今回の結論
おすすめのポータブルハードディスクはこの機種!
1・ポータブルハードディスクの比較 (1)
1-1:バッファロー〈日本〉
1-2:IODATA〈日本〉
1-3:WD〈米国〉
2・ポータブルハードディスクの比較 (2)
2-1:東芝〈日本〉
2-2:エレコム〈日本〉
2-3:LaCie〈フランス〉
2-4:トランセンド〈台湾〉
3・ポータブルハードディスクの比較 (3)
=最終的なおすすめ機種の提案
というわけで、今回は、ポータブルHDDの比較でした。
最後に、ここまで紹介した全機種から、目的別・価格別にAtlasのおすすめ機種!を提案しておきたいと思います。
第1に、安価で保証期間やハードディスクの品質が充実している点でオススメなモデルは、
【2019年発売】
【My Passportシリーズ】
【5TB】
18・WD WDBPKJ0050BBK-WESN
¥19,187 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【Mac版 5TB】(2つは同じ製品)
18・WD WDBA2F0050BBL-WESN
¥20,200 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
18・WD WDBA2F0050BBL-JESE
¥21,780 楽天市場 (11/16執筆時)
【4TB】
18・WD WDBPKJ0040BBK-WESN
18・WD WDBPKJ0040BBL-WESN
18・WD WDBPKJ0040BRD-WESN
¥15,562 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
重さ:210g
寸法:107.2 x 19.15 x 75 mm
【2TB】
19・WD WDBYVG0020BBK-WESN
19・WD WDBYVG0020BBL-WESN
19・WD WDBYVG0020BRD-WESN
¥11,149 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
重さ:120g
寸法:107.2 x 11.15 x 75 mm
保証期間: 3年
軽量性 ★★★☆☆
堅牢性 ★★★★★
PC利用 ★★★★★
TV利用 ★★★☆☆
保証 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
アメリカのWD(ウエスタンデジタル社)のMy Passportシリーズが良いでしょう。
保証も3年付きますし、中身のハードディスクは信頼性の高いWD(ウエスタンデジタル)グループのハードディスクであることが確定されていますから、オススメです。
価格も、他社製品よりも安いために、その点もメリット性があります。
PCに付けっぱなしで利用するような方は、とくに長期保証や、信頼性の高いWDドライブであることがが有利に働くでしょう。
ちなみに、最近のデジカメや音楽ファイルの巨大化をふまえれば、2TBのWDデジタルのモデル以上が良いとも思います。
なお、2TB以上の大容量ハードディスクについては、多くの人は電源を取るタイプの(ポータブルではない)ハードディスクを利用する場合が多いです。
しかし、机に固定して置く場合も、配線の少なくて済むポータブルタイプをAtlasはオススメします。速度的には変わりませんので。
第2に、持ちはこび専用で軽量で衝撃耐性の高いコンパクトなハードディスクを探している方には、
【2020年発売】
【耐衝撃 4TB】
50・トランセンドM3 TS4TSJ25M3S
¥16,980 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
重さ:294g
寸法::80.8x24.1x 129.5 mm(ケース込)
【耐衝撃 2TB】
51・トランセンドM3 TS2TSJ25M3S
¥9,680 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
重さ:185g
寸法:80.8x24.1x 129.5 mm(ケース込)
【耐衝撃 1TB】
52・トランセンド M3 TS1TSJ25M3S
¥7,680 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
重さ:185g
寸法:80.8x16.1x 129.5 mm(ケース込)
保証期間: 3年
軽量性 ★★★★☆
堅牢性 ★★★★★★
PC利用 ★★★★★
TV利用 ★★★☆☆
保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
台湾のトランセンドが発売するStoreJet 25M3Sシリーズでしょう。
日本国内正規品です。
MIL規格の資格がある耐衝撃性モデルでは、アイオーデータと並んで軽量です。
その上で、値段も安いですし、保証も3年間と充実します。総合的なバランスでは、最も優れたモデルだと思います。
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【2016年発売】
【耐衝撃 2TB】
17・アイオーデータ HDPD-SUTB2
¥18,755 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【耐衝撃 1TB】
17・アイオーデータ HDPD-SUTB1
¥12,891 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【耐衝撃 500GB】
17・アイオーデータ HDPD-SUTB500
¥10,399 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
重さ:180 g
寸法:84×19×120mm
保証期間: 1年
軽量性 ★★★★☆
堅牢性 ★★★★★★
PC利用 ★★★★★
TV利用 ★★★☆☆
保証 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
ただし、アクセントの部分が、ややカジュアル寄りなので、気になる場合は、同じく耐久性と軽量性が同時に担保されるアイオーデータが良いでしょう。
第3に、屋外でも利用できるタフなポータブルHDDとしておすすめなのは、
【2018年発売】
【4TB】
44・LaCie Rugged RAID Pro STGW4000800
¥34,618 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
重さ:450g
寸法:幅91×奥行140×高さ30mm
保証期間: 3年
軽量性 ★★★☆☆
堅牢性 ★★★★★★
PC利用 ★★★★★
TV利用 ★☆☆☆☆
保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
LaCie Rugged RAID Proでしょう。
耐衝撃性の高い機種は、他にもありますが、防塵・防滴性が保証されるのは本機だけです。
保証も3年と長いですし、RAID対応でデータ保護も可能な部分で、タフに使うには最適でしょう。ただし、重さは注意してください。
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【Elements Portableシリーズ】
【5TB】
26・ WD SDPH81G-005T-GBAND
¥26,455 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【4TB】
26・ WD SDPH81G-004T-GBAND
¥22,773 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
重さ:350g
寸法:88x 30 x 132 mm
保証期間: 3年
【2TB】
27・WD SDPH81G-002T-GBAND
¥16,000 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【1TB】
27・WD SDPH81G-001T-GBAND
¥13,591 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
重さ:230g
寸法:87 x 21 x 130 mm
保証期間: 3年
軽量性 ★★★☆☆
堅牢性 ★★★★★
PC利用 ★★★★★
TV利用 ★☆☆☆☆
保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、WDの G-DRIVE ArmorATDも比較対象とできます。
この場合、防水・防塵性がIP54の防水防塵とラシーより低いですが、「水にドボン」などとすることはないだろう、工事現場程度で利用するならば、このクラスでも十分かと思います。
第4に、ゲーム機用などに速度を重視して選ぶ場合におすすめなのは
【WD_Black P10 Game Driveシリーズ】
【6TB】
23・WD WDBA3A0050BBK-WESN
¥ 22,345 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【4TB】
23・WD WDBA3A0040BBK-JESN
¥ 20,340 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
23・WD WDBA3A0040BBK-WESN
¥ 19,500 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【2TB】
23・WD WDBA2W0020BBK-JESN
¥ 13,951 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
23・WD WDBA2W0020BBK-WESN
¥ 13,557 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
重さ:230g/140g
寸法:118 x 20.8/.12.8 x 88 mm
保証期間: 3年
軽量性 ★★★☆☆
堅牢性 ★★★★★
PC利用 ★★★★★
TV利用 ★★★☆☆
保証 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
WDが販売するWD_Black P10 Game Driveでしょう。
重さや堅牢性などは月並みですが、2割近く高速な、最大140MB/秒の高速アクセスは、ゲーム用として評価できます。
保証期間も3年と十分ですし、ゲーム機やゲーミングラップトップ用に大容量モデルを考えるならば、こちらが良いでしょう。
第5に、持ちはこび用として、軽量性と容量が両立した機種としてオススメできるのは、
【2TB】(2021年)
14・アイオーデータ HDPX-UTSC2K
14・アイオーデータ HDPX-UTSC2S
¥12,973 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【2TB】(2017年)
14・アイオーデータ HDPX-UTS2K
14・アイオーデータ HDPX-UTS2S
¥12,973 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【1TB】(2021年)
14・アイオーデータ HDPX-UTSC1K
14・アイオーデータ HDPX-UTSC1S
¥10,109 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【2TB】(2017年)
14・アイオーデータ HDPX-UTS1K
14・アイオーデータ HDPX-UTS1S
¥8,955 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
重さ:130g
寸法:76×8.6×114mm
保証期間: 1年
軽量性 ★★★★★★
堅牢性 ★★★★☆
PC利用 ★★★★★
TV利用 ★★★☆☆
保証 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
イオーデータの「かくうす」HDPX-UTSシリーズでしょう。
新旧両機種ありますが、性能は同じですので、値段で決めてOKです。
他社にも、軽量重視のモデルはありますが、軽量性と本体の薄さは「業界最強」なのはこちらでしょう。
持ちはこびに特化した場合、利点が多いと言えます。
デザイン面も、赤と緑のアクセントカラーが効いており、評価できます。
軽量分野では、SSDに押され気味のHDDですが、「軽量で、大容量で、安い」という複合的な意味でのメリット性で、HDDはまだまだ対応できると思います。その意味で、良い製品と言えます。
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なお、先ほども少しふれましたが、「ポータブルHDDより高速読込・書込が高速で、より軽量な持ちはこび用ドライブ」が現在では「メジャー化」しつつあります。
「容量が1TBも必要ない」という方は、性能・価格・そして軽量性の面で、そこちらを選んだ方が皆さんの満足度は高いかもしれません。
興味のある方は、上記2番の【おすすめポータブルSSDドライブの比較記事】を、引き続きご覧ください。
第6に、TVやレコーダー向きのポータブルハードディスクとしておすすめなのは、
【2019年発売】
【2TB】
15・アイオーデータ HDPT-UTS2K/E
15・アイオーデータ HDPT-UTS2K
¥11,480 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
重さ:160g
寸法:75×14×112mm
【1TB】
16・アイオーデータ HDPT-UTS1K/E
16・アイオーデータ HDPT-UTS1K
¥8,311 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【500GB】
16・アイオーデータ HDPT-UTS500K
¥6,830 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
重さ:160g
寸法:75×14×112mm
保証期間: 1年
軽量性 ★★★★☆
堅牢性 ★★★★☆
PC利用 ★★★★☆
TV利用 ★★★★☆
保証 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
アイオーデータの格安機が良いと思います。
各機の動作に関する検証が充実しているほか、トラブルの際のサポート体制が充実している点で、テレビ・レコーダー用では出し抜いていますので。
なお、エコ包装の【アマゾン限定型番】とある製品についても、同じ水準でサポ−トを受けられるため、安心です。
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ただし、途中でも書きましたが、ポータブルHDDはどれもですが、TV用に向くものがあるかかと言われると、疑問です。
先述のように、TVの場合、HDDを酷使しますので、廃熱問題からの故障が多いからです。
また、テレビやレコーダーを買い替えたときにHDDの中身を移行できるSeeQVaultに対応しないからです。
個人的には、このブログの【外付けハードディスクの比較記事】で紹介したような大きい製品が良いかと思います。
SeeQVault規格対応機もありますし、一部ですが、ポータブルHDDとおなじ2.5インチのHDDを使った、コンセント電源不要のタイプもあります。
第7に、据置PCのデータ保存用などでデータ復旧サービスを重視する場合は、
【2020年モデル】
【5TB】
37・Seagate STKM5000400
¥ 15,882 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【4TB】
37・Seagate STKM4000300
¥ 13,980 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
重さ:257g
寸法:80 x 20.9 x 115.3mm
保証期間: 3年
【2TB】
38・Seagate STKM2000300
¥ 9,980 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【1TB】
38・Seagate STKM1000300
¥ 6,980 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
重さ:159g
寸法:80 x 12.6 x 115.3mm
保証期間: 3年
軽量性 ★★★☆☆
堅牢性 ★★★☆☆
PC利用 ★★★★★
TV利用 ★☆☆☆☆
保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
エレコムのところで紹介した機種ですが、SeagateのHDDが良いでしょう。
こちらについては、やや本体が大きいのですが、長期保証のほか、法人向けにも展開されるデータ復旧サービスであるSeagate Rescueも3年間利用できます。
据え置いてデータのバックアップ用に使うなどしたい場合ならば、この部分で選択肢にできます。
補足:ポータブルHDD関連記事の紹介
以上、今日はポータブルハードディスクの話題でした。なお、このブログ「モノマニア」では、ドライブ関係のについて以下のような記事があります。
1・ポータブルHDDドライブ
2・ポータブルSSDドライブ
3・USBフラッシュメモリー
4・外付けハードディスク(電源付)
5・NAS(ネットワークディスク)
6・Mac向きのドライブのまとめ
これらの記事もよろしくお願いします。
とくに、ポータブルSSDは、軽さと速度においては、ポータブルHDDを凌ぎます。最近は安価になってきましたし、比較されても良いかと思います。
ではでは。