1回目からの続きです→こちら
2-1・ハイアールの冷蔵庫

2回目記事のトップバッターは、アクアの中型2ドア冷蔵庫です。
ハイアール傘下ですが、もともとは三洋電機がルーツです。完全に別ブランドとして、日本本社が作って売っています。
1・中型の2ドア冷蔵庫の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック
1-3:三菱電機
1-4:シャープ
1-5:ハイアール
2・中型の2ドア冷蔵庫の比較 (2)
2-1:アクア
2-2:アイリスオーヤマ
2-3:東芝
2-4;ハイセンス
3・中型の2ドア冷蔵庫の比較 (3)
3-1;TCL
3-2:MAXZEN
3-3:ツインバード工業
3-4:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)でみた「選び方の基本」に沿って各機を説明していきます。
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また、以下の本文では、Atlasのおすすめできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな部分を青字で記していきます。

【2025年12月発売】
(通常型番)グレー
17・AQUA SIMPLE+ AQR-17A-C
¥51,538 楽天市場 (2/12執筆時)
(ビック系向け型番)グレー
18・AQUA SIMPLE+ AQR-17AZ-C
¥60,800 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:170L【右開き】
冷蔵室容量 :102L〈81L〉
冷凍室容量 :68L〈45L〉
霜取り機能 :あり
運転音:
年間電気代:7,998円(258kWh)
【2025年12月発売】
(通常型番)黒・白
19・AQUA SIMPLE+ AQR-20A-DS
19・AQUA SIMPLE+ AQR-20A-W
¥64,980 楽天市場 (2/12執筆時)
(ビック系向け型番)黒・白
20・AQUA SIMPLE+ AQR-20AZ DS
20・AQUA SIMPLE+ AQR-20AZ W
¥64,800 楽天市場 (2/12執筆時)
(エディオン系向け型番)黒 AQR-20E5(K)
21・AQUA AQR-20E5K AQR-20E5 K
¥62,980 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:201L【右開き】
冷蔵室容量 :133L〈107L〉
冷凍室容量 :68L〈45L〉
霜取り機能 :あり
運転音:
年間電気代:7,998円(258kWh)
SIMPLE+シリーズは、アクアの大きめ2ドア冷蔵庫です。

こちらには、特定店向けに「おまけ」付きの展開があります。
エディオン系は、6個用の卵皿が2つです。
本体色は、オリジナルの木調風になります。
あまりない感じで、割と良いかなと思います。あとはほぼ同じです。
ビック系も、同じ卵皿のおまけです。
色は、通常品と同じ黒系と白系ですが、色合いを少しかえています。
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結論的にいえば、基本的には新モデルの全機種から、安いものを選んでOKです。
同じほどの値段ならば、おまけを重視して選んでも良いでしょう。
あとは、同じなので、同時にみていきます。

定格内容積は、170Lと200Lから選べます。
冷凍庫がユーロ式の「開き戸」ではなく、普通の引き出し式のボトムフリーザーです。
そうした製品だけで言えば、収納量が最大クラスの2ドアの1つです。

200Lモデル(上図)は、設置幅53cmで、奥行60cmです。
ボトムフリーザー型は、他社だと幅50cmが多いので、設置面では注意点です。
ただ、壁側は「壁ピタ」配置ができます。
奥行は空間が必要な他社より多少ですが有利です。

170Lモデルは、冷蔵室が多少狭くなる仕様です。
設置面積は変わらず、背丈が少し低くなるだけです。
レンジを置く場合で、少し低めの場合が良いなどなら選べるでしょう。
ただ、問題ないなら、大きめがおすすめです。

冷蔵室は、いずれも3段です。
ただ、170Lは「少し広め」のレベルに止まるといえばそうです。
庫内は、LED灯で、明るめで、棚もガラス棚です。

ボトムケースは、やや小さめながら「低温フリーケース」という名称です。
庫内よりも低温になり、お肉や魚の保存も目的としますが、温度的にチルドルームではないです。
ドア側は、一般的な3段構成です。

冷凍室は、両モデルとも68L〈46L〉です。
(ユーロ型開き戸ではない)ボックスタイプのボトムフリーザーです。
この部分のサイズは、シャープ流に言えば「メガフリーザー」で、200L未満の冷蔵庫では、広いと言って良いです。

本体の天板は、耐熱仕様です。
電気代は、先述のように、ボックスタイプでは、全社通しても最安級です。
モーターがインバーターであるためです。
静音性は、騒音値は非公開です。
ただ、一般的に、インバーター機は「静か」なのですが、「壁ピタ」タイプであることを含めて、公開がないのはマイナスです。

このほか、珍しく、冷蔵室のみですが、ドアの開閉アラーム(閉じ忘れ警告)があります。2ドアであるのは、同社以外ではハイセンス位でしょう。
ワンポイントです。
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以上、アクアのAQR-20Rの紹介でした。
同じボックス型フリーザーで、インバーター採用の省エネ機という意味では、冒頭みたパナソニックの中型機(180L)がライバルでしょう。
比べる場合、設置面で、幅55cmクラスになるのは注意点です。
その代わり、冷凍庫は広めで、冷蔵庫も利用状況によって大小が選べるのが良い部分です。省エネ性もやや良い傾向です。
2ドアでもできるだけ収納量が欲しい場合、特に200Lモデルは良い候補となりそうです。
一方、静音性の部分のスペック開示がない点と、消臭・脱臭面で特別な工夫がないのが難点と言えます。
2-2・アイリスオーヤマの冷蔵庫
続いて、アイリスオーヤマの中型2ドア冷蔵庫です。
格安な白物家電に強いメーカーで、海外メーカーに値段で対応できる、数少ない日本企業と言えます。

【2024年5月発売】
22・アイリスオーヤマ IRSD-17A-B
22・アイリスオーヤマ IRSD-17A-W
¥36,975 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
23・アイリスオーヤマ IRSD-17A-BH
23・アイリスオーヤマ IRSD-17A-WH
¥33,800 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:170L【右開き】
冷蔵室:120L
冷凍室:50L
霜取り機能:あり
運転音:28dB
年間電気代:8,060円(260kWh)
IRSD-17Aは、アイリスオーヤマが販売している、中型2ドアの冷蔵庫です。
流通ルートの違いで型番が変わりますが、基本性能は同じです。

冷蔵庫のサイズは、幅44.4×奥行53.6×高さ151.8cmです。
他社にもみられた、冷凍庫がボトムフリーザーながらユーロタイプのストック式です。
幅はかなり狭めなのが売りで、圧迫感は感じにくいとされます。

ただし、本機の必要廃熱スペースは、(上歯ともかく)右側50mmと後方60mmと、他者より必要です。確保できない場合、スペック通りの光熱費にならない点に注意してください。
正直、左右非対称で、右だけ開けろのような指示は不親切です。省エネ達成率の数字を稼ぐための処置に思えますし、ユーザーの側を向いていると言えるかはかなり微妙です。

定格内容積は、170Lです。
ただ、ここまで見た企業と違い〈やまかっこ〉内の実収納量は記載がないです。

冷蔵室は 、3段の120リットルです。
また、下段のケースは、温度は庫内と同じで、基本的には普通のケースです。
一方、ふた側は、3段収納なので、飲みものを多く買う方には良い仕様でしょう。

冷凍室は、50Lです。
170Lクラスの標準ほどです。ユーロ型としては狭めには感じます。
なお、製氷皿は別に買わないと付属しません。
また、アイリスオーヤマのユーロ仕様は、製氷皿がなく、氷皿専用スペースもないので、作りにくいといえばそうです。
霜取り機能は付属します。。

本体の天板は、一方、こちらは耐熱天板仕様ではないです。
上部に蝶番もありますので、物理的にもレンジは置けません。
電気代は、省エネ達成率110%ですし、優秀です。
ただし、このスペックを発揮させるために、先述のように、他社機よりだいぶ空間が必要なので、ここで数字を稼いだような感じはあります。
静音性は、28dBです。
開示するメーカーの中で言えば、やや大きめです。
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以上、アイリスオーヤマのIRSD-17Aの紹介でした。
スリム型のユーロタイプのストック式冷凍庫として一定のプレゼンスがあります。冷蔵品(とくにフタ側の飲みもの)を多くストックしたい方には良さそうです。
一方、設置性の良さ(幅の狭さ)と、省エネ性を売りにする製品ですが、この2つの性能を発揮させるためには、先ほど書いたように、前後左右で一定のスペースが必要です。
設置場所を選ぶ部分がある点だけは注意してください。
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【2019年9月発売】
24・アイリスオーヤマ IRSE-16A-HA
24・アイリスオーヤマ IRSE-16A-CW
¥39,800 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:162L【右開き】
冷蔵室:100L
冷凍室:62L
霜取り機能:あり
運転音:28dB
年間電気代:8,835円(285kWh)
なお、このクラスの旧機となるのがこちらの製品です。

冷蔵庫のサイズは、幅47.4×奥行53.5×高さ149.6cmです。
幅47.4cmですので、新機種より本体の幅はあります。
しかし、側面の必要空きスペースは狭いので、すき間への設置性は、むしろこちらの旧機のが良かった部分はあります。

冷蔵室は 、3段の100リットルです。
新機種よりだいぶ狭めです。
冷凍室は、ただ、62Lです。
新機種と比べる場合、旧型は、むしろ冷凍庫が広めだったと言えます。
あとは、特段指摘したい違いはないです。
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結論的にいえば、すき間の設置については、新機種よりむしろ柔軟です。
一方、省エネ達成率(期間電気代)は劣りますので、一長一短はあります。

【2021年5月発売】
25・アイリスオーヤマ IRSN-27A-W
25・アイリスオーヤマ IRSN-27A-B
25・アイリスオーヤマ IRSN-27A-S
¥60,881 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
定格内容積:274L【右開き】
冷蔵室:174L
冷凍室:100L
霜取り機能:あり
運転音:27db
年間電気代:10,509円(339kWh)
RSN-27Aは、アイリスオーヤマの大きめの2ドア冷蔵庫です。
販路によっては、KRSN-27A-Wという別型番の場合もあります。

定格内容積は、274Lです。
2ドア冷蔵庫ではかなり大きな方です。
世帯用と言っても問題ありません。
サイズは、さすがに274Lですし、幅が55cmです。
背も高いため 設置場所はかぎられます。

冷蔵庫は、174Lで4段トレイです。
さすがに250Lを越えるので収納力が高いです。
下段は、野菜ケースです。中国のハイセンスのケースでも採用されますが、調湿レバーを開けると冷風が入るので普通の冷蔵ケースとしても使えます。
もちろん、野菜を保存したい場合は、湿度を保つため、閉めておきます。
ポケット側は、写真のようにかなりシンプルです。
本機も〈やまかっこ〉内の実収納量が非開示なので、野菜ケースを含めて、実際の収納容量はよく分かりません。

冷凍庫は、下側の冷凍室が開き戸のユーロ仕様です。
本は、冷蔵室の最下段のフリーケースを上に映して、350mL缶10本までの収納に使えるという、細かいアイデアがユニークです。
ただ、その場合、3段目が結構手狭で、大容量冷蔵庫の利点の1つが減るほか、ロング缶は置けないので、イマイチに思います。
また、本機も、冷凍庫の製氷皿がない点に注意してください。
本体の天板は、あたりまえですが、この背丈なので耐熱天板の明記がないです。
電気代は、さほど良くないです。
省エネ基準は越えますが、年間で1万円を超えてきます。
静音性は、27dBです。
やはり開示するメーカーの中で言えば、やや大きめです。
---以上、アイリスオーヤマのRSN-27Aの紹介でした。
大容量の2ドア冷蔵庫と考えると「そこそこ安い」です。
ユニークな工夫はいくつかあるものの、製氷皿の部分や、ユーロ仕様の冷凍庫である部分ほか、少しクセがあります。
また、相対的に電気代を「安く」しやすい(はずの)ユーロ型冷蔵庫にしては省エネ性がイマイチです。騒音値があまり良くない部分を含めて、断熱の具合はすこしだけ気になりました。
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【2024年発売】
26・アイリスオーヤマ IRSN-23B-W
¥52,800 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:230L【右開き】
冷蔵室:143L
冷凍室:87L
霜取り機能:あり
運転音:27db
年間電気代:9,610円(310kWh)
一方、2024年に、本機を少し小さめにした製品が登場しました。
サイズは、幅54.4cm×奥行62.7cm×高さ166.5cmです。
奥行は多少短いですが、先ほどの270L機とそこまで設置性は変わりません。

定格内容積は、230Lです。
冷蔵室は、3段+野菜ケースで、先ほどの製品より1段少ないです。
冷凍室は、同じ「ユーロ開き」の3段ですが、収納量は10%強ほど狭めです。
あとは、静音性(27dB)を含めて、先ほどの機種と大きな違いはないです。
やはり、ユーロ開きの製品としては、光熱費の水準はやや悪いです。
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結論的にいえば、同じほどの設置サイズで、収納量が多い先ほどの機種の方が良くみえます。
あとから白色だけ出したことを含めて、主力市場を狙った製品でもなさそうです。一般的には先ほどの機種が良いかと思います。

【カメラ付属】
【2024年2月発売】(301L)
27・アイリスオーヤマ STOCK EYE IRSN-IC30B-W
27・アイリスオーヤマ STOCK EYE IRSN-IC30B-B
¥109,800 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
【2022年2月発売】(296L)
28・アイリスオーヤマ STOCK EYE IRSN-IC30A-W
¥123,383 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
【カメラなし】
【2024年8月発売】(301L)
29・アイリスオーヤマ IRSN-I30A-W
29・アイリスオーヤマ IRSN-I30A-B
¥89,760 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:301L【右開き】
冷蔵室:210L
冷凍室:91L
霜取り機能:あり
運転音:
年間電気代:9,920円(320kWh)
STOCK EYE IRSN-IC30Bは、アイリスオーヤマが「カメラ付き冷蔵庫」として販売している製品です。2023年に新機種になり、冷蔵室の収納力が5Lですが増えました。
なお、IRSN-IC30Aは、あとから出た同系機ですが、カメラが省略です。価格を含めて、あまり魅力はないです。

カメラ付きの冷蔵庫は、日本では日立が高級冷蔵庫で採用します。
しかし、この価格帯の2ドアだと、アイリスオーヤマが初めてです。
冷蔵室のドア部分に超広角カメラを備えていて、撮影した画像をWi-Fi経由で、アイリスオーヤマのサーバに送ります。
ユーザーは、スマホアプリを介して、外出先からそれを確認するという仕組みです。
撮影は、開閉センサー連動で、冷蔵庫が開いてから8分後に撮影され、10分後に電源が切れます。なお、撮影できるのは上3段です。
日配品(ペットボトル・卵・野菜ケース)が全て確認できるわけではないです。
ただ、共働きで買い物を複数でやっているような場合や、実家の見まもりなど、役に立つケースは多いかなと思います。

外観デザインは、ガラストップではないですが、シンプルで良いです。

庫内容量は、301Lです。
実収納量は示されないものの、2ドアとしては、最大級の収納量です。
冷蔵庫のサイズは、幅59.5×奥行60.0×高さ189cmです。
幅60センチクラスは、5ドア機相当なので、2ドア機として言えば、設置性は良くないです。奥行はさほどでもないですので、その部分でニーズはあるかもしれません。
なお、背が高いので、上にレンジなどは置く仕様ではないです。

冷蔵室は 、4段トレイの205リットルです。
世帯用としても使えるサイズで、量は多いです。
カメラで撮影しやすいように、奥行を浅くしてあるので、取り出しやすいです。
その分、フタ側の収納力はあまりないのは、使い勝手の部分で注意点です。
なお、最下段は、本機の場合も、ガラス板をふたにした、簡単なケースです。
温度は庫内と同じで、基本的には普通のケースです。

冷凍室は、91Lです。
スペース的に3段収納でのユーロタイプです。

一方、本機は、カメラばかりが注目されますが、自動製氷機が付属する点も注目点だと言えます。
(大きめの冷蔵庫とは言え)2ドア型で付属したモデルは、初めて見ました。
霜取り機能も付属します。もちろん、冷凍庫にカメラはありません。
電気代は、本機は、サイズに比して割と良いです。
この数字が良くなる「ユーロタイプ」とはいえ、優秀でしょう。
静音性は、本機も情報がないです。
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以上、アイリスオーヤマのSTOCK EYE IRSN-IC30Bの紹介でした。
日配品の一部(卵や生鮮食材など)しか完全に撮影できない点など、改善点は多い気がします。しかし、先駆的にカメラを搭載した点は評価できますし、合って良かったと思うシーンは、たまにはありそうです。
その部分を除いてみても、奥行が60cmで収まる冷蔵庫で自動製氷機があるモデルは珍しいですし、あって欲しい冷蔵庫のラインナップと言えます。
2-3・東芝の冷蔵庫

続いて、東芝の中型2ドア冷蔵庫です。
東芝は、より大型サイズの製品を含めて「野菜収納」の部分にわりとこだわる冷蔵庫をつくります。

【2025年11月発売】
30・東芝 2ドア冷蔵庫 GR-Y18BP(WS)
30・東芝 2ドア冷蔵庫 GR-Y18BP(KT)
¥60,346 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
定格内容積:180L【右開き】
冷蔵室:118L〈90L〉
冷凍室:62L〈38L〉
霜取り機能:あり
運転音:
年間電気代:8,463円(273kWh)
GR-Y18BPは、東芝の中型の2ドア冷蔵庫です。
同社のこのクラスは2025年にモデルチェンジがあり、冷凍庫の収納量が強化されました。
結果、今回の冒頭でみたパナソニックと仕様が近くなった感じです。

外観は、直線的なフラットドアのデザインです。
旧機(ラウンド型)から形状が変わりましたが、シンプルで良い感じです。

定格内容積は、180Lです。
冷蔵室と冷凍室のバランスを含めて、先行したパナソニックと同じほどです。
とくに、冷凍室の収納量は多めで、現代的な仕様と言えます。

冷蔵庫のサイズは、幅50.3x高さ135.0x奥行58.0cmです。
この部分も、パナソニック機とあまりかわりません。
1人用の大きめと言えます。

冷蔵室は、 118L〈90L〉です。
先述のように、ライフスタイルの変化もあり、冷蔵室は最近小型化しています。
東芝機もそうで、ドア側収納が充実する一方、庫内の3段は、そこまでの収納力はないです。内装は、一方、LED照明とガラス棚であり、問題ないです。
ボトムケースも、普通のフリーケースです。
東芝は、3ドア以上の大きな冷蔵庫は「野菜室」が自慢です。
ただ、本機はフタなしの普通のケースで、サイズも小型です。
野菜も、本機の場合、棚に入れる形になります。

冷凍室は、反面、3段式で、広いです。
容量は、63L〈38L〉です。
スペック的な実収納量ベースだとパナソニック(2段式)に負けるのですが、実際、東芝の仕様のほうが整理しやすい部分はあります。
上段は浅いですが、独立した製氷コーナーの横に、残りご飯などちょっとした残り物をホームフリージングさせる用途に使うならば、意外と便利かと思いました。
この用途ならば、冷凍庫の冷却補助になるアルミトレイを買って、この部分に置くのも良さそうです。
本体の天板は、こちらも耐熱仕様です。レンジを置けます。
電気代は、年間電気代は、8,463円です。
モーターもインバーターであり、光熱費の水準も良いです。
静音性は、東芝は情報がありません。
一方、パナソニックと比べると脱臭面の工夫は記述がないです。
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以上、東芝のGR-Y18BP の紹介でした。
先述のように、競合するパナソニック(170L)がライバルです。
コンセプトは似ますが、3段式冷凍庫で、独立した製氷スペースと、ホームフリージングに便利そうな、上部スペースを活かす使い方ならば、東芝も悪くないように思います。
一方、静音性が公開されない点ほか、冷凍庫の使い勝手はやはり注意点に思います。
3段式冷凍庫の場合、几帳面で丁寧な方は、整理して使いやすいです。ただ、冷凍食品を買いすぎるなどして雑に押し込めがちな方は、本機の冷凍庫の収納性を活かせず、却って向かないと言えます。
2-4・ハイセンスの冷蔵庫

続いて、中国のハイセンスの冷蔵庫です。
ハイセンスは、グローバルに知られたブランドです。
冷蔵庫についても、(小型機のみですが)同社のテレビの進出と同時期に日本に進出しました。

【2023年発売】
(通常型番)
31・ハイセンス HR-G260HW
¥58,800 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
(エディオン限定型番)HRG26E3W
31・ハイセンス HR-G26E3W
¥51,800 楽天市場 (2/12執筆時)
【2025年発売】(下位機)
31・ハイセンス HR-D260KW
¥66,500 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:257L【右開き】
冷蔵室:173L〈143L〉
冷凍室:84L〈56L〉
霜取り機能:あり
運転音:20db
年間電気代:8,990円(290kWh)
HR-G260HWは、ハイセンスの大きめの2ドア冷蔵庫です。
エディオン限定型番があります。
こちらは、ハイセンスのロゴが表にないほか、保証が3年になります。
一方、2025年に追加されたHR-D260KWは仕様はほぼ同じですが、年間消費電力量が高め(334kWh=10354円)です。
そのほか、こちらだけ、ガラスドアが不採用で鋼板ドアです。
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結論的にいえば、現在は販売価格の差もありますし、2025年機は選ばない方が良いでしょう。
以下は、上位機ベースで説明をしていきます。
外観は、ガラスドアです。
高級感があるタイプです。

定格内容積は、257Lです。
2ドアの中型としては、収納量は多いです。
配置は、一般的なボトムフリーザー形式です。
耐熱仕様なので、電子レンジは上に置けます。
ただし、141.9cmですし、175cmほどの身長がないと使いにくいかとは思います。
冷蔵庫のサイズは、幅550×奥行678×高さ1419mmです。
設置幅も55cmなので、3ドアと同等です。背は若干高めです。

冷蔵室は、173L〈143L〉です。
実容量も公開しますが、143Lですので、実際広いです。

庫内は、2段です。ただ、下に広めの野菜ケースと低温ケースがあります。
両方あるのは珍しく、とくに野菜を定期的に買っている方には有利でしょう。

冷凍室は、84L〈56L〉です。
シャープのように3段ではなく2段ですが、収納量としては「メガフリーザー」クラスです。
電気代は、8,990円の年間電気代です。
収納量からして、安めと言えます。ただ、冷蔵室がケース2段になることで、コンプレッサ稼働が少なくて済むからかもしれません。
いる点もありそうです。
静音性は、20デシベルです。ここも優秀です。

そのほか、ハイセンスは、ドアアラーム(開きっぱなし警告)が付属です。
冷蔵庫だけでなく、冷凍庫もある点で優秀です。
脱臭関係の装備は、一方、ないです。
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以上、ハイセンスのHR-G260HWの紹介でした。
250L前後のクラスで、開き戸(ユーロ開き)ではない、ボトムフリーザー型の冷凍庫を搭載する機種は、意外に各社とも出していないです。
冷蔵室・冷凍室ともある程度のサイズが欲しい「2−3人家族」の場合で、とくに、定期的にある程度野菜を買ってストックするご家庭場合、良いように思います。
ドアアラーム搭載もポイントで、冷凍室まで付く機種は、2ドアではレアでしょう。冷蔵室の開き戸の場合、設置角度の調整(後ろに対して、手前を少し傾ける)自動的に締まりやすくできますが、冷凍庫はそうではないので、とくにワンポイントと言えます。
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このほか、ハイセンスから、次のような下位機の展開があります。
順番にみておきます。

【2025年発売】【257L】
32・ハイセンス HR-K260KW
32・ハイセンス HR-K260KB
¥54,800 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
定格内容積:257L【右開き】
冷蔵室:173L〈143L〉
冷凍室:84L〈56L〉
霜取り機能:あり
運転音:20db
年間電気代:10,354円(334kWh)
第1に、HR-K260KWです。
先ほどの機種と同じサイズの下位機と考えてください。
パネルは、ただ、普通の鋼板ドアです。

定格内容積は、同じく157Lです。
サイズも、冷蔵庫と冷凍庫の構成も変わりません。
耐熱天板なので、上にレンジを置けます。
ただし、141.9cmですし、本機も175cmほどの身長がないと使いにくいかとは思います。

冷蔵室は、実サイズは同じです。
ただ、「野菜ケース」付の2段ではなく、下部ケースは「低温ケース」1つとなります。
冷凍室は、仕様を含めて、先ほどの機種と変わりません。
消費電力は、ただ、全体平均から言えば悪くないにせよ、先ほどの機種に比べると、やや劣ると言えます。
おそらく、冷蔵室下段が「ケース2段」でない部分での効率の悪さほか、断熱材自体が、上位機よりやや薄い可能性があります。
あとの部分は、先ほどの機種と大きく変わりません。
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結論的にいえば、10年前後の光熱費を加味しても、上位機との価格差は逆転しなそうですし、こちらを選んでも良いでしょう。とくに、2段ケースが逆に「不便」と思うかたはそう言えます。ただ、ガラスドアでない点で、差はあるため、「値段差の理由」はあると言えます。
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【2025年発売】【237L】
33・ハイセンス HR-K230KW
33・ハイセンス HR-K230KB
¥39,800 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
定格内容積:232L【右開き】
冷蔵室:160L〈134L〉
冷凍室:72L〈56L〉
霜取り機能:あり
運転音:23db
年間電気代:8,370円(270kWh)
第2に、 HR-K230KWです。
2025年に追加された、背が低めの製品です。

定格内容積は、237Lです。
設置幅は、幅は先ほどの機種と同じです。
ただ、やや奥行が狭い代わりに、高さが1610mmとさきほどより高めです。
そのため、上面は耐熱天板ではない仕様です。

冷蔵室は、237Lが庫内3段です。
下部ケースは「野菜ケース」1つとなります。
冷凍室は、237Lが72L〈56L〉です。
写真のように引きだし式ではなく、開き戸(ユーロ開き)になります。
ここは、好き嫌いがあるかと思います。
消費電力は、ユーロ開きの製品らしく、水準として良いです。
一方、静音性は、23dBと先ほどの機種より若干ですが落ちるほか、ドアアラームも未装備です。
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結論的にいえば、保守網があり、また、冷蔵庫を自社生産する大手の白物家電企業に限定して考えれば、安い製品と言えます。
開き戸型の冷凍庫で構わないならば、主に予算面で選択肢にできます。

【2022年発売】【250L】
34・ハイセンス HR-B2501
¥44,800 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
定格内容積:250L【右開き】
冷蔵室:198L〈159L〉
冷凍室:52L〈46L〉
霜取り機能:あり
運転音:24db
年間電気代:8,928円(288kWh)
HR-B2501も、中国のハイセンスの冷蔵庫です。

定格内容積は、251Lです。
2ドアの中型としては、収納量は多いです。
配置は、ただ、こちらは冷凍庫が上のトップフリーザーです。
格安機だとこの仕様は、霜取りが必要の直冷式の場合がありますが、こちらは、ファン式で、霜取り不要です。

冷蔵庫のサイズは、幅55.0x高さ167.6x奥行56.7cmです。
背の高いタイプです。また、設置幅も55cmなので、3ドアと同等で、2ドア冷蔵庫としては場所を取ります。

冷蔵室は、198L〈159L〉です。
実容量も公開しますが、159Lですので、実際広いです。
冷凍室が上なので、冷えやすい上段にフレッシュケースがある点がユニークです。
下部は、4段トレイに、下部の野菜ケースという構成です。

冷凍室は、52L〈46L〉です。
こちらは、冷蔵庫自体が大きめな割にさほど広くないです。
また、引きだしタイプではないので、奥に収納したものが見えにくいのが難点です。
冷凍食品を多用する方には向かないと言えます。
電気代は、9,920円の年間電気代です。
省エネ達成率はクリアしますが、冷凍室が開き戸(ユーロ仕様)としては、目立たないです。
静音性は、24デシベルで、わりと優秀です。
ドアアラームもないです。
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以上、ハイセンスのHR-B2501の紹介でした。
シャープが似たような仕様の機種をだしますが、250Lサイズはないです。形状が似ているので出所は同じ気がしますが、省エネ性は本機の方が少し良いです。
比較する場合、野菜ケース部分が広いので、しっかり料理をする方には向くでしょう。
ただ、これはこのタイプの他機にも言えますが、冷凍室の視認性が悪い点と、野菜室が下段の最下段になる点で、屈まないと取り出しにくい点が、買われる際の注意点と言えます。
次回に続く
中型の2ドア冷蔵庫のおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、中型の2ドア冷蔵庫の比較の2回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

3・中型の2ドア冷蔵庫の比較 (3)
3-1;TCL
3-2:MAXZEN
3-3:ツインバード工業
3-4:最終的なおすすめの提案【結論】
対応できる人数 1-2人向け
電気代の安さ ★★★★★
冷蔵庫の広さ ★★★★★
冷凍庫の広さ ★★★★★
脱臭性能 ★★★★★
静音性 ★★★★★
外観デザイン ★★★★★
総合評価 ★★★★★
最終回となる、3回目記事(こちら)は、TCLなど残りの各社の製品をみたあと「結論編」に入ります。
今回の一連の記事で紹介した全ての冷蔵庫から、予算別・サイズ別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
最終回記事は→こちら
