1回目記事からの続きです→こちら
3-1・ツインバードのオーブントースター

3回目記事のトップバッターは、ツインバード工業の製品です。
比較的、格安ラインの白物家電が得意な会社ですが、最近は「一芸のある高級機」を出すことも増えている新潟の企業です。
1・オーブントースターの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック(日本)
1-3:バルミューダ〈日本〉
1-4:アラジン〈日本〉
1-5:象印〈日本〉
2・オーブントースターの比較 (2)
2-1:三菱電機〈日本〉
2-2:タイガー〈日本〉
2-3:シロカ〈日本〉
2-4:シャープ〈日本〉
2-5:東芝〈日本〉
3・オーブントースターの比較 (3)
3-1:ツインバード工業〈日本〉
3-2:ビタントニオ〈日本〉
3-3:アイリスオーヤマ〈日本〉
3-4:コイズミ〈日本〉
3-5:デロンギ・AQUA ほか
4・オーブントースターの比較 (4)
4-1・COMFEE’・山善 ほか
4-2:最終的なおすすめの提案【結論】
1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に基づきながら、今回もみていきます。
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今回も、いつものように、Atlasが高評価している点は赤系の文字色で、イマイチと感じている点は青字で書くようにします。

【2023年発売】
47・TWINBIRD 匠ブランジェトースター TS-D486B
¥19,155 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
トースト枚数:2枚
ヒーター:カーボン×1 ハロゲン×1
消費電力:1240W
庫内広さ:約幅190×奥行270×高さ110 mm
火力調節: 8段階(120〜260℃)
寸法:幅25.0×奥行37.1×高さ25.3cm
匠ブランジェトースター TS-D486Bは、ツインバードの発売するオーブントースターです。
2023年に登場した、同社初の「高級オーブントースター」で、浅井一浩氏の監修で、同氏の温度管理についての暗黙知(=経験と勘)を取り入れたとのことです。

設置寸法は、幅25.0×奥行37.1×高さ25.3cmです。
脚が長く、独特な形をしています。
ガラスパネルは、シームレスミラーガラスです。使用時ランプが付いているとき以外は、庫内が見えにくくなっています。
オーブントースターは、利用を重ねると中が汚れで見苦しくなることがあるため、美観の点でメリット性が高いです。
ミラーガラスは、熱も反射するため、焼きムラを防止する点でも効果を発揮します。
パワーは、1200Wです。
庫内が小さめなので、問題はないかと思います。
ヒーターは、上段は、遠赤(カーボンヒーター)で、下段は、近赤(ハロゲンヒーター)です。

パナソニックと似ていますが、配置的に、パナソニックは、上段に、近赤・遠赤が1本ずつ、下段に遠赤1本でしたので、独自性があります。
若干、本体を縦長の筐体にしているのは、異なる熱源でも、表面の焦げを均一にするためかなと思いました。

火加減の調節は、マイコン制御です。
強い上火でも焦げないように調整しているようです。

自動調理機能は、一方、独特です。
カレーパン・トースト・アレンジトースト・クロワッサン・フランスパンです。いずれも、冷凍パン用のモードも付属です。
カレーパンは、下部の近赤を強く、上部の遠赤を弱くして、具が冷えたままにならないように加熱します。
クロワッサン・フランスパンは、上火の遠赤火力を活かして、焦がさずにカリカリ・パリパリにする方向性です。
面白いですが、他社の高級機と比べると、普通のトーストを「最優先」した機種ではないように思います。どちらかと言うと(パン屋さんで買ってきた)各社パンを「美味しく」再加熱することに向く機種でしょう。
実際、トーストを「さくふわ」にするためには、上火と下火の構成は(先述のような配慮があるにせよ)バランスに欠けますので。
なお、浅井一浩氏監修の自動調理(匠モード)は、トーストの場合、焼き目は調整できず標準のみです。
そのほか、グラタン・ホイル焼きなどに使えるマニュアルモードがあります。

庫内の広さは、2枚のパンが置けるサイズです。
ピザは、庫内形状的に、相当小さなものでないと焼けないでしょうし、想定もしていなそうです。
火加減の調節も、120〜260度の8段階です。
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以上、ツインバードのTS-D486Bの紹介でした。
(食パン以外の)ベーカリーの定番パンを優先する場合、結構、面白い製品に思えました。一方、宣伝の仕方を含めて、トースト自体の味は、(工夫があるにせよ)第一義の目的に置いていない部分で、他社の高級機とは異なるといえます。
ただ、こうしたニッチ的な個性は、ツインバードらしいです。カレーパンも(スーパーの袋入りでない)オーソドックスな形状のベーカリーのものならば、手放しではないですが、しっかりサクサクになります。

【2025年発売】
48・TWINBIRD 匠ブランジェトースター PLUS TS-D487B
48・TWINBIRD 匠ブランジェトースター PLUS TS-D487W
¥19,155 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
トースト枚数:4枚
ヒーター:カーボン×1 ハロゲン×1
消費電力:1350W
庫内広さ:約幅270×奥行290×高さ110 mm
火力調節: 8段階(120〜260℃)
寸法:幅34.8×奥行37.2×高さ25.4cm
匠ブランジェトースター PLUS TS-D487 も、ツインバード工業の製品です。
従来の TS-D486B をベースに、庫内を大きくした新モデルです

2025年4月に登場し、特に料理用途やピザを焼きたいユーザーに向けたラインアップとして展開されています。
外観は、下位モデルと同じく、シームレスミラーガラスを採用します。ランプが点灯しているとき以外は庫内が見えにくい仕様になっています。
設置寸法は、幅34.8×奥行37.2×高さ25.4cmです。
下位機より幅が広く、4枚焼き対応としては奥行も深めです。設置の際は廃熱スペースも含め、置き場所の確認が必要です。
パワーは、1350Wです。
4枚焼きなので下位機よりパワフルになっています。
ただし、家庭によってはブレーカーが落ちやすい場合もあるため、電源環境には注意が必要です。

ヒーターは、下位機と同じ構成です。
繰り返せば、上段は、遠赤(カーボンヒーター)で、下段は、近赤(ハロゲンヒーター)です。
一方、下面からの遠赤効果を高めるため、天板に(遠赤)セラミックコートがあります。先述のように、近赤は熱浸透性が高い一方、表面加熱がイマイチです。この工夫によって「皮パリ」のピザ焼きや食材調理にも適するよう設計されています。
逆に、トーストは近赤の特性を活かして焼き網で仕上げる方式となっており、調理対象に応じた合理的な設計思想がうかがえます。
火加減の調節は、マイコン制御です。
トーストだけでなくピザや食材調理でも安定した仕上がりが期待できます。

自動調理機能は、下位機種のメニューにピザが加わります。
ピザは、14〜25cm(最大500g)まで焼けます。
冷蔵、冷凍、常温すべてに対応しますが、完全自動の「匠モード」で時間設定なしで扱えるのは常温のみです。市販ピザの多くはチルド品であるため、この点はやや使い勝手に制限があります。
また、浅井一浩氏監修による完全自動(匠モード)でも、重量選択は必要です。
仕上がりの理想としては、縁が硬くならずチーズがとろける「コルチョーネ」を目指しているとのことです。そのため市販ピザよりも、生地から成形した本格的なピザ調理に向いており、逆にクリスピータイプの薄焼きピザは不得意といえるでしょう。

マニュアル調理は、きりもち、グラタン、ホイル焼き、フライあたため直し、クッキー調理などを想定します。
焼き網と角皿を組み合わせる使用感は、レンジオーブンに近いスタイルです。
庫内の広さは、4枚のパンが置けるサイズです。
火加減の調節は、本機も120〜260度の8段階です。
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以上、ツインバードの匠ブランジェトースター PLUS TS-D487 の紹介でした。
トーストやリベイクに加えて「ピザ焼き」に特化した機能を持つ点にオリジナリティがあります。ただし、ここまで「ピザ」にこだわるなら【コンベクションオーブンの比較記事】で書いたようような、「トーストも焼ける熱風オーブン」が比較対象でしょう。
特に完全に手作りのクラフト生地ではなく、市販ピザを前提とする場合は、熱回りの特性上、コンベクションオーブンの方が仕上がりが良いケースは多いでしょう。

【2018年発売】
49・TWINBIRD ミラーガラス TS-D048B
¥7,480 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
トースト枚数:4枚(小さめ)
ヒーター:ガラス管×3
消費電力:1200W
庫内広さ:約280 × 270 × 90 mm
火力調節: 4段階
寸法:幅34.0×奥行34.0×高さ22.5cm
ミラーガラスオーブントースターは、ツインバードの世帯用の入門機です。
息の長い製品ですが、独特のデザインで人気があります。

設置寸法は、幅34.0×奥行34.0×高さ22.5cmです。
小型機と言って良いです。
本機も、未使用時になかにみえにくいシームレスミラーガラスです。
パワーは、1200Wです。
4枚焼きなのでもう少しあっても良いですが、庫内が小さめなので、問題はないかと思います。
ヒーターは、通常のガラス管ヒーターである点は、残念です。

庫内の広さは、4枚のパンが置けると書いてあります。
ただし、やや庫内が狭いことから、小さめのパンで4枚ということだと思います。
ピザを焼く場合も、直径20センチのタイプまでの対応です。
火加減の調節も、他社より多少弱く4段階に止まります。
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以上、ツインバード社の製品の紹介でした。
デザイン性はこの価格帯では抜けています。スタイリッシュな家電を置きたいならこの機種が良いでしょう。
火力の点では、他社に及ばない部分もありますが、日常的にトーストを2枚以内で焼くのがメインならば、この機種でも十分満足できると思います。
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【2023年発売】
50・TWINBIRD ミラーガラス TS-D038W
50・TWINBIRD ミラーガラス TS-D038B
¥5,304 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
トースト枚数:2枚
ヒーター:ガラス管×2
消費電力:860W
庫内広さ:約26.0 × 16.0 × 5.5 cm
火力調節: 4段階
寸法:幅35.0×奥行23.0×高さ17.0cm
なお、同社のミラーガラスモデルは、ユニークな形状の小型機もあります。

設置寸法は、幅35.0×奥行23.0×高さ17.0cmです。次に見るデロンギ機と同じく、背が低く奥行も不要なタイプです。
キッチンへの設置上有利と言うより、この形状だとどこに置いても圧迫感がないのが良い部分かと思います。
ただ、庫内の高さが5.5cmですので、調理全般に向くとは言いがたいですが、24インチまでなら、ピザでもOKです。
ヒーターは普通のガラス管です。同社によると「近火(ちかび)」になるので、表面火力は強く「カリッと焼ける」とのことです。
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結論的にいえば、ミニマル志向な方には向くと思います。
同社の旧機にもこのデザインはありましたが、とってを含めてオシャレになりました。
3-2・ビタントニオのオーブントースター

つづいて、調理家電メーカーのビタントニオ(三栄)のオーブントースターです。

【2023年発売】
51・ビタントニオ VOT-100-K
¥17,600 楽天市場 (8/25執筆時)
トースト枚数:2枚
ヒーター:遠赤ヒーター×2
消費電力:1200W
庫内広さ:幅27× 奥行20.9× 高さ9cm
火力調節: 16段階(80℃~240℃)
寸法:幅33×奥行31.0×高さ23cm
VOT-100は、ビタントニオのオーブントースターです。
売出時価格からすると高級路線と言えます。

外観は、先発したパナソニックのトースターにわりと似ている印象です。
ただ、窓を小さくして「かまど」風にしている部分は個性でしょう。
設置寸法は、幅27×奥行20×高さ23cm です。
2枚焼きですし、コンパクトと言えます。
パワーは、1240Wです。
ヒーターは、遠赤(カーボンヒーター)です。

このブログの【コタツの比較記事】でも取りあげたメトロ電気工業のオレンジヒートを採用します。この名詞は、トースターでは初めて見ました。
いずれにしても、表面の加熱効果が高いもので、他社の遠赤ヒーターと同じで、トースターには向くでしょう。
立ち上がり1秒、焼き上がりまで2枚で1分40秒と速度も、アラジン・シロカなど、「素早さ重視」の企業と太刀打ちできています。

火加減の調節は、80℃~240℃まで設定可能です。
温度的な範囲は他社に優る機種がありますが、写真を見ると、240度でも2分以内に「焦げ焦げ」なので、あえて、240度で止めている部分はありそうです。
なお、好みの焼き色を見つけたら3つまでメモリーできます。

実際、240度設定の場合のみですが、340度まで(庫内ではなくユニット温度を)上げて、240度に調整していくようです。
トーストは2枚までです。
ピザは、ただ、庫内の奥行が狭いので16cmまでです。先述の温度部分を含めて、ピザはあまり想定していない感じはあります。
自動調理機能は、マイコン制御などはありません。
温度設定したら、そのままの温度を維持するのが基本です。
タイマーは90分までです。焼き芋も焼けるとされます(240度/30分)。
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以上、ビタントニオのVOT-100の紹介でした。
アラジン・シロカなど「強火・短時間」でパンを「カリふわ」にというコンセプトです。それらに比べて、見た感じオレンジヒートは表面火力がだいぶ強そうです。
その点で言えば、240度(340度ブースト)できる部分で、短時間でも十分に焦げ目を付けたパンができそうです。
実際、焦げ目のしっかりしたパンが好きな方はいるでしょう。あまり一般向きな製品には思いませんが、「尖った」感じの製品で、個人的には面白いと思いました。
一方、強火力モードは、パンの厚みや種類に対して、あまりフレキシブルでなさそうには見えます。6枚切りで計算(設定)しているようなので、そのあたりの厚みがおそらく合うのでしょう。
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【2023年発売】
52・ ビタントニオ VOT-50-K
¥8,600 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
トースト枚数:4枚
ヒーター:ガラス管×4
消費電力:1200W
庫内広さ:横幅28×奥行27×高さ8,8cm
火力調節: 無段階(80℃~240℃)
寸法:幅34.4×奥行32.6×高さ22.0cm
そのほか、同社は4枚焼きを出しています。
こちらは普通のガラス管ヒーターですし、マイコン制御(自動メニュー)もないため「4枚焼ける」という部分以外に、特段の個性は感じません。
3-3・アイリスのオーブントースター
つづいて、アイリスオーヤマのオーブントースターです。

【2021年発売】
53・アイリスオーヤマ MOT-401
¥9,200 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
トースト枚数:2枚(4枚)
ヒーター:ガラス管×4
消費電力:1200W
庫内広さ:27.5× 28× 8cm
火力調節: 9段階(80℃~230℃)
寸法:幅33×奥行33.5×高さ22cm
ST-2D351も、日本のアイリスオーヤマのオーブントースターです。
本体色は、ブラック(MOT-401-B)・ホワイト(MOT-401-W)・グレー( MOT-401-H)という構成です。
パワーは、1200Wです。
ヒーターは、一般的なガラス管(石英管ヒーター)です。
特段の工夫はなく、普通の製品です。

一方、同社は「付属品」で勝負します。
写真のような専用用機にパンを入れて「極上・生トースト」を作れる事がある意味「売り」です。

先述の三菱電機の「ブレッドオーブン」に似ています。
ただ、本機については、水を下部にひいて水蒸気(凝縮過熱水蒸気)を使うわけで、形を変えた「スチーム式」といえ、似て非なるものです。
マイコン制御は採用され、それようのプログラムはなされますし、焼きそば作りや、生フレンチトーストなど、ユニークな提案はあるのですが、「美味しいトースト」という本質からは外れるでしょう。
庫内の広さは、奥行が8cmほどでパンは4枚焼きまでです。
ただ、「極上・生トースト」を作るならば、ケースが必要なので2枚です。
火加減の調節は、この機種も80℃~230℃で設定可能です。

自動調理機能は、マイコン制御で、かなり充実します。
専用用機を利用するものだけで、上記の提案があります。
不要メニューも、ピザトースト・マヨたまトースト・ お好み焼きトースト・ラザニア・ブラウニー・塩ざけほか、なかなか個性的です。全部で25種類です。
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以上、アイリスオーヤマのST-2D351の紹介でした。
独自路線の面白さは感じます。
ただ、火力の工夫に欠ける点と、売りの「生トースト」は、準備と片付けの手間が増えるため、とくに朝の忙しい時間に使うことを考えると、すぐに「飽きそう」です。
長く使う家電としては微妙な部分を感じます。

【2023年発売】
54・アイリスオーヤマ SOT-401-C
54・アイリスオーヤマ SOT-401-H
54・アイリスオーヤマ SOT-401-T
¥9,980 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
54・アイリスオーヤマ KSOT-401-B
¥9,350 楽天市場 (8/25執筆時)
トースト枚数:4枚
ヒーター:遠赤外線×4
消費電力:1350W
庫内広さ:27.5× 22× 8cm
火力調節: 10段階(100℃~230℃)
寸法:幅35×奥行32×高さ23.8cm
SOT-401は、日本のアイリスオーヤマのオーブントースターです。
同社のもうひとつの「上位機」と言えます。

流通ルートの違いで、黒色の KSOT-401もありますが、性能は同じです。
ヒーターは、遠赤ヒーター(カーボンヒーター)です。
他社の中級機でも採用がみられましたが、説明書を含め、ガラス管との併用という書き方はしていないので、遠赤ヒーターだけで上下4本のようです。

パワーは、1350Wです。
かなりパワフルです。
実際、アラジン・シロカ同様に、最高280度まで出せるので、本機も、高火力で、「パンを素早く焼きあげる」方向性の製品です(瞬間発熱)。
その上で、かなりシンプルな方式ながら、スチームを発生させる機構もあります。
マイコン制御のような工夫はないです。
庫内の広さは、奥行が8cmほどでパンは4枚焼きまでです。
ピザだと、21cmクラスまでとなります。
火加減の調節は、100℃~280℃で設定可能です。
自動調理機能は、とくにありません。
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以上、アイリスオーヤマのSOT-401の紹介でした。
カーボンヒーターを採用し、表面火力をあげた「パン焼き特化型」の機種です。
ただ、先発だった同じ火力(280度)でライバルのシロカの工夫(熱風ファン)、アラジンの工夫(グラファイトヒーター)と、比べると、独自性は乏しいようには思います。
あえて言えばスチームの併用でしょうが、プログラムされた出力ではないですし、微妙です。
一方、表面火力が強い遠赤ヒーターだけ4本という構成なので、とくに、厚切りのパンを焼く場合など、中までうまく火が通るかがやや懸念材料です。
実際、アレンジトーストのレシピは、少し調理温度を落として割と長時間焼くようなレシピでした。料理にも使う場合は、さらに、熱の内部浸透がどのような傾向なのかは、少し気になります。
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なお、アイリスオーヤマからは、このほか、以下のような下位機があります。
順番にみておきます。

【2023年発売】
55・アイリスオーヤマ SOT-201-B
55・アイリスオーヤマ SOT-201-T
55・アイリスオーヤマ SOT-201-C
¥6,980 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
トースト枚数:2枚
ヒーター:遠赤フラット+遠赤?
消費電力:1350W
庫内広さ:
火力調節: 10段階(100℃~230℃)
寸法:幅35×奥行30×高さ24cm
第1に、SOT-201です。
同じく、速暖性を強調した機種で「瞬間発熱」という二つ名を持つ製品です。
具体的な庫内面積は非開示ですが、こちらは2枚焼きになります。

ヒーターは、庫内が狭いため2本にしています。
ただ、火力は引き続き1350Wです。
上火について、遠赤フラットカーボンヒーターとしていて、パンの表面の加熱ムラが少ない仕様にしているためです。
一方、下火のヒーター種の記載がないですが、フラットではない遠赤(あるいは普通のガラス管)かと思います。

いずれにしても、上下で熱源種が異なるのは、オーブントースターの場合問題ないです。
ただ、各社の高級機と違って温度センサーによる制御はないので、例えば、パンの厚みや載せる具材によっては、表と裏の焼きムラは置きやすいかもしれません。
もちろん、これは、マイコン制御のあるような各社高級機と比べての話になります。そうした工夫のない同価格帯の製品に比べたら、相応に良さそうです。

スチーム機能は、本機も搭載です。
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結論的にいえば、上ヒーターが遠赤2本ある機種よりは下位、1本だけの機種よりは上位という感じだと思います。
1つ上で見た上位機と比べると、庫内を狭くしているので、速暖性や最大温度が同水準であることから「瞬間発熱」という名前が引き続き付いていると言えます。
実際、最高温度(280度)に達するまでの時間は、こちらの方が速く、最速1.5分でトーストが焼き上がります。
設置寸法は、上位機と変わりません。
しかし、ヒーター構成はこちらのほうがクセはなさそうですし、1万円を予算上限として「パン焼き」に工夫がある機種を探すとすると、割と良さそうです。
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【2021年発売】
56・アイリスオーヤマ EOT-032-CW
56・アイリスオーヤマ EOT-032-HA
¥5,500 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
トースト枚数:4枚
ヒーター:ガラス管×4
消費電力:1200W
庫内広さ:幅27.5×奥行28×高さ7.5cm
火力調節: 3段階
寸法:幅33.2×奥行34×高さ22cm
第2に EOT-032です。
トーストが「4枚焼ける」というのが唯一の個性と言える、普通のスタンダード機になります。あまり魅力的ではないです。
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【2024年発売】(白と灰)
57・アイリスオーヤマ EOT-201-C
57・アイリスオーヤマ EOT-201-H
¥3,090 楽天市場 (8/25執筆時)
(Amazon限定)(黒)
57・アイリスオーヤマ EOT-201AZ-B
¥3,980 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
トースト枚数:2枚
ヒーター:ガラス管×2
寸法:幅36.5×奥行24.5×高さ20.7cm
【2024年発売】(白と灰)
58・アイリスオーヤマ EOT-401-C
58・アイリスオーヤマ EOT-401-H
¥5,980 楽天市場 (8/25執筆時)
(Amazon限定)(黒)
58・アイリスオーヤマ EOT-401AZ-B
¥5,980 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
トースト枚数:4枚
ヒーター:ガラス管×4
寸法:幅32.6×奥行32.6×高さ22.1cm
消費電力:1200W
庫内広さ:
火力調節: 無段階(80℃~230℃)
第3に、EOT-201と EOT-401です。
いずれも、Amazon限定型番がありますが、色以外は同じです。
トーストは、それぞれ、2枚焼き、4枚焼きです。

サイズは、幅は4枚焼きのほうが狭いですが、奥行があります。
パワーは、いずれも1200Wです。
ヒーターは、4枚焼きのほうが多いです。
ただ、いずれも、普通のガラス管です
温度設定は、無段階です。
マイコンなしのアナログなサーモスタット(サーミスタ)制御なので、設定温度自体はアバウトでしょう。
ただ、この価格帯では、温度制御ができるだけでも優秀だと思います。
あとは、背面がディンプル加工で、熱周りに少し工夫が見られるのが目立ちます。
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結論的にいえば、2枚焼きは5000円以下で買える製品としては、火力が強めな製品の1つに見えます。
ガラス管なので、速暖力はイマイチでしょうが、表面火力は評価できそうです。パン粉をひいたグラタンなど、焦げ目を付けたいような料理に使うには良いでしょう。トーストも、(余熱してから焼くならばですが)「サクふわ」にできそうです。
一方、4枚焼きは、そこまで個性がないです。
同価格帯にもう少し火力が期待できる製品もありますので。
3-4・コイズミのオーブントースター

つづいて、コイズミのオーブントースターです。
色々な家電を販売する企業ですが、他の分野同様、調理家電も熱を使う家電を中心に多く出します。

【2022年発売】
59・ コイズミ KOS-1236/K
¥11,730 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
トースト枚数:4枚
ヒーター:ガラス管×4
消費電力:1225W
庫内広さ:横幅31×奥行27.5×高さ6.8cm
火力調節;9段階(80〜240℃)
寸法:幅35×奥行33.5×高さ22.7cm
KOS-1236/Kは、コイズミが販売するマイコン式のオーブントースターです。

サイズは、横幅31×奥行27.5×高さ6.8cmです。
トースト4枚焼きですが、その水準でも結構大きめです。
一方、本機は、ホットサンド作成用のメッシュが付いており、その部分が個性です。
パワーは、4枚焼きの製品で、1225Wの出力です。
ヒーターは、4本です。
ただ、全て石英管(ガラスヒーター)です。

自動調理機能は、付属します。
温度センサーでのマイコン制御ができるので、象印ほかの上位機並の機能性を持ちます。
メニューは、トースト・冷凍トースト・ロールパン・ホットサンド・調理トーストで、揚げ物の温め直しのようなボタンはないです。
また、パンについても、冷凍対応は、トーストだけですし、そこまで賢くはないです。
あとは特段個性はないです。
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以上、KOS-1236/Kの紹介でした。
ホットサンド対応の部分は、結構、面白いかと思います。
ただ、ヒーターがガラス管である部分もありますし、ホットサンドは、ワッフルも作れる専用家電と比べると仕上がりに差はあるでしょう。
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なお、コイズミからは、次のような製品の販売もあります。
簡単にですが、順番にみておきます。
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【2024年発売】
60・ コイズミ KOS-1330/K
¥5,980 楽天市場 (8/25執筆時)
トースト枚数:2枚
ヒーター:遠赤×1 ガラス管×1
消費電力:1350W
庫内広さ:横幅27.3×奥行23.2×高さ9cm
火力調節;80〜230℃
寸法:幅32.6×奥行28.9×高さ22.3cm
第1に、KOS-1301/Kです。
こちらも、自動調理機能がつくマイコン式ですが、2枚焼きになります。

サイズは、横幅37.9×奥行24.5×高さ20.7cmです。
2枚焼きにしては、かなり大きめです。とくに横幅があるので、設置場所に合うかは検討してください。
外観は、ツインバード機と同じで、ミラーガラス仕様で、未使用時に中身が見えない仕様になっています。
パワーは、1320Wです。
火力は強めです。
上火は、遠赤ヒーター(カーボン)で焼き目が付けやすいです。下火は普通にガラス管ヒーターで1本です。堅実な構成ですが、個性はないです。

火加減の調節も、80℃~230℃まで設定可能です。
本機は、レンジのようなパネルがあるので、設定は、ダイヤルとボタンで可能です。
自動調理機能は、トースト・冷凍トースト・調理トースト・バターロール・クロワッサンに対応です。
トーストを含めて、焼き色は5段階から選べます。
あとは、特別言及したい点はないです。
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結論的にいえば、外観がレンジに近い製品はこれまでなかったように思え、そこに個性を感じます。
2枚焼きとしては幅方面の設置性が悪くなる部分はありますが、例えば、棚の上など少し高い場所に置く場合、操作自体はこの配置のほうが使いやすそうな感じはあります。
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【2024年発売】
61・ コイズミ KOS-1301/K
¥8,980 楽天市場 (8/25執筆時)
トースト枚数:2枚
ヒーター:遠赤×1 ガラス管×2
消費電力:1350W
庫内広さ:横幅27.3×奥行23.2×高さ9cm
火力調節;9段階(100〜260℃)
寸法:幅32.6×奥行28.9×高さ22.3cm
第2に、KOS-1301/Kです。
2枚焼きの下位機種です。
サイズは、横幅27.3×奥行23.2×高さ9cmです。
先ほどの機種よりだいぶ小さいですが、2枚焼きといえば、本機も多少大きめです。
パワーは、1350Wです。
ブレーカーに注意は必要ですが、火力は強めです。
上火は、こちらも遠赤ヒーター(カーボン)で焼き目が付けやすいです。下火は普通にガラス管ヒーターですが、先ほどの機種と違って、2本です。
トースト「2枚焼き」の製品としては、下火はわりと強い方です。

これは、同社の他機と違って、料理用に使いたい方に向けた製品だからです。
実際、浅皿と深皿が両方とも付くのは、珍しいといえますです。
火加減の調節も、100℃~260℃まで設定可能です。
しっかり、温度が出せるのも、料理用に向きます。
一方、マイコン制御による自動調理機能はないです。
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結論的にいえば、庫内を多少狭めにして火力を強めた機種と言えます。
料理用には良さそうです。他社機と比べる必要はありますが、しっかりした深皿と浅皿が両方付く部分は個性でしょう。ここに魅力を感じる場合、この価格帯では選択肢の1つになるでしょう。
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【2024年発売】
62・コイズミ KOS-1218/R
¥6,580 楽天市場 (8/25執筆時)
トースト枚数:3枚
ヒーター:遠赤外線×1 ガラス管×1
消費電力:1200W
庫内広さ:横幅31×奥行26.5×高さ9,2cm
火力調節: 8段階(90〜260℃)
寸法:幅35×奥行33.5×高さ22.7cm
第3に、 KOS-1218/Rです。

こちらも、上火が遠赤ヒーターで、下火はガラス管が1本です。
温度設定は、安めな製品ですが、90〜260℃で設定できます。
庫内の広さは、幅35×奥行33.5×高さ22.7cmです。
焼き網は、25cmの広めのピザが入る大きさです。
ただ、奥行が少し狭いので、焼けるトーストの枚数は3枚とされています。
少ないのは、搭載のヒーター本数にも由来するかと思います。

タイマーは15分までです。
センサーなどもありません。
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結論的にいえば、3枚焼きは他社にもあるので、そちらとの比較でしょう。
例えば、既にみたタイガーに比べると、ヒーター数に由来する火力について値段差分の性能差はありそうです。実際、これほどの広さの庫内の製品が欲しい場合、もう少し火力を重視しても良いでしょう。
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【Amazon限定ブランド】
【1000W】
63・モノクローム MOS-1028/W
¥3,980 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
トースト枚数:2枚
ヒーター:ガラス管×2
消費電力:1000W
庫内広さ:幅25.5x奥行17x高さ7cm
火力調節: 3段階
寸法:幅31.5×奥行25.5×高さ23cm
第2に、モノクローム MOS-1028/Wです。
同社がアマゾンのPBブランド向けに出しているものです。

このシリーズは、シンプルでデザイン性の良いものが多いです。
いずれも小型機で、少人数世帯向けに売られているものです。
デザインは、既に見た「アラジン」機を想起させるクロームメッキ風の仕上げです。
ただ、性能部分は、普通のガラス管ヒーターで、火力調整も3段階なので、特段の個性はありません。
3-2・他のオーブントースター 1
続いて、ここまでみていない各社の製品をまとめてみていきます。

【2021年発売】
64・デロンギ EOI408J
¥17,983 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
トースト枚数:4枚
ヒーター:M型シーズーヒーター
消費電力:1200W
庫内広さ:26.5× 24.5× 11.5cm
火力調節: 6段階(120℃~220℃)
寸法:幅26.5×奥行24.5×高さ22cm
EOI408J は、イタリアのEOI408J が販売する「デロンギディスティンタコレクション」」の新製品です。

同社の家電で「トータルコーディネート」することを考えて登場した新しいラインです。

パワーは、最大1200Wです。
ヒーターは、下部ヒーターについて、M型シーズーヒーターが採用です。
これは、遠赤を出さないタイプの(普通の)ヒーターです。ただ、(コタツなどの)U字型ヒーターと同じで、加熱範囲が広くなるため、焼きムラが生じにくい利点はあります。
上ヒーターは、普通の管ヒーターです。
火加減の調節は、この機種も120℃~220℃まで設定可能です。
値段からすると、250度が出せないのはやや残念です。
庫内の広さは、奥行が11.5cmと広いので、パンならば4枚まで焼けます。
自動調理機能は、未付属です。
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以上、デロンギのEOI408J の紹介でした。
価格的には「高級機」ですが、「トースト機能」の部分では、あまり機能性は高くないです。
どちらかというと、「料理に使う」ことを重視した「大きめのオーブン」と考えると位置づけがハッキリすると思います。
その点では、二重ガラスの採用や、本体の断熱構造などの安全性、シンプルで分かり安いスイッチをふくめた操作性などは、評価できるでしょう。
ただ、今回の比較の主旨からすると、選外にはなります。

【2025年発売】
65・AQUA AQT-CG12T(W)
65・AQUA AQT-CG12T(K)
¥10,609 楽天市場 (8/25執筆時)
ヒーター:グラファイト×2
消費電力:1400W
66・AQUA AQT-CS12T(W)
66・AQUA AQT-CS12T(K)
¥6,141 楽天市場 (8/25執筆時)
ヒーター:遠赤×1 ガラス管×1
消費電力:1000W
トースト枚数:2枚
庫内広さ:幅26x奥行22×高さ8.7cm
火力調節:80℃~230℃
寸法:幅32×奥行27.7×高さ22.7cm
AQT-CG12Tは、日本のAQUAのオーブントースターです。
生活家電全般を取り扱う家電企業です。
なお、AQT-CS12Tは下位機です。
上位機は後述するように、グラファイトヒーターですが、下位機は、普通に遠赤ヒーターになります。
筐体は共通ですが仕様がそこまで特徴的ではないので、以下、上位機の紹介をしていくことにします。

デザイン性は、この機種の「売り」です。
未使用時に、中が見えにくいミラーガラス調のパネルが採用されます。
ただ、加熱時には、発熱過熱状況が見えます。
パナソニックなどの高級機でもこの仕様ですが、トースターは汚れが目立つのでこれは良い工夫です。
パワーは、1400Wです。
シロカと同じほどで、かなりパワフルです。
コンセント許容量に近いので、たこ足配線は厳禁です。また、ブレーカーにやや注意するべき出力とは言えます。
ヒーターは、上下ともグラファイトヒーター(瞬足黒鉛ヒーター)です。
アラジンも採用していた、速暖性と表面加熱に特長があるタイプです。
一方、アラジンは片側だけでしたので、両側採用という点は、同社の個性です。

速暖性(0.2秒)はアラジンと同じで速いです。
表面加熱が強い特長で、素早く焼き上げるという方向で、シロカ(すばやき)と違い発送です。

一方、内部への熱の浸透は、このタイプだとイマイチです。
いろいろなあたためが提案されますが、グリル的な焼き目を付ける料理は上手な一方で、じっくり熱を浸透させたい、オーブン的な調理はそこまで得意ではないでしょう。
庫内の広さは、幅26x奥行22×高さ8.7cmです。
トーストは、2枚までです。
ピザを焼く場合は、20cmほどのMサイズの冷凍ピザならば対応できるでしょう。
自動調理機能は、未付属です。
トーストを含めて、火加減を途中で調整するような仕様ではないです。
火加減の調節は、80度から230度までの表記です。
火力自慢の製品としては、そこまで最大の庫内温度は高くないです。
ここは、グラファイトヒーターの限界でしょう。なお、トーストは、最大温度(230℃)で焼く仕様です。
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以上、アクアのAQT-CG12Tの紹介でした。
トーストは、ヒーターの速暖性と表面加熱力とで、「サクふわ」に焼ける工夫はあります。ただ、グラファイト2本だと、熱回りの関係で、パンの厚みに仕上がりが多少左右されやすいかもしれません。
オーブン的な利用も先述のようにそこまで向かない点、この価格クラスでは、1400Wとパワーが強めである点を含めて、ややクセは感じました。
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なお、同社からは、このほかに以下のようなオーブントースターの展開もあります。

【2025年発売】AQT-WS14P(H)後継機
67・AQUA AQT-CS14T(K)
¥7,947 楽天市場 (8/25執筆時)
トースト枚数:4枚
ヒーター:遠赤+ガラス管(調査中)
消費電力:1200W
庫内広さ:幅28x奥行28x高さ8.2cm
火力調節:80〜250℃
寸法:幅34.6×奥行35.0×高さ23.5cm
第1に、QT-CS14Tです。
大きめの4枚焼きのスタンダードラインです。

ヒーターは、グラファイトではなく、遠赤ヒーターです。
その点で、先ほどの2枚焼き機の下位機に近い機種です。
また、本機の場合、遠赤ヒーターの本数が不明です。
ヒーターは上下に2本確認できます。
おそらく、遠赤外線×2 ガラス管×2という構成だと思いますが、何とも言えません。
その他の部分は、そこまでの個性はないです。
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【2025年発売】(Amazon限定)
68・ AQUA TA2WR
¥5,800 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
トースト枚数:2枚
ヒーター:ガラス管×2
庫内広さ:幅31.2x奥行22.0x高さ8cm
寸法:幅37×奥行28.9×高さ20cm
¥7,980 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
トースト枚数:4枚
ヒーター:遠赤×1・ガラス管×2
庫内広さ:幅31.2x奥行27.4x高さ8cm
寸法:幅37×奥行34.3×高さ22cm
消費電力:1200W
火力調節:60〜230℃
第2に、TA2WR などです。
2枚焼と4枚焼がありますが、いずれも、Amazon限定で売られる製品です。

外観は、ミラーガラスです。
未使用時に中身が見えにくい仕様で、ツインバード機なども採用していました。
ヒーターは、2枚焼は、ガラス管2本です。
ただ、4枚焼は、上の1本だけが遠赤になる3本構成です。
消費電力は、2枚焼きと同じ1200Wです。
ただ、ヒーター種と配置の違いで、庫内の広さに応じて、装備を充実させている感じです。
温度設定は、60〜230度まで、アナログダイヤルで調整する方式です。
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結論的にいえば、2枚焼は、若干設置性が悪く、ヒーターの工夫もイマイチに思います。
4枚焼きは、この価格帯ではそれなりに熱源の工夫はあります。
ただ、やはり、4枚焼としても幅広なので、設置場所は選ぶでしょう。

【2019年発売】7740JP-BK
69・ラッセルホブス 7740JP
¥13,200 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
トースト枚数:2枚
ヒーター:ガラス管×4
消費電力:1200W
庫内広さ:横幅26×奥行22×高さ6cm
火力調節:5段階
寸法:幅33.5×奥行29×高さ26cm
ベーシックオーブントースター 7740JPは、イギリスのラッセルホブスが販売するオーブントースターです。
本機については、 7750JPという上位機もあったのですが、最近在庫がないです。

ポップアップトースターを発明した会社ですので、そちらのほうが有名ですが、オーブントースターも出しています。
パワーは、最大1200Wです。

ヒーターは、上下にガラス管ヒーターが4機の構成です。
あまり特徴がないと言えばそうです。

火加減の調節は、5段階です。
仕様は少し独特で、ヒーター単位でのオンオフ制御で、火力を調整する仕組みです。
この場合、上火だけで焼く、グリルのような使い方は考えられるので、料理の葉婆拡がるでしょう。
庫内の広さは、横幅26×奥行22×高さ6cmです。
ただ、パンならば2枚、ピザは20cmまでは焼けそうです。
清潔性の部分では、本機は、ドアなどの取り外しができない仕様で、一般的です。
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以上、ラッセルホブスの 7740JPの紹介でした。
外観はクラシックで格好良いですが、上下のヒーターが個別調整できる部分を除いては、機能はシンプルです。
デザイン面で選ぶのでないならば、多少見どころに欠けるといえます。

【2019年発売】K-TS4-AR K-TS4-PA
70・ ラドンナ Toffy K-TS4-AW
¥13,200 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
トースト枚数:2枚
ヒーター:ガラス管×3
消費電力:1000W
庫内広さ:
火力調節:
寸法:幅230×奥行234×高さ331mm
Toffy K-TS4-AW は、日本の ラドンナが販売する製品です。
レトロ風の色合いのデザイン家電を輸入して販売するキングジムグループの商社です。
なお、本機とほぼ同型の製品は、後で見る、ミデアグループのComfee’が(もう少し安めで)だします。
恐らく、生産はそちらで、本機は、外観色とハンドル部分でオーダーした特注色のような感じでしょう。

本体サイズは、幅230×奥行234×高さ331mmです。
一点突破的ですが、この部分が本機の特長です。設置面積が狭い場所に置きやすいです。
庫内の広さは、上段は、幅163×奥行146×高さ64mmで、下段もほぼ同様です。
上段・下段ともパン1枚はいるサイズです。
ピザは少し難しいでしょうが、小さなグラタンならば、いけそうです。
パワーは、最大1000Wです。
ヒーターは、ガラス管ヒーターが上・下・中段に1基ずつです。
火加減の調節は、温度単位での設定はできません。
しかし、上火のみ、中・下ヒーターのみの運転で、火力調整は可能です。
清潔性の部分では、本機は、ドアなどの取り外しができない仕様で、一般的です。
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以上、ラドンナのToffy K-TS4-AW の紹介でした。
たキッチンで、とくに横幅に余裕のない方には便利だろうサイズです。
形状以外にとくに特徴はないですが、わりとニーズはありそうな形です。
なお、他社機同様加熱機器ですので、両側面・後方は4.5cm以上、上方向10cm以上は、空間を確保する必要がある点、注意してください。
また、ヒーターや輻射熱を考慮すると、構造的に、上段と下段で、熱ムラは起きやすいと思います。作るものにもよりますが、上段と下段の仕上がり具合は、変わりやすいでしょう。
なお、冒頭でも書きましたが、外観色とハンドル以外変わらない製品が、Comfee’(コンフィ)からも出るので、デザインにこだわらない場合は、見比べてください。
後ほど見る予定です。
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【2023年発売】
71・ラドンナ Toffy K-TS6
¥22,000 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
トースト枚数:4枚
ヒーター:遠赤×2 ガラス管×2
消費電力:1250W
内広さ:26.7x26.0x8.5cm
火力調節:4段階
寸法:幅344×奥行330×高さ245mm
このほか、同社からはToffy K-TS6という製品も発売されました。
本体色は、ペールアクア( Toffy K-TS6-PA )とアッシュホワイト( Toffy K-TS6-AW)です。

上部の2本に遠赤ヒーターを下部に、ガラス管(石英)2本を採用し表面火力を高めた上で、10ccの水タンクを備えることで、スチーム発生機能をもたせたものです。
スチーム用、シーズヒーターも備え、蒸発を促す仕組みもあります。
ただ、マイコン制御などプログラムがないこの仕様の機種で、この値段だと、かなり割高に思えます。
【2024年発売】RSR-2(BK) RSR-2(W)
72・ レコルト スライドラックトースター RSR-2
¥14,480 楽天市場 (8/25執筆時)
トースト枚数:2枚
ヒーター:ガラス管×4
消費電力:1300W
庫内広さ:
火力調節: 2段階(180〜200℃)
寸法:幅270×奥行350×高さ275mm
スライドラックトースター RSR-2 は、日本の レコルトが販売する製品です。
ラドンナ同様に、セレクトショップ系です。

本体サイズは、幅270×奥行350×高さ275mmです。
経て開きの2枚焼きですが、一般的な形状のオーブントースターと比べて、幅が狭いわけでもないです。その上で、奥行が必要なので、デザインはともかく理に適った形状と言えるのかは微妙です。
一方、一度開けたあと、写真のようなとってで引き出して取り出す方式です。
奥まで手が届かないので一手間必要です。オーブンのように、とってごと引き出して、どこかに打ちして作業するようなこともないでしょうし、デザイン的に微妙に思いました。
パワーは、最大1300Wです。
遠赤ヒーターではないので、立ち上がりや「素早さ」は期待できないものの火力は強めです。
ただ、トーストを基準に考えると、2枚焼で4本のヒーターは、若干、消費電力の効率は悪いとも言えます。
火加減の調節は、手動としては、180℃と200度の2段階です。
このほか、トースト(2.5分)ほか、冷凍トースト、デリ(総菜)、リベークボタンがあります。
しかし、センシングでマイコン制御する訳ではなく、規定の時間を加熱するだけのものです。
清潔性は、背面のドアが外せて、そこから掃除ができる仕様です。
背面ドアが開けられるのは山善の特許(らしい)のですが、こちらも開けられます
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以上、レコルトのRSR-2の紹介でした。
格好良く目をひく家電ですが、実用性や効率部分でいろいろな課題があるかなと思います。
次回に続く!
オーブントースターのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、オーブントースターの比較の3回目記事でした。
しかし、記事は、もうすこしだけ続きます。

4・オーブントースターの比較 (4)
4-1・COMFEE’・山善 ほか
4-2:最終的なおすすめの提案【結論】
サックリ(火力) ★★★★★
ふっくら(保水) ★★★★★
ピザ焼き ★★★★★
チーズトースト ★★★★★
冷凍パン ★★★★★
すばやさ(時短) ★★★★★
総合評価 ★★★★★
続く、4回目記事(こちら )では、残りの企業の製品をみたあと「結論編」に入ります。
いつものように、予算別、目的別にAtlasのおすすめ機種を数機種、提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
4回目記事は→こちら!
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