Top オーディオ製品 比較2022'【新型】ポータブルアンプ36機の性能とおすすめ・選び方:iPhone Android スマホ PC ハイレゾ対応 (3)

2022年09月08日

比較2022'【新型】ポータブルアンプ36機の性能とおすすめ・選び方:iPhone Android スマホ PC ハイレゾ対応 (3)

今回の結論
ポータブルヘッドフォンアンプのおすすめは、結論的にこれ!

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1・ポータブルアンプの比較 (1)
 1-1:FiiO〈中国〉
 1-2:iFI Audio〈台湾〉
2・ポータブルアンプの比較 (2)
 2-1:Shanling〈中国〉
 2-2:iBasso Audio〈中国〉
 2-3:Astell&Kern 〈韓国〉
 2-4:Radius〈日本〉
 2-5:Hidizs〈中国〉
 2-6:CHORD〈イギリス〉
 2-7:ikko Audio〈中国〉
 2-8:RADSONE〈韓国〉
3・ポータブルアンプの比較 (3)
 =最終的なおすすめの提案【結論】

 というわけで、今回は、ポータブルヘッドフォンアンプを紹介しました。

 最後に、いつものように、Atlasのオススメ機種を提案しておきます。


 第1に、スマホとPC両方の「音質向上」が狙えるBluetooth対応のポタアンとして、総合力が高い製品は

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 【2021年発売】

 17・SHANLING UP5
  ¥21,560 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:15時間
Bluetooth:対応
コーデック:aptX-HD LDAC ほか
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm + バランス (2.5+4.4mm)
出力〈32Ω):112mW(240mW)
ノイズフロア:   
サイズ:68x39x14.5mm
重さ:50g
対応:iPhone Windows Mac Android

軽量性    ★★★★★
音質の良さ  ★★★★☆
対応音源の幅 ★★★★☆
スマホ接続  ★★★★★
バッテリー  ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 SHANLING UP5でしょう。

 このニーズに適うのは、やはり、ある程度小型軽量機である上で、単独のバッテリーを積みつつ、Bluetooth接続・バランス出力に対応する機種が良いです。

 加えて、音質面で工夫のある機種であったら最高です。

 その点で、本機を「オススメ」にしました。

 似た仕様の機種としてFiiO BTR5 2021もありますが、本機の場合、バランス出力を2系統フォローしている部分と、出力レベルの部分の仕様で、使い勝手がやや良いと判断しました。

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 Bluetooth接続は、、LDAC・Apt-X HDというハイレゾ対応音源に対応できる、Bluetooth接続機である点を評価しました。

 通信安定性の高いBluetooth5.0に対応という部分も評価できます。

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 また、PC用として小型USB-DACとして利用する場合、384kHz/32bitに対応できます。

 MQAのデコードにも対応しますし、仕様も現代的です。

 やや価格は高めですが、スマホとPCで「2つの楽しみ」がある点で、お得感を感じます。

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 音質の面でも米国のESSのES9219Cを採用します。

 目新しいですが、数字的にも信頼性はあり、音質は良いです。

 他機と比べても、左右独立に2基搭載するトレンドをしっかりおさえます。

 その上で、DUAL DACブーストモードを搭載し、3.5mm接続でも出力が安定しているのが売りと言えます。

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1・ハイレゾ対応ヘッドホンの比較
2・ハイレゾ対応イヤホンの比較

 上記の記事で紹介してきたような、有線ヘッドホンを気軽に「ワイヤレス」にできる点が評価できます。

 音質重視のモデルは他にありますが、特に、iOS系は特にケーブルが煩雑になりがちです。その点で、「気軽さ」を重視するならば、Bluetooth搭載の本機でしょう。

ーーー

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 【2021年発売】

 11・ iFi audio iFi GO blu
  ¥29,700 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 96kHz/24bit
バッテリー:8時間
Bluetooth:対応
コーデック:aptX-HD LDAC ほか
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm + バランス (4.4mm)    
出力〈32Ω):165mW(245mW)
ノイズフロア:   
サイズ:幅34x高さ13x奥行55mm
重さ:27g
対応:iPhone Windows Mac Android

軽量性    ★★★★★
音質の良さ  
★★★★★
対応音源の幅 ★★★★☆
スマホ接続  ★★★★★
バッテリー  ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 一方、Bluetooth部分のみ音質強化ができるだけで良いならば、台湾の iFi audioiFi GO bluが、むしろ良さそうです。

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 サンプリング周波数は、Bluetooth接続の場合、96kHz/24bitあれば問題ないです。

 コーデック的には、ハイレゾ用の「aptX HD・LDAC・LHDC」に対応するので、Bluetooth接続の部分については、他機に負けません。

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 その上で、 iFi audioの場合、低音を強化するXBassほか、ヘッドホン特有の「耳の中からきこえてしまう」という位置感覚を是正するXSpaceなど、ユニークな機能があります。

 比較的高級な機種も展開する同社の利点で、この価格で上位技術が楽しめるのが良い部分です。

 重さ27gですし、携帯するにも不便がないでしょう。

 バランス接続は、4.4mmのみですが、最近はそちらのほうが多いので問題はあまり感じません。

 パワーも十分にあるので、3.5mmのステレオ接続を含めて、インピーダンス高めの個性のあるヘッドホンでも良い音がなるでしょう。


 第2に、スマホ・タブレット・小型ゲーム機などの気軽な「音質向上」目的に向いた、軽量小型機としておすすめなのは、

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 【2021年12月発売】

 18・iBasso Audio DC05 【グリーン】
 19・iBasso Audio DC05 【ブラック】
  ¥8,800 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:USB給電
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm
出力〈32Ω):93mW
ノイズフロア:1.55μV  
サイズ:105mm(長さ)
重さ:9g
対応:iPhone Windows Mac Android

軽量性    ★★★★★★
音質の良さ  ★★★★☆
対応音源の幅 ★★★★★
スマホ接続  ★★★★★★
バッテリー  ☆☆☆☆☆
総合評価   ★★★★★

 Android系スマホやタブレット、或いは小型ゲーム機の音質改善に使いたい場合はiBasso Audio DC05が良いでしょう。

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 この用途の場合、軽量であるに越したことはないですし、用途に向きます。

 音質部分も、384kHz/32bit対応な上で、デュアルDACという分かりやすい上位技術も搭載です。

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 DACは、米国のESSのES9219Cです。

 小型のポタアンでは、最近定番になりつつあるもので、問題ありません。

 デュアルDACで、出力レベルも用途的に十分な水準です。

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 こうした機種はほかにもありますが、アプリで(ハード的に)ボリュームがいじれるのが汎用性を持たせるには意外と重要で、ほかにあまりないです。

 その部分と、小型端末を数世代に渡って改良してきた実績を評価するとこれかと思います。

ーーー

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 【2021年発売】

 【Lightningモデル】

 34・ikko Audio zerda ITM01
  ¥8,500 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

 【DOCK SET Type-C】

 35・ikko Audio zerda ITM01
  ¥8,500 Amazon.co.jp (9/8執筆時) 

サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:USB給電
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm
出力〈32Ω):125mw
ノイズフロア:
サイズ:
重さ:30g
対応:iPhone Windows Mac Android

軽量性    ★★★★★
音質の良さ  ★★★★☆
対応音源の幅 ★★★★★
スマホ接続  ★★★★★★
バッテリー  ☆☆☆☆☆
総合評価   ★★★★★

 ただ、iOS系の場合は、(Bluetooth接続を選ばないならば)ライトニングケーブルを装備する機種が良いです。

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 ikko Audiozerda ITM01が候補になるでしょう。

 シングルエンド接続だけで、DACもシングルですが、オリジナルのDACで、映画・音楽・ゲームモードを搭載するなど、ユニークな部分が評価できます。

 予算があれば、同社の上位機の方が音質は良いでしょうが、本機ならば、気軽な予算で試せるのでこちらかと思います。

ーーー

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 【2022年7月】

 【USB-Cモデル】

 7・ FiiO KA2 TC FIO-KA2-TC
  ¥9,900 楽天市場 (9/8執筆時)

 【Lightningモデル】

 8・ FiiO KA2 LT FIO-KA2-LT
  ¥11,550 楽天市場 (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:USB給電
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C/Lightning
出力端子:4.4mm
音圧(32Ω):153mW
ノイズフロア:
サイズ:幅40×高さ15×奥行2mm
重さ:12.3g
対応:iPhone Windows Mac Android

軽量性    ★★★★★
音質の良さ  ★★★★☆
対応音源の幅 ★★★★★
スマホ接続  ★★★★★★
バッテリー  ☆☆☆☆☆
総合評価   ★★★★★

 一方、4.4mmのバランスの場合は、 FiiO KA2が良いかと思います。

 ノイズフロアの値を公開しませんが、4.4mm対応で、専用機でしっかり公開している小型機はないので、これは仕方ないです。

 その部分で、あまり高い機種は選びにくいのですが、本機くらいならば良いかと思いました。

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 他社機もありますが、放熱面の工夫のほか、インジケーターの色で、再生中の音源の種類がわかる工夫は面白いと感じました。


 第3に、自宅のPCで利用する方に向く、1ランク上の音質を期待できるポータブルアンプは、

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 【2021年】

 13・iFi xDSD Gryphon
  ¥77,000 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 768kHz/32bit
バッテリー:6時間?
Bluetooth:対応
コーデック:aptX-HD LDAC ほか
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm + バランス (4.4mm)   
出力〈32Ω):320mW(1000mW)
ノイズフロア:   
サイズ:幅75×高さ19×奥行123mm
重さ:215g
対応:iPhone Windows Mac Android

軽量性    ★★★☆☆
音質の良さ  ★★★★★★
対応音源の幅 ★★★★★★
スマホ利便性 ★★★★☆
バッテリー  ★★★★☆
総合評価   ★★★★★

 iFi xDSD Gryphonでしょう。

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 先述のように、日本勢が壊滅状態ですが、iFi Audioならば、日本に入ってきて長いですし、しっかり新機種に定期的に更新しており、信頼性が担保されますので。

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 DACは、(今は吸収されてしまった)バーブラウンにこだわる同社らしくDSD1793です。

 ある種同社の「哲学」とも言えますし、見どころとも言えるでしょう。その他のパーツも、しっかり情報開示があり、考えて使っています。

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 (Bluetoothだけでなく)しっかり、有線接続時の音質もフォローしている機種は、この価格帯では本機くらいしかないかと思います。

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 サンプリング周波数は、 768kHz/32bitまで対応します。

 この部分で、「良い音を聴く」というより「音で遊びたい」上級者も満足するでしょう。

 また、音源部分でもMQAのデコードに対応できるため、Bluetooth接続が不要ならば、10万円以下のレベルだと、本機が良いかと思います。

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 利便性の部分でも、Bluetoothのコーデックは、ハイレゾ対応のaptX HD LDACを含めて対応します。

 場合によっては、ワイヤレスでも利用できる点も本機の良い部分でしょう。

ーーー

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 【2021年】

 7・ iFi audio iFi hip-dac2
  ¥27,500 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:8時間
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm + バランス (4.4mm)    
出力〈32Ω):280mW(400mW)
ノイズフロア:  
サイズ:102x70x14 mm
重さ: 125g
対応:iPhone Windows Mac  

軽量性    ★★★★★
音質の良さ  ★★★★★
対応音源の幅 ★★★★★
スマホ利便性 ★★★★☆
バッテリー  ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 一方、音質重視でかつ、やや予算を節約して、「5万円以下」で考えるならば、iFi hip-dac 2でしょう。

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 Bluetoothに未対応ですが、その分安いと言えます。

 DACも、同社がこだわるバーブラウンのDSD1793のようですし、定評のある同社のサウンドの特性は本機でも味わえます。

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 一方、この価格帯にはライバルも多いですが、疑似的な「バランス出力」として4極の効果を得られるS-バランス接続に対応しますので、(一般的な)3.5mmのステレオ端子での接続では特に音質が期待できます。

 バランスケーブルに替える予定がないならば、むしろ本機でしょう。

 音質部部も、XBass対応で低音を補強できますし、音源的にもMQAに対応できます。

 なお、Bluetooth接続があった方が便利に感じる方は、本機ではなく、先ほど「おすすめ」に挙げた、同社の iFi GO bluを選べば良いかと思います。


 第4に、10万円以上のレファレンスグレードのハイレゾ対応ポタアンとしておすすめなのは、

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 【2021年】

 27・Chord Electronics Mojo 2 CHO-MOJO2
  ¥117,652 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 768kHz/32bit
バッテリー:約8時間
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C 光 同軸 M-USB
出力端子:3.5mm ×2
出力〈30Ω):600mW(4.2Vrms)
ノイズフロア:   
サイズ:幅83×高さ62×奥行22.9mm
重さ:185g
対応:iPhone Windows Mac Android 

軽量性    ★★★☆☆
音質の良さ  ★★★★★★
対応音源の幅 ★★★★★
スマホ利便性 
★★★☆☆
バッテリー  ★★★★★
総合評価   ★★★★★★

 CHORDが発売するMOJO 2でしょう。

 上位機としてHugo 2もありますが、値段差の部分と、発売年の関係でロスレスDSP(UHD DSP)に換装されていないため、今買うならばこちらかと思います。

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 サンプリング周波数は、768kHz/32bitです。

 この水準に達している機種は、近年ではほかにも出てきました。

 ただ、先述のように、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)に新開発のロスレスDSP(UHD DSP)を採用し、解析力を高めたことにより、音質改善のために「できること」自体が圧倒的に増えました。

 周波数帯域ごとの18段階の調整や、4段階のクロスフィード機能による立体的な音響を再現など、値段に相応する「違い」が明確です。

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 主に、PC利用にする機種ですが、飽きずに楽しめそうな要素が多いので、(バランス出力をマストにしないならば)オススメできます。

補足:ハイレゾ再生に必要な機器について

 というわけで、今回は、USBポータブルヘッドフォンアンプの話でした。

 なお、このブログには、ハイレゾ再生に対応する音楽関連機器について、以下のような比較記事があります。

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1・ハイレゾ対応ヘッドホンの比較
2・ハイレゾ対応イヤホンの比較

 先述のように、ハイレゾ音源に対応するためには、再生機器側の対応も必須です。

 ポタアンと一緒にそうしたヘッドホンを探している方、「ハイレゾ対応」製品を紹介したこれらの記事もよろしくお願いします。

3・Bluetoothヘッドホンの比較
4・Bluetoothイヤホンの比較
5・完全ワイヤレスイヤホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ノイキャンイヤホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ライトニング端子イヤホンの比較
10・ウェアラブルネックスピーカーの比較
11・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】

 その他、再生機器については、総計で8つの記事があります。こちらもよろしくお願いします。

 なお、11番は、「多すぎて選び方が分からない」傾向のあるこれらの商品をAtlas流に「まとめ」ています。

ーー

 最後になりましたが、もし今回の記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ、嬉しいです。

posted by Atlas at 10:36 | オーディオ製品

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