1回目記事からの続きです→こちら
2-1・RAZERのキーボード
2回目記事のトップバッターは、シンガポールのPC用ゲーム周辺機器大手のRazerの発売するキーボードです。
同社の場合も「ゲーミング用キーボード」としての展開がメインです。
1・テンキーレスBTキーボードの比較 (1)
1-1:FILCO〈日本〉
1-2:ロジクール 1〈スイス〉
2・テンキーレスBTキーボードの比較 (2)
2-1:Rezer〈シンガポール〉
2-2:キークロン〈香港〉
2-3:コルセア〈米国〉
2-4:ASUS〈香港〉
2-5:東プレ〈日本〉
3・Bluetoothキーボードの比較 【結論】
3-1最終的な「おすすめ」の提案
今回も、1回目記事(こちら)と同じ基準で各機をみていきます。
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なお、以下の本文では、いつものように、オススメできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな点は青字で書いていきます。

【2025年発売】
【イエロー:リニア】RZ03-05450400-R3J1
34・Razer BlackWidow V4 Low-Profile TKL
¥28,880 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
配列:日本語92キー
【オレンジ:タクタイル】RZ03-05450100-R3M1
35・Razer BlackWidow V4 Low-Profile TKL
¥28,881 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【イエロー:リニア】RZ03-05450700-R3M1
36・Razer BlackWidow V4 Low-Profile TKL
¥28,880 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
配列:英語87キー
OS対応:Windows
キー方式:メカニカル式
接続:Bluetooth USB無線/有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:2.8mm
Fキー:フルサイズ
電池: 980時間(最大)
Razer BlackWidow V4 Low-Profile Tenkeyless HyperSpeed は、シンガポールのRazerが販売するBluetooth対応の省スペース型のゲーミングキーボードです。

重さは、870gです。
見たとおりのイルミネーション付きのゲーミング用です。
いわゆる80%TKLで配置面でクセのないタイプであり、Atlasも注目しています。

キーボードの形式は、メカニカル式です。
軸色は、薄型オレンジ タクタイル、薄型イエロー リニア、薄型グリーン クリッキー、3種類です。
ただ、日本では現在、一部配色のみの展開です。特に、高速タイプが好まれるゲーミング用だと「クリッキー」はやや特殊なので、日本で販売になるかは微妙ですが、特性を以下で見ておきます。

タクタイルは、荷重45g、ストローク2.8mm、AP1.6mmです。
適度のクリック感があるタイプですが、荷重は強くしていないので、重くは感じにくい水準です。他社のタクタイル型と同じでバランスが取れた仕様です。
一方、ロープロなので、タイピング速度の部分で(感覚的な部分を含め)やや有利ですが、4mmのフルハイトのキーに比べると、クッション性は弱く、打ち心地や、打鍵の正確性の部分で、多少課題はあります。
リニアは、荷重45g、ストローク2.8mm、AP1.2mmです。
クリック感がないタイプです。磁石の反発のような感触で、入力開始から底付きまで一定の荷重で進む感じです。
ロープロである上で、作動点も浅めなので、高速入力は得意です。一方、各社「赤軸」に近い感覚で、荷重はそこまで強く感じません。静音性も、特別な「静音処理」をした他社のキーを除けば、良い方です。
クリッキーは、荷重45g、ストローク2.8mm、AP1.2mmです。
明確なクリック感がある「カチカチ」タイプです。他社の「青軸」系です。
打鍵音があるので静音性はイマイチです。一方、チェリーの青軸(60g)、ロジクールのGX青軸(50g) に比べても、荷重はより控えめです。
ロープロでストロークが短い部分を含めて、この軸はクリック感が強い製品にしては「軽め」との評判です。クリッカブルながら、それなりに高速タイプであるのは、珍しいです。
ただし、クリッキーは現状日本未発売です。ニッチなので、今後出るか不明です。

キー配列は、日本語配列(92キー)と英語配列(87キー)です。
日本語配列をふくめて特に変則的な配置はないです。

Fキーも大きめです。なお、左上に、3種のボタンと、回転式のマルチファンクションコントローラーがあります。
バッテリー設定(モード変更や電池の残量確認)のためのボタンほか、AI プロンプトマスターというボタンあります。
ゲーム中に押すと、AIプロンプトが起動し、あらかじめ設定ソフト(Razer Synapse 4)で選択して置いたAI(ChatGPT / Microsoft Copilot )で、言いかえ、要約、文章生成などを依頼する感じです。
主には、プレイ中の翻訳などの用途でしょう。便利なような気もします。
各OSへの対応は、Windows以外の明記はないです。

Razer HyperPolling Wireless Dongle
¥4,480 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
接続方法は、Bluetooth 5ほか、2.4GHz帯のUSB無線・有線(USB-C)での接続にも対応します。
なお、ロジクール(G Pro)と 同じく、USB無線利用時も1000Hzのポーリングレートの保証性があります。また、別売のドングルを導入すれば、4000Hzまで伸ばせます。
同社のマウスと共通の周辺機器です。主にはマウス向きでしょう。
充電方式は、内蔵バッテリー式です。
付属のUSB-Cケーブルで、充電も可能です。
持続時間は最大980時間(省電力+BT接続)表記ですが、ライティングもある製品で、USB-C無線も使うならば数日ほどだと思います。
その他、フルNキーロールオーバー仕様で、キーボードの角度調整に対応できます。
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以上、Razer BlackWidow V4 Low-Profile Tenkeyless HyperSpeedの紹介でした。
ゲーミング用周辺機器の専門企業だけに、キー特性を含めてその用途に最適化された展開です。とくに、「高速タイピング」の部分を優先するならば、どの軸も(性質に合わせつつ)配慮があるため特に有効でしょう。
逆に、一般の仕事用には(使えますが)劇的に向く仕様でもないため、ゲーム専用で高級機を探している方向けと言えます。
少し高いですが、キーやスイッチの耐久性・耐摩耗性にも配慮があるため、特殊な打ち方(というか力の入れ方)をするゲーム用として選択肢になります。
ただ、先述のように、キーサイズ・配置とも特殊なので、用途はそれに限定されるでしょう。

【2021年販売】
【グリーン】
(RZ03-03891900-R3M1)
37・Razer BlackWidow V3 Mini
¥22,780 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
(RZ03-03892000-R3M1)
38・Razer BlackWidow V3 Mini
¥22,780 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【イエロー】 RZ03-03890100-R3M1は終売
( RZ03-03892000-R3M1)
39・Razer BlackWidow V3 Mini
¥24,299 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
配列:英語68キー
【グリーン】RZ03-03891700-R3J1
40・Razer BlackWidow V3 JP
¥15,800 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
【イエロー】RZ03-03891000-R3J1
41・Razer BlackWidow V3 Mini JP
¥20,836 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
配列:日本語73キー
OS対応:Windows
キー方式:メカニカル式
配列:英語68キー
接続:Bluetooth USB無線/有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
Fキー:なし
電池: 200時間(バッテリー)
BlackWidow V3 Miniは、シンガポールのRazerが販売するBluetooth対応の省スペース型のゲーミングキーボードです。本機も、見たとおりのイルミネーション付きのゲーミング用です
キーボードの形式は、メカニカル式です。
一方、こちらは、ロープロではなく、同社の4mmのフルハイトキーです。

軸色は2色の展開です。
緑軸は、荷重50g、ストローク4mm、AP1.9mmです。
性質としては、チェリーの青軸に近く、強めのクリック音があるタイプです。
荷重もAPまでは重めで、打鍵の正確性を重視した仕様です。
黄軸は、荷重45g、ストローク3.5mm、AP1.2mmです。
同じくタクタイルでクリック感はありますが、ストロークほかAPが1.2mmと浅めです。
底打ちせずとも高速連射できるような仕様にしています。一時流行した方式でしたが、結構スキルが必要で、疲れます。
一般的には、結局底打ちする場合が多いので、4mmで浅めというのは特殊です。
チェリー系では類似の製品はないと思います。

キー配列は、Windows向けの英語68配列キーボードです。
日本語モデルは、日本語73キーです。
いずれも、リアルのFキーがなく、Fnキーを併用する形式です。
配列も矢印キー周りがかなり特殊です。
Winキーはあります。
各OSへの対応は、Windows以外の明記はないです。
接続方法は、Bluetooth 5.0ほか、2.4GHz帯のUSB無線・有線(USB-C)での接続が可能です。
USB接続時のポーリングレートは本機も1000Hz表記です。
充電方式は、内蔵バッテリー式です。
付属のUSB-Cケーブルで、充電も可能です。持続時間については情報がないですが、ライティングもある製品ですので、1日だと思います。
その他、フルNキーロールオーバー仕様で、キーボードの角度調整に対応できます。
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以上、RazerのBlackWidow V3 Miniの紹介でした。
英語キーボードで、ゲーミング用にカスタマイズされた製品です。
少し高いですが、キーやスイッチのの耐久性・耐摩耗性にも配慮があるため、特殊な打ち方(というか力の入れ方)をするゲーム用として選択肢になります。
ただ、先述のように、キーサイズ・配置とも特殊なので、用途はそれに限定されるでしょう。

【2023年発売】
(本体白)RZ03-04373500-R3M1
42・Razer DeathStalker V2 Pro Tenkeyless
¥31,728 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
(本体黒)RZ03-04370100-R3M1
43・Razer DeathStalker V2 Pro Tenkeyless
¥24,800 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
配列:英語87キー
(本体黒)RZ03-04371400-R3J1
44・Razer DeathStalker V2 Pro Tenkeyless
¥28,889 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
配列:日本語91キー
OS対応:Windows
キー方式:メカニカル式(光学)
配列:英語87キー 日本語91キー
接続:Bluetooth USB無線/有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:2.8mm
Fキー:なし
電池: 200時間(バッテリー)
DeathStalker V2 Proも、Razerのゲーム向けのBluetoothキーボードです。

キーボードの形式は、こちらは、オプティカル式です。
ロジクールにもありましたが、接点がメカではなく赤外線の光学式スイッチです。
メカニカル式の仲間ですが、主にゲーム向けに連射効率を追求したものです。全体として耐久性もあがります。メカニカル特有のチャタリング問題も生じない方式です。
一方、オプティカル特有な「スムース」な押し味です。軽すぎてやや違和感を感じる場合がありますが、ここは個人差があります。
スイッチは、「クリッキー」もありますが、日本展開は「リニア」軸のみです。
荷重は45gで、ストロークは2.8mm、APは1.2mmです。
リニアなのでクリック感がないタイプで、最後まで同じような荷重感がつづくタイプです。
2.8mmのロープロなので、軽く押せるタイプです。APも1.2mmと浅いので、明らかに「高速タイピング」に振った製品です。打鍵は、仕組み的に「静か」です。
キー配列は、英語87キーほか、黒モデルには日本語配列があります。
矢印キー周りを含めて、特殊な配置はないです。
キーピッチは、標準的です。
各OSへの対応は、Windows以外の明記はないです。
接続は、こちらもUSB・USB無線・Bluetooth 5.0に対応です。
充電方式は、内蔵バッテリー式です。
付属のUSB-Cケーブルで充電する形式で、イルミありで50時間です(なしで200時間)。
本機もキーボードの角度調整に対応できます。
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以上、RazerのDeathStalker V2 Proの紹介でした。
配列はオーソドックスですので、ブランドタッチを含めて違和感なく使えるかと思います。
ただ、リニアな特性で、ロープロ(低身長)キーなので、本質的にはゲーム向けに作られているので、(イルミは消せますが)そちらの目的で利用するべきモデルです。
2-3・キークロンのキーボード

つづいて、香港のKeychronのキーボードです。
スタートアップ初で 海外では数年前から有名な製品でした。2021年からコペックジャパンが正規輸入をはじめると同時に、日本語モデルも展開しています。

【2024年発売】
【ゲータロン・赤軸】
45・キークロン Q1 Max QMK/VIA SKU: Q1M-M1-JIS
45・キークロン Q1 Max QMK/VIA SKU: Q1M-P1-JIS
¥43,890 楽天市場 (11/16執筆時)
【ゲータロン・茶軸】
46・キークロン Q1 Max QMK/VIA SKU: Q1M-M3-JIS
46・キークロン Q1 Max QMK/VIA SKU: Q1M-P3-JIS
¥43,890 楽天市場 (11/16執筆時)
【ゲータロン・バナナ軸】
47・キークロン Q1 Max QMK/VIA SKU: Q1M-M4-JIS
47・キークロン Q1 Max QMK/VIA SKU: Q1M-P4-JIS
¥43,890 楽天市場 (11/16執筆時)
OS対応:Win Mac
キー方式:メカニカル式
配列:日本語84キー
接続:Bluetooth5.1 USB無線/有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
Fキー:あり
電池: 110時間(バッテリー)
Q1 Max は、キークロンのTKLキーボードです。
同社は「カスタムメイド」に近いラインアップ展開で、USキーボードなら(それこそ)各サイズ、各軸色で無数にあります。
一方、JISでだされているものも以前だと多くあったのですが、生産完了モデルを除く、現行機だと、以上のモデルが「代表的」といえます。
重さは、約1.7kgです。
筐体はアルミですし、しっかり重めです。動きにくいのは、メリット性といえます。
バックライトは、RGBカラーに対応します。
基本ゲーム用の仕様ですが、OFFや単色にもできます。
接続方式は、2.54HzのUSB無線とBluetoothのスイッチ切替式です。
有線のUSB-Cも対応です。
スイッチは、中国のゲータロンが出すGateron Jupiter スイッチです。
メカニカル式ですが、ロープロ(低身長)ではなく、普通のキーです。
軸の種類は、3種類です。
一方、本機は、ホットスワップ対応です。
ドイツのCheryのMXスイッチ(5pin)と互換するのでスイッチごと交換できる仕様です。
同社の光学式キーほか、Kailhなど同じ形状のものならば対応できます。3pinも使えるようです。
打鍵感は、キーによって変わります。
茶軸は、ゲータロンも標準的な押し味です。
荷重は55g、APは2mm、ストロークは4mmほどです。
一般的なクリック音があるため、底付き音とともに静音性は普通ながら、軽快感も、押し味もバランスが良い仕様です。
バナナ軸は、タクタイル(クリック感)があるタイプです。
荷重は59g、APは2mm、ストロークは3.4mmほどです。
やや浅めのストロークですが、感じは「4mm」と変わらず「フルハイト」です。
ただ、「カチッと」いう感じの青軸ほどクリッキーではなく、茶軸寄りのクリック感(トコトコ」寄りです。ストロークがやや浅めなので、青軸と同じほどの荷重(約60g)ですが、押し心地はやや軽めで、(青軸に比べれば)やや静かと言ったところです。
ただ、底打ちした際のクッション感はやや弱めで、打ち味は青軸かとは思います。
赤軸は、リニアの反発感で、スイッチ音がないタイプです。
荷重は45g、APは2mm、ストロークは3.4mmほどです。
それなりに静かですが、打鍵の正確性の部分では茶軸に負ける感じです。ただ、高速タイピングには適します。
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結論的にいえば、 茶軸がオーソドックスで、赤軸は、軽く速めに打ち心地が好きな方向けの特化型といえます。FILCOのマジェスタッチが採用していた、チェリーのMXの同色軸の傾向とあまり変わりません。
バナナ軸は、仕事用だと、誤入力を防ぐため重めの打鍵感とある程度の「クリックした感(ひっかかり)」が欲しい方で、それなりに打鍵は減らしたい方向けです。
ただ、特殊な押し味ではあります。茶軸を利用した経験のある方は、それだと、押し味心地が「ちょっと軽めだな」と感じた方に向くでしょう。

なお、本機は、大型バーの打鍵も良いです。
全機とも大きめなキー(スペース・シフト・エンター)へのねじ込み式のスタビライザー採用の言及があります。
筐体も、吸音性を高め、ノイズを低減し、打鍵の安定感を高める独自の工夫があります。
例えbあ、高価な削り出しのアルミ筐体の採用や、底打ち感を防ぐ「ガスケットマウント」など多くの工夫があります。
本機は、同社の(英語用のみ展開のスタンダード機と違って)プロ版に相当するので、仕様面で、こうしたこだわりがあります。
キートップは、耐久性のあるPBT樹脂キャップを採用します。

キー配置は、キー自体の変更や、文字列の入力など自由に設定できます。
本機の場合、キーボード側のデータの書換になります。
OS側をいじるソフトウェアマクロと違って、機種に依存しないメリットがあります。また、Macの場合、OSの更新に伴う諸問題もクリアできると言えるでしょう。
ハードマクロは、昔と違って、視覚的にプログラムができるソフトが提供されるようになったため、中級者以上ならば、プログラムの知識がなくともできます。そして、結構便利に使えます。
VIAは日本語独自の特殊キーも対応(Specialタブにある)なので、それなりに「しきいは低い」でしょう。

キー配列は、日本語84キー配列です。
91キーの日本語TKLと比べる場合、Deleteは独立ですが、Home、Endキー他が、Fnキーとの複合仕様になります。
各OSへの対応は、Win Macに公式対応です。
タブレットは、「選び方の基本」で書いたように、最近のiPad OSならば、キー配置通りに打てるでしょうが、Android系は、特殊なUIを使う企業の製品もあるため、何とも言えません。

なお、もとは、日本語Mac仕様のキートップですが、Windows用には、交換キーがデフォルトで付属です。
このほか、右上には、ボリュームやアプリ切替ほかに設定できる、回転ノブもあります。

Bluetoothのバージョンは、Bluetooth 5.1 LEです。
バッテリーは、4000mAhで、LEDオフでも180時間の保ちです。
若干、短いですが、これは「てんこ盛り」の仕様ですし、仕方ないでしょう。
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以上、Keychron Q1 Max の紹介でした。
相当程度高価なのですが、筐体の作り、ハードウェアマクロ、ホットスワップ対応と、フルLEDカラー照明と、値段の理由はしっかりある感じです。
本機を仕事用に考える方はあまり多くないかもしれませんが、上級者だと(慣れた)チェリーの軸にも乾燥できますし、軸の「改造」前提で利用する場合の「ベース機」として良さそうです。
ただ、91キーの仕様で作ってくれたとは(個人的には)思いました。
2-4・コルセアのキーボード

続いて、米国のコルセアのキーボードです。
米国のPC周辺機器メーカーで、ゲーミングに強い企業です。

【2023年発売】(24年色追加)
48・Corsair K65 PLUS WIRELESS CH-91D401L-JP
48・Corsair K65 PLUS WIRELESS CH-91D431E-JP
¥23,723 Amazon co.jp (11/16執筆時)
OS対応:Windows
キー方式:メカニカル式
配列:日本語82キー
接続:Bluetooth USB無線/有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
Fキー:なし
電池: 1日(バッテリー)
CH-91D401L-JP は、アメリカのCORSAIRが販売するBluetooth対応キーボードです。
24年に、桜柄が追加されました。
最近のプリント技術は高度で、意外にうるさくないです。

同社は、ゲーミングに強い周辺機器メーカーであり、この機種も「Bluetoothゲーミングキーボード」として売られているものです。
したがって、他機同様にイルミネーション対応になります。
接続方法は、Bluetooth(バージョン不明)のほか、2.4GHz帯のUSB無線での接続にも対応します。

キーボードの形式は、メカニカル式です。
スイッチは、CORSAIR Redという名前です。
同社の旧機はチェリーの赤軸でしたが、独自調達の製品です。チェリーなら公開するでしょうし、他社の特注かなと思います。
既に軸色による性質は「業界標準」のようになっているので、チェリーの赤軸と同じで、リニアで軽いタッチでしょう。
キーピッチは19mm、ストロークは、4mmです。
キーの反応するアクチュエーションポイントは、1.9mmです。閾値を考慮すれば、チェリーやゲータロンの(普通の)スイッチと同等です。潤滑加工(ルブ)の記述もありますし、キークロンで採用されるものと、調達先も同じでしょう。

また、大きなキーは、独自のスタビライザー処理の記述もあります。
意外と重要な部分で、既にみたキークロンも上位版だと、スタビライザー部分の工夫が加わります。プレート部分の安定性を含めて、このクラスだと堅牢性(ぐらつきや振動の少なさ)に配慮を感じます。

キー配列は、日本語82キー配列です。
最下段の配列が、日本のTKLとしては少し特殊ですが、スペースバーが長めです。ここを好んで選ぶ方はいそうです。
一方、矢印キーあたりの配置はかなり独自で、窮屈です。
なお、右上には、プログラム可能なダイヤルがあり、ライティングの輝度調整などに使えます。
充電方式は、内蔵バッテリー式です。
バックライトオフ時でも、稼働時間は最大266時間です。
あまり長くないのは、ゲーム用に共通します。ゲーム用だとレポートレートが高くする必要があり、オンボードメモリでプロファイルを保存できる仕様になるので、その部分で電力を使うからです。
各OSへの対応は、Windowsのみです。
他のOSの対応状況の説明はないです。実際は「使える」でしょうが、複合キーや配列は、リマップソフトなどを使わないと合わず、また、自己責任になります
Bluetoothのバージョンは、非開示です。
バッテリーが持たない点から、低消費電力のLE(Low Energy)ではないかと思います。
その他、フルNキーロールオーバー仕様で、キーカスタマイズ可能な点など、ゲーミング用途に最適化されています。
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以上、CORSAIRのCH-91D401L-JP の紹介でした。
基本的に、Bluetoothというより、USB(無線)でつなげて利用する本格的なゲーミング用です。ただ、ゲーミング用以外でも、日本語配列としてはスペースキーが大きめで、ネジ止めスタビライザー搭載ですし、高速タイピングしたい方に、ニーズがあるような気はします。
2-5・ASUSのキーボード

続いて、ASUSです。
台湾のPC周辺機器メーカーで、同社もゲーミング用に強い企業です。

【2023年発売】
49・ASUS ROG Azoth M701 ブラック
49・ASUS ROG Azoth M701 ホワイト
¥29,345 楽天市場 (11/16執筆時)
OS対応:Win Mac
キー方式:メカニカル式
配列:英語81キー
接続:Bluetooth USB無線/有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
Fキー:なし
電池: (バッテリー)
ROG Azoth M701は、台湾のASUSが販売するBluetooth対応キーボードです。
同社のゲーミング用ブランドのROGシリーズに属します。
やはり、他機同様にイルミネーション対応になります。
接続方法は、Bluetooth(バージョン不明)のほか、2.4GHz帯のUSB無線での接続にも対応します。

キーボードの形式は、メカニカル式です。
スイッチは23年登場のROG NX Snow軸です。
23年に登場です。

荷重は45gで、キーストロークは3.6mm、APが1.8mmです。
同社の赤軸(ROG NX RED)の改良版という位置づけで、リニアな特性です。
ストロークを多少浅めに、荷重もわずか弱めに調整した製品です。押し味は軽快で、高速タイピング向きです。一方、クリック感が少なめですので「打鍵の正確性」「の部分では課題があります。
一方、キーに本機は潤滑加工がなされるため、「ならし」をせずとも、使い始めから「なめらか」なタイプです。
一方、かなりの高級機ですが、こちらも大きめのキーは、専用スタビライザ(潤滑加工済)です。本体も防音仕様です。
リニアで軽いタッチである上で、若干、ゲーム向きに応答性を高めたものと言えます。
キーピッチは19mmです。

キー配列は、英語81キー配列です。
デリートキーなどが、右端につく仕様ですが、タイピングには影響しないでしょう。英語キーボードとしてはとくに変わった配置はないです。
なお、右上は、モノクロの有機ELです、設定ほか、CPU温度などの表示用に使えます。
充電方式は、内蔵バッテリー式です。
本機もオンボードメモリで設定の保存やマクロなどができる仕様です。
バッテリー持続時間は示されませんが、そう保つものでもないでしょう。
各OSへの対応は、Win Macに公式対応です。
Bluetoothのバージョンは、非開示です。
ただ、本機の場合も、Bluetoothはおまけで、USB(無線)でつなげるのが本質と言えます。
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以上、ROG Azoth M701の紹介でした。
基本的にゲーム用で、仕事やその他に利用する場合、メリット性がある機種ではないです。
一方、価格は高いですが、装備は良く、打鍵に対する配慮を感じる製品です。とくに、新しい軸は、ロープロではない赤軸で応答性を増したい方には、わりと良いように思えます。
仕事ほかとの兼用の場合、英語キーボードである部分が注意点ですが、ゲーム用の高級機としてプレゼンスがあります。
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【2023年発売】
50・ASUS ROG Falchion RX Low Profile
¥27,693 楽天市場 (11/16執筆時)
OS対応:Win Mac
キー方式:メカニカル式
配列:英語68キー
接続:Bluetooth USB無線 USB
キーピッチ:19mm
キーストローク:2.8mm
Fキー:なし
電池: (バッテリー)
なお、ASUSからは、ROGシリーズのテンキーレスの超小型キーボードもでています。

こちらは、キーが、ロープロ(低身長)の赤軸です。キーストロークは、2.8mmと浅く、荷重は54g、アクチュエーションポイントは1mmです。
潤滑加工もあります。
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結論的にいえば、反応速度が必要な方向けのゲーム用です。
その用途では、本機のようなキー数が少ない方が好ましい部分があると言えます。小型ですが、高級機なので、先述のスタビライザーほか、本体の消音性を高める工夫もありますし、ハードウェアマクロなどの部分も上位機と同等です。

(調査予定あり)
【2024年発売】
【NX ストーム軸】B0D95KYC7C
51・ASUS ROG Azoth Extreme Storm軸
¥79,700 Amazon co.jp (11/16執筆時)
【NX スノー軸】B0D95K8R1F
52・ASUS ROG Azoth Extreme Snow軸 M702
¥79,700 Amazon co.jp (11/16執筆時)
OS対応:Win Mac
キー方式:メカニカル式
配列:英語84キー
接続:Bluetooth USB無線/有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:3.6mm
Fキー:なし
電池: (バッテリー)
ROG Azoth Extreme は、台湾のASUSが販売するBluetooth対応キーボードです。
今回紹介するキーボードのなかでもとりわけ高級な製品です。
2系統の製品が売られますが、流通ルートの違いのようです。
示される性能は変わりません。
接続方法は、Bluetooth 5.1のほか、2.4GHz帯のUSB無線での接続にも対応します。
有線でもつなげられます。

ROG Polling Rate Booster
¥4,118 Amazon co.jp (11/16執筆時)
なお、ゲーミング用ですので、有線接続時ほか、USB無線でも別売アダプタを買えば、最大8000 Hzの低遅延でつながります。
こちらは【ゲーミングマウスの比較記事】で書いた同社のマウスだとセットモデルもあります。

キーボードの形式は、メカニカル式です。
スイッチは2軸から選べます。

第1に、ROG NX ストーム軸 です。
カイリル(Kailh)のカスタム仕様という話もありますが、噂の域は出ません。
荷重は、55gと重めです(ピーク60g)。
クリッカブルな性質なので、チェリーの青軸を微妙に浅めにして、立ち上がりを少し重くした感じです。APまでは重いですが、スッと抜けるので、総合的には「軽め」という感じです。
ストロークは3.6mmでアクチュエーションポイントが1.8mmです。
打鍵感は、クリック感が青軸とは少し違い金属的な音ですが、これはベースの違いによるものでしょう。
「クリッキー」な特性を大事にしつつ、反発を含めた、押し心地において配慮した「青軸系上位版」に思えます。耐久性評価も良いです。

第2に、ROG NX Snow軸です。
荷重は、45gと普通です。
リニアでスイッチ音がないタイプです。底付き音だけなので打鍵は静かです。
ストロークは3.6mmでアクチュエーションポイントが1.8mmです。
高速タイピング向きな仕様ですが、逆に、クリック感が少なめですので「打鍵の正確性」の部分では、ストームに負けます。
いずれも、動作部への潤滑油の塗布もあり、購入当初から「なめらか」です。

本機もこちらも大きめのキーは、専用スタビライザ(潤滑加工済)です。
さらに、三層の制振構造、アルミ合金とシリコンの組み合わせ、安定性と快適性に配慮したリストレスト、剛性、衝撃急性性が高いカーボンファイバー製のポジショニングプレート、底面のインシュレーター型のスタンドなど、値産相応の工夫が見られます。

特に面白いのは、ガスケットマウント設計(ガスケットスイッチ)です。
キーボードの下に、ガスケットマウントの振り幅を調整するスイッチがあります。
これを調整することで、ゲーム向けのハード(打鍵感・応答性強め)、仕事向けのソフト(打鍵感なだらか)に調整できるようにしています。
そこまでして共用したいかと言われると微妙ですが、好みに合わせて調整できるのはワンポイントです。
キーピッチは19mmです。

キー配列は、英語84キー配列です。
本機も有機ELディスプレイがありますが、こちらはカラーです。
設定ほか、CPU温度ほか、キーストローク数などの表示ができます。
充電方式は、内蔵バッテリー式です。
バッテリー持続時間は、USB無線時、最大1600時間という記載です。
Bluetooth時は不明ですが、本機の場合、Bluetoothキーボードというのは「おまけ」なようなものですし、問題ないでしょう。
各OSへの対応は、Win Macに公式対応です。
Bluetoothのバージョンは、Bluetooth5.1です。
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以上、ASUSのROG Azoth Extremeの紹介でした。
かなり高級で、本質的にはBluetoothで使うものではないのですが、「どうして高いのか」興味があったので調べてみた製品です。
価格理由は、上で書いたように、キーの打鍵感を良くするために「投資を惜しまず工夫した」からでしょう。生産数は少ないでしょうし、使われる部品の費用や加工費を考えれば、これくらいにはなるでしょう。
個人的に「ROG NX Storm軸」は使ってみたいスイッチですので、試せるようならば、なにかしら加筆予定です。
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【2025年発売】
【SNOW軸】B0FC1Q619W
53・ASUS ROG Azoth X White
¥42,235 Amazon co.jp (11/16執筆時)
【2024年発売】(ハンドレストなし)
【SNOW軸】
54・ASUS ROG Azoth Moonlight White
¥38,000 Amazon co.jp (11/16執筆時)
【赤軸】
55・ASUS ROG Azoth RED
¥38,182 Amazon co.jp (11/16執筆時)
OS対応:Win Mac
キー方式:メカニカル式
配列:英語84キー
接続:Bluetooth USB無線/有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:3.6mm
Fキー:なし
電池: (バッテリー)
なお、ASUS ROG Azoth X Whiteは、本機の Extremeの「廉価版」といえます。

ガスケットマウントの切替ができないほか、筐体も、カーボンファイバーではない、FR4(ガラスエポキシ)ですので、少し柔らかめな打鍵感です。
モニターも、モノクロになるほか、有線での8,000Hzのポーリングレートにも対応しません。
軸は、一方、発売時期の関係で NX Snow V2(第2世代)で、新しくなります。
性質は同じで、潤滑や静音性などにやや改良が入った形です。

ROG Azoth Moonlight Whiteは、1世代前の仕様の製品です。
この世代だと、パームレストが付属しないほか、軸が NX Snow(初代)と赤軸が選択できます。
赤軸は、NX Snowとだいたい同じ性質です静音性において負けるが、(リニアなりですが)押した感が高めになるものです。つまり、他社の赤軸と変わりません。
そのほか、本体構造の一部(プレートフォームほか)が旧式になります。
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結論的にいえば、上位機ほど「突き詰めた感」はない仕様ながら、この価格帯では、特に、筐体の作りの部分で「上質」です。
ただ、 NX Snowだとわりと打鍵感が近いものでもうスコ安い高級TKLは割とありますし、個性的なStorm軸でだして欲しかった感はあります。
海外はあるようなので、そのうち登場するかもしれません。
2-6・東プレのキーボード
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続いて、日本の東プレのRealForceキーボードです。
最上位機はBluetooth対応で無線化されているためこちらでも紹介しています。
ただ東プレについては、このブログだと【東プレRealForceキーボードの比較記事】がメインで、そちらの方に全機とも「より詳しく」紹介しています。

【2025年発売】
(かな刻印なし)(黒・白)
56・ 東プレ REALFORCE R4 R4HC11
56・ 東プレ REALFORCE R4 R4HC21
¥36,520 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
(かな刻印あり)(黒・白)
57・ 東プレ REALFORCE R4 R4HC61
57・ 東プレ REALFORCE R4 R4HC71
¥36,520 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
荷重:ALL45g
(かな刻印なし)(黒・白)
58・ 東プレ REALFORCE R4 R4HC12
58・ 東プレ REALFORCE R4 R4HC22
¥36,520 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
荷重:変加重
(かな刻印なし)(白のみ:黒欠品)
59・ 東プレ REALFORCE R4 R4HC13
59・ 東プレ REALFORCE R4 R4HC23
¥36,520 Amazon.co.jp (11/16執筆時)
荷重:ALL30g
OS対応:Windows
キー方式:メカニカル式
配列:日本語91キー
接続:Bluetooth 5.0 USB有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
テンキー:あり
Fキー:フルサイズ
電池: 単4電池×3(3ヶ月持続)
R4HC11などは、東プレが販売するREALFORCE R4シリーズの日本語キーボードです。

キーの方式は、静電容量無接点方式です。
フィルコなど同じメカ式の一種ですが、構造が大きく変わります。

冒頭の「選び方の基本」でも書きましたが、この方式は、機械的接点が不要で、「1億回」の耐用を謳うほどの耐久力があります。
また、接点がない点で、チャタリング(1回のキー入力で勝手に文字が複数回出る現象)問題が出にくい上で、他のメカ式と違い、その部分でのハード側の調整が不要なので、メカ式より入力自体が安定した上で「高速」です。

打鍵感も、言及に値します。
押し下げる際の感触も自然で優しく、押し切った際の底付きも少ないです。感覚的な部分でも高級感があるほか、物理的に「疲れにくい」です。
仕組み的には、他社のメカ式と違い、複数のキーと一体成形したラバードーム(カップラバー)が中間にあります。これがバネと共にタクタイル感を高める役割を担うことで、特有の「やわらかさ」を出しています。

キー荷重は、東プレの場合、荷重の違いで3種類から選べます。
上表は、それぞれの軸の特徴です。ただし、メンブレン式・パンタグラフ式は考慮にいれていない、各社のメカ式と比べた場合の評価値です。
各評価軸は、既に見たフィルコ(マジェスタッチ)などとあわせました。
一般的には、全てのキーが「ALL45g」(静音仕様)の製品が今だと「スタンダード」です。一番クセがなく使えます。

変加重は、小指部分のキーだけ30gのキーを使い、指への負担を軽くしたものです。
若干「指疲れ」を感じる方におすすめとは言えますが、「ALL45g」とそこまでの実用上の差はないです。
なお、昔はこの仕様が東プレの「スタンダード」でした。今だと「ALL45g」のほうが標準で、ラインナップも多い状況です。
ALL30gは、全キーとも軽めにしたものです。
こちらは特殊で、フィルコの「マジェスタッチ」のようなチェリー系のスイッチを含めて、おそらく「業界一押し味が軽い」仕事用です。
ただ、余りに軽いので、タッチが上手でない方は誤入力が多くなると言えます。用途としてはかなり特殊で、長時間入力する方で「指疲れ」が酷い場合に限定しておすすめです。

クリック感は、どの荷重でも、スイッチ音(タクタイル)があります。
ただ、どれも静音キーを採用するので、底付き音(接触音)は「なだらか」です。もちろん、パンタグラフ式より音はしますが、メカ式としてはかなり「静か」です。チェリーの「静音赤軸」と同レベルで、メカスイッチでは最高クラスです。
触覚ほか聴覚を含めて言えば「強くないクリック感」ですが「コトコト」と気持ち良く、リズミカルにタイピングできます。
また、東プレの場合、キーも本体も一体で自社開発なので、経年変化後の打鍵感の劣化や、がたつきや異音が少ないのも特徴です。
耐久性は 先述のように、高いです。
その上で、本体は長期保証(3年)ですし、「コーヒーをこぼす」など保証が効かない場合も、代替機の貸し出しを受けられる上で、定額修理(多くは1万円以内)で直してくれます。また、展開終了後、7年以内ならば、オーバーホールも受け付けてくれます。

キーピッチ(キーとキーの間隔)は19mmで、キーストローク(キーが沈む深さ)は4mmです。深く押し込めるため、誤入力が少なく済みます。
なお、本機は、専用ソフトでAP(スイッチの作動点)を.8mm〜3mmの間を0.1mm刻みで自己設定できます。
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R4 / R3 / R3S Key Spacer SetM0401J
¥(1,540) Amazon.co.jp (11/16執筆時)
キースペーサーで、2mmか3mmで調整できますので、カスタマイズ派には人気です。

キー配列は、日本語91キーです。
いわゆる80%TKLです。
日本語標準は87キーですが、テンキーの上に「メディアキー」が4つ付属する構成です。変則的な配置もなく素直です。
メインキーの部分はWindowsキーがある構成です。(今どきの)Copilotキーなどはない、昔ながらの仕様です。

キートップは、複数の本体色から選べます。
黒は、墨印字、白は、ブラックです。
白がキーの視認性が良い「仕事向け」、黒はデザイン性重視の「自宅向け」といえます。照明の角度によっては文字が見えにくいので、ブラインドタッチができない方は、墨印字は厳しいでしょう。

カナ刻印は、ALL45gだけ「あり」モデルがあります。
黒の墨印字にあっても意味がない気はしますが、企業調達などで(意味のない)納入条件があるからかもしれません。

無線接続は、USB有線と、Bluetooth5.0に対応です。
USB有線の場合、リケーブルできる仕様です。付属するのは、1.5mのUSB-C to USB-Aケーブルです。

Bluetoothあ4台までのマルチペアリングに対応です。
写真では「タブレット」の絵もありますので、タブレットでも「使える」ことが示唆されているとも言えます。規格的に、PC側の対応があれば、この世代だと低消費電力かつ安定性も高く接続できる世代です。

各OSへの対応は、先述のようにWindowsのみに公式対応です。
しかし、Windows用の信号(HID)を、Mac信号に変換する「Karabiner-Elements」という有志の無料アプリで、Macでも「配列通り」打てるようにできます。
バッテリーは、単4電池3本で、3ヶ月の保ちです。

このほか、利便性を高める「おまけ」として、省電力用の近接センサーと、非常用にボタンで操作できるマウス機能があります。
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以上、REALFORCE R4シリーズのTKLキーボードの紹介でした。
BT接続向けとして書きましたが、メインマシンでUSB接続した方がその安定性を活かせる製品に思えます。その上で、タブレットなどメインマシン以外にBTでフレキシブルにつなげられるのが、魅力です。
難点は価格です。ただ、保証期間が長い上で、代替機の送付を含めて修理体制が充実している点、そもそも耐久性が高い点をふまえれば、「もとは取れる」と言えます。
なお、BT接続がマストでない場合、もう少し安めの下位機もあります。詳しくは、【東プレRealForceキーボードの比較記事】のほうで書いています。
次回に続く!
打ちやすいBluetoothキーボードのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、PC用のテンキーレスキーボードの比較の2回目記事でした。
しかし、記事は、あと少しだけ「続き」ます。

3・Bluetoothキーボードの比較 【結論】
3-1最終的な「おすすめ」の提案
打鍵感 ★★★★★
誤入力防止 ★★★★★
疲れにくさ ★★★★★
高速入力 ★★★★★
静音性 ★★★★★
耐久性 ★★★★★
便利機能 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
「結論編」となる、最終回記事(こちら)では、フルサイズほかを含む、Bluetoothキーボード全てから、スマホ・タブレット向け、パソコン向けそれぞれについて、Atlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。
引き続き、よろしくお願いします。
最終回記事は→こちら
