1回目記事からの続きです→こちら
2-1・エレコムのキーボード

2回目記事のトップバッターは、日本のエレコムの小型Bluetoothキーボードです。
同社は、比較的安いBluetoothキーボードを得意としていて、ラインナップも多めです。
1・Bluetoothキーボードの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:ロジクール
1-3:Apple
1-4:ThinkPad
1-5:富士通
1-6:バッファロー
2・Bluetoothキーボードの比較 (2)
2-1:エレコム
2-2:アンカーほか
3・Bluetoothキーボードの比較 【結論】
3-1:最終的なおすすめの提案
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら各社の製品をみていきます。
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以下では、オススメできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな点は青字で書いていきます。

【2025年発売】
20・エレコム TK-PN1075MPBK
20・エレコム TK-PN1075MPWH
¥8,990 楽天市場 (11/16執筆時)
21・エレコム TK-PN1075MPABK
21・エレコム TK-PN1075MPAWH
¥7,990 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:パンタグラフ四職
配列:日本語90キー
接続:Bluetooth LE USB無線
キーピッチ:19mm
キーストローク:1.5mm
Fキー:サイズ小
電池: 内蔵バッテリー(7ヶ月持続)
サイズ:幅313×奥行119×高さ16mm
TK-PN1075MPシリーズは、エレコムの販売する薄型キーボードです。

こちらはPrecisionistシリーズという同社の新しいラインに属する製品で宇。
「打鍵感と確かな機能性」というキャッチフレーズは、スペック重視のAtlasに「刺さる」Wordなので早速確認しました。

重さは、390gです。
モバイル用とは言えない重さで、自宅内などで使うモデルです。

キーボードの形式は、パンタグラフです。
キーピッチは19mmで、キーストロークは1.5mmです。
ストロークがかなり短めです。最近のノートPCだとより短めのものも珍しくないですが、本機のような、外付けで、そこまで短くする必然性は、本体の見栄えの良さを良くするための「薄型化」を除けば、あまり説得力のある理由はないでしょう。

一方、1.5mmと浅いストロークですが、一般的なX字形(シザー)ではなく、同社のマーケ用語でいうところの「V字形」にすることで、「ラつきの少ないはっきりとした打鍵感」を確保したとされます。
同じような「薄型化」は(もっと薄かったのですが)Appleが、MacBook(12型など)で2015年前後に採用した「バタフライ構造」のパンタグラフの形状を思い出すものです。

このバネ形状の工夫は、(キートップのディッシュ型の凹みも寄与しますが)、薄型でも、打鍵場所によらない打鍵感を担保するための工夫です。
ただ、薄型化が利便性に直結するノートPCと違って、本機のような(持ちはこびを前提としない)Bluetoothキーボードの場合、「薄くて見栄えがする」という、デザイン上の利点以上の意味を持たない木はします。
薄さについても、Appleの Magic Keyboardのほうがさらに薄いですし、位置づけの「中途半端さ」を感じました。
ディッシュ形状の凹みも、ロジクールに比べて、見栄えの部分で劣ります。

キー配列は、日本語90配列の省スペースキーボードです。
いわゆる75%TKLになります。
特に矢印回りを含む右側の配置がノートPCに比べて変則的で、使いにくそうです。
一方、Copilotキーがあるなど、Windows用としては「今どき」ですが、Windows以外で利用する場合、用途がないのが残念です。
各OSへの対応は、Win Mac, iPad OS, Androidと全て公式対応です。
Bluetoothで3台のペアリングに対応します。
Bluetoothのバージョンは、Bluetooth LEとの記載です。
Bluetooth5.0世代かは不明ですが、発売時期からすれば、この世代のような気はします。
そのほか、本機はUSB無線(2.4GHz)対応で「USBドングル」が付属するので、総計で4機とペアリングできます。この部分は優秀でしょう。
充電方式は、内蔵リチウムイオン電池で、満充電で7ヶ月保ちます。
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以上、エレコムのTK-PN1075MPシリーズの紹介でした。
はじめに、見栄えのする「薄型キーボード」を作るという開発上の「必須条件」があって、そのために、1.5mmのV字型キーを採用し、見栄えと打鍵感の相対的な良さの両立を目指したという製品に思えました。
逆に言えば、ユーザー目線で言えば、持ち運ばない前提の筐体をそこまで「薄型」にする意図性がやや不明瞭に思える製品です「打鍵感」と「薄さ」の維持を図るための工夫である、キートップのディッシュ構造(凹み)が悪目立ちする感じもあり、デザイン面でももう一工夫欲しかった印象がある、新シリーズでした。
個人的には、「見栄えや薄さ」から最低減の「押し味の良さ」を担保するという発想ではなく、「押し味の良さ」から逆算した結果として「見栄えの良い」省スペースキーボードを開発して貰えれば、より嬉しいと思いました。

【2024年発売】TK-FBM093BK後継機
22・エレコム TK-FBM117SKBK
¥2,222 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:メンブレン式
配列:日本語101キー
接続:Bluetooth 5.1
キーピッチ:19mm
キーストローク:2mm
Fキー:サイズ小
電池: 単4電池×1(10ヶ月持続)
サイズ:幅361.6×奥行139.8×高さ25.3mm
TK-FBM117SKBKは、エレコムから販売されている格安の無線キーボードです。
Bluetooth搭載の小型キーボードとしては抜群に安いモデルの1つです。

重さは、350gです。
小型キーボードとはいえ、持ち歩いて利用するような配慮はありません。
基本的には、自宅内などで使うモデルです。

キーボードの形式は、メンブレンです。
冒頭の「選び方の基本」で書いたように、ゴム性のラバーの反発力を利用したキーボードで、「ベコベコ」した押し味です。
打鍵が静かというメリット性はありますが、打鍵感と耐久性は期待できないです。
キーピッチは19mmで、キーストロークは2mmです。
ピッチは十分ですが、ストロークは最近のメンブレンとしては薄めでしょう。
薄型のメンブレンは、実際、かなり打ちにくいです。

キー配列は、日本語92配列の省スペースキーボードです。
テンキーはないですが、矢印列の上のショートカットはあるタイプです。
加えて上部にホットキーが別に9つあり、ショートカットが多いので、合計で101キーです。矢印キーまわりの配置はクセはないです。
サイズは小さいですが独立したFキーもあります。

各OSへの対応は、Win Mac, iPad OS, Androidと全て公式対応です。
Macは「選び方の基本」で書いたような接続判定部分の工夫で「Mac判定」をする仕組みでの対応なので、ロジクールと同じです。
iPad OS・iOSは、ver.14以降の対応との表記ですが、iOS16以前で全てのキーが使えるかは不明です。
Androidは、一方、専用アプリを要する(ELECOM Keyboard layout)仕組みです。ただ、「かな入力」できない機種があるとの註記です。
先述のように、Android系の場合、スマホキャリア側のUI設計でJIS対応できない機種がありますし、何とも言えません。
充電方式は、単4電池で、約10ヶ月もつ仕様です。
Bluetoothのバージョンは、Bluetooth.5.1です。
問題ないです。
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以上、エレコムの無線キーボードの紹介でした。
メンブレンのロープロ(薄型)であるのが難点です。この仕組みは、「べこべこ」な打鍵感ほか、耐久性もネックです。キートップの品質も含めて値段相応です。
あまり、おすすめはできません。

【2024年発売】TK-FBM093BK後継機
23・エレコム TK-FBM117SKBK
¥2,222 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:メンブレン式
配列:日本語101キー
接続:Bluetooth 5.1
キーピッチ:19mm
キーストローク:2mm
Fキー:サイズ小
電池: 単4電池×1(10ヶ月持続)
サイズ:幅361.6×奥行139.8×高さ25.3mm
TK-FBM117SKBKは、エレコムから販売されている格安の無線キーボードです。
Bluetooth搭載の小型キーボードとしては抜群に安いモデルの1つです。

重さは、350gです。
小型キーボードとはいえ、持ち歩いて利用するような配慮はありません。
基本的には、自宅内などで使うモデルです。

キーボードの形式は、メンブレンです。
冒頭の「選び方の基本」で書いたように、ゴム性のラバーの反発力を利用したキーボードで、「ベコベコ」した押し味です。
打鍵が静かというメリット性はありますが、打鍵感と耐久性は期待できないです。
キーピッチは19mmで、キーストロークは2mmです。
ピッチは十分ですが、ストロークは最近のメンブレンとしては薄めでしょう。
薄型のメンブレンは、実際、かなり打ちにくいです。

キー配列は、日本語92配列の省スペースキーボードです。
テンキーはないですが、矢印列の上のショートカットはあるタイプです。
加えて上部にホットキーが別に9つあり、ショートカットが多いので、合計で101キーです。矢印キーまわりの配置はクセはないです。
サイズは小さいですが独立したFキーもあります。

各OSへの対応は、Win Mac, iPad OS, Androidと全て公式対応です。
Macは「選び方の基本」で書いたような接続判定部分の工夫で「Mac判定」をする仕組みでの対応なので、ロジクールと同じです。
iPad OS・iOSは、ver.14以降の対応との表記ですが、iOS16以前で全てのキーが使えるかは不明です。
Androidは、一方、専用アプリを要する(ELECOM Keyboard layout)仕組みです。ただ、「かな入力」できない機種があるとの註記です。
先述のように、Android系の場合、スマホキャリア側のUI設計でJIS対応できない機種がありますし、何とも言えません。
充電方式は、単4電池で、約10ヶ月もつ仕様です。
Bluetoothのバージョンは、Bluetooth.5.1です。
問題ないです。
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以上、エレコムの無線キーボードの紹介でした。
メンブレンのロープロ(薄型)であるのが難点です。この仕組みは、「べこべこ」な打鍵感ほか、耐久性もネックです。キートップの品質も含めて値段相応です。
あまり、おすすめはできません。
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なお、91キー配列の小型キーボードは、エレコムからほかにもでています。
順番にみておきます。

【2020年発売】
24・エレコム TK-FBM111BK
¥1,800 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:メンブレン式
配列:日本語92キー
接続:Bluetooth 5.0
キーピッチ:19mm
キーストローク:3.5mm
Fキー:フルサイズ
電池: 単4電池×1(8ヶ月持続)
サイズ:幅364.3×奥行150.8×高さ33.5mm
第1に、 TK-FBM111BKです。
写真のようなスタンド付属です。
こちらは、キーストロークがあるていど深めですが、メンブレンです。
やはり、この部分であまりおすすめしません。
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【2021年発売】(2機の性能は同じ)
25・エレコム TK-FBM119KBK
¥2,596 楽天市場 (11/16執筆時)
26・エレコム TK-FBM119KBK/EC
¥1,800 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:メンブレン式
配列:日本語92キー
接続:Bluetooth 5.0
キーピッチ:19mm
キーストローク:2.5mm
Fキー:サイズ小
電池: 単4電池×1(6ヶ月持続)
サイズ:幅360.6×奥行142.5×高さ25.6mm
第2に、TK-FBM119KBKです。
こちらもメンブレンです。
キーストロークと2.5mmと、メンブレン式だと浅いです。
その後でた先述の新型はより薄い薄いとは言え、打ちやすいとは言えません。
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【2023年発売】
【Windows向け】
27・エレコム KEY PALETTO TK-FS10BMKBK
¥3,400 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【iOS向け】
28・エレコム KEY PALETTO TK-FS10BMKIBK
¥3,100 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
OS対応:Win
キー方式:メンブレン式
配列:日本語84キー
接続:Bluetooth 5.1
キーピッチ:17mm
キーストローク:2.5mm
Fキー:サイズ小
電池: 単3電池×1(24ヶ月持続)
サイズ:幅267×奥行約136×高さ約23mm
第3に、KEY PALETTOシリーズです。
こちらもメンブレンですし、ピッチ・ストロークがイマイチなので、一般向けとしては、評価できません。

ただこちらは、写真のように、利用する指ごとキーの色分けがあります。
ようするに、ブラインドタッチを子供が覚えるための教育用です。
大人でも面倒なCaps Lockを物理的に無効にするスイッチもあり、親切です。

そうなると、キーサイズが小さいのも、メンブレン式であるのも、問題ないでしょう。
一方、子供がいたずらしにくい工夫のための採用のようです。飲食しながら使わないように配慮すれば、長持ちするかと思います。
一方、大人が使っても良いですが、キーピッチが狭めですので、打ちにくいでしょう。ターゲット層はやはり子供です。
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【2023年発売】
29・エレコム TK-CM10BMKBK
29・エレコム TK-CM10BMKIV
¥3,190 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:メンブレン式
配列:日本語86キー
接続:Bluetooth 5.1
キーピッチ:17mm
キーストローク:2.0mm
Fキー:サイズ小
電池: 単3電池×1(24ヶ月持続)
サイズ:幅267×奥行約136×高さ約23mm
第3に、TK-CM10BMKシリーズです。
1つ上の子供用と同じ筐体を使う「大人用」です。

色分けはないですが、先述のCaps Lockを物理的に無効にするスイッチがあります。まあ、OSでの無効化はできますが、たまに使う場合は便利かもしれません。
ただ、スイッチはメンブレン式ですし、ストロークは子供用より浅くとっている部分もありますし、あえて本機を選ぶ必要性はないと思います。

【2024年発売】
30・エレコム Slint TK-TM10BPBK
30・エレコム Slint TK-TM10BPBU
30・エレコム Slint TK-TM10BPPK
30・エレコム Slint TK-TM10BPWH
¥2,991 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:パンタグラフ式
配列:日本語83キー
接続:Bluetooth 5.0
キーピッチ:19.0mm
キーストローク:2.0mm
Fキー:サイズ小
電池: 単4電池×2(約22ヶ月持続)
サイズ:幅286×奥行121×高さ20mm
Win11 ★★★☆☆
Mac ★★★☆☆
iOS・iPad ★★★☆☆
Android ★★★☆☆
打ちやすさ ★★★☆☆
TK-TM10BPシリーズも、エレコムのBluetoothキーボードの中級機です。
重さは、280gです。
軽量で薄いので、持ちはこびで利用することを想定している製品です。

キーボードの形式は、パンタグラフ式です。
先述のように、同社の下位機はメンブレン式でしたが、こちらは他社同様です。

ノートPCと同じ方式であり、問題ないです。
キーピッチは19mmで、キーストロークは2mmです。
パンタグラフ式としては、十分なスペックです。
この部分で打ちずらさは感じないと思います。

キー配列は、日本語83配列の省スペースキーボードです。
配置においてさほど特殊な部分もなくスタンダードです。
あえて言えば、矢印部分がやや窮屈ですが、これは小型だと多くの他社機も同じです。

各OSへの対応は、Win Mac, iPad OS, Androidと全て公式対応です。
本機の場合も、MacやiPad OSは普通に接続できますが、Androidはレイアウトアプリの導入を要する上で、機種によっては「日本語入力できない」という註記です。
充電方式は、単4電池2本で、約22ヶ月もつ仕様です。
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以上、エレコムのTK-TM10BPシリーズの紹介でした。
エレコム製品だけで言えば、パンタグラフ式を採用する上で、特殊なキー配列もないので打ちやすいモデルです。
Android系への対応が「イマイチ不明瞭」なのを除けば、大きな問題はなさそうです。
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【2017年発売】
31・エレコム TK-FBP102XBK
¥3,570 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【Amazon限定型番】(性能は同じ)
32・エレコム TK-FBP102XBK/EC
¥2,269 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:パンタグラフ式
配列:日本語79キー
接続:Bluetooth 3.0
キーピッチ:19.0mm
キーストローク:2.0mm
Fキー:サイズ小
電池: 単4電池×2(約13ヶ月持続)
サイズ:幅286×奥行121×高さ20mm
なお、パンタグラフ式はもう1機TK-FBP102シリーズがあります。
本体色は、黒のほか、青(TK-FBP102XWH)と白(TK-FBP102XBU)が用意されます。
重さは、264gとこちらの方が軽いです。
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ただ、日本語78キーで、とくに下段が特殊配置です。
スペースキー広く取れる部分はありますが、無変換・OPTION・コマンドキーは、FNボタンを押さなければ利用できない変則仕様です。
Bluetooth規格も、数世代古いため、接続安定性の部分でも新機種が良いでしょう。

【2017年発売】
33・エレコム マルチデバイス TK-DCP01BK
¥3,940 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:パンタグラフ式
配列:日本語87キー
接続:Bluetooth 2.0
キーピッチ:17.5mm
キーストローク:1.7mm
Fキー:サイズ小
電池: 単3電池×1(6ヶ月持続)
サイズ:幅295×奥行166×高さ23.5mm
Win11 ★★★★☆
Mac ★★★☆☆
iOS・iPad ★★★★☆
Android ★★★★☆
打ちやすさ ★★★★☆
TK-DCP01BK も、エレコムのキーボードです。
先ほどよりも1ランク性能が高い機種です。
台座は、アジャスター付きで、大抵のタブレットやスマホが固定できます。
重さは、約440gです。
台座がある分重いので、持ち運ばずに使いたいキーボードです。
キーボードの形式は、こちらも、ノートパソコンと同じ「パンタグラフ式」です。

キーピッチは17.5mmで、キーストロークは1.7mmです。
打ちやすさの部分で、いずれも若干気になるスペックです。
キーとキーの間が開いたアイソレーション型ですが、他機と比べるとスペックとしては弱いです。
キー配列は、日本語87配列の省スペースキーボードです。
サイズは小さいですが独立したFキーもありますし、配置部分の特殊性はさほど感じないです。

各OSへの対応は、Win Mac, iPad OS, Androidと全て公式対応です。
ただし、本機の場合も、AndroidOSについては、機種により「かな入力」非対応との駐機です。
Fnキーを使った切替で、MacやiOS系の端末で刻印通りのタイピングが可能です。
また、アプリをインストールすれば、Android系のスマホやタブレットでも、キーの刻印通りの文字を入力できます。

充電方式は、単3電池で、約6ヶ月もつ仕様です。
また、省電力という面では、この機種は専用台座に置くだけでキーボードの電源のON/OFFができるため、便利です。
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以上、エレコムのTK-DCP01BKの紹介でした。
パンタグラフ式を採用している点や、タブレット向きの台座がある点など、モバイル用で打ちやすい機種を低価格で探している方におすすめできそうな機種です。
そのため、4000円前後の予算で、かつ、タブレット用として購入される場合、こちらは良い機種の1つだと思います。

【2016年発売】
【タッチパッドなし】
34・ELECOM TK-FLP01BK
¥5,660 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【タッチパッドあり】
35・ELECOM TK-FLP01PBK
¥5,980 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
OS対応:WiniPad OS, Android
キー方式:パンタグラフ式
配列:日本語79キー
接続:Bluetooth 3.0
キーピッチ:19mm
キーストローク:2mm
Fキー:小サイズ
電池: 充電式(約6ヶ月)
サイズ:291×92×8mm
Win11 ★★★★☆
Mac ★☆☆☆☆
iOS・iPad ★★★★☆
Android ★★★★☆
打ちやすさ ★★★☆☆
TK-FLP01BK は、ELECOMが販売する折りたたみ式のキーボードです。
折りたたみ式は、Microsoftが徹底したので、大手周辺機器メーカーではELECOMが唯一になりました。

キーボードの形式は、格安ですが、しっかりパンタグラフ式です。

キーピッチは、19mmで、キーストロークは1.2mmです。
モバイル用ですが、キーピッチがしっかり広く、押しやすいです。
省スペース設計ながら、この部分を犠牲にしないのは好感が持てます。
キーとキーの間にスペースがある「アイソレーション方式」のキー配置なので、押しやすさも担保されます。

キー配列は、一般的な日本語配列の省スペースキーボードです。
下段キーはかなり押し込めた感はありますが、独立したFキーが付くのは利便性の面で評価できます。
ただし、独立したFキーがなく、スペースキーのある下段のキーも特殊配列です。
そのため、ショートカットキーに慣れている人には不向きです。Fnボタン+数字で代用できますが、これは注意するべき点です。

各OSへの対応は、Macを除き、Win iPad OS Androidに公式対応です。
本機は、スイッチ切替式で対応になります。
キー刻印もしっかりあります。
充電方式は、こちらもUSB充電式で、約6ヶ月もつ仕様です。
台座は、携帯用ですので付属しません。

重さは、230グラム、常識的な範囲です。
折りたたみ式ですから、折りたためば、ポケットに入れて運べます。
台座は、タブレット対応のものが付属します。
なお、持ちはこび時には、キーボードの保護ケースになる構造です。

なお、ポインティングデバイスと利用できるタッチパッドが付属する上位モデルがあります。
マウス操作が可能ですが、配置した分、キーボード配置がやや特殊化しています。また、ポインティングデバイスは、iOSでは利用できない点は注意するべきでしょう。
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以上、エレコムのTK-FLP01BKの紹介でした。
折りたたみ式ながら、キーピッチ・キーストロークに余裕がある点で優れます。
折りたためば、ビジネスバッグの邪魔にならないデバイスなので、非常用に備えるのにも向く機種です。

【2024年発売】
36・ エレコム Bluetooth Slint TK-TM15BPBK
36・ エレコム Bluetooth Slint TK-TM15BPBU
36・ エレコム Bluetooth Slint TK-TM15BPPN
36・ エレコム Bluetooth Slint TK-TM15BPWH
¥5,209 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【カバーなし】
37・ エレコム Bluetooth Slint TK-TM15BPGM/EC
¥5,290 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:パンタグラフ式
配列:日本語82キー
接続:Bluetooth 5.0
キーピッチ:17.2mm
キーストローク:2.0mm
Fキー:サイズ小
電池:内蔵式(3ヶ月)
サイズ:幅256×奥行142×高さ7.2mm
TK-TM15BPBKは、日本のエレコムの販売するタブレット用のスマートカバー付きのキーボードです。

本機の場合「カバーなし」と書いたもデルを除いて、収納と固定用台座を兼ねたカバーとキーボードが付属するタイプです。
iOS・Android系を問わない汎用設計となっています。
カバーは、12.9インチまで対応します。
重さは、本体は211gで、軽量です。
ただ、ケース自体の重さが非開示ですが、方式上、それほど重くはないでしょう。

キーボードの形式は、こちらもパンタグラフ式です。
キーが沈む深さ(ストローク)は、2mmです。
文字キーの間隔(キーピッチ)は、ただ、17.2mmです。
若干狭めなので、手が大きな方には向かないでしょう。

キー配列は、日本語82配列のキーボードです。
ノートPCのキーボードを基準として言えば、さほどクセのある配置ではないです。
ただ、先述のように、通常キーのサイズも小さめなので、やや窮屈感があります。

各OSへの対応は、Win Mac, iPad OS, Androidと全て公式対応です。
接続先の種類を判定して、自動で信号を切り替えるタイプです。
一方、Android系についても、先行した同社の他機と違って「アプリなし」で使えます。
これは「選び方の基本」で書いたように、Android 13以降でJISのキーマップがOSに入ったことが大きいでしょう。実際、それ以降のOSのみ対応表記です。
iOS系も、iOS17以降の対応になります。
充電方式は、こちらはバッテリー式です。
充電リチウムイオン電池を利用する方式です。ただ、約1.1年という長寿命です。
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以上、エレコムのTK-SLP01BKの紹介でした。
カバー付きキーボードは安いものが市場に少ないので「すき間を付く」製品としてニーズがあるでしょう。
ただ、キーの押し味は値段なりで、高い期待はできません。
「打ちやすさ」を重視するならば、特にiPad系列のユーザの場合は、汎用設計製品より、専用設計が良いでしょう。
2-2・ANKERのキーボード

最後に、Ankerの小型Bluetoothキーボードをみておきます。
バッテリーで特に有名な、米国起源の企業です。

【型番 AK-A7726121】
38・ANKER Ultra-Slim Bluetooth Keyboard
¥2,000 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:パンタグラフ式
配列:英語78キー
接続:Bluetooth 3.0
キーピッチ:17mmほど
キーストローク:
Fキー:小サイズ
電池: 単4電池
サイズ:284×122×18.5mm
A7726121 は、 Ankerが販売する、スリムタイプのキーボードです。
バッテリーの販売などでプレゼンスがある、米国発祥の企業です。
重さは、190gと軽めです。
電池の部分を考慮しても200g強で済みます。

キーボードの形式は、ノートPCと同じ普通のパンタグラフ式です。
繰り返しになりますが、5000円以内のキーボードとしては、この形式が最も安定感があります。ノートPC用と同じ方式です。

キーピッチは、目測で17mm前後です。キーストロークは、不明です。
キーピッチは狭めで、キー自体にこだわった印象は少ないです。
キー配列は、英語78配列です。
PC用として利用する場合、記号キーの配列などが日本語と異なること、また、日本語切替について「半角・全角」操作などができない点など、仕様差がある点も了解が必要です。
各OSへの対応は、Win Mac, iPad OS, Androidと全て公式対応です。
英語配列の場合、日本語配列ほど「致命的な違い」は生じないので、対応表記は納得感があります。

充電方式は、バッテリーメーカーのAnkerながら単4電池式です。
本体下部の台座のところに入れる仕様で、約8ヶ月の寿命です。
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以上、AnkerのA7726121の紹介でした。
最近はタブレット専用設計が多く、軽量で、PC用途にも使える製品は最近少なくなっています。
その部分では貴重ですが、キー品質はさほど強調でない製品ではあります。
次回に続く!
打ちやすいBluetoothキーボードのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、小型のBluetoothキーボードの比較の2回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

3・Bluetoothキーボードの比較 【結論】
3-1:最終的なおすすめの提案
打鍵感 ★★★★★
誤入力防止 ★★★★★
疲れにくさ ★★★★★
高速入力 ★★★★★
静音性 ★★★★★
耐久性 ★★★★★
便利機能 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
最終回の「結論編」(こちら)では、中型以上のBluetoothキーボードを含めて、全ての機種から、価格別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
最終回記事は→こちら
