Top Mac関連機器 比較2023’【詳しい】Mac Studio 全機の性能とおすすめ・選び方

2023年09月09日

比較2023’【詳しい】Mac Studio 全機の性能とおすすめ・選び方

【今回紹介する内容】2023年 Mac Studio最新モデルの性能とおすすめ・選び方:第2世代 Apple Mac Studio MQH73JA MQH63J/A MJMW3J/A MJMV3J/A

今回のお題
Mac Studioのラインナップと機種ごとの性能の違いは?

 ども、Atlasです。

 今日は、2023年9月現在、最新のMac Studioの比較です。

 早くも2世代目となりましたが、2022年に新登場だった最も新しい「Mac」です。

 従来のラインナップで言えばMac miniMac Proとの「真ん中」にあたると言える、モニターなしの「お弁当箱型」のデスクトップです。

 Mac Proを導入するほどではないが、Mac miniだと「少しスペックが足りないな」と感じる方向けの救世主と言えます。

 -202203101401.jpg  

 今回の記事では、新登場となるMac Studioのスペックを細かくみていきます。

処理能力 ★★★★★
画像処理 ★★★★★
拡張性  
★★★★★
価格   
★★★★★
総合評価 ★★★★★

 その上で、上表のような観点から「Atlasのおすすめ機種!」を提案していきます。

 他のMac製品とスペックを比べつつ、本機が「どのような方に向いているのか」をまとめるつもりです。

−−

 201803301833.jpg

1・Macbookの比較
2・iMacの比較
3・Mac miniの比較
4・Mac Studioの比較

 なお、今回の記事は、このブログのMac比較シリーズの4回目記事として書きました。

1・Mac Studioのラインナップと機能

 202203101408.jpg  

 というわけで、Mac Studioの比較を進めていきます。

1-1・ラインナップ
1-2・CPU
1-3・グラフィック
1-4・メモリー
1-5・ストレージ
1-6・接続端子
1-7・ディスプレイとの接続
1-8・ネットワークとの接続
1-9・その他のパーツ構成

 今回の記事では、はじめに「ラインナップ」を紹介します。

 そのあと、以上のような項目に分けながら、各機のスペックを見ていきます。

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 以下、いつものように、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字系で記していきます。

1-1・Mac Studioのラインナップ

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 【2023年6月発売】(Apple定価 ¥298,800)

 1・Apple Mac Studio MQH73JA
  ¥302,194 楽天市場 (9/9執筆時)

CPUApple M2 Max 3.5GHz
メモリ:32GB(増設不可)
ストレージ:512GB SSD(増設不可)
GPU:M2 Max GPU 30コア
接続端子:USB-C(4.0×4 3.0×2)USB-A(3.1×2) HDMI

 【2023年6月発売】(Apple定価 ¥598,900)

 2・Apple Mac Studio MQH63J/A
  ¥602,800 楽天市場 (9/9執筆時)

CPU:Apple M2 Ultra 3.2GHz
メモリ:64GB(増設不可)
ストレージ:1TGB SSD(増設不可)
GPU: M2 Ultra GPU60コア
接続端子:USB-C(4.0×6 )USB-A(3.1×2) HDM

ネットワーク:Wi-Fi6E(11ax)・Bluetooth 5
有線LAN:10GB LAN×1
サイズ:幅19.7×奥行19.7×高さ9.5cm

 はじめに、現行のMac Studioのラインナップの紹介からです。

 カスタマイズ(CTO)しない場合、以上の2グレードの製品が、現在展開されています。

 202306061309.jpg

 値段面では、いずれもApple M1 CPU採用機です。

 値段差は、約2倍以上あります。

 後ほどみるように、CPU(GPU)・メモリ・ストレージの部分が大きく異なるので、価格差は正当化されると言えます。

ーーー

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 【2022年3月発売】(旧機種)

 3・Apple Mac Studio MJMV3J/A
  ¥212,459 楽天市場 (9/9執筆時)

CPUApple M1 Max 3.2GHz
メモリ:32GB(増設不可)
ストレージ:512GB SSD(増設不可)
GPU:M1 Max GPU 24コア

 4・Apple Mac Studio MJMW3J/A
  ¥439,520 楽天市場 (9/9執筆時)

CPU:Apple M1 Ultra 3.2GHz
メモリ:64GB(増設不可)
ストレージ:1TGB SSD(増設不可)
GPU: M1 Ultra GPU48コア

ネットワーク:Wi-Fi6(11ax)・Bluetooth 5
有線LAN:10GB LAN×1
サイズ:幅19.7×奥行19.7×高さ9.5cm

 一方、こちらは、最近まで発売されていた第1世代(旧機)の仕様です。

 新旧で大きく変わったのは、CPU(GPU)の処理能力です。

 それに付随する部分でもありますが、マルチモニタ環境の対応水準があがった点と、ネットワーク規格の更新(Wi-Fi6E・Bluetooth 5.3)です。

 あとはほとんど同じです。

 すでにほぼ在庫がないので、今から買う場合は迷うこともないでしょう、

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 以下、スペックをより細かくみていきます。

1-2・CPUの性能の比較

 はじめに、CPU(チップ)についてです。

Apple M2
 ・3.5GHz:8コア
Apple M2 Pro
 ・3.5GHz:10コア
Apple M2 Max
 ・3.5GHz:12コア
Apple M2 Ultra
 ・3.5GHz:24コア

 CPUは、Mac miniなどが採用するM2・M2 Proではなく、M2 MaxM2 Ultraをそれぞれ採用します。

 M2は「低消費電力」を志向しての開発だったので、1コアあたりのクロック数(3.5GHz)はMac Miniと同じです。

 上位機は、コア数を増やして、性能を高めるという方向性です。

Apple M1 Max
 ・3.2GHz:10コア
Apple M1 Ultra
 ・3.2GHz:20コア

 ちまみに、2022年発売のMac Studioの旧第1世代(M1)3.2GHzで、コア数も少なめでした。

 計算すれば、マルチコア利用時、新しいMac Studioは、下位機・上位機ともに旧機種に対して約15%の能力向上と言えます。

 なお、現在のMacで採用されるのは、パワー重視の「高性能コア」と、効率重視の「高効率コア」、そして、機械学習用の「Neural Engine」を加えた、複雑な構成のCPUです。

 より正確にいえば、メモリもGPUコアもくっついた「ハイブリッド」なので、総合的に性能をみるべきものと言えます。

 202203101453.jpg

 ベンチマークスコアは、しかし、算出可能です。

 家庭用デスクトップPCとして、Atlasの個人的な感覚だと、以上の数字が「快適に使える」といえるスコアになります。

 202306061326.jpg

 ベンチマークは、下位構成(Apple M2 Max)は、MacBook Proで先行搭載例があるので、スコアが出せます。

 上表のように、2.6万を超える圧倒的な処理力です。

 上位構成(Apple M2 Ultra)は初出なので、分かりません。

 しかし、Appleシリコン(CPU)は、クグレードが上がるごとチップサイズを「」にする仕組みです。つまり、Ultraは、Maxを2個搭載」したようなものです。 

 その部分とクロックの違いとをふまえ、また、旧M1 Ultraのデータを参考にすれば、出るだろう数字が「だいたい読める」部分はあります。

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 結論的にいえば、おそらく、4.4万前後になります。超圧倒的なスペックとなるでしょう。

 202301181649.jpg

 一方、下位シリーズといえるMac miniに採用されるM2・ M2 Pro も、上表のようにスコア1.5万・2万を超えるので、相当性能が良いです。

 正直なところ、Mac Stduo水準のスペックを必要とするのは、クリエーターに限られるでしょう。

 アップル製のCPU(アップルシリコン)になって以降、省電力化(低発熱化)が進みました。

 そのため筐体の小さなMac miniが「とにかく高性能」にになったからです。

 Mac mini「少し高いな」と感じる場合、このブログの【Mac miniの比較記事】も合わせてご覧ください。Intel CPU時代の昔とは事情がだいぶ変わりましたから。

 202306061333.jpg

 一方、毎回恒例の(分かるようでちっとも分からない)アプリのAppleの速度向上情報は今回も出ています。

 それによると、インテル時代のiMacを基準として、3D(OTOY Octane X)で6.1倍2D(フォトショップ)で、2.2倍です。

 第1世代(M1)に対しては、先ほどベンチマークスコア(の推計)で示した15%前後という数字とだいたい合致しますし、こんなものでしょう。

 この部分で言えば、M2 Ultraは、特に複雑な処理が必要なソフトの場合、下位構成に対して約35%ほどの性能差は期待できます。

 いずれにしても、インテル系CPUを搭載していた2019年登場のMac Proより、圧倒的にスコアは良いです。電力効率を加味すると、現行のあらゆる高性能CPUと比べても、最高クラス」といえます。

 ただ、おそらく、この本体サイズが本当に必要なのはM2 Ultraだけです。M1 Maxだけなら、もう少し小型化できた部分はありそうです。

 ーーーー

  202011111043.jpg

 一方、本機は、Apple製CPU採用機なので、Mac miniと同じで、iPhoneアプリがそのまま動作します。

 iOSと同じ16コアNeural Engineという構成になった恩恵です。

 ただし、全てのアプリが起動できるわけでなく、Googleやマイクロソフトなど、特にMac専用の有料アプリがある製品は、非対応の場合もあります。

ーー

1・旧アプリのパフォーマンス
 =インテル用アプリが遅い可能性  
2・ Windowsの起動
 =仮想化ソフト利用の可否・速度

 なお、これまで、このブログでは、Apple M1採用機について、上表2点の注意を促してきました。

 すでに「解決水準」にいたりましたが、現状を確認しておきます。

ーー

 202011110951.jpg

 第1に、旧アプリのパフォーマンスです。

 2020年以前の古いソフト・アプリは、Intel CPUを前提に作っていました。

 こうした、古いソフトを動かすため、Apple CPU搭載機はエミュレータ(Rosetta2)を装備します。

 そのため、旧アプリの実行速度がやや落ちる部分がありました。

 しかし、この部分は,、ほぼ解決されました。

 202011110956.jpg

 Apple純正アプリや各社のブラウザはもちろんのこと、Adobe・Microsoftなどの主要なビジネスアプリは、だいぶ前に、エミュレータなしのネイティブ動作に対応しました。

 その他のアプリも、Appleが(概ね)2022年末までの対応をソフト開発者に促したこともあり、たいてい対応になりました。

 「動かないアプリ」は、iMobie M1 App Checker で確認できます(英語サイト)。

 Mac OS Mojaveで事前に32bitアプリが(そもそも)切られたこともあり、動かないアプリはあまりない印象です。

 エミュレータ動作の場合も「強力なCPU」のパワーを駆使できるので、むしろ体感速度はあがったと言えます。

ーーー

 202004071918.jpg

 第2に、仮想化ソフトにおけるWindowの起動です。

 こちらは、今も気をつけても良いとは言えます。

 過去のMacではOSが基本装備するBoot Campや、【Mac用仮想化ソフトの比較記事】で紹介した有料ソフトで、Window OSも起動できました。

 しかし、Appleシリコン(M1 M2)は、Intel CPUではないので、Boot Camp非搭載になりました。

 202009111329.jpg

 一方、仮想化ソフト最大手のParallelsは、2021年4月に、Apple M1搭載機でのWindows 10の稼働に成功し、現在も同社のソフト上で、Windows11も動きました。

 正確には「Windows 11 on ARM 64の駆動です。ただ、DirectX 11にも対応しますし、普通にソフトは動きます。

 ニッチな話ですので、ライバル社の製品を含め、興味のある方は、【Mac用仮想化ソフトの比較記事】のほうをご覧ください。

---

 結論的にいえば、ソフト面でのApple M1 M2の問題点は、ほぼ「解決」されました。

 本当に特殊な状況の方を除けば、問題ない状況になっています。

1-3・グラフィック性能の比較

 201810311848.jpg

 つづいて、グラフィックス(GPU)について、詳しくみていきます。

 Mac Studioは、ユニファイドメモリなどが統合されたSOC型構造です。

 単独GPUではないので、この部分が気になる方は多いかと思います。

Apple M2
 ・コア数:8コア
Apple M1 Max
 ・コア数:24コア 32コア
Apple M1 Ultra
 ・コア数:48コア 64コア
Apple M2 Max
 ・コア数:30コア 38コア
Apple M2 Ultra
 ・コア数:60コア 76コア

 Mac Studioは、下位機種は、30コアGPU、上位機は、60コアのGPUが標準です。

 カスタマイズすれば、38コア・76コアも選べます。

 202306061352.jpg  

 GPUスコアは、現行のMac miniの下位機(M2・8コア)だと6000前後です。

 また、Mac miniの上位機(M2 Pro16コア)だと、上に出したように1万以上スコアが出ます。

 その水準でも「ずいぶん優秀」なのですが、Mac Studioはこの部分が「さらに優秀」です。

 上位機は「推定値」になりますが、カスタマイズしないM2 Max(30コア)で1.8万、M2 Ultra(60コア)で、およそ2.9万と見込めます。

---

 結論的にいえば、M2は、M1に対してCPUスコアはさほど大きくは伸びなかった一方、GPUは確実に良化しました。

 とくに、費用対効果という部分ではそのように言えます。

 Macでは「ハイエンドゲーミングPC」というジャンルはないですが、Windowsにおけるその水準に達していると言えます。

1-4・メモリーの性能

 202108061951.jpg

 つづいて、メモリについて、確認していきます。

 Mac Studioの場合、標準構成だと32GBです(上位機は64GB)。

 CTOでカスタマイズもできますが、CPUパワーとのバランスを考えても、これくらいあれば、問題ありません。

 なお、「ユニファイドメモリ」なので、あとから増設は不可です。

Apple M1 M2
 帯域幅:200GB/s
Apple M1 M2 Max
 帯域幅:400GB/s
Apple M1 M2 Ultra
 帯域幅:800GB/s

 現行のMacの場合、メモリへのアクセス速度(回線の太さ)は、CPUグレードによりになっていきます。

1-5・ストレージの性能

 201810311854.jpg

 ストレージ(記憶ドライブ)は、SSDを採用します。

 202112071323.jpg

 速度面で言えば、最大7.4GB/sの読取速度との表現です。

 本機は廃熱面で問題ないので、おそらく高速な「第4世代」のSSDでしょう。

 容量は、512GBです(上位機は1TB)。

 CTOでカスタマイズする場合、最大8TBまで増設されます。

 ただ、アップルは、ストレージの増設が相当に割高です。

 それをするならば、接続端子を活かして、外部ストレージを増設する方向性のほうが、現実的かと思います。

1-6・接続端子の構成

 202203101544.jpg

 続いて、接続端子について説明します。

 201706091633.jpg

 (丸い形の)USB-C形状の端子は、速度的にThunderbolt 4(USB4.0)で、背面左に4端子あります。

 202306061400.jpg

 このほか、全面に通常速度のUSB-C(USB 3.1)が2端子あります

 上位機(M2 Ultra)だと、前面も高速なThunderbolt 4です。

 右側の溝はSDXCカードリーダーです。

 対応速度は不明です(調査中)。

 202305011226.jpg

 Thunderbolt4(USB 4.0)は、最大5000メガバイト/秒(=40ギガビット/秒)と超高速です。

 201810182125.jpg

 端子のスピードを活かして、外部ストレージ(SSD)を利用するのは、良い選択肢です。

 興味のある方は、【高速なポータブルSSDの比較記事】をご覧ください。

201806181635.jpg

 そのほか(四角い形の)USB-A形状の端子は、速度的にはUSB3.0規格で、2つあります。

 あとは、HDMI2.1端子・ヘッドホン端子です。

1-7・ディスプレイとの接続

   202203101233.jpg

1・27型-28型4Kモニターの比較 (1)  
 1-1:DELL〈米国〉
 1-2:LG〈韓国〉
2・27型-28型4Kモニターの比較 (2) 
 2-1:EIZO〈日本〉
 2-2:アイオーデータ〈日本〉
 2-3:フィリップス〈欧州〉
 2-4:BenQ〈台湾〉
 2-5:ASUS〈台湾〉
3・27型-28型4Kモニターの比較 (3)
 3-1:HP〈米国〉
 3-2:ACER〈台湾〉
 3-3:イイヤマ〈日本 〉
 3-4:JAPANNEXT〈日本〉
 3-5:Apple〈米国〉
 3-5:その他〈4K 5K〉
4・4Kモニターの比較 【結論】
 =最終的なおすすめ機種の提案

 ディスプレイは、説明するまでもなく、「別売」です。

 同時に「専用モニター」が発売されました。

 これについては、上記リンクの専用記事(3回目)で、そのスペックについて詳しく書いています。

 言うまでもなく、他社のモニターを買ってもOKです。

  201804131351.jpg 

1・Mac向きのディスプレイの比較

 接続端子は、HDMIでつなげても、Thunderbolt 4(=USB-C)でつなげても構いません。

 なお、以下、モニターの接続台数の話をします。ただ、ややこしいので、マルチモニタ環境が不要ならば、読み飛ばしてOKです。

 一般向けに簡単にだけ「まとめ」ておけば、本機は、4K・144Hz・8K・60Hzあたりのモニターまでなら、普通に使えるということです。

 というわけで、マルチモニタ環境の詳しい説明です。

 202306061644.jpg

の場合です。

 USB-C端子は、通常の60Hzのリフレッシュレートならば、下位構成(M2 Max)6Kまでのモニタが4台までです。上位構成(M2 Ultra)ならば、4Kまでが8台で、6Kで6台、8Kで3台です。

 HDMI 2.1端子は、いずれも8Kまでのモニターが1台です。

 202112101046.jpg

 一方、ゲーム(デザイン)などで高リフレッシュレートが必要な場合はあるでしょう。

 その場合、USB-C端子は、dp1.4互換なので、4K・144Hzまでは通ります。

 HDMI 2.1端子は、規格上120Hzで限界があります。

 ただ、モニターがDSC(ディスプレイストリーム圧縮)対応ならば(例外的に)4K・240Hzにも対応です。

  201804131351.jpg 

1・Mac向きのディスプレイの比較

 なお、このブログでは、液晶ディスプレイを95機種以上比較しています。

 Mac向きの製品については、【Mac向けモニターの比較記事】で紹介しました。

 同時購入を考えている方は、そちらもご覧ください。

1-8・ネットワークとの接続

  201909251739.jpg

 ネットワークは、無線LANほか、有線LAN(10Gb)とBluetooth 5.0に対応します。

 とくに、有線LANについて10Gb級を搭載なので、高速の次世代光回線(フレッツ光クロスなど)を契約している方は、その実力を活かせます。

 ネットワークは、Wi-Fi 6E(11ax)Bluetooth 5.3に対応します。

 Wi-Fi 6Eは、少し説明が必要かと思います。

 202111032204.jpg  

 本機は、Wi-Fi6E対応です。

 上表は、2020年頃から普及してきた(Wi-Fi6Eの前世代の)「Wi-Fi6」の通信速度を示したものです。

 「Wi-Fi6」は、その前の規格(Wi-Fi5)と比べると、速度部分他、家族が多い場合など、複数同時通信時の通信安定性が高まるメリット性があります。

 速度的には、MacStudioはアンテナ2本(2×2)なので、上表にあるように最大1201Mbps(=150メガバイト/秒)です。

 202210061147.jpg

 Wi-Fi6E は、2022年末に対応ルーターが現れた新規格で「Wi-Fi6」の改良版です。

Wi-Fi6」と大きく違うのは、あたらしい6GHz帯を通信に使える点です。

 最大速度は変わらないのですが、チャンネル数が5GHz帯より多く、また、世の中で普及していない帯域ので、ご近所との混線による速度低下が少ないメリットがあります。

 202111251411.jpg

 なお、Wi-Fi6にしても、Wi-Fi6Eにしても、近年普及がはじまったばかりなので、多くのご家庭は、Wi-Fi5(11ac)まで対応のルーターでしょう。

 未対応の場合、本機の回線は活かせず、最大速度は、上表の「アンテナ2本」の数字です。回線安定性もやや落ちます。

  201909151348.jpg

1・高速な無線LANルーターの比較
2・超高速なWi-Fi 6ルーターの比較

 なお、こうしたルーター部分の仕様は、結構複雑な部分があるため以上のリンク記事で、別に詳しく書いています。

 Wi-Fi6Eに対応するモデルは、上位機なので現状では後者の記事で主に書いています。Wi-Fi6ならば、入門機でもあるので、前者の記事でも多くみています。

 いずれの記事でも、現状でApple純正のルーター(写真)が終売なので、その代替案を含めて考えてます。

1-9・他のパーツ構成について

 最後に、ここまで見ていない部分を、まとめてみておきます。


 201803281724.jpg

 第1に、入力デバイスです。

 ここは誤解している人がいますが、Mac studioの場合は、(iMacと違い)キーボードもマウスも、標準では未付属です。

 別途購入する必要があります。

2・Mac向きのキーボードの比較
3・Mac向きのマウスの比較

 このブログでは、以上の2つの記事で、基本的な選び方をフォローしています。

 「手が疲れない」という点を重視した記事となりますが、よろしければご覧ください。


 201901091159.jpg

 【DVDドライブ】

 ・ロジテック LDR-PVB8U3MGY
   ¥4,818 Amazon.co.jp (9/9執筆時)

  【ブルーレイ】

 ・BUFFALO BRXL-PUV6U3-BK/N
    ¥9,280 Amazon.co.jp (9/9執筆時) 

 第2に、光学ドライブです。

 Macはどの製品もそうなのですが、光学ドライブは内蔵されません

 ソフトのインストールなどをする方は、必要に応じて購入が必要です。

4・Macで使える外付DVDドライブ
5・Macで使えるブルーレイドライブ
6・Mac用のブルーレイ視聴ソフト

 とくに、単なるインストールではなく、動画の再生やメディアへの書込にも用いる方は、上記の記事をぜひご覧ください。

 とくに、Windowsに慣れている方は、Macの場合、ソフトなどの事情も異なります。


 202110191541.jpg

 Microsoft Office Home and Student 2021
  ¥26,982 Amazon.co.jp (9/9執筆時)

 第3に、オフィスソフトです。

 Macの場合、無料で、Apple純正のワープロ・表計算・プレゼンソフトが無料で付属します。

 Microsoft Officに互換しますが、「完全互換」ではなく、書式のズレなどは起こります。また、エクセルマクロなどにも非対応です。

 そのため、別に買われる方も多いのが現状です。

7・Mac向きのOffice2021の比較

 こちらについても、以上のリンク記事で、別に書いてありますので、必要があれば、ご覧ください。


 201601121424.jpg

 第4に、スピーカーです。

 Mac studioは、本体内部に簡易的なスピーカーが内蔵されます。

 しかし、基本的には、警告音をならすためのものです。

 Mac studioは、3.5mmヘッドフォンジャックから、デジタルかアナログで外部スピーカーに音声を出力できます。

 そのため、音楽を聴く場合、外部スピーカーを利用すると良いでしょう。

 むろん、安定性の高いBluetooth 5.0も備えるので、ワイヤレスでも良いかと思います。

8・PC用スピーカーの比較
9・
ミニコンポの比較
10・Bluetoothスピーカーの比較
11・イヤホン・ヘッドホンの比較

 興味のある方は、以上のリンク記事をご覧ください。 


 202203101629.jpg

 第5に、ファンです。

 本機はファンが左右に2基つきます。

 CPUパワーが上がる分、この部分がどうなるかは分かりません。ただ、Appleの広報記事をみると、従来同様にエアフローには、かなりこだわっていそうです。

 そのため、上位構成でも熱による速度低下はあまりなさそうです。

 騒音は、旧機の場合、普通に使う分には問題にならないと言える音でした。

 新機種も同等だと思います。

 日中に普通に使って、机の下などに置くならば、音楽を気にせず聴けるレベルです。

 低発熱のCPU/GPUで370Wクラスの消費電力はあるのですが、かなり優秀です。

2・Mac StudioのCTO

 202203101410.jpg

 【2023年6月発売】(Apple定価 ¥298,800)

 1・Apple Mac Studio MQH73JA
  ¥302,194 楽天市場 (9/9執筆時)

CPUApple M2 Max 3.5GHz
メモリ:32GB(増設不可)
ストレージ:512GB SSD(増設不可)
GPU:M2 Max GPU 30コア
接続端子:USB-C(4.0×4 3.0×2)USB-A(3.1×2) HDMI

 【2023年6月発売】(Apple定価 ¥598,900)

 2・Apple Mac Studio MQH63J/A
  ¥602,800 楽天市場 (9/9執筆時)

CPU:Apple M2 Ultra 3.2GHz
メモリ:64GB(増設不可)
ストレージ:1TGB SSD(増設不可)
GPU: M2 Ultra GPU60コア
接続端子:USB-C(4.0×6 )USB-A(3.1×2) HDM

ネットワーク:Wi-Fi6E(11ax)・Bluetooth 5
有線LAN:10GB LAN×1
サイズ:幅19.7×奥行19.7×高さ9.5cm

 続いて、Mac Studioの「オーダーメイド(CTO)」についての説明です。

 路面店を含むAppleストアでは、カスタムメイドが可能です。 

GPU:38コア
 + ¥28,000
メモリ:64GB
 + ¥56,000
SSD:1TB
 + ¥28,000
SSD:2TB
 + ¥84,000
SSD:4TB
 + ¥168,000
SSD:8TB
 + ¥336,000

 上表は、先述の下位構成からパワーアップさせた場合の追加料金です。

GPU:76コア
 + ¥140,000
メモリ:128GB
 + ¥112,000
メモリ:192GB
 + ¥224,000
SSD:2TB
 + ¥56,000
SSD:4TB
 + ¥140,000
SSD:8TB
 + ¥308,000

 こちらは、先述の上位構成からパワーアップさせた場合の追加料金です。

 GPU・メモリ・ストレージの部分で、カスタマイズが可能です。

 202306061352.jpg  

 GPUには、下位機種はそれなりに安い値段で32コア化できそうです。

 およそ10〜15%の性能差なので、予算に応じて考えてください。まあ、おそらく、テストでないならば実感できるほどの差はないでしょう。

 201810182125.jpg

 ストレージは、下位機種でも512GBです。

 増設の必要性はあまりないでしょう。

 仮に必要でも、本体は据置型ですし【外付けポータブルSSDドライブの比較記事】で紹介したような小型ストレージをあとから増設できます。

 Appleは、ストレージについては、サイズアップするほど割高なので、個人的にはあまりおすすめしません。

今回の結論
Mac Studioのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、新型のMac Studioを紹介してきました。

 最後にいつものように、目的別、予算別に、Atlasのおすすめ機種!を紹介します。


 第1に、現状で、Mac Studioを選ぶ場合、全方位的におすすめできるのは、

 202203101410.jpg

 【2023年6月発売】(Apple定価 ¥298,800)

 1・Apple Mac Studio MQH73JA
  ¥302,194 楽天市場 (9/9執筆時)

CPUApple M2 Max 3.5GHz
メモリ:32GB(増設不可)
ストレージ:512GB SSD(増設不可)
GPU:M2 Max GPU 30コア
接続端子:USB-C(4.0×4 3.0×2)USB-A(3.1×2) HDMI

ネットワーク:Wi-Fi6E(11ax)・Bluetooth 5
有線LAN:10GB LAN×1
サイズ:幅19.7×奥行19.7×高さ9.5cm

処理能力 ★★★★★★
画像処理 ★★★★★★
拡張性  
★★★★★★
価格   
★★★★☆
総合評価 ★★★★★

 M2 Max GPU搭載の下位機でしょう。

 先述のように、性能は下位機種でも相当高いので、たいていの作業はこれで賄えます。

 むしろ、本機は、上位機種とは値段差があるので、M2 Pro CPUを搭載するMac miniと、どちらにしようかという部分で悩んでいる方のが多いように思えます。

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 その点で言えば、CPU部分は、Mac miniをカスタマイズした場合の最上位構成となるM2 Pro CPU 12コアと処理面でさほど差はないです。

 廃熱による処理能力低下まで考慮すれば何とも言えませんが、CPU処理だけで言えば、はっきりとした優位点はないです。

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 GPUは、ただ、あるていどはっきりしたがあります。

 メモリ帯域幅も400GB/sとM2 Proに対して2倍ですので、グラフィックス関係の処理だと、値段差に相当する分、優位する部分があります。

 その点で言えば、 Studioに向くのは、デザイナーなどその方面の「パワーが確実に必要な方」でしょう。

 先述のように、Mac miniと違い、HDMI2.1に対応しない部分で8Kモニターを扱えませんが、たいていの場合、ここは問題にならないかと思います。

 消費電力は、ただ、Mac mini(150W)・iMac(143W)に対して、Mac Studioは、最大370Wです。

 ディスプレイ分の消費電力が加わるので、電気代ほか、部屋は少し暑くなりやすい部分がありますし。

 総合的に言えば、このクラスは、GPUを駆使するようなコアユーザーを除けば、パワーアップ著しいMac miniのがコスパを含めて良いかと感じます。

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1・Macbookの比較
2・iMacの比較
3・Mac miniの比較
4・Mac studioの比較

 そうした点で言えば、Mac Proからの買い換えの場合を除いて、「本当にこのスペックが必要なのか」は、少し考えてもよいかもしれません。

 以上の記事で、他機も紹介していますので、見比べても良いかと思います。


 第2に、Mac Proユーザーを含め、ハイスペック機の「買い換え」の場合におすすめできるのは、

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 【2023年6月発売】(Apple定価 ¥598,900)

 2・Apple Mac Studio MQH63J/A
  ¥602,800 楽天市場 (9/9執筆時)

CPU:Apple M2 Ultra 3.2GHz
メモリ:64GB(増設不可)
ストレージ:1TGB SSD(増設不可)
GPU: M2 Ultra GPU60コア
接続端子:USB-C(4.0×6 )USB-A(3.1×2) HDM

ネットワーク:Wi-Fi6E(11ax)・Bluetooth 5
有線LAN:10GB LAN×1
サイズ:幅19.7×奥行19.7×高さ9.5cm

処理能力 ★★★★★★★
画像処理 ★★★★★★★
拡張性  
★★★★★★
価格   
★★★☆☆
総合評価 ★★★★★

 M2 Ultra採用の上位構成でしょう。

 性能は、「Macで最強クラス」なので、説明は不要でしょう。

 実際、Mac ProもM2 Ultraが最高ですし、先述のように、Apple CPUは低消費電力になったので、あそこまで大きな筐体は、廃熱のためには不要になりました。

 拡張性の部分で、本機の仕様でも足りそうならば、素直にこちらを選んで良いかと思います。

 消費電力は、Mac Proは1000Wを軽く越えるので、熱に由来する空調費用を含めて、「省エネ」だと思います。

補足1・関連記事の紹介

 最後に、Mac Studioを買われる方が、検討するだろう、周辺機器についての情報です。

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 第1に、液晶モニターです。

 Mac Studioをお探しの方には、特にニーズがあるかと思います。

 細かい接続条件やおすすめ機種も紹介していますので、【Macにおすすめの液晶モニターの比較記事】をご覧ください。

ーーー

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 第2に、光学ドライブです。

 Mac Studioの現行機種はどの機種も、DVDドライブが本体に内蔵されません

 したがって、ソフトのインストールなどのために、DVDドライブか、ブルーレイドライブを別に購入する必要があります。

1・Macで使える外付DVDドライブ
2・Macで使えるブルーレイドライブ
3・Mac用のブルーレイ視聴ソフト

 ただし、Macの場合、ブルーレイ関係の書込/読み込みに公式に対応しないなど、気をつけるべきいくつかの問題があります。

 詳しくは、上記の3つの記事でフォローしていますので、よろしければご覧ください。

ーーーー

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1・高速な無線LANルーターの比較
 速度:1733~ 2402Mbps
 予算:7000円〜1.5万円
 用途:2LDK・一戸建て
2・超高速なWi-Fi 6ルーターの比較
 速度: 4804Mbps(×2)
 予算:1.5万円-6万円
 用途:大家族・ゲーマー・トレーダー
3・格安な無線LANルーターの比較
 速度:866~1300Mbps
 予算3000円〜1万円
 用途:1LDK・ワンルーム
4・多人数向けメッシュWi-Fiの比較
 速度:~ 2492Mbps×2
 予算:3万円-7万円
 用途:旅館・自営業・3F建ての家庭
5・おすすめの無線LANルーター 【結論】
 =予算別・目的別のおすすめ機種の提案

 第3に、ネットワークについてです。

 今回紹介した製品はm、新しいWi-Fi6Eに対応します。

 対応するルーターが必要ですが、ご家族との同時通信時の通信安定性について、新しいルーターで改善する可能性があります。

 詳しくは、このブログの【無線LANルーターの比較記事】の記事をご覧ください。

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 Microsoft Office Home and Student 2021
  ¥26,982 Amazon.co.jp (9/9執筆時)

 第4に、Mac用のオフィスソフトです。

 先述のようにMacには、Apple純正のワープロ・表計算・プレゼンソフトが付属します。

 これらは、Microsoft Officeに互換しますが、「完全互換」ではなく、書式のズレなどが起こります。

 これを避けるためには、Microsoftが販売するMac用のオフィスソフトを別途購入する必要があります。

 なお、こちらについても【Mac用のOffice2021の選び方の記事】を別に書いてありますので、必要があればご覧ください。

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 【2022年発売】

 ・Parallels Desktop 18 for Mac
   ¥12,718 Amazon.co.jp (9/9執筆時)

 第5に、Windowsについてです。

 WindowsからMacに移行した人で、どうしてもMacでWindowsのソフトを動かしたい場合、上のような仮想化ソフトで、WindowsがMac上で利用可能です。

 これについても【Mac用仮想化ソフトの比較記事】記事がありますので、よろしければご覧ください。

ーーーー

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 第6に、音響機器についてです。

 Mac miniはスピーカーを内蔵しますが、その音質はイマイチのレベルです。

1・PC用スピーカーの比較
2・
ミニコンポの比較
3・Bluetoothスピーカーの比較
4・イヤホン・ヘッドホンの比較

 そのため、例えば、デスクトップで音楽を聴きながら作業をする場合、1万円ほどのスピーカーなどを買われると満足度が高いです。

 これについては、上記1番の記事で特集しました。

 現在は、無線でミニコンポやスピーカーに飛ばせる機種もあり、配線の自由度も高まっています。興味のある方は、上のリンク記事をご覧ください。

ーーー

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 第7に、プリンタです。

1・A4インクジェット複合機(4色)
2・A4インクジェット複合機(6色)
3・A3インクジェット複合機
4・ビジネスインクジェット
5・A4モノクロレーザー
6・A4モノクロレーザー 複合機
7・A4カラーレーザープリンタ
8・A3カラーレーザープリンタ
9・プリンターの基本的な選び方

 また、このブログでは100機以上のプリンターを比較する記事があります。

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 MacOSに対応した、最新のインクジェットプリンターや、レーザープリンターの導入を考えている人は、とりあえず、導入編となる、【Mac用プリンターの比較記事】をぜひご覧ください。

ーーーー

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 第8に、マウスとキーボードです。

 Mac miniは、いずれ付属しません

1・Mac用キーボードの比較
2・ワイヤレスマウスの比較

 このブログでは、「疲れにくい」キーワードに、いずれの入力デバイスについても、記事があります。

 興味のある方は、こちらもよろしくお願いします。

ーーー

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1・Macbookの比較
2・iMacの比較
3・Mac miniの比較
4・Mac Studioの比較

 そのほか、Mac系の他のパソコンと、どちらを買おうか迷われている場合、同じように比較をした記事もあります。

 あわせて、検討している方は、どうかご覧ください。 

ーー

 最後になりましたが、この記事がもし皆さんのお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。

 ではでは。

posted by Atlas at 15:31 | Mac関連機器

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