1回目記事からの続きです→こちら
今回の結論!
左右ケーブル型のBluetoothイヤホンのおすすめは結論的にこの機種!
1・左右直結型Bluetoothイヤホンの比較(1)
1-1:選び方の基本の解説【導入】
1-2:JVC 〈日本〉
1-3:ソニー〈日本〉
1-4:Beats〈米国〉
1-5:JBL〈米国〉
1-6:ゼンハイザー〈ドイツ〉
1-7:オーディオテクニカ〈日本〉
2・左右直結型Bluetoothイヤホンの比較 (2)
2-1:最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、今回は、Bluetoothイヤホンを紹介しました。
2回目記事(最終回)となる今回は、いつものように、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。
第1に、通勤通学・出張など、どこでもマルチに利用できるBluetoothイヤホンとしておすすめなのは、
【2019年発売】(国内生産完了)
3・SONY WI-1000XM2 BM
4・SONY WI-1000XM2 SM
¥40,900 Amazon.co.jp (6/13執筆時)
再生周波数帯域:3Hz-40kHz
コーデック:SBC AAC, LDAC
連続再生時間:10時間
ドライバー:9mm+BA
ノイキャン:Wマイク式(自動)
防水性能:
重さ:58g
音質の良さ ★★★★★★
重低音 ★★★★★
ノイズキャンセル ★★★★★★
軽量性 ★★★★☆
防塵・防滴性 ★★★☆☆
ハイレゾ音源 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
SONYのWI-1000XM2でしょう。
他社モデルでは、BOSEのQuietComfort 30がライバルでしたが、すでに終売で、在庫もないので、高級機ではライバルがなくなりました。
もともとノイキャン部分の使い勝手は、ソニーのが良かったので、問題ありません。
こちらも生産完了なのですが、先述のように、すでに高級機全体がそうなので、今、選ぶならばこちらだと思います。
装着方法は、ネックバンド型ですので、トレーニングには向きません。
ただ、それ以外の場面では、自宅・外出先・出張中など、シーンを問わず、最も快適に利用できる機種と言えます。
ノイズキャンセリング技術は、2マイク式で、現状ではこれ以上ない精度を期待できます。
2019年機からは、「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」も採用され、さらに強化されました。
その上で、ソニーの場合、アダプティブサウンドコントロールが利用できます。
歩行での移動、電車移動、職場での利用など通勤中のシーンの変化に合わせて、モードを自動変化させるため、利便性が他社を凌ぎます。
音質面でも、ハイブリッド型を採用して、音域を拡げ、ハイレゾにも対応できる性能です。
ハイレゾ音源再生時にも、ノイズキャンセラは有効ですから、利便性も高いです。
Bluetoothコーデックも、LDACに対応できるため、ハイレゾ音源の再生も問題ありません。
定額聴き放題サービスでも、CD音源に変わる形で最近広まっていますし、重視しても良いでしょう。
例えば、アマゾンの定額聴き放題サービスでは、「Amazon Music HD」で、ハイレゾ音源の配信がはじまっています。
2021年6月からは、通常音質の聴き放題サービスであるAmazon Music Unlimited契約だけで、CD・ハイレゾ音質となるこちらのサービスが聴けるようになっています。
詳しくは、同社の説明サイト(こちら)をご覧ください。無料試用も可能です。
また、CDレベルの音源でも、ハイレゾ音質までアップコンバート再生できるDSEE HXを搭載します。そのため、イヤホンの性能を無駄にすることはないでしょう。
あえて難点を言えば、その価格の高さです。
ーーー
【2021年発売】
【標準セット】
11・ ゼンハイザー IE 100 PRO Wireless
¥19,643 Amazon.co.jp (6/13執筆時)
【ケーブルのみ】
12・ ゼンハイザー IE 100 PRO Wireless
¥11,736 Amazon.co.jp (6/13執筆時)
再生周波数帯域:20Hz-18kHz
コーデック:SBC, AAC, AptX LL
連続再生時間:10時間
ドライバー:10mm
ノイキャン:
防水性能:
重さ:19g+14g
音質の良さ ★★★★★
重低音 ★★★★☆
ノイズキャンセル ★★★☆☆
軽量性 ★★★★☆
防塵・防滴性 ★★★☆☆
ハイレゾ音源 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★☆
一方、ノイキャンが不要ならば、価格面で、ゼンハイザーが候補になりそうです。
ドライバーは、10mmと大きです。
モニター設計で、フラットな音質なので、いまでも「通用する」音質です。
コーデックも、低遅延のApt-X LLに対応しますし、ゲームや映画用としても使えそうです。
第2に、比較的格安なBluetoothイヤホンとして、おすすめなのは、
【2019年発売】
2・SONY WI-XB400 【各色】
¥6,570 楽天市場 (6/13執筆時)
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:15時間
ドライバー:12mm
ノイキャン:
防水性能:
重さ:21g
音質の良さ ★★★★☆
重低音 ★★★★☆
ノイズキャンセル ★★☆☆☆
軽量性 ★★★★★
防塵・防滴性 ★★★☆☆
ハイレゾ音源 ★★★☆☆
総合評価 ★★★☆☆
ソニーのWI-XB400でしょう。
本編で書いたように、すでにこの価格帯だと、ノイズキャンセリングに対応できる機種、ハイレゾに対応できる機種は、ほぼ「販売終了」です。
そうなった場合、個性的な部分はドライバーほどしかないです。
その部分で、12mmのドライバーを採用しつつ、同社の低音アップ技術も採用する本機が目立って見えました。
接続は、コード型で、ケーブルがある部分で「無くしにくい」利点もあるでしょう。
ーーーー
【2022年発売】(現行品)
13・オーディオテクニカ ATH-CC500BT
¥11,390 Amazon.co.jp (6/13執筆時)
再生周波数帯域:25Hz-22kHz
コーデック:SBC AAC, AptX HD
連続再生時間:20時間
ドライバー: (軟骨電動)
ノイキャン:
防水性能:IPX4
重さ:35g
一方、ラジオ(ラジコ)などの「ながら聞き」などで、そこまで音質を重視しなくても良い場合は、オーディオテクニカのATH-CC500BTは候補でしょう。
こちらは、(骨伝導型ならぬ)「軟骨電動」で、音漏れがない上で、音質も、それより期待できます。
耳の内側の圧迫感が苦手な方は、このタイプを考えるのも「あり」だと思います。
補足:イヤホン・ヘッドホン関連記事の紹介
というわけで、今回は、Bluetoothイヤホンの紹介でした。
なお、現行機で、音質面で期待できる左右直結型は、これらのほかは、もう販売がないです。
1・完全ワイヤレスイヤホンの比較(1)
1-1:選び方の基本の解説【導入】
1-2:アップル〈米国〉
1-2:ソニー〈日本〉
2・完全ワイヤレスイヤホンの比較(2)
2-1:BOSE〈米国〉
2-2:パナソニック〈日本〉
2-3:JVC〈日本〉
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較(3)
3-1:JBL〈米国〉
3-2:ANKER 〈米国〉
4・完全ワイヤレスイヤホンの比較(4)
4-1:Beats〈米国〉
4-2:SHURE〈米国〉
4-3:Bang&Olufsen〈北欧〉
4-4:Noble Audio〈米国〉
5・完全ワイヤレスイヤホンの比較(5)
5-1:ヤマハ〈日本〉
5-2:AVIOT〈日本〉
5-3:Final ag 〈日本〉
6・完全ワイヤレスイヤホンの比較(6)
6-1:Amazon 〈米国〉
6-2:Google 〈米国〉
6-3:ゼンハイザー〈ドイツ〉
6-4:DENON〈日本〉
6-5:AKG〈オーストリア〉
6-6:サムスン〈韓国〉
7・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (7)
7-1:オーディオテクニカ〈日本〉
7-2:ファーウェイ・シャオミ ほか
8・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (8)
=予算別・目的別のおすすめの提案【結論】
繰り返しますが、(どうしてもと言う場合ではなく)独立したTWS型をおすすめします。
ソニー製ほか、以上の記事で、目に付いた機種は一機ごとレビューしています。
よろしければ、ご覧ください!
このほか、このブログ「モノマニア」には、ヘッドホン・イヤホンについて、他に、以下のような比較記事があります。
1・完全ワイヤレスイヤホンの比較
2・左右直結Bluetoothイヤホンの比較
3・ハイレゾ対応イヤホンの比較
4・ノイキャン対応イヤホンの比較
5・Bluetoothヘッドホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ハイレゾヘッドホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ネックスピーカーの比較
10・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】
これらの記事も、よろしくお願いします。
なお、10番の記事は、全記事の「まとめ」として、どのようにイヤホンを選ぶべきか、スペック表の読み方などをまとめています。
よろしければご覧ください。
1・ソニーのウォークマンの比較
2・ハイレゾ対応ポータブルアンプ
また、このブログには、他にもオーディオ関係の記事がありますので、こちらもよろしくお願いします。
今回の記事がお役に立ったようならば幸いです。Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。
ではでは。