1回目記事からの続きです→こちら
3-1・ジャパンネクストのモニター

3回目記事のトップバッターは、日本のジャパンネクストーのゲーミング用モニターです。
モニターを多数販売する、新興の日本のファブレス企業です。
1・格安ゲーミングモニターの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:LG〈韓国〉
1-3:BenQ〈台湾〉
1-4:イイヤマ〈日本〉
1-5:HP〈米国〉
1-6:DELL〈米国〉
2・格安ゲーミングモニターの比較 (2)
2-1:ASUS〈台湾〉
2-2:アイオーデータ〈日本〉
2-3:AOC〈台湾〉
2-4:TVS レグザ〈日本〉
2-5:ACER〈台湾〉
3・格安ゲーミングモニターの比較 (3)
3-1:JAPANNEXT〈日本〉
3-2:フィリップス〈オランダ〉
3-3:他の製品〈各社〉
4・ゲーミングモニターの比較
4-1:最終的なおすすめの提案【結論】
1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」の説明に沿いながら比較していきます。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

【2024年発売】【23.8インチ】
(ワイド型)
57・JAPANNEXT JN-i238G180F
¥14,980 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
(通常型)
58・JAPANNEXT JN-IPS238G180F
¥17,164 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
58・JAPANNEXT JN-Ei238G180F
¥16,480 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
リフレッシュレート:最大180Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
液晶方式;IPS系 (AAS) ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: AMD FreeSync
応答速度:3ms (GtoG)
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI2.0×2, Display port 1.2
スタンド:チルト
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
保証期間: 2年
JN-i238G180F は、日本のジャパンネクストが販売する23.8インチのゲーミング用モニターです。
複数ありますが、スタンド形状のみの違いです。
ワイド型は、画面に寄りやすいので、プレイ傾向によっては好まれます。
モニター解像度は、フルHDです。
リフレッシュレートは、最大180Hzです。
問題ないです
パネルは、Fast-IPSです。
応答速度は、GtoGで最大1msです。
ネイティブだと5ms(Typ)のパネルですし、このグレードのAUOとも変わりません。

なお、AAS表記ですので、台湾のイノラックスのパネルです。
ゲーミング用PCパネルの大手というイメージはそこまでないです。
しかし、IPS系を出す大手社の1つですので問題ないでしょう。
スペックは、輝度(300cd/u)、コントラスト比(1000:1)、色域(P3:85%)ですので、応答速度以外は、スタンダードな品質のIPSです。
チラツキ対策は、無印ですが、AMD FreeSyncに対応します。
HDRは、HDR10です。
画質面での補整機能は、あまり独自機能はないです。
一般的なゲームモードがあるほどです。
ディスプレイスタンドは、チルトのみです。

接続端子は、HDMI2.0×2, Display port 1.2という構成です。
どちらでも、フルHDで200Hzは扱える仕様です。
保証期間は、2年です。
短めです。
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以上、 ジャパンネクストのJN-i238G180Fの紹介でした。
Fast-IPS水準の格安機と言えますし、入門機として評価できます。
保証年数の短さと、独自技術のなさはマイナスですが、それゆえのこの安さです。
リフレッシュレートも、応答速度も問題ないです。
一方、スタンドの調整力は貧弱で、安定性もイマイチには思うので、モニターアームなどの導入を考えても考えても良いでしょう。
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【2025年発売】
【23.8インチ】
59・JAPANNEXT JN-IPS238G144DF
¥14,981 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
【24.5インチ】
60・JAPANNEXT JN-i245G144F
¥14,981 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
60・ JAPANNEXT JN-IPS245G144F
¥14,981 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
リフレッシュレート:最大144Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:350cd/u
液晶方式;IPS系 (FFS) ノングレア
コントラスト比: 1500:1
同期技術: AdaptiveSync(FreeSync)
応答速度:6ms (GtoG)
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI2.0x1 DisplayPort1.4
スタンド:チルト
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 2年
なお、同社の最安クラスのゲーミング用となるのが、これらです。
リフレッシュレートは、144Hzです。

パネルは、FFSパネルとの表記です。
上表はPCモニター用パネル(IPS系)生産する主要社のリストです。
FFSはADSパネルやサムスンのPLSと同じ駆動方式の名前です。ただ、PANDAなど、上表にない企業もこの種のパネルを作ります。
ただ、輝度(350cd/u)や、コントラスト比(1500:1)は割と良いです。おそらくTCL系のCSOTのパネル(HFS)かなと思います。色域は不明です。
応答速度は、ただ、さすがに課題です。
一応(緩い基準の)MPRTだと1ms(100Hz以上)としています。ただ、GtoGだとドライブ時も6msです。ネイティブだと14msクラスなので、さすがにゲーミング用といえるか微妙です。

【2023年発売】
【27インチ】
61・JAPANNEXT JN-IPS27F144-H-Y
¥22,980 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
リフレッシュレート:最大165Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:400cd/u
液晶方式;IPS (AHVA) ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: AMD FreeSync
応答速度:2ms (GtoG)
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI1.4×2, Display port 1.2
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
保証期間: 1年
JN-IPS27F144-Hは、日本のジャパンネクストが販売する27インチのゲーミング用モニターです。
モニター解像度は、フルHDです。
リフレッシュレートは、最大165Hzです。
パネルは、IPSです。
AHVA-IPS表記ですので、台湾のAUOの販売するものになります。先述のように、ゲーミング用だと、シェア率も高く、性能が良いモデルもだす企業です。
パネルスペックは、輝度(400cd/u)、コントラスト比(1000:1)で、色域(DCI-P3 81%)です。
輝度は価格としては高めな一方、色域はイマイチです。
応答速度は、2msです。
Fast-IPSとまではいかないグレードです。
なお、MPRTならばいずれも1msですが、この値は比較基準にできません。
チラツキ対策は、無印ですが、AMD FreeSyncに対応します。
HDRは、HDR10です。
標準輝度は400cd/uありますが、ピーク輝度の部分で、認定基準にはないようです。
画質面での補整機能は、あまり独自機能はないです。
一般的なゲームモードがあるほどです。

ディスプレイスタンドは、上位機のみフル稼動です。
調整幅は、高さ15cm、チルト(上15° 下5°)、左右60°と縦回転です。
若干チルト幅が狭いですが、27インチですし、及第点です
接続端子は、HDM1.4I x2 DisplayPort1.4 x1という構成です。
どちらでも、フルHDで144Hzは扱える仕様です。
保証期間は、1年保証です。
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以上、 ジャパンネクストのJN-IPS27F144-H-Yの紹介でした。
AHVAならば、ゲーミング用のIPSとして問題ない出所ですし、入門機としてここは評価できます。とくに、上位機は、スタンドの可動性も良く、応答速度も(1msには至らないにせよ)2msは確保します。
ただ、最近は、応答速度が1msのFast-IPSでも安いですし、他機との比較は必要です。
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【2025年発売】
【27インチ】
62・JAPANNEXT JN-IPS238G200F
¥18,164 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
リフレッシュレート:最大200Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
液晶方式;Fast-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: FreeSync
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:HDMI2.0 x2 DisplayPort1.4
スタンド:チルト
VESA: 75mm
スピーカー:2W×2
保証期間: 2年
なお、2025年に、同社から、Fast-IPS採用のJN-IPS238G200Fが追加発売されました。
おそらく、BOEのAHVAの上位仕様です。その点で、先ほどの機種の後継機にあたるでしょう。
リフレッシュレートは、最大200Hzです。
十分でしょう。
パネルは、Fast-IPSです。
スペックは、輝度(300cd/u)、コントラスト比( 1000:1)、色域(DCI-P3 91%)です。
入門機として、問題ないです。
スタンドは、ただ、チルト稼働のみです。
可動範囲も(上15° 下5°)と弱いです。
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結論的にいえば、パネルスペックだけで言えば、同社のフルHDのなかでは、クセがなく、良い仕様に思います。
ただ、この仕様は他社にも多くあるので、比較は必要でしょう。その場合は、スタンドの可動性と、保証期間がイマイチな部分については、注意してください。

【2024年発売】
(23.8インチ)
63・ JAPANNEXT JN-IPS238G200F-C6【黒】
¥20,891 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
(Amazon.co.jp限定)(性能は同じ)
63・ JAPANNEXT JN-i238G200F-C6 【黒】
¥18,981 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
応答速度:3ms (GtoG)
USB給電: 65W
接続端子:HDMI1.4×2, DP1.2 USB-C
スタンド:チルト
(23.8インチ)
64・ JAPANNEXT JN-IPS238G200F-HSP【黒】
64・ JAPANNEXT JN-IPS238G200F-HSP-W 【白】
¥20,891 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
(23.8インチ)【各色】
65・ JAPANNEXT JN-i238G200F-HSP-W
¥19,980 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
白: JN-i238G200F-HSP-W
黄:JN-IPS238G200F-HSP-YE
紫:JN-IPS238G200F-HSP-P
桃:JN-IPS238G200F-HSP-PK
青:JN-IPS238G200F-HSP-BB
応答速度:3ms (GtoG)
USB給電:
接続端子:HDMI1.4×2, DP1.2 ×1
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
(23.8インチ)
66・ JAPANNEXT JN-IPS238G200F-Camo 【迷彩色】
66・ JAPANNEXT JN-IPS238G200F-Camo-W【白迷彩】
¥18,164 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
(27インチ)
67・ JAPANNEXT JN-IPS27G200F-W 【白】
67・ JAPANNEXT JN-IPS27G200F-PPK【紫】
¥23,617 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
応答速度:5ms (GtoG)
USB給電:
接続端子:HDMI1.4×2, DP1.2 ×1
スタンド:チルト
リフレッシュレート:最大200Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:400cd/u
液晶方式:IPS系(HIS) ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: AMD FreeSync
応答速度:5ms (GtoG)
HDR:HDR400(相当)
USB給電:
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
保証期間: 1年
JN-238i165FHDR-HSP なども、ジャパンネクストの製品です。
かなりのラインナップがあります。
基本的に、スタンド部分と、端子構成の違いです。
あとは、画面サイズについて一部、27インチがある以外は変わりません。
リフレッシュレートは、最大200Hzです。
やや高めの値です。
パネルは、ノングレアのHISです。
HISは、中国のHKC(恵科)の生産するIPS系パネルです。
HKCは、VA系(HVA FSA)が主力でそちらのシェア率は相当です。日本だとKOORUIという格安ゲーム用モニターを直販しています。

上表は、IPS系パネルを製造する企業を示したものです。日本市場のPCモニターで、採用例が多い企業から、順番に並べています。
HISはVAが強いのですが、IPSだとレアです。
家庭用だとあまり使われないので、基本的に調達コストの部分での採用だと思います。
スペックは、色域(P3 91-93%)、輝度(400cd/u)ですので、スタンダードなIPSに対して、若干輝度が高めな仕様です。

HDRは、したがって、HDR400に対応する水準です。
正確には、同社はVESA認証をうけていないので、HDR400「相当」です。
応答速度は、ただし、GtoGで3msですので、Fast-IPSの水準ではないです。
見た感じ、このパネルは
一部、カラーモデルは5msですし、「普通のゲーム用」で、なめらかな動きを楽しみたい、というライトなニーズにむけたものです。

ピーク輝度以外にも認定基準はあるので、それをクリアしていない可能性はありますが、申請していないだけのような気もします。
チラツキ対策は、 FreeSync(無印)には対応します。
画質面での補整機能は、下位機種と変わりません。
独自技術の類は未装備です。

接続端子は、HDMI1.4×2, DP1.2 ×2です。
一部機種は、 USB-Cが装備される構成で、65W給電ができます。
どの端子でも、最高リフレッシュレートで接続できます。
HDMI1.4は、以前は120Hz迄でしたが、本機のように最近発売の機種だと144Hz対応表記の
スタンドは、下位構成だとチルトのみ(上15° 下5°)です。
上位構成だと、チルト角度(上15度・下5)・高さ(11cm)・左右(60度)と、可動性がやや良くなります。
保証期間は、1年です。
以上、JN-238i165FHDR-HSP などの紹介でした。
パネルの製造企業はともかくとして、ゲーミング用だと最近は、AUOやLGのFast-IPSパネル採用機がが安めで買えます。
GtoGで最大1msに至らないパネルは、若干陳腐化してきた感じもあるので、ゲーミングを有線にする場合、あまりおすすめしません。
ただ、輝度は高く、HDR400「相当」ではあるので、あまりスピードを要求されないゲームや、動画視聴には良いでしょう。
一方、格安パネルに限りますが、輝度高めなモニターは、仕事用だと、輝度が十分に落とせないなど、IPS系でも目が疲れやすい傾向があるので、仕事兼用にはおすすめしません。
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【23.8インチ】
【2023年発売】
68・JAPANNEXT JN-238i165FHDR-HSP【黒】
¥16,980 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
リフレッシュレート:最大165Hz
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
【2023年発売】
69・ JAPANNEXT JN-238i165FHDR【黒】
69・ JAPANNEXT JN-238i165FHDR-PK【ピンク】
¥16,980 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
リフレッシュレート:最大165Hz
スタンド:チルト
【2025年発売】
70・ JAPANNEXT JN-IPS27G200F【黒】
¥22,708 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
リフレッシュレート:最大200Hz
スタンド:チルト
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS系(HIS) ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: AMD FreeSync
応答速度:3ms (GtoG)
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:HDMI1.4×2, DP1.2 ×2
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
保証期間: 1年
なお、同じパネル種の下位モデルとなるのがこちらです。
リフレッシュレートは、165Hz です(25年モデル除く)。
型落ちで安めですが、輝度、コントラスト比は、先ほどの機種と違い普通水準です。
HDR部分の特徴もないため、新機種とは差があるといえます。

【2022年発売】
【23.8インチ】
71・JAPANNEXT JN-VG238FHD165
¥16,589 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
リフレッシュレート:最大165Hz
輝度:320cd/u
コントラスト比: 3000:1
接続端子:HDMI1.2 Display port 1.4
VESA: 75mm
スピーカー:
【27インチ】(24年追加)(Amazon限定)
72・JAPANNEXT JN-27V200F
¥18,233 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
リフレッシュレート:最大200Hz
輝度:300cd/u
コントラスト比: 3000:1
接続端子:HDMI2.0×2, Display port1.4×2
VESA: 100mm
スピーカー:
【31.5インチ】
73・JAPANNEXT JN-315MV165FHDR
¥(32,323) Amazon.co.jp (9/21執筆時)
リフレッシュレート:最大165Hz
輝度:300cd/u
コントラスト比: 4000:1
接続端子:HDMI2.0×2, Display port1.4×2
VESA: 100mm
スピーカー:
解像度:フルHD(1920×1080)
液晶方式;VA ノングレア
同期技術: AMD FreeSync
応答速度:1ms (MPRT)
HDR:HDR10
USB給電:
スタンド:チルト
保証期間: 1年
JN-VG238FHD165も、ジャパンネクストの製品です。
画面サイズは、23.8、27、31.5の3種類から選べます。
リフレッシュレートは、最大165Hzです。
パネルは、いずれも、VAです。
VAは、何度も書いたよう、応答速度が上げにくいパネルです。
GtoGでの値は非公開ですが、他パネル以上に悪いと思います。
応答速度は、GtoGでの値が不明です。
MPRTで1msなので、GtoGだと5msあたりかと思います。
複数の企業が生産しているので何とも言えませんが、ネイティブだと10msよりだいぶ遅いパネルだと思います。
スタンドも、稼働性の部分でチルトのみです。
加えて、(画面への寄りやすさはともかく)形状的に安定性が少し不安に思えます。
ただ、24年に出たAmazon限定モデルは、チルトながら普通のスタンドです。
あとは、言及したいことはないです。
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以上、JN-VG238FHD165の紹介でした。
ゲーミング用に選ぶ機種ではないでしょう。映像美の部分も、色域を含めてそこまで氷菓はできません。
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【2023年発売】
【24.5インチ】
74・JAPANNEXT JN-245GT180FHDR-HSP
¥17,982 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
75・JAPANNEXT JN-245GT180FHDR
¥16,182 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
スタンド:チルト
リフレッシュレート:最大180Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:400cd/u
液晶方式;TN ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: AMD FreeSync
応答速度:3ms (GtoG)
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:HDM1.4I×2, Display port 1.2
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
保証期間: 1年
このほか、同社はパネルがTNパネルの製品も出しています。
一昔前ならば、応答速度が高くできる点で、ゲーミング用の格安入門機でTNもプレゼンスがありました。
しかし、今だと、応答速度の面で改良がなされた、Fast-IPSがかなり安く買えるようになっています。現在的には選びにくいでしょう。
他社機でも書きましたが、あえて言えば、TNの色味になれた愛用者、あるいは、大会用で使われることが多いことに由来するニーズでしょうか。
応答速度は、とくに、GtoGで最大3msです。
基準が緩いMPRT値で1msとはいえ、TNのメリットがあまりない製品でもあります。
HDRは、一方、標準輝度が400cd/uですが、HDR10です。
VESA規格の認証がないためです。正確には「HDR400相当」との表記です。(VESAの認証ロゴではない)独自ロゴを出しています。
3-2・フィリップスのモニターの比較

続いて、オランダのフィリップスの曲面PCモニターです。
世界的な総合家電ブランドですが、モニターはTPVグループがライセンス展開しています。

【2025年発売】
【23.8インチ】
76・フィリップス EVNIA 24M2N3200L/11
¥14,800 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
【27インチ】
77・フィリップス EVNIA 27M2N3200L/11
¥16,800 Amazon.co.jp (9/20執筆時)
リフレッシュレート: 最大180Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/m2
パネル: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術:Adaptive-Sync
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:
接続端子:HDMI2.0x2 DisplayPort1.4
USB給電:
スタンド:チルト
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間:5年
EVNIA 24M2N3200L/11 などは、フィリップスが販売する2.5Kゲーミングモニターです。
画面サイズは、23.8インチと27インチから選べます。
リフレッシュレートは、180Hzまでです。
液晶パネルは、IPS表記ですが、実際的にFast-IPSです。
応答速度は、したがって、オーバードライブ時に最高で1msです。
スペックは、輝度(300cd/m2)、コントラスト比(1000:1)、色域(DCI-P3 95%)です。
フィリップスは昔から、色域を重視していて、本機も広色域とまでは言えませんが、数字は割と良いです。
チラツキ対策は、ただ、Adaptive-Sync です。
DP接続に限って効果があるタイプです。G-sync対応の表記もありますが。これは「Adaptive-Sync」として対応するだけで、専用プロセッサ踏査の上位規格ではないです。
この価格では当然ですが。

画質面での補整機能は、それなりに充実します。
目の優しさの点で重要な「フリッカー対策」はもちろん、「映像美」に関する部分も、「黒の締まり」を補正する、SmartContrast機能が付属します。
そのほか、クロスヘアほかゲーム系の諸機能は装備しますが、黒挿入のような、高度な独自技術はありません。
接続端子は、HDMI2.0x2 DisplayPort1.4という構成です。
問題ないです。
ディスプレイスタンドは、チルト角度(上20° 下5°)のみの調整です。
やや弱いです。
保証期間は、5年です。
同社の保証期間が長いのが売りです。
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以上、フィリップスのEVNIA 24M2N3200L/11 の紹介でした。
Fast-IPS水準のパネル搭載機は他社にもありますが、独自の補整機能が充実する点と、それなりに、色域高めのパネルを使っている点で、個性は感じる製品です。
スタンドや、Adaptive-Sync である部分は課題とは言えますが、この価格帯では、実際「安くて高性能」と言えます。
3-3・その他のモニターの比較
最後に、ここまで見た以外のメーカーの製品を「ざっくり」とまとめて紹介します。
【2023年発売】(24.5型は22年)
【23.8インチ】
76・MSI Optix G244PF E2
¥27,800 楽天市場 (9/21執筆時
【27インチ】
77・MSI Optix G274PF
¥21,780 楽天市場 (9/21執筆時
リフレッシュレート:最大180Hz
スタンド:チルト 上下 高さ 回転
輝度:300cd/u
HDR:
スピーカー:
【23.8インチ】
78・MSI Optix G244F E2
¥27,800 楽天市場 (9/21執筆時
【27インチ】
79・MSI Optix G274F
¥(32,800) Amazon.co.jp (9/21執筆時)
リフレッシュレート:最大180Hz
スタンド:チルト
輝度:300cd/u
HDR:
スピーカー:
【24.5インチ】(24年追加)
80・MSI Optix G255PF E2
¥24,800 楽天市場 (9/21執筆時)
リフレッシュレート:最大180Hz
スタンド:チルト 上下 高さ 回転
輝度:300cd/u
HDR:HDR 400
スピーカー:
リフレッシュレート:最大180Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
パネル: Fast-IPS (Rapid IPS) ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: G-SYNC Compatible
応答速度:1ms(GtG)
USB給電:
接続端子:HDMI2.0×2, Display port 1.2
VESA: 100mm
保証期間: 3年
Optix G244PF E2などは、台湾のMSIの入門用のゲーミングモニターです。
モニターサイズは、23.8インチと27インチと24.5インチの3種類です。
それぞれスタンド形状が違うほか、輝度とHDR対応の部分が各機で変わります。
液晶パネルは、Fast-IPSです。
同社は「rapid-IPS」との表記しますが、同じことです。
応答速度は、したがって、1ms(GtoG)です。
パネルはMSIの独自技術を利用しているとの表記ですが、パネルの刻みやスペックからすると、AUO製のIPSパネルで確定だと思います。
採用例も、ゲーミングでは多いですし、問題ありません。
輝度は、250〜400cd/uで各製品で変わります。
色空間も、各機で変わりますが、どれも、DCI-P3のカバー率で80%前後なので、広色域ではない、普通のパネルです。
チラツキ対策は、「NVIDIA G-SYNC Compatible」となります。

HDRは、一部機種は、HDR400に対応です。
ゲームでも「映像美」の点で、HDR対応は有利と言えるため、この部分に魅力を感じるならば、対応機を選びましょう。
画質補整は、あまり独自機能はないです。
ただ、暗部強化(ナイトビジョン)や、フリッカー対策はあるのは、老舗のゲーミングPCメーカーとして抜かりない感じです。
ディスプレイスタンドは、上位機に限りますが、高性能です。
縦回転ほか、チルト角度(25度)ほか、高さ(130mm)と左右(45°)度の調整ができます。

接続端子は、HDMI2.0×2, Display port 1.2 ×1という構成です。
いずれでも、表記上の最高リフレッシュレートに対応できます。
保証期間は、しっかり、3年保証です。
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以上、MSI Optic G251PFなどの紹介でした。
かなりの機種がありますが、どれもFast-IPSです。
価格的にエントリークラスのゲーミング用ということをふまえると、HDR400に対応する機種が良いかなと思います。スタンドも可動性が良い方をおすすめします。
いずれのモデルも価格次第ですが、MSIの場合、画質補正の部分が「あっさり」なので、Gシリーズの場合、最安値に近い価格で買えそうです。逆に言えば、最大手との差はそこになります。

【2022年発売】
【23.8インチ】
81・グリーンハウス GH-GLCC238AZ-BK
¥19,980 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
リフレッシュレート:最大144Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
パネル: ADS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: Adaptive-Sync
応答速度:1ms
HDR:
USB給電:
接続端子: DP×1 HDMI ×2
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年間
GH-ELCG238Aは、日本のPC周辺機器メーカーのグリーンハウスが販売する23.6インチのゲーミングモニターです。

スタンドは、白と黒の2色展開です。
モニター解像度は、フルHDで1920×1080です。
液晶パネルは、ADSです。
アイオーデータでもみましたが、性質は(無印の)IPSと同じです。
権利の上でそれを名乗れない「ジェネリック版」のパネルです。
正確には駆動が少し異なりますが、特性は同じです。
輝度は、300cd/uです。
平均値よりすこし低めですが、問題ありません。
リフレッシュレートは、最大144Hzです。

チラツキ対策は、Adaptive-Syncとの記載です。
DPにて、どちらのビデオカードにも対応できるような書き方ですが、言いかえれば、保証はされません。

応答速度は、オーバードライブ時1msです。
数字としては悪くはないです。
画質面での補整機能は、ただし、完全に省略です。
暗部補正についても言及がないです。
接続端子は、HDMI2つとDisplayPortが付属します。
HDMIは2.0ではないため、DPでつなげます。
HDMIの場合は、120Hzまでです。

ディスプレイスタンドは、格安モニターにしては充実する多機能スタンドです。
細かく見れば、チルト幅や高さ調整の柔軟性は他社の多機能スタンドに負けます。ただ、一般的に言えば、十分な稼働性です。
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以上、グリーンハウスのゲーミングモニターの紹介でした。
ゲーミングモニターとして言えば、画質向上技術の部分で物足りなさがあります。
ただ、スタンドも良いですし、ADSパネルなので、仕事にも使う一般的なモニターで良いが、「ちょっと高リフレッシュレート機も試したい」という場合は、選択肢になるかもしれません。
とはいえ、TV的な補正もないので、その用途に特に向くわけではないです。
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【2022年発売】
【23.8インチ】GH-GLCC238AZ-BK
82・グリーンハウス GH-GLCC238B-WH
82・グリーンハウス GH-GLCC238B-BK
¥23,500 楽天市場 (9/21執筆時)
リフレッシュレート:最大165Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
パネル: FFS ノングレア
コントラスト比: 1100:1
同期技術: Adaptive-Sync
応答速度:1ms(MPRT)
HDR:
USB給電:
接続端子: DP×1 HDMI ×2
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年間
一方、本機の後継機になると思われる製品が2023年に登場しました。

こちらは、FFSパネルという表記です。
ADSパネルやサムスンのPLSと同じ駆動方式の名前です。ただ、この方式は、小さめの企業を含めて多くの製造があるので、製造メーカーが特定できません。
いずれにしても、信頼性が高いのは、ADSの明言がある先ほどの機種でしょう。
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以上各社の製品をみてきました。
全機種を見ることはできないのですが、このほか、目に付いた機種を「ざっくり」ですが、紹介しておきます。

【2022年発売】
【23.8インチ】
83・富士通 VTA24021BT
¥27,273 楽天市場 (9/21執筆時)
リフレッシュレート:最大165Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
パネル: IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術::
応答速度:
HDR:
USB給電:
接続端子: HDM×2I VGA
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
保証期間: 5年間
第1に、富士通のVTA24021BTです。
パネルは、IPS表記です。
しかし、輝度スペックが悪いほか、応答速度もGtoGで、オーバードライブ時に4msです。
あまり質は良くないです。
その上で、HDRも対応せず、FreeSyncなどのチラツキ対策技術も対応しません。
逆に、ゲーミングモニターにもかかわらず、VGA端子があるなど謎仕様です。
スタンドの稼働性が良い部分と、5年保証という良い部分もありますが、市場(他社)の状況をしっかり見て、売り気で本気で発注したゲーミングモニターではないでしょう。
同社は、近年、普通の仕事用のモニターの一般販売もはじめたばかりですが、総じて仕様がチグハグであり、価格面ほか、市場のニーズと全く合わない感じがしています。
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【2022年発売】
【23.8インチ】
84・Xiaomi ゲーミングモニター G27i
¥17,990 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
リフレッシュレート:最大165Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
パネル: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術:FreeSync Premium
応答速度:1ms (GTG)
HDR:
USB給電:
接続端子: HDM×2I VGA
スタンド:チルト
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
保証期間:1年
第2に、シャオミのXiaomi G27i です。
ご存じのように、スマホでは超有名な中国の大手です。PCモニターも少数ですが、最近みるようになってきました。
パネルは、しっかりFast-IPSです。
応答速度は、したがって、IPSながら1msと良いです。
一方、輝度が250cd/uと、ゲーミング用としては低めで、HDRにも対応しません。
色域も、sRGBで99%のみの表記なので、広色域でもないです。
スタンドも、普通にチルトのみです。
可動幅も、上15°、下5°であまり調整力はないです。
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結論的にいえば、Fast-IPSの格安機として評価できる一方、その他の部分にもう少し個性が欲しい機種に思えます。保証部分(1年)も課題でしょう。
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【2024年発売】
【23.8インチ】
85・Pixio PX248 WAVE White
85・Pixio PX248 Wave Pastel Blue
85・Pixio PX248 Wave Pastel Pink
85・Pixio PX248 Wave Black
¥26,980 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
リフレッシュレート:最大200Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
パネル: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術:FreeSync Premium
応答速度:1ms (GTG)
HDR:対応
USB給電:
接続端子: DP1.4×1 HDMI2.0 ×1
スタンド:チルト
VESA: 75mm
スピーカー:3W×2
保証期間:1年
第4に、PixioのPX248 WAVE Whiteです。
日本では、23年末からの参入でスマホ周辺機器などを販売するHameeという企業が販売しています。
米国のファブレス企業になります。
割とカラフルなラインナッ
リフレッシュレートは、最大200Hzです。
みなれない刻みですが、結構オーバークロックした数字かと思います。
液晶パネルは、Fast-IPSです。
応答速度は、したがって、1msと良いです。
輝度は300cd/uで、色域は、DCI-P3は示されません(sRGB 112%)。
パネル製造企業も不明ですが、スペック的に、台湾のイノルックスあるいはBOEかなと思います。
HDRは、対応のVESA規格は示されないものの対応です。
スタンドは、チルトのみです。
可動幅も、上15°、下5°であまり調整力はないです。

なお、サイトだとモニター画面付近に、マーキングとフィルムが浮いているような模様が見えるが「製造上の仕様」としています。
ユーザー経験をふまえて言えば、誠実ではなく、さすがに「強弁に過ぎる」かなと思いました。
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結論的にいえば、Fast-IPS採用で、パネル部分は格安機として問題なさそうです。FreeSync Premiumも、HDRも無印ながら対応で、入門用の欲しいような機能は網羅します。
一方、スタンドにお金をかけていないので、ここはアームを利用するなどする方に向くでしょう。可動域という意味ほか、安定性という意味も含みます。実際、交換するつもりでで買う方も多そうです。
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【2024年発売】
【23.8インチ】
86・Pixio PX248 Prime Plus Black
86・Pixio PX248 Prime Plus White
¥24,980 Amazon.co.jp (9/21執筆時)
リフレッシュレート:最大180Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
パネル: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術:FreeSync Premium
応答速度:1ms (GTG)
HDR:対応
USB給電:
接続端子: DP1.4×1 HDMI2.0 ×2
スタンド:チルト
VESA: 75mm
スピーカー:2W×2
保証期間:1年
第5に、PixioのPX248 Prime Plusです。
1つ上の製品の下位機です。
同じく、Fast-IPSですが、リフレッシュレートがやや落ちる仕様です。
色域も、ごくわずか変わり、スピーカーも多少弱くなります。こちらは、先ほどの「マーキング」の説明がないです。先ほどの機種がでてすぐで他機種なので、その部分の対処もあっての「後継機」になるかなと思います。
次回に続く!
入門用ゲーミングモニターのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、入門グレードのゲーミングモニターの比較の3回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

4・ゲーミングモニターの比較 【結論】
=最終的なおすすめ機種の提案
液晶のみやすさ ★★★★★
スタンドの性能 ★★★★★
応答速度 ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
最終回となる次回記事(こちら)は、記事全体の「結論編」です。
他の解像を含めた、ゲーミング用モニター全部から、価格別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。
結論編は→こちら
