Top オーディオ製品 比較2021'【解説】ハイレゾイヤホン47機の音質とおすすめ・選び方 (3)

2021年10月27日

比較2021'【解説】ハイレゾイヤホン47機の音質とおすすめ・選び方 (3)

今回の結論
ハイレゾ音源対応のおすすめイヤホンは結論的にこの機種!

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1・ハイレゾイヤホンの比較記事 (1)
 1・Bluetooth型イヤホン
  1-1:SONY〈日本〉
  1-2:AVIOT〈日本〉
  1-3:オーディオテクニカ〈日本〉
 2・有線型イヤホン (1)
  2-1:SONY
  2-2:JVC〈日本〉
2・ハイレゾイヤホンの比較記事 (2)
 3・有線型イヤホン (2)
  3-1:フィリップス〈オランダ〉
  3-2:オーディオテクニカ〈日本〉
  3-3:Radius〈米国〉
  3-4:オーツェイド〈日本〉
  3-5:ADV〈米国〉
  3-6:エム・ティ・アイ〈日本〉
  3-7:FiiO〈中国〉
  3-8:Shanling〈中国〉
  3-9:beyerdynamic〈ドイツ〉
  3-10:パナソニック〈日本〉
  3-11:日特 〈日本〉
3・ハイレゾイヤホンの比較記事 (3)
  =最終的なおすすめ製品の提案

 というわけで、今回は、ハイレゾに対応する高音質のイヤフォンを紹介してきました。

 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。


 第1に、ハイレゾ向きの有線イヤホンとして、最もおすすめできるお買得機種は、

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【2016年】

 7・ソニー ハイレゾイヤホン XBA-N1
  ¥15,817 Amazon.co.jp
(10/27執筆時)

再生周波数帯域: 4Hz〜40kHz
ドライバー:9mm+BA
ノイキャン:
防水性能:
重さ:6g

1・音質の良さ ★★★★★
2・重低音   ★★★★★

3・原音再現性 ★★★★★
4・ワイヤレス ☆☆☆☆☆
5・総合評価  ★★★★★

  XBA-N1でしょう。 

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 同社の上位機種と同じ方式である、高音域用(バランスド・アーマチュア型)低音域用(ダイナミック型)と、2つ積んでいる2WAY方式を採用している点を評価しました。

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 ハイレゾは高音域の再現性が重要です。

 しかし、1WAY式のダイナミック型ドライバだと、どうしてもこの部分が弱くなります。

 その点、高音域を担当する専用のトゥイーター(バランスドアーマチュア型)を採用しているこちらは、再生周波数帯域をみても技術的に信頼感が高いです。

 昨今のモデルチェンジで、ユニットの小型化も図られており、使い勝手の部分も良いです。

 もちろん、予算があれば、 XBA-N3がおすすめです。

 しかし、費用対効果の高さでは、むしろこちらでしょう。イヤホンは日々進化するため、あまり高いものを買うより、この程度のものを短期で買い換えていくほうがよいかなと思います。

 なお、ケーブルは、Y型着脱式なので、断線時にも交換対応できます。


 第2に、ハイレゾ向きのワイヤレスイヤホンとして、最もおすすめできるお買得機種は、

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 【2019年】

 1・SONY WI-1000XM2
  ¥31,989 Amazon.co.jp (10/27執筆時)

再生周波数帯域:3Hz-40kHz
ドライバー:9mm+BA
コーデック:SBC AAC LDAC
連続再生時間:10時間
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:
重さ:58g

1・音質の良さ ★★★★★★
2・重低音   ★★★★★

3・原音再現性 ★★★★★
4・ワイヤレス ★★★★★
5・総合評価  ★★★★★

 SONYWI-1000XM2でしょう。

 さきほど「おすすめ」した有線の XBA-N1ほぼ同等のユニットを搭載する製品ですので、基礎部分の能力は高いです。

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 すこし高いですが、ワイヤレスで、W方式のノイズキャンセリングが付く機種ですので、値段には十分納得感があります。

 個人的に、このシリーズの利用経験は長いのですが、ハイレゾ音源しっかり鳴らします

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 もちろん、ワイヤードの方が音質についての信頼性は高いのでしょうが、外出先を含めて、どこでも使いやすい機能性の部分を含めると、現状では本機の方が個人的には「おすすめ」です。

ーーー

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 【2021年】

 3・ SONY 左右独立型イヤホン WF-1000XM4
   ¥30,000 Amazon.co.jp (10/27執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-40kHz
コーデック:SBC・AAC・LDAC
連続再生時間:8時間
ドライバー:6mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:IPX4
重さ:7.3g×2

1・音質の良さ ★★★★★
2・重低音   ★★★★★

3・原音再現性 ★★★★★
4・ワイヤレス ★★★★★★
5・総合評価  ★★★★★

 ただ、既に左右独立型のSONY機も、左右ワイヤー型に「追いついて」います。

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 ドライバのサイズが小さいので音質を最重要視したい場合は例外ですが、利便性などをふまえた総合力では、本機も捨てがたいかと思います。

 本機は、ハイレゾと共に、今後流行しそうな「空間オーディオ」もフォローしますので、この部分も含めて「新しいもの好き」な方は、本機でしょう。


 第2に、比較的低価格でハイレゾ対応イヤホンを試してみたいかたにおすすめできる製品は、

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 【2017年】

 6・ソニー イヤホン h.ear in 2 IER-H500A
  ¥11,480 Amazon.co.jp (10/27執筆時)

再生周波数帯域: 5Hz〜40kHz
ドライバー:9mm
ノイキャン:
防水性能:
重さ:5g

1・音質の良さ ★★★★☆
2・重低音   ★★★★☆

3・原音再現性 ★★★★★
4・ワイヤレス ☆☆☆☆☆
5・総合評価  ★★★★☆

 ソニーの有線ケーブルモデルとなる IER-H500Aでしょう。

 201810070708.jpg  

 ハイレゾ音源に必要な周波数帯域を満たす製品でより安い機種は他にあります。

 しかし、十分に高音域の違いが感じ取れるという意味では、このグレードが「最安」です。

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 ダイナミック型1つで担う方式ですが、高・中・低音域ともに出ており、音質は評価できます。

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 ハイレゾ普及を狙い「戦略的な低価格」で出しており、入門用として特にお買得です。

 ハイレゾ技術で先を行くソニーから出ている製品と言うことで信頼性もあるでしょう。

 もちろん、ハイレゾ音源に限らず、水準の高い音が出せるので、入門用に良いと思います。

ーー

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 【2021年】

 22・radius Ne EXTRA HP-NX10K
 23・radius Ne EXTRA HP-NX10R
  ¥4,180 Amazon.co.jp (6/16執筆時)

再生周波数帯域:10Hz 〜45kHz
ドライバー:7.4mm
ノイキャン:
防水性能:
重さ:

1・音質の良さ ★★★★☆
2・重低音   ★★★☆☆

3・原音再現性 ★★★★☆
4・ワイヤレス ☆☆☆☆☆
5・総合評価  ★★★★☆

 一方、5000円以下で考えるならば、Atlasが試聴できたモデルのなかでは、米国のラディウスのHP-NX10が最もハイレゾに向くと思います。

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 FLW構造ドライバーという独自の新技術で、高音域の音もしっかり掴んでいましたし、この価格帯でもそこそこ楽しめると思います。

 低音域の部分は、ドライバーからして、やはり課題ではありますが、イヤーピースをしっかり調整すれば、このクラスとしては十分な音質にできました。


 第3に、音質を重要視する場合におすすめできる、ケーブルモデルの上位機は、

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 14・JVC CLASS-S SOLIDEGE HA-FD01
  ¥24,409 Amazon.co.jp
(10/27執筆時)

再生周波数帯域:8Hz 〜52kHz
ドライバー:11mm
ノイキャン:
防水性能:
重さ:20g

1・音質の良さ ★★★★★★
2・重低音   ★★★★☆

3・原音再現性 ★★★★★
4・ワイヤレス ☆☆☆☆☆
5・総合評価  ★★★★★★

  JVCのHA-FW01でしょう。

 こちらは、1WAY方式のユニットです。

 しかし、チタン・カーボンなどの素材を複合させることで、解像感が高いクリアな音が出ます。また、「音の受け渡しがない」構造の分、聴き疲れはしにくいと思います。

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 その他、マウントノズルをチタン、ステンレス・銅に自由に換装できるので、「一台で音の違いを楽しめる」点も高く評価できます。

 ハイレゾ試聴に特化した場合は、よりオススメの機種はありますが、「ハイレゾ+通常の音源」で考えた場合、この機種はレベルが高いです。


 第4に、バランス接続に対応する高級機としておすすめできる、ケーブルモデルは、

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 10・ソニー ハイレゾイヤホン XBA-Z5
  ¥64,727 Amazon.co.jp
(10/27執筆時)

再生周波数帯域: 3Hz〜40kHz
ドライバー:16mm+BA×2
ノイキャン:
防水性能:
重さ:11g

1・音質の良さ ★★★★★★
2・重低音   ★★★★★★

3・原音再現性 ★★★★★
4・ワイヤレス ☆☆☆☆☆
5・総合評価  ★★★★★★

 XBA-Z5 でしょう。

 とくに【ウォークマンの比較記事】で見たような、5万円を軽く超えるような専用再生機と合わせるならば、この程度の製品を使うと音質的な釣り合いがとれるでしょう。

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 音質面では、低音用のダイナミック型ドライバーが16mmとかなり大きいことで、高音域だけが不自然に強調されません。また、バランスも良いです。

 その点で、ワンランク高い音質を期待できます。


 第5に、10万円オーバーの高級機として期待値が高いのは、

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 【2019年11月発売】

 44・Panasonic Technics EAH-TZ700-K
  ¥132,000 ビックカメラ(店舗) (10/27執筆時)

再生周波数帯域:3Hz 〜100kHz
ドライバー:1way
ノイキャン:
防水性能:
重さ:7g(コード込み22g)

1・音質の良さ ★★★★★★
2・重低音   ★★★★★★

3・原音再現性 ★★★★★
4・ワイヤレス ☆☆☆☆☆
5・総合評価  ★★★★★★

 PanasonicEAH-TZ700でしょう。

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 相当高額ですが、値段がなぜ高いのかの理由がしっかり説明できています。

 高音域の音質を高める振動板の工夫と、低音域の紺質を高める磁性流体の工夫と、新規性が高い両面の技術が採用されているのが魅力です。

 他社の高級機は、ドライバーユニット構成や振動板のコーティングをを組み合わせるタイプの工夫が多いです。

 一方、こちらは、本質的に構造を見直している感があり、面白さは際立ちます。

 音響製品の高級機は「魔術的」な部分が多いですが、例外的に説得力がある製品だと思いました。

補足:イヤホン・ヘッドホン関連記事の紹介

 というわけで、今回は、ハイレゾイヤホンの紹介でした。

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 なお、このブログ「モノマニア」には、ヘッドホン・イヤホンについて、他に、以下のような比較記事があります。

1・Bluetoothヘッドホンの比較
2・Bluetoothイヤホンの比較
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較
4・ハイレゾヘッドホンの比較
5・ハイレゾイヤホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ノイキャンイヤホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ライトニング端子イヤホンの比較
10・ウェアラブルネックスピーカーの比較
11・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】

 よろしければ、これらの記事をご覧ください。

 とくに、11番の記事は、全記事の「まとめ」として、どのようにイヤホンを選ぶべきか、スペック表の読み方などをまとめています。

 よろしければご覧ください。

 201809170924.jpg

アップルの iPod touchの比較
2・
ソニーのウォークマンの比較
3・ハイレゾ対応ポータブルアンプ

 また、このブログには、他にもオーディオ関係の記事がありますので、こちらもよろしくお願いします。

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posted by Atlas at 15:37 | オーディオ製品

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