆
テレビ利用 ★★★★★★
ゲーム利用 ★★★★★★
マイク性能 ☆☆☆☆☆
軽量性 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
SONYのSRS-WS1でしょう。
シャープの最上位機でも良いかと思いました。しかし、ゲームの場合、遅延が問題になりやすいため、Wi-Fi搭載のほうが安心感があります。
パッシブラジエーターを利用しつつ、フィジカルに「音の衝撃」を伝達するという仕組みは、本機の独自性です。
振動量も調整できますし、迫力メインの設計である点派、現在も評価できるでしょう。
通信安定性の部分でも、Wi-Fi接続で、音の遅延も問題ないです。
Bluetoothに比べてノイズ・音切れにも強いので、没入感を重視したいゲーム、または、ハリウッド映画などには、良いでしょう。
逆に、Bluetoothに対応しないので、スマホなどとの接続には難があります。
事実上、TV専用・ゲーム専用と考えましょう。
第5に、お年寄りの「きこえ対策」として良さそうな製品は、
【2020年発売】【TV対応】
25・オーディオテクニカ AT-NSP700TV
¥16,200 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
用途:テレビ(お年寄り向け)
接続:Wi-Fi
コーデック:
スピーカー:11×34mm
音遅延対策:あり
マイク:
防水性:IPX2
バッテリー:最大13時間
充電時間:
重さ:103g
音質の良さ ★★★★☆
動画の視聴 ☆☆☆☆☆
テレビ利用 ★★★★★★
ゲーム利用 ★★★☆☆
マイク性能 ☆☆☆☆☆
軽量性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
オーディオテクニカのAT-NSP700TVでしょう。
この部分に力を入れた専用機ですから。
機能的には、先ほどみた、パナソニックやシャープの軽量機も、ニュースなどの聞きとりをよくする「クリアボイス」があるので、この用途でも使えます。
ただ、本機は、「声で操作ガイド」が便利であるほか、充電器を兼ねた台座が付くなど、日常的にお年寄りが利用しやすい配慮が高く評価できます。
重さも、103gと疲れにくい重さですし、専用送信機を備えるため、音ズレ問題もないです。
なお、各社のTVですが、PCMで音をこちらにとっても、TV本体のスピーカーは鳴り続けるように、設定可能です(東芝・ソニー・パナソニックほか)。
テレビ側の説明書にそういった方法の対応がある機種の場合、家族がそちらで音を聴き続けることも可能です。
・SONY SRS-LSR200
¥21,100 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
・Victor JVC SP-A900-W
¥17.000 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
首への装着に違和感がある場合は、「手元スピーカー」というジャンルもあります。こちらもワイヤレスですし、好みに応じて選ぶと良いかと思います。
ーーー
【2023年発売】
6・シャープ AN-SS3-B
7・シャープ AN-SS3-W
8・シャープ AN-SS3-A
9・シャープ AN-SS3-P
¥19,981 楽天市場 (6/25執筆時)
用途:音楽・動画・TV・ビデオ通話
接続:Bluetooth 5.3
コーデック:SBC AAC LC3
スピーカー:20×15mmドライバ
音遅延対策:あり
マイク:あり
防水性:IPX4
バッテリー:最大16時間
充電時間:2.5時間
重さ:88g
一方、オーディオテクニカ機は、送信機のマルチペアリングには対応しません。
そのため、例えば「ご夫婦」でという場合は、シャープのN-SS3が選択になるかと思います。
新機種になって、「聞こえ」の部分により配慮されたクリアボイスプラス機能も付きました。
この目的で、単機で利用する場合の利便性は負けるでしょうが、2人で使うならば選択肢です。
第6に、子どものオンライン学習用として良さそうな製品は、
【TV非対応】
26・オーディオテクニカ AT-NSP300BT
¥6,991 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
用途:勉強(子ども向け)
接続:Bluetooth 5.0
コーデック:SBC Apt-x Apt-x LL
スピーカー:20×15mm
音遅延対策:あり
マイク:あり
防水性:IPX2
バッテリー:最大13時間
充電時間:3時間
重さ:75g
音質の良さ ★★★☆☆
動画の視聴 ★★★★★
テレビ利用 ★★☆☆☆
ゲーム利用 ★★☆☆☆
マイク性能 ★★★★☆
軽量性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
AT-NSP300BTでしょう。
他機でもサイズ的に合わないわけではないですが、エストラマー素材でフィット感が調整できるので、小学校高学年から中・高校生まで合うのが「売り」です。
一点突破的ですが、そういった製品は他にはないため、本機が良いかと思います。
サンディスク microSD 32GB
¥1,226 Amazon.co.jp (6/25執筆時)
マイクロSDカードも使えるので、語学のリピート練習などにも良いかと思います。
補足・このブログの関連記事の紹介
というわけで、今回は、ウェアラブルネックスピーカーを比較しました。
1・Bluetoothヘッドホンの比較
2・Bluetoothイヤホンの比較
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較
4・ハイレゾヘッドホンの比較
5・ハイレゾイヤホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ノイキャンイヤホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ライトニング端子イヤホンの比較
10・ウェアラブルネックスピーカーの比較
11・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】
なお、今回の記事以外に、上記のような、イヤホン・ヘッドホンの比較記事もあります。これらもよろしくお願いします。
---
最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。