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2022年08月21日

比較2022' 最新ノイキャンイヤホン30機の性能とおすすめ・選び方 (3)

今回の結論
ノイキャン対応イヤフォンのオススメは結論的にこれ!

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1・ノイキャンイヤホンの比較 (1)
 1-1・Bluetooth(従来型)

  :左右だけケーブルあり
 1-2・有線タイプ
  :入力・左右ともケーブルあり
2・ノイキャンイヤホンの比較 (2)
 2-1・Bluetooth(完全独立型)
  :入力・左右ともケーブルなし
3・ノイキャンイヤホンの比較 (3)
 =最終的なおすすめ製品の提案

 というわけで、今回は、各社のノイズキャンセリング対応イヤフォンを紹介してきました。

 最後にいつものように、Atlasのオススメ機種!について書いておきたいと思います。


 第1に、おもに通勤時に利用したい方で、ノイズ対策が最も完璧にできるイヤホンと言えるのは、

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 【2019年】

 5・SONY WI-1000XM2 B
 6・SONY WI-1000XM2 S
  ¥36,598 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:3Hz-40kHz
コーデック:SBC AAC, LDAC
連続再生時間:10時間
ドライバー:9mm
ノイキャン:Wマイク式(自動)
外音取込:対応
防水性能
重さ:58g

ノイキャン効果 ★★★★★★
音質の良さ   ★★★★★★
重低音     ★★★★★
ハイレゾ再生  ★★★★★
ワイヤレス対応 ★★★★★
総合評価    ★★★★★★

 ソニーの WI-1000XM2の方が良いでしょう。 

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 SONYの場合、電車・徒歩・室内など、スマホのジャイロから取得した「動き」の情報から、ノイズキャンセラのモードを自動変更する、フルオート機能があります。

 出張時の長時間の乗り物などではあまり意味が無いですが、(日本の)通勤・通学を考えると、こうしたシステムは便利です。

 ノイズキャンセリング技術も、「ダブル方式」で、現状の技術としては「最高レベル」です。

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 実際、BOSEも良いのですが、SONYは、本機から「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」を採用してきました。

 BOSEは結構発売から時間が経っていることをふまえても、現状ではこちらがやや有利です。

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 音質面でも、高音域は、ハイレゾに対応できる品質である上で、低音域についても、十分出るため、日本人の好みに合った音質です。

 また、BOSEと異なりコーデックの対応幅も広いため、移動中に動画を見るような方にも向くでしょう。

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 【2020年発売】

 11・ヤマハ Empower Lifestyle EP-E70A
  ¥24,160
Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC, AAC, aptX adaptive
連続再生時間:9時間
ドライバー:9.2mm
ノイキャン:Wマイク式
外音取込:対応
防水性能:
重さ:62g

音質の良さ    ★★★★★★
重低音      ★★★★★
ノイズキャンセル ★★★★★
軽量性      ★★★☆☆
防塵・防滴性   ★★★☆☆
ハイレゾ音源   ★★★☆☆
総合評価     ★★★★★

 ただ、ノイズキャンセラの効きより、「音のクリアさ」を重視するならば、ヤマハのEP-E70Aは良い候補です。

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 とくに、ソニー機と違って、Apt-XApt-X adaptive対応します。

 この部分で、Android系のスマホユーザーで、高音質音源を持っている方は音質が良い部分があるでしょう。映像視聴時の遅延対策にもなります。

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 先述のように、キャンセル力は「ほどほど」ですが、原音を大事にしつつの変換となるため、ノイキャン特有の音質が苦手な一部の方には向くでしょう。

 一方、ソニーと比較すると、列車内などの騒音の打ち消し効果はイマイチで、ドライバー自体の工夫も負けると言えますが、自然な音質を大事にしたい方には向きます。


 第2に、スマホ用などで、比較的気軽にノイキャン&高音質を実現したい場合は、

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 【2019年発売】

 8・Anker Soundcore Life NC A32010F1
  ¥7,499 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC, AAC, aptX
連続再生時間:10時間
ドライバー:12mm
ノイキャン:1マイク式
防水性能:IPX5
重さ:60.5g

ノイキャン効果 ★★★★☆
音質の良さ   ★★★★☆
重低音     ★★★★★
ハイレゾ再生  ★★★★☆
ワイヤレス対応 ☆☆☆☆☆
総合評価    ★★★★☆

 AnkerのSoundcore Life NCでしょう。

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 格安ですが、しっかり大きめの12mmのドライバーを採用したユニットですので、この価格帯では音質面で信頼感があります。

 ノイキャン部分は、1マイク式ですしさほど強調できませんが、値段的にここは仕方ないと思います。

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 【2020年発売】

 【型番 A3931N11 AK-A3935011】

 ・ANKER Soundcore Life A2 NC
  ¥7,990 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC
連続再生時間:6時間
ドライバー:11mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:IPX5
重さ:

 なお、左右独立型ならば、同社の製品の場合、Wマイク式のノイキャン機も選べます。

 こちらについては、クアルコムのユニットなので【完全ワイヤレスイヤホンの比較記事】のほうで見ています。

 他社の安い製品もあるので、そちらもご検討ください。


 第3に、ジムなどでのワークアウト時に利用するのにおすすめできる、比較的安価な機種としては、

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 【2020年】

 23・ SONY WF-SP800N
   ¥9,800 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:9時間
ドライバー:6mm
ノイキャン:1マイク式
外音取込:対応
防水性能: IPX5相当
重さ:9.8g×2

ノイキャン効果 ★★★★☆
音質の良さ   ★★★★☆
重低音     ★★★★☆
ハイレゾ再生  ★★★☆☆
ワイヤレス対応 ★★★★★
総合評価    ★★★★☆

 今回紹介した機種から選ぶとすると、ソニーのWF-SP800でしょう。

 左右ワイヤー型のBluetoothイヤホンでスポーツ向きの機種は、ほぼ「絶滅」状態ですので、独立型から選びました。

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 ノイズキャンセラ搭載機としては珍しく、本機は、ずり落ちにくいアークサポーターを装備し、また防水性がある、スポーツ用の防水仕様です。

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 ノイズキャンセリング技術は、マイクが1つだけであり、極度に専門的ではないです。

 ただ、それでも、98%程度の軽減率は得られるわけで、電車や飛行機などの騒音源・周波数帯が多い状況においても、効果は十分実感できる水準でしょう。

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 そのほか、外音取り込みの部分で、利便性が高いアダプティブサウンドコントロールに対応するほか、一時的に外音を取り込める「クイックアテンションモード」も装備するなど、多機能です。

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 音質面でも、電気的に低音をブーストさせるSONY独自のEXTRA BASS機構を搭載するという、個性もあります。

 Bluetoothコーデックも、標準的なSBC規格のほか、動画の遅延が少なく、音質の劣化も少ないAAC規格が採用されています。

 いずれにしても、音質面もある程度期待できるスポーツ向き」として、オススメできます。

ーーー

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 【2022年】

 ・Beats Fit Pro MK2F3PA/A
   ¥22,545 Amazon.co.jp (2/10執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:6時間
ドライバー:
マイク:搭載  
ノイキャン:1マイク式
防水性能:
重さ:5.6g×2

ノイキャン効果 ★★★★☆
音質の良さ   ★★★★★
重低音     ★★★★☆
ハイレゾ再生  ★★★☆☆
ワイヤレス対応 ★★★★★
総合評価    ★★★★☆

 なお、少し高いのですが、AppleがBeatsブランドで売っている製品に、ワークアウト向きなノイキャン機が多いです。

 詳しくは、【完全ワイヤレスイヤホンの比較記事】の方で、詳しく説明しています。


 第5に、使い勝手のよい、左右独立型でおすすめできる製品は、

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 【2021年】

 20・ SONY ノイキャン WF-1000XM4
   ¥25,599 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-40kHz
コーデック:SBC・AAC・LDAC
連続再生時間:8時間
ドライバー:6mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式(自動)
外音取込:対応
防水性能:IPX4
重さ:7.3g×2

ノイキャン効果 ★★★★★★
音質の良さ   ★★★★★
重低音     ★★★★☆
ハイレゾ再生  
★★★★★
ワイヤレス対応 ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 ソニーのWF-1000XM4 でしょう。

 音質的には、同社のワイヤードの最上位機に較べてドライバーサイズが小さい点で、能力がやや劣ります。

 ただ、移動中の騒音下での音質については、こうした特性より、「ノイズキャンセラの性能」が、実際面で、決定的に影響を与えます。

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 その点で言えば、現状で「最高技術」といえる、Wマイク仕様(自動)のノイズキャンセラを採用していますし、音質面では最も期待できます。

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 一方、後発のAppleのAirPods Proも、同じくWマイクを搭載してきました。

 ただ、SONYの場合、移動しながら、周囲の音を分析して、モードを自動で可変させる「アダプティブサウンドコントロール」の利便性が高いです。

 新設計の統合プロセッサーV1も採用しますし、ノイキャンの精度は問題ありません。

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 一方、難しいのは、左右独立しない、普通のBluetoothイヤホンとどちらを選ぶかです。

 通信安定性の面では、独立型も、Bluetooth5.0の採用で、断線問題が減ったので、その点の心配は少ないでしょう。

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 音質的にも、今回、課題だったハイレゾ空間オーディオに対応しましたし、確実に差は詰まっています。

 左右の音ズレ問題も、進化で問題にならなくなってきたので、このタイプを選んでも良いかと思います。

 ただ、現状で、ワイヤーに違和感を感じていないならば、あえて、完全ワイヤレスイヤホンは選ばなくても良い気は依然します。

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 【2020年】

 25・ パナソニック Technics EAH-AZ70W
   ¥24,698 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC・AAC
連続再生時間:6.5時間
ドライバー:10mm
ノイキャン:Wマイク式
外音取込:対応
防水性能:IPX4等級
重さ:7g×2

ノイキャン効果 ★★★★★
音質の良さ   ★★★★★
重低音     ★★★★★
ハイレゾ再生  ★★★☆☆
ワイヤレス対応 ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 一方、パナソニックのTechnics EAH-AZ70Wも同レベルで良い機種です。

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 本機も、Wマイクのノイズキャンセラの性能が期待できます。

 性能面でも、アナログ/デジタルを併用するなど、Wマイク機として独自の工夫が目立ちます。

 ただ、純粋に「ノイキャン」の部分で言えば、アプリとの連動性に優れ、また、専用チップを搭載するソニーの最上位機が良いでしょう。

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 しかし、音質面で言えば、10mmと大きいドライバーを採用するほか、PEEK素材の振動版や、アコースティックコントロールチャンバーなど、音質を強化するためのハード的な工夫は本機が充実します。

 その上で、ハンズフリー通話用のマイクも高性能ですから、総合的な評価では、ソニーと同じほどオススメできます。

ーーーーー

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 【2022年】

 22・ SONY LinkBuds WF-LS900N
   ¥22,000 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC LDAC
連続再生時間:6時間
ドライバー:5mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式(自動)
防水性能:IPX4
重さ:4.8g×2

ノイキャン効果 ★★★★★
音質の良さ   ★★★★★
重低音     ★★★★☆
ハイレゾ再生  
★★★☆☆
ワイヤレス対応 ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 ただ、耳の小さな方などが、小型・軽量モデルを選びたい場合は、ソニーの LinkBuds WF-LS900Nでしょう。

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 5gを切る小型・軽量モデルでは、最もノイキャンの精度が良いと言えますから。

 ただし、ドライバが若干小さくなる部分ほか、どのメーカーの場合も、小型化は音質に影響が及ぶので、耳のサイズの問題などで、どうしてもという場合に限って「おすすめ」とします。

 その点で言えば、小型で、音質も重視したい場合は、ワイヤレスではない製品を選んだ方が良い場合が多いかと思います。

補足:イヤホン・ヘッドホン関連記事の紹介

 というわけで、今回は、ノイキャン対応イヤホンの紹介でした。

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 なお、このブログ「モノマニア」には、ヘッドホン・イヤホンについて、他に、以下のような比較記事があります。

1・Bluetoothヘッドホンの比較
2・Bluetoothイヤホンの比較
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較
4・ハイレゾヘッドホンの比較
5・ハイレゾイヤホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ノイキャンイヤホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ライトニング端子イヤホンの比較
10・ウェアラブルネックスピーカーの比較
11・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】

 よろしければ、これらの記事をご覧ください。

 とくに、11番の記事は、全記事の「まとめ」として、どのようにイヤホンを選ぶべきか、スペック表の読み方などをまとめています。

 よろしければご覧ください。

 201809170924.jpg

アップルの iPod touchの比較
2・
ソニーのウォークマンの比較
3・ハイレゾ対応ポータブルアンプ

 また、このブログには、他にもオーディオ関係の記事がありますので、こちらもよろしくお願いします。

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posted by Atlas at 12:58 | オーディオ製品

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