1回目からの続きです→こちら
4-1・AQUAのドラム式洗濯機

4回目記事のトップバッターは、アクアのドラム式洗濯乾燥機です。
中国のハイアール傘下ですが、もとは三洋電機の洗濯機部門がルーツで、別ブランドで売っています。訪問修理網もありますし、安心して購入できるメーカーの1つです。
アクアは(乾燥機能のない)ドラム式洗濯機の展開があるので、同時にみていきます。
1・ドラム式洗濯機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:シャープ
1-3:パナソニック
2・ドラム式洗濯機の比較 (2)
2-1:日立
3・ドラム式洗濯機の比較 (3)
3-1:東芝
3-2:ハイアール
4・ドラム式洗濯機の比較 (4)
4-1:アクア
4-2:アイリスオーヤマ
4-3:RORO(ヤマダオリジナル)
5・ドラム式洗濯機の比較 (5)
5-1:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿って説明していきます。
ーーー
以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

【2024年11月発売】
41・AQUA AQW-D8R-L-W 【左開き】
41・AQUA AQW-D8R-R-W 【右開き】
¥127,800 楽天市場 (8/8執筆時)
洗濯容量:8kg
乾燥容量:4kg
乾燥方式:ヒーター(水冷)
消費電力量:1480Wh
使用水量:64L
水道光熱費:62.6円/1回
スマホ連携:
温水洗浄:対応
自動投入::
サイズ:幅595×奥行616×高さ943mm
まっ直ぐドラム2.0 AQW-D8R-Lは、AQUAの小型のドラム式洗濯機です。

設置寸法は、幅595×奥行616※5×高さ943mmです。
奥行も短く、設置性は良いと言える小型です。
ここは注意点で、同社の場合、次に見る10gkgクラスと、設置面積は同じです。
サイズ面で小型を探している場合、次に見る10kgとは比較しましょう。
1:シャープ〈日本〉
2:パナソニック〈日本〉
3:アイリスオーヤマ〈日本〉
4:アクア〈日本〉
洗濯容量は、最大8kgです。
乾燥容量は、最大4kgです。
このクラスの小型機を出しているのは、上表の各社ですが、本機の場合も、毎回乾燥まで行うならば、1人暮らし向きのサイズです。

なお、AQUAはパナソニック同様の「斜めドラム派」でしたが、他社と併せた「まっ直ぐドラム」にした上で、最大限コンパクトにできたしたということです。

消費電力量は1480Wh、使用水量は64Lです。
水道光熱費は、冒頭書いた業界団体(家電公取協)の定めた新計算式に基づけば、洗濯乾燥時に62.6円 です。このクラスの小型機で言えば、各社と比べても安めです。
ただ、先述のように、同社の1クラス上の製品はより安いと言えます。
センサーは、一方、明示されるのは、布量センサーのみです。

乾燥機の方式は、ヒーターセンサー乾燥式(水冷)です。
シャープの方式と同じです。

ヒーターを利用するので、利用後、暖かく、ふんわり感が出せるのが良い点です。また、構造的に無排気なので、部屋の湿度が上がりにくいのもメリットです。
逆に、低温乾燥ではないので、衣類への優しさはイマイチと言えます。
アクアによると、斜めドラムよりまっすぐドラムのほうがシワはよりにくいとされます。ただ、乾燥方式からいって、この部分で、もっと優秀な機種はあるでしょう。

洗濯機能は、さほど高度ではないです。
泡を多く出す特別な工夫や、たたきつけるような水流など、他社上位機に見られるような(面白い)工夫はあまりないです。
先述のように、センサーもあまり充実しないので、この部分は負けています。

温水洗浄モードは、搭載です。
ただし、除菌温度(60度)が出せるのは2kgまでですが、使えれば使えたで便利でしょう。
小型機で、この価格での採用はシャープでもないですし、ワンポイントです。

静音性は、乾燥時36dBです。
シャープとおなじく優秀です。脱水時も42dBで、問題ないです。
洗剤自動投入は、非対応です。

メンテ性は、評価できます。
本機は、洗濯槽ほか、乾燥フィルター・ドアパッキンの自動掃除に対応だからです。
この部分の利便性の向上は最近のトレンドですが、小型機で採用する機種は珍しく、本機の良い部分です。
仕組みはユーザーのアクセスできない内部に内臓フィルターを用意し、それをシャワーとワイパーでゴミ落としし、排水フィルターに出すという方向性です。

ただし、乾燥フィルターは他機同様にありますので、メンテは必要です。
週1回で良いとされます。エラーランプでメンテが督促される仕組みです。
一方、シャープと違い、フィルタのつけ忘れ・外れかけを警告する仕組みがないのは、すこし不親切に思います。
ネットワークも、Wi-Fiなどは、装備しません。
---
以上、AQUAのAQW-D8Rの紹介でした。
小型機ですが、温水洗浄ができる点と、光熱費の部分がわりと優秀なのが見どころです。
ただ、先述のように、次に見る上位機は、同じ筐体サイズでより機能性があります。その分、本体は高くはなるのですが、個人的には、そちらがおすすめです。

【2024年11月発売】
42・AQUA AQW-DM10R-L-W 【左開き】
42・AQUA AQW-DM10R-R-W 【右開き】
¥149,800 楽天市場 (8/8執筆時)
洗濯容量:10kg
乾燥容量:5kg
乾燥方式:ヒートポンプ
消費電力量:1065Wh
使用水量:48L
水道光熱費:45.6円/1回
スマホ連携:対応
温水洗浄:対応
自動投入: 洗剤570mL 柔軟剤480mL
サイズ:幅595×奥行616×高さ943mm
まっ直ぐドラム2.0 AQW-D10R(W) は、AQUAの小型のドラム式洗濯機の上位機です。

設置寸法は、こちらも、幅595×奥行616※5×高さ943mmです。
性能はかなり上位ですが、サイズは下位機と全く変わらない小型機です。
奥行も、61.6cmと短く、設置性はかなり良いです。

洗濯容量は、10kgまでです。
乾燥容量は、最大で5kgです。
パナソニックの小型の上位機(Cuble)と同容量です。
54cmの防水パンで設置できるモデルでは、最大量でしょう。
ですし、比較対象はやはりパナソニック機です。
背の高さが低いのも注目点で、小型機を含めてもここまで背が低いモデルはないでしょう。
消費電力量は、1065Wh、使用水量は48Lです。
水道光熱費は、1回の洗濯乾燥で45.6円です。
この理由は明白で、設置性の良い小型機では例外的に、ヒートポンプ式だからです。
ライバルだと、ここまで小型でヒートポンプ式の製品はなく、独自です。
センサーは、ただし、明示されるのは、布量センサーのみです。
センシングによる追加の節電効果が限定的なのは、他社との差です。

乾燥機の方式は、先述のように、ヒートポンプ式です。
光熱費が良い方式ですが、シワの問題とふんわり感が不足する問題があります。
本機は、サポートヒーターの記載はないですが乾燥温度について65度がだせるとの明記があります。その部分では、上表だと「ハイブリッド」型に近い機種といえます。

したがって、「ふんわり」仕上げるという対策はあります。
一方、シワ伸ばしの部分については、抜本的な対策はないです。
アクアによると、斜めドラムより、まっすぐドラムのほうがシワはよりにくいとされます。
ただ、実際の、乾燥容量として3kgあたりの話になるでしょうし、今だと、パナソニック以外は(そもそも)「ななめドラム」を使わないので、他社より優れるというわけでもないです。

一方、無排気なので、室温(湿度)の安定面では問題ないです。なお、無排気乾燥に言及があるので、アクアのほかは、シャープほどです。

洗濯機能は、こちらも、さほど高度ではないです。
泡を多く出す特別な工夫や、たたきつけるような水流など、他社上位機に見られるような(面白い)工夫はあまりないです。

温水洗浄モードは、搭載です。
本機は10kg洗濯でも60度に対応できます。
なお、電気代の目安は上表の通りですが、室温20度からの値なので、冬場はよりかかるでしょう。

静音性は、本機も、脱水時46dBで、乾燥時47dBです。
乾燥運転時の騒音は、下位機と方式が変わる部分で、低騒音ではないです。
ただ、シャープを除く他社機ほどの水準ではあります。

洗剤自動投入は、本機は対応です。
量的には、洗剤が570mLで、柔軟剤が480mLです。
さすがに本体のサイズ感を反映して、やや少ないです。
メンテは2−3ヶ月に1度の指示です。タンクは柔軟剤ケースと洗剤ケースが一体型なので、メンテの際、水洗いしにくい部分はあります。
片側の洗剤か柔軟剤かが残っていても、片側の経路メンテはできますが、やりやすくはないです。
メンテ性は、本機も優秀です。
下位機同様に、利用の旅の乾燥フィルター・ドアパッキンの自動お掃除機能があります。
先述のように、最近の洗濯機のトレンドです。
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以上、AQUAのAQW-D10Rの紹介でした。
性能に注目する場合、小型(中小型)で設置性が良いタイプでは、総合的に最も良いと思える製品です。
とくに、省エネ性の高いヒートポンプ式というのは、大きな美点です。
その上で、洗剤自動投入・温水洗浄や、メンテ部分の工夫など、最近のトレンドも取り入れています。
こうした部分で若い世代に受けそうな製品におもいますが、その点で言えば、IOT対応して外から操作できたら、より便利かなと思いました。
【2024年11月発売】
43・AQUA AQW-DX12R-L-W 【左開き】
43・AQUA AQW-DX12R-R-W 【右開き】
¥167,800 楽天市場 (8/8執筆時)
44・AQUA AQW-DX12R-L-K 【左開き】
44・AQUA AQW-DX12R-R-K 【右開き】
¥167,800 楽天市場 (8/8執筆時)
洗濯容量:12kg
乾燥容量:6kg
乾燥方式:ヒートポンプ
消費電力量:950Wh
使用水量:59L
水道光熱費:44.9円/1回
スマホ連携:対応
温水洗浄:対応
自動投入: 洗剤570mL 柔軟剤480mL
サイズ:幅595×奥行685×高さ943mm
まっ直ぐドラム2.0 AQW-DX12Rも、AQUAのドラム式洗濯機です。

設置サイズは、幅595×奥行685※4×高さ943mmです。
こちらは、他社の中型機と同じ設置寸法で、小型ではないです。
とはいえ、サイズ的にも乾燥6kgクラスの製品では、引き続き「コンパクト」と言えます。
とくに、中型で奥行が68.5cmというのは評価できます。
AQUAは、中型でも設置性の良さが「売り」です。

洗濯容量は、12kgまでで、乾燥容量は、最大で6kgです。
洗濯・乾燥量とも、先ほどの機種より多いです。
消費電力量は、950Wh、使用水量は59Lです。
引き続き、水道光熱費の水準も良いです。

センサーは、ポイントです。
布量・洗剤質・水温・水硬度・布回り・布質・汚れ量・すすぎ具合、気温、脱水具合をセンシングします。
センシングが優れた日立の「AIお洗濯」とほとんど同じで、名前も「AIウォッシュ」です。
何かしらの協業などがあるのかもしれません。布回りの記述はこちらだけですが。
日立と同じで、汚れ量をみて落ちが足りない場合は延長運転する方向性です。AQUAの場合も、Aiウォッシュは標準コースだけ有効にできるので、日立と同じです。
一方、湿度センサーなど、乾燥時に有効なセンサーは、シャープや東芝と違って、使いません。
あくまで、脱水までの話です。

乾燥機の方式は、本機もヒートポンプ式です。
良い部分と、イマイチな部分を含めて、1つ上で見た下位機種同様です。したがって、ふんわり感とシワの部分が「課題」になります。
ただ、下位機種と違い、カタログによるとサポートヒーター搭載です。
シャープと同じで、「ハイブリッド型」と分類して良さそうです。

洗濯機能は、24年から「泡フルウォッシュ」という工夫が加わりました。
洗剤の自動投入で使う液体洗剤を、スプレー(ミスト)して、投入する機能です。

仕組み的に、自動投入利用時専用の洗浄力強化機能です。粉洗剤ではない「液体洗剤」だからできる機能できる機能性でしょう。
一方、東芝が近年採用する、マイクロメートル単位のナノバブルではないので、泡の細かさで繊維に浸透するという表現ではないです。パナソニックの泡洗浄に近く、昔からみられる仕組みを採用した感じではあります。

温水洗浄も、対応です。
サポートヒーターの力でしょうが、60度の温度は12kgまで対応とされます。
電気代は、こちらも室温20度の場合です。

コースは、おしゃれ着や毛布洗いなど、一般的なものは網羅します。
その上で、このグレードの場合「エアウォッシュ EX」というメニューがあります。
スーツ・コート・学生服・ぬいぐるみなど、洗えないものに使う、シワ伸ばし・ふんわり化を目指す機能です。水分を超音波で霧状にしつつサポートヒーターで加熱することで、シワを防ぎ、ふんわり感を高めるものです。

この機能と、後述するUV灯の機能性を利用して、応用的に、シャツのシワ伸ばし(ミストアイロン)、雨具などの撥水基を復原させるコース(はっ水復元コース)があります

加えて、東芝機と同じで、UV灯が付属します。
この殺菌力を利用した、熱UVパワフル除菌対象コースを搭載です。
温水の除菌効果と、UV灯の除菌効果を併用して洗う仕様です。
一方、コース選択の部分の注意点は、本機は、上で書いた色々な機能性について、全てのボタンが用意されているわけではないという点です。

本機は、それなりに整理されたパネルですが、上で書いた機能を利用する場合、複数のボタン操作が必要です。
コースがここまで多機能な場合、液晶パネルを装備するか、スマホアプリで設定できる形式にしないと、直感的に使いにくいです。正直、便利な機能でも使わなくなる可能性があります。

これは、他社の一部機種にも言えますが、本機は、コース選択も、エラー表示のような「暗号理解」を求めるため、とくに問題の多い仕様に思えます。
静音性は、脱水時46dB・乾燥時47dBです。
各社の平均値ほどですが、さほど静かではないです。
あとは、下位機と、だいたい同じです。

洗剤自動投入は、同じく対応です。
ただし、投入量はやはり他社より少ないです。
メンテ性は、こちらも乾燥フィルターのメンテ頻度を減らすような仕組みがあります。
ネットワークも、Wi-Fiなどは、装備しません。
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以上、AQUAのTW-127XH1L(W)の紹介でした。
下位機と比べて、奥行以外の設置性は同じ上で、センサー面、UV灯、泡洗浄などの工夫が加わります。その上で乾燥容量が6kgと増加します。
また、便利な機能性も多いですが、操作パネルが整理されていないので、ユーザー経験に対する配慮で課題があるように思います。
液晶パネルを装備するか、少なくとも、スマホ対応しないと便利な機能も使いにくいと思います。
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なお、同社の12kgモデルは、次のような下位シリーズがあります。

【2024年11月発売】
45・AQUA AQW-DM12R-L-W 【左開き】
¥161,800 楽天市場 (8/8執筆時)
洗濯容量:12kg
乾燥容量:6kg
乾燥方式:ヒートポンプ
消費電力量:950Wh
使用水量:59L
水道光熱費:44.9円/1回
スマホ連携:対応
温水洗浄:対応
自動投入: 洗剤570mL 柔軟剤480mL
サイズ:幅595×奥行685×高さ943mm
第1に、AQW-DM12R-Lです。
先ほどの機種の1つ下位の製品です。
比較する場合、本体サイズや、光熱費など主要部分は同じです。
ただ、泡洗浄などに使う、ミスト発生機能と、除菌に関わるUV灯がないです。
そのため、洗浄力を強化する泡フルウォッシュが非搭載になるほか、熱UVパワフル除菌を含む、除菌・消臭に関わる諸コースが、全部省略です。
また、センサー類も、布量センサー以外は省略になります。
温水洗浄、洗剤の自動投入、乾燥ダクトの自動掃除など、最近のトレンドは押さえるものの、洗浄面にプラスαの工夫がない部分を含めて、若干選びにくさはあります。
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【2024年11月発売】
46・AQUA まっ直ぐドラム AQW-SD12R-L-W
¥139,800 楽天市場 (8/8執筆時)
洗濯容量:12kg
乾燥容量:6kg
乾燥方式:ヒートポンプ
消費電力量:950Wh
使用水量:59L
水道光熱費:44.9円/1回
スマホ連携:
温水洗浄:対応
自動投入:
サイズ:幅595×奥行685×高さ943mm
第2に、AQW-SD12R-L-W です。

サイズは、幅595×奥行685×高さ943mmです。
他機と同じです。
小型基ではなく、世帯用として言えば、奥行68.5cmは、全社通しても、このシリーズのほかにはないでしょう。
光熱費の部分も、先ほどの機種と同じです。

しかし、洗剤の自動投入がさらに省略で、機能面もシンプルです。
そのため、洗浄乾燥の部分で、個性と言えるのは、温水洗浄ほどです。
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結論的にいえば、下位機は、両機とも、AQUAの個性といえる性能はあまりないと言えます。
ただ、本機の値段水準ならば、光熱費の安いヒートポンプ式で、その弱点を補えるサポートヒーターが付く「ハイブリッド」式の中型機では、安い上で、設置性も良いとは言えます。
同社の上位機ほど操作パネルの「ごちゃごちゃ感」もないので、使いやすさにおいて問題ないです。
また、同社の中型は、特に、奥行面での設置性が良いので、「これなら中型がおける」という方は割と多いと思います。

【2022年11月発売】(乾燥機なし)
47・アクア AQUA AQW-F8N-W
¥67,800 楽天市場 (8/8執筆時)
洗濯容量:8kg
乾燥容量:
乾燥方式:
消費電力量:55Wh
使用水量:65L
水道光熱費:(18.7円/1回)
スマホ連携:
温水洗浄:対応
自動投入:
サイズ:幅595×奥行625×高さ860mm
AQW-F8N(W)は、アクアの販売するドラム式洗濯機です。
本機については、乾燥機能のない機種で、洗濯・脱水のみです。

洗濯乾燥のみの数値ですが、消費電力量は55Whです。
8kgの(ドラムでない)普通の洗濯機と比べても「省エネ」なので、ドラム式にする点で、この部分で不利にはなっていません。
使用水量は、65Lとなります。
この部分については、アイリスオーヤマ機よりわずかに優秀です。
また、(ドラムでない)普通の洗濯機と比較しても半分程度の使用水量なので、水道代の節約にはなるでしょう。

洗濯機能は、アイリスオーヤマと同じで、「温水洗浄機能」があります。
600Wのヒーターを利用しています。
最大60度で2kgまでというスペックで同じです。

洗濯の仕組みとしては、少ない水量・回転で洗剤を染みこませたあと、叩き洗い、もみ洗いという3ステップ式です。
この部分は特段個性的でもないですが、脱水時の回転数を指定できるのは、シワがよりやすい素材には安心でしょうし、良い工夫です。
静音性は、洗濯時32デシベル、脱水時44デシベルです。
長時間の乾燥運転はないので、まあこれでよいかなと思います。

一方、実用性はともかく、ダイヤル周りのデザインがすこしうるさいので、この点は改良の余地があるでしょう。
ネットワークは、Wi-Fiなどは、装備しません。
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以上、アクアのAQW-FV800Eの紹介でした。
ライバルは、ドラム式の洗濯乾燥機というより、縦型の洗濯機でしょう。
洗浄力・機能性から言えば、特段ドラム式である必然性はないのですが、配置した際に、部屋がスマートに見えやすいため、その部分で選択肢にされる方は多いかもしれません。
4-2・アイリスのドラム式洗濯機
続いて、アイリスオーヤマのドラム式洗濯機です。
小型機のラインナップが多いメーカーです。

【2023年12月発売】(左開き)
48・アイリスオーヤマ FLK852-W
48・アイリスオーヤマ FLK852-B
¥116,800 楽天市場 (8/8執筆時)
サイズ:幅595×奥行672×高さ1095mm
49・アイリスオーヤマ CDK852-W
¥129,767 Amazon.co.jp (8/8執筆時)
サイズ:幅595×奥行672×高さ938mm
【Amazon限定】(黒のみ)
50・アイリスオーヤマ DKC85A1-B
50・アイリスオーヤマ DKC85A1-W
¥109,999 Amazon.co.jp (8/8執筆時)
サイズ:幅595×奥行652×高さ908mm
洗濯容量:8kg
乾燥容量:5kg
乾燥方式:ヒーター(空冷)
消費電力量:2179Wh+α(目安)
使用水量:80L
水道光熱費:88.5〜102円/1回
スマホ連携:
温水洗浄:対応
自動投入:
CDK852-W は、アイリスオーヤマの小型のドラム式洗濯機です。
1:シャープ〈日本〉
2:パナソニック〈日本〉
3:アイリスオーヤマ〈日本〉
4:アクア〈日本〉
前半記事でも書いたように、単身者などにも向く小型機を展開している企業は限られるため、割と「貴重」です。

サイズは、幅595×奥行672cmです。
右開きの展開はないですが、高さのそれぞれ違う製品が展開です。
スペック上の性能は同等ですが、屈むのが辛い年配者向けには良いかと思います。
設置幅は、奥行が67cmなので、小型機節折、中型機に近いという印象です。
洗濯容量は、8kgまでです。
乾燥容量は、5kgまでです。
2024年モデルから、若干ドラムの対応量が増えました。

CDK842 CDK852
光熱費は、少し注意点です。
新機種だと、通常他社が公開する消費電力量が非開示だからです。
本機の1つ前の4kg乾燥モデル(CDK842)は消費電力量の公開があり2179Whでした。
今回の5kg乾燥モデル(CDK852)との洗濯乾燥運転時間を比べる場合、1kg乾燥容量が増えた結果、約20%新機種が長いです。
パワーをどのように調整しているかによりますが、ドラムが大きくなった部分で、少なくとも光熱費が改善してはいないと思われます。
消費電力量は、したがって、洗濯乾燥時に2179Wh+α(最大20%)しておきます。
使用水量も、80Lと多いです。

水道光熱費は、2179Whと考えた場合、水道代と電気代の合計を冒頭示した、業界団体(家電公取協)の定めた新計算式に基づけば、1回あたりの洗濯乾燥で、88.5円です。
1回の電気代が20%高いと仮定すると、102.0円です。
いずれにしても、光熱費が「並の水準」ならばしっかり公開するでしょうし、この部分は期待できません。それでもコインランドリーより「安い」ですが、他社小型機と1回20円前後の差です。

乾燥機の方式は、ヒーターセンサー乾燥式(空冷)です。
湿気を帯びた熱気が設置場所にでますので、気密性が高い住宅の場合は、結露などに注意してください。

洗濯機能は、回転、叩き・ソフト洗いを組み合わしたものです。
それ以上の特段の特徴はないです。

温水洗浄は、対応です。
小型機で採用するのは同社のほかは、AQUAほどです。
最大60度の除菌温度が出せる点も優秀です。
ただ、60度洗浄の場合、洗濯容量2kgまでの制限がかかる上、2時間15分の時間が必要です。

センサーは、水位・布量・振動・温度センサーです。
温度センサーは、乾燥に要するセンサーを小分けし、タイマーとあわせてファイブセンシングと表現します。
清潔性は、特段の仕組みはないです。

静音性は、非開示です。
乾燥4kgだった旧機の場合、乾燥運転時で45dB(値が小さいほど静か)、脱水時も52dBでした。
ただ、従来より背の低い機種ですし、静音性の部分は何とも言えません。
メンテ性は、乾燥ダクトの自動掃除や、ドアパッキンの自動洗浄などは非対応です。
ネットワークも、Wi-Fiなどは、装備しません。
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以上、アイリスオーヤマのCDK852-の紹介でした。
先述のように、光熱費(水道・電気代)は、出されるべきデータが公開されてないのが問題点です。
むろん、コインランドリーよりだいぶ安い水準に収まるでしょうが、他社の小型機では最低水準でしょう。騒音の部分も分かりません。
一方、発売後、3世代目なので、おそらく信頼性は向上しているでしょう。ただ、それでも、しっかり長期保証をつけるなどしたほうが良いかなと思います。実店舗でも良いですが、Amazonでも延長保証を受けています。
機能面では、普通の空冷になるので、熱気を帯びた湿気で結露問題が起きやすい部分と温水機能を利用した場合、光熱費がだいぶ高くなる部分が注意点といえます。
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【高さ 93.8cm】(左開き)
【2022年5月発売】
51・アイリスオーヤマ CDK842-W
¥91,999 Amazon.co.jp (8/8執筆時)
サイズ:幅595×奥行672×高938mm
【高さ 109.5cm】(左開き)
【2022年5月発売】
52・アイリスオーヤマ FLK842-W
¥109,800 Amazon.co.jp (8/8執筆時)
サイズ:幅595×奥行672×高1095mm
洗濯容量:8kg
乾燥容量:4kg(3kg)
乾燥方式:ヒーター(空冷)
消費電力量:2179Wh
使用水量:80L
水道光熱費:88.5円/1回
スマホ連携:
温水洗浄:対応
自動投入:
なお、このシリーズの旧機種が残ります。
違いは、乾燥容量の部分です。22年機は4kg、21年機は3kgです。
4kgモデルならばまあ良いでしょう。ただ、3kgは1人暮らしでも「厳しい量」なので、除外して考えた方が良いかと思います。

【2023年12月発売】(左開き:乾燥5kg)
53・アイリスオーヤマ FLK852Z-W
¥116,800 楽天市場 (8/8執筆時)
【2022年発売】(左開き:乾燥4kg)
54・アイリスオーヤマ FLK842Z-W
¥145,960 Amazon.co.jp (8/8執筆時)
洗濯容量:8kg
乾燥容量:5kg(4kg)
乾燥方式:ヒーター(空冷)
消費電力量:2179Wh+α(目安)
使用水量:80L
水道光熱費:88.5〜102円/1回
スマホ連携:
温水洗浄:対応
自動投入: 洗剤850mL 柔軟剤600mL
サイズ:幅595×奥行672×高1095mm
FLK852Z-W も、アイリスオーヤマの小型のドラム式洗濯機です。
こちらも旧機種が残りますが、乾燥容量は4kgになります。
本体自体のサイズなどは同じです。
本体サイズは、幅595×奥行672×高1095mmです。
設置スペース的に「中型の小さめ」であり、先ほどの機種と同じです。
洗濯容量は、8kgまでです。
乾燥容量は、4kgまでです。
水道光熱費・洗浄力を含めて、基本部分は1つ上でみた機種(背の高い方)と同じです。
先述のように、消費電力量が非開示なので、上で示した値は、旧機からの推定です。
ただ、本機の場合も、そこはポイントというより弱点でしょう。

違いは、洗剤の自動投入機能です。
小型(中小型)のドラム式洗濯機で、洗剤の自動投入機能を持ったのは、パナソニックのついで2番目です。
液体洗剤が850mLと、柔軟剤が600mLですので、本体サイズからすると、優秀です。
投入量は、3段階で調整する仕組みで、量が少なくなった場合、お知らせいてくれます。
一方、本機は、IOT家電ではないです。
スマホと連携しないので、他社機(あるいは同社の炊飯器と違い)洗剤の「銘柄指定」などはできず、その部分の「面白み」はないです。

そのほかの部分は、温水洗浄などを含めて、上でみた下位機種と同じです。
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以上、アイリスオーヤマのFLK842Z-W の紹介でした。
洗剤の自動投入は「人気機能」ですので、欲しい人は多いかと思います。
ただ、この機能搭載するパナソニックと比べて、下位機種ほど、値段差がなく、また、スマホとの連携ができない部分で、その部分の便利さも「半分」とはいえます。
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【2023年12月発売】(左開き:乾燥5kg)
55・アイリスオーヤマ HDK852Z-W
¥151,800 Amazon.co.jp (8/8執筆時)
洗濯容量:8kg
乾燥容量:4kg
乾燥方式:ヒーター(空冷)
消費電力量:2179wh
使用水量:80L
水道光熱費:88.5円/1回
スマホ連携:
温水洗浄:対応
自動投入: 洗剤850mL 柔軟剤600mL
サイズ:幅595×奥行672×高さ1095mm
なお、同社の小型機(中小型機)の「最上位機」はHDK842Zです。
やはり、筐体は他機と共通していて、洗剤の自動投入機能や、温水洗浄機能などは搭載です。
光熱費の水準についても同じです。

唯一の違いは、AG+除菌システムの搭載です。
水経路に銀イオンタブレットが仕込まれ、雑菌の繁殖を抑制します。

アイリスオーヤマ C-AG1
¥3,280 Amazon.co.jp (8/8執筆時)
タブレットは約2年で交換ですが、価格としてはさほど高くないです。
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結論的にいえば、「おまけ」的な機能ですが、雑菌対策は、生乾き臭の原因ともなりますし、充実していても良い部分かと思います。
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【2021年発売】
56・アイリスオーヤマ HDK832
¥169,999 Amazon.co.jp (8/8執筆時)
洗濯容量:8kg
乾燥容量:3kg
乾燥方式:ヒーター(空冷)
消費電力量:2179wh
使用水量:80L
水道光熱費:88.5円/1回
スマホ連携:
温水洗浄:対応
自動投入:
サイズ:幅595×奥行672×高さ1065mm
このほか、旧機となる HDK832AもAG+除菌システムを持ちます。
ただ、この世代は、乾燥容量が3kgですので、あまりおすすめしません。
4-2・ヤマダデンキのドラム式洗濯機
続いて、ヤマダ電機オリジナルのドラム式洗濯機です。
2025年からの参入です。

【2025年7月発売】
57・RORO YWM-YV90N ヤマダオリジナルモデル
¥109,780 ヤマダデンキ (8/8執筆時)
洗濯容量:9kg
乾燥容量:4.5kg
乾燥方式:ヒーター(水冷)
消費電力量:約1975Wh
使用水量:95L
水道光熱費:86.1円/1回
スマホ連携:
温水洗浄:対応
自動投入::
サイズ:幅596×奥行656×高さ1003mm
RORO YWM-YV90N は、ROROブランドの小型のドラム式洗濯機です。

ヤマダ電機のオリジナルモデルとなります。
同社の現行の縦型洗濯機は Whirlpool(ワールプール)製のですが、確認したところ、本機も同社製品です。
Whirlpool は米国の家電メーカーです。日本の旧三洋電機系(合肥三洋)を買収した経緯があり、AQUA とは異なる系統の「三洋の流れをくむ」企業と言えます。
また、米国では信頼性の高い家電メーカーの一つとされています。

設置寸法は、幅596×奥行656×高さ1003mmです。
このサイズであれば、一般的な集合住宅でも問題なく設置可能でしょう。
洗濯容量は、最大9kgです。
乾燥容量は、最大4.5kgです。
乾燥容量を基準に考えると、2〜3人世帯にはやや小ぶりです。
天気の良い日は外干しをしつつ、雨天や花粉の時期などに乾燥機能を活用するような使い方が想定されます。
なお、洗濯・脱水機能に限れば十分な容量があり、単体使用でも問題ありません。

消費電力量は、非公開です。
この数値は、日本電機工業会基準に基づく、メーカー実測値の公開が前提となるため、非公開の場合は正確な試算ができません。

ただ、Atlasが実店舗で確認したスペック表の光熱費のデータから計算すると、1975Whでした。
使用水量は、洗濯〜乾燥時で95Lです。
こちらは、省エネ法があるので、絶対公開される値です。
節水性も、4.5kgの乾燥容量であることを考えると、やはり強調はできないです。
洗濯・脱水運転時は、65Lですので、平均的です。
水道光熱費は、店頭表示で約86.1円です。
乾燥容量(4.5kg)からすると、高めの水準といえるでしょう。
ヒートポンプ式の節水タイプと比較すれば、2〜3人家族が7年間使用した場合3万円程度の光熱費差が生じる可能性があります。
とはいえ、各社のヒーター式の中・小型機(乾燥容量4-5kg前後)と同等とはいえますので、光熱費の部分でのライバルはそちらになります。
センサーは、布量センサーのみが明示されています。

乾燥機の方式は、ヒーター式(空冷)です。
格安のドラム式では、ほとんどがこの仕様となっています。
とくに問題はありませんが、運転中に部屋の温度が上がりやすい傾向があります。
また、庫内ヒーター自体の温度の情報もないので、低温度であることを示すヒーター方式の他機(パナソニック、日立など)と比べると、「衣類に優しい」温度かは不明です。
洗濯機能は、詳細な説明は見られません。
ただし、空冷式によく見られる「ななめドラム」構造である以上、基本的な機能は備えていると思われます。良くも悪くも、水量を多めに確保していることで、洗浄力は十分と見てよいでしょう。
「おしゃれ着」や「毛布洗い」など、一般的な洗濯モードは備わっています。
温水洗浄モードは、搭載です。
除菌温度の60℃に加え、15℃・30℃・40℃の設定も可能です。
さらに、本機は標準運転(9kg)でも60℃設定が可能とされています。
ただし、「洗濯量や初期の水温によって、設定水温に達しないことがあります」との註記があります。おそらく温度センサーは非搭載で、布量センサーの情報をもとに推測制御していると考えられます。
したがって、高度な温度管理ではありませんが、少量洗濯時には効果的なモードでしょう。
この価格帯での温水モード搭載は、やはり「ワンポイント」と言える存在です 。

静音性は、乾燥時38dBです。
脱水時も42dBと、十分に静かで問題ありません。
洗濯時については、ドラム式全般に共通して静かであり、本機も例外ではなく、26dB程度とされています。
洗剤自動投入は、非対応です。

メンテ性は、評価できます。
本機は、洗濯槽の自動洗浄に加え、乾燥フィルターやドアパッキンの自動掃除機能を備えています。こうした仕様は、近年のトレンドを反映しており、好印象です。
とくに、乾燥フィルターレス構造に関しては、国内メーカーでは日立(らくメンテ)以外ではまだ珍しく、構造面での本機の先進性が際立ちます。
具体的な仕組みは非公開です。ただ、空冷ヒーター式でこの機能性がある点は、本機の仕様水量が多めの理由の1つかもしれません。
ネットワークも、Wi-Fiは装備しません。
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以上、RORO YWM-YV90N の紹介でした。
水道光熱費の水準は、ヒーター式の他機と同じで、あまり良くありません。
そのため、本体価格と、水道光熱費を含めた耐用期間(7年間)の総コストは、たとえば、同じ三洋ルーツで、先ほどみた、乾燥容量がやや多い5kgのアクアのヒートポンプ式(AQW-D10)と比べてそこまで良くはないです。
しかも、そちらは、Wi-Fiや洗剤の自動投入機能も備えており、装備面ではより豪華です。
ただ、初期費用を抑えたい場合は、やはり本機は値段面で魅力があります。
完全乾燥フィルターレスである部分も特長で、メンテナンスも楽でしょう。
洗浄力も、水を多く使う構造である分、洗浄力に問題はないと思われます。
一方で、本機の乾燥容量は4.5kgとやや控えめです。この点で言えば、2〜3人暮らしで「普段は外干し、雨の日に乾燥機能を使う」という方に向きます。
逆に、乾燥を日常的に使う場合は、水道光熱費が決して安くないため、2回連続使用などは、時間・コスト両面でロスが大きいでしょう。
この点に納得できるなら、良い機種といえます。温水洗浄も、少量の衣類に「たまに」使う分には、豪華な「おまけ」でしょう。
今回の結論
ドラム式洗濯機のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、ドラム式洗濯機の比較の4回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

5・ドラム式洗濯機の比較 (5)
5-1:最終的なおすすめの提案【結論】
次回5回目記事(こちら)は、結論編です。
洗浄力の強さ ★★★★★
光熱費の安さ ★★★★★
しわの伸び ★★★★★
静音性 ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
故障しにくさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
紹介してきたドラム式洗濯機「全機種」から、最終的な結論として「Atlasのオススメ機種」を提案します。
引き続きよろしくお願いします。
5回目記事は→こちら
