【今回レビューする内容】2025年 アイリスオーヤマの軽量コードレス・スティック式掃除機の性能とおすすめ・選び方: サイクロン式 紙パック式:フローリング向け:機種の違いと性能ランキング
【比較する製品型番】アイリスオーヤマ マジカリーナ SCD-220-W SCD-220-HC SCD-220-G MagiCaleena マジカリーナ SCD-123P-H SCD-123P-HC AX-SCD-123P-W SCD-L3P-HC SCD-L3PD-HC SBD-201P-H SBD-201P-HC SBD-T2P-HC SCD-122P-W SCD-122PM-W SCD-122PMA-W SCD-L2P-W SCD-L2P-H SCD-R3P-B SCD-185PM-B AZSCD-185PM-H SCD-185P-B SCD-185P-W SCD-184P-B SBD-G3P-W SBD-F2P SBD-GY1P-B SBD-77P-W SBD-E4P SCD-M1P SCD-131P CD-130P daspo SCD-S1P-W SCD-S1P-H SCD-190P-W SCD-190P-H ほか
今回のお題
超軽量なコードレス掃除機のおすすめはどれ?
ども!Atlasです。
今日は、2025年4月現在、最新の軽量なコードレス掃除機の比較の5回目記事です。
今回は、アイリスオーヤマの製品をみていきます。
同社は、コードレス掃除機においてかなりの展開数があるので、単独記事にしています。
1・軽量なコードレス掃除機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:シャープ〈日本〉
1-3:日立 1〈日本〉
2・軽量なコードレス掃除機の比較 (2)
2-1:日立 2〈日本〉
2-2:パナソニック〈日本〉
3・軽量なコードレス掃除機の比較 (3)
3-1:東芝〈日本〉
3-2:シャーク〈米国〉
4・軽量なコードレス掃除機の比較 (4)
4-1:マキタ〈日本〉
5・軽量なコードレス掃除機の比較 (5)
5-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
6・軽量なコードレス掃除機の比較 (6)
6-1:ダイソン 〈英国〉
6-2:他の企業〈各社〉
7・おすすめのコードレス掃除機【結論】
=最終的なおすすめ機種の提案
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」の説明に沿いながら説明していきます。
5-1・【軽量】アイリスオーヤマの掃除機
はじめに、アイリスオーヤマの掃除機の紹介です。
ホームセンターではお馴染みですが、格安機のラインナップ数は特に多い企業です。
そのため、整理が大変ですが、とりあえず、軽量なモデルから順番にみていこうと思います。
−
なお、以下では、いつものように、オススメできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな点は青字で書いていきます。
【2024年発売】
【マルチパワーヘッドなし】
1・アイリスオーヤマ SCD-220-W
2・アイリスオーヤマ SCD-220-HC
3・アイリスオーヤマ SCD-220-G
¥7,700 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:980グラム
定格電圧:DC 10.8V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:27分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:
センサー:
充電時間: 4時間00分
SCD-220は、アイリスオーヤマでは、最軽量となるシリーズです。
重さは、980gです。
「ふわり革命」と宣伝します。
次に見る、同社の「マジカリーナ」シリーズと比べても100g以上軽いです。
集塵方法は、サイクロン式です。
多気筒タイプではなく、フィルターレスでもない、普通のサイクロンです。
モーターは、定格電圧で10.8Vです。
完全にフローリング専用と言えるスペックです。
この重さならば当然でしょう。
ヘッドは、サイクロンストリームヘッドという名前です。
「すごそう」ですが、ようするに、軽量化のために、ローラー自体を削ったものです。
排気は、準HEPAフィルターという名前です。
HEPAには及ばない99.5%捕集という意味です。
これでも問題ない水準ですが、この部分は消耗品となります。
センサーは、未搭載です。
ゴミ量などに連動する自動運転はできません。
バッテリーは、標準で27分、ターボで12分です。
シンプルな構成と言うこともり、持続時間は意外に優秀です。
充電は、3時間です。
ただ、本機の場合、USB-Cケーブルのみ付属です。
お持ちのUSB-C充電器(5V 2.4A)で充電する仕様です。12W以上出せるものを使ってください。
モバイルバッテリーも、出力が12W以上ならば使えます。
付属品は、隙間ノズルのみです。
---
以上、アイリスオーヤマのSCD-220の紹介でした。
一般的な掃除機としては、パワー面であまり有用ではない製品でしょう。
もともと弱いモーター出力である上で、それを補えるヘッド部分の仕様も貧弱なので、フローリング用としても、若干心許ないです。
USB充電器の部分に何かしらの「見どころ」を感じる場合候補となるかもしれませんが、その場合も、充電しながら掃除機は使えない点、満充電に3時間かかる点は、注意してください。
いずれにしても、自宅用ならば、アイリス機を選ぶにしても、次に見る上位機(マジカリーナ)をおすすめします。
【2024年発売】
【マルチパワーヘッドなし】
4・アイリスオーヤマ SCD-123P-H
5・アイリスオーヤマ SCD-123P-HC
¥18,070 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
6・アイリスオーヤマ AX-SCD-123P-W
¥18,422 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【マルチパワーヘッドあり】
7・アイリスオーヤマ SCD-L3P-HC
¥26,280 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:1100グラム
定格電圧:DC 10.8V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:17分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:ゴミ量
充電時間: 4時間
SCD-123Pなどは、アイリスオーヤマが販売する軽量タイプのスティック掃除機です。
MagiCaleena(マジカリーナ」というシリーズ名で、同社のサイクロン式の最軽量機です。
複数の製品がありますが、色以外は、付属品の違いです。
この部分は後ほど紹介します。
本体の重さは、1100グラムです。
自走式ヘッド搭載で「軽め」ですので日立の「ラクかるスティック」と同じ重さで、かなり安いという立ち位置の製品になります。
吸引力は、仕事率は非公開です。
定格電圧は、10.8Vです。
軽量タイプの場合、出力自慢の日立の機種だと18Vほどです。
格安機でも13.7Vだあたりはあるので、他機以上に「フローリング専用」といえます。
掃除機のヘッドは、モーター自走式です。
同社の従来機より小型ヘッドで、自走式でも「軽さ」を出せた理由の1つです。
ただ、ローラー部は平凡で、毛絡み防止や、壁際のゴミを撮りやすくする工夫などは省略です。とはいえ、外して洗えますし、メンテ性は良いです。
また、装備面では、視認性のよい緑色LEDではないですが、LEDヘッドを採用するなど、各社の中級装備を取り入れています。
センサーは、ゴミ量センサーです。
吸引したゴミ量から、ゴミ残りをランプの色で知らせます。
ただセンサー精度は説明がなく、細かいほこりまで補足できる高感度センサーなのかは、不明です。
バッテリー持続時間は、標準運転で17分、ターボで8分です。
あまり長くはないです。
ゴミ量センサーを利用した自動運転を利用する場合で30分とされます。
おそらく、自動運転の際は、通常利用できない「弱出力」も使う感じかと思います。
ただ、もともとパワフルなモーターを採用する訳でない上で、小型ヘッドですので、あくまで、フローリングの部屋を、短時間でちょっと綺麗にしたい、ようなライトな需要に向けた機種でしょう。
バッテリーの充電時間は、4時間です。
平均よりかなり長めで、充電切れ後のすぐの再使用は無理です。
充電スタンドは、ただ、付属です。
本機は、スタンドに置くだけで充電がはじまる仕組みです。
電源コードをつける手間がないので、利用後すぐに戻すことを習慣にすれば、バッテリー不足は起こりにくいでしょう。
静電モップは、同社の独自性として特徴的です。
以前からアイリス機のほとんどの機種に装備され「おなじみ」な機能です。
スタンドで静電気を帯電させて、ホコリを吸着し、スタンドで除電・吸引をする、静電モップが付属です。
化学モップ系の消耗品の節約になる部分で人気と言えます。
モップ ホワイト CHM03-W
¥835 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
へたった場合は、交換部品もあります。
なお、ホコリは落ちますが、除菌しているわけはないです。
付属品は、このほか、上位機のみ、ファブリック用のマルチパワーヘッドが付属です。
モーター式でしっかりした小型ヘッドですので、割と豪華なおまけです。
お手入れは、ダストカップ部分は外して洗えます。
ゴミ捨ては、ダストカップを外した上で、サイクロンユニットを上にひいて行う2アクションです。
シャープなどと同じアクション数ですし、問題ないです。
---
以上、アイリスオーヤマのSCD-123Pなどの紹介でした。
持続時間は短め、充電時間は長めで、モーターの吸引力も、ギリギリでフローリング対応というモデルです。
しかし、比較的予算を抑えつつ「軽い自走式」を目指した機種と言えます。ブラシ部分の工夫がイマイチなのを除けば、全体としては堅実な構成に思えます。
フローリングメインでサブ機として「ちょこっと」利用するならば、納得のできる性能を得られるかと思います。
その部類の製品でみれば、静電モップや、ゴミ量センサー、LEDライトなど、「オマケ」も充実するので、1人暮らし初心者のワンルーム暮らしで、比較的やすめの製品を探している場合、候補になるでしょう。
ーーー
【2024年発売】(補足予定)
8・アイリスオーヤマ SCD-L3PD-HC
¥43,180 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:1100グラム
定格電圧:DC 10.8V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:17分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:ゴミ量
充電時間: 4時間00分
なお、SCD-L3PD-HC は同じ「マジカリーナ」シリーズの上位モデルとなります。
本機は、写真のような「ごみ収集ステーション」が付属です。
仕組みは、ユニークです。
上部のゴミケースを、ゴミステーション上部に直結させて置き、フットペダルを押すことで、本体側モーターでステーション内のゴミ箱に、ゴミを移す仕組みです。
パナソニックほかの類似機と違い完全自動ではないですが「よく考えたな」と思います。
アイリスらしいです。
ステーションのゴミ箱は1.6Lの大サイズです。約90日間のゴミが入るとされます。
一方、ダストボックスは紙パック式ではなく普通のゴミ箱です。
溜まったゴミは、写真のように裏返してゴミを捨てる方式です。ケース自体の丸洗いもできます。
なお、ステーション内蔵のフィルタのうち、不織布フィルタは消耗品です。
ただ、はじめから5年分(20枚)付属なので、費用面の問題は生じません。
付属品は、静電モップと隙間ノズルです。
ファブリック用のマルチパワーヘッドは付属しません。
スタンドは、こちらも「置くだけ充電スタンド」です。
あとの部分は、先ほどの機種と目立つ違いはないです。
---
結論的にいえば、面白い発想ですが、実験色がやや強めの部分は感じる製品です。
丸洗いできるにせよ、長期間ゴミを入れておく、ゴミ収集ステーション側に、除菌(防臭)の仕組みがないのはやはり課題に思います。
90日に一度の掃除も、完全に綺麗にしようと思えばメンテに時間がかかりそうで、その部分も難点です。
【2024年発売】
【マルチパワーヘッドなし】
9・アイリスオーヤマ SBD-201P-H
10・アイリスオーヤマ SBD-201P-HC
¥18,028 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【マルチパワーヘッドあり】
11・アイリスオーヤマ SBD-T2P-HC
¥27,322 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:1100グラム
定格電圧:DC 10.8V
標準駆動時間:17分
集塵方式:紙パック式
ヘッド:自走式
センサー:ゴミ量
充電時間: 4時間00分
SBD-201Pなども、アイリスオーヤマの軽量機です。
同じ、「マジカリーナ」シリーズの、紙パック式になります。
重さは、1100グラムです。
先ほどのサイクロン式と同じ重さです。
吸引力も、モーターは、同じ10.8Vですので、グレードは同じです。
やはり、完全にフローリング専用です。
掃除機のヘッドも、先ほどの機種と同じものを採用します。
LEDライトもありますし、集塵方法が「紙パック式」になるだけで、仕様はほぼ同じです。
センサーも、同じ、ゴミ量センサーです。
使い捨て紙パック 25枚 FDPAG1414
¥345 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
紙パックは、専用パックを利用する形式です。
消耗品費は安いです。はじめから50枚もつくので、買うのは当分先でしょう。
容量は、0.3Lです。
サブ機で使うならば、ゴミ捨ての頻度は1ヶ月ほどでしょう。
バッテリー持続時間は、標準運転で17分、ターボで8分です。
自動運転時の時間(30分)を含めて、先ほどの機種と同じです。
清潔性も、紙パック自体に、防臭加工があるので、問題ないです。
付属品は、本機も、隙間ノズルと静電モップです。
そのほか、上位機のみ、ファブリック向けのマルチパワーヘッドが付属です。
置くだけで充電されるスタンドを装備します。
−
以上、アイリスオーヤマのSBD-201Pなどの紹介でした。
軽い本体で、自走式ヘッドと、ゴミ量センサーが付属する部分、あるいは、静電モップや充電式スタンドがが備わる部分を含めて、サイクロン式の「マジカリーナ」と変わりません。基本的に好みで選んで良いでしょう。
個人的には、このシリーズの場合、こちらの「紙パック式」のほうが、清潔面と時短部分で優れるように思うので、こちらを推します。消耗品費もきにならないレベルです。
【2024年発売】
(静電モップなし)
12・アイリスオーヤマ SCD-122P-W
¥16,970 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
(静電モップあり)
13・アイリスオーヤマ SCD-122PM-W
¥18,500 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
(アタッチメントセット)
14・アイリスオーヤマ SCD-122PMA-W
¥14,580 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【2023年2月発売】
(静電モップあり LEDライトなし)
15・アイリスオーヤマ SCD-L2P-W
16・アイリスオーヤマ SCD-L2P-H
¥18,480 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:1500グラム
定格電圧:DC 10.8V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:22分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:ゴミ量
充電時間: 4時間00分
SCD-122Pなどは、アイリスオーヤマが販売するスティッククリーナーです。
流通ルートで型番が変わりますが、付属品構成が変わるだけで性能は同じです。
ただ、旧機は、ヘッドに白色LEDライトがない仕様になります。
本体の重さは、1400グラムです。
重くはないですが、ここまでみた「マジカリーナ」系ほど、軽量化は徹底していないグレードです。
吸引力は、10,6VのDCモーターを採用します。
やや重さはありますが、フローリング専用の域は超えません。
駆動方式は、サイクロン式です。
多気筒ではないタイプで、フィルターレスでもないです。
そのため、複数のフィルター掃除が必要で、また、ゴミが溜まると吸引力が多少落ちる性質があります。ただ、軽量機だと他社もだいたい同じです。
排気は、集塵率のよい準HEPAフィルターです。
HEPA水準に至らない99.5%の捕捉率のフィルタという意味です。
フィルタは消耗品扱いです。HEPA系統は(集塵精度が良いので)目詰まりしやすい部分もあってでしょう。1000円ほどで、数年ごとに交換という感じです。
掃除機のヘッドは、自走式です。
普通のローラーブラシ式ですが、小回りは効くでしょう。
視認性のより緑色ではなく、白色ライトですが、LEDライトが装備です。
センサーは、ゴミ量センサーが付属です。
特徴的なLEDライトで、赤・緑でゴミのコリを示します。
バッテリー持続時間は、ゴミ量センサーを利用する自動運転で22分です。
手動だと、セーブ(40分)、標準(15分)、ターボ(8分)の駆動時間となります。
フローリング用には、十分でしょう。
バッテリーの充電時間は、4時間と遅めです。
付属品は、どれも、充電台座は付属します。
本機も、「置くだけ充電スタンド」です。
ただ、SCD-122Pに、静電モップが未付属になる点は注意してください。
一方、Amazonで見られる「アタッチメントセット」は、(モーターのない)ミニヘッドと、フレキシブルホースが「おまけ」でつきますので、少し豪華です
---
以上、アイリスオーヤマのSCD-122Pなどの紹介でした。
ここまでみた「マジカリーナ」シリーズと同じ10,6Vのパワーで、ダストカップ容量も、バッテリーの蓄電容量も同じです。
それをふまえると、軽量化が徹底された「マジカリーナ」シリーズのほうがスペックが良くみえます。
たしかに、ヘッドのサイズとバランスLEDの数など、こちらの方が優る部分もありますが、やはり、400g軽い分操作性が良いと言えるマジカリーナの方が、アイリスの軽量機では良くみえます。
選ぶならば、そちらでしょう。
ーーーー
一方、アイリスオーヤマからは、本機と同じほどの重さのサイクロン掃除機がほかにも売られます。
違いを順番にみておきます。
【2024年発売】
17・アイリスオーヤマ SCD-R3P-B
¥21,760 楽天市場 (4/14執筆時)
18・アイリスオーヤマ SCD-185PM-B
¥12,980 楽天市場 (4/14執筆時)
19・アイリスオーヤマ AZSCD-185PM-H
¥13,800 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
重さ:1400グラム
定格電圧:DC 10.8V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:20分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:
充電時間: 4時間
第1に、SCD-R3P-Bです。
先ほどの機種の下位機です。
流通ルートで型番が変わりますが色の違いのみで、性能は同じです。
重さは、1400gです。
やや軽めですが、ヘッドにLEDライトがない上で、ゴミ量センサーも、未付属です。
標準稼働時間は、20分です。
付属品は、ブラシ付の隙間ノズルと、静電モップです。
本体の収納は、専用スタンドが付属です。
本機も、「置くだけ充電スタンド」です。
---
結論的にいえば、流通ルートによっては、かなり格安で売られている製品です。
そこまで充実した機能は不要という場合、値段面で選択肢になるでしょう。、静電モップや、充電台もつきますし、装備はこのクラスでも割と良いです。
ーーー
【2024年発売】
(充電スタンドなし)
20・アイリスオーヤマ SCD-185P-B
21・アイリスオーヤマ SCD-185P-W
¥10,081 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【2022年発売】
(充電スタンドあり)
22・アイリスオーヤマ SCD-184P-B
¥13,800 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
重さ:1400g/ 1500g
定格電圧:DC 10.8V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:20分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:
充電時間: 4時間00分
第2に、SCD-184Pなどです。
1つ上の製品の旧機です。充電スタンドの有無で、2系統あります。
こちらも、LEDヘッドと、ゴミ量センサーがない系統です。
モーターは、 10.8Vです。
ヘッドを含めて変わった印象はないですが、これ以降の世代の製品は、同社によれば「吸引力が2倍」という宣伝です。
付属品は、充電台と、静電モップがないです。
2022年機は、充電台は付属ですが、世代が古い関係で100g重くなります。
SCD-184Pは、そのまた旧機さらに充電台もない仕様となります。
---
結論的にいえば、吸引力の違いの有無は置いておいても、充電台と静電モップは、アイリス機の重要な「個性」といえます。
それをふまえると、おすすめポイントに少し欠ける機種だと思います。
【2023年発売】
23・アイリスオーヤマ SBD-G3P-W
¥16,950 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:1500グラム
定格電圧:DC 10.8V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:15分
集塵方式:紙パック式
ヘッド:自走式
センサー:ゴミ量
充電時間: 3時間00分
SBD-G3Pは、アイリスオーヤマの紙パック式のコードレス掃除機です。
重さは、1500グラムです。
軽量とは言え、同社の「マジカリーナ」系よりだいぶ重めです。
吸引力も、モーターは、同じ10.8Vですので、グレードは同じです。
ヘッドは、自走式のヘッドです。
LEDライトは備わらず、装備の面で、先ほどみたマジカリーナ系より多少劣ります。
センサーは、しっかり、ゴミ量センサーが装備です。
使い捨て紙パック 25枚 FDPAG1414
¥345 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
紙パックは、マジカリーナの紙パック式と同じ消耗品です。
したがって、抗菌・防臭加工もあります。最初から25枚(1年分)付属です。
バッテリー持続時間は、標準運転で18分、ターボで8分です。
自動運転時の時間(30分)を含めて、「マジカリーナ」系と同じです。
ただ、実際の搭載電池の蓄電容量が少なめで、繰り返し充電が500回まで(マジカリーナは1000回)なので、装備の面で、マジカリーナより下位機になります。
付属品は、充電スタンドのほかは、隙間ノズルのみです。
静電モップは未付属です。
−
結論的にいえば、マジカリーナより重さある機種ですが、それによる利点はほぼない機種です。値段差をふまえても、紙パック式でも、選ぶべきは、先ほどの「マジカリーナ系」でしょう。
ーー
なお、この重さクラスの紙パック式はほかにも数点見られます。
違いを確認しておきます。
【2020年発売】
24・アイリスオーヤマ SBD-F2P
¥23,780 楽天市場 (4/14執筆時)
センサー:ゴミ量
【2024年発売】(加筆予定)
25・ アイリスオーヤマ SBD-GY1P-B
¥17,940 楽天市場 (4/14執筆時)
センサー:
重さ:1600グラム
定格電圧:DC 10.8V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:18分
集塵方式:紙パック式
ヘッド:自走式
センサー:ゴミ量
充電時間: 3時間00分
第1に、SBD-F2Pです。
こちらも、同社の紙パック式になります。
SBD-GY1Pは、ほぼ同型状で、2024年に登場した製品です。
仕様面では、LEDヘッドのライトが付くなど、ヘッドほかの仕様が変わります。
ただ、逆にゴミ量センサーが未搭載ですので、一長一短はあります。
重さは、1600gです。
パワーは、10.8Vです。
あまりパワーが強くない機種としては、本機は、重いです。
センサーは、旧機は、ゴミセンサーが付属です。
新機種は、有無が確認できないので、後日調べます(加筆予定)。
20年モデル 24年モデル
ヘッドは、自走式です。
新旧で形状は結構変わっています。。
付属品は、ステーションほか、こちらは静電モップが付属です。
そのほか、隙間ノズルも付属です。
---
結論的にいえば、パワーや装備はともかく、操作性の部分で、本体の重さがネックな製品に思います。
ーー
【2024年発売】
26・アイリスオーヤマ SBD-77P-W
¥13,130 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
重さ:1600グラム
定格電圧:DC 10.8V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:18分
集塵方式:紙パック式
ヘッド:自走式
センサー:
充電時間: 4時間00分
第2に、SBD-76P です。
同社の紙パック式の廉価版と言えます。
しっかり自走式で、パワーも同じDC10.8Vです。
ただ、ヘッド形状が、1つ上で見た製品に比べても旧式です。
ゴミ量(ホコリ量)センサー付属で、検知ランプもある機種ですが、同社の「売り」の静電モップやスタンドもないですし、やはり今選べる機種ではないと思います。
【2020年10月発売】
【上位機種】
27・アイリスオーヤマ SBD-E4P
¥17,200 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:1700グラム
定格電圧:DC 18V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:20分
集塵方式:紙パック式
ヘッド:自走式
センサー:ゴミ量
充電時間: 3時間00分
SBD-E4Pは、アイリスオーヤマのスティッククリーナーです。
同社のカーペット非対応水準の製品では、吸引力が強めのシリーズです。
本体の重さは、1700グラムです。
先ほどの機種より少し重めになります。
形状はスティック部分にグリップがない機種です。
エレクトロラックスなど低重心設計の製品だと割とありますが、ハンドルになれている場合、操作性(グリップ感)はイマイチに感じるかもしれません。
吸引力は、仕事率は非公開です。
ただ、定格電圧18VのDCモーターを採用します。
じゅうたん用とまではいきませんが、主要社の軽量タイプとしては良い水準です。
日立の軽量機(ラクかる)と同じほどの出力で、軽量機として十分といえる出力でしょう。
一方、この機種も紙パック式です。
消耗品は、ここまで見た機種と同じものです。
掃除機のヘッドは、自走式です。
ブラシを太く、ヘッドをワイドにする改良をし走行性を良くしています。
技術としては一般的ですが、効果はあります。
センサーは、本機もゴミ量を検知できるセンサーが付属です。
バッテリー持続時間は、標準で最大20分、ターボで8分です。
自動運転利用時は30分ですが、標準より弱い出力も使用してのことになります。
バッテリーの充電時間は、3時間とすこし長めです。
バッテリーの充電回数はも約500回です。
同社の上位機は1000回ですし、注意点です。
スタンドは、付属です。
自動充電も対応です。
付属品は、本機も、静電モップが付属です。
そのほか、ハンディ形状の再利用するミニヘッド・ふとん用ヘッドもつきます。
ロングホースも付属しますし、おまけは豊富です。
---
以上、アイリスオーヤマのSBD-E4Pの紹介でした。
18VのDCモーターで、同社の軽量機よりパワーがある上で、オプションパーツが多い部分には、一定の魅力を感じます。
ただ、現行水準ではやはり、軽量とは言いがたい上で、形状的に、若干持ちにくいといえるハンドル形状がネックに思えます。
【2020年発売】
【通常型番】
28・アイリスオーヤマ SCD-M1P
¥14,800 楽天市場 (4/14執筆時)
【Amazon限定】
(延長ホース・ミニ布団ヘッドなし)
29・アイリスオーヤマ SCD-131P
¥14,500 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
(モップ・充電台なし)
30・アイリスオーヤマ SCD-130P
¥9,071 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
重さ:2200グラム
定格電圧:DC 18.5V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:20分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:ゴミ量
充電時間: 5時間
SCD-M1Pは、アイリスオーヤマが販売するコードレス掃除機の上位機です。
いくつかバリエーションがあります。
なお、Amazon限定の2製品は、通常製品からアクセサリーを減らした格安仕様です。
SCD-131Pは、延長ホース・ミニヘッド・ふとん用ヘッドが省略されます。 SCD-130Pはさらに、充電台と静電モップが省略です。
とくにヘッド交換不要ならば、SCD-131Pでもよいでしょう。ただ、SCD-130Pは、同社の掃除機を選ぶメリット性がほぼなくなるので、おすすめしません。
本体の重さは、約2200gです。
水準としては軽量ではないのですが、「じゅうたん対応機」ではないので、このカテゴリーで紹介しています。
吸引力は、仕事率は非公開ですが、DC18.5Vのモーターを採用します。
その上で、サイクロンが5気筒の2段遠心分離サイクロンなので、吸引力とその持続性の部分で、吸う力は下位機を凌ぐと言えます。
掃除機のヘッドは、自走式を採用します。
その上で、ダイソンのフローリング用と同じで、細かいゴミをとりやすいソフトローラーブラシを採用します。構造的に壁際のゴミもとりやすく、この部分は優れます。
掃除機のセンサーは、ゴミ量(ほこり)センサーが付属です。
高感度センサーではないですが、ダストカップ自体の色で判別できる仕組みは面白いです。
バッテリー持続時間は、標準で最大20分です。
最大パワーの場合7分、自動運転で最大30分です。
一方、アイリスオーヤマの格安モデルはバッテリー交換時期は繰り返し500回という評価ですが、本機は1500回という表記です。
付属品は、本機も「静電モップ」が内蔵されます。
そのほか、ふとん用ヘッド、ミニヘッド、ロングホースなど、下位機種にみられるオプションは付属です。スティック式としても利用可能です。
本体の収納は、除電もできる収納スタンドが付属です。
なお、本機は、排気の部分で「3層マスクフィルター」であることも「宣伝文句」にしています。マスクメーカーである部分を最大限活かした広告でしょう。
最初に5枚付きますが、排気フィルターは(マスク同様に)消耗品である点は留意事項です。
---
以上、アイリスオーヤマ SCD-M1Pの紹介でした。
フローリング用のソフトローラーブラシを安めに試したいという方向けの製品です。
ただ、重さがかなりある部分と、ブラシ種的にあくまで「フローリング向け」であることは承知で買う必要はあります。
【2022年10月発売】
【上位機】
31・アイリスオーヤマ daspo SCD-S1P-W
32・アイリスオーヤマ daspo SCD-S1P-H
¥25,689 楽天市場 (4/14執筆時)
【下位機】
33・アイリスオーヤマ daspo SCD-190P-W
34・アイリスオーヤマ daspo SCD-190P-H
¥24,800 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:1900グラム
定格電圧:DC 22.2V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:35分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:ゴミ量
充電時間: 4時間
daspo SCD-S1P-Wも、アイリスオーヤマが販売するコードレス掃除機です。
ここまでみた製品とは別のラインの製品と言え、同社らしいユニークな工夫がみられる掃除機です。
なお、上位機種と下位機種の違いは、後述する付属品だけです。
本体の重さは、1900gです。
少し重めですが、フローリング用です。
吸引力は、仕事率は非公開です。
ただ、定格電圧で言えば、22.2Vなので、じゅうたん用と言える水準です。
同社の1.3kg軽量機(SCD-L1P)の2.5倍の吸引力という表記です。
ただ、カタログ写真でもあまり、じゅうたんを吸う力は強調されないですし、そこを目指す製品ではなさそうです。
ヘッドからしても、重めのフローリング専用機と思ってください。
一方、本機の場合、吸引力より「静音モード」むしろ特徴があります。
「ちりとりモード」といいますが、ヘッド内蔵のダストポケットに「静かに」ゴミを溜める仕組みです。ようするに、子供のお昼寝の時に、静かに、排気も出さず「さっと」使える工夫です。
ヘッドのサブモーターで動かします。
この用途ならば、乾式のクイックルワイパーで良い気がしなくもないですが、ユニークではあります。
なお、溜まったゴミは、スタンドにかけたとき、自動で上のサイクロン・カプセルにあげるか、手動であげるかの選択ができます。
掃除機のヘッドは、自走式です。
先述のように「ダストポケット」がある構造なので、幅広です。
ゴミがからみにくい形状です。本機は、サイクロンユニットものような細工があり、メンテ性に工夫が見られます。
LEDヘッドライトも装備です。
LEDは白色ですので、ゴミを探すというより、暗いところを照らす目的です。
バッテリー持続時間は、標準で最大17分です。
やや短めでしょう。
なお、バッテリーは別売(CBL21625)がありますが、数アクション必要で、交換しやすい構造ではないので案内はないです。
耐久性は、しっかり1000回です。
掃除機のセンサーは、ゴミ量センサー(ホコリ)が付属です。
これを利用した自動運転をした場合は、最大35分の電池の保ちです。
付属品は、お馴染みの静電モップほか、隙間ノズル・ブラシノズル・ふとん用パワーヘッド、フレシキブルホース、ミニヘッドです。
ただし、下位機種は、ふとん用パワーヘッド、フレシキブルホース、ミニヘッドが付属しません。
本体の収納は、下位機種同様、除電できる収納スタンドが付属です。
そのほか、本機は、サイクロン部分以外、ブラシも水洗い対応です。
---
以上、アイリスオーヤマの daspo SCD-S1Pの紹介でした。
いろいろ独自の工夫が見られる製品です。
コンセプト機として面白いのですが、とくに「ちりとりモード」など、実際使うのか?(クイックルワイパーでよくないか)と考えると、個人的に微妙に思える部分も実際あります。
次回に続く!
コードレス掃除機のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、軽量なコードレスの掃除機の比較の5回目記事でした。
しかし、記事は、もう少し続きます。
6・軽量なコードレス掃除機の比較 (6)
6-1:ダイソン 〈英国〉
6-2:他の企業〈各社〉
7・おすすめのコードレス掃除機【結論】
=最終的なおすすめ機種の提案
続く、6回目記事(こちら)では、ダイソンの軽量機ほか、ここまで見ていない機種を追加でみていきます。
吸引力の強さ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
掃除機の軽さ ★★★★★
ヘッドの性能 ★★★★★
センサー性能 ★★★★★
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
また、最終回となる、7回目記事(こちら)は、「結論編」です。
今回紹介した「軽量なコードレス掃除機」をふくめて、コードレス掃除機全機種から予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案しています。
引き続きよろしくお願いします。
6回目記事は→こちら!