Top PC用液晶モニター 比較2022'【目に優しい】4Kモニター53機の性能とおすすめ:27インチ 28インチ(3)

2022年07月17日

比較2022'【目に優しい】4Kモニター53機の性能とおすすめ:27インチ 28インチ(3)

【今回レビューする内容】2022年 PC用4K液晶ディスプレイの価格・性能とおすすめ・選び方: 27型 28型

【比較する製品型番】Acer KG281KAbmiipx NITRO VG280Kbmiipx CB282Ksmiiprfx JAPANNEXT JN-IPS2705UHDR JN-IPS28UHDRC65W Lenovo L28u-30 65FAGAC2JP IPS2801UHDR Apple Studio Display MMYQ3J/A MK0U3J/A MK0Q3J/A MMYX3J/A MMYW3J/A MMYV3J/A イイヤマ B2875UHSU-B1C XUB2893UHSU-B1 FFF IRIE FFF-LD27P6 FFF-LD28P4 FFF-LD27P2 FFF-LD27P2-RSG

今回のお題
最新4K液晶モニターのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2022年7月現在、最新の27型と28型の4K液晶モニターの比較です。

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1・27-28型4Kモニターの比較 (1)  
 1-1:DELL〈米国〉
 1-2:LG〈韓国〉
2・27-28型4Kモニターの比較 (2) 
 2-1:EIZO〈日本〉
 2-2:アイオーデータ〈日本〉
 2-3:フィリップス〈欧州〉
 2-4:BenQ〈台湾〉
 2-5:ASUS〈台湾〉
 2-6:HP〈米国〉
3・27-28型4Kモニターの比較 (3)
 3-1:Apple〈日本〉
 3-2:ACER〈台湾〉
 3-3:イイヤマ〈日本 〉
 3-4:JAPANNEXT〈日本〉
 3-5:その他の企業
4・4Kモニターの比較 【結論】
 =最終的なおすすめ機種の提案

 今回は、3回目記事です。

 今回は、台湾のAcerや日本のイイヤマなど、ここまで紹介できなかった企業の27インチ4Kモニターをみていきます。

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 ただし、「4K液晶モニターの選び方の基本」については、1回目記事こちら)の冒頭で書いています。

 そのため、検索エンジン経由でいらしていただいた方は、お時間がありましたら、1回目記事からお読みいただければ分かりやすいかと思います。

 よろしくお願いします。

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液晶パネルの画質 ★★★★★
目の疲れにくさ  ★★★★★
動画・ゲーム対応 ★★★★★
品質保証     ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 というわけで、以下では、各社のモニターを一機ずつ比較していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のポイントから、「Atlasのオススメ機種」を提案していきます。

 よろしくお願いします。

3-1・Appleの5Kモニター

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 はじめに、Appleの5Kモニターです。

 同社の場合、かなりの超高級機のみのラインナップです。

 一時期、自社ブランドの展開は止めていましたが、2019年に、プロ用の「Apple Pro Display」を再展開したほか、2022年は、27インチの5Kモニターも出しました。

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 なお、以下では、イマイチな部分は青字で、高評価できる部分は赤字で、本文を書いていきます。


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 【2022年】(執筆時売り切れ)

 【27インチ】

 【標準ガラス+VESAマウント】

 35・Apple Studio Display MMYQ3J/A
  ¥219,800 ビックカメラ.com (7/17執筆時)

 【標準ガラス+通常スタンド】

 36・Apple Studio Display MK0U3J/A
  ¥219,800 ビックカメラ.com (7/17執筆時)

 【標準ガラス+高性能スタンド】

 37・Apple Studio Display MK0Q3J/A
  ¥267,800 ビックカメラ.com (7/17執筆時)

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 【Nano-textureガラス+VESAマウント】

 38・Apple Studio Display MMYX3J/A
  ¥266,800 ビックカメラ.com (7/17執筆時)

 【Nano-textureガラス+通常スタンド】

 39・Apple Studio Display MMYW3J/A
  ¥266,800 ビックカメラ.com (7/17執筆時)

 【Nano-textureガラス+高性能スタンド】

 40・Apple Studio Display MMYV3J/A
  ¥314,800 ビックカメラ.com (7/17執筆時)

解像度:5K(5120 x 2880)
輝度:600cd/u
液晶方式:IPS グレア
コントラスト比:1200:1
応答速度:14ms (GTG)
HDR:
USB給電:96W
接続端子:Thunderbolt3 x1
スタンド:上下高さ
VESA:100mm   
スピーカー:6スピーカー
4K動画再生:
保証期間:1年

 Apple Studio Displayは、Appleの販売する5Kモニターです。

 仕様の違いで6種類あります。

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 上位モデルについては、Nano-textureガラスを採用します。

  31インチ Pro Display XDRで先行搭載されていて、Atlasも現物を見たことがあります。

 こちらについては、明るいオフィスなどで利用する方で、環境光の映り込み問題がある人向けのマット仕上げのNano-textureガラス仕様になります。

 そのほかは後述する、スタンド部分の違いになります。 

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 液晶パネルは、広色域対応のIPS液晶です。

 詳しいパネル種類は非開示です。

 ただ、同社の(50万円オーバーの) Pro Display XDRと違って、ブルーLEDをつかう量子ドットパネルではないようです。

 そのため、輝度については、上位1000カランに対し、600cd/u(ニト)相当に止まります。

 量子ドットは、(デザイン用としてはもちろん有効ですが)文字仕事を含めたマルチユースの場合、目の疲れを含め、この仕様のほうが良いかなとAtlasとしては思います。

 色空間は、ただし、デジタル動画編集などにおいて重要な、P3-DCIの対応水準であることは示されるものの、カバー率自体は非開示です。AdobeRGBなども不明です。

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 なお、表面処理は、ガラスなので、iMacなどと同じで、実際的に映り込みがあります。

 ただ、これもiMacと同じですが、独自の反射防止コーティング(プラズマ蒸着)がなされていて、相当特殊な環境でないならば、映り込みは気にならないといえます。

 また、この部分を気にするべき仕事の場合、Nano-textureガラスも選べます。

 こちらを選ぶべきかは難しいところです。繊細なので、付属する専用のポリッシングクロスでお手入れする必要があります。

 応答速度は、不明です。

 この部分を狙ったモニターではないので良いでしょう。

 HDRは、機能として表記がないです。

 標準輝度で600ニトはありますが、デザイン用として買う方は注意するべきポイントにはなります。

 画質調整機能は、用途に合わせたリファレンスモードを備え、自動調整がなされます。

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 接続端子は、Thunderbolt 3(USB-C)となります。

 接続用のThunderbolt 3 Proケーブル(2m)も付属です。

 PD対応で対応するノートPCに66W給電に対応です。

 MBP16インチでも速度低下なしに給電できます。

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 そのほか、USB-Cハブが3ポートつきます。

 こちらについては、給電は非対応です。

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 また、速度的にもハブについては、USB3.1規格なので、超高速なストレージの場合、1250MB/秒あたりにボトルネックはあります。

 HDCP2.2は、対応を明記しません。

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 スタンドは、先述のように、グレードごと3種類から選ぶ方式です。

 標準スタンドは、iMacのように傾きを30度程度で調整できるだけのチルトです。

 余計に予算を出すと、2軸で、105mm調整可能な高性能スタンドになります。

 一方、左右調整や縦表示は、高性能スタンドでもできません。その場合は、安いVESAマウントモデルを選んだ上で【モニターアームの比較記事】で書いたような、サードパーティの製品を導入することになります。

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 スピーカーは、言及に値します。

 上部を含めて6スピーカーを搭載するからです。

 本機については、「ドルビーアトモス」ほか、Appleが最近提唱している空間オーディオに対応することになります。

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 映画の立体音響規格である「ドルビーアトモス」の音楽用といえ、上下方向の音情報をもつので、立体的に音が聴けます。

 音源についても、Apple Musicも「空間オーディオ」音源をフォローしていきます。

 そのほか、本機については、前面カメラも装備します。

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 以上、Apple Studio Displayの紹介でした。

 新発売のMac Studioを利用する方ほか、MacBookのドックとして自宅ではiMacのように使いたい方が、選ぶべき5Kモニタだと思います。

 ただ、伝統的にAppleは純正モニターを「安売りしない」ので、割安感は正直ありません。コアなMacユーザー向けでしょう。

 一般的にはもう少し安めのモニターと合わせても良いかと思います。

 一方、デザイナー用としては、他社のプロ用が必ず公開するような色空間のスペックが非開示ですし、必ずしもそういった用途は想定されていないと思います。

3-2・ACERのモニターの比較

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 続いて、台湾のエイサーです。

 全回見たASUS同様に、日本では、ゲーミングモニターに強い印象のあるメーカーです。


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 【2019年】【28インチ】

 【Amazon限定】

 41・Acer KG281KAbmiipx
  ¥35,981 Amazon.co.jp (7/17執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:330cd/u
液晶方式:TN ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:1ms
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:HDMI 2.0x2 DPx1
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー:2W
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:1年(本体は3年)

 CB281HKは、Acerのゲーム向け4Kモニターの上位機です。

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 液晶パネルは、視野角の狭いTN液晶です。

 応答速度は、TN液晶の利点で、最大1ms (GTG)と動画・ゲームに強いモニターです。

 HDRは、HDR10のみ対応です。

 ピーク輝度の保証はないですが、一応、4KHDR対応モニターではあります。

 ただ、現状では対応していない機種も多いので、性能が悪いわけでもないです。

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 画質調整機能は、Acerは充実します。

 例えば、スーパーシャープネステクノロジーは、4Kに満たない映像を拡大表示した場合、「ぼやけにくく」表示する機能です。

 そのほか、ゲームなどの暗いシーンでの黒つぶれを防ぐため、10段階の調整ができるブラックブーストや、チラツキ対策となるフリッカーフリー機能も搭載となります。

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 スタンドの品質は、難点です。

 上下チルト(画面の角度調整)対応で、稼働性がイマイチだからです。

 接続端子は、HDMI2.0が2ポートと、ディスプレイポートです。

 HDCP2.2には、対応ですので、汎用的な利用が可能です。

 保証期間は、一方、Acerについては注意するべき部分です。

 というのも、各社とも、最近はパネル・バックライトを含む3年以上の保証が定例化しています。

 しかし、Acerは、パネル・バックライトは1年保証と旧来の業界水準のままです。

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 以上、Acerの28インチの4Kモニターの紹介でした。

 画像補正の部分では、多芸ではないものの、スーパーシャープネステクノロジーは目をひきます。

 ただ、TN液晶機であるほか、保証性の部分も考えると、イマイチ推せない製品です。


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 【2020年】【28インチ】

 42・Acer NITRO VG280Kbmiipx
  ¥34,877 楽天市場 (7/17執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:4ms (GtoG)
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子: HDMI2.0 x2 DPx1
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー:2W
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:1年(本体は3年)

 NITRO VG280Kbmiipxも、台湾のAcerの28インチのモニターです。

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 液晶パネルは、本機は、IPS液晶を採用します。

 TN液晶より視野角が広く、色再現性も高いです。

 目も疲れにくい優れた方式であり、4Kモニター向きです。

 応答速度は、4ms (GTG)です。

 IPSは応答速度を高めにくいのですが、本機は十分な速度があります。

 AMD FreeSyncも対応なので、AMD系のビデオカード利用時に、カクツキの防止が可能です。

 HDRは、旧水準のHDR10のみ対応です。

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 画質調整機能は、一方、ゲームに最適化されています。

 8種のゲームモードを持つほか、、暗部補正技術(ブラックブースト)が利用できます。

 スタンドの品質は、本機も難点です。

 上下のチルトのみ対応で、稼働性がイマイチです。

 大画面機は、小画面機ほどこの部分は重要ではないとはいえ、残念感はあります。

 接続端子は、ディスプレイポートとHDMI 2.0が2ポートです。

 HDCP2.2には、対応です。

 保証期間は、一方、本機も、パネル・バックライトは1年保証と旧来の業界水準です。

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 以上、Acerの28インチの4KIPSモニターの紹介でした。

 IPS液晶搭載で、値段もそこそこ安い製品です。ゲームや動画用に最適化された製品ですが、その上で、「目の優しさ」にも配慮したい方に向くでしょう。

 なお、目に優しいIPS液晶なので、書類仕事に利用しても良いですが、スタンドが貧弱な点が懸念材料です。

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 【2021年】【28インチ】

 43・ Acer OmegaLine CB282Ksmiiprfx
  ¥39,799 Amazon.co.jp (7/17執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
HDR:HDR10
応答速度:4ms (GtoG)
USB給電:
接続端子:HDMI 2.0×2 DP
スタンド:上下左右高さ回転
VESA:100mm
スピーカー;2w×2
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:1年(本体は3年)

 なお、2021年にCB282Ksmiiprfxという製品が登場しました。

 パネル部分は同じですが、本機については、稼働性の良い「パーフェクトスタンド」です。

 基本、ビジネス用でしょうが、 FreeSyncにも対応しますので、基本的には先ほどの機種の「上位機」とみなして良いでしょう。

 他社機と比較は必要ですが、同社の製品から選ぶならばこちらです。

3-3・イイヤマのモニターの比較

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 はじめに日本のイイヤマからです。

 現在はマウスコンピュータ傘下ですが、古くからあるディスプレイメーカーであり、品質には信頼性があります。


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 【2021年5月発売】

 【28インチ】B2875UHSU-1C

 44・IIYAMA ProLite B2875UHSU-B1C
  ¥30,900 Amazon.co.jp
(7/17執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:300cd/u
液晶方式:TN ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:1ms
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI2.0 DP DVI D-sub x1
スタンド:上下左右高さ
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(2.5w×2)
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:3年

 B2875UHSU-B1Bは、イイヤマが発売するモニターです。

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 液晶パネルはTN液晶です。

 TN液晶は、IPS液晶やVA液晶に較べて視野角狭く、正面以外から見にくいという欠点があります。

 正確な色味も得にくく、「眼が疲れやすい」モニターである点は留意が必要です。

 液晶の輝度は、300cd/uです。

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 応答速度は、1ms (GTG)と高速です。

 オーバードライブのかかりは5段階で調整可能です。

 そのため、動きのあるゲームや動画にとくに強いモニターといえます。

 TN液晶は視野角が狭いのが欠点ですが、IPS液晶より応答速度があげやすい特性があるため、ゲーム用として利用される場合があります。

 その場合は、TN液晶は「単なる廉価版」ではなく、速度的な目的のため採用されている点は重要です。

 HDRは、非対応です。

 画質調整機能は、一方、同社の4K機意外は意外と多彩ですが、本機はそうでもないです。

 「映像美」に関わる諸機能ほか、フリッカー対策の言及もないです。

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 スタンドの品質は、この機種の場合、高さの調節と前後左右の角度調節が可能です。

 ただ、他社機の高性能スタンドと比べると、縦表示は非対応で、前後の角度調整(チルト)の可動範囲は少し狭めではあります。

 接続端子は、DVI・HDMI2.0・DPD-sub端子を1つずつ付属します。

 付属ケーブルは、どのケーブルもフルセットで付属します。

 HDCP2.2も、対応です。

 スピーカーは、2.5wの簡易的なステレオスピーカーが搭載です。

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 以上、イイヤマのB2875UHSU-B1の紹介でした。

 TNだけに、4K液晶ながら、1ms (GTG)と速い応答速度が出せる点がポイントです。

 ただ、ゲームに特化した調整機能はないですし、動画関係の補正技術も不採用です。

 仕事に向かない部分はもちろん、その他の部分の見どころにもやや欠ける製品です。


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 【2021年10月発売】

 【28インチ】XUB2893UHSU-1

 45・IIYAMA ProLite XUB2893UHSU-B1
  ¥50,382 Amazon.co.jp (7/17執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS方式 ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:3ms (GtoG)
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI2.0 DP
スタンド:上下左右高さ回転
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(2w×2)
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:3年

 ProLite XUB2893UHSUも、イイヤマが発売するモニターです。

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 液晶パネルは、「IPS方式パネル」という「謎」の表記です。

 同社の説明では、IPSパネルの駆動方式と「同等の技術を使用した」と表現になります。

 イイヤマの場合、商標の関係でIPSを名乗れない製品になります。

 LG系を採用する際は、同社の場合、IPS(あるいは、AH-IPS)と記載するので、それ以外のどれかです。

 上表では有名な企業を示しましたが、他社にも出しますので不定です。

 202204131039.jpg  

 いくつかの可能性がありますが、上表のADSをだいたいの目安に考えたらいいです。

 視野角(178度)など問題は確認できないため、過度に神経質にはならないでください。

 IPS方式ならば、性質面では、基本「目に優しい」と言えます。 

 液晶の輝度は、300cd/uです。

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 応答速度は、3ms (GTG)と高速です。

 TNでないことを考えると優秀です。

 ただ、3msだとスジがでる可能性についての言及はあるので、ややピーキーなのかも知れません。

 ただ、オーバードライブのかかりは5段階で調整可能ですし、問題ありません。

 HDRは、非対応です。

 画質調整機能は、下位機種同様です。

 また、同社の製品はフリッカーレスの場合はカタログ明記があります。

 しかし、本機はフリッカー対策の言及もないです。

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 スタンドの品質は、フルスペックで、問題ありません。

 接続端子は、HDMI2.0・DPを1つずつ付属します。

 付属ケーブルは、DPが1.8mで、HDMIが1.5mです。

 HDCP2.2も、対応です。

 スピーカーは、2wの簡易的なステレオスピーカーが搭載です。

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 以上、イイヤマのProLite XUB2893UHSUの紹介でした。

 フリッカー対策に言及がない部分で、「IPS方式」ながらやや難を感じます。

 あとの部分は問題ないのですが、この部分はすでに「業界標準」でだいたいどこも明示することをふまえると、「目の優しさ」という基準ではすこし選びがたいです。

3-4・JAPANNEXTの4Kモニター

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 つづいて、ジャパンネクストの4Kモニターです。

 同社は、最近、格安モニターを海外工場から輸入販売している日本企業となります。

 基本的に値段重視なので、「製品のバージョンによって多少異なる場合」という註記があります。


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 【27インチ】

 【2021年】

 46・JAPANNEXT JN-IPS2705UHDR
  ¥38,577 Amazon.co.jp (7/17執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS系 ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:HDMI 2.0 HDMI DP
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー:3W×2
4K動画再生:
保証期間:3年/5年

 JN-IPS2705UHDR は、JAPANNEXTの4Kモニターです。

 解像度は、4K画質です。

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 液晶パネルは、「IPS系パネル」との表記です。

 PCモニターとしての採用例(信頼性)の少ない、LG以外の「ジェネリック」のどれかになります。

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 なお、4Kパネルは、TV用を中心にRGB三原色に「白」を加えたIPS-RGBWという廉価版が出回ります。この場合、黒が引き締まらないので、表現力的に劣ります。

 そのため、輝度・色空間(sRGBやDCI-P3の数値)・応答速度などを細かくみて、問題ないか確認してください。

 あまり安く、スペックや出自情報がはっきりしないものは、どのメーカーの製品も、個人的にはあまりオススメしていません。

 応答速度は、5msです。

 輝度は、300cd/uです。

 HDRは、HDR10として、対応します。

 なお、HDR使用時は明るさの調整は不可です。

 画質調整機能は、特段の独自機能は搭載しません。

 フリッカーフリーには対応です。

 スタンドの品質も、前後チルト(角度)のみなので、価格相応です。

 接続端子は、HDMIx3 DisplayPortx1 です。

 HDMIについては、1ポートのみHDMI2.0に対応し、4K/60p出力ができます。

 HDCP2.2には、対応情報がないです。

 付属ケーブルは、HDMIケーブルのみ付属します。

 スピーカーは、簡易的なステレオスピーカーが内蔵されます。

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 以上、JN-IPS2705UHDRの紹介でした。

 画質調整面の性能が目立つ機種です。TVメーカーがTVに採用するような技術も多く使われており、この部分は期待できます。

 一方、謎のIPS系パネルである点と、最大輝度が低い点で、多少見劣りする部分があります。

 利点と難点が混在している点で、「おすすめ」できるか微妙なラインの製品です。


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 【2021年12月発売】【28インチ】

 47・ JAPANNEXT JN-IPS2801UHDR
  ¥30,264 Amazon.co.jp (7/17執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS系 ノングレア
コントラスト比:1000:1
HDR:HDR10
応答速度:3ms (GTG)
USB給電:
接続端子:HDMI 2.0×2 DP
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー;2w×2
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:1年

  JN-IPS2801UHDRも、JAPANNEXTが販売する、28インチの格安4Kディスプレイです。

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 液晶パネルは、本機は「IPS系パネル」との表記です。

 先述のように、「IPS系」との表現の場合、類似方式の「ジェネリック」的製品になります。

 値段と輝度からして、恐らくRGB式でしょう。

 応答速度は、3msです。

 輝度は、300cd/uです。

 HDRは、HDR10水準で、対応です。

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 画質調整機能は、FPSゲーム用の3つの画質調整モードを持つほかは、フリッカー対策などが目立つ程度です。

 接続端子は、HDMI 2.0ポートが2つと DisplayPortという構成です。

 なお、こちらについては、USB-Cは未付属です

 HDCP2.2には、本機は、対応です。 

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 スタンドの品質は、本機も、角度調整のみです。

 また、VESA規格に対応するので、モニターアームの交換は可能ですが、支柱は取り外せないという謎仕様です。

 保証期間は、1年のみです。

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 以上、JN-IPS2800UHDR の紹介でした。

 比較的安い「IPS系パネル」な28型としてプレゼンスがあります。輝度も300cd/uですし、28インチ機だけで考えるとスペック的には良いかと思います。

 ただ、保証期間の部分と、液晶の種類がイマイチハッキリしない部分は、値段相応の部分があります。

 この価格帯ならば、保証の手厚い大手の4KIPSもあるため、価格面でもやや競争力は低めでしょう。

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 【2021年】【28インチ】

 48・ JAPANNEXT JN-IPS28UHDRC65W
  ¥34,882 Amazon.co.jp (7/17執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS系 ノングレア
コントラスト比:1000:1
HDR:HDR10
応答速度:5ms (GTG)
USB給電:65W
接続端子:HDMI 2.0×2 DP USB-C
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー;2w×2
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:1年

 なお、同じ筐体の上位機として、JN-IPS28UHDRC65Wもあります。

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 こちらについては、USB-PD対応で、USB-C接続時に65Wで、ノートPCへの給電ができます。

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 給電力は、ゲーミングノートPCを除けば、ほぼ速度低下なしに充電できる水準です。

 USB給電対応機としては、このサイズは安いので、この部分をマストとして、値段重視で考えるならば、本機は選択肢の1つとなるでしょう。

 モニターアーム利用時も、先ほどの機種のような制限はないようです。

3-5・その他のの4Kモニター

 最後に、ここまでみた以外のモニターについて、目に付いたものを「ざっくり」みておきます。


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 【2021年】【28インチ】

 49・ Lenovo L28u-30 65FAGAC2JP
  ¥42,839 楽天市場(レノボ) (7/17執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:300cd/u
液晶方式:広視野角液晶 ノングレア
コントラスト比:1000:1
HDR:HDR10
応答速度:4ms (GTG)
USB給電:
接続端子:HDMI 2.0 DP
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー;
4K動画再生:
保証期間:3年間

 Lenovo L28u-30は、中国のレノボが販売する格安モニターです。

 液晶パネルは、「広視野角液晶」という表現です。

 ただ、コントラスト比から察するに、ADSパネルなど、IPS系のジェネリックです。

 画像補正・スタンドほか、あとは特段に注目するべき機能はないですから、性能面ではイマイチです。

 IPS系列の4Kモニターとしては「安め」ですので、セールなどの割引次第で選択肢にはなるでしょう。ただ、筐体やスタンドのデザイナは素朴なので、職場向きでしょう。

 HDMIケーブルも付きますし、3年間保証もあります。


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 【USB-C端子あり】

 50・FFF IRIE FFF-LD27P6
  ¥29,800 Amazon.co.jp (7/17執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS方式? ノングレア
コントラスト比:1000:1
HDR:対応
応答速度:11ms (GTG)
USB給電:65W
接続端子:HDMI 2.0 DP USB-C
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー:3W×2
4K動画再生:HDCP2.3
保証期間:1年

 FFF-LD27P6 は、 FFF SMART LIFE CONNECTEDが販売する格安モニターです。

 日本でパーツ販売を行う会社で、SeagateのHDDの代理店となるフィールドスリーの関連会社(子会社)とのことです。

 202204131039.jpg

 液晶パネルは、IPS液晶です。

 ただ、IPSパネルという表記と「IPS方式」という表記が混在しています。

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 値段と輝度からすると、ADSのような「IPSのジェネリック」の1つかもしれません。

 この部分は、不定です。実際、IPSの可能性もあります。

 スタンドは、チルトのみです。

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 接続端子は、HDMI 2.0 DP USB-Cという構成です。

 ポイントは、この値段で、USB-Cの65W給電に対応することでしょう。

 4Kコンテンツに関わる、HDCPの部分もクリアしていますし、画像処理の部分で、フリッカー対策もあります。HDRにも対応です。

 一方、応答速度は、オーバードライブしても11msなので、ゲーム用ではないでしょう。

 保証は、ただし1年です。

---

 結論的にいえば、スタンド部分と四辺のベゼルがやや厚めな部分以外は、あまり大きな問題点を感じない製品です。

 コスパは、今回みた機種の中で抜けて良い製品の1つに思えます。

 ただ、液晶パネル部分の仕様に確信が持てない部分と、保証期間の短さは少しネックです。その部分も含めて「安い」ということは、承知して買う必要はあるでしょう。

ーーー

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 【USB-C端子なし】

 51・FFF IRIE FFF-LD27P2
  ¥28,800 Amazon.co.jp (7/17執筆時)

 【USB-C端子なし・レグザスティックあり】

 52・FFF IRIE FFF-LD27P2-RSG
  ¥39,000 Amazon.co.jp (7/17執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS方式? ノングレア
コントラスト比:1000:1
HDR:対応
応答速度:14ms (GTG)
USB給電:
接続端子:HDMI 2.0 HDMI1.5 DP
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー:3W×2
4K動画再生:HDCP2.3
保証期間:1年

 なお、同社からはFFF-LD27P2という製品も出ています。下位機種です。

 同じ27インチの4Kですが、応答速度が先ほどみた機種よりさらに悪いです。

 そのほか、USB-C端子がない仕様になります。

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 一方、本機については「レグザスティック同梱モデル」があります。

 GoogleTVが利用できるので、昨今話題の「TVの代わり」で売りたい機種なのかと思います。

 ただ、値段差から言えば、【STB機器の比較記事】で書いたような、Amazonほかの製品を買った方が安いでしょう。

ーーーー

 202207171153.jpg

 53・FFF IRIE FFF-LD28P4
  ¥35,800 Amazon.co.jp (7/17執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS方式? ノングレア
コントラスト比:1000:1
HDR:対応
応答速度:4ms (GTG)
USB給電:65W
接続端子:HDMI 2.0 DP USB-C
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー:3W×2
4K動画再生:HDCP2.3
保証期間:1年

 なお、ほぼ同じ仕様の28インチ機もあります。

 仕様面で、実質的には、今回見る同社の製品では最上位です。

 性能面ではほぼ同じですが、応答速度が4msと実用水準になります。

 その関係で、DCI-P3カバー率87.4%と上がりますので、パネル性能の部分で、値段差分の差はあるでしょう。また、本機については、リモコンが付きます。

次回に続く!
おすすめの4K液晶モニターは結論的にこれ!

 というわけで、今回の記事では、PC用の27型28型の4Kディスプレイについて書いてきました。

 しかし、記事はもう少し「続き」ます。

  201804111945.jpg

1・27-28型4Kモニターの比較 (1)  
 1-1:DELL〈米国〉
 1-2:LG〈韓国〉
2・27-28型4Kモニターの比較 (2) 
 2-1:EIZO〈日本〉
 2-2:アイオーデータ〈日本〉
 2-3:フィリップス〈欧州〉
 2-4:BenQ〈台湾〉
 2-5:ASUS〈台湾〉
 2-6:HP〈米国〉
3・27-28型4Kモニターの比較 (3)
 3-1:Apple〈日本〉
 3-2:ACER〈台湾〉
 3-3:イイヤマ〈日本 〉
 3-4:JAPANNEXT〈日本〉
 3-5:その他の企業
4・4Kモニターの比較 【結論】
 =最終的なおすすめ機種の提案

液晶パネルの画質 ★★★★★
目の疲れにくさ  ★★★★★
動画・ゲーム対応 ★★★★★
品質保証     ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 最終回こちら)となる次回は、「結論編」です。

 「まとめ」として、他サイズの4Kモデルを含めつつ、ここまで紹介した全てのモデルから、予算別・目的別のAtlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

 引き続き、よろしくお願いします。

 結論編は→こちら

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posted by Atlas at 14:07 | Comment(0) | PC用液晶モニター

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