Top PC周辺機器 比較2025' 【TKL型】無線キーボード58機の性能とおすすめ・選び方:テンキーレスBluetoothキーボード(2)

2025年06月30日

比較2025' 【TKL型】無線キーボード58機の性能とおすすめ・選び方:テンキーレスBluetoothキーボード(2)

1回目記事からの続きです→こちら

2-1・ロジクールのキーボード

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 2回目記事では、ロジクール(Logicool)のうち、1回目記事で見れなかった製品の紹介からです。

1・PC向け省スペースKBの比較 (1)
 1-1:FILCO〈日本〉
 1-2:ロジクール 1〈スイス〉
2・PC向け省スペースKBの比較 (2)
 2-1:ロジクール 1〈スイス〉
 2-2:Rezer〈シンガポール〉
 2-3:キークロン〈香港〉
 2-4:コルセア〈米国〉
 2-5:ASUS〈香港〉
 2-6:その他〈各社〉
3・Bluetoothキーボードの比較 【結論】
  =最終的な「おすすめ」の提案

 今回も、1回目記事こちら)と同じ基準で各機をみていきます。

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 なお、以下の本文では、いつものように、オススメできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな点は青字で書いていきます。


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 【2022年9月発売】

 【リニア(赤軸)】

 38・ロジクール SIGNATURE K855
   ¥11,191 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

キー方式:メカニカル式
配列:日本語88キー
接続:Bluetooth 5.0
キーピッチ:19mm
キーストローク:4±0.4mm
Fキー:フルサイズ
電池: 36ヶ月(バッテリー)

Win11   ★★★★★
Mac    
★★★★☆
iOS・iPad ★★★★☆

Android   
★★★★☆
打ちやすさ ★★★★★★

 SIGNATURE K855も、ロジクールの製品です。 

 1つ上でみたMX MECHANICAL MINI廉価版的な位置づけの製品です。

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 キーボードの形式は、本機もメカニカルです。

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 キーの種類は、1種類で、クリック感がないリニア(赤軸)だけです。

 キーピッチ19mmストロークは、4±.04mmです。

 先ほどの製品と違い、ロープロではなくその特性は変わらないと言えます。

 なお押上圧は、正確には開示がなく、45±15gという表記です。

 いずれにしても、キーを1種類にすることで、部品の調達コストを下げていると思われます。

 打ちやすさの部分では、ストロークが出せる部分でMX MECHANICAL MINIよりよさそうです。

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 タイピング角度も、脚上げレバー(チルトレッグ)が付くので、わりと本格的です。

 角度は、4°と8°で切り替え可能です。

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 キー配列は、日本語89キー配列です。

 一般的な91キーに対して、Fキー右側の3ボタンがないタイプです。あまり使わないでしょうから問題ないです

 一方、Mac用のキー刻印があるほか、スマホ用の顔文字などの刻印もあります。

 上位機同様に、Logi Options+を利用し、OSのマッピングを調整する仕組みです。

 汎用タイプは、キートップの刻印の文字が多く、わかりにくい上に美観を損ねる部分がはりますが、OSをまたいで利用しやすい部分はあります。

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 Fキーはフルサイズで、矢印キー部分も「普通配置」なので、ブラインドタッチはしやすいでしょう。

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 接続は、本機の場合も、Bluetooth5(LE)です。

 ただ、Bluetooth式のUSBドングル(LOGI BOLT USB RECEIVER)も上位機と同じものが同梱です。

 ペアリングは、3台まで登録できます。

 本機もLogicool Flowに対応です。このあたりは、上位機と仕様は変わりません。

 充電方式は、内蔵バッテリー式です。

 最長36ヶ月と上位機より長いのは、バックライト未搭載の部分によりそうです。 

 重さは、692.4gです。

 持ちはこびは前提としていません。

 以上、ロジクール(Logitech)のSIGNATURE K855の紹介でした。

 変則的なキー配置にせず、メカニカルスイッチを採用し、Bluetoothを装備する機種としては、「最安級」です。

 「赤軸」だけにし部品の調達コストを下げ、複数のOSに対応できるようにして、購買ターゲット層を増やすなど、「改悪な廉価版」せずに価格を下げる工夫が見られます。

 アルミ製の本体台座を採用し、重さも過度に削っていません。打鍵時の剛性も担保があります。それでいて、形状に「かわいさ」があり、一般ユーザー受けしそうな感じで完成度も高そうです。

 1万円前後の製品で、最近見たものの中では結構良い製品に思えました。値段重視で、パソコン用に考えているならば、選んで良い製品の1つでしょう。 

 一方、(ロジクールの他機もですが)周囲にケースがなくキーがむき出しなので、側面を指休めに使えない部分と、ゴミが入りやすい部分はあります。

 また、経年変化での耐久性や、外見の美観の変化についても、このタイプは新登場なので、使い込んでどうなるかは、少し今後のレビューなどを気にしてもよい部分です。

 そのほか、複数ある同社の軸色のうち、クリック感のない部分で、メカニカル式としてはやや「クセ」がある赤軸」しか選べない部分がネックです。

 本体の剛性や筐体への共鳴の部分で、クリッキーな青軸や茶軸は採用しがたかったため、「赤軸」の採用になった部分は、少なからずあるのかもしれません。

2-2・RAZERのキーボード

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 続いて、シンガポールのPC用ゲーム周辺機器大手のRazerの発売するキーボードです。

 同社の場合も「ゲーミング用キーボード」としての展開がメインです。


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 【グリーン】RZ03-03891400-R3M1

 39・Razer BlackWidow V3 Mini
  ¥22,780 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

 【イエロー】 RZ03-03890100-R3M1

 40・Razer BlackWidow V3 Mini
  ¥(19,800) Amazon.co.jp (6/30執筆時)

キー方式:メカニカル式
配列:英語68キー
接続:Bluetooth USB無線 USB
キーピッチ:12-3mm前後
キーストローク:4mm
Fキー:なし
電池: 200時間(バッテリー)

Win11   ★★★★★
Mac    ★★★★★
iOS・iPad  ★★★★★
Android   ★★★★★
打ちやすさ ★★★★☆

 BlackWidow V3 Miniは、シンガポールのRazerが販売するBluetooth対応の省スペース型のゲーミングキーボードです。

 見たとおりのイルミネーション付きのゲーミング用です。

 オフにもできますし、単色にもできますが、基本的にはその用途に作られたモデルです。

 接続方法は、本機は、Bluetooth 5ほか、2.4GHz帯のUSB無線・有線(USB-C)での接続にも対応します。

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 キーボードの形式は、こちらもメカニカル式キーボードです。

 2014年から同社はスイッチの社内製造をしているとの記載がみられます。海外記事を見る限り、中国のスイッチメーカーである凱華電子のカスタマイズ仕様のようです。

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 軸色は2色の展開です。

 緑軸は、50gの荷重で、カチカチという強いクリック感があるタイプです。

 チェリーの青軸に近い特性ですが、より軽く押せると言えます。

 黄軸は、同じくクリック感があるタイプですが、荷重が45gとやや軽いほか、キーが1.2mmの浅さで反応するため、ロープロではないものの、ゲーム用の連続入力に割と適した仕様です。

 チェリー系では類似の製品はないと思います。

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 キー配列は、Windows向けの英語68配列キーボードとなります。

 リアルのFキーがなく、配列も矢印キー周りがかなり特殊です。

 Winキーはあります。

 キーピッチも、標準より狭いので、打ちやすさの部分ではさほど評価できません。

 充電方式は、内蔵バッテリー式です。

 付属のUSB-Cケーブルで、充電も可能です。持続時間については情報がないですが、ライティングもある製品ですので、1日だと思います。

 その他、フルNキーロールオーバー仕様で、キーボードの角度調整に対応できます。

 以上、RazerBlackWidow V3 Miniの紹介でした。

 英語キーボードで、ゲーミング用にカスタマイズされた製品です。

 少し高いですが、キーやスイッチのの耐久性・耐摩耗性にも配慮があるため、特殊な打ち方(というか力の入れ方)をするゲーム用として選択肢になります。

 ただ、先述のように、キーサイズ・配置とも特殊なので、用途はそれに限定されるでしょう。

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 【グリーン】RZ03-03891700-R3J1

 41・Razer BlackWidow V3 JP
  ¥17,480 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

 【イエロー】RZ03-03891000-R3J1

 42・Razer BlackWidow V3 Mini JP
  ¥22
,780 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

キー方式:メカニカル式
配列:日本語73キー
接続:Bluetooth USB無線 USB
キーピッチ:12-3mm前後
キーストローク:4mm
Fキー:なし
電池: 200時間(バッテリー)

 なお、本機は、日本語配列バージョンの製品も追加で販売になっています。

 ただ、やはり、キーピッチと配列は事前に確認を要するでしょう。



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 【2023年発売】

 【英語配列】

 (本体白)RZ03-04373500-R3M1

 43・Razer DeathStalker V2 Pro Tenkeyless
  ¥31,200 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

 (本体黒)RZ03-04370100-R3M1

 44・Razer DeathStalker V2 Pro Tenkeyless
  ¥24,300 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

 【日本語配列】

 (本体黒)RZ03-04371400-R3J1

 45・Razer DeathStalker V2 Pro Tenkeyless
  ¥24,300 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

キー方式:メカニカル式(光学)
配列:英語87キー 日本語91キー
接続:Bluetooth USB無線 USB
キーピッチ:19mm前後
キーストローク:2.8mm
Fキー:なし
電池: 200時間(バッテリー)

Win11   ★★★★★
Mac    ★★★★★
iOS・iPad  ★★★★★
Android   ★★★★★
打ちやすさ 
★★★★★
※評価は英語配列

 DeathStalker V2 Proも、Razerのゲーム向けのBluetoothキーボードです。

 接続は、こちらもUSB・USB無線・Bluetooth 5.0兼用です。

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 キーボードの形式は、接点がメカではなく、赤外線の光学式スイッチになります(RAZER リニア薄型オプティカルスイッチ)。

 メカニカル式の仲間ですが、主にゲーム向けに連射効率を追求した新世代です。全体として耐久性もあがります。メカニカル特有のチャタリング問題も生じない方式です。

 最近出てきたもので、利点が強調される一方、問題点はまだ洗い出せていない感じはあります。逆に言えば、「ない」ようならば、普及するでしょう。

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 スイッチの性質は、メカ式と同じで種類があります。

 こちらは、リニアで、クリック感がないオレンジ軸です。

 チェリーで言えばピンク軸に似た特性です。ただ、ストロークは(メカ式としては)浅めの2.8mmになります(アクチュエーションポイントは1.2mm)。

 ロジクールにもあったロープロタイプで、高速性が重要になるゲーム用に作られたと言えます。

 キー配列は、英語87キーほか、黒モデルには日本語配列があります。

 矢印キー周りを含めて、特殊な配置はないです。

 キーピッチは、標準的です。

 充電方式は、内蔵バッテリー式です。

 付属のUSB-Cケーブルで充電する形式で、イルミありで50時間です(なしで200時間)。

 本機もキーボードの角度調整に対応できます。

 以上、RazerDeathStalker V2 Proの紹介でした。

 配列はオーソドックスですので、ブランドタッチを含めて違和感なく使えるかと思います。

 ただ、リニアな特性で、ロープロ(低身長)キーなので、本質的にはゲーム向けに作られているので、(イルミは消せますが)そちらの目的で利用するべきモデルです。

2-3・キークロンのキーボード

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 つづいて、香港のKeychronのキーボードです。

 スタートアップ初で 海外では数年前から有名な製品でした。2021年からコペックジャパンが正規輸入をはじめると同時に、日本語モデルも展開しています。


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 【2024年発売】

 【ゲータロン・赤軸】

 46・キークロン Q1 Max QMK/VIA SKU: Q1M-M1-JIS
 47・キークロン Q1 Max QMK/VIA SKU: Q1M-P1-JIS
  ¥43,990 楽天市場 (6/30執筆時)

 【ゲータロン・茶軸】

 48・キークロン Q1 Max QMK/VIA SKU: Q1M-M3-JIS
 49・キークロン Q1 Max QMK/VIA SKU: Q1M-P3-JIS
  ¥43,990 楽天市場 (6/30執筆時)

 【ゲータロン・バナナ軸】

 50・キークロン Q1 Max QMK/VIA SKU: Q1M-M4-JIS
 51・キークロン Q1 Max QMK/VIA SKU: Q1M-P4-JIS
  ¥43,990 楽天市場 (6/30執筆時)

キー方式:メカニカル式
配列:日本語84キー
接続:Bluetooth USB無線 USB-C
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
Fキー:あり
電池: 110時間(バッテリー)

Win11   ★★★★★
Mac    ★★★★★
iOS・iPad 
★★☆☆☆
Android   
★★☆☆☆
打ちやすさ ★★★★★

  Q1 Max は、キークロンのTKLキーボードです。

 同社は「カスタムメイド」に近いラインアップ展開で、USキーボードなら(それこそ)各サイズ、各軸色で無数にあります。

 一方、JISでだされているものも以前だと多くあったのですが、生産完了モデルを除く、現行機だと、以上のモデルが「代表的」といえます。

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 バックライトは、RGBカラーに対応します。

 基本ゲーム用の仕様ですが、OFFや単色にもできます。

 接続方式は、2.54HzのUSB無線Bluetoothのスイッチ切替式です。

 有線のUSB-Cも対応です。

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 スイッチは、中国のゲータロンが出すGateron Jupiter スイッチです。

 メカニカル式ですが、ロープロ(低身長)ではなく、普通のキーです。

 軸の種類は、3種類です。

 一方、本機は、ホットスワップ対応です。

 ドイツのCheryのMXスイッチ(5pin)と互換するのでスイッチごと交換できる仕様です。

 同社の光学式キーほか、Kailhなど同じ形状のものならば対応できます。3pinも使えるようです。

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 打鍵感は、キーによって変わります。

 上表は、FILCOマジェスタッチの打鍵感の比較表です。

 これにあわせると、それぞれの赤軸と茶軸は、そこまで性質は変わりません。

 バナナ軸は、タクタイル(クリック感)があるタイプです。

 ただ、「カチッと」いう感じの青軸ほどクリッキーではなく、茶軸ほどのクリック感(トコっ」になります。 Cherryでいえば(上には載せていませんが)作動点を除けば「クリア軸」に近い感じです。

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 結論的にいえば、バナナ軸は、仕事用だと、誤入力を防ぐため重めの打鍵感とある程度の「クリックした感(ひっかかり)」が欲しい方で、打鍵音があまりうるさくては困る感じの人が適当です。

 ただ、特殊な押し味ではあるので、茶軸を利用していて、それだと、押し味や手五体が「ちょっと軽めだな」と感じた方に向きそうです。

 ストロークは、4mmです。

 バナナ軸だけは、3.4mmですが、あまり感じは変わりません。

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 なお、本機は、大型バーの打鍵も良いです。

 全機とも大きめなキー(スペース・シフト・エンター)へのねじ込み式のスタビライザー採用の言及があります。

 筐体も、吸音性を高め、ノイズを低減し、打鍵の安定感を高める独自の工夫があります。

 例えbあ、高価な削り出しのアルミ筐体の採用や、底打ち感を防ぐ「ガスケットマウント」など多くの工夫があります。

 本機は、同社の(英語用のみ展開のスタンダード機と違って)プロ版に相当するので、仕様面で、こうしたこだわりがあります。

 キートップは、耐久性のあるPBT樹脂キャップを採用します。

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 キー配置は、キー自体の変更や、文字列の入力など自由に設定できます。

 本機の場合、キーボード側のデータの書換になります。

 OS側をいじるソフトウェアマクロと違って、機種に依存しないメリットがあります。また、Macの場合、OSの更新に伴う諸問題もクリアできると言えるでしょう。

 ハードマクロは、昔と違って、視覚的にプログラムができるソフトが提供されるようになったため、中級者以上ならば、プログラムの知識がなくともできます。そして、結構便利に使えます。

 VIAは日本語独自の特殊キーも対応(Specialタブにある)なので、それなりに「しきいは低い」でしょう。

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 キー配列は、日本語84キー配列です。

 91キーの日本語TKLと比べる場合、Deleteは独立ですが、Home、Endキー他が、Fnキーとの複合仕様になります。

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 なお、もとは、日本語Mac仕様のキートップですが、Windows用には、交換キーがデフォルトで付属です。

 このほか、右上には、ボリュームやアプリ切替ほかに設定できる、回転ノブもあります。

 スマホへの対応は、特段、意識がない製品です。

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 バッテリーは、4000mAhで、LEDオフでも180時間の保ちです。

 若干、短いですが、これは「てんこ盛り」の仕様ですし、仕方ないでしょう。

 Bluetoothのバージョンは、5.1です。

 重さは、約1.7kgです。

 筐体はアルミですし、しっかり重めです。

 動きにくいもで、メリット性といえます。

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 以上、Keychron Q1 Max の紹介でした。

 相当程度高価なのですが、筐体の作り、ハードウェアマクロ、ホットスワップ対応と、フルLEDカラー照明と、値段の理由はしっかりある感じです。

 本機を仕事用に考える方はあまり多くないかもしれませんが、上級者だと(慣れた)チェリーの軸にも乾燥できますし、軸の「改造」前提で利用する場合の「ベース機」として良さそうです。

 ただ、91キーの仕様で作ってくれたとは(個人的には)思いました。

2-4・コルセアのキーボード

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 続いて、米国のコルセアのキーボードです。

 米国のPC周辺機器メーカーで、ゲーミングに強い企業です。


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 【2023年発売】(24年色追加)

 52・Corsair K65 PLUS WIRELESS CH-91D401L-JP
 52・Corsair K65 PLUS WIRELESS CH-91D431E-JP
  ¥21,264 Amazon co.jp (6/30執筆時)

キー方式:メカニカル式
配列:日本語82キー
接続:Bluetooth USB無線 USB
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
Fキー:なし
電池: 1日(バッテリー)

Win11   ★★★★★
Mac    ★★★★★
iOS・iPad  ★★★★★
Android   ★★★★★
打ちやすさ ★★★★★★

 CH-91D401L-JP は、アメリカのCORSAIRが販売するBluetooth対応キーボードです。

 24年に、桜柄が追加されました。

 最近のプリント技術は高度で、意外にうるさくないです。

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 同社は、ゲーミングに強い周辺機器メーカーであり、この機種も「Bluetoothゲーミングキーボード」として売られているものです。

 したがって、他機同様にイルミネーション対応になります。

 接続方法は、Bluetooth(バージョン不明)のほか、2.4GHz帯のUSB無線での接続にも対応します。

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 キーボードの形式は、メカニカル式です。

 スイッチは、CORSAIR Redという名前です。

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 同社の旧機はチェリーの赤軸でしたが、独自調達の製品です。チェリーなら公開するでしょうし、中国のGateronなど他社の特注かなと思います。

 その場合も、既に軸色による性質は「業界標準」のようになっているので、チェリー同様に、リニアで軽いタッチでしょう。

 キーピッチ19mmストロークは、4mmです。

 キーの反応するアクチュエーションポイントは、1.9mmです。閾値を考慮すれば、チェリーやゲータロンの(普通の)スイッチと同等です。潤滑加工(ルブ)の記述もありますし、キークロンで採用されるものと、調達先も同じでしょう。

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 また、大きなキーについては、独自のスタビライザー処理の記述もあります。

 意外と重要な部分で、既にみたキークロンも上位版だと、スタビライザー部分の工夫が加わります。プレート部分の安定性を含めて、このクラスだと堅牢性(ぐらつきや振動の少なさ)に配慮を感じます。

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 キー配列は、日本語82キー配列です。

 最下段の配列が、日本のTKLとしては少し特殊ですが、スペースバーが長めです。ここを好んで選ぶ方はいそうです。

 一方、矢印キーあたりの配置はかなり独自で、窮屈です。

 なお、右上には、プログラム可能なダイヤルがあり、ライティングの輝度調整などに使えます。

 充電方式は、内蔵バッテリー式です。

 バックライトオフ時でも、稼働時間は最大266時間です。

 あまり長くないのは、ゲーム用に共通します。ゲーム用だとレポートレートが高くする必要があり、オンボードメモリでプロファイルを保存できる仕様になるので、その部分で電力を使うからです。

 Bluetoothのバージョンは、非開示です。

 バッテリーが持たない点から、低消費電力のLE(Low Energy)ではないかと思います。

 その他、フルNキーロールオーバー仕様で、キーカスタマイズ可能な点など、ゲーミング用途に最適化されています。

 以上、CORSAIRCH-91D401L-JP の紹介でした。

 基本的に、Bluetoothというより、USB(無線)でつなげて利用する本格的なゲーミング用です。ただ、ゲーミング用以外でも、日本語配列としてはスペースキーが大きめで、ネジ止めスタビライザー搭載ですし、高速タイピングしたい方に、ニーズがあるような気はします。

2-5・ASUSのキーボード

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 続いて、ASUSです。

 台湾のPC周辺機器メーカーで、同社もゲーミング用に強い企業です。


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 【2023年発売】

 53・ASUS ROG Azoth M701 ブラック
 53・ASUS ROG Azoth M701 ホワイト
  ¥29,345 楽天市場 (6/30執筆時)

キー方式:メカニカル式
配列:英語81キー
接続:Bluetooth USB無線 USB
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
Fキー:なし
電池: (バッテリー)

Win11   ★★★★★
Mac    ★★★★★
iOS・iPad  ★★★★★
Android   ★★★★★
打ちやすさ ★★★★★★

 ROG Azoth M701は、台湾のASUSが販売するBluetooth対応キーボードです。

 同社のゲーミング用ブランドのROGシリーズに属します。

 やはり、他機同様にイルミネーション対応になります。

 接続方法は、Bluetooth(バージョン不明)のほか、2.4GHz帯のUSB無線での接続にも対応します。

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 キーボードの形式は、メカニカル式です。

 スイッチは23年登場のROG NX Snow軸です。

 23年に新しく登場したもので、荷重は53gで、キーストロークは3.6mm、アクチュエーションポイントが1.8mmです。

 同社の赤軸(ROG NX RED)の改良版という位置づけです。ストロークを多少浅めに、荷重もわずか弱めに調整した製品です。他社同様に、潤滑加工の記述がある新世代となります。

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 一方、かなりの高級機ですが、こちらも大きめのキーは、専用スタビライザ(潤滑加工済)です。本体も防音仕様です。

 リニアで軽いタッチである上で、若干、ゲーム向きに応答性を高めたものと言えます。 

 キーピッチ19mmです。

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 キー配列は、英語81キー配列です。

 デリートキーなどが、右端につく仕様ですが、タイピングには影響しないでしょう。英語キーボードとしてはとくに変わった配置はないです。

 なお、右上は、モノクロの有機ELです、設定ほか、CPU温度などの表示用に使えます。

 充電方式は、内蔵バッテリー式です。

 本機もオンボードメモリで設定の保存やマクロなどができる仕様です。

 バッテリー持続時間は示されませんが、そう保つものでもないでしょう。

 Bluetoothのバージョンは、非開示です。

 ただ、本機の場合も、Bluetoothはおまけで、USB(無線)でつなげるのが本質と言えます。

 以上、ROG Azoth M701の紹介でした。

 基本的にゲーム用で、仕事やその他に利用する場合、メリット性がある機種ではないです。

 一方、価格は高いですが、装備は良く、打鍵に対する配慮を感じる製品です。とくに、新しい軸は、ロープロではない赤軸で応答性を増したい方には、わりと良いように思えます。

 仕事ほかとの兼用の場合、英語キーボードである部分が注意点ですが、ゲーム用の高級機としてプレゼンスがあります。

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 【2023年発売】

 54・ASUS ROG Falchion RX Low Profile
  ¥25,665 楽天市場 (6/30執筆時)

キー方式:メカニカル式
配列:英語68キー
接続:Bluetooth USB無線 USB
キーピッチ:19mm
キーストローク:2.8mm
Fキー:なし
電池: (バッテリー)

 なお、ASUSからは、ROGシリーズのテンキーレスの超小型キーボードもでています。

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 こちらは、キーが、ロープロ(低身長)の赤軸です。キーストロークは、2.8mmと浅く、荷重は54g、アクチュエーションポイントは1mmです。

 潤滑加工もあります。

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 結論的にいえば、反応速度が必要な方向けのゲーム用です。

 その用途では、本機のようなキー数が少ない方が好ましい部分があると言えます。小型ですが、高級機なので、先述のスタビライザーほか、本体の消音性を高める工夫もありますし、ハードウェアマクロなどの部分も上位機と同等です。


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 (調査予定あり)

 【2024年発売】

 【NX ストーム軸】B0D95KYC7C

 55・ASUS ROG Azoth Extreme Storm軸
  ¥76,618 Amazon co.jp (6/30執筆時)

 【NX スノー軸】B0D95K8R1F

 55・ASUS ROG Azoth Extreme Snow軸 M702
  ¥76,618 Amazon co.jp (6/30執筆時)

キー方式:メカニカル式
配列:英語84キー
接続:Bluetooth5.1 USB無線 USB2.0
キーピッチ:19mm
キーストローク:3.6mm
Fキー:なし
電池: (バッテリー)

Win11   ★★★★★
Mac    ★★★★★
iOS・iPad  ★★★★★
Android   ★★★★★
打ちやすさ ★★★★★★

  ROG Azoth Extreme は、台湾のASUSが販売するBluetooth対応キーボードです。

 今回紹介するキーボードのなかでもとりわけ高級な製品です。

 2系統の製品が売られますが、流通ルートの違いのようです。

 示される性能は変わりません。

 接続方法は、Bluetooth 5.1のほか、2.4GHz帯のUSB無線での接続にも対応します。

 有線でもつなげられます。

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 ROG Polling Rate Booster
  ¥4,485 Amazon co.jp (6/30執筆時)

 なお、ゲーミング用ですので、有線接続時ほか、USB無線でも別売アダプタを買えば、最大8000 Hzの低遅延でつながります。

 こちらは【ゲーミングマウスの比較記事】で書いた同社のマウスだとセットモデルもあります。

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 キーボードの形式は、メカニカル式です。

 スイッチは2軸から選べます。

 第1に、ROG NX Storm軸す。

 カイリル(Kailh)のカスタム仕様という話もありますが、噂の域は出ません。

 荷重は65gと重めです。

 クリッカブルな性質なので、チェリーの青軸を微妙に浅めにして、少し重くした感じです。高級ゲーミングKBではたまに見かけますが、動作部への潤滑油の塗布もあります。

 ストロークは3.6mmでアクチュエーションポイントが1.8mmです。

 打鍵感は、クリック感が青軸とは少し違い、金属的な音ですが、これはベースの違いによるものでしょう。

 見た感じ「クリッキー」な特性を大事にしつつ、反発を含めた、押し心地において配慮した「青軸系上位版」に思えます。耐久性評価も良いです。

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 第2に、ROG NX Snow軸す。

 荷重は45gと普通です。

 こちらは、リニアでスイッチ感を押したがないタイプで、そのかあり打鍵は静かです。

 本機もストロークは3.6mmでアクチュエーションポイントが1.8mmです。

 打鍵感は、チェリーの軸で言えば、赤軸静音赤軸(ピンク軸)の真ん中あたりです。

 どちらかと言えば、ソフトタッチな「静かさ」では後者に近い感じです。

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 本機もこちらも大きめのキーは、専用スタビライザ(潤滑加工済)です。

 さらに、三層の制振構造、アルミ合金とシリコンの組み合わせ、安定性と快適性に配慮したリストレスト、剛性、衝撃急性性が高いカーボンファイバー製のポジショニングプレート、底面のインシュレーター型のスタンドなど、値産相応の工夫が見られます。

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 特に面白いのは、ガスケットマウント設計(ガスケットスイッチ)です。

 キーボードの下に、ガスケットマウントの振り幅を調整するスイッチがあります。 

 これを調整することで、ゲーム向けのハード(打鍵感・応答性強め)、仕事向けのソフト(打鍵感なだらか)に調整できるようにしています。

 そこまでして共用したいかと言われると微妙ですが、好みに合わせて調整できるのはワンポイントです。

 キーピッチ19mmです。

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 キー配列は、英語84キー配列です。

 本機も有機ELディスプレイがありますが、こちらはカラーです。

 設定ほか、CPU温度ほか、キーストローク数などの表示ができます。

 充電方式は、内蔵バッテリー式です。

 バッテリー持続時間は、USB無線時、最大1600時間という記載です。

 Bluetooth時は不明ですが、本機の場合、Bluetoothキーボードというのは「おまけ」なようなものですし、問題ないでしょう。

 Bluetoothのバージョンは、Bluetooth5.1です。

 以上、ROG Azoth Extremeの紹介でした。

 かなり高級で、本質的にはBluetoothで使うものではないのですが、「どうして高いのか」興味があったので調べてみた製品です。

 価格理由は、上で書いたように、キーの打鍵感を良くするために「投資を惜しまず工夫した」からでしょう。生産数は少ないでしょうし、使われる部品の費用や加工費を考えれば、これくらいにはなるでしょう。

 個人的に「ROG NX Storm軸」は使ってみたいスイッチですので、試せるようならば、なにかしら加筆予定です。

ーーー

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 【2025年発売】

 【SNOW軸】B0FC1Q619W

 56・ASUS ROG Azoth X White
  ¥47,566 Amazon co.jp (6/30執筆時)

 【2024年発売】(ハンドレストなし)

 【SNOW軸】

 56・ASUS ROG Azoth Moonlight White
  ¥38,000 Amazon co.jp (6/30執筆時)

 【赤軸】

 56・ASUS ROG Azoth RED
  ¥38,000 Amazon co.jp (6/30執筆時)

キー方式:メカニカル式
配列:英語84キー
接続:Bluetooth5.1 USB無線 USB-C
キーピッチ:19mm
キーストローク:3.6mm
Fキー:なし
電池: (バッテリー)

Win11   ★★★★★
Mac    ★★★★★
iOS・iPad  ★★★★★
Android   ★★★★★
打ちやすさ ★★★★★★

 なお、ASUS ROG Azoth X Whiteは、本機の Extremeの「廉価版」といえます。

 202506301359.jpg

 ガスケットマウントの切替ができないほか、筐体も、カーボンファイバーではない、FR4(ガラスエポキシ)ですので、少し柔らかめな打鍵感です。

 モニターも、モノクロになるほか、有線での8,000Hzのポーリングレートにも対応しません。

 軸は、一方、発売時期の関係で NX Snow V2(第2世代)で、新しくなります。

 性質は同じで、潤滑や静音性などにやや改良が入った形です。

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 ROG Azoth Moonlight Whiteは、1世代前の仕様の製品です。

 この世代だと、パームレストが付属しないほか、軸が NX Snow(初代)と赤軸が選択できます。

 赤軸は、NX Snowとだいたい同じ性質です静音性において負けるが、(リニアなりですが)押した感が高めになるものです。つまり、他社の赤軸と変わりません。

 そのほか、本体構造の一部(プレートフォームほか)が旧式になります。

---

 結論的にいえば、上位機ほど「突き詰めた感」はない仕様ながら、この価格帯では、特に、筐体の作りの部分で「上質」です。

 ただ、 NX Snowだとわりと打鍵感が近いものでもうスコ安い高級TKLは割とありますし、個性的なStorm軸だして欲しかった感はあります。

 海外はあるようなので、そのうち登場するかもしれません。

2-6・その他のキーボード

 最後に、ここまで見た以外のメーカーの製品をまとめて見ていきます。


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 57・DREVO Calibur 71Key
  ¥10,201 Amazon co.jp (6/30執筆時)

キー方式:メカニカル式
配列:英語71キー
接続:Bluetooth 4.2/ USB
キーピッチ:
キーストローク:
テンキー:
Fキー:フルサイズ
電池: 充電池式

Win11   ★★★★★
Mac    ★★★★★
iOS・iPad  ★★★★★
Android   ★★★★★
打ちやすさ ★★★★★

 DREVO Calibur 71Key は、中国のゲーミングキーボードメーカーのDREVOが販売する製品です。

 日本正規輸入品で、マイルストーンが代理店となっています。

 なお、同じく英語キーボー(71キー)ドとしてcaliburというシリーズもありますが、こちらは直販のようです。

 201911161118.jpg

 FILCOと同じで、基本的に、チェリーのメカニカルスイッチを利用する製品です。

 DREVOも、基本の「茶軸」と、重めの「黒軸」、押し味の軽い青軸がそれぞれ用意されています。

 202404041506.jpg

 文字キーの間隔は、19mm程度です。

 キーが沈む深さは、スペックが非開示ですが、押してみた感じ、一般的な4mmです。

 キー配列は、英語71キー配列です。

 Fキーが共用となる、超省スペース型になります。ただ、ホームキーなど矢印上部のボタンは省略されないので、このキー数になります。

 スマホへの対応は、配列の点では問題ないです。

 ただ、その用途に使う方はあまりいないでしょう。

 Macへの対応は、Bluetooth無線の場合も対応との表記です。

 201911161122.jpg

 充電方式は、充電式です。

 ゲーミングキーボード特有のイルミネーションライティングを利用して20時間、使わずに60時間です。

 なお、側面に「Genius-Knob」と呼ばれるジョグダイヤルがありますが、マウス機能や、音量ほかの機能を割り当てることが可能です。

 重さは、約940gと重量級です。

---

 以上、「B・DREVO Calibur 71Key 」の紹介でした。

 かなりニッチですが、Bluetooth省スペースキーボードで、Fキーを装備し、さらに、深いストロークが必要な方には、向くでしょう。\


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 【2021年発売】COOLER MASTER SK-622

 58・COOLER MASTER SK-622-GKTR1-US
 58・COOLER MASTER SK-622-SKTR1-US
  ¥8,880 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

キー方式:メカニカル式
配列:英語61キー
接続:Bluetooth USB
キーピッチ:19mm
キーストローク:2.5mm
Fキー:なし
電池: 110時間(バッテリー)

Win11   ★★★★★
Mac    ★★★★★
iOS・iPad 
★★☆☆☆
Android   
★★☆☆☆
打ちやすさ ★★★★★

 COOLER MASTER SK-622 は、台湾のPC周辺機器メーカーのクーラーマスターが販売するゲーム用キーボードです。

 接続方式は、本機も、USBBluetoothのスイッチ切替式です。

 キーボードの形式は、こちらもメカニカル式ーボードです。

 キーは特段の説明はないのですが、TTCが作るロープロファイルです。

 打鍵感は、本機はクリッキーなタイプです。

 いわゆる「赤軸」系ですが、ロープロですので、ストロークが短いタイプです。

 つまり、特定キーの連射部分にフォーカスしたキーボードです。

 202106201630.jpg

 キー配列は、英語61配列です。

 けっこうな省スペースキーボードで、矢印部分あたりが、やや特殊な配列です。

 また、本機はFキーがないタイプです。

 一方、「オンザフライシステム」として、特殊キー+ホタンの組み合わせで、キーボード設定が切り替えられる仕様です。

 ゲーム以外は使いませんが、PC側に負荷をかけずに、コマンドマクロの実行や、設定を切り替えられます。

 キーピッチは19mm、キーストロークは2.5mmです。

 他社にもあった、ストロークが短いタイプのロープロ(低身長)キーです。

 そもそも仕事用ではなく、ゲーミング用なので問題ないでしょう。

 キーは、メーカー不詳ながら赤軸ですので、性質は他社機と同じで、「リニアで軽い」タイプです。

 スマホへの対応は、特段、意識がない製品です。

 ただ、英語配列なので、使えないこともないでしょう。

 Macへの対応は、英語配列ですし「あり」です。

 本機については、基本的にMac用のメディアキーもある「Mac配列」なのですが、付属のキートップを交換することで、Windows向けの刻印にもなります。

 Windowsでも支障がない作りなので、どちらでも使えます。 

 202202201209.jpg

 充電方式は、本機は充電式です。

 保ちについての情報はないですが、先述の「オンザフライ」のためにCPU(32-bit ARM Cortex)を積んでいるため、さほど長くは保たないでしょう。

 Bluetoothのバージョンも4.0です。

 重さは、約445gです。

---

 以上、COOLER MASTER SK-622の紹介でした。

 Fキーがない部分は良いですが、それ以外の部分の配置も特殊です。

 スマートで格好良いですが、(文字入力的な意味で)押しやすいものではないです。

 ただ、性能の期待できるコアを積んだゲーミングキーボードとしては、プレゼンスがあるでしょう。

次回に続く!
打ちやすいBluetoothキーボードのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、PC用のテンキーレスキーボードの比較の2回目記事でした。

 しかし、記事は、あと少しだけ「続き」ます。

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1・PC向け省スペースKBの比較 (1)
 1-1:FILCO〈日本〉
 1-2:ロジクール 1〈スイス〉
2・PC向け省スペースKBの比較 (2)
 2-1:ロジクール 1〈スイス〉
 2-2:Rezer〈シンガポール〉
 2-3:キークロン〈香港〉
 2-4:コルセア〈米国〉
 2-5:ASUS〈香港〉
 2-6:その他〈各社〉
3・Bluetoothキーボードの比較 【結論】
  =最終的な「おすすめ」の提案

Win11   ★★★★★
Mac    ★★★★★
iOS・iPad  ★★★★★
Android   ★★★★★
打ちやすさ ★★★★★
総合評価  ★★★★★

 「結論編」となる、最終回記事こちら)では、フルサイズほかを含む、Bluetoothキーボード全てから、スマホ・タブレット向けパソコン向けそれぞれについて、Atlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

 引き続き、よろしくお願いします。

 最終回記事は→こちら

posted by Atlas at 14:56 | PC周辺機器

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