Top PC用液晶モニター 比較2022'【144Hz】4Kゲーミングモニター29機の選び方とおすすめ:ゲーム用4Kモニター (2)

2022年11月01日

比較2022'【144Hz】4Kゲーミングモニター29機の選び方とおすすめ:ゲーム用4Kモニター (2)

前回からの続きです→こちら

今回のお題
ゲーミングディスプレイのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2022年10月現在、最新の4Kゲーミングモニターの比較の2回目記事です。

1・4Kゲーミングモニターの比較 (1)
 1-1:LG〈韓国〉
 1-2:ソニー〈日本〉
 1-3:ASUS〈台湾〉
 1-4:Acer〈台湾〉
 1-5:BenQ〈台湾〉
 1-6:ジャパンネクスト〈日本〉
2・4Kゲーミングモニターの比較 (2)
 2-1:アイオーデータ〈日本〉
 2-2:ギガバイト〈台湾〉
 2-3:フィリップス〈欧州〉
 2-4:JapanNext〈欧州〉  
 2-5:HP〈米国〉  
 2-6:MSI〈台湾〉ほか
3・ゲーミングモニターの比較  【結論】
 =最終的なおすすめ機種の提案

 今回は、前回紹介できなかった、アイオーデータギガバイトなどの製品をみていきます。

ーーー

液晶のみやすさ   ★★★★★
スタンドの性能   ★★★★★
応答速度      ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証      ★★★★★
総合評価      ★★★★★

 というわけで、以下では、各社のモニターを一機ずつ比較していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、「Atlasのオススメ機種」を提案していきます。

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 なお「ゲーミングモニターの選び方の基本」については、(4K以外を含む)ゲーミングモニター全体の初回記事の冒頭で詳しく書きました(こちら)。

 リンク先からいらしてくれた方は、そちらからお読み頂いた方が分かりやすいかと思います。

 よろしくお願いします。

2-1・ID DATAのモニターの比較

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 はじめに、日本のアイオーデータの製品です。

 三菱電機の液晶モニター部門を吸収して、プレゼンスを高めた日本のPC周辺機器メーカーです。

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 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2022年発売】 【31.5インチ】

 16・IODATA GigaCrysta LCD-GCU321HXAB
  ¥119,374 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

周波数: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:350cd/u
液晶方式: AAS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術:
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x3 DP1.4
スタンド:前後左右高さ
VESA: 100mm
スピーカー:3.5W×2
4K動画:HDCP 2.2
保証期間: 5年

 LCD-GCU321HXAB は、アイオーデータが販売する、4Kゲーミングモニターです。

 モニターサイズは、31.5インチです。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

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 液晶パネルは、特殊です。

 本機は、IPSのジェネリックとなるAASの採用ですので。

 同社はADSを利用することが多いですが、AASは珍しいです。

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 性質は、IPSに準じます。

 ただ、ゲーミングモニターにおいても採用例が少ないので、信頼性の部分で及ばない部分はあるかもしれません。

 色空間は、数値として非開示です。

 こうした情報の部分に差が見えます。

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 ただ、バックライト制御の部分で、エリア制御(ローカルディミング)に対応するのは言及に値します。

 テレビの技術ですが、画面の色ムラとコントラスト表現の向上の面で期待ができます。

 HDRは、HDR400です。

 問題ありません。

 チラツキ対策は、仕様書を見る限り未搭載です。

 応答速度のは、オーバードライブ時1msです(パネル自体は7mm)。

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 画質面での補整機能は、わりとユニークです。

 「ゲーム」については、他社機のような黒挿入技術は未搭載です。

 ただ、以下の2つの機能は注目に値します。

 第1に、「スルーモード」です。

 三菱時代からみられた技術ですが、画像処理の一部をスルーすることで、処理による遅延を防ぐ(約0.303ミリ秒)技術です。

 数字的にも、遅延時間を確認できます。

 液晶テレビの「ゲームモード」と似たような仕組みです。ただし、とくに動いていない部分の画質が劣化します。

 なお、 FreeSync 利用時は、後述のスルーモードがONで固定です。

 第2に、「バーストモード」です。

 画質は、完全に無視ですが、オーバードライブの「2段ブースト」がでできます。

 なお、先述のオーバードライブ時の速度は、これをふまえた数字ではない(LV3)なので、もっと速いということです。 

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 一方、「映像美」に関わる技術として「超解像技術」「エンハンストカラー」、コントラストを強化する「CREX」、ゲーム用の暗部強化技術として「Night Clear Vision」など、映像補整機能は、ゲーミングモニターのなかでも、相当充実します。

 ある種、テレビに近いと言える仕様です。超解像技術については、「スルーモード」でも有効とのことです。

 「目の優しさ」は、チラツキ防止のフリッカー対策はありますし、最低限の性能はあります。

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 接続端子は、HDMI2.1x2 DisplayPortx1という構成です。

 標準的と言えます。

 HDCPは、HDCP2.2に対応です。

 ディスプレイスタンドは、縦回転ができないだけで、あとはフルスペックです。

 高さも11cmの幅で調整できますので、31.5インチ機として問題ありません。

 保証は、5年です。

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 以上、アイオーデータのLCD-GCU321HXABの紹介でした。

 先述のように、ゲーミングモニターというより「テレビに近い」機種と感じます。

 ようするに「PS5」を接続して、4K/120Pを楽しみたい方向けでしょう。PC用としてはFreeSyncなどの同期技術がない部分で特殊に思えます。

 あとは、AASのパネルの信頼性をどう評価になりますが、これについては、採用例が少ないので即答できない面はあります。

2-2・ギガバイトのモニターの比較

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 続いて、台湾のギガバイトです。

 モニターと言うより、マザーボードやビデオカードで日本では知られています。

 ただ、ゲーミングブランド「AORUS」を持っていることもあり、モニターもだします。


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 【28インチ】

 【2021年発売】

 17・GIGABYTE M28U
  ¥75,000 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

周波数: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:300cd/u
液晶方式: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: FreeSync Premium Pro
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DP1.4
スタンド:高さ チルト
VESA: 100mm
スピーカー:3W×2
4K動画:
保証期間:

 M28U Gaming Monitorは、ギガバイトが販売する、27インチ4Kゲーミングモニターです。

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 モニター解像度は、4K解像度です。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

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 液晶パネルは、IPS液晶です(Super Speed IPS)。

 応答速度は、1msです。

 その点で、パネルメーカーは分からないものの、Fast-IPSと言えます。

 パネルサイズの刻みと輝度の部分の仕様から、(推測ですが)AAS-IPSをベースにしたものかと思います。

 ただし、広色域化の方面で対策のないIPSパネルではあるので、映像美の部分で、黒の締まり(コントラスト比)は、Nano IPSなどと比べれば、イマイチではあります。

 色空間は、DCI-P3 94%です。

 HDRは、プレスリリースによれば、HDR400です。

 チラツキ対策は、FreeSync Premium Proに対応です。

 こちらもプレスリリースのみに記載がありました。HDR利用時の保証もある、最上位です。

 応答速度は、オーバードライブ時に、GtoGで1msです。 

 MPRTで2msですが、こちらの数値のが遅いのは初めて見ました。

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 画質面での補整機能は、本機も、黒挿入技術がないです。

 ゲームに特化した補正は、暗部補正(ブラックイコライザー)を含め充実しますが、映像美に関わる部分は、「あっさり」です。

 フリッカー対策はあります。

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 接続端子は、HDMI2.1x2 DisplayPortx2という構成です。

 本機については、HDMI2.1で、4K/120Pの「保証」があります。

 なお、「HDMI2.1 supports PS5 and Xbox Series X 」との記載が見れます。オートアップデート機能もあるため、後の仕様変更にも対応しやすい部分もありそうです。

 HDCPは、HDCP2.2に非対応です。

 先述のように、TV替わりとしてHDMI経由で4Kコンテンツを再生する場合に問題で、著作権保護されたコンテンツは再生できません。

 ディスプレイスタンドは、上下の高さと、チルトだけ調整できます。

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 一方、KVM機能として、USB-Cでチェーンしたキーボード・マウスを、シームレスに使える機能が「売り」でうす。

 【無線マウスの比較記事】で書いた、ロジクール上位機が装備する機能の有線版のようなものでしょうが、ゲーミングに多いワイヤード環境ならば結構便利に思えます。

 保証期間は、製品ごとに違いがあるようで、こちらは分かりません。

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 以上、GIGABYTE M28Uの紹介でした。

 パネル輝度はやや低めですが、バックライト調整でHDR400に対応できますし、大きな問題はないかと思います。

 ただ、KVM機能以外は、個性的と言いうる部分はあまりないので、この部分がネックです。

 あと、Webサイトの情報が、日本語について他社よりあまり整理されず、情報も大きく足りない印象で、メーカーは、その部分でしています。

ーーーー

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 【31.5インチ】

 【2021年発売】

 18・GIGABYTE AORUS FI32U
  ¥69,980 楽天市場 (10/31執筆時)

周波数: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:350cd/u
液晶方式: IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: FreeSync Premium Pro
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DP1.4 USB-C
スタンド:前後左右高さ回転
VESA: 100mm
スピーカー:
4K動画:
保証期間:

 なお、ギガバイトからは、31.5インチの4Kゲーミングモニターも販売があります。

 本機についても、Super Speed IPSで、応答速度の部分に利点があります。

 その他の部分の基本仕様は、28インチ機とほぼ同じですが、スタンドについては、前後左右高さ回転と動く「パーフェクトスタンド」になっています。

 また、 HDMI2.1で、4K/120PののPS5の「稼働保証」があります。


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 【43インチ】

 【2021年発売】

 19・GIGABYTE AORUS FV43U
  ¥178,200 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

周波数: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:750cd/u
液晶方式: VA(量子ドット)
コントラスト比: 4000:1
同期技術: Adaptive-Sync
応答速度:1ms (MPRT)
HDR:HDR1000
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DP1.4
スタンド:固定
VESA: 100mm
スピーカー:12W×2
4K動画:
保証期間: 1年

 AORUS FV43Uは、ギガバイトが販売する、43インチ4Kゲーミングモニターです。

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 モニター解像度は、4K解像度です。

 その上で、画面が43インチと大きいので、テレビ的な利用をしたい場合に選択肢です。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

 202112121221.jpg  

 液晶パネルは、量子ドット式のQLED-VA液晶です。

 ASUSの大画面機と同じで、おそらく、「テレビ用」に生産されたものの流用かと思います。

 色空間は、DCI-P3カバー率で 97%です。

 HDRは、HDR1000です。

 いうまでもなく、量子ドット技術の恩恵です。

 そもそもの輝度も750cd/uです。

 チラツキ対策は、Adaptive-Sync表記です。

 この表記の場合、保証はないですが、DPについて(無印の)FreeSync・G-sync compatible に互換すると言えます。

 応答速度は、オーバードライブ時に、MPRTですが1msです。

 先述のように、VA液晶は潜在的に応答速度が遅いので、GtoGの数値は非開示です。

 202108141036.jpg  

 画質面での補整機能は、下位機と同じで、黒挿入技術がないです。

 ゲームに特化した補正は、暗部補正(ブラックイコライザー)を含め充実します。

 フリッカー対策はあります。

 ただ、TVとして利用する場合の補正はあまりないです。これは、最後に書きますが、このモニターの用途からすれば「あり」かと思います。

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 接続端子は、HDMI2.1x2 DisplayPortという構成です。

 大画面機ですが、端子は同じです。また、いくつかの検証記事によると、本機はXBOXほか、PS5(4k/120p)に対応します。

 これ以外に、本体にUSB-A(USB3.0)とUSB-C(速度規格不明)のハブがあります。先ほど書いた、KVM機能を利用するためのものです。

 HDCPは、HDCP2.2に非対応です。

 ディスプレイスタンドは、さすがにサイズ的に固定です。

 保証期間は、1年です。

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 以上、AORUS FV43Uの紹介でした。

 ASUS機がライバルですが、本機については、(発売時期もあり)PS5については120pで稼働報告がある点がポイントかと思います。

 一方、パネル部分は互角ですが、黒挿入技術の言及がない部分で言えば、PCだけで使えればOKならば、ASUSかと思います。

2-3・フィリップスのモニターの比較

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 続いて、オランダのフィリップスです。

 世界的な総合家電メーカーでモニターもだしますが、ゲーミングモニターのラインナップは珍しいです。

 どうも、 Xbox の周辺機器としての開発のようです。


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 【2022年発売】 【27インチ】

 20・フィリップス 279M1RV/11
  ¥99,800 楽天市場 (10/31執筆時)

周波数: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:450cd/u
液晶方式:nano-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術:NVIDIA G-SYNC
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR 600
USB給電:65W
接続端子:HDMI2.1x3 DP1.4 USB-C
スタンド:前後左右高さ
VESA: 100mm
スピーカー:5W×2
4K動画:HDCP 2.2
保証期間: 5年

 279M1RV/11 は、オランダのフィリップスが販売する、4Kゲーミングモニターです。

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 先述のように、「Xbox Series X に向いたゲーミングモニター」としての開発です。

 ソニー(PS5)と違って、特別なリンク機能はないのですが、そちらと同じように、「相性問題」を気にしなくて良い部分はあるでしょう。

 モニターサイズは、31.5インチです。

 シンプルですが結構しっかりした台座で、格好良いです。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

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 液晶パネルは、LGのNANO-IPS液晶を採用します。

 色空間は、LGとおなじで、DCI-P3 98%です。

 sRGB 133%・Adobe RGB・110.1%ですので、静止画用としてもハイスペックです。

 HDRは、HDR600です。

 本機の輝度は450cd/uですが、ピーク輝度で600cd/uを越えます。

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 チラツキ対策は、NVIDIA G-SYNC対応です。

 Xboxと仕様を合わせたようです。FreeSync系は未フォローです。

 応答速度のは、オーバードライブ時1msです。

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 画質面での補整機能は、先述のように、フィリップス自体は、ゲーミングモニターをあまり出していないので、そちら方面の技術は、特段独自性はないです。

 ただ、HDRにかんして、効果を複数から選べるSmartImage HDRは、ユニークで効果的だと思います。

 「目への優しさ」の部分も、チラツキ防止のフリッカー対策はありますし、最低限の性能はあります。

 202112101046.jpg

 接続端子は、HDMI2.1x3 DP1.4 USB-Cという構成です。

 USB-Cについては、65W給電に対応するので、ノートPC利用時には便利です。

 HDCPは、HDCP2.2に対応です。

 ディスプレイスタンドは、縦回転ができないだけで、あとはフルスペックです。

 高さも13cmの幅で調整できます。

 保証は、5年です。

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 そのほか、フィリップスは、画像信号に連動した、光を周囲に出せるAmbiglowを搭載します。映像への没入感を高める工夫です。

 なお、同社の照明部門では、この機能を単品で販売しています。詳しくは【フィリップスのHueの比較記事】で書きました。

 スピーカーも、総合10Wですので、それなりに強力です。

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 以上、フィリップス279M1RV/11 の紹介でした。

 ゲーミングモニターに力を入れてきた企業とは言えませんが、先述の照明や、HDRの工夫を含めて、同社の持つ既存の独自性を活かした製品で、面白く感じました。

 パネルもNano-IPSですし、スタンドもしっかりしていますし、文句を付ける部分が少ないです。

 やはり、XBOX利用者が選ぶ機種にはなりますが、それを中心としつつ、色々使っても、満足できそうな製品に思います。

2-4・ジャパンネクストのモニター

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 続いて、日本のジャパンネクストーのモニターです。

 モニターを多数販売する、新興の日本のファブレス企業です。


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 【2021年発売】

 【27.9インチ】

 21・ JAPANNEXT JN-280IPS144UHDR-C65W
  ¥82,980 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

周波数: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:400cd/u
液晶方式:IPS系 ノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術:FreeSync
応答速度:1ms (MPRT)
HDR:HDR400
USB給電:65W
接続端子:HDMI2.1 HDMI2 USB-C DP1.4
スタンド:前後左右高さ回転
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 1年間

 JN-280IPS144UHDR-C65Wは、日本のファブレス企業となるジャパンネクストから販売される4Kモニターです。

 モニター解像度は、4K解像度です。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

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 液晶パネルは、本機については、IPS系という表記です。

 IPSには、同じような仕組みをとるジェネリックが多いです。

 上表は主要メーカーだけ示したものですが、産業用を含めて結構な種類があります。

 ADSならは表示があるでしょうから、それ以外だと思います。

 色空間は、DCI-P3のカバー率が90%です。

 LGやAUO(AHVA)の4Kゲーミングパネルが示す値より少し低めなので、どこかしら別のものだとは思います。

 HDRは、HDR400です。

 応答速度は(MART値で)1msです。

 GtoGは不明ですが、同じパネルの31.5インチ機で3ms表記ですし、過度に悪くはないかと思います。

 チラツキ対策は、ノーマルなFree Syncには対応します。

 画質面での補整機能は、同社は一般モニターを含め「ゲームモード」を搭載します。

 ただ、独自機能はさほどなく、この部分は重視していないと言えます。

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 接続端子は、HDMIx2 DisplayPort USB-Cという構成です。

 HDMIは1系統のみHDMI2.1に対応します。

 また、USB-Cについては65WのUSB-PD給電に対応するため、対応するゲーミングノートとの接続には便利かもしれません。なお、USB-Cは、DPとして振る舞うので、144Hzを通します(給電との同時利用は不可)。

 HDCPは、HDCP2.2に対応です。

 ディスプレイスタンドは、前後左右高さ回転と対応します。

 調整幅はそこそこ(高さ11cm 左右90度 上下20度)ですが、ゲーミング用としては贅沢でしょう。

 保証期間は、ただし1年間です。

---

 以上、JN-280IPS144UHDR-C65Wの紹介でした。

 結論的にいえば、パネルの信頼性と映像に関する付加機能が淡泊なゆえに、安いと言えます。

 ただ、この価格で出すには何かしらの妥協が必要で、「うまくコストカットしている」という評価もできるでしょう。

 PS5の稼働も記述があるので、主に値段面では選択肢になるかもしれません。

 なお、本機については、USB-Cでの接続とノートPCなどへの65W給電もできますが、その場合は、高リフレッシュレート非対応な部分に注意しましょう。

ーーー

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 【2022年発売】

 【31.5インチ】

 22・ JAPANNEXT JN-315IPS144UHDR-N
  ¥99,980 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

周波数: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:400cd/u
液晶方式:IPS系 ノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術:FreeSync
応答速度:1ms (MPRT)
HDR:HDR400
USB給電:
接続端子:HDMI2.1 HDMI2
スタンド:前後左右高さ
VESA: 100mm
スピーカー:3W×2
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 1年間

 一方、同社からは31.5インチ機も後から発売されました。

 パネルサイズの違いのほかは、USB-C端子がないほどの違いです。

 あとは(画面が大きいので)縦回転での表示ができないことと、スピーカー出力が3Wなるほどの違いです。

2-5・HPのモニターの比較

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 つづいて、米国のHP(ヒューレットパッカード)のゲーミングモニターです。


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 【27インチ】3G6W1AA-AAAA

 23・HP OMEN by HP 27u 4K UHD
  ¥88,110 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

 24・HP OMEN by HP 27u 4K 価格.com限定
  ¥84,000 HPダイレクト (10/31執筆時)

周波数: 最大144Hz
解像度:4K
輝度:450cd/u
液晶方式:Fast-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: AMD FREESYNC PREMIUM PRO
追う等速:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:  
接続端子:HDMI2.1x1 HDMI2.0×1 DPx1
スタンド:チルト・高さ
VESA: 100mm
スピーカー:あり
保証期間: 3年

 HP OMEN 27uは、米国のHP(ヒューレットパッカード)が販売する27インチ4Kゲーミングモニターです。

 価格コム限定モデルもありますが、性能は同じです。

 モニター解像度は、4K解像度です。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

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 液晶パネルは、IPS液晶との表記です。

 ただ、応答速度が速いタイプですので、いわゆるFast-IPSといえます。

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 HPは、LG以外の場合、最近はPLSなどとパネル名を入れることが多いです。

 本機は分からないですが、ASUSとスペックが似ているので、LGのIPSか、AUOのAHVAのどちらかだと思います。。先述のように、どれもIPS方式ではあるので、視野角など性質は同じです。

 色空間は、DCI-P3 95%カバーです。

 広色域タイプです。

 応答速度は、オーバードライブ時に1ms(GtoG)となります。スイッチングの改良で、この速度を達成しています。

 輝度は、450cd/uです。

 高めと言えます。しっかり、HDRも、しっかりHDR400の水準です。

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 チラツキ対策は、 AMD FREESYNC PREMIUM PROに対応します。

 先述のように、AMD系の上級規格で、HDRに高水準対応していないと名乗れないものです

 良いでしょう。

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 画質面での補整機能は、米国勢としては、通例として「あっさり」な米国勢としては、わりと充実します。

 シャドービジョンやエッジ強化などゲーミングの基本機能があるほか、レトロゲームを切り絵に表示するゲームリマスターモードが目に付きます。

 フルHDに満たないコンテンツを「自動的にアップスケール」する機能とされます。

 超解像処理・輪郭強調処理などの何らかしら高度な画質向上処理をするのか、単純に画素数を換算して、(アスペクト比固定で)フルスクリーン出力する機能なのか、機能の詳細は「調査中」です。

 黒挿入技術不採用ですが、本機は、FreeSyncが豪華ですし、不要でしょう。

 一方「目の優しさ」は、チラツキ対策としてフリッカー対策の言及はあります。書き方的に微妙ですが、低リフレッシュレート利用時でもおそらく効くでしょう。

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 ディスプレイスタンドは、チルト角度以外に、高さが調整できます。

 27インチモデルですし、目の優しさの部分であった方が良い機能です。

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 接続端子は、HDMI2.1・ HDMI2.0・DisplayPortという構成です。

 4K解像度で144Hzを得たい場合、DPを使うのが基本となるでしょう。

 そのほか、USBハブが付属します。(四角いUSB-A)形状ながら、USB3.1なので、高速ストレージなどでも使えそうです。

 付属ケーブルは、DisplayPortケーブルのみ付属です。

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 以上、HP OMEN 27uの紹介でした。

 4K対応のゲーミングモニターとして、そつのない構成に思います。

 一応「ゲームリマスターモード」という個性があるので、そちらに魅力を感じる場合は良いかと思います。ライバルは、パネルスペックが似ているASUSのTUFあたりでしょう。比べる場合、「黒挿入技術」(ELMB)があちらにある部分をどう評価するか、という話になるでしょう。

2-6・その他のモニターの比較

 最後に、ここまで見た以外のメーカーのモニターで、Atlasの目についてものを、「ざっくり」ですが、まとめてみておきます。


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 【2021年発売】

 【27.9インチ】

 25・ MSI Optix MAG281URF
  ¥77,000 楽天市場 (10/31執筆時)

周波数: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:300cd/u
液晶方式:Fast-IPS
コントラスト比:1000:1
同期技術:G-Sync Compatible
応答速度:1ms
HDR:HDR400
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DP1.4
スタンド:前後左右高さ回転
VESA: 100mm
スピーカー:
4K動画: HDCP2.3
保証期間: 3年間

 MSI Optix MAG281URF は、台湾のMSIが販売する27.9インチのゲーミングモニターです。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

 このあたりは他機と同じです。

 202112121221.jpg  

 液晶パネルは、一方、本機については、RAPID IPS表記です。

 上表だとFast-IPSに相当して、通常のIPS液晶の応答速度を強化したゲーミング向けです。

 色空間は、DCI-P3カバー率で 95.4%です。

 価格からすると水準は良いです。

 HDRは、HDR400です。

 輝度も350カランなのでさほど高くないですが、ゲーミング用ならば、ここまであれば良いかと思います。

 チラツキ対策は、NVIDIA GeForce系のみ対応(G-Sync Compatible)です。

 応答速度は、オーバードライブ時にGtGで1msです。

 パネルの効果が出ています。

 画質面での補整機能は、下位機と同じで、黒挿入技術がないです。

 ゲームに特化した補正は、暗部補正(ブラックイコライザー)を搭載します。

 調整機能も揃っていますし、問題は感じません。

 202112101046.jpg

 接続端子は、HDMI2.1x2 DisplayPortという構成です。

 PS5などの対応情報は公式にはないので、レビューなどをみる必要はあるでしょう。

 HDCPは、HDCP2.3に対応です。

 ディスプレイスタンドは、前後左右高さ回転と対応します。

 ゲーミング用としては贅沢でしょう。

 保証期間は、3年間です。

---

 以上、MSI Optix MAG281URF の紹介でした。

 価格が魅力と言えますが、応答速度ほか、ゲーミング用として必要な部分はしっかり網羅している印象です。

 映像美という観点ではもちろんもっと良い機種があるのですが、暗い部屋でゲーム用として使うにはこれでも十分でしょう。


   202207171815.jpg

 【2022年発売】

 【27インチ】

 26・ AOC AGON Pro AG274UXP/11
  ¥107,700 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

周波数: 最大160.0Hz
解像度:4K
輝度:450cd/u
液晶方式:nano-IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術:G-Sync Compatible
応答速度:1ms
HDR:HDR500
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DP1.4
スタンド:前後左右高さ回転
VESA: 100mm
スピーカー:5W×2
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 3年間(パネル1年)

 AG274UXP/11は、台湾のAOCが販売する27.9インチのゲーミングモニターです。

 写真のように、スクリーンシールド付きです。

 202207171822.jpg

 リフレッシュレートは、最大160Hzです。

 他社に先駆けて、160Hzを表示ですが、おそらくLG最上位機と同じで、オーバークロック時の最大値ではないかと思います。

 もちろん、144Hzなら普通に問題ありません。

 202112121221.jpg  

 液晶パネルは、LGのnano-IPS です。

 輝度は450cd/uで、LGに比べても遜色ないです。

 色空間は、DCI-P3カバー率で 102.2%、sRGBで133となります。

 かなりの色域で、値だけで言えば、LGを越えます。

 HDRは、HDR600です。

 問題ありません。

 202207171827.jpg

 チラツキ対策は、NVIDIA GeForce系のみ対応(G-Sync Compatible)です。

 応答速度は、オーバードライブ時にGtGで1msです。。

 画質面での補整機能は、特段の独自技術の記載はないです。

 DELLと同じで、この部分は「あっさり」で、価格を下げる方向性でしょう。

 202112101046.jpg

 接続端子は、HDMI2.1x2 DisplayPort 1.4という構成です。

 先述の「オーバークロック」はDPのみ対応です。

 HDCPは、HDCP2.2に対応です。

 ディスプレイスタンドは、前後左右高さ回転とフルスペック対応します。

 保証期間は、3年間です。

 ただし、パネルは部分は1年間です。

---

 以上、AOCのAG274UXP/11の紹介でした。

 27インチで4K/160Hzを表明する希少な製品と言えます。

 パネルも、信頼性の高いNano-IPSですし、色空間の値などは、本家を凌駕している部分もあります。

 一方、画像補正などの部分は「あっさり味」である点と、144Hzで良いならば、LGの27インチ機を始め、もう少し安い機種も選択できる部分はあります。

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  202207171837.jpg

 【2022年発売】

 【42.5インチ】

 27・AOC G4309VX/D/11
  ¥117,091 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

周波数: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:720cd/u
液晶方式: VA(量子ドット)
コントラスト比: 4000:1
同期技術:Adaptive Sync
応答速度:1ms (MPRT)
HDR:HDR1000
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DP1.4 ×2
スタンド:チルト
VESA: 100mm
スピーカー:7W×2
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 3年間(パネル1年)

 一方、AOCからは、大画面の4Kゲーミングモニターも出ています。

 202207171841.jpg

 前編で見たASUS機(ROG Strix XG43UQ)同じ量子ドットパネル(QLED-VA)です。

 サイズも仕様もほとんど同じですが、値段は本機が安いです。

 ただ、同期技術の部分で、Adaptive Syncですし、ASUSのような充実した画像補正は不採用なので、値段差分の差はあります。

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 結論的にいえば、Asus同様に「テレビの代わり」として高リフレッシュレート4K機を探している方で、できるだけ予算を節約したい場合、選択肢できるでしょう。

 ただ、このタイプは、画像の味付けが派手な分、目が疲れやすいのはAsusと同じです。


 202207171848.jpg

 【2021年発売】

 【27.9インチ】

 28・ FFF IRIE FFF-LD28G3
  ¥65,800 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

スタンド:前後左右高さ回転

 【32インチ】

 29・ FFF IRIE FFF-LD32G4
  ¥94,800 Amazon.co.jp (10/31執筆時)

スタンド:チルトのみ

周波数: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:400cd/u
液晶方式:IPS系?ノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術:FreeSync
応答速度:4ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:65W
接続端子:HDMI2.1 HDMI2 USB-C DP1.4
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 1年間

 FF-LD28G3は、 FFF SMART LIFE CONNECTEDが販売する格安モニターです。

 日本でパーツ販売を行う会社で、SeagateのHDDの代理店となるフィールドスリーの関連会社(子会社)とのことです。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

 202210301243.jpg

 液晶パネルは、「IPS駆動方式」いう表記です。

 それにしては安いのですが、IPSパネルなのか、ジェネリックをIPS(IPS方式パネル)をそのように記しているのかは不定です。

 上表の大手の製品で、長い調達関係があるメーカー同士ならば問題ないのですが、それ以外の場合、(安いと)ドット欠けほか、信頼性で劣る場合はありえます。

 色空間は、実際、DCI-P3のカバー率が87%です。

 バックライトの差ということもありえるでしょうが、ここも(本家)IPSなのか迷わせる要素です。

 HDRは、対応との表記です。

 輝度からしてHDR400クラスといえます。

 チラツキ対策は、ノーマルなAMD FreeSynには対応します。

 G-Syncは、DPでつなげれば互換します。

 画質面での補整機能は、特段の技術は搭載されません。

 あっさり系です。

 202112101046.jpg

 接続端子は、HDMI 2.1・DisplayPort1.4・USB-Cという構成です。

 USB-C端子は、給電対応との記載ですが、仕様書では給電力が不明です。

 一昔前の端子の場合、18WでPC給電対応できないモニターが多かったので、確認を要するでしょう。

 HDCPは、しっかり、HDCP2.2に対応です。

 ディスプレイスタンドは、前後左右高さ回転と対応します。

 ただ、FFF-LD32G4については、チルトのみです。大画面ですし(まあ)これでも良いかとは思います。

 保証期間は、ただし1年間です。

 そのほか、凝ったものではないですが、LEDライティングに対応します。

---

 以上、FFFのFFF-LD28G3 の紹介でした。

 同社は、2022年にモニター事業に参入したてなので、パネル部分のスペックについて、どのようなルールで表記しているのか、読めない部分がまだあります。

 ただ、応答速度や色空間の値からすると、パネル部分で他社の10万円前後のIPS液晶搭載機とは(値段差分の)差はあるとは言えます。

次回に続く!
ゲーミングモニターのおすすめはこの機種!

 というわけで、今回は、4Kゲーミングモニターの比較でした。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

  201811211829.jpg

1・格安ゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz -165Hz
 解像度:フルHD
 予算:2万円〜
2・高速ゲーミングモニターの比較
 レート:240Hz -390Hz
 解像度:フルHD
 予算:3.5万円〜
3・2.5Kゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz--240Hz
 解像度:WQHD
 予算:4万円〜
4・4Kゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz
 解像度:4K
 予算:10万円〜
5・曲面ゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz〜165Hz
 解像度:フルHD WQHD UWWQHD
 予算:3万円〜
6・ゲーミングモニターまとめ
 =最終的なおすすめ機種の提案

液晶のみやすさ   ★★★★★
スタンドの性能   ★★★★★
応答速度      ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証      ★★★★★
総合評価      ★★★★★

 最終回となる6回目記事こちら)では、記事全体の「結論」として、価格別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 6回目記事は→こちら

posted by Atlas at 22:05 | PC用液晶モニター

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