Top 生活家電 比較2025’【広め】2ドア冷蔵庫45機の性能とおすすめ・選び方 (2)

2025年06月09日

比較2025’【広め】2ドア冷蔵庫45機の性能とおすすめ・選び方 (2)

1回目からの続きです→こちら

2-1・ハイアールの冷蔵庫

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 2回目記事のトップバッターは、ハイアールの中型2ドア冷蔵庫です。

 1回目で紹介しきれなかった、同社の上位製品の紹介になります。

1・中型2ドア冷蔵庫の比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2: パナソニック
 1-3:三菱電機
 1-4:シャープ
 1-5:ハイアール
2・中型2ドア冷蔵庫の比較 (2)
 2-1:ハイアール〈続き〉
 2-2:アクア
 2-3:アイリスオーヤマ
 2-4:東芝
 2-5;ハイセンス
 2-6:MAXZEN
 2-7:ツインバード工業
3・最新の冷蔵庫庫の選び方
 =最終的なおすすめの提案【結論】

 今回も、1回目記事の冒頭(こちら)でみた「選び方の基本」に沿って各機を説明していきます。

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 また、以下の本文では、Atlasのおすすめできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな部分を青字で記していきます。


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 【2022年発売】

 21・ハイアール JR-NF262B
  ¥95,700 楽天市場 (6/9執筆時)

定格内容積:262L【右開き】
冷蔵室容量 :135L〈114L〉
冷凍室容量 :92L〈72L〉
特別室容量 :34L〈24L〉
霜取り機能 :あり
運転音: 25db
年間電気代:9,920円(320kWh)        

 21・ハイアール JR-NF326B
  ¥121,912 楽天市場 (6/9執筆時)

定格内容積:326L【右開き】
冷蔵室容量 :199L〈171L〉
冷凍室容量 :93L〈72L〉
特別室容量 :34L〈24L〉
霜取り機能 :あり
運転音: 25db
年間電気代:10,230円(330kWh)         

  JR-NF262B(W)JR-NF326B(W)は、ハイアールが、2022年から販売する新型冷蔵庫です。

 本機は、小型機では珍しく、「面白い工夫」があります。

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 デザイン性は、割と主張があるので、好き嫌いがはっきり出そうです。

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 定格内容積は、262Lのモデルと、326Lのモデルがあります。

 両方とも大きいですが、後者はとくに3ドアの大きめに匹敵します。

 いずれも、引き戸のユーロ式のボトムフリーザーです。

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 冷蔵庫のサイズは、262Lモデルで、上図の通りです。

 60cmクラスの設置幅になるので、3ドア機の大きめと同じです。

 326Lのモデルは、同じ面積ですが、身長だけ高くなります。

 冷蔵庫は背が高くても、(心理的圧迫感は除き)実用上問題ないです。値段を考えなければ、大きいモデルでも良いでしょう。

 先述のように冷蔵庫は、サイズで電気代はあまり変わりません。

 耐熱天板は、ないです。

 レンジを置くことは想定しません。

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 冷蔵室は 、262Lモデルで、135Lです。

 サイズ感からすると、収納力はユーロ型としてはイマイチに思えます。

 ただ「仕掛け」があり、本機は、冷蔵庫下段部分に「隠れ収納」ともいうべき特別室があります。

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 「セレクトゾーン」という名前ですが、一般的な-18度での冷凍のほか、温度設定の変更で、チルドルーム、あるいは、野菜室としても使えるという仕様です。

 チルドで使う場合、お肉が切りやすい「ソフト解凍」も選べます。

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 冷凍室は、81Lです。

 ユーロ仕様ですから、開き戸ですが、実収納量はこのクラスの平均よりは多いと言えます。

 電気代は、省エネ達成率はクリアしますが、冷蔵庫が大きめであることをふまえれば、並の水準です。

 静音性は、25デシベルです。

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 以上、ハイアールの JR-NF262B-WJR-NF326B-Wの紹介でした。

 「2ドアだが実質3室」というモデルは、他社にもありました。ただ、温度設定の柔軟性の部分で、文字通り「セレクトゾーン」といえるのが、本機の面白さです。

 ユーザー側に選択肢を貰えるのは良いことです。ただ、一般的に、切り替えて使う場合、「冷蔵庫の整理」をしないといけないので、便利と言えるかは、微妙な線だと思います。

 冷凍にした大量のお肉を、入れ替えせずに、大量にソフト解凍、あるいは、自然解凍させるようなシーンを考えましたが、だいぶ「ニッチ」かなと思います。

2-2・アクアの冷蔵庫

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 続いて、アクアの中型2ドア冷蔵庫です。

 ハイアール傘下ですが、もともとは三洋電機がルーツです。完全に別ブランドとして、日本本社が作って売っています。


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 【2024年12月発売】

 【通常型番】

 22・AQUA SIMPLE+ AQR-17R-DS
  ¥49,370 楽天市場 (6/9執筆時)

 【ビック系向け型番】

 23・AQUA SIMPLE+ AQR-17RBK-DS
  ¥59,800 楽天市場 (6/9執筆時)

定格内容積:170L【右開き】
冷蔵室容量 :102L〈81L〉
冷凍室容量 :68L〈45L〉
霜取り機能 :あり
運転音:
年間電気代:7,998円(258kWh)

 【通常型番】

 24・AQUA SIMPLE+ AQR-20R-DS
 24・AQUA SIMPLE+ AQR-20R-W
  ¥61,780 楽天市場 (6/9執筆時)

 【ビック系向け型番】

 25・AQUA SIMPLE+ AQR-20RBK-DS
 25・AQUA SIMPLE+ AQR-20RBK-W
  ¥67,800 楽天市場 (6/9執筆時)

 【エディオン系向け型番】AQR-20E4 K

 26・AQUA AQR-20E4-K
  ¥59,800 楽天市場 (6/9執筆時)

定格内容積:201L【右開き】
冷蔵室容量 :133L〈107L〉
冷凍室容量 :68L〈45L〉
霜取り機能 :あり
運転音:
年間電気代:7,998円(258kWh)  

  SIMPLE+シリーズは、アクアの大きめ2ドア冷蔵庫です。

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 同社の場合、2024年モデルから、省エネ面での大きな改良がありました。

 モーターがインバーター化したためです。

 いずれにしても、消費電力量が大幅に下がり (309kWh→258Wh)、年間電気代の目安としても2000円近く安くなっています。

 (ユーロ式でない)引き戸の冷凍庫を持つ製品では、最安水準です。

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 一方、特定店向けに「おまけ」付きの展開があります。

 エディオン系は、6個用の卵皿が2つです。

 本体色は、オリジナルの木調風になります。

 あまりない感じで、割と良いかなと思います。あとは同じです。

 ビック系も、同じおまけです。

 色は、通常品と同じ黒系と白系ですが、色合いを少しかえています。

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 結論的にいえば、基本的には新モデルの全機種から、安いものを選んでOKです。

 同じほどの値段ならば、おまけを重視して選んでも良いでしょう。

 あとは、同じなので、同時にみていきます。

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 定格内容積は、170L200Lから選べます。

 冷凍庫がユーロ式の「開き戸」ではなく、普通の引き出し式のボトムフリーザーです。

 そうした製品だけで言えば、収納量が最大クラスの2ドアの1つです。

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 200Lモデル(上図)は、設置幅53cmで、奥行60cmです。

 ボトムフリーザー型は、他社だと幅50cmが多いので、設置面では注意点です。

 ただ、壁側は「壁ピタ」配置ができます。

 奥行は空間が必要な他社より多少ですが有利です。

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 170Lモデルは、冷蔵室が多少狭くなる仕様です。

 設置面積は変わらず、背丈が少し低くなるだけです。

 レンジを置く場合で、少し低めの場合が良いなどなら選べるでしょう。

 ただ、問題ないなら、大きめがおすすめです。

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 冷蔵室は、いずれも3段です。

 ただ、170Lは「少し広め」のレベルに止まるといえばそうです。

 庫内は、LED灯で、明るめで、棚もガラス棚です。

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 ボトムケースは、やや小さめながら「低温フリーケース」という名称です。

 庫内よりも低温になり、お肉や魚の保存も目的としますが、温度的にチルドルームではないです。

 ドア側は、一般的な3段構成です。

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 冷凍室は、両モデルとも68L〈46L〉です。

 (ユーロ型開き戸ではない)ボックスタイプのボトムフリーザーです。

 この部分のサイズは、シャープ流に言えば「メガフリーザー」で、200L未満の冷蔵庫では、広いと言って良いです。

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 本体の天板は、耐熱仕様です。

 電気代は、先述のように、ボックスタイプでは、全社通しても最安級です。

 静音性は、騒音値は非公開です。

 ただ、一般的に、インバーター機は「静か」なのですが、「壁ピタ」タイプであることを含めて、公開がないのはマイナスです。

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 このほか、珍しく、冷蔵室のみですが、ドアの開閉アラーム(閉じ忘れ警告)があります。2ドアであるのは、同社以外ではハイセンス位でしょう。

 ワンポイントです。

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 以上、アクアのAQR-20Rの紹介でした。

 同じボックス型フリーザーで、インバーター採用の省エネ機という意味では、冒頭みたパナソニックの中型機(180L)がライバルでしょう。

 比べる場合、設置面で、幅55cmクラスになるのは注意点です。

 その代わり、冷凍庫は広めで、冷蔵庫も利用状況によって大小が選べるのが良い部分です。省エネ性もやや良い傾向です。

 2ドアでもできるだけ収納量が欲しい場合、特に200Lモデルは良い候補となりそうです。

 一方、静音性の部分のスペック開示がない点と、消臭・脱臭面で特別な工夫がないのが難点と言えます。

2-3・アイリスオーヤマの冷蔵庫

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 続いて、アイリスオーヤマの中型2ドア冷蔵庫です。

 格安な白物家電に強いメーカーで、海外メーカーに値段で対応できる、数少ない日本企業と言えます。


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 【2024年5月発売】

 27・アイリスオーヤマ IRSD-17A-B
 27・アイリスオーヤマ IRSD-17A-W
  ¥37,500 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

 28・アイリスオーヤマ IRSD-17A-BH
 28・アイリスオーヤマ IRSD-17A-WH
  ¥39,600 楽天市場 (6/9執筆時)

定格内容積:170L【右開き】
冷蔵室:120L
冷凍室:50L
霜取り機能:あり
運転音:28dB
年間電気代:8,060円(260kWh)   

  IRSD-17Aは、アイリスオーヤマが販売している、中型2ドアの冷蔵庫です。

 流通ルートの違いで型番が変わりますが、基本性能は同じです。

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 冷蔵庫のサイズは、幅44.4×奥行53.6×高さ151.8cmです。

 他社にもみられた、冷凍庫がボトムフリーザーながらユーロタイプのストック式です。

 幅はかなり狭めなのが売りで、圧迫感は感じにくいとされます。

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 ただし、本機の必要廃熱スペースは、(上歯ともかく)右側50mmと後方60mmと、他者より必要です。確保できない場合、スペック通りの光熱費にならない点に注意してください。

 正直、左右非対称で、右だけ開けろのような指示は不親切です。省エネ達成率の数字を稼ぐための処置に思えますし、ユーザーの側を向いていると言えるかはかなり微妙です。

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 定格内容積は、170Lです。

 ただ、ここまで見た企業と違い〈やまかっこ〉内の実収納量は記載がないです。

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 冷蔵室は 、3段の120リットルです。

 また、下段のケースは、温度は庫内と同じで、基本的には普通のケースです。

 一方、ふた側は、3段収納なので、飲みものを多く買う方には良い仕様でしょう。

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 冷凍室は、50Lです。

 170Lクラスの標準ほどです。ユーロ型としては狭めには感じます。

 なお、製氷皿は別に買わないと付属しません。

 また、アイリスオーヤマのユーロ仕様は、製氷皿がなく、氷皿専用スペースもないので、作りにくいといえばそうです。

 霜取り機能は付属します。。

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 本体の天板は、一方、こちらは耐熱天板仕様ではないです。

 上部に蝶番もありますので、物理的にもレンジは置けません。

 電気代は、省エネ達成率110%ですし、優秀です。

 ただし、このスペックを発揮させるために、先述のように、他社機よりだいぶ空間が必要なので、ここで数字を稼いだような感じはあります。

 静音性は、28dBです。

 開示するメーカーの中で言えば、やや大きめです。

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 以上、アイリスオーヤマIRSD-17Aの紹介でした。

 スリム型のユーロタイプのストック式冷凍庫として一定のプレゼンスがあります。冷蔵品(とくにフタ側の飲みもの)を多くストックしたい方には良さそうです。

 一方、設置性の良さ(幅の狭さ)と、省エネ性を売りにする製品ですが、この2つの性能を発揮させるためには、先ほど書いたように、前後左右で一定のスペースが必要です。

 設置場所を選ぶ部分がある点だけは注意してください。

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 【2019年9月発売】

 29・アイリスオーヤマ IRSE-16A-HA
 30・アイリスオーヤマ IRSE-16A-CW
  ¥40,001 楽天市場 (6/9執筆時)

定格内容積:162L【右開き】
冷蔵室:100L
冷凍室:62L
霜取り機能:あり
運転音:28dB
年間電気代:8,835円(285kWh)   

 なお、このクラスの旧機となるのがこちらの製品です。

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 冷蔵庫のサイズは、幅47.4×奥行53.5×高さ149.6cmです。

 幅47.4cmですので、新機種より本体の幅はあります。

 しかし、側面の必要空きスペースは狭いので、すき間への設置性は、むしろこちらの旧機のが良かった部分はあります。 

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 冷蔵室は 、3段の100リットルです。

 新機種よりだいぶ狭めです。

 冷凍室は、ただ、62Lです。

 新機種と比べる場合、旧型は、むしろ冷凍庫が広めだったと言えます。

 あとは、特段指摘したい違いはないです。

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 結論的にいえば、すき間の設置については、新機種よりむしろ柔軟です。

 一方、省エネ達成率(期間電気代)は劣りますので、一長一短はあります。


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 【2021年5月発売】

 31・アイリスオーヤマ IRSN-27A-W
 31・アイリスオーヤマ IRSN-27A-B
 31・アイリスオーヤマ IRSN-27A-S
  ¥60,900 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

定格内容積:274L【右開き】
冷蔵室:174L
冷凍室:100L
霜取り機能:あり
運転音:27db
年間電気代:10,509円(339kWh)   

 RSN-27Aは、アイリスオーヤマの大きめの2ドア冷蔵庫です。

 販路によっては、KRSN-27A-Wという別型番の場合もあります。

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 定格内容積は、274Lです。

 2ドア冷蔵庫ではかなり大きな方です。

 世帯用と言っても問題ありません。

 サイズは、さすがに274Lですし、幅が55cmです。

 背も高いため 設置場所はかぎられます。

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 冷蔵庫は、174Lで4段トレイです。

 さすがに250Lを越えるので収納力が高いです。

 下段は、野菜ケースです。中国のハイセンスのケースでも採用されますが、調湿レバーを開けると冷風が入るので普通の冷蔵ケースとしても使えます。

 もちろん、野菜を保存したい場合は、湿度を保つため、閉めておきます。

 ポケット側は、写真のようにかなりシンプルです。

 本機も〈やまかっこ〉内の実収納量が非開示なので、野菜ケースを含めて、実際の収納容量はよく分かりません。

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 冷凍庫は、下側の冷凍室が開き戸のユーロ仕様です。

 本は、冷蔵室の最下段のフリーケースを上に映して、350mL缶10本までの収納に使えるという、細かいアイデアがユニークです。

 ただ、その場合、3段目が結構手狭で、大容量冷蔵庫の利点の1つが減るほか、ロング缶は置けないので、イマイチに思います。

 また、本機も、冷凍庫の製氷皿がない点に注意してください。

 本体の天板は、あたりまえですが、この背丈なので耐熱天板の明記がないです。

 電気代は、さほど良くないです。

 省エネ基準は越えますが、年間で1万円を超えてきます。

 静音性は、27dBです。

 やはり開示するメーカーの中で言えば、やや大きめです。

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 以上、アイリスオーヤマのRSN-27Aの紹介でした。

 大容量の2ドア冷蔵庫と考えると「そこそこ安い」です。

 ユニークな工夫はいくつかあるものの、製氷皿の部分や、ユーロ仕様の冷凍庫である部分ほか、少しクセがあります。

 また、相対的に電気代を「安く」しやすい(はずの)ユーロ型冷蔵庫にしては省エネ性がイマイチです。騒音値があまり良くない部分を含めて、断熱の具合はすこしだけ気になりました。

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 【2024年発売】

 32・アイリスオーヤマ IRSN-23B-W
  ¥53,980 楽天市場 (6/9執筆時)

定格内容積:230L【右開き】
冷蔵室:143L
冷凍室:87L
霜取り機能:あり
運転音:27db
年間電気代:9,610円(310kWh)   

 一方、2024年に、本機を少し小さめにした製品が登場しました。

 サイズは、幅54.4cm×奥行62.7cm×高さ166.5cmです。

  奥行は多少短いですが、先ほどの270L機とそこまで設置性は変わりません。

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 定格内容積は、230Lです。

 冷蔵室は、3段+野菜ケースで、先ほどの製品より1段少ないです。

 冷凍室は、同じ「ユーロ開き」の3段ですが、収納量は10%強ほど狭めです。

 あとは、静音性(27dB)を含めて、先ほどの機種と大きな違いはないです。

 やはり、ユーロ開きの製品としては、光熱費の水準はやや悪いです。

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 結論的にいえば、同じほどの設置サイズで、収納量が多い先ほどの機種の方が良くみえます。

 あとから白色だけ出したことを含めて、主力市場を狙った製品でもなさそうです。一般的には先ほどの機種が良いかと思います。


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 【カメラ付属】

 【2024年2月発売】(301L)

 33・アイリスオーヤマ STOCK EYE IRSN-IC30B-W
 33・アイリスオーヤマ STOCK EYE IRSN-IC30B-B
  ¥90,625 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

 【2022年2月発売】(296L)

 34・アイリスオーヤマ STOCK EYE IRSN-IC30A-W
  ¥126,148 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

 【カメラなし】

 【2024年8月発売】(301L)

 35・アイリスオーヤマ IRSN-I30A-W
 35・アイリスオーヤマ IRSN-I30A-B
  ¥81,800 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

定格内容積:301L【右開き】
冷蔵室:210L
冷凍室:91L
霜取り機能:あり
運転音: 
年間電気代:9,920円(320kWh)

 STOCK EYE IRSN-IC30Bは、アイリスオーヤマが「カメラ付き冷蔵庫」として販売している製品です。2023年に新機種になり、冷蔵室の収納力が5Lですが増えました。

 なお、IRSN-IC30Aは、あとから出た同系機ですが、カメラが省略です。価格を含めて、あまり魅力はないです。

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 カメラ付きの冷蔵庫は、日本では日立が高級冷蔵庫で採用します。

 しかし、この価格帯の2ドアだと、アイリスオーヤマが初めてです。

 冷蔵室のドア部分に超広角カメラを備えていて、撮影した画像をWi-Fi経由で、アイリスオーヤマのサーバに送ります。

 ユーザーは、スマホアプリを介して、外出先からそれを確認するという仕組みです。

 撮影は、開閉センサー連動で、冷蔵庫が開いてから8分後に撮影され、10分後に電源が切れます。なお、撮影できるのは上3段です。

 日配品(ペットボトル・卵・野菜ケース)が全て確認できるわけではないです。

 ただ、共働きで買い物を複数でやっているような場合や、実家の見まもりなど、役に立つケースは多いかなと思います。

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 外観デザインは、ガラストップではないですが、シンプルで良いです。

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 庫内容量は、301Lです。

 実収納量は示されないものの、2ドアとしては、最大級の収納量です。

 冷蔵庫のサイズは、幅59.5×奥行60.0×高さ189cmです。

 幅60センチクラスは、5ドア機相当なので、2ドア機として言えば、設置性は良くないです。奥行はさほどでもないですので、その部分でニーズはあるかもしれません。

 なお、背が高いので、上にレンジなどは置く仕様ではないです。

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 冷蔵室は 、4段トレイの205リットルです。

 世帯用としても使えるサイズで、量は多いです。

 カメラで撮影しやすいように、奥行を浅くしてあるので、取り出しやすいです。

 その分、フタ側の収納力はあまりないのは、使い勝手の部分で注意点です。

 なお、最下段は、本機の場合も、ガラス板をふたにした、簡単なケースです。

 温度は庫内と同じで、基本的には普通のケースです。

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 冷凍室は、91Lです。

 スペース的に3段収納でのユーロタイプです。

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 一方、本機は、カメラばかりが注目されますが、自動製氷機が付属する点も注目点だと言えます。

 (大きめの冷蔵庫とは言え)2ドア型で付属したモデルは、初めて見ました。

 霜取り機能も付属します。もちろん、冷凍庫にカメラはありません。

 電気代は、本機は、サイズに比して割と良いです。

 この数字が良くなる「ユーロタイプ」とはいえ、優秀でしょう。

 静音性は、本機も情報がないです。

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 以上、アイリスオーヤマのSTOCK EYE IRSN-IC30Bの紹介でした。

 日配品の一部(卵や生鮮食材など)しか完全に撮影できない点など、改善点は多い気がします。しかし、先駆的にカメラを搭載した点は評価できますし、合って良かったと思うシーンは、たまにはありそうです。

 その部分を除いてみても、奥行が60cmで収まる冷蔵庫で自動製氷機があるモデルは珍しいですし、あって欲しい冷蔵庫のラインナップと言えます。

2-4・東芝の冷蔵庫

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 続いて、東芝の中型2ドア冷蔵庫です。

 東芝は、より大型サイズの製品を含めて「野菜収納」の部分にわりとこだわる冷蔵庫をつくります。


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 【2024年11月発売】

 36・東芝 2ドア冷蔵庫 GR-W17BS(W)
 37・東芝 2ドア冷蔵庫 GR-W17BS(KT)
  ¥50,520 楽天市場 (6/9執筆時)

定格内容積:170L【右開き】
冷蔵室:127L〈105L〉
冷凍室:43L〈29L〉
霜取り機能:あり
運転音: 
年間電気代:8,401円(271kWh)    

 GR-W17BSは、東芝の中型の2ドア冷蔵庫です。

 デザイン性、本機は、外観がラウンド型のフォルムでオシャレです。

 内部もガラス棚を採用しますし、脱臭の配慮がある点も評価できます。

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 定格内容積は、170Lです。

 2ドア冷蔵庫としては「中の小さめ」にあたります。

 ここまでみてきた、パナソニックや三菱電機をはじめ、国内各社がラインナップしていたサイズで、「1人用の大きめ」といえます。

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 冷蔵庫のサイズは、幅47.9x高さ136.9x奥行58.2cmです。

 廃熱の隙間を考慮して幅が50cmのクラスですので、パナソニックなどと変わらず、設置性は良いです。1Kのマンションでも無理なく置けます。

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 冷蔵室122L〈105L〉です。

 実収納量としてみると、200L以下の2ドア冷蔵庫は大きめでたくさん入ります。

 内側は、ガラスシェルフは3段トレイで、ボトムケースが下にあります。

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 細かい部分では、ワサビなどのチューブを縦置きしやすい「仕切れるチューブスタンド」が採用されています。

 ドアポケット側の収納力を含め、パナソニックとほぼ同じ構成です。

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 ボトムケースは、普通のフリーケースです。

 東芝は、3ドア以上の大きな冷蔵庫は「野菜室」が自慢です。

 ただ、本機は、取り出しやすさを重視したフタなしの普通のケースで、特段の機能性はないです。

  肉やチーズを保存するための低温ケースではないので、何でもおける、といえばそうです。

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 冷凍室は、43L〈29L〉です。

 実収納量が29Lと少なく、この部分はネックとなりそうです。

 本体の天板は、こちらも耐熱仕様です。

 電気代は、年間電気代は、8,401円です。

 このクラスだと優秀と言えます。

 静音性は、東芝は情報がありません

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 以上、東芝のGR-W17BS の紹介でした。

 冷蔵室が広めで、大きな野菜も入れやすいので、カット野菜ではなく、大玉野菜をまるごと買うような方には、本機は良さそうです。

 逆に、冷凍庫がボックスタイプのボトムフリーザータイプでは、結構小さめな部分と、数値としての静音性の情報がない点は、すこしネックと言えそうです。

2-5・ハイセンスの冷蔵庫

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 続いて、中国のハイセンスの冷蔵庫です。

 ハイセンスは、グローバルに知られたブランドです。

 冷蔵庫についても、(小型機のみですが)同社のテレビの進出と同時期に日本に進出しました。


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 【2023年発売】【250L】

 【通常型番】

 38・ハイセンス HR-G260HW
  ¥59,000 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

 【エディオン限定型番】HRG26E3W

 39・ハイセンス HR-G26E3W
  ¥54,800 楽天市場 (6/9執筆時)

定格内容積:257L【右開き】
冷蔵室:173L〈143L〉
冷凍室:84L〈56L〉
霜取り機能:あり
運転音:20db
年間電気代:8,990円(290kWh)

 HR-G260HWは、ハイセンスの大きめの2ドア冷蔵庫です。

 エディオン限定型番があります。

 こちらは、ハイセンスのロゴが表にないほか、保証が3年になります。

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 外観は、いずれの製品もガラスドアです。

 高級感があるタイプです。

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 定格内容積は、257Lです。

 2ドアの中型としては、収納量は多いです。

 配置は、一般的なボトムフリーザー形式です。

 耐熱仕様なので、電子レンジは上に置けます。

 冷蔵庫のサイズは、幅550×奥行678×高さ1419mmです。

 設置幅も55cmなので、3ドアと同等です。背は若干高めです。

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 冷蔵室は、173L〈143L〉です。

 実容量も公開しますが、143Lですので、実際広いです。

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 庫内は、2段です。ただ、下に広めの野菜ケース低温ケースがあります。

 両方あるのは珍しく、とくに野菜を定期的に買っている方には有利でしょう。

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 冷凍室は、84L〈56L〉です。

 シャープのように3段ではなく2段ですが、収納量としては「メガフリーザー」クラスです。

 電気代は、8,990円の年間電気代です。

 収納量からして、安めと言えます。

 静音性は、20デシベルです。ここも優秀です。

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 そのほか、ハイセンスは、ドアアラーム(開きっぱなし警告)が付属です。

 冷蔵庫だけでなく、冷凍庫もある点で優秀です。

 脱臭関係の装備は、一方、ないです。

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 以上、ハイセンスのHR-G260HWの紹介でした。

 250L前後のクラスで、開き戸(ユーロ開き)ではない、ボトムフリーザー型の冷凍庫を搭載する機種は、意外に各社とも出していないです。

 冷蔵室・冷凍室ともある程度のサイズが欲しい「2−3人家族」の場合で、とくに、定期的にある程度野菜を買ってストックするご家庭場合、良いように思います。

 ドアアラーム搭載もポイントで、冷凍室まで付く機種は、2ドアではレアでしょう。冷蔵室の開き戸の場合、設置角度の調整(後ろに対して、手前を少し傾ける)自動的に締まりやすくできますが、冷凍庫はそうではないので、とくにワンポイントと言えます。


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 【2022年発売】【250L】

 40・ハイセンス HR-B2501
  ¥54,800 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

定格内容積:250L【右開き】
冷蔵室:198L〈159L〉
冷凍室:52L〈46L〉
霜取り機能:あり
運転音:24db
年間電気代:8,928円(288kWh)

 HR-B2501も、中国のハイセンスの冷蔵庫です。

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 定格内容積は、251Lです。

 2ドアの中型としては、収納量は多いです。

 配置は、ただ、こちらは冷凍庫が上のトップフリーザーです。

 格安機だとこの仕様は、霜取りが必要の直冷式の場合がありますが、こちらは、ファン式で、霜取り不要です。

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 冷蔵庫のサイズは、幅55.0x高さ167.6x奥行56.7cmです。

 背の高いタイプです。また、設置幅も55cmなので、3ドアと同等で、2ドア冷蔵庫としては場所を取ります。

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 冷蔵室は、198L〈159L〉です。

 実容量も公開しますが、159Lですので、実際広いです。

 冷凍室が上なので、冷えやすい上段にフレッシュケースがある点がユニークです。

 下部は、4段トレイに、下部の野菜ケースという構成です。

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 冷凍室は、52L〈46L〉です。

 こちらは、冷蔵庫自体が大きめな割にさほど広くないです。

 また、引きだしタイプではないので、奥に収納したものが見えにくいのが難点です。

 冷凍食品を多用する方には向かないと言えます。 

 電気代は、9,920円の年間電気代です。

 省エネ達成率はクリアしますが、冷凍室が開き戸(ユーロ仕様)としては、目立たないです。

 静音性は、24デシベルで、わりと優秀です。

 ドアアラームもないです。

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 以上、ハイセンスのHR-B2501の紹介でした。

 シャープが似たような仕様の機種をだしますが、250Lサイズはないです。形状が似ているので出所は同じ気がしますが、省エネ性は本機の方が少し良いです。

 比較する場合、野菜ケース部分が広いので、しっかり料理をする方には向くでしょう。

 ただ、これはこのタイプの他機にも言えますが、冷凍室の視認性が悪い点と、野菜室が下段の最下段になる点で、屈まないと取り出しにくい点が、買われる際の注意点と言えます。

2-6・マクスゼンの冷蔵庫

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 最後に、マクスゼンの中型2ドア冷蔵庫です。

 このブランドは、総合通販メーカーであるPREMOAで有名な日本の通販会社のPB製品です。

 海外提携工場で組み立てた製品を、自社で売っています。


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 【2022年発売】

 【168L】

 41・MAXZEN JR168ML01WH
   ¥30,980 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

定格内容積:168L【右開き】
冷蔵室:48L
冷凍室:120L
霜取り機能:なし
運転音:26db
年間電気代:7,936円(288kWh)  

 JR118ML01は、maxzenの冷蔵庫です。

 大きめの2ドア冷蔵庫としては、激安と言って良いです。

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 定格内容積は、168Lです。

 先述のように、2ドア冷蔵庫としては「中型の小さめ」で、1人用の大きめと言えます。

 冷蔵庫のサイズは、幅49.8x高さ148.2x奥行47.0cmです。

 それなりに小さいです。

 本体の天板は、レンジが置けない仕様です。

 また、設置する場合、スペック通りの電気代で抑えるためには、20cmと結構広めの空き空間が上部に必要です。

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 冷蔵室は、120リットルです。

 下段にケースこそ付きますが、かなりシンプルです。

 フリーケースはふたがない仕様で、低温ケースではないです。

 冷凍室は、48リットルです。

 トップフリーザーで、奥の確認がしにくい製品です。棚は外せる仕様です。

 ただ、本機は、直冷式冷蔵庫なので、定期的な霜取りが必要です。

 電気代は、年間7,936円です。

 この部分は、逆にスペックが高いと言えます。

 静音性は、騒音値の開示があり、26デシベルです。

 こちらも、問題ないでしょう。

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 以上、maxzenJR118ML01の紹介でした。

 本体の値段や光熱費は安いですが、直冷式です。内装を含めて、値段の安い理由はあると言えます。

 あまり予算がかけられない、職場などの共用部などには、値段面で選択肢にはなるでしょう。

 ただ、マクスゼンは、訪問修理網がないので、故障した際はデンキヤに持ち込むか、送付になります。大型荷物になるので、この部分はネックです。できるならば、延長保証などをかけるべきでしょう。

 なお、ハイセンス・ハイアールにせよ、海外勢は日本に修理網があります。

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 このほか、マクスゼンからは、次の冷蔵庫も販売があります。

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 【2022年発売】

 【253L】

 42・MAXZEN JR253HM01WH
   ¥49,980 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

定格内容積:253L【右開き】
冷蔵室:182L
冷凍室:71L
霜取り機能:
運転音:26db
年間電気代:10,230円330kWh)

 1に、JR253HM01WHです。

 同じくユーロ開きの2ドアで、より大きなタイプになります。

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 収納力は、253Lです。

 ハイセンスなどにもありますが、相当量入るタイプです。

 サイズは、ただし、54.5cmで、左右に10cmのマージンが必要なので、超スリムではないです。

 また、高さは1810cmあるので、ネットで買う場合、あらかじめ寸法もみてください。

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 こちらは、霜取りが自動でですので、下位機より構成は良いです。

 冷蔵室は、182Lと大きいです。3段と、クリアケースです。

 フタ側のポケットも野菜室(クリアケース)がやや小さなため、3段で2Lのペットも置けます。

 冷凍室も、71Lです。

 最上段は、実質「棚」ですが、急速冷凍室というわけではなく製氷皿などを平置きする用途です。

 1アクションで氷が取り出せて便利なような気もしますが、ユーロ型開き戸の魅力である、実収納力は減るでしょう。マクスゼンは、実収納力を示さないので、実際のところは分かりません。

 光熱費は、一方、省エネ達成率は100%ですが、数値がよく出るユーロ型として、他社より劣ると言えます。

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 結論的にいえば、多少大きめな騒音値の部分を含めて、家庭用としては値段相応の部分は感じます。買われる場合、先述のように、保守面で大手との違いはあるため、その部分を含めて、価格を検討してください。

ーーー

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 【2023年発売】

 【230L】

 43・MAXZEN JR230HM01WH
   ¥49,980 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

定格内容積:230L【右開き】
冷蔵室:144L
冷凍室:86L
霜取り機能:
運転音:27db
年間電気代:10,168円328kWh)

 第2に、JR253HM01WHです。

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 1つ上で見た機種と同じ、54.5cmの設置幅の製品です(奥行64cm)。

 背丈は、167cmです。

 先ほどの機種より加減があるので、 背の低めの方はこちらのほうが出し入れはしやすいかと思います。

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 内容量は、230Lです。

 背が少し低めな分、先ほどの機種より収納力は弱くなります。

 冷蔵室は、144Lです。

 先ほどの機種より狭くなっているのは冷蔵室になります。

 冷凍庫は、86Lです。

 逆に少し広めです。

 この部分で言えば、冷凍庫を多用する方はこちらが良いとはいえます。

 ただ、冷蔵室・冷凍室の段数も同じですので、実収納スペースとして言えば、数字ほどは大きな違いはないでしょう。

 光熱費の水準は、本機もユーロ型としてみれば、さほど良くないです。

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 【2025年発売】

 【254L】

 44・MAXZEN JR254ML01GM
 44・MAXZEN JR254ML01WH
   ¥47,980 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

定格内容積:254L【右開き】
冷蔵室:154L
冷凍室:100L
霜取り機能:
運転音:26dB
年間電気代:11,849円(382kWh)

 第3に、R254ML01 です。

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 サイズは、こちらも、54.5cmの設置幅の製品です。

 背丈は176cmですので、背丈は5ドア並に高いです。

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 内容量は、254Lです。

 冷凍庫はユーロ開きですが、冷凍庫の大きさが目をひくという製品です。

 冷蔵室も154Lですから広めですが、ペットボトルなど開き部分の収納があまりないので、かなり特殊です。

 光熱費の水準は、ただ、年間11,849円で、本機もあまり良くないです。

 静音性は、26dBです。

 ここは問題ないです。

---

 結論的にいえば、棚の使いやすさがイマイチに思います。

 冷凍庫を含めて、同じ形状の冷凍食品や、定型のケース(ジップロックコンテナなど)を重ねて入れるような感じで使う場合は良さそうですが、そうでもないならば、そこまで「収納はできない」タイプです。

2-6・ツインバードの冷蔵庫

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 続いて、ツインバード工業の小型2ドア冷蔵庫です。

 中・低価格帯の白物家電を色々出している、老舗の東証上場企業です。

 「一芸」に秀でた製品をたまに出すこともあります。



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 【2024年発売】

 45・ ツインバード HR-E923W
 45・ ツインバード HR-E923B
   ¥68,000 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

定格内容積:231L【右開き】
冷蔵室:144L〈117L〉
冷凍室:87L〈67L〉
霜取り機能:あり
運転音:
年間電気代:8,680円(280kWh)    

 HR-E923W は、ツインバード工業の小型冷蔵庫です。

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 デザイン性は、ブラックモデルは特徴的です。

 こちらは、ミラーガラスです。2ドアだとおそらく初めて見ました。

 存在感があると言えます。白もガラストップです。

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 定格内容積は、231Lです。

 2ドアとして、本機は大きめと言えます。

 冷蔵庫のサイズは、幅57.5高さ167.0x奥行63.0cmです。

 幅やサイズ的には、3ドア機とさほど変わらないと言えます。

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 冷蔵室は、144L〈117L〉です。

 下段に野菜ケースがあるタイプで、上段は3段です。

 2人暮らしなら十分に思えます。

 ただ、収納面では、見どころと言える工夫はなく、シンプルです。

 ユーロ型なので仕方ないですが、若干、下段のペットボトル収納力は弱いかなと思います。

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 冷凍室は、87L〈67L〉です。

 十分なサイズでしょう。

 開き戸のユーロ型ですので、好き嫌いがありますが、これは他社も同じです。

 ただ、製氷皿を使う場合、上段の収納性は写真よりも弱くなります。

 本体の天板は、耐熱仕様ですので、レンジを置けます。

 電気代も、年間8,680円です。

 静音性は、非開示です。

 ここはしっかり出して欲しかった部分です。

---

 以上、ツインバード工業のHR-E923の紹介でした。

 調達先は他社のノンブランドの冷蔵庫と同じ海外企業でしょう。ただ、外装で「ワンポイント」を付けているのがツインバードらしいかなと思いました。

 機能面で見どころと言えるものはないですが、店頭でみて「外観に惹かれて」買う方は一定数いそうです。

次回に続く
冷蔵庫のおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、中型の2ドア冷蔵庫の比較の2回目記事でした。

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 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

3・最新の冷蔵庫庫の選び方【まとめ】
 =最終的なおすすめの提案

電気代の安さ  ★★★★★
冷蔵庫の広さ  ★★★★★
冷凍庫の広さ  ★★★★★
製氷機の性能  ★★★★★
チルド室の性能 ★★★★★
本体の高級感  ★★★★★
静音性     ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 最終回となる、3回目記事こちら)は、「結論編」です。

 今回の一連の記事で紹介した全ての冷蔵庫から、予算別・サイズ別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします。

 最終回記事は→こちら

posted by Atlas at 20:23 | 生活家電

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