Top Mac関連機器 比較2023' 新型MacBook Pro, Air 39機の性能とおすすめ・選び方 (3)

2023年05月01日

比較2023' 新型MacBook Pro, Air 39機の性能とおすすめ・選び方 (3)

今回の結論
MacBookのおすすめ機種は結論的にこれ!

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1・ 最新のMacBookの比較 (1)
 1-1:選び方の基本【導入編】
  =各シリーズの違いを解説
 1-2: MacBook Air 13
  価格:13万円〜
 1-3:MacBook Pro 13 (新)
  価格:17万円〜
2・ 最新のMacBookの比較 (2)
 2-1:MacBook Pro 14
  価格:28万円〜
 2-2:MacBook Pro 16
  価格:33万円〜
3・ 最新のMacBookの比較 (3)
  =最終的なおすすめの提案【結論】

 というわけで、今回は、MacBookの新機種を全機種紹介しました。

 最後にいつものように、Atlasのおすすめ機種!を紹介します。


 第1に、持ち運びもできる「メインマシン」として最もオススメできる機種は、

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 【2022年7月発売】

 【SSD256GB】【スペースグレイ/シルバー】

 15・MacBook Pro 13 MNEH3J/A
 16・MacBook Pro 13 MNEP3J/A
  ¥171,576 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

 【SSD512GB】【スペースグレイ/シルバー】

 17・MacBook Pro 13 MNEJ3J/A
 18・MacBook Pro 13 MNEQ3J/A
  ¥198,444 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

CPU:Apple M2 3.5GHz(8コア)
メモリ:8GB
SSD:128GB or 256GB
モニター:13.3型 IPS Retina液晶
GPU:Apple M2 10コア
タッチバー:あり
接続端子:Thunderbolt 3×2
バッテリー: 最大20時間
重さ: 1.4kg

評価 メインマシンにもできる小型機!
処理能力 ★★★★★
画質   ★★★★★
軽さ   ★★★★☆
価格   ★★★★☆
総合評価 ★★★★★

 MacBook Pro 13でしょう。

 Macやパソコンが初心者の方に、(予算ではなく)性能面から「一機おすすめ」を挙げろ!と言われたら、Atlasは、本機を「おすすめ」します。

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 CPUは、8コア8スレッドApple M2(8コア 3.5GHz)です。

 ベンチマークスコアは、15000を越える水準です。

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 冒頭書いたように、高度なグラフィック処理をする方などは除きます。

 しかし「家庭用」「仕事用」としてみたとき、「かなり快適」と言って良い水準です。

 ある程度までは、負荷のかかる仕事にも使えます。

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 GPU(グラフィックス)も、共有型とは思えないハイスペックです。

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 M1プロセッサ登場当初あった「古いソフトが遅い問題」も、マイナーソフトも(継続しないものを除けば)ほぼユニバーサルアプリ化されました。

 そのため、Apple M1・M2チップで動かないソフトというのは、基本なくなっています。

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 また、Apple M1 CPUの場合、iOSネイティブアプリに対応するので。iPhoneアプリがそのまま動作します。

 現在的にそこに利便性を感じない方も、将来を見こせばこの部分は重要です。

 おそらく、Mac OS自体が今後、両者の間の垣根をなくす方針であることから、Apple M1 CPUでないと実行できない機能も増えていくと思います。

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 ストレージも、廃熱ファンがあることを活かして、高速のM.2 SSD(4th)を採用できています。

 書込・読み込みの快適性も1ランク上です。

 容量的には、256GBもあれば十分です。

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 液晶は、高品質なRetinaグレードのIPS液晶パネルですから、視認性の点、目の疲れにくさの点で、格段に優れます。

 メインマシンとして利用するならば、長時間利用するでしょうし、この部分が値段差以上に活きてくるでしょう。

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・30W USB-C電源アダプタ
 約100g 5.5×5.5×3cm

・67W USB-C電源アダプタ
 約200g 7.5×7.5×3cm

 重さは、1.37kgです。

 ACアダプタ込みの重さだと、MacBook Air 13と較べると(スマホ1.5台分の重さとなる)300gほど重いです。

 ただ、MacBook Pro 13でも、薄くて収納はしやすいです。

 外回りの仕事で常に携帯するのではなく、通勤・通学で持ち運ぶほどなら問題ないでしょう。

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 機能面でも、ファンクションキーの代わりにTouch Barが付属し、Apple Payによる支払いにも使える指紋認証機能Touch IDが付属するなど、「従来機にない魅力」が多く、購買意欲をそそります。

 結論的にいえば、パソコンは1台だけ持つつもりで、普段は自宅に置き、(そこそこ)持ち運びもしたいと考えている方は、この機種が良いでしょう。

 繰り返しになりますが、メインマシンとして考えている方は、ディスプレイの品質は、パソコン使用時の快適性に最も関わる部分です。

 その点、他社のWindowsマシンと比べても、この機種は隙が無いと言えます。


 第2に、比較的低予算で導入できるノートとしてオススメな機種は、

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 【2020年11月発売】

 【ゴールド】【スペースグレイ】【シルバー】

 1・MacBook Air 13 Retina MGND3J/A  
 2・MacBook Air 13 Retina MGN63J/A
 3・MacBook Air 13 Retina MGN93J/A
  ¥129,354 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

CPU:Apple M1 3.2MHz(8コア)
メモリ:8GB
SSD:256GB
GPU:Apple M1 7コア

モニター:13.3型 IPS Retina液晶
タッチバー:なし
接続端子: Thunderbolt3 ×2
バッテリー: 最大18時間
重さ: 1.29kg

評価 モバイルにも向く低価格機!
処理能力 ★★★★★
画質   ★★★★☆
軽さ   ★★★★★
価格   ★★★★★
総合評価 ★★★★☆

 MacBook air 13の下位構成をおすすめします。

 現状の新製品全部を見ても、最も費用対効果が良いのは断然本機です。

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 CPUは、Apple M1(8コア 3.2GHz)です。

  MacBook Pro 13インチは、新世代のApple M2(8コア 3.5GHz)です。

 しかし、CPU部分はMBP 13とほとんど処理上の差はないです。

 正確には、本編でふれたように、メモリ帯域幅ほかが異なるので、速度面の「差がないわけではない」ですが、体感できるかは微妙なところですから。

 もちろん、Airは空冷ファンがない分、重い処理をかけた場合の速度低下の可能性は多くなります。

 ただ、ワープロ・表計算・プレゼンソフトの利用、動画の閲覧・ウェブ閲覧など、普通に利用するぶんには、差は感じず、静かな分だけ良いと感じる方のが多いかと思います。

 実際、(Windowsも含めて)10万円前後のPCとしては「相当快適」に使えます。

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 GPUは、Apple M1(7コア 1.3GHz)です。

 この部分でM2世代との差は僅かにあります。

 ただ、モバイル用としてはもちろん、普段使いとしても、高度な作業をしないならば、十分以上な水準です。

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 ボトルネックになりやすいストレージも、第3世代のPCIe SSDドライブが採用されているため、OSの起動なども割と快適です。

 容量も、256GBとなったので、(節約術を知らない)初心者でも安心です。

 結論的にいえば、(ハードな処理をしない)ライトな入門者用としては、これが現状では良いと思います。

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 液晶は、400ニトの輝度で、MacBook Proと20%程の差を付けています。

 ただ、IPS液晶パネルで、解像度的にはRetina液晶を採用し、サイズも13インチあるため、この価格帯としては、品質は良いです。

 むろん、自宅のメイン機として、不便なく利用できるでしょう。

 持ちはこびも、1.29kgと軽量ですから、問題ありません。

 上を見たらキリがないですが「「できるだけ低価格」という方向性ならば、現状はこれでしょう。

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 一方、動画など容量の食うデータを持ち運びたい初心者もいるでしょう。

 ただ、予算の制約もあるでしょうし、クラウドを利用する方法や、このブログの【ポータブルSSDの比較記事】で紹介したような外付けドライブを上手く使えば、256GBでも問題ないでしょう。


 第3に、メインマシンは別にお持ちの方が、2台目のサブノートとしてモバイル用に使いたい場合は、

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 【2020年11月発売】

 【ゴールド】【スペースグレイ】【シルバー】

 1・MacBook Air 13 Retina MGND3J/A  
 2・MacBook Air 13 Retina MGN63J/A
 3・MacBook Air 13 Retina MGN93J/A
  ¥129,354 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

CPU:Apple M1 3.2MHz(8コア)
メモリ:8GB
SSD:256GB
GPU:Apple M1 7コア

 【2020年11月発売】(在庫限り)

 【ゴールド】【スペースグレイ】【シルバー】

 4・MacBook Air 13 Retina MGNE3J/A
 5・MacBook Air 13 Retina MGN73J/A
 6・MacBook Air 13 Retina MGNA3J/A
  ¥129,980 楽天市場 (5/1執筆時)

CPU:Apple M1 3.2MHz(8コア)
メモリ:8GB
SSD:512GB
GPU:Apple M1 8コア

モニター:13.3型 IPS Retina液晶
タッチバー:なし
接続端子: Thunderbolt3 ×2
バッテリー: 最大18時間
重さ: 1.29kg

評価 モバイルにむく低価格機
処理能力 ★★★★★
画質   ★★★★☆
軽さ   ★★★★★
価格   ★★★★★
総合評価 ★★★★☆

 この場合も、Macbook Air 13の下位機種がおすすめと言えます。

 どうしても、512GBのストレージが欲しい場合だけ、上位機を選ぶと良いでしょう。

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・30W USB-C電源アダプタ
 約100g 5.5×5.5×3cm

・67W USB-C電源アダプタ
 約200g 7.5×7.5×3cm

 先述のように、軽量にモバイルする場合は、充電用アダプターのサイズと重さも重要です。

 しかし、現行機種で、最も小型の30W USB-C電源アダプターを採用するのは本機だけです。

 Macbook Pro 13も良いマシンですが、この部分の重さとサイズを考えると、この用途にはやはりMBAでしょう。

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 また、静音性の面でファンレス機がどうしても欲しいかや、どうしてもタッチバーを受け入れがたい方も、普通の物理キーである、本機は選択肢となるでしょう。

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 【USB-C+HDMI】

 ・ベルキン AVC002btBK
  ¥4,218 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

 なお、モバイルしてHDMIでプレゼンをする場合、アダプタを買っておくと便利です。

 本編でも書きましたが、Macbook Air 13は、USB-C端子が2つで、充電もUSB-Cです。

 端子が少ないため、USB-PD給電対応で、HDMIほかUSB-C端子もあるものを選んだ方が、使い勝手が良いです。


 第5に、比較的予算があるなかで、持ち運びもするメインマシンとして性能を重視して選びたい場合は、

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 【2023年2月発売】

 【スペースグレイ】(執筆時シルバー欠品)

 19・MacBook Pro 14 MPHH3J/A
 20・MacBook Pro 14 MPHE3J/A
  ¥277,131 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

CPU:Apple M2 Pro 3.5GHz(10コア)
SSD:512GB
GPUApple M2 Pro 16コア
メモリ:16GB

 【シルバー】【スペースグレイ】

 21・MacBook Pro 14 MPHJ3J/A
 22・MacBook Pro 14 MPHF3J/A
  ¥344,403 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

CPU:Apple M2 Pro 3.5GHz(12コア)
SSD:1TB
GPU:Apple M2 Pro 19コア
メモリ:16GB

 【シルバー】【スペースグレイ】

 22・MacBook Pro 14 MPHK3J/A
 23・MacBook Pro 14 MPHG3J/A
  ¥430,557 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

CPU:Apple M2 MAX 3.5GHz(12コア)
SSD:1TB
GPU:Apple M2 Max 30コア
メモリ:32GB

モニター:14.2型(Liquid Retina XDR)
接続端子:Thunderbolt4×3 HDMI SD
バッテリー: 最大19時間
タッチバー:なし
重さ: 1.6kg

評価 超ハイスペックノート!
処理能力 ★★★★★★
画質   ★★★★★★
軽さ   ★★☆☆☆
価格   ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★

 MacBook Pro 14インチ でしょう。

 下位機種で良いかと思います。

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 CPU(ユニファイド)の違いで、複数の機種があります。

 ただ、最も安いApple M2 Pro(10コア 3.5GHz)でも、「超快適水準」といえる15000を遙かに超えるため、たいていの操作はストレスなしに行えるでしょう。

 メモリー帯域幅とストレージ速度も強化されているので、Apple M2採用のMBP13と比べても「値段差分はしっかり高性能」です。

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 ただ、GPUは、上位機はM2 Max(30コア)です。

 下位機種と45%ほどの差は付くため、グラフィック業務など優れたGPUが「マスト」という場合に限っては、こちらを選んでよいか思います。

 中位機は、この部分であまり性能差はないですので、選択肢にはし辛いと思います。

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 液晶の性能部分は、期待値がMacBook13インチに比べて、MBP14は期待値が相当高いです。

 まず、直下型のミニLEDの採用は、輝度を強化できるうえで、コントラストの強化にもなります。動画視聴やゲームを含めて「映像美」という観点では、他機を凌ぎます。

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 また、ProMotion技術を含む、120Hzの高リフレッシュレートへの対応も大きいです。

 静止画を含めた映像系の仕事において描画に有利なのはもちろん、普段の動画視聴やゲームも「なめらかに」なるでしょう。

 先述のように、Appleは、MacOSとiOSの境目をなくす方向性でもありますし、エンターテインメント系の高級機としても、本機は評価できます。

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 加えて、キーボードも、Fキー列が復活しました。

 この部分で「数年買い控えて」いたかたには、朗報と言えると思います。

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 結論的にいえば、20万円台のPCと考えれば、今回の機種は相当「お買得」な気がします。実際、人気が出るでしょう。


 第4に、デスクトップの代わりとして利用する、大画面液晶が欲しい場合は、

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 【2023年2月発売】

 【シルバー】【スペースグレイ】

 28・MacBook Pro 16 MNWC3J/A
 29・MacBook Pro 16 MNW83J/A
  ¥330,360 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

CPU:Apple M2 Pro 3.5GHz(12コア)
SSD:512GB
GPUApple M2 Pro 19コア

 30・MacBook Pro 16 MNWD3J/A
 31・MacBook Pro 16 MNW93J/A
  ¥356,970 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

CPU:Apple M2 Pro 3.5HGz(12コア)
SSD:1TB
GPUApple M2 Pro 19コア

 32・MacBook Pro 16 MNWE3J/A
 33・MacBook Pro 16 MNWA3J/A
  ¥478,646 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

CPU:Apple M2 MAX 3.7GHz(12コア)
SSD:1TB
GP:Apple M1 MAX 38コア

メモリ:8GB
モニター:16.2型(Liquid Retina XDR)
接続端子:Thunderbolt4×3 HDMI SD
バッテリー: 最大22時間
タッチバー:あり
重さ: 2.15kg

評価 デスクトップPC級ノート!
処理能力 ★★★★★★
画質   ★★★★★★
軽さ   ★★☆☆☆
価格   ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★

 MacBook pro 16インチをおすすめします。

 複数機種がありますが、やはり、一般的には下位機種で良いかと思います。

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 液晶の性能部分を、含めて、基礎部分はMBP14と同じです。

 言いかえれば「品質に全く問題がない」です。

 画面が大きい方が作業がしやすく、予算もあるならば、本機でOKです。

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 CPUは、16インチのみに展開がある、Apple M1 MAXが良い!・・と言いたいところです。

 しかし、費用対効果がやはり悪いので、基本的には、下位機で良いかと思います。

 CPUは上位機とは10%ほどの性能差に止まりますし、10万円の差は大きいでしょう。

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 GPUは、先述のように、上位機とそれ以外は、無視できないがつきます。

 ただ、この部分は、現状でCPU以上に進化の速度が速いことも確かです。

 「どうしても仕事で」ということがないならば、節約して新機種へ買い換えサイクルを少しだけ速めた方が、長期的に良いかなと思います。

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 ストレージ量も、512GBあれば足りるでしょう。

 せっかく、高速なThunderboltを装備するのですし、必要に応じて、【ポータブルSSDの比較記事】で、紹介したような製品をあとで買えば良いでしょう。

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・96W USB-C電源アダプター
 約260g 7.9×7.9×3cm

 =16インチMBP

 サイズ・重さ的には、(出張時などに持っていくだろう)電源アダプターのサイズを含めて、持ちはこびにはあまり適さないです。

 しかし、本体は薄いので「たまにプレゼンで使うがメインは自宅」などの場合も対応できるでしょう。

最後に・MacBookを買われる方へ

 最後に、本編で欠けなかった、MacBookをネットで買われる方のための補足事項を「オマケ」として、3点書いておきます。

補足1:購入に関する補足

 第1に、購入方法に関する部分です。

 MacBookをネットで買われる方のための補足です。

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 あまり知られていませんが、Amazonは、数年前から、Appleの正規ディーラーです。

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 そのため、一部機種は、Amazon直販があります。

 時期や機種によっては、多少ですが、ポイントが付く点でお買得です。 

 また、購入時に、Appleの正規の延長保証(AppleCare+ for Macbook - 3年プラン)の追加購入もできます。

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 一方、楽天市場の場合は、【SPU(スーパーポイントアッププログラム)】で利用サービスに応じたポイントが最大16倍のほか、セール時にはテナント側のポイントが付くため、それを含めた場合、お買得になる場合もあります。

補足2:周辺機器についての情報

 つづいて、MacBookを購入した場合に必要になる周辺機器やソフトについて書いておきます。


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 第1に、光学ドライブです。

 MacBookの現行機種はどの機種も、DVDドライブが本体に内蔵されません

 したがって、ソフトのインストールなどのために、DVDドライブか、ブルーレイドライブを別に購入する必要があります。

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 【アマゾン限定型番】

 【DVDドライブ】

 ・BUFFALO DVSM-PLV8U2-BK/N
  ¥2,980 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

  【ブルーレイ】

 ・BUFFALO BRXL-PUV6U3-BK/N
   ¥9,280 Amazon.co.jp (5/1執筆時) 

 おすすめは、コンセントから電源を取らなくて良いポータブルドライブのこれらの機種です。

1・Macで使える外付DVDドライブ
2・Macで使えるブルーレイドライブ
3・Mac用のブルーレイ視聴ソフト

 ただし、Macの場合、ブルーレイ関係の書込/読み込みに公式に対応しないなど、気をつけるべきいくつかの問題があります。

 詳しくは、上記の3つの記事でフォローしていますので、よろしければご覧ください。


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1・高速な無線LANルーターの比較
 速度:1733~ 2402Mbps
 用途:2LDK・一戸建て
2・超高速なWi-Fi 6ルーターの比較
 速度: 4804Mbps(×2
 用途:大家族・ゲーマー・トレーダー
3・格安な無線LANルーターの比較
 速度:866~1300Mbps
 用途:1LDK・ワンルーム
4・多人数向けメッシュWi-Fiの比較
 速度:~ 2492Mbps×2
 用途:旅館・自営業・3F建ての家庭
5・おすすめの無線LANルーター 【結論】
 =予算別・目的別のおすすめ機種の提案

 第2に、ネットワークについてです。

 今回紹介したM1プロセッサ搭載機は、新しいWi-Fi6・Wi-Fi6E規格に対応します。

 対応するルーターが必要ですが、ご家族との同時通信時の通信安定性について、新しいルーターで改善する可能性があります。

 詳しくは、このブログの【無線LANルーターの比較記事】の記事をご覧ください。


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 Home and Student 2021
  ¥23,562 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

 第3に、Mac用のオフィスソフトです。

 先述のようにMacには、Apple純正のワープロ・表計算・プレゼンソフトが付属します。

 これらは、Microsoft Officeに互換しますが、「完全互換」ではなく、書式のズレなどが起こります。

 これを避けるためには、Microsoftが販売するMac用のオフィスソフトを別途購入する必要があります。

 なお、こちらについても【Mac用Office 2021の選び方の記事】を別に書いてありますので、必要があればご覧ください。


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 【2022年発売】

 ・Parallels Desktop 18 for Mac
   ¥12,718 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

 第4に、Windowsについてです。

 WindowsからMacに移行した人で、どうしてもMacでWindowsのソフトを動かしたい場合、上のような仮想化ソフトで、WindowsがMac上で利用可能です。

 これについても【Mac用仮想化ソフトの比較記事】記事がありますので、よろしければご覧ください。


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1・PC用スピーカーの比較
2・
ミニコンポの比較
3・Bluetoothスピーカーの比較
4・イヤホン・ヘッドホンの比較

 第5に、音響機器についてです。

 MacBookはスピーカーを内蔵しますが、その音質はイマイチのレベルです。


 そのため、例えば、デスクトップで音楽を聴きながら作業をする場合、1万円ほどのスピーカーなどを買われると満足度が高いです。

 これについては、上記1番の記事で特集しました。

 現在は、無線でミニコンポやスピーカーに飛ばせる機種もあり、配線の自由度も高まっています。興味のある方は、上のリンク記事をご覧ください。


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1・A4インクジェット複合機(4色)
2・A4インクジェット複合機(6色)
3・A3インクジェット複合機
4・ビジネスインクジェット
5・A4モノクロレーザー
6・A4モノクロレーザー 複合機
7・A4カラーレーザープリンタ
8・A3カラーレーザープリンタ
9・プリンターの基本的な選び方

10・Mac向けプリンターの選び方

 第6に、プリンタです。

 MacOSに対応した、最新のインクジェットプリンターや、レーザープリンターの導入を考えている人は、それぞれ記事があります。

 とくに、10回目の【Mac用のオススメプリンターの比較記事】が参考になると思います。


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1・ワイヤレスマウスの比較
 用途:仕事用(据置)
2・小型ワイヤレスマウスの比較
 用途:モバイル用  
3・ゲーミングマウスの比較

 用途:ゲーム専用
4・有線マウスの比較
 用途:仕事用
5・おすすめのマウスまとめ 【結論】
 
=目的別・予算別のマウスの提案

 第7に、マウスです。

 MacBookには、快適なトラックパッドが付属しますが、マウスは付属しません

 このブログでは、【手が疲れないおすすめマウスの比較記事】があり、そこで紹介しているマウスはMacに対応します。興味のある方は、こちらもよろしくお願いします。


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 第8に、プレゼン用の変換アダプタについてです。

 なお、外出先でプレゼンを行う場合で、HDMIやVGAを利用したい方は多いでしょう。

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 【USB-C+VGA+USB-A】

 ・APPLE Multiportアダプタ MJ1K2AM/A
  ¥9,001 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

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 【USB-C+HDMI+USB-A】

 ・APPLE Multiportアダプタ MUF82ZA/A
  ¥7,658 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

 現状、Apple純正品としては、Multiportアダプタのみの展開です。

 Atlasも、最初は大きくて、持ちはこびに不便に思いました。

 ただ、USB-Cで給電しつつ、HDMI(VGA)でモニターとつなげ、USB-Aを【マウス機能付きレーザーポインター】にと利用するなど、「プレゼンの時は、この仕様で結局便利」と思い直しました。

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 【HDMI+VGA+LAN+USB-A】

 ベルキン AVC005btBK-A
  ¥4,126 Amazon.co.jp (5/1執筆時)  

 純正以外で便利に思うのは、米国の周辺機器メーカーのベルキンが販売する変換アダプタです。

 こちらは、HDMI・VGA・LAN・USB-Aという構成です。古い講義室・会議室などは、HDMIが使えない場合も多いため、兼用できる本機は割とニーズがあるでしょう。

 ベルキンは、AppleStoreとも取引があるMac Friendlyな企業ですし、安心感があります。HDMI2.0対応で、4K信号も通ります。

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 【HDMI】

 MacLab. USB-C to HDMI 変換 ケーブル
  ¥2,099 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

 一方、シンプルにHDMIだけあれば良いならば、米国のアンカーの製品で良いです。


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 第9に、収納バッグです。

 MacBookが「格好よく」収納できるPCバッグやインナーを探している方は、MacBook対応のPCバッグの比較記事をご参考になさってください。


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1・31.5型フルHDモニターの比較
2・27.0型フルHDモニターの比較
3・24.1型フルHDモニターの比較
4・23.8型フルHDモニターの比較
5・21.5型フルHDモニターの比較
6・4K解像度のモニターの比較
7・WQHD解像度のモニターの比較
8・タッチパネルモニターの比較
9・ゲーミングモニターの比較
10・Mac向けPCモニターの選び方
11・液晶モニターの選び方【まとめ】

 第10に、液晶モニターです。

 最近、USB-C端子がモニター付属し、USB-Cケーブル1本で、MacBookへの給電・映像・音声の転送に対応する外部モニターが増えてきました。

 自分のMacBookを外部モニターに出力して作業したい方には朗報です。

 細かい接続条件やおすすめ機種も紹介していますので、【Macにおすすめの液晶モニターの比較記事】をご覧ください。


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 そのほか、マックユーザ用のTVチューナーなどの記事もありますので、よかったらご覧ください。

 ただ、全部同時に買うとお金がかかるので、少しずつ揃えていえば良いと思います。

補足3・M1プロセッサ移行時の注意点

 最後に、以前のIntel社製のCPUのMacBookをこれまで利用していた方に向けた補足です。

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1・旧アプリのパフォーマンス
 =インテル用アプリが遅い可能性  
2・ Windowsの起動
 =仮想化ソフト利用の可否・速度

 この場合、M1 CPU機については、注意点が2点あります。

ーー

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 第1に、旧アプリのパフォーマンスです。

 Apple M1 CPUを搭載するMacBookで、インテルCPU時代の古いアプリを動かす場合、(Rosetta2という変換エミュレータを通すので)パフォーマンスがやや落ちます。

 ただ、この部分は、Adobe・Microsoftなどの主要メーカーはもちろん、中堅各社も2022年末までにソフトの「M1への対応」をほぼ済ませたので、問題が少なくなっています。

 非対応でなソフトも無いわけではないですが、CPU性能自体が良いので、エミュレータ経由でもほとんどの場合、従来機より高速です。

 「動かないアプリ」は、有志が調べたiMobie M1 App Checker (英語)で確認できます。

 先行して、Mac OS Mojaveで32bitアプリサポートが全部切られたこともあり、CPU由来で動かないアプリは、今はあまりないです。

ーー

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 第2に、仮想化ソフトにおけるWindowsの起動です。

 従来のIntel CPUのMacは、Mac OSが基本装備するBoot Campほか、【Mac用仮想化ソフトの比較記事】で紹介した有料ソフトで、Windowが起動できました。

 しかし、Apple M1搭載機は、Boot Campに対応しないことが表明されました。

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 ただ、仮想化ソフト最大手のParallelsを利用することで、稼働できます。

 正確には、試用版の「Windows 11 on ARM 64の駆動です。ただ、DirectX 11にも対応し、パフォーマンスも上々です。

 ただ、制限事項もあるので、詳しくは【Mac用仮想化ソフトの比較記事】のほうで書きました。

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 というわけで、今回はMacBookの紹介でした!

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(続き記事なので、できれば、1回目記事をオススメしていただければ、いっそう嬉しいです)

posted by Atlas at 18:18 | Mac関連機器

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