【今回レビューする内容】2022年 最新ゲーミングモニターの性能とおすすめ:フルHD 144Hz 165Hz
【比較する製品型番】Acer NITRO VG1 VG271Sbmiipx VG2 VG242YPbmiipx XV270Pbmiiprfx VG270Sbmiipfx XV270Pbmiiprfx VG240YSbmiipfx AOC G2490VX/11 グリーンハウス GH-GLCC238A-BK GH-ELCG238A-BK2 MSI Optic G272 MSI Optic G243 MSI Optic G251 PF JAPANNEXT JN-IPS245FHDR165 JN-IPS27FHDR144 JN-GT236FHDR165
今回のお題
ゲーミングディスプレイのおすすめはどの機種?
ども、Atlasです。
今日は、2022年4月現在、最新の格安ゲーミングモニターの比較の3回目記事です。
1・格安ゲーミングモニターの比較 (1)
1-1:DELL〈米国〉
1-2:HP〈米国〉
1-3:LG〈韓国〉
1-4:BenQ〈台湾〉
2・格安ゲーミングモニターの比較 (2)
2-1:ASUS〈台湾〉
2-2:アイオーデータ〈日本〉
2-3:イイヤマ〈米国〉
3・格安ゲーミングモニターの比較 (3)
3-1:ACER〈台湾〉
3-2:その他の製品〈各社〉
4・ゲーミングモニターの比較 【結論】
=最終的なおすすめ機種の提案
2回目記事まで紹介できなかったAcerほかの製品を追加でみていきます。
ただし、「ゲーミングモニターの選び方の基本」については、1回目記事(こちら)の冒頭で書いています。
そのため、検索エンジン経由でいらしていただいた方は、お時間がありましたら、1回目記事からお読みいただければ分かりやすいかと思います。
1・格安ゲーミングモニターの比較
レート:144Hz -165Hz
解像度:フルHD
予算:2万円〜
2・高速ゲーミングモニターの比較
レート:240Hz -390Hz
解像度:フルHD
予算:3.5万円〜
3・2.5Kゲーミングモニターの比較
レート:144Hz--240Hz
解像度:WQHD
予算:4万円〜
4・4Kゲーミングモニターの比較
レート:144Hz
解像度:4K
予算:10万円〜
5・曲面ゲーミングモニターの比較
レート:144Hz〜165Hz
解像度:フルHD WQHD UWWQHD
予算:3万円〜
6・ゲーミングモニターまとめ
=最終的なおすすめ機種の提案
なお、今回の記事は、このブログの「ゲーミングモニター」全体の比較記事としては、上表1番のカテゴリーの記事(2回目)です。
応答速度や解像の面で「より上位」の製品をお探しだった方は、該当リンクの記事をお読みいただければと思います。
よろしくお願いします。
---
液晶パネルの画質 ★★★★★
目の疲れにくさ ★★★★★
動画・ゲーム対応 ★★★★★
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、各社のモニターを一機ずつ比較していきます。
そして、最後の「結論」では、上表のポイントから、「Atlasのオススメ機種」を提案していきます。
よろしくお願いします。
3-1・ACERのモニターの比較
はじめに、台湾のエイサーの格安ゲーミング用モニターです。
ASUS同様に、日本では、ゲーミングモニターに強い印象のあるメーカーです。
-----
なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2021年】
【27インチ】
31・Acer NITRO VG1 VG271Sbmiipx
¥46,800 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
応答速度:3ms (GtoG)
【23.8インチ】
31・Acer NITRO VG2 VG242YPbmiipx
¥33,810 楽天市場 (4/14執筆時)
応答速度:1ms (GtoG)
周波数:最大144Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:400cd/u
液晶方式: IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
認証: FreeSync Premium
応答速度:3ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:
接続端子:HDMI 2.0×2, DP
スタンド:チルト
VESA: 100mm
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間: 1年(本体は3年)
NITRO VG271は、台湾のAcerの発売するゲーミングモニターです。
画面サイズの違いで2系統ありますが、パネルサイズに由来する応答速度の部分以外は、同じスペックです。
本体の形状は、3辺フレームレスで、マルチモニターにも向く製品です。
モニター解像度は、1920×1080のフルHD画質です。
液晶パネルは、IPS液晶です。
リフレッシュレートは、最大144Hzです。
チラツキ対策は、AMD FreeSync Premiumに対応します。
他社にも採用があったカクツキ対策もなされる上位版です。
応答速度は、23.8インチ機については、GtoGで1mmです。
ただし、27インチ機は、VRB換算で1msです。同じパネルと思われる旧機種のデータを参考にするとGtoGで、オーバードライブ時に3msです。
冒頭書いたように、オーバードライブは万能ではないので、この部分は1-4mm程度あれば、過度に意識しなくても良いでしょう。
HDRは、HDR400水準です。
輝度ピークが一定ないと名乗れない水準ですし、「映像美」に関わる部分で、ワンポイントです。
対応する動画・ゲームを再生する場合、階調表現に優れる画像を楽しめます。
ただ、SD画質をHDRにアップコンバートするような特別な技術は未搭載です。
画質面での補整機能は、イマイチです。
黒挿入系の技術がなく、残像感軽減に関する特別な対策がないです。
IPS液晶なのでてコントラスト強化はなされていますが、それに止まります。
「ゲーム」機能としては、暗いシーンの暗部補正技術として、ブラックブースト機能を搭載です。
接続端子は、DisplayPort×1、HDMI 2.0×2という構成です。
問題ないです。
付属ケーブルは、HDMIケーブル(1.5m)です。
ディスプレイスタンドは、た角度調整(チルト)のみで、この部分では低機能です。
保証期間は、3年です。
ただ、ディスプレイパネルとバックライトは1年保証になります。
---
以上、Acerの NITRO VG271の紹介でした。
IPS液晶で応答速度も速めです。ただ、メーカー独自機能の部分で、やや弱い部分がみられます。
【2020年】
【高性能スタンド搭載】
【27インチ】
32・Acer Nitro XV270Pbmiiprfx
¥39,800 楽天市場 (4/14執筆時)
スタンド:上下左右高さ回転
【上下チルトのみ】
【27インチ】
33・Acer NITRO VG270Sbmiipfx
¥34,800 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【23.8インチ】
34・Acer NITRO VG240YSbmiipfx
¥26,820 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
スタンド:チルト
周波数:最大165.0Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式: IPS ノングレア
コントラスト比:1,000:1
認証: FreeSync Premium
応答速度:2ms (GtoG)
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:HDMI 2.0 ×2, Display port
VESA: 100mm
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間: 1年(本体は3年)
XV270も、Acerの発売する27インチモニターです。
なお、VG270・VG240については、スタンドがチルト角度しか調整できない仕様になります。HDMIケーブルも未付属となります。
その他の点は、同じですので、同時に紹介します。
モニター解像度は、1920×1080のフルHD画質です。
液晶パネルは、IPS液晶パネルです。
リフレッシュレートは、最大165.0Hzとなります。
チラツキ対策は、AMD FreeSync Premiumです
ランクで言えば、カクツキ防止にも対応する中級になります。
応答速度は、オーバードライブ時に2ms(GtoG)となります。なお、0.5msという数値も出ますが、利用するとFreeSync利用不可です。
冒頭書いたように、オーバードライブによる応答速度の強化は、実用性を削ぐ場合もあるため、その部分だけ注目して買うことにはおすすめしません。
HDRは、HDR10水準です。
ただ、少し暗めの250cd/uという輝度なので、さほど強調もできません。
画質面での補整機能は、下位機の場合と同じで、黒挿入技術など、レベルの高い補正は不採用です。
接続端子は、DisplayPort×1、HDMI2.0×2という構成です。
本機は、HDMI2.0ですので、HDMIでも、高リフレッシュレートに対応です。
ディスプレイスタンドは、上位機は性能が良いです。
上下左右高さ回転をすべてフォローするため、疲れにくいでしょう。
保証期間は、パネルの保証が1年保証と短いです。
---
以上、Acerの XV270の紹介でした。
ゲーム用に独自の機能が乏しい点で、同じ傾向のDELLやHPといった企業の製品が比較対象でしょう。
そうみると、輝度や機能面を含めて、やや競争力に欠けると言えるかもしれません。
ーーー
【2021年】【Amazon限定】
【27インチ】
35・Acer Nitro XV270Pbmiiprfx
¥39,800 楽天市場 (4/14執筆時)
周波数:最大165.0Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:400cd/u
液晶方式: IPS ノングレア
コントラスト比:1,000:1
認証: FreeSync Premium
応答速度:1ms (VRB)
HDR:HDR400
USB給電:
接続端子:HDMI 2.0 ×2, Display port
スタンド:上下左右高さ回転
VESA: 100mm
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間: 1年(本体は3年)
一方、最近、Amazon限定で、以上の製品がみられるようになりました。
稼働性の良いスタンドを装備した上で、HDR400対応で、輝度が高いので、本機の方が上位機です。
ただ、応答速度がVEB表記で、GTGの場合何処まで伸びるかが不定です。おそらく、3msあたりではないかと思いますが、それで問題ない場合のみ選択肢にすると良いかと思います。
2-5・その他のモニターの比較
最後に、ここまで見た以外のメーカーの製品を「ざっくり」とまとめて紹介します。
【2021年】
【23.6インチ】
36・AOC G2490VX/11
¥22,200 楽天市場 (4/14執筆時)
周波数:最大144Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:350cd/u
液晶方式: VAノングレア
コントラスト比:3500:1
認証: Adaptive-Sync
応答速度:1ms(MPRT)
HDR:対応
USB給電:
接続端子:HDMI DP
スタンド:チルト
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 1年(本体は3年)
G2490VX/111は、米国のAOCの発売する23.6インチモニターです。
平面パネルの入門機として格安で売られるものです。
液晶パネルは、VA液晶です。
コントラストがあげやすく「黒が締まる」ので「映像美」に優れます。視野角も178度と広いです。
一方、「ギラツブ」とも呼ばれる独特の粒状感があるので、近接視聴だと目が疲れやすい部分があります。
リフレッシュレートは、最大165.0Hzとなります。
チラツキ対策は、 Adaptive-Syncと表記されます。
G-SYNC・FreeSyncに、対応が保証されるか微妙な書き方です。
応答速度は、MPRT値で1msと出ています。
GtoGは不明ですが、他社の事例を参考にすれば、2-4msあたりだとは思います。
HDRは、対応です。
ただ、無印なので、HDR10などの規格には非対応です。
画質面での補整機能は、黒挿入技術など、上位技術は未採用です。
「ゲーム用」に、暗部補正(シャドウコントロール)がみられる程度です。
「目の優しさ」についても、最低限、フリッカー対策はなされる程度です。
接続端子は、HDMI D-sub Display portという構成です。
ディスプレイスタンドは、チルトのみです。
あまり高スペックではないです。
保証期間は、AOCは、パネルの保証が1年保証です。
ーーー
以上、AOCのG2490VX/111の紹介でした。
値段が安めなのは良い部分です。
ただ、高リフレッシュレート対応機ではありますが、それ以外に特段の個性がない機種ですので、多少選びにくいです。
【2022年】
【24.5インチ】
37・MSI Optic G251 PF
¥35,800 楽天市場 (4/14執筆時)
周波数:最大165Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:400cd/u
液晶方式: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
認証: G-SYNC Compatible
応答速度:1ms(GtG)
HDR:HDR 400
USB給電:
接続端子:HDMI×2, Display port
スタンド:チルト・上下・高さ
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年
Optic G251 PFは、台湾のMSIの24.5インチのモニターです。
モニター解像度は、フルHDで1920×1080です。
液晶パネルは「rapid-IPS」との表記ですが、実質的にFast-IPS相当です。
ただ、MSIの独自技術を利用しているとの表記なので、細かい方式は違うかもしれません。
いずれにしても、スペック的には、DELLやLGの Fast-IPSモデルのライバルです。
リフレッシュレートは、最大165Hzです。
チラツキ対策は、「NVIDIA G-SYNC Compatible」となります。
HDRは、HDR400に対応させている部分が目立ちます。
ゲームでも「映像美」の点で、HDR対応は有利と言えるため、この部分に魅力を感じるならば、本機は候補になります。
画質面での補整機能は、あまり独自機能はないです。
ただ、暗部強化(ナイトビジョン)や、フリッカー対策はあるのは、老舗のゲーミングPCメーカーとして抜かりない感じです。
ディスプレイスタンドは、回転はできませんが、チルト角度(25度)ほか、高さ(130mm)と左右(45)度の調整ができます。
十分でしょう。
接続端子は、HDMIx2 DisplayPortx1という構成です。
保証期間は、しっかり、3年保証です。
---
以上、AMSI Optic G251 PFの紹介でした。
基本的には、DELLやLGのFast-IPS機がライバルになります。
その場合、本機については、輝度が高めでHDR400に対応するのが良い部分です。その代わり少し高めではあるので、この部分に価値を見いだせる場合、本機は選択肢になります。
ーーー
【27インチ】
38・MSI Optix G272
¥30,800 楽天市場 (4/14執筆時)
周波数:最大144Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPSパネル
コントラスト比:1000:1
認証: Adaptive-Sync
応答速度:1ms(MPRT)
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI×2, Display port
スタンド:チルト
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 1年
なお、MSIからは、IPS液晶採用の格安機も出ています。
本機については、応答速度がMPRT値で、輝度も250cd/uと水準としては弱めです。
また、端子は、HDMI1.4ですが、(それでも)144Hzまでは対応するとの表明です。
機能面では、LGのIPS液晶機と比較する場合、IPSゲーム用の暗部強化(ナイトビジョン)はありますが、スタンドやモニターのスペックの割に、多少ですが高いです。
ーーー
【2021年】
【23.8インチ】
39・MSI Optix G243
¥24,480 楽天市場 (4/14執筆時)
周波数:最大165Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:350cd/u
液晶方式: VAノングレア
コントラスト比:3000:1
認証: FreeSync Premium
応答速度:1ms(MPRT)
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI×2, Display port
スタンド:チルト
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年
また、MSIは、VA液晶のゲーミング用も出します。
こちらについては、 FreeSync Premiumです。
ただ、先ほども書いたように、VA液晶は(値段以外の部分で)ゲーミングに向いているとは必ずしも言えません。
応答速度が、VAの場合もっとも心配ですが、MART値しか分かりませんし、スタンドの稼働性がチルトのみとイマイチとなります。
【2022年】
【24.5インチ】
40・JAPANNEXT JN-IPS245FHDR165
¥25,245 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
周波数:最大165Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:400cd/u
液晶方式;IPS系 ノングレア
コントラスト比: 1000:1
認証: AMD FreeSync
応答速度:1ms (MPRT)
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI×2, Display port
スタンド:チルト
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
保証期間: 1年
JN-IPS245FHDR165 は、日本のジャパンネクストが販売する高リフレッシュレート機です。
工場を持たないファブレス経営の企業で、多くのモニターをラインナップしている新興企業です。
モニター解像度は、フルHDで1920×1080です。
液晶パネルは、ただ「IPS系」との表記になります。
この表記の場合、IPS液晶を商標の関係で名乗れないパネルになります。
視野角や視認性などは同等ですが、PCモニターとしての採用例が少ないものについては、信頼性は劣ると言えます。
応答速度は、1msとの表記ですが、GtoG表記ではなく、MPRTです。
リフレッシュレートは、最大165Hzです。
チラツキ対策は、無印ですが、AMD FreeSyncに対応します。
HDRは、HDR10です。
輝度は400カランありますが、認定基準にはないようです。
画質面での補整機能は、あまり独自機能はないです。
一般的なゲームモードがあるほどです。
ディスプレイスタンドは、チルトのみ対応します。
接続端子は、HDMIx2 DisplayPortx1という構成です。
HDMIの規格は1.4ですが、カタログによると、フルHDで144Hzは扱えるので問題ないでしょう。DPも同様です。
保証期間は、1年保証です。
---
以上、 JN-IPS245FHDR165の紹介でした。
基本的に「値段」で選ぶ機種です。ただ、パネル種類がはっきりしない部分があります。また、しっかり明記のある他社機との価格差もさほどはないので、やや選びにくいです。
ーーー
【2022年】
【27インチ】
41・JAPANNEXT JN-IPS27FHDR144
¥26,255 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
周波数:最大144Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:400cd/u
液晶方式;IPS系 ノングレア
コントラスト比: 1000:1
認証: AMD FreeSync
応答速度:1ms (MPRT)
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:HDMI×2, Display port
スタンド:チルト
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
保証期間: 1年
なお、同じく「IPS系パネル」の27インチ機になるのがこちらです。
仕様はほぼ同じですが、リフレッシュレートの最大値が144Hzです。そのほか、FreeSyncが、DP以外で働かないなどの制限が目立ちます。
ーーー
【2022年】
【23.6インチ】
42・JAPANNEXT JN-GT236FHDR165
¥21,800 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
周波数:最大165Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
液晶方式;TN ノングレア
コントラスト比: 1000:1
認証: AMD FreeSync
応答速度:1ms (MPRT)
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:HDMI×2, Display port
スタンド:チルト
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
保証期間: 1年
一方、同社の「最安」といえるのがJN-GT236FHDR165です。
ただ、本機についてはTN液晶です。
一昔前ならば、応答速度が高くできる点で、ゲーミング用でもTNパネルはありでした。
ただ、応答速度の面で改良がなされた、Fast-IPSがかなり安く買えるようになっています。現在的には選びにくいでしょう。
【2020年発売】
【23.8インチ】(執筆時在庫なし)
43・グリーンハウス GH-GLCC238A-BK
(¥38,060) 楽天市場 (4/14執筆時)
43・グリーンハウス GH-ELCG238A-BK2
(¥24,980) 楽天市場 (4/14執筆時)
周波数:最大144Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
液晶方式: ADS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
認証: Adaptive-Sync
応答速度:1ms
HDR:
USB給電:
接続端子: DP×1 HDMI ×2
スタンド:上下左右高さ回転
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年間
GH-ELCG238Aは、日本のPC周辺機器メーカーのグリーンハウスが販売する23.6インチのゲーミングモニターです。
台座と本体の色の違いで2系統あります。
モニター解像度は、フルHDで1920×1080です。
液晶パネルは、ADS液晶パネルです。
アイオーデータでもみましたが、IPS液晶の「ジェネリック版」といえるパネルです。
正確には駆動が少し異なりますが、特性は同じです。信頼性は、大手製造のIPS液晶に及ばない部分がありましたが、最近はだいぶ追いついています。
輝度は、300cd/uです。
悪くはないですが、最近のモニターとしては「平凡」です。
リフレッシュレートは、最大144Hzです。
チラツキ対策は、Adaptive-Syncとの記載です。
DPにて、どちらのビデオカードにも対応できるような書き方ですが、言いかえれば、保証はされません。
応答速度は、オーバードライブ時1msです。
数字としては悪くはないです。
画質面での補整機能は、ただし、完全に省略です。
暗部補正についても言及がないです。
接続端子は、HDMI2つとDisplayPortが付属します。
HDMIは2.0ではないため、DPでつなげます。
HDMIの場合は、120Hzまでです。
ディスプレイスタンドは、格安モニターにしては充実する多機能スタンドです。
細かく見れば、チルト幅や高さ調整の柔軟性は他社の多機能スタンドに負けます。ただ、一般的に言えば、十分な稼働性です。
---
以上、グリーンハウスのゲーミングモニターの紹介でした。
ゲーミングモニターとして言えば、画質向上技術の部分でだいぶ物足りなさがあります。VESAのAdaptive-Syncとの表記にとどめ、実際の対応を示さない部分も、逆に不安になります。
ただ、スタンドも良いですし、ADSパネルなので、仕事にも使う一般的なモニターで良いが、「ちょっと高リフレッシュレート機も試したい」という場合は、選択肢になるかもしれません。
ただ、TV的な補正もないので、映像を含めたマルチメディア用途に向くわけではないです。
次回に続く!
ゲーミングモニターのおすすめは、結論的にこの機種!
というわけで、今回は、ゲ格安のゲーミングモニターの比較の3回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
1・格安ゲーミングモニターの比較
レート:144Hz -165Hz
解像度:フルHD
予算:2万円〜
2・高速ゲーミングモニターの比較
レート:240Hz -390Hz
解像度:フルHD
予算:3.5万円〜
3・2.5Kゲーミングモニターの比較
レート:144Hz--240Hz
解像度:WQHD
予算:4万円〜
4・4Kゲーミングモニターの比較
レート:144Hz
解像度:4K
予算:10万円〜
5・曲面ゲーミングモニターの比較
レート:144Hz〜165Hz
解像度:フルHD WQHD UWWQHD
予算:3万円〜
6・ゲーミングモニターまとめ
=最終的なおすすめ機種の提案
液晶のみやすさ ★★★★★
スタンドの性能 ★★★★★
応答速度 ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
最終回となる6回目記事(こちら)では、記事全体の「結論編」です。
全てのゲーミング用モニターから、価格別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。
6回目記事は→こちら