1回目からの続きです→こちら
今回の結論
最新モデルの8Kテレビのおすすめは結論的にこれ!
1・8Kテレビの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2: シャープ
1-3:LG
1-4:ソニー
2・ 8Kテレビの比較 (2)
=最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、今回は8Kテレビの比較でした。
先述のように、今の状況では8Kに投資することはあまりおすすめしにくいのですが、あえて言えば、ということで、いつものように、Atlasのおすすめ機種!を提案しておきます。
第1に、なんらかの目的で8K解像度を試したい方におすすめなのあ、
【2021年6月発売】(現行機)
【60インチ】
3・シャープ AQUOS 8T-C60DW1
¥151,301 Amazon.co.jp (4/12執筆時)
【70インチ】
4・シャープ AQUOS 8T-C70DW1
¥426,870 楽天市場 (4/12執筆時)
モニターパネル:低反射N-Blackパネル
バックライト :直下型+エリア制御
解像度:8K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K
フレームレート:4k/120p
新4K放送チューナー:搭載(2)
BS 8K放送チューナー:搭載(1)
映像の美しさ ★★★★★
目の疲れにくさ ★★★★★
音質の良さ ★★★★☆
ネット動画 ★★★★★
番組表 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
シャープのDW1ラインでしょう。
常識的な値段で新品が手に入る数少ない機種と言えます。
液晶パネルは、VAの発展系で、画質に定評があるUV2A(UVVA)液晶です。
同社の4K液晶ではもう採用されないパネルですし、その部分で、「優れた4K液晶テレビ」としても使えそうです。
その上で、昼間再生に強い低反射処理をした8K N-Blackパネルを採用した部分で、一般家庭のリビング用として使いやすい画質になっています。
現状では、8Kコンテンツは少ないです。
ただ、2K・4Kコンテンツのアップコンバートの部分にもある程度期待できるので、技術的な興味として8Kを試したい方にはよさそうです。
なお、先述のように、8Kコンテンツの音響を活かしきるには、サウンド部分が弱いです。
【サウンドバーの比較記事】で紹介した同社の製品など、別にシステムを導入すると、満足度は高まるでしょう。
第2に、超高級8Kテレビとして、現状で選ぶべき機種は、
【2020年3月発売】(現行機)
【85インチ】
9・SONY BRAVIA KJ-85Z9H
¥888,889 楽天市場 (4/12執筆時)
モニターパネル:トリルミナス
バックライト :直下型+独立LED制御
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート:4K/HDR10
フレームレート:4k/120p
新4K放送チューナー:搭載(2)
BS 8K放送チューナー:搭載(1)
映像の美しさ ★★★★★★
目の疲れにくさ ★★★★★
音質の良さ ★★★★★
ネット動画 ★★★★★
番組表 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ソニーのBRAVIA KJ-85Z9Hでしょう。
OLEDは、暗くしてのシアター用途専用ならば良いですし、LGやシャープのQLEDも優れた技術です。
ただ、いずれも、パネル部分の工夫で、似た技術は4Kには多くみられます。
その点、「バックライト マスタードライブ」として、現状で重要な輝度コントラスト制御について相当手間をかけて改良している点で、今でも通用する技術的な面白みは本機の場合あります。
もちろん、先述のように、日本政府も、業界も、8Kを推進する気があるかどうかもう不明なので、自分で8Kコンテンツを作成していたり、あるいは、8Kシアターなどがある企業などの、後継品という意味に限定しての「おすすめ」です。
ーーー
【2022年2月発売】(現行機)
【85インチ】
7・シャープ AQUOS XLED 8T-C85DX1
¥1,422,221 楽天市場 (4/12執筆時)
モニターパネル:N-Wideパネル
バックライト :直下型+エリア制御
解像度:8K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K
フレームレート:4k/120p
新4K放送チューナー:搭載(2)
BS 8K放送チューナー:搭載(1)
このほか、同じ85インチでは、シャープの高級機も最後に残った製品です。
ただ、特段工夫のない、普通のVAですし、こちらを選ぶならばソニーでしょう。
ーー
【2023年6月発売】
【88インチ】(新品在庫あり)
8・LGエレクトロニクス OLED88Z3PJA
¥3,292,350 楽天市場 (4/12執筆時)
モニターパネル:OLED evo gen3
バックライト :直下型+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速
コンバート:4K/HDR10
フレームレート:4k/120p
新4K放送チューナー:搭載(2)
BS 8K放送チューナー:搭載(1)
あとは、現行で継続販売なのは、LGのOLED(gen2)パネルだけです。
値段度外視でいえば、パネルと画像エンジンの世代の部分で、現行で唯一残った「現代的な8K機」です。
先述の「古くなった8Kシアターの代替品」という感じで、なにかしらの目的で、設備寿命の更新を狙う場合、選択肢になるかもしれません
補足:テレビと周辺機器について
というわけで、今回は、8Kタイプのテレビを紹介しました。
もともと、発展性のあるポジティヴな感じで書いた記事だったので、現状況に合わせて、更新するのは、少し辛かった感があります。
ただ、現状は実際、あまり先行きがない感じに思います。
1・10v-15v型液晶TVの比較
2・19v型液晶TVの比較
3・24v型小型液晶TVの比較
4・32v型中型液晶TVの比較
5・40v型のFHD液晶TVの比較
6・4K液晶テレビの比較
7・有機ELテレビの比較
8・8Kテレビの比較
9・チューナーレス4Kテレビの比較
10・テレビの選び方まとめ 【結論】
なお、このブログには、その他のテレビの比較記事があります。
このクラスをお探しだった映像美を求めたい方の場合、6番、7番あたりの記事ならば、お目当ての製品がもしかすると見つかるかもしれません。
よろしければ、これらもご覧ください。
ーー
最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。