今回の結論
ノンフライヤーのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、前半記事(こちら)では、ノンオイルフライヤーについて書きました。
最後に、いつものように、目的別・予算別にAtlasのオススメ機種を提案しておきたいと思います。
第1に、現状で最も総合性能が期待できるノンフライヤーとしておすすめなのは、
【2017年発売】
【本体のみ】AWFM-WS3
1・ショップジャパン カラーラ
¥13,200 Amazon co.jp (1/24執筆時)
【本体と丸鍋セット】
2・ショップジャパン カラーラ
¥16,672 Amazon co.jp (1/24執筆時)
容量:2.4L
温度設定:60-200度
レシピ集:付属
本体サイズ:奥行330×幅260×高さ315mm
調理容量 ★★★★★
温度設定 ★★★★★
レシピ集 ★★★★★
本体保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ショップジャパンのカラーラでしょう。
ノンフライヤーは、ほとんど「輸入販売」です。
しかし、日本にしっかり地盤があり、(まさかの際の)保証が得られる点で、カラーラはまず評価できます。
一方、フィリップスも良い製品を出していますが、発売時期が古いです。
その点、カラーラは、後発の利点を活かして、バスケットの形状など実際に利用する際に便利な工夫が見られます。
消費電力も、コンセントに無理のない1210Wで、バスケットも実容量で2.4Lと実用サイズです。
温度設定の幅も広く、ノンフライヤー調理以外のメニューも提案されているので、この機種も「楽しんで」利用できると思います。
ダイエット目的やお弁当作りをふくめて、「買って後悔のない機種」だと思います。
第2に、格安のノンフライヤーとして、利便性が高そうな製品は、
【2020年発売】
9・Innsky ノンフライヤー IS-AF005
¥6,980 Amazon co.jp (1/24執筆時)
容量:1.5L
温度設定:80-200度
レシピ集:付属
本体サイズ:直径23.2×高さ31.4cm
調理容量 ★★★★★
温度設定 ★★★★☆
レシピ集 ★★★★☆
本体保証 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
中国深圳のInnsky(Shenzhen xiaojia technology)の販売する IS-AF005でしょう。
バスケットのサイズは、1.5Lで、1-2暮らし用としては最適なサイズの製品です。
設置スペースもさほど必要なく、収納も容易なので、小型モデルでは、現状では最も完成度が高い製品だと思います。
レシピ集が付属するほか、自動調理ボタンや内鍋のノンスティック加工など、「現在のトレンド」と言える部分が網羅されます。
むろん、保証性・信頼性の部分で国内の家電メーカーに負けますし、日米のAmazonでの販売歴も長いですし、18ヶ月の交換保証を含めて、「本体価格相応」の保証性はあると言えます。
上に書いた、「リスク」を理解した上で買うならば、良い選択肢になります。
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【2021年発売】
4・山善 エアフライヤー YAF-C120
¥5,800 Amazon co.jp (1/24執筆時)
容量:2.2L
温度設定:60-200度
レシピ集:付属
本体サイズ:奥行227×幅297×高さ287mm
調理容量 ★★★☆☆
温度設定 ★★★★☆
レシピ集 ★★★★☆
本体保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
家電量販店で販売があるような、日本企業に限定するならば、山善の本機が良いでしょう。
実際の製造元は海外製品と同じでしょうが、保証性の部分ではメリット性があります。
機能はシンプルで、ディスプレイもない仕様で、正直製品としての充実度は海外製品にも負けますが、値段面ではメリット性があります。
第3に、トースター代わりに台所に据え置いて利用するタイプの「ノンフライヤー」としておすすめなのは、
【2021年発売】
5・シャープ ヘルシオ グリエ AX-GR2-R
6・シャープ ヘルシオ グリエ AX-GR2-W
¥18,249 Amazon.co.jp (1/24執筆時)
容量:5L程度(25.9× 23.2× 7.7cm)
温度設定: 4段階
レシピ集:付属
寸法:幅41.2×奥行30.6×高さ22.7cm
調理容量 ★★★★☆
温度設定 ★★★★☆
レシピ集 ★★★★★★
本体保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
シャープのグリエでしょう。
熱風ではなく、超高温の水蒸気を利用するという相違点はありますが、同じくノンオイル調理ができるメリット性があります。
さらに、こちらの場合は、買った総菜の「サクッと」再加熱の際にも、味を犠牲にせず脂分を落とすことができるため、「二重の意味でヘルシー」とも言えるでしょう。
キッチンの専有面積は、通常のノンフライヤーと差して変わりませんし、その点でもおすすめできます。
第4に、ポテトなどを大量に調理できる製品としておすすめできるのは、
【2022年発売】
13・COSORI ノンフライヤー CAF-L501-KJP
14・COSORI ノンフライヤー CAF-L501-RJP
15・COSORI ノンフライヤー CAF-L501-WJP
¥12,980 Amazon co.jp (1/24執筆時)
【アクセサリーセット】
16・COSORI ノンフライヤー C137-7AC セット
¥18,345 Amazon co.jp (1/24執筆時)
容量:4.7L
温度設定:75-230度
レシピ集:あり
サイズ:303×27.2×303mm
調理容量 ★★★★★★
温度設定 ★★★★★
レシピ集 ★★★★☆
本体保証 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
一方、ある程度大きな製品を選ぶとするとCOSORI ノンフライヤーが候補です。
ノンフライヤーは、加熱調理器具なので、格安でも、出所が追える製品が良いです。
その部分で、外国製品ですが、(オフィスでないにせよ)日本に住所があり、また、米国での販売歴も長い点で本機は安心感があります。
3.5L前後の中国系製品の中で、Atlasが調べた限りでは、もっとも情報量がありました。他の家電ジャンルの販売状況や、日本での販売歴からして、サポートを含めて問題なさそうです。
COSORI アクセサリー 5点セット
¥4,980 Amazon co.jp (1/24執筆時)
なお、レシピの幅を拡げる場合、あとからでも、アクセサリーを揃えると良いかと思います。
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【2019年発売】
10・Innsky ノンフライヤー 3.5L IS-AF003
¥6,782 Amazon co.jp (1/24執筆時)
容量:3.5L
温度設定:80-200度
レシピ集:あり
本体サイズ:28×27.5×31.9mm
調理容量 ★★★★★★
温度設定 ★★★★★
レシピ集 ★★★★☆
本体保証 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
もうすこし、格安な卵形で選ぶならば、中国深圳のInnsky(Shenzhen xiaojia technology)の販売する IS-AF003でしょう。
値段的に最も安い水準であるほか、自動調理ボタン・内鍋フッ素加工・日本語版レシピなど、最低限欲しい部分を網羅しています。
本機は、比較的、日本Amazon販売歴が長いので、他の輸入期よりは信頼性が担保されるでしょう。
ただし、本機も加熱家電です。信頼性の部分で心配される方については、少々高くても、ショップジャパンの「カラーラ」などが選択肢となるでしょう。
補足・ノンフライヤーに類似する調理器具
というわけで、今回は、ノンフライヤーの紹介でした。
1・コンベクションオーブンの比較
2・スチームオーブンレンジの比較
3・多機能マルチクッカーの比較
4・ノンフライヤーの比較
5・家庭用の製麺機の比較
なお、ノンオイルフライヤーと同じように、熱風を使って焼くタイプの家電(=油を使わずに揚げられる家電)は、他にもあります。
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第1に、コンベクションオーブン です。
ノンフライヤーほど専門特化はしませんが、できる料理はより多様です。
今回紹介したアイリスオーヤマ(リクック)と似ていますが、ファンとヒーターについて、さらに細かくに制御できます。そのため、ノンフライ調理以外に、オーブン調理、グリル調理、スローベーク調理などに対応できます。
予算的には、5000円台から5万円台まで広いラインナップがあります。
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第2に、スチームオーブンレンジです。
一部の対応機種の場合、ノンフライヤーと同じように、油分を抑えた揚げ物などに対応できます。
電子レンジの買い換えも一緒に考えている方はこちらも選択肢です。予算は3万円台からです。
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第3に、多機能マルチクッカー(スロークッカー)です。
これも、ノンフライヤーと似た調理器具です。一部機種について、ほとんど油を使わず揚げ物調理ができる機能があります。
また、ノンフライヤーでは不可能な「炒める料理、煮込む系の自動料理」も対応できる機種もある点が特色です。
対応機は、2万円前後の予算となります。
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というわけで、今日は、ノンフライヤーの比較でした。
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