【今回レビューする内容】2025年 安いが高性能!TCLの最新4Kテレビの性能とおすすめ・選び方:Hisense激安テレビの評判・評価・人気機種の違いや性能ランキング
【比較する製品型番】TCLV6Cシリーズ 43V6C 50V6C 55V6C 65V6C 75V6C P6Kシリーズ 55P6K 65P6K 75P6K V6Bシリーズ 43V6B 55V6B 75V6B 55P655 T6Cシリーズ 43T6C 50T6C 55T6C P7Kシリーズ 43P7K 50P79K C655シリーズ 43C655 50C655 C645シリーズ 43C645 50C645 85C645 C646シリーズ 75C646 85C646 P8Kシリーズ 55P8K 65P8K 75P8K 85P8K C655シリーズ 55C655 65C655 75C655 T8Bシリーズ 55T8B 75T8B 85T8B C6Kシリーズ 55C6K 65C6K 75C6K 85C6K 98C6K Q6Cシリーズ 55Q6C 65Q6C 75Q6C 85Q6C 98Q6C C755シリーズ 50C755 55C755 65C755 75C755 85C755 QM8Bシリーズ 50QM8B 55QM8B 65QM8B 75QM8B C7Kシリーズ 55C7K 65C7K 75C7K 85C7K Q7Cシリーズ 75Q7C 85Q7C C855シリーズ 65C855 75C855 85C855
今回のお題
最新モデルの4K液晶テレビのおすすめはどの機種?
どもAtlasです。
今回は、2025年8月現在、最新の4K液晶テレビの比較記事の7回目記事です。
4K液晶テレビのうち、TCLの製品を紹介していきます。

1・4K液晶テレビの比較【導入編】
:選び方の基本の説明
:東芝・レグザ〈日本〉
2・シャープの4K液晶TVの比較
:アクオス〈日本〉
3・ソニーの4K液晶TVの比較
:ブラビア〈日本〉
4・Panasonicの4K液晶TVの比較
:ビエラ〈日本〉
5・LGの4K液晶TVの比較
:ナノセル〈韓国〉
6・ハイセンスの4K液晶TVの比較
:Hisense TV〈中国〉
7・TCLの4K液晶TVの比較
:TCL TV〈中国〉
8・アイリスオーヤマの4K液晶TVの比較
:LUCA〈日本〉
9・各社の4K液晶TVの比較
:JVC〈日本〉
:マクスゼン・オリオン ほか
10・おすすめの4K液晶テレビ 【結論】
=全機からのおすすめの提案
なお、全般的な「4Kテレビの選び方の基本」は、1回目記事の冒頭(こちら)に書きました。
そちらを先にお読みいただいた方が、わかりやすいかと思います。よろしくお願いします。
映像の美しさ ★★★★★
目の疲れにくさ ★★★★★
音質の良さ ★★★★★
ネット動画 ★★★★★
番組表 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、いつものように、各製品を比較します。
そして、最後の「結論編」(こちら)では、上表のようなポイントから、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案する型式で書いていきます。
7・TCLの4K液晶テレビの比較

というわけで、中国のTCLエレクトロニクスの液晶テレビの比較です。
近年世界で急成長したテレビメーカーで、最近は日本の大手デンキヤにも製品が本格的に並んでいます。
TVメーカーとして日本での訪問修理にも対応するので、日本の(TVメーカーではない)格安な4K液晶テレビより保守網が確立しています。そういった場合は、(大きなテレビでも)持込修理や自費発送になるので、結構重要な部分です。中国勢は、TCLもハイセンスもですが、この部分はしっかりやっています。
なお、今回の記事では「入門機」「高級機」とわけて説明します。
7-1・TCLの入門機
はじめに、TCLの4K液晶テレビの入門機からです。
同社の場合、広色域化に寄与する「量子ドット」を入門機でも採用する機種が多いのが特長です。
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なお、以下では、前回と同じように、Atlasのおすすめできるポイントを赤字系で、イマイチと思う部分を青字で書きます。

【2025年4月発売】
(V6Cは Amazon限定モデル)
【43インチ】
1・TCL V6Cシリーズ 43V6C
¥47,310 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
【50インチ】
2・TCL V6Cシリーズ 50V6C
¥59,800 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
【55インチ】
3・TCL V6Cシリーズ 55V6C
¥61,800 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
3・TCL P6Kシリーズ 55P6K
¥71,200 楽天市場 (8/1執筆時)
3・TCL C9Kシリーズ 55C9K
¥118,200 楽天市場 (8/1執筆時)
【65インチ】
4・TCL V6Cシリーズ 65V6C
¥89,800 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
4・TCL P6Kシリーズ 65P6K
¥99,548 楽天市場 (8/1執筆時)
4・TCL C9Kシリーズ 65C69K
¥168,000 楽天市場 (8/1執筆時)
【75インチ】
5・TCL V6Cシリーズ 75V6C
¥99,800 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
5・TCL P6Kシリーズ 75P6K
¥124,200 楽天市場 (8/1執筆時)
5・TCL C9Kシリーズ 75C69K
¥198,000 楽天市場 (8/1執筆時)
パネル:VA
バックライト :直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
ネット動画:Google TV
フレームレート:
新4K放送チューナー:搭載(2)
V6C シリーズは、TCLの4K液晶テレビの入門機です。
なお、一部サイズでAmazonモデル(V6Cシリーズ)と家電量販店モデル(P6K・C9Kシリーズ )が重複しますが、性能は同じです。
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結論的にいえば、画面サイズだけみて、値段で決めてOKです。Amazonモデルは、クーポンがでている場合があるので、そちらもチェックしてみてください。

液晶パネルは、VAパネルです。
正確には、同社系列の大手パネル製造企業(TCL SCOTT)のHVAパネルです。
コントラスト比は、55型までは5000:1と、60型以上は5000:1です。
HVAは、TV用にこの部分を強化したパネルと言えます。
VAらしく「引き締まった黒」が実現できるテレビ向けの液晶パネルといえます。

バックライトは、直下型です。
画面直下にLEDが配置されるタイプで、今だとスタンダードです。
エリア制御はしません。
4Kチューナーは、2基搭載です。
格安機は1基だけの場合もありますが、本機には、裏番組の録画に対応できます。

HDR技術は、搭載です。
日本の新4K放送規格に採用されたHLGも対応です。
一方、映像に1つのメタデータしか持たないHDRは、それを独自補正する技術が重要ですが、こちらは、AI-HDRとしてその機能性があります。
ただし、低解像ソースをHDRに再計算するアップコンバートは未搭載です。

画像エンジンは、AiPQ プロセッサー です。
24年登場ですが、同社では初めて「AI」の文字が入りました。
AIの動作に配慮した高性能プロセッサと言え、画質補正部分の機能性も増えました。実際、ビッグデータを分析し、深層学習したAIによる画像補正は、映像調整において革新的で、大手はこの部分に最近傾注しています。
同社も24年機からはここを全面に出してきました。
高詳細化とノイズ処理(AIクリアリティ)、色域・コントラストの最適化(AIカラー・AIコントラスト)などがみられます。
AI処理の場合、「人間がみてどうなるか、制作者がどのような意図性で作ったか」という感覚的な要素を加味して表示できます。
他社上位機と比べると、映像中の人物などを把握(オブジェクト検出)することは不可ですが、1フレーム内のシーンを把握して分析はできます(AIシーン)
画質の自動調整は、未搭載です。
手動で「スポーツ・動画(映画)」モードなどが選べるだけです。
この部分の革新は最近のトレンドですので、やや残念です。

倍速液晶は、省略です。
ただ、MEMC(Motion Estimation & Motion Compensation)でフレーム補完技術を搭載をします。
フレーム補完という言い回しです。倍速パネルと違い、常時2倍の120コマを作るわけではないので、マイクロディミングの類ですが、「2倍速相当」としておきます。
他社の格安機にもみられるいわゆる「倍速機能(疑似倍速=点滅制御・制御の高速化・部分的な黒挿入ほか)のTCL版と言えます。
パナソニックのクリアモーションが、方式的に一番似ているかなと思います。
このタイプの場合、動きの速いスポーツ映像の再生時にはある程度効果があります。ただ、ゲームなど、動き量・速度の違う動体が多いようなコンテンツの場合は、逆に画質に悪影響であり、効果はないでしょう。
この部分で、倍速パネルと違いがありますが、コンテンツによってOFFにはできますし、他社同様、こうした技術の搭載はメリットといえます。

【2TB-8TB】
・IODATA EX-HDAZ-UTL2K
¥12,800〜 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
録画機能は、他社同様に、外付ハードディスクの増設に対応できます。
ダブルチューナーなので裏番組の録画に対応できます。

番組表は、最も重要な視認性の面で、健闘しています。
国内他社の製品とフォントの視認性などの部分でさほど劣らないです。
色合いやレイアウトはもう少し工夫があっても良いですが。

ネット動画サービスは、この機種は、GoogleTV に対応です。
Netflixなどのサブスクのアプリが自由にインストールできますので、幅広いサービスに対応できます。
なお、この場合、ChromeCast Build-inとなるため、クロームキャスト機能として、スマホの画面をキャストすることもできます。

スピーカーは、総合20Wの一般的なステレオ2.0chです(70型は30W)。
流行の3D立体サラウンドは、ドルビーアトモス規格に対応です。
地デジなどの音源も仮想的に3Dサラウンドにする機能性はないですが、入門機ならば問題ないです。
実際、本機は、出力は並で、また、上向きのハイトスピーカーはないですし、音質を重視する場合は、このブログの【サウンドバーの比較記事】で紹介したような製品を導入してもよいでしょう。
TCLも出しています。
本機は、HDMI端子がeARC対応なので、多チャンネル機でも増設しやすいです。

音声アシスタントサービスは、対応です。
リモコンを押しながらなので、ハンズフリーではないですが、Google Assistantを呼べます。
HFR(ハイフレームレート)は、4K/120Pには非対応です。
FPSゲームなどでカクツキを防ぐVRR(バリアブル・リフレッシュ・レート)には対応です。
---
以上、TCLのC655シリーズの紹介でした。
入門機の中でもとりわけ「安い」です。自社でパネルを含めた多くのパーツが調達できる強みと言えます。
パネル部分に問題ない性能である上、他社格安機と比べて、AI世代のエンジンで、補正力もなかなかなかです。課題は、そこまで強くないサウンドと、HFRの部分です。
一方、動く映像への対応は(さすがにこの価格帯では)倍速パネルは無理ですし、MEMCの工夫がある部分で、むしろ好感触です。
価格にもよりますが、少なくともノンブランドの入門機より性能は相当良い上で、大手の同級のライバル機の入門機に比する性能はあるように見えます。
ただし、後ほど見る、色域が相当広くなる「量子ドットパネル」採用の1グレード上位機とは、そこまで値段差がないです。TCLが得意とするのは、むしろそちらのタイプです。
「鮮やかな画質」を体験したいと思っている方は、特にそちらと比較しても良いでしょう。
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【2024年7月発売】
【43インチ】
6・TCL V6Bシリーズ 43V6B
¥46,472 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
【55インチ】
7・TCL V6Bシリーズ 55V6B
¥57,800 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
【75インチ】
8・TCL V6Bシリーズ 75V6B
¥98,800 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
(ビック系モデル)
【55インチ】
9・TCL P655シリーズ 55P655
¥79,800 楽天市場 (8/1執筆時)
パネル:VA
バックライト :直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
ネット動画:Google TV
フレームレート:
新4K放送チューナー:搭載(2)
なお、限定数ですが、旧モデルが残ります。
機能性は、パネル回りは、新機種とほぼ変わりません。
しかし、画像エンジンが旧世代のAlgo エンジン IIです。
先述のように、新世代はAIに最適化した世代ですが、こちらはそうではないです。
画質調整面では、ノイズ除去・詳細感の復元などについて言及があります。
ただ、AIを活かした技術ではなく、新機種や他社に比べると「シンプル」です。
テレビの場合、この部分は割と重要ですし、今ならば、新機種で良いかと思います。

【2025年4月発売】
(T6Cは Amazon限定モデル)
【43インチ】
10・TCL T6Cシリーズ 43T6C
¥59,800 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
10・TCL P7Kシリーズ 43P7K
¥61,700 楽天市場 (8/1執筆時)
10・TCL P79Kシリーズ 43P79K
¥59,800 楽天市場 (8/1執筆時)
【50インチ】
11・TCL T6Cシリーズ 50T6C
¥66,310 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
11・TCL P7Kシリーズ 50P7K
¥89,800 楽天市場 (8/1執筆時)
11・TCL P79Kシリーズ 50P79K
¥69,800 楽天市場 (8/1執筆時)
【55インチ】55P79K
12・TCL T6Cシリーズ 55T6C
¥77,800 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
【65インチ】
13・TCL T6Cシリーズ 65T6C
¥87,800 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
パネル:VA (量子ドット)
バックライト :直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
ネット動画:Google TV
フレームレート:4K/60p
新4K放送チューナー:搭載(2)
T6C シリーズとP7Kシリーズも、TCLの4K液晶テレビの入門機です。
先ほどの機種より1ランク上位機と考えてください。
本機も、一部サイズでAmazonモデル(T6Cシリーズ )と量販店モデル(P6Kシリーズ)が重複しますが、性能は同じです。
先述のように、Amazonモデルは、クーポンがでている場合があるので、買われる場合は値段は見てください。

液晶パネルは、下位機種と同じでVA(HVA)です。
ただ、本機は量子ドットパネル(QLED)です。
4K HDRを含めた最近の映像の進化に呼応する形で、主に「広色域化(色の鮮やかさ)」を強化するために使われます。

同じ「量子ドット技術」は複数の方式がありますが、テレビだとバックライト(光源直上)にシート状のフィルムを使う方式が主流で、TCLもそうです。
ただ、フィルム式の量子ドットは、ランクがあり色域(DCI-P3カバー率)が異なる複数の種類があります(特にRGBカラーの「緑・赤」の精度)。
TCLは全メーカー通しても珍しくDCI-P3カバー率を出しますが、こちらはDCI-P3 93%です(量子ドットProパネル)。上位機並みの色域ではないものの、入門機と考えれば十分でしょう。
バックライト強化で、輝度も従来機に対して25%アップしています(最大450ニト)。
量子ドットは、気をつけないと「派手目」な場合がありますが、本機は後述するエンジンの作用を含めて、入門機として問題ないです。
バックライトは、本機も、直下型です。

画像エンジンも、同じAiPQ プロセッサーです。
エンジン名が同じだと、同社の場合、補正性能は同じです。
ただ、このグレードのみ、シーン別色調補正・肌色補正の言及があります。
量子ドット技術で本機は、色域が広いので、それを活かす形の補正をなすと言えます。
HDR・チューナー数など、1つ上でみた下位機と仕様は変わりません。
倍速対応も、同じく、マイクロディミング(MEMC)で、2倍速相当です。
入門機として問題ないです。

スピーカーは、総合20Wです。
下位機種と変わりません。ドルビーアトモス規格に対応です。
ただ、こちらは、ステレオ音源などの仮想3DサラウンドもDTS Virtual:Xで対応です。
つまり、地デジなどの音源も仮想的に3Dサラウンドにできます。
昔の2Dサラウンドと違い、映画館のような高さ方向の情報もふまえて再生されるため、ここは最近人気です。
仮想サラウンド部分に力をいれる企業は少ないので、ワンポイントといえます。
HFR(ハイフレームレート)は、こちらも、4K/120Pには非対応です。
ただ、TCL独自の機能として、120Hz ゲームアクセラレータが利用できます(DLC 120Hz)。
4K解像度から低下する可能性があるとの表記ですので、真の120Pではないです。
あとの部分は、1つ上でみた製品と目立つ違いはないので、説明は省略します。
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以上、TCLのT6C シリーズの紹介でした。
冒頭見た製品と比べて、色域が広い量子ドットパネルである点が強調できます。
輝度部分はより上位の製品が良いですが「鮮やかな」画質を得られるため、しばらくぶりのTVの買換の場合、違いを感じられやすいでしょう。
一昔前安量子ドット機と違って、最近のTCLは格安機でも結構バランスが良い印象です。今どき菜画質と言えますし、入門機でもせっかく選ぶならば、こちらは良いかと思います。
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なお、量子ドットパネルの入門機は、旧機が残ります。
順番に確認しておきます。

【2024年5月発売】(55型以上は後述)
【43インチ】)43C69B
14・TCL C655シリーズ 43C655
¥64,800 楽天市場 (8/1執筆時)
【50インチ】50C69B
15・TCL C655シリーズ 50C655
¥67,800 楽天市場 (8/1執筆時)
パネル:VA (量子ドット)
バックライト :直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
ネット動画:Google TV
フレームレート:4K/60p
新4K放送チューナー:搭載(2)
第1に、 C655シリーズです。
このグレードの旧機(1世代前)です。
同じ量子ドットパネルであり、基本性能も新機種と変わりません。
ただ、そこまで安くはないので、特に選択肢にしなくても良いかと思います。
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【2023年2月発売】
【43インチ】
16・TCL C645シリーズ 43C645
¥50,800 楽天市場 (8/1執筆時)
【50インチ】
17・TCL C645シリーズ 50C645
¥63,800 楽天市場 (8/1執筆時)
【75インチ】
18・TCL C646シリーズ 75C646
¥116,300 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
【85インチ】
19・TCL C645シリーズ 85C645
¥178,000 楽天市場 (8/1執筆時)
19・TCL C646シリーズ 85C646
¥198,000 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
パネル:VA (量子ドット)
バックライト :直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
ネット動画:Google TV
フレームレート:4K/60p
新4K放送チューナー:搭載(2)
第に、 C645シリーズです。
同グレードの2世代前の量子ドット機です。。
ただ、先述のように、この世代だと、画像エンジンが、AI世代以前(Algo エンジン II)です。
TCLの場合、その後の世代の製品でもさほど高くないですし、あえてこちらを今選ばなくても良いかと思います。

【2025年4月発売】
【55インチ】
20・TCL P8Kシリーズ 55P8K
¥92,800 楽天市場 (8/1執筆時)
【65インチ】
21・TCL P8Kシリーズ 65P8K
¥125,455 楽天市場 (8/1執筆時)
【75インチ】
22・TCL P8Kシリーズ 75P8K
¥178,000 楽天市場 (8/1執筆時)
【85インチ】
23・TCL P8Kシリーズ 85P8K
¥278,000 楽天市場 (8/1執筆時)
パネル:VA (量子ドット)
バックライト :直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
ネット動画:Google TV
フレームレート:4K/60p
新4K放送チューナー:搭載(2)
P8K シリーズも、TCLの4K液晶テレビの入門機です。
ただ、1つ上でみたT6C シリーズとP7Kシリーズに比べて、多少性能が良い機種と言えます。
パネルは、本機も同じく量子ドットのVAです。
バックライトも、やはり直下型です。
パネル回りは、下位機と仕様は変わりません。

画像エンジンも、しかし、このグレードからAiPQ Proプロセッサーです。
画像補正部分で、ここまでみた製品より、より高度な処理をします。
入門機でも、ノイズ処理(AIクリアリティ)、色域・コントラストの最適化(AIカラー・AIコントラスト)、リアルタイムのシーン分析(AIシーン)はできました。

一方、AIクラリティは、このグレードからの言及です。
ノコギリ波(バンディングノイズ)の対処のためで、REGZAなども近年のせてきた機能です。
低画質の画像の底上げに寄与します。
画質の自動調整は、ただ、未搭載です。
最近は、AIによるコンテンツ分析や、明るさセンサーによる室内状況の把握で、画質を最適化する機能は上位機だと装備されています。
TCLの場合、この部分はあまり重視されません。

HDR10技術は、対応です。
下位機と比べる場合、こちらはAi-HDRに対応です。
HDR映像ほか、地デジを含む標準画質の画像を、再計算でHDR相当の画質にできます。
とくに、輝度表現が高めるので、テレビの持つ潜在能力を出せる感じで考えてください。

倍速パネルは、2倍速で対応です。
同社の現行機で、(本物の)倍速パネルを採用するのは、このグレードからです。
また、倍速パネルでも「なめらかに」表示できない高速な動きに効果的なBFI機能(黒フレーム挿入)もこのグレードからです。こちらは、仕組み上、輝度低下が伴うのでOFFにもできます。
先述のMEMCにも引き続き対応です。

このほか、AI技術(AIモーション)も、このグレードだと備わります。
動く物体を検知するとされます。パナソニック機のように、完全に物体(人体・乗物)を区別しての処理まではいきませんが、やや高度でしょう。
いずれにしても、本機は、動く画像に強くする複数の工夫がある点で、スポーツ、あるいは、動きの速いゲームなどには強いと言えます。

スピーカーは、総合35Wで、サブウーファが付く構成の2.1chです。
75インチ以上も同じ2.1ch構成ですが、アンプ出力を40Wにあげています。
またこちらも、ドルビーアトモスや、DTS Virtual:Xにしっかり対応です。
ネット動画サービスは、下位機と同じで、Google TV に対応です。
音声アシスタントサービスは、一方、このグレードは、TV自体にマイクが内蔵です。
この仕様だと、リモコンボタンを呼ばなくてもGoogleの音声AI(アシスタント)を呼べます。
結構便利です。
HFR(ハイフレームレート)は、4K/144Pにで対応です。
4K/120Pも対応ですし、ゲーム機の高リフレッシュレートを試したい方にも対応できます。
ーーー
以上、TCLのP8K シリーズの紹介でした。
画像エンジン部分の強化が目立ちますが、主には、動く映像への対応力が高い点が評価できます。
とくに、この部分に最も重要な倍速パネルを装備する製品では、各社通しても最安水準でしょう。
スポーツ観戦やゲームなど、この部分が割と有利に働くコンテンツをよく見る方は、追加投資する価値はあると思います。
ーーー
【2024年5月発売】
【55インチ】55C69B
24・TCL C655シリーズ 55C655
¥89,800 楽天市場 (8/1執筆時)
24・TCL T8Bシリーズ 55T8B
¥79,800 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
【65インチ】65C69B
25・TCL C655シリーズ 65C655
¥178,000 楽天市場 (8/1執筆時)
【75インチ】75C69B
26・TCL C655シリーズ 75C655
¥208,210 楽天市場 (8/1執筆時)
26・TCL T8Bシリーズ 75T8B
¥129,000 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
26・TCL C61Bシリーズ 75C61B
¥109,800 楽天市場(ビック系) (8/1執筆時)
【85インチ】85C69B
27・TCL T8Bシリーズ 85T8B
¥198,000 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
パネル:VA (量子ドット)
バックライト :直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速
ネット動画:Google TV
フレームレート:4K/60p
新4K放送チューナー:搭載(2)
なお、本機の1世代前の旧機となるのが、C655シリーズです。
このシリーズは、55型以上に限っては倍速パネルなので、新機種同様に「動く画像に強い」です。
画像エンジンは、AiPQ プロセッサー 3.0(AIPQ EngineIII)です。
Pro表記がないですが、上で説明したAiクラリティやAI-HDRを含めた、画像補正は新機種同様の機能性です。
スピーカーは、総合35Wで、サブウーファが付く構成の2.1chです(85型は50W)。
そのほかの部分も大きく新機種と変わりません。
量子ドットも、新世代と同じ色域(P3-93%)ですし、問題ないないです。
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結論的にいえば、サイズによっては新機種のが安いものも既にあります。
ただ、安めである場合、こちらを選んでも良いでしょう。
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【2025年1月発売】
【55インチ】
28・TCL A300Wシリーズ 55A300W
¥260,753 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
【65インチ】
29・TCL A300Wシリーズ 65A300W
¥260,753 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
【75インチ】
30・TCL A300Wシリーズ 75A300W
¥(278,000) 楽天市場 (8/1執筆時)
パネル:VA (量子ドット)
バックライト :エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速
ネット動画:Google TV
フレームレート:4K/144Hz
新4K放送チューナー:搭載(2)
このほか、TCLの場合、A300W シリーズと言うラインもありますが、少し特殊です。
NXTFRAME TVという名前ですが、いわゆるアートディスプレイです。

可動式スタンド FSD85ART-O
¥(54,800) 楽天市場 (8/1執筆時)
壁掛け金具は付属ですが、扉絵のフロアスタンドは別売になります。
パネルは、VAです。
広色域の量子ドットになります。

バックライトは、ただ、エッジ型です。
用途的に薄い方が「それっぽい」ので、問題ないです。
最近は直下型も薄くなってきましたが、奥行3.1cmとなるとやはりこの方式でしょう。
年間消費電力は、標準計算式229kw/h(6820円)ですので、商用にも向くでしょう。
スピーカーは、普通のステレオ2.0chの20Wです。
チューナーは3波のみで、新4K放送は非対応です。
Google TVもありますし、キャスト的に映像投影にも使えます。
フレームレートは、一方、4K/144Hzです。
ゲーム用というわけではないですが、動く映像を鮮明に出すためです。
--
結論的にいえば、目的特化型の製品なので、今回の製品紹介からすれば、選外です。
ただ、動画を含む「贅沢な」フォトフレームとして、結構よさげにみえます。ニーズはありそうです。
7-2・TCLの上級機
続いて、TCLの4K液晶テレビの上級機です。
現在的に、Mini-LEDバックライトの有無が同社の上位機・下位機を分ける大きな区分と言えるので、その点で区分した感じです。

【2025年5月発売】
【55インチ】
31・TCL C6Kシリーズ 55C6K
¥106,200 楽天市場
31・TCL Q6Cシリーズ 55Q6C
¥104,130 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
【65インチ】
32・TCL C6Kシリーズ 65C6K
¥158,000 楽天市場
32・TCL Q6Cシリーズ 65Q6C
¥153,000 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
【75インチ】
33・TCL C6Kシリーズ 75C6K
¥198,000 楽天市場
33・TCL Q6Cシリーズ 75Q6C
¥161,980 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
【85インチ】
34・TCL C6Kシリーズ 85C6K
¥298,000 楽天市場
34・TCL Q6Cシリーズ 85Q6C
¥198,000 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
【98インチ】
35・TCL C6Kシリーズ 98C6K
¥527,820 楽天市場
35・TCL Q6Cシリーズ 98Q6C
¥498,000 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
パネル:VA (QLED)
バックライト:MiniLED+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速
ネット動画:Google TV
フレームレート:4k/120p
新4K放送チューナー:搭載(2)
C6KシリーズとQ6Cシリーズ は、TCLの上位機です。
こちらも、Amazon限定で別型番で出していますが、仕様は同じです。
先述のように、クーポンの有無は見ておいてください。

液晶パネルは、下位機と同じく量子ドット(QLED)のVAです。
色域は、下位機種と同じDCI-P3カバー率93%ですので、紛うことなき広色域パネルです。
コントラスト比も7000:1とされます。VAとしてもかなり高めです。
一方、他社高級機と比べる場合、低反射シート・広視野角シートなどの装備は、未搭載です。
バックライトは、直下型です。
また、同社の場合、このグレードからmini LEDです。
各社の製品で書いてきたように、高級4K液晶パネルの場合、量子ドット+mini LEDは、4K HDR時代のテレビの画質を得たい場合、必須条件といえます。
それらを備える機種と言えます。

もちろん、エリア制御もしっかりしています(プレサイスローカルディミング)。一方、mini LEDの場合、どの程度細かくエリアわけして制御するかで、細かくグレードが分かれます。
しかし、本機の場合、続いて見る上位機と違って、分割エリアは512点です。
この価格クラスでは、優秀なのは間違いないですが、上位機とは差はあります。
一方、技術的な注目点は、「TCL全領域ハレーション制御」です(全領域ハロー制御テクノロジー)。
簡単に言えば、光源の強いmini LEDの場合、光漏れ(ハロー現象)により、映像のにじみが生じ、「黒の締まり」が犠牲になる場合があります。特に、斜めからの視聴ではそうですが、それを防ぐためのものです。
同年ハイセンスが発売した上位機(U9Rシリーズ)のMini-LED Xと同じで、マイクロレンズを利用して、光の指向性を制御する仕組みです。想像の範囲ですが、いずれも、TCL CSOTの技術を利用したものかもしれません。
なお、光源からレンズまでの距離を短くするこの本機のマイクロレンズの工夫(スーパーマイクロOD)により、本体の薄型化もさらに進められたとします。
4Kチューナーは、2基搭載です。

画像エンジンは、AiPQ Pro プロセッサーです。
ここは、既に見たP8K シリーズと同じです。
AIコントラスト・AIカラー・AIクラリティなどそちらで説明した機能性は、本機も対応です。

HDR10技術は、搭載です。
本機も、標準画質(SD画質)のHDRへのアップグレードに対応できます。
一方、このグレードからDLBアルゴリズム(ダイナミック・ライティング・バイオニック・アルゴリズム)の言及があります。
DLBAアルゴリズムは、Mini LEDのバックライト制御によって、HDR映像だけでなくSDR映像にも効果を発揮する技術です。
これは、映像に応じて画面の光の当て方をリアルタイムに制御することで、輝度表現力(明暗の表現)を向上させるものです。
たとえば、Ai‑HDRがスマホアプリで写真にフィルターをかけるような処理だとすれば、DLBアルゴリズムはスタジオでコンテンツに合わせて照明を調整しながら撮影するようなものです。
ソニーをはじめ、人間の認知特性、特に視覚のしくみに着目して補正を行う企業は多く存在します。 この技術(DLBA)も、そうした方向性に沿ったものです。

画質の自動調整は、このグレードからAIオート高画質(AiPQ)に対応です。
高級機では各社とも装備しますが、同社ではこのグレードから対応です。
先述の、文字表示の明確化(Ai-Clarity)、色彩調整(Ai-Color)、HDR画質の調整(Ai-HDR)と、シーン把握(Ai-Scene)などの処理をコンテンツに合わせて自動調整します(インテリジェンスモード)。
一方、他社の様に、ニュース・映画・などのコンテンツに分けた自動調整は、やはり非対応で、特定のシーン(花火やスポーツ)などによる調整も非対応です。
あくまで、コンテンツの画質情報からの調整になります。高級機でもこの仕様なのは、珍しいですが、その方が効果的という判断かもしれません。
一方、他社同様、このクラスだと、環境光センサー(光センサー)を装備し、室内の明るさと、照明色にあわせた画質調整をなします。
倍速液晶は、しっかり、4Kの2倍速パネル搭載です。
AI-モーションなどの補正も下位機種同様にあります。

番組表・ネット動画サービスは、いずれも、同社の下位機種と同じです。
したがって、Google TVも装備です。
スピーカーは、全機種とも40Wです。
サブウーファー(ONKYO企画)が付属しますが、普通の2.1chです。
リアルなハイトスピーカーがないのは、多少残念ですが、超薄型で、壁掛け向けですし、まあ、この程度で良いかとも思います。
ドルビーアトモス、DTS Virtual:Xとも、規格対応は下位機同様に」あります。
HFR(ハイフレームレート)は、4K/120Pに対応します。
PC向けには、こちらも4K 144Hz VRRに対応します。
あとは、下位機に対して、言及したい違いはないです。
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以上、TCLのC6Kシリーズなどの紹介でした。
55型あたりだと、相当の値ごろ感を感じます。
パネル回りは、さすがに製造部門をもつTCLらしく、この価格でマイクロレンズを利用する、先端技術を入れていますし、技術的見どころは多いです。
ソフト(エンジン)面は、TVSレグザなど他社が強いですが、ハードに注目する場合、目をひく要素が多いです。
10万円前後の予算で、最先端のテレビ技術を楽しみたい場合、良い候補です。
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【2024年5月発売】
【50インチ】
36・TCL C755シリーズ 50C755
¥89,800 楽天市場
36・TCL QM8Bシリーズ 50QM8B
¥89,800 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
【55インチ】
37・TCL C755シリーズ 55C755
¥99,800 楽天市場
37・TCL QM8Bシリーズ 55QM8B
¥99,800 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
【65インチ】
38・TCL C755シリーズ 65C755
¥129,800 楽天市場
38・TCL QM8Bシリーズ 65QM8B
¥129,600 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
【75インチ】
39・TCL C755シリーズ 75C755
¥198,000 楽天市場
39・TCL QM8Bシリーズ 75QM8B
¥174,000 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
【85インチ】
40・TCL C755シリーズ 85C755
¥448,000 楽天市場 (8/1執筆時)
パネル:VA (QLED)
バックライト:MiniLED+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速
ネット動画:Google TV
フレームレート:4k/120p
新4K放送チューナー:搭載(2)
なお、C755シリーズは、このグレードの型落ちになります。
液晶パネルは本機も、、同じく量子ドット(QLED)のVAパネルです。
バックライトも、直下型で、mini LEDです。
一方、先ほど強調した、ハロー現象軽減のためのマイクロレンズを利用した諸技術は、新機種からです。そのため、斜めからの視聴時の視認性は、世代差を感じそうです。
その代わり、低反射シートの工夫はあるのですが、バーターにはなりません。
DLBアルゴリズムに関わる部分も、やはり新機種からです。
スピーカーは、画面サイズで変わります。
50インチは、普通の2chステレオの30Wです。
55インチ以上は、2.1chでサブウーファ付きで、50Wとそこそこです。
あとは、そこまで目に付く違いはないです。
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結論的にいえば、新機種とは技術的部分で結構差があるので「安いからお得」とは言いにくいです。
とはいえ、Mini LED +量子ドットという「トレンド」なパネル構成で、AI世代の画像エンジンで、スポーツに強い 倍速パネルを装備しつつ、Google TVもあるという、贅沢な装備です。
10万円以下の価格で買えるならば、強いお得感を感じるとも言えます。

【2025年6月発売】(一部在庫切れ)
【55インチ】55Q7C同型
41・TCL C7Kシリーズ 55C7K
¥(198,000) 楽天市場 (8/1執筆時)
【65インチ】65Q7C同型
42・TCL C7Kシリーズ 65C7K
¥255,056 楽天市場 (8/1執筆時)
【75インチ】
43・TCL C7Kシリーズ 75C7K
¥(297,000) 楽天市場 (8/1執筆時)
43・TCL Q7Cシリーズ 75Q7C
¥197,600 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
【85インチ】
44・TCL C7Kシリーズ 85C7K
¥(255,056) 楽天市場 (8/1執筆時)
45・TCL Q7Cシリーズ 85Q7C
¥299,000 Amazon.co.jp (8/1執筆時)
パネル:VA (QLED)
バックライト:MiniLED+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速
ネット動画:Google TV
フレームレート:4k/120p
新4K放送チューナー:搭載(2)
C7KシリーズとQ7Cシリーズは、TCLの現行のハイエンド機です。
液晶パネルは、こちらも量子ドット(QLED)のVAパネルです。

バックライトも、直下型・min-iLEDのエリア制御対応です。
技術的には、本機も下位機種と同様に、「TCL全領域ハレーション制御(全領域ハロー制御テクノロジー)」を採用しています。
ただし、本機では集光レンズがより高性能な「Super Condensed Micro Lens」に進化しており、光漏れ(ハロー現象)の抑制効果がさらに高まっています。 あわせて、バックライトのLED素子自体も刷新されており、パネル面の輝度ムラの低減にも寄与しています。
こうした複合的な技術進化を反映した新型パネルは、従来のHVAパネルとは別格として「CrystGlow HVAパネル」という独自名称で差別化されています。
実際、55インチモデルで最大2048分割のエリア制御と、2600ニトのピーク輝度(85C7Kで3500ニト)を誇り、制御の緻密さと発光性能の両面において、下位機よりも明確に優位です。
色域もP3 97%ですので、PCモニターならば「デザイナー用」と言える水準です。

スピーカーは、Bang & Olufsenの監修とされます。
B&Oはデンマークの高級オーディオ企業で、このブログの別記事でも同社の各種オーディオ機器を結構紹介しています。マーケティングとしてはワンポイントでしょう。
出力は、非公開ですが、海外モデルの情報だと60Wです。
チャンネル数は、専門レビューサイトの情報だと6.2.2chです。
ハイトスピーカー2chほか、サブウーファー2chの個性的な構成です。6chは構成不明ですが、サウンドなどだと、センター2chにしたものがあるので、そんな感じでしょうか。
あとの部分は、下位機に対して、言及したい違いはないです。
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以上、TCLのC7KシリーズとQ7Cシリーズの紹介でした。
TCLらしく最新パネル技術を惜しみなく搭載し、そこを目当てに買いたい方に向けたコンセプトの機種です。
一方、音響部分のBang & Olufsenとのコラボも好ましく思いますが、TCLの良い部分1つは、他社が最近、こそこそ隠しがちな諸スペックを「正々堂々と、惜しみなく」開示する部分にあるように思います。
「自信の表れ」でしょうが、サウンド部もそうあって欲しいようには個人的には思います。
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なお、このグレードの旧機、および、上位の同社の高級機について、最後に確認しておきます。

【2024年5月発売】
【65インチ】
46・TCL C855シリーズ 65C855
¥255,056 楽天市場 (8/1執筆時)
【75インチ】
47・TCL C855シリーズ 75C855
¥279,800 楽天市場 (8/1執筆時)
【85インチ】
48・TCL C855シリーズ 85C855
¥357,525 楽天市場 (8/1執筆時)
パネル:VA (QLED)
バックライト:MiniLED+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速
ネット動画:Google TV
フレームレート:4k/120p
新4K放送チューナー:搭載(2)
なお、このグレードの旧機となるのが、C855シリーズです。
比較する場合、この世代もパネル輝度はほぼ同水準で、色域も
、TCLの現行の最上位機です。
液晶パネルは、こちらも量子ドット(QLED)のVAパネルです。
バックライトも、直下型・min-iLEDのエリア制御対応です。
この部分は、先ほどみた中級機と同じです。しかし、バックライトLEDコアが新世代で、かなり細かい新しい「6カットクリスタルチップ」です。おそらく、レグザ・LGほか各社の24年最上位機で採用された新世代のパネルです。
標準機度は650ニトで、ピーク輝度は、とくに、3,500nitsと相当高いです。色域も、P3カバー率95%ですので、ほぼ変わりません。
ただ、下位機の場合もそうだったように、光漏れ(ハロー現象)に関わる工夫が、旧機だと微妙に弱いです。輝度表現に関わる部分なので、残念と言えばそうです。。

スピーカーは、こちらは、60Wです。
B&Oとのコラボではないですが、2.1.2chで、サブウーファほか、ハイトスピーカー(アップファイリングスピーカー)が付いて、立体音響が、リアルに近く再生できる、比較的新しいと言って良い仕様です。
引き続き、ステレオ音源が仮想的に3D化できるDTS Virtual:X対応なので、内蔵としては、割と良いコンビでしょう。
あとは、先ほどの下位機とほぼ同じです。
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結論的にいえば、ハイエンドクラスですし、このクラスを狙っている層に対して言うならば、やはり、技術的見どころのあるのは、新機種であり、そちらを押します。
次回記事の予告
4K液晶TVのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、TCLの4K液晶テレビの比較でした。
しかし、記事は、まだまだ「つづき」ます。

8・アイリスオーヤマの4K液晶TVの比較
:LUCA〈日本〉
9・各社の4K液晶TVの比較
:JVC〈日本〉
:マクスゼン・オリオン ほか
10・おすすめの4K液晶テレビ 【結論】
=全機からのおすすめの提案
続く、8回目記事(こちら)では、アイリスオーヤマの4K液晶TVを比較します。
映像の美しさ ★★★★★
目の疲れにくさ ★★★★★
音質の良さ ★★★★★
ネット動画 ★★★★★
番組表 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回の10回目記事(こちら)では、全機種から、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を提案します。
引き続き、よろしくお願いします。
8回目記事は→こちら
