1回目記事からの続きです→こちら
4-1・HPのシュレッダー

4回目記事のトップバッターはHP(ヒューレット・パッカード)のシュレッダーです。
PCでは誰でも知るメーカーですが、直販では日本では富士丸商事の取扱です。
Bonsenという中国の家電メーカーが、HPから商標ライセンスを受けて生産しているモデルです。米国では、(初めてタイプライターを作った会社となる)Royal Consumer Information ProductsがHPのシュレッダーを製造していますが、それとは違う系統のようです。
1・シュレッダーの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:アイリスオーヤマ〈日本〉
2・シュレッダーの比較 (2)
2-1:フェローズ〈米国〉
2-2:アコ・ブランズ〈米国〉
3・シュレッダーの比較 (3)
3-1:明光商会〈日本〉
4-1:サンワサプライ〈日本〉
4・シュレッダーの比較 (4)
4-1:HP〈米国〉
4-2:ナカバヤシ ほか
4-3:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた選び方の基本に沿いながら説明していきます。
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なお、以下では、いつものように、高評価できる点については赤系の文字色で、イマイチな点については青字で書いていきます。

【2024年発売】
56・ HP BA2012MC
¥29,700 楽天市場 (9/3執筆時)
最大投入枚数: 12枚
ゴミ箱容量:約20L
静音性:60dB
サイズ:幅355×奥行240×高さ535mm
【2022年発売】
56・ HP B2515MC
¥41,800 Amazon.co.jp (9/3執筆時)
最大投入枚数: 15枚
ゴミ箱容量:約25L
静音性:55dB
サイズ:幅390×奥行260×高さ580mm
切断方法:マイクロカット
裁断サイズ:A4まで(2x15mm)
最大投入枚数: 15枚
連続使用時間:30分
裁断速度:2.0m/分
特殊切断:カード
ホチキス:11号まで
安全性能:オートリバース
BA2012MCなど は、米国のHP(ヒューレット・パッカード)ブランドの20Lクラスのシュレッダーです。
先行発売していた、同じスタイルの 25LとなるB2515MCも同時にみていきます。

サイズは、新型が、幅390×奥行260×高さ580mmです。
先行発売していた B2515MCは、幅390×奥行260×高さ580mmでした。
多少ゴミ箱が大きいモデルですが、デスクサイドに奥には設置性がイマイチでした。
ただ、静音性が60dBと落ち、また、ダストボックスの満量検知センサーも省略です。
前者は小型化にともなう部分で仕方ないですが、後者は少し残念です。
あとの仕様は変わりません。
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結論的にいえば、設置性を重視する場合はやはり新型でしょう。
そこを重視しなくても良い場合は、旧機が良さそうです。

切断方法は、この機種もマイクロカット(細密カット)に対応です。
2x15mmですので、「レベル4」の機密処理に対応できます。
切断枚数は、最大で、A4までの書類を1度に15枚です。
定格枚数は12枚です。問題ありません。

定格使用時間は、30分となります。
この部分は結構長めです。空冷ファンによる廃熱構造があるためでしょう。
その上で、オーバーヒート後の復旧も20分と速いです。
細断速度は、2.0m/分との記載です。
ヘルツ帯でのトルクの違いの言及はないです。業務用の平均値には至ります。

ゴミ箱のサイズは、新型だと、20Lです。
A4用紙で約470枚との説明です。
旧機は25L(670枚)でしたのでそれより落ちますが、20Lとしては多めでしょう。
もちろん、他機と同じ、普通の64g/㎣のコピー用紙換算です。
使用時の安全対策は、オートリバース機能が付属です。
そのほか、ダストボックスを外した際に、自動停止するダストボックススイッチを装備です。
一方、ゴミ満量サインは、先述のように、24年モデルだと省略になっています。。

静音性は、25Lモデルが55dBで、20Lモデルは60dBです。
小型筐体で音がするのは仕方ない部分です。
なお、いずれも、冷却ファンがあるので、未使用時でも、モーターに熱がある際は、冷ますための稼働音はあります。
カード・メディア切断は、クレジットカードについてのみ対応です。
ステープラーは、11号針まで対応です。
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以上、HPのBA2012MCなど の紹介でした。
デスクサイズにおける中型のマイクロカット機です。
冷却ファンの搭載で、定格時間が長めなのが特徴でしょう。
裁断速度もそれなりにあるので、大量に処理する可能性がある場合、良いかと思います。ただ、原稿台は10枚です。そうした、大量処理を行いたいならば、原稿受けがある自動処理タイプのが良い気はしました。
あえて言えば、(ニッチですが)10枚以内の枚数で、都度裁断しながら、デスク脇で長時間連続処理したいニーズに向くとは言えます。
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【2022年発売】
57・ HP B3018MC
¥55,000 Amazon.co.jp (9/3執筆時)
切断方法:マイクロカット
裁断サイズ:A4まで(2x15mm)
最大投入枚数: 18枚
連続使用時間:40分
裁断速度:2.0m/分
ゴミ箱容量:約30L
特殊切断:カード
ホチキス:11号まで
安全性能:オートリバース
静音性:60dB
サイズ:幅410×奥行285×高さ635mm
なお、同じマイクロカット機で、容量を30L(A4用紙850枚)にした、製品も発売があります。
サイズ感の違いから定格時間も伸びていますが、やはり現状で他社機に比べると少し高めの価格設定に思えます。静音性も、すこし落ちています。
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【2022年発売】
58・HP W3016MC-J4
¥42,900 Amazon.co.jp (9/3執筆時)
切断方法:マイクロカット
裁断サイズ:A4まで(2x15mm)
最大投入枚数: 16枚
連続使用時間:30分
裁断速度:2.0m/分
ゴミ箱容量:約30L
特殊切断:カード
ホチキス:11号まで
安全性能:オートリバース
静音性:65dB
サイズ:幅468×奥行343×高さ676mm
一方、30Lクラスがもう一機あります。
こちらについても、マイクロカット機です。
最大裁断枚数は16枚(定格13枚)で、定格時間が30分なので、駆動部分のグレードは1ランク落ちますが、この程度で構わない方は多いかもしれません。

ただ、本体サイズが、幅468×奥行343×高さ676mmと、30Lクラスとみると、大きい部分が注意点と言えます。
そのほか、騒音値が65デシベルと高めである点、ゴミ箱形状の違いから同じ30Lでも、A4用紙600枚分のゴミ箱量になる点で、すこし「特殊」です。
こうした点で、本機は、1つ上での30Lの「廉価版」と言えます。
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【2024年発売】(満量センサーなし)
59・HP BA2018CC
¥27,830 楽天市場 (9/3執筆時)
最大投入枚数: 20枚
連続使用時間:30分
ゴミ箱容量:約20L
静音性:60dB
サイズ:幅355×奥行240×高さ535mm
【2022年発売】
59・HP B2520CC
¥41,800 Amazon.co.jp (9/3執筆時)
最大投入枚数: 20枚
連続使用時間:30分
ゴミ箱容量:約25L
静音性:55dB
サイズ:幅390×奥行260×高さ580mm
【2022年発売】
59・HP B3026CC
¥55,000 楽天市場 (9/3執筆時)
最大投入枚数: 26枚
連続使用時間:40分
ゴミ箱容量:約30L
静音性:55dB
サイズ:幅410×奥行285×高さ635mm
切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(4x35mm)
裁断速度:2.0m/分
特殊切断:カード
ホチキス:11号まで
安全性能:オートリバース
そのほか、細密カットが不要の場合、本体が同型のクロスカット機もあります。
他社機と同じく、同時裁断枚数は、クロスカット機のほうが多いですが、ゴミ箱の圧縮率が弱くなるので、20L機は340枚、25L機で500枚、30L機で660枚になります。
また、20Lは、先ほどみたマイクロカットの24年機と同じで、ダストボックスの満量センサーが省略になるほか、騒音値が少し高めです。
いずれも、クロスカット機としては、あまり安くない部分は感じます。
4-2・その他のシュレッダー
最後にここまで見ていない、ナカバヤシなどの製品をまとめて比較します。

【2022年発売】
60・ナカバヤシ Z3027
¥22,000 Amazon.co.jp (9/3執筆時)
60・ナカバヤシ NSE-404BK
¥23,117 楽天市場 (9/3執筆時)
切断方法:マイクロカット
裁断サイズ:A4まで(2x12mm)
最大投入枚数: 9枚
連続使用時間: 10分
裁断速度(50Hz 60Hz):2.1m/分 2.5m/分
ゴミ箱容量:23リットル
特殊切断:DVD/クレカ
ホチキス:10号/11号針
安全性能:
静音性:55dB
サイズ:幅35x高さ56x奥行25.5cm
Z3027は、事務機大手のナカバヤシの販売するシュレッダーです。
基本的にはNSE-404BKという型番の製品ですが、Amazonには、Z3027として卸しているようです。性能は同じです。
本体サイズは、幅35x高さ56x奥行25.5cmです。
平均的なサイズです。
裁断サイズは、こちらもA4までです。

切断方法は、2×12mmのマイクロカットに対応です。
この裁断幅ができる機種としては、アイリスオーヤマのOF12Mと並んで、最安級でしょう。
DIN規格では、「セキュリティレベル5」をクリアします。

ゴミ箱のサイズは、22リットルです。
マイクロカットですので、収縮率はよく、A4で520枚ほどはゴミが貯められます。
ホチキス針は、10号針・11号針に対応です。
同時切断枚数は、最大9枚です。
速度も、東日本2.1m/分、西日本2.5m/分ですので、速めと言えます。
使用時の安全対策は、オートリバースがない仕様です。
格安機はこの場合が多いです。
訪問修理も、非対応です。
カード・メディア切断は、DVDをふくめて対応です。
6枚切断になり、ゴミケースも紙と別々です。
静音性も、55dBです。
加減があり、静かな方です。
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以上、ナカバヤシのZ3027紹介でした。
アイリスオーヤマのOF12Mと並んで、マイクロシュレッド対応の高セキュリティ製品では最安級です。
比較する場合、本機の方がわずかに小型で設置性が良い反面、ゴミ箱のサイズが多少小さめで、最大投入枚数も少なめです。
一方、静音性の情報がある部分、ホチキスの対応幅が広い部分は本機の良い部分です。
どちらを選ぶかは難しいところですが、いずれも安全装備があまり充実しない点は注意点と言えます。

【2022年発売】
61・アスカ S78MF
¥39,800 Amazon.co.jp (9/3執筆時)
切断方法:マイクロカット
裁断サイズ:A4まで(2x10mm)
最大投入枚数:200枚(1回/8枚)
連続使用時間: 20分
裁断速度(50Hz 60Hz):2.0m/分 2.3m/分
ゴミ箱容量:23リットル
特殊切断:DVD/クレカ
ホチキス:10号/11号針
安全性能:
静音性:58dB
サイズ:幅36.1x高さ57.2x奥行26.6cm
S78MF は、アスカがAsmixブランドで販売するシュレッダーです。
1998年創業の名古屋の会社で、自社製造もしている企業のようです。

本体サイズは、幅36.1x高さ57.2x奥行26.6cmです。
外観はスマートで、デスク脇などへの設置性は良さそうです。
ただ、若干操作部(特にフォント)は課題で、全体の良さを削ぐ感じはあります。
裁断サイズは、こちらもA4までです。

切断方法は、2×10mmのマイクロカットに対応です。
裁断速度は、50Hzの2.0m/分、60Hzの2.3m/分です。
マイクロカットでこの値段ですし、ここは良いです。
同時切断枚数は、200枚です。
アイリスオーヤマにもあった「オートシートフィーダ式」です。
速度は、同時に8枚まで処理しつつ、2.0m/分となります。
ゴミ箱のサイズは、23リットルです。
同社によるとA4で530枚ほどの収納力です。
マイクロカットの良い部分がでています。
ホチキス針は、10号針・11号針に対応です。
速度も、東日本2.1m/分、西日本2.5m/分ですので、速めと言えます。
使用時の安全対策は、しっかりしています。
JISで必要な安全装備ほか、オートリバースに対応します。
訪問修理は、非対応です。
カード・メディア切断は、対応しません。
静音性も、58dBです。
加減があり、平均よりは静かです。
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以上、アスカの S78MFの紹介でした。
アイリスオーヤマの横に平置きするタイプを除いて、本機のような、縦にさすタイプでは、枚数が200枚と多めです。
裁断速度(枚数)も優秀で、定格時間十分ですので、一度にかなりの枚数を処理できる製品を探している場合、候補です。
設置性も良いですが、速度と1回での処理枚数を考える場合、処理速度は必ずしも速くないので、基本的にはデスクサイドではなく、オフィスの音が邪魔にならないところに置いた方が良いかと思います。
また、その場合は、ゴミ箱容量がもっと多い機種のほうが良いかとは思います。
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【2022年発売】
62・アスカ S89MDM
¥59,800 Amazon.co.jp (9/3執筆時)
切断方法:マイクロカット
裁断サイズ:A4まで(2x15mm)
最大投入枚数:11枚(12枚)
連続使用時間: 30分
裁断速度(50Hz 60Hz):2.5m/分 3.1m/分
ゴミ箱容量:33L
特殊切断:
ホチキス:10号/11号針
安全性能:
静音性:
サイズ:幅41.0x高さ64.9x奥行29.5cm
その点で言えば、マイクロカット(2×15)で、ゴミ容量がより大きな上位機はあります。

ただ、こちらは、上にスタックできる機構がないタイプです。
定格時間が長めですし、それを備えれば、その他の部分を含めて、わりとよさげなスペックには思えました。
一方、スタックできない普通のマイクロシュレッダとしては、価格が高い機種ですが、ワンポイントが欠けるかなと思います。
訪問修理対応、あるいは、静音性の高さなど、なにかしらポイントが欲しいところです。
今回の結論
仕事用シュレッダーのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、仕事向けのシュレッダーを紹介しました。
最後にいつものように、目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種を提案しておきます。
第1に、職場や自宅のデスク脇に置く、個人用のシュレッダーとしておすすめできるのは、

【2022年発売】
【マイクロカット/20L】
28・アコ・ブランズ・ジャパン GSHM3120M-2W
¥32,773 楽天市場 (9/3執筆時)
切断方法:マイクロカット
裁断速度(50Hz 60Hz):2.2m/分 / 2.5m/分
裁断サイズ:A4まで(2x12mm)
最大投入枚数: 9枚
連続使用時間: 10分
ゴミ箱容量:20L
サイズ:幅35.0x 高さ56.0 x 奥行25.5cm
【マイクロカット/30L】
29・ アコ・ブランズ・ジャパン GSHM3130M-2W
¥42,141 楽天市場 (9/3執筆時)
切断方法:マイクロカット
裁断速度(50Hz 60Hz):2.2m/分 / 2.5m/分
裁断サイズ:A4まで(2x12mm)
最大投入枚数: 11枚
連続使用時間: 10分
ゴミ箱容量:30L
サイズ:幅38.0x 高さ61.0 x 奥行29.0cm
特殊切断:DVD/クレカ
ホチキス:
安全性能:
静音性:45dB
裁断の細かさ ★★★★★
処理速度 ★★★★★
ゴミ箱容量 ★★★★☆
耐久性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
アメリカのアコブランズのGSHM3120M-2Wでしょう。
ゴミ箱の容量は、下位機でも20L(A4608枚)なので、そちらで良いかと思います。

個人用として考えているならば、マイクロカット対応のほうが良いでしょう。その上で、重視したいのは、「静音性・安全対策」です。
あまりサイズが大きくない機種では、これらのバランスは、本機が最も良いと思いました。

静音性は、とくに、アコ・ブランズが重視している部分です。
本機は、45デシベルと、運転音の部分で他社を凌駕します。
他社の中型機では、ほとんどこの部分を度外視していますので、個人用としては本機が良いかと思います。

裁断幅は、マイクロシュレッド(2×12mm)です。
家庭で導入を考えている方は、セキュリティに関心が高い方だと思います。
その点で言えば、「セキュリティレベル5」の製品が、この価格で買える点も、本機の魅力です。

ゴミ箱は、さほど大きくないですが、マイクロカットは、ゴミの圧縮率が良いです。
実際、A4用紙608枚までOKですし、さして問題にならないと思います。
安全面も、オートリバースこそ手動ですが、投入口の光センサー採用や、インターロック(半ドア渓谷)など、必要十分な機能は見られます。
速度や最大切断枚数の部分では、物足りない機種です。
また、ホチキスについては、公式的に対応表記がない部分も注意点です。
ただ、個人用で、速度の部分を重視する必要はあまりないように思えます。ステープラーも、(分別を考えても)リムーバーをしっかり使えば良いだけにも思えます。

個人用として、オフィスの机の横に置くならば、やはりこの機種がよいでしょう。
新機種になって、発送伝票など粘着性のあるものの処理にも強くなりました。
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【2022年発売】
60・ナカバヤシ Z3027
¥22,000 Amazon.co.jp (9/3執筆時)
60・ナカバヤシ NSE-404BK
¥23,117 楽天市場 (9/3執筆時)
切断方法:マイクロカット
裁断サイズ:A4まで(2x12mm)
最大投入枚数: 9枚
連続使用時間: 10分
裁断速度(50Hz 60Hz):2.1m/分 2.5m/分
ゴミ箱容量:23リットル
特殊切断:DVD/クレカ
ホチキス:10号/11号針
安全性能:
静音性:55dB
サイズ:幅35x高さ56x奥行25.5cm
そのほか、予算が限られる場合は、ナカバヤシ Z3027Cでも良いと思います。
設置性は、先ほどの機種とほとんど変わらず、安いですので。

裁断幅は、しっかりと、2×12mmのマイクロカットです。
セキュリティ面も同等ですし、、ゴミの圧縮性は期待できます。
静音性も、55デシベルと水準が良いです。
ただ、安全性の部分で、オートリバースが付属しない点で差はあるので、予算があれば、アコブランズジャパン機でしょう。
第2に、職場で共有する場合などで、安全対策を最優先にシュレッダーを選ぶならば、

【2020年発売】
19・フェローズ LX201 5180101
¥26,310 Amazon.co.jp (9/3執筆時)
最大裁断枚数: 12枚
連続使用時間: 10分
ゴミ箱容量:22L
サイズ:幅36.0x 高さ53.0 x 奥行25.5cm
【2020年発売】
19・フェローズ LX211 5180301
¥51,480 楽天市場 (9/3執筆時)
最大裁断枚数: 15枚
連続使用時間: 20分
ゴミ箱容量:23L
切断方法:マイクロカット
裁断サイズ:A4まで(2x12mm)
裁断速度:2.1m/分
ホチキス:10号11号針・クリップ
安全性能:オートリバース・セーフセンス
静音性:
サイズ:幅36.5×高さ53.4×奥行30.0cm
裁断の細かさ ★★★★★
処理速度 ★★★★☆
ゴミ箱容量 ★★★★☆
安全性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
フェローズの LX201でしょう。
速度が必要なら、上位機でもOKです。

今回紹介した機種は、どれも「安全」です。
しかし、この部分に一際力を入れているのは、フェローズです。
オートリバースほか他社が装備する上位の安全機能を装備する上で、セーフセンス機能や、カラーLEDによる注意喚起など、対策のレベルが1ランク上です。
弱点は、定格運転時間の短さと静音性への配慮です。
しかし、安全は最も優先したい部分ですし、それだけでも、本機を選ぶ理由はあります。
職場で不特定多数で共有する場合や、(Atlasのような)「おっちょこちょい」にも、本機が良いかと思います。
家庭には大きすぎでしょうが(それでも置く必要がある場合)、お子さんなどの安全にも寄与するでしょう。

切断方法は、本機は、マイクロカットで、ゴミ箱の圧縮率も良いですし、カードも切れます。
ゴミ箱のサイズは、22Lで、A4用紙で530枚で、ゴミ捨てです。
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【2020年発売】
17・フェローズ LX200
¥29,830 楽天市場 (9/3執筆時)
切断方法:ミニクロスカット
裁断サイズ:A4まで(4x12mm)
最大裁断枚数: 12枚
連続使用時間: 10分
裁断速度:2.1m/分
ゴミ箱容量:22L
特殊切断:クレカ
ホチキス:10・11号針・小クリップ
安全性能:オートリバース・セーフセンス
静音性:65-70dB
サイズ:幅36.0x高さ53.0x奥行25.5cm
裁断の細かさ ★★★★☆
処理速度 ★★★★☆
ゴミ箱容量 ★★★★☆
安全性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、少し予算を抑えるとすれば、ミニクロスカットにはなりますが、下位機種の LX200でも良いと思います。
第3に、ゴミ箱が大きめな機種で、性能も良い業務向けシュレッダーといえるのは、

【2022年発売】(白は23年追加)
【マイクロカット】
34・アコ・ブランズ・ジャパン M11M GCSM11M-W
¥68,599 楽天市場 (9/3執筆時)
34・アコ・ブランズ・ジャパン M16M GSHM16M
¥77,300 楽天市場 (9/3執筆時)
切断方法:マイクロカット
裁断サイズ:A4まで(2x10mm)
最大裁断枚数: 20枚
連続使用時間: 30分
裁断速度(50Hz 60Hz):3.4m/分/3.7m分
ゴミ箱容量:36L
特殊切断:DVD/クレカ
ホチキス:10号針・小クリップ
安全性能:
静音性:
サイズ:幅41.0x 高さ75.5 x 奥行30.2cm
裁断の細かさ ★★★★★
処理速度 ★★★★★
ゴミ箱容量 ★★★★★★
安全性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
アメリカのアコブランズの M11Mでしょう。
先述のように、流通経路で型番が違いますが、性能は同じですので、M16MでもOKです。

多人数で共有する場合、最重要視したいのは、ゴミ箱サイズです。
本機は、36Lと大きいため、市販の45Lのゴミ袋がそのまま入ります。
ゴミの圧縮率が良いので、A4用紙950枚という収容力を持ちます。

セキュリティ面でも、「セキュリティレベル5」に、合致する機種です。
そうした機種は多いですが、2×10mmと、その中でも細かくできます。
安全装備は、オートリバースはない(手動)ですが、その他は問題ありません。
ゴミ量センサー(満杯センサー)もありますし、問題ありません。
同時切断枚数も、20枚と多いです。
速度も、マイクロシュレッドタイプとしては「高速」です。
実用的な定格運転時間もありますし、設置場所さえ融通できれば、本機は良い選択肢だと思います。
耐久性も、ホチキス・ゼムクリップの裁断にしっかり対応します。
静音性は、同社の製品全体の「売り」ですが、本機の場合は、その部分は強調されません。
ただ、サイズ的に業務用ですし、問題ない場合は多いかと思います。常に雑音のある、オフィスならば過度に重視しなくても良いでしょう。
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【2020年発売】
20・フェローズ LX221 5180501
¥46,782 Amazon.co.jp (9/3執筆時)
切断方法:マイクロカット
裁断サイズ:A4まで(2x14mm)
最大裁断枚数: 20枚
連続使用時間: 20分
裁断速度:2.1m/分
ゴミ箱容量:30L
ホチキス:10号11号針・クリップ
安全性能:オートリバース・セーフセンス
静音性:
サイズ:幅30.0 x 高さ59.0×奥行42.0 cm
一方、設置場所の問題で、GBCの製品が大きすぎる場合は、フェローズのLX221が良いと思います。
処理速度は、すこし遅めなので、GBCをイチオシとしました。
しかし、細かく見ると、本機も良い製品です。

本体サイズは、縦型の変則的な形状ですが、幅30.0 x 高さ59.0×奥行42.0 cmです。
縦置きで隙間にいれられる形状ですし、設置性は良いです。
安全性は、とくに、挿入時に、変則的な位置となる縦型の場合は注意したい部分です。
先述のように、オートリバース・セーフセンスをはじめ、この部分には高い配慮があります。
ゴミ箱サイズも30Lで、本機もマイクロカット式です。
A4で約900枚分という容量です。
難点は、フェローズは(パワフルながら)あまり静かではない点ですが、先述のように、アコブランズもこのクラスだとあまり重視していないので、仕方ないです。
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【クロスカット/30L/B4対応】
31・アコ・ブランズ・ジャパン GSHM3330X-1W
¥66,800 Amazon.co.jp (9/3執筆時)
32・アコ・ブランズ・ジャパン GSHM3330X-2W
¥42,280 楽天市場 (9/3執筆時)
切断方法:クロスカット
裁断速度:1.8m/分
裁断サイズ:B4まで(4x30mm)
最大投入枚数: 19枚
連続使用時間: 15分
ゴミ箱容量:30L
サイズ:幅40.0x 高さ60.0 x 奥行29.0cm
【マイクロカット/30L/B4対応】
33・アコ・ブランズ・ジャパン GSHM3330M-1W
¥49,000 Amazon.co.jp (9/3執筆時)
切断方法:マイクロカット
裁断速度(50Hz 60Hz):2.2m/分 / 2.5m/分
裁断サイズ:B4まで(4x30mm)
最大投入枚数: 11枚
連続使用時間: 10分
ゴミ箱容量:30L
サイズ:幅38.0x 高さ61.0 x 奥行29.0cm
特殊切断:DVD/クレカ
ホチキス:
安全性能:
静音性:45dB
一方、大容量タイプのシュレッダーが欲しいが静音性も重視したいならば、アコ・ブランズ・ジャパン GSHM3330X-2Wが良いでしょう。
マイクロカット希望ならば、その上位機が該当します。
静音性は、同社の「専売特許」といえ、静かさを重視した大容量機です。
今回は、騒音値を出しませんが、従来機より静かというアナウンスなので問題ないと思います。
切断枚数や速度は少し落ちますが、モーターを利用する機器なので、これは仕方ないでしょう。静音モーター搭載機などは出る気配がないですし。
第3に、耐久性や保守管理の部分を重視して選ぶ場合は、

【2017年発売】
44・明光商会 MSR-17MCM
¥69,800 楽天市場 (9/3執筆時)
(限定色:黒)
44・明光商会 MSR-17MCM-B
¥71,800 Amazon.co.jp (9/3執筆時)
切断方法:マイクロカット
裁断サイズ:A4まで(2x10mm)
最大裁断枚数: 15枚
連続使用時間: 30分
裁断速度:3.0m/分
ゴミ箱容量:34.1L
特殊切断:DVD/クレカ
ホチキス:10・11号針
安全性能:オートリバース
静音性:
サイズ:幅43.0×高さ64.0 × 奥行30.2cm
裁断の細かさ ★★★★★
処理速度 ★★★★★
ゴミ箱容量 ★★★★★★
安全性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
会社などの備品として、耐久度の高い製品を揃えるならば、明光商会のMSR-17MCMでしょう。
明光商会は 日本のシュレッダー会社では、唯一訪問修理網を持っています。
使えない期間が長期だと困る場合は、本機が選択肢になるでしょう。

切断性能は、2x10mmのマイクロシュレッドに対応します。
その上で、裁断枚数が15枚、速度は3.8m/分とスピードも優れます。

その上で、安全性・堅牢性が高レベルな点も評価できるでしょう。
とくに、クリップの裁断にも公式対応する頑丈さは、国内メーカーならではです。
シュレッダーの耐用年数は5年なので、法人の場合、この機種ほど堅牢なものを揃えても良いと思います。
第4に、主に業務用で、大量に書類をシュレッダーに掛けることが予想される方ですが、

【2021年発売】
【150枚】
37・アコ・ブランズ・ジャパン GSH150AFM-E
¥54,354 Amazon.co.jp (9/3執筆時)
37・アコ・ブランズ・ジャパン GCS150AFM-E
¥44,380 楽天市場 (9/3執筆時)
最大投入枚数:150枚
連続使用時間: 30分
裁断速度:1.8m/分
ゴミ箱容量:44L
サイズ:幅365x奥行433x高さ617mm
【300枚】
38・アコ・ブランズ・ジャパン GCS300AFM-E
¥62,800 楽天市場 (9/3執筆時)
最大投入枚数:300枚
連続使用時間: 60分
裁断速度:2.2m/分
ゴミ箱容量:60L
サイズ:幅410x奥行465x高さ775mm
切断方法:マイクロカット
裁断サイズ:A4まで(2x15mm)
特殊切断:クレカ
ホチキス:10号針
安全性能:オートリバースほか
静音性:
裁断の細かさ ★★★★★
処理速度 ★★★★★(オート)
ゴミ箱容量 ★★★★★
安全性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
アコブランズの オートフィード型が良いでしょう。

アイリスオーヤマや、フェローズも良い機種を出します。
しかし、大量処理用ということで、モーターの連続使用時間(定格時間)の長さや、ゴミ箱のサイズ(圧縮率)、また、安全面の技術などを総合的にみると、本機でしょう。

原稿をセットする方式ですが、 「セキュリティレベル5」のマイクロシュレッドタイプで、機密書類の裁断も安心です。
また、こちらの機種の場合は、カードが切断できるだけではなく、ホッチキスの針も対応する点も便利です。
サイズ的にも、家庭や、オフィスの個人用としても使えるほどで、利便性も高いでしょう。
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【2025年発売】
14・アイリスオーヤマ AFS210M
¥47,285 楽天市場 (9/3執筆時)
ゴミ箱容量:28L
最大投入枚数: 210枚
サイズ:幅380x奥行285x高さ591mm
15・アイリスオーヤマ AFS260M
¥61,350 Amazon.co.jp (9/3執筆時)
ゴミ箱容量:37L
最大投入枚数: 260枚
サイズ:幅380x奥行285x高さ685mm
切断方法:マイクロカット
裁断サイズ:A4まで(2x15mm)
連続使用時間: 110分(手動20分)
裁断速度:2.1m/分
特殊切断:非対応
安全性能:オートリバース
静音性:45dB
裁断の細かさ ★★★★★
処理速度 ★★★★★(オート)
ゴミ箱容量 ★★★★☆
安全性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、アイリスオーヤマの AFS210MとAFS260Mも候補です。
ホチキス対応はできない機種ですが、静音性のほか、ゴミ箱の静電気対策において、原稿台があるタイプ帯では、かなり優秀ですので。

本編で書いたように、本機には除電の仕組みがあるので、ゴミ捨て時に静電気で飛び散るリスクが少ないです。ゴミ袋(45L)の利用も従来機と同じでできますし、この部分でのデメリットも見られません。

【Lサイズ・Mサイズもあり】
シュレッダー用 ゴミ袋 S 静電気抑制(100枚)
¥2,826 Amazon.co.jp (9/3執筆時)
たしかに、世にはシュレッダー用の静電気抑制袋もあります。
ただ、それでも二重の工夫できるのは、良いかと思います。

ゴミ箱のサイズは、28Lと37Lです。
本体内にアーム式のくずならし機能」あることもあり、ゴミ捨て回数も最小限で済みそうです。

切断方法は、マイクロカット対応で、切断幅は2x15mmです。
「セキュリティレベル5」をクリアする水準です。

静音性も、かなり配慮があります。
裁断時で最大45dBの水準というのは、自動式では「最小クラス」と言えます。

同時切断枚数は、110枚まで同時に処理ができます。
1分間で35枚前後の実効速度ですし、手差しもA4で7枚までならできるので、問題ないです。

安全面でも、オートリバースが搭載です。
繰り返しますが、仕組み上、カードの裁断ができないほか、ホチキスに対応できない部分以外は、まとまった性能に思います。
その部分を「職場ルール」にできる場合、選んで良いでしょう。
補足:シュレッダーのメンテナンス
最後に「おまけ」で、メンテナンスの話です。

GBC シュレッダメンテナンスシート OP12S
¥1,527 Amazon.co.jp (9/3執筆時)
シュレッダーは、いわば「刃物」なので、メンテをしないと切れ味が鈍ります。
細断精度にも影響を与えるため、メンテナンスシートを定期的に使うことをおすすめします。使い方は単純で、このシートをシュレッダーにかけるだけです。
こちらは、アコ・ブランズ・ジャパンの純正品ですが、仕組み上、どれを使っても変わらないでしょう。

【Lサイズ・Mサイズもあり】
シュレッダー用 ゴミ袋 S 静電気抑制(100枚)
¥2,826 Amazon.co.jp (9/3執筆時)
また、シュレッダーにゴミ袋を利用する場合、静電気が帯電しないものを選ぶ方が良いです。
100枚入りの製品が発売されています。今回紹介したシュレッダーの場合(業務用でも小さめなので)Sサイズが適合します。
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というわけで、今回は業務用のシュレッダーを紹介しました。

1・シュレッダーの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:アイリスオーヤマ〈日本〉
特長:処理速度
1-3・フェローズ〈米国〉
特長:安全対策
2・シュレッダーの比較 (2)
2-1・ アコ・ブランズ〈米国〉
特長:静音性
2-2・明光商会〈日本〉
特長:耐久性
2-3・HP〈米国〉
特長:価格
3・シュレッダーの比較 (3)
3-1・サンワサプライ〈日本〉
特長:処理速度
3-2・その他(ナカバヤシほか)
特長:価格 ほか
3-3・最終的なおすすめの提案【結論】
4・小型シュレッダーの比較
サイズ:デスク上・デスク脇
ゴミ箱:小さめ
なお、もう少し小さめのシュレッダーのほうが良いとお考えの方は、引き続き、4回目記事をご覧ください。
ではでは。
