Top オーディオ製品 比較2025'【左右直結】Bluetoothイヤホン13機の性能とおすすめ・選び方 (2)

2025年06月14日

比較2025'【左右直結】Bluetoothイヤホン13機の性能とおすすめ・選び方 (2)

1回目記事からの続きです→こちら

今回の結論!
左右ケーブル型のBluetoothイヤホンのおすすめは結論的にこの機種!

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1・左右直結型Bluetoothイヤホンの比較(1)
 1-1:選び方の基本の解説【導入】
 1-2:JVC 〈日本〉
 1-3:ソニー〈日本〉
 1-4:Beats〈米国〉
 1-5:JBL〈米国〉
 1-6:ゼンハイザー〈ドイツ〉
 1-7:オーディオテクニカ〈日本〉
2・左右直結型Bluetoothイヤホンの比較 (2)  
 2-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 というわけで、今回は、Bluetoothイヤホンを紹介しました。

 2回目記事(最終回)となる今回は、いつものように、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。


 第1に、通勤通学・出張など、どこでもマルチに利用できるBluetoothイヤホンとしておすすめなのは、

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 【2019年発売】(国内生産完了)

 3・SONY WI-1000XM2 BM
 4・SONY WI-1000XM2 SM
  ¥40,900 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

再生周波数帯域:3Hz-40kHz
コーデック:SBC AAC, LDAC
連続再生時間:10時間
ドライバー:9mm+BA
ノイキャン:Wマイク式(自動)
防水性能:
重さ:58g

音質の良さ    ★★★★★★
重低音      ★★★★★
ノイズキャンセル ★★★★★★
軽量性      ★★★★☆
防塵・防滴性   ★★★☆☆
ハイレゾ音源   ★★★★★
総合評価     ★★★★★★

 SONYWI-1000XM2でしょう。

 他社モデルでは、BOSEのQuietComfort 30がライバルでしたが、すでに終売で、在庫もないので、高級機ではライバルがなくなりました。

 もともとノイキャン部分の使い勝手は、ソニーのが良かったので、問題ありません。

 こちらも生産完了なのですが、先述のように、すでに高級機全体がそうなので、今、選ぶならばこちらだと思います。

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 装着方法は、ネックバンド型ですので、トレーニングには向きません。

 ただ、それ以外の場面では、自宅・外出先・出張中など、シーンを問わず、最も快適に利用できる機種と言えます。

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 ノイズキャンセリング技術は、2マイク式で、現状ではこれ以上ない精度を期待できます。

 2019年機からは、「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」も採用され、さらに強化されました。

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 その上で、ソニーの場合、アダプティブサウンドコントロールが利用できます。

 歩行での移動、電車移動、職場での利用など通勤中のシーンの変化に合わせて、モードを自動変化させるため、利便性が他社を凌ぎます。

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 音質面でも、ハイブリッド型を採用して、音域を拡げ、ハイレゾにも対応できる性能です。

 ハイレゾ音源再生時にも、ノイズキャンセラは有効ですから、利便性も高いです。

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 Bluetoothコーデックも、LDACに対応できるため、ハイレゾ音源の再生も問題ありません。

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 定額聴き放題サービスでも、CD音源に変わる形で最近広まっていますし、重視しても良いでしょう。

 例えば、アマゾンの定額聴き放題サービスでは、「Amazon Music HD」で、ハイレゾ音源の配信がはじまっています。

 2021年6月からは、通常音質の聴き放題サービスであるAmazon Music Unlimited契約だけで、CD・ハイレゾ音質となるこちらのサービスが聴けるようになっています。

 詳しくは、同社の説明サイト(こちら)をご覧ください。無料試用も可能です。

 また、CDレベルの音源でも、ハイレゾ音質までアップコンバート再生できるDSEE HXを搭載します。そのため、イヤホンの性能を無駄にすることはないでしょう。

 あえて難点を言えば、その価格の高さです。

ーーー

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 【2021年発売】

 【標準セット】

 11・ ゼンハイザー IE 100 PRO Wireless
  ¥19,643 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 【ケーブルのみ】

 12・ ゼンハイザー IE 100 PRO Wireless
  ¥11,736 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-18kHz
コーデック:SBC, AAC, AptX LL
連続再生時間:10時間
ドライバー:10mm
ノイキャン:
防水性能:
重さ:19g+14g

音質の良さ    ★★★★★
重低音      ★★★★☆
ノイズキャンセル ★★★☆☆
軽量性      ★★★★☆
防塵・防滴性   ★★★☆☆
ハイレゾ音源   ★★★☆☆
総合評価     ★★★★☆

 一方、ノイキャンが不要ならば、価格面で、ゼンハイザーが候補になりそうです。

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 ドライバーは、10mmと大きです。

 モニター設計で、フラットな音質なので、いまでも「通用する」音質です。

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 コーデックも、低遅延のApt-X LLに対応しますし、ゲームや映画用としても使えそうです。


 第2に、比較的格安なBluetoothイヤホンとして、おすすめなのは、

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 【2019年発売】

 2・SONY WI-XB400 【各色】 
  ¥6,570
楽天市場 (6/13執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:15時間
ドライバー:12mm
ノイキャン:
防水性能:
重さ:21g

音質の良さ    ★★★★☆
重低音      ★★★★☆
ノイズキャンセル ★★☆☆☆
軽量性      ★★★★★
防塵・防滴性   ★★★☆☆
ハイレゾ音源   ★★★☆☆
総合評価     ★★★☆☆

 ソニーのWI-XB400でしょう。

 本編で書いたように、すでにこの価格帯だと、ノイズキャンセリングに対応できる機種、ハイレゾに対応できる機種は、ほぼ「販売終了」です。

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 そうなった場合、個性的な部分はドライバーほどしかないです。

 その部分で、12mmのドライバーを採用しつつ、同社の低音アップ技術も採用する本機が目立って見えました。

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 接続は、コード型で、ケーブルがある部分で「無くしにくい」利点もあるでしょう。

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 【2022年発売】(現行品)

 13・オーディオテクニカ ATH-CC500BT
  ¥11,390 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

再生周波数帯域:25Hz-22kHz
コーデック:SBC AAC, AptX HD
連続再生時間:20時間
ドライバー: (軟骨電動)
ノイキャン:
防水性能:IPX4
重さ:35g

 一方、ラジオ(ラジコ)などの「ながら聞き」などで、そこまで音質を重視しなくても良い場合は、オーディオテクニカのATH-CC500BTは候補でしょう。

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 こちらは、(骨伝導型ならぬ)「軟骨電動」で、音漏れがない上で、音質も、それより期待できます。

 耳の内側の圧迫感が苦手な方は、このタイプを考えるのも「あり」だと思います。

補足:イヤホン・ヘッドホン関連記事の紹介

 というわけで、今回は、Bluetoothイヤホンの紹介でした。

 なお、現行機で、音質面で期待できる左右直結型は、これらのほかは、もう販売がないです。

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1・完全ワイヤレスイヤホンの比較(1)
 1-1:選び方の基本の解説【導入】
 1-2:アップル〈米国〉
 1-2:ソニー〈日本〉
2・完全ワイヤレスイヤホンの比較(2)
 2-1:BOSE〈米国〉
 2-2:パナソニック〈日本〉
 2-3:JVC〈日本〉  
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較(3)
 3-1:JBL〈米国〉
 3-2:ANKER 〈米国〉
4・完全ワイヤレスイヤホンの比較(4)
 4-1:Beats〈米国〉
 4-2:SHURE〈米国〉
 4-3:Bang&Olufsen〈北欧〉
 4-4:Noble Audio〈米国〉
5・完全ワイヤレスイヤホンの比較(5)
 5-1:ヤマハ〈日本〉
 5-2:AVIOT〈日本〉
 5-3:Final ag 〈日本〉
6・完全ワイヤレスイヤホンの比較(6)

 6-1:Amazon 〈米国〉
 6-2:Google 〈米国〉
 6-3:ゼンハイザー〈ドイツ〉
 6-4:DENON〈日本〉
 6-5:AKG〈オーストリア〉
 6-6:サムスン〈韓国〉
7・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (7)
 7-1:オーディオテクニカ〈日本〉
 7-2:ファーウェイ・シャオミ ほか
8・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (8)
 =予算別・目的別のおすすめの提案【結論】

 繰り返しますが、(どうしてもと言う場合ではなく)独立したTWS型をおすすめします。

 ソニー製ほか、以上の記事で、目に付いた機種は一機ごとレビューしています。

 よろしければ、ご覧ください!


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 このほか、このブログ「モノマニア」には、ヘッドホン・イヤホンについて、他に、以下のような比較記事があります。

1・完全ワイヤレスイヤホンの比較
2・左右直結Bluetoothイヤホンの比較
3・ハイレゾ対応イヤホンの比較
4・ノイキャン対応イヤホンの比較
5・Bluetoothヘッドホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ハイレゾヘッドホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ネックスピーカーの比較
10・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】

 これらの記事も、よろしくお願いします。 

 なお、10番の記事は、全記事の「まとめ」として、どのようにイヤホンを選ぶべきか、スペック表の読み方などをまとめています。

 よろしければご覧ください。

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1・ソニーのウォークマンの比較
2・ハイレゾ対応ポータブルアンプ

 また、このブログには、他にもオーディオ関係の記事がありますので、こちらもよろしくお願いします。

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 ではでは。

posted by Atlas at 09:57 | オーディオ製品

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