1回目記事からの続きです→こちら
3-1・コムテックのドラレコ(2カメラ)
続いて、
3回目記事のトップバッターは、コムテックのドラレコです。
同社は、レーダーで有名な日本企業で、カー用品店ではお馴染みのブランドです。
1・前後2カメラのドラレコの比較 (1)
1-1:選び方の基本の紹介【導入】
1-2:パイオニア〈日本〉
2・前後2カメラのドラレコの比較 (2)
2-1:ユピテル〈日本〉
2-2:JVCケンウッド〈日本〉
3・前後2カメラのドラレコの比較 (3)
3-1:コムテック〈日本〉
3-2:セルスター 1 〈日本〉
4・前後2カメラのドラレコの比較 (4)
4-1:セルスター 2 〈日本〉
4-2:トランセンド 〈台湾〉
4-3:アイリスオーヤマ 〈日本〉
4-4:他の企業
5・ドラレコの比較(まとめ)【結論】
=最終的な「おすすめ」の提案
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた選び方の基本に沿いながら、各機を説明していきます。
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以下では、いつものように、高評価できる部分は赤系の文字色で、イマイチな部分は青字で書いていきたいと思います。
【2022年発売】
(Wi-Fiあり)
34・コムテック ZDR045WL
¥39,160 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
(Wi-Fiなし)
35・コムテック ZDR045
¥25,334 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
(Wi-Fiなし)(液晶2.7型)
36・コムテック ZDR055
¥22,800 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
(廉価版)(液晶2.7型)
37・コムテック ZDR035
¥21,800 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
(廉価版)(液晶2.0型)
37・コムテック ZDR027
¥19,300 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角: 168度+168度
液晶:3.0インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis 2・F1.8レンズ HDR
防犯機能:オプション
GPS記録: 搭載
安全運転支援:搭載(5種類)
通信機能:なし
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード:32GB MicroSD(128GBまで)
ZDR045WLは、コムテックの2カメラ式では、上位機(ハイスペック)に相当する製品です。
性能が似る3機種も同時にみますが、違いだけ先に確認しておきます。
ZDR045は、後述するWi-Fiがない機種です。
ZDR055は、確認用の液晶画面が2.7インチと若干小さくなるのが違いです。
ZDR035とZDR027は、いずれも、廉価版です。
いずれも、後述する新しいスタービス( Starvis 2)が不採用で、初代の普通のスタービスです。
なお、ZDR027は液晶が2型とさらに小さいですが、本体はかなり小型なので、そこを重視する場合は、選択肢になるかもしれません。
あとは、廉価版の各機について、安全運転支援の構成が少し異なるほどの違いです。
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結論的にいえば、廉価版の2機は、性能差が大きいと言えますが、あとは、Wi-Fiの要不要だけ考えて選んで良いように思います。
カメラは、前後にカメラのある2カメラタイプです。
画角は、前方カメラ・後方カメラ、いずれも対角168度です。
ユピテル機など、フルHDの他社機と同じで、(ほぼほぼ)全周がフォローされる点で優秀です。
画素数は、前後とも、総画素数200万画素です。
この部分は、平均値なフルHD画質です。
ドラレコの画質は、光学レンズはF1.8と上位機以上に明るいです。
その上で、本機は、前後ともにHDRに対応します(一部はWDRも対応)。
また、センサーは新しい「STARVIS 2(IMX662)」です。
ドラレコでは第2世代のソニー製スタービスは本機が初採用です。従来のSTARVIS 1と同じく裏面照射型ですが、暗所性能・ダイナミックレンジ(白飛び防止)・近赤外光の感度がそれぞれ良化しました。
低光量時でもさらにしっかり写します。
技術的には、フォトダイオードの入光部分(壁)の改良によるもので、スタービス登場以来の革新になります。
セキュリティカメラや、自動運転などにも関わる分野ですし、最近技術投資が盛んな結果でしょう。
LED信号対応は、この機種も、信号画像が飛んでしまう現象を回避する機能がつきます。
安全機能は、7系統です。
基本的な前方衝突・発進遅れ警告ほか、後続車接近お知らせ機能が付きます。
ケンウッド機と比較する場合、AI解析で蛇行や急接近を警告するわけではないです。
一方、「前方信号お知らせ機能」は珍しいでしょう。青信号を検知して、お知らせをします。
ただ、一般的に装備されることが多いレーンキープは未装備となります。その代わり、ドライブサポート(急発進・急ハンドル・急減速)はあります。そのほかは、車速アラームですが、(各道の制限速度と連動しないので)あまり意味がないです。
コムテック HDROP-14
¥2,500 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
駐停車中のバッテリー録画は、この機種もオプションの配線コードで対応です。
冒頭示した区分で言えば、本機は「常時録画」「衝撃検知」「動体検知(カメラ式)」と複数に対応できます。
設定時間(30分-12時間)、あるいは、設定した電圧まで常時録画し続けるモードが基本です。衝撃検知時のファイルは、消さずに自動で分けます。
その上で、常時録画せず、衝撃検知時のみ録画する方法(衝撃クイック録画)と、1コマ/1秒とコマを落として長時間撮影するタイムラプスモードも選べます。
この部分が強いユピテルと比べると、動体検知に連動した記録はできない部分で劣るものの、2カメラ式全体としていえば、本機は充実するほうだと思います。
GPSは、付属するモデルになります。
[128GB](70万時間)
・サムスン MB-MJ128KA-IT/EC
¥3,280 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
SDカードは、32GBのMicroSDカードが付属です。
最大128GBまで増設可能です。
ネットワークは、上位機のみ、Wi-Fi装備です。
マホアプリを介して、設定やデータの再生、ダウンロード操作が可能です。
ただ、機能面でこだわりが多いパイオニアのWi-Fi機と比べると、できるのは「そこまで」です。タブレットにも非対応です。
接続は、本機は個人用として売られるため、シガープラグ用の4Mのケーブルが付属です。
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以上、コムテックのZDR045WLの紹介でした。
先行的に「STARVIS 2」を搭載する機種です。この部分が本機の大きな魅力です。
一方、それ以外の部分は、全体的に堅実な作りで、面白み(独自性)はあまりないとはいえ、夜間運転が多い方には、確実にフィットする製品です。
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なお、コムテックには、これ以外の2カメラ式がいくつかあります。
順番にみていきます。
【2025年5月発売予定】
38・コムテック ZDR065
¥---- Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:500万画素(WQHD)+200万画素
記録画角: 160度+168度
液晶:3.0インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis 2・F1.8レンズ HDR
防犯機能:オプション
GPS記録: 搭載
安全運転支援:搭載(4種類)
通信機能:なし
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード:32GB MicroSD(128GBまで)
第1に、 ZDR065です。
新製品なので、まだ価格は不明です(加筆予定)
解像度は、フロントカメラは、総画素数500万画素です。
有効画素数は、フルHDを越えるWQHD(370万画素)です。
その上で、先ほどの製品と同じく、レンズが明るく(F1.8)、HDRも対応なので、画質の詳細さにおいては、先ほどの製品より上です。画角も対角で、160度あれば、全く問題ないです。
リアカメラは、一方、下位機と同じフルHD(200万画素)です。
画角は、対角168度で、レンズの明るさも同じ(F1.8)です。
こちらも問題ないスペックです。
センサーは、フロント、リアとも、しっかりStarvis 2です(IMX675とIMX662)。
したがって、夜間対応力も十分です。
一方、「選び方の基本」で書いたように、フロントカメラは、総画素数と有効画素数の差が大きいのがやや難点で、感度としていえば、むしろ1つ上でみた、先ほどの機種のほうが、若干良い部分はあるかもしれません。
ただ、先述のように、夜間対応力はこれでも十分以上の水準ですし、あえて言えば、という話です。
あとは、特に言及したい違いはないです。
安全運転支援・停車中監視は、「青信号お知らせ」も含めて、上位機とおなじ仕様です。
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結論的にいえば、安全のために装備するだけならば、1つ上でみた下位機でも十分実用的であると思います。
たしかに、前方については先ほどの機種より「昼間にはより強い」といえますが、ここまでのスペックは不要に思います。
一方、本機を導入する意義があるとすると、録画した画像を「楽しみ」の目的で利用したい方でしょう。
ただ、その用途だと、Wi-Fiや専用のスマホアプリは欲しいところです。その部分が課題かなと思います。
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【2022年発売】
39・コムテック ZDR036
¥18,140 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:500万画素(WQHD)×2
記録画角: 160度+160度
液晶:2.7インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis・F1.8レンズ HDR
防犯機能:オプション
GPS記録: 搭載
安全運転支援:搭載(4種類)
通信機能:なし
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード:32GB MicroSD(128GBまで)
第2に、ZDR-036です。
1つ上の製品の旧機です。
解像度は、本機も、総画素数500万画素で、有効画素数はWQHD(370万画素)です。
ただ、こちらの場合、フロントだけでなく、リアもWQHDになっている部分では、新機種よりも「優れる」とはいえます。
センサーは、しかし、スタービスながら前後ともIMX335です。
繰り返し述べてきたように、この部分で新機種ほど「夜に強い」とは言えません。
あとは、1つ上でみた旧機に対して、言及したい違いはないです。
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結論的にいえば、映像を趣味に利用するなどの場合で、解像度を重視した使い方の場合、値段も安いですし、この部分で選んでも良いかと思います。
スタービス2採用の機種に比べると「夜にはさほど強くない」部分はありますが、それは上位機同士で比べた場合の話です。
他社と比べても、平均より明るいレンズで、HDRに対応すほかの対策は多いので、選んでも良いかと思います。
ただし、Wi-Fiが未装備で、専用スマホアプリもない点は、新機種と同じです。
【2022年発売】
40・コムテック HDR801
¥25,051 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角: 158度+158度
液晶:2.7インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: PureCel Plus HDR F2 ほか
防犯機能:オプション
GPS記録: 搭載
安全運転支援:搭載(4種類)
通信機能:なし
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード:32GB MicroSD(128GBまで)
HDR801も、コムテックの2カメラ式です。
一応、冒頭でみた機種を「上級機」とするならば、その下の中級機(スタンダード機)に属しますが、ここまでみた製品にない特徴もあるので「別シリーズ」のように考えた方が理解しやすいように思います。
カメラは、前後にカメラのある2カメラです。
サイズ的に、フロントカメラは大きい(幅66×高さ102×奥行44mm)です。
ただ、写真のように設置することができるため、手前はスタイリッシュです。
「スタイリッシュコンパクト」としています。
画角は、前方カメラ・後方カメラ、いずれも対角158度です。
この部分は、十分に値段に見合うもので、問題ありません。
画素数は、普通に200万画素のフルHDです。
ドラレコの画質は、個性的です。
撮像素子は、ソニーのスタービス(裏面照射型CMOS)ではなく、中国系(米国起源)のOmniVisionの1/2.8型CMOS(PureCel Plus)です。
スタービスは、PureCel Plus-Sは、仕組み自体は変わりますが、レンズ・カラーフィルタと受光部までの距離を縮めて光を多く取り込み、感度を高めるという発想において同じです。
加えて、本機はHDRも対応ですが、画像処理の部分で、マクセルのRecolize(リコライズ)技術も採用します。
HDRは明度に基づく補整ですが、リコライズは精細感と彩度も軸に演色値を高める方向で補整することで「人間の目に見やすい」映像するためのものです。
マクセルは業務用しか出していないので、このブログの【プロジェクターの比較記事】では未フォローなのですが、その技術を使っています。
一方、映像データを「映し出す」際にこの処理をする「プロジェクター(テレビ)」と違い、ドラレコの場合映像データ自体が「高演色」で記録されると言えます。
そのため、例えば、昼間時に適正な演色性のまま、夜間を走った場合、記録性はどうなるかは、注意点です。
ただ、写真やレビューを見る限り、この部分は問題ないようにみえます。リコライズのかかりは3段階で設定できますし、初期設定(LV2)から強めなければ問題ないように思います。
ただ、HDR処理との「重ねがけ」になる部分もありますし、どちらかといえば、「人間がみて綺麗」という映像美の部分の技術ですので、ドラレコとして必要かは論争的かもしれません
LED信号対応は、信号画像が飛んでしまう現象を回避する機能がつきます。
安全機能は、急加速・急減速・急ハンドルについて、注意をする「ドライブサポート」と、車速アラームは搭載です。
一方、同社の他機にある後続車接近警報と、各社とも一般的にと搭載される、前方衝突・発進遅れ警告などは未装備です。
コムテック CDOP-01P
¥2,400 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
駐停車中のバッテリー録画は、オプション対応です。
設定したあとは、バッテリー量、タイマー指定時間が来るまで動画を常時撮り続ける方式です。
衝撃検知を受けた際、その前後のファイルは別置して保存しますが、この方式の場合、SDカードの寿命は短くなりやすいです。
その部分もあり、ユピテルほかで採用されていた、1秒/1コマで記録していく「タイムラプス」機能が補完的に付きます。
GPSは、付属するモデルになります。
SDカードは、32GBのMicroSDカードが付属です。
ネットワークは、Wi-Fi未搭載です。
接続は、シガープラグ用の4メートルのケーブルが付属です。
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以上、コムテックの HDR801の紹介でした。
フルHDでこの価格というのは高いです。
ただ、仮に、上で書いたような、新基軸の画像処理システムが「うまくはまった」とする場合、夜間運転が多いドライバーに「良い選択肢」になる可能性がある製品です。
ドラレコの場合(実用上)さほど解像度を上げてもあまり意味がないので、「夜間」という方面に手を付けたのは、素晴らしい目の付けどころと感じました。
ーーー
なお、同じ同社のスタンダードクラスの製品はほかに複数あります。
順番に確認しておきます。
【2022年発売】
【無線LAN・C-Portalあり】
41・コムテック HDR967GW
¥29,000 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
【無線LAN・C-Portalなし】
41・コムテック HDR965GW
¥22,000 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角: 168度+158度
液晶:2.7インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: PureVel Plus (リア)・F2レンズ HDR
防犯機能:オプション
GPS記録: 搭載
安全運転支援:搭載(5種類)
通信機能:Wi-Fi
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード:32GB MicroSD(128GBまで)
第1に、 HDR967GW です。
コムテックの「特殊なニーズ」なモデルです。
こちらは、無線LAN(Wi-Fi)対応で、スマホアプリを介して、設定やデータの再生、ダウンロード操作が可能です。また、業務用車向けですが、社用車運転管理システム)C-Portal)に対応です。
性能面では、OmniVisionの高感度型センサー(スタービスに相当するもの)が、リアカメラのみになるほか、安全運転支援機能に、「青信号検知」が未付属(代わりにレーンキープが付属)になります。
一方、HDR965GWは、その下位バージョンで、無線LLANとC-Portalがない仕様です。
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結論的にいえば、コムテックのシステムの場合、無線LANを搭載する場合、(処理面/発熱面の限界もあり)、大事な性能面に少なからず影響を与えているように見えます。
あまり魅力的な機種とは言えないでしょう。
【2024年発売】
42・コムテック HDR701
¥16,800 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角: 143度+143度
液晶:2.0インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: ナイトビジョン・F2レンズ HDR
防犯機能:オプション
GPS記録: 搭載
安全運転支援:搭載(7種類)
通信機能:なし
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード:32GB MicroSD(128GBまで)
HDR701も、コムテックの2カメラ式です。
グレードとしては、スタンダード機の下位クラスと言え、ここまでみた製品と比べると、すこし性能が落ちます。
カメラは、前後にカメラのある2カメラです。
フロントカメラの形状が先ほどみたHDR801と同じような「スタイリッシュコンパクト」になります。
サイズは、幅55.×高さ96.7×奥行41.3mmですので多少小型です、がその代わり液晶は2型ですから少し小さいです。
画角は、前方カメラ・後方カメラ、いずれも対角143°です。
上位機に比べても若干落ちますし、最近の製品としては広くないです。
画素数は、200万画素のフルHDです。
ドラレコの画質は、強調する部分が少ないです。
ナイトビジョン表記はありますが、本機はセンサーにスタービスやOmniVisionの高感度センサーは不採用です(1/2.7型 CMOS)。HDR(前方は+WDR)に対応し、それなりに明るいF2レンズではあります。
しかし、この価格帯の製品として優れる分けではないです。
LED信号対応は、対応します。
安全機能は、この部分は充実します。
先行車接近・先行車発進・車線逸脱と、先述の「ドライブサポート」と、車速アラームは搭載です。
加えて、後続車接近警報もお知らせも対応で、連動した録画設定も可能です。
コムテック HDROP-14
¥2,336 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
駐停車中のバッテリー録画は、オプションの配線コードで対応です。
冒頭示した区分で言えば、本機は「常時録画」「衝撃検知」に対応します。
動体検知録画は非対応ですが、最大40時間のタイムラプス録画はできます。
GPSは、付属するモデルになります。
[128GB](70万時間)
・サムスン MB-MJ128KA-IT/EC
¥3,680 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
SDカードは、32GBのMicroSDカードが付属です。
最大128GBまで増設可能です。
ネットワークは、Wi-Fiなど装備しません。
マホアプリを介して、設定やデータの再生、ダウンロード操作が可能です。
ただ、機能面でこだわりが多いパイオニアのWi-Fi機と比べると、できるのは「そこまで」です。タブレットにも非対応です。
接続は、シガープラグ用の4Mのケーブルが付属です。
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以上、コムテックのHDR701の紹介でした。
安全運転支援は一定の見どころはありますが、肝心の記録部分で、中級機として見どころに欠ける印象です。
同社から選ぶとしても、ここまでみた製品が良いように思えます。
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このほか、同社からは、以上のような下位シリーズの製品が出ています。
ざっと確認しておきます。
【2023年発売】
43・コムテック HDR301
¥25,670 楽天市場 (5/30執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角: 135度+135度
液晶:2.0インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: PureCel Plus HDR F2 ほか
防犯機能:オプション
GPS記録: 搭載
安全運転支援:搭載(7種類)
通信機能:なし
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード:32GB MicroSD(128GBまで)
第1に、HDR301です。
HDR701の1つ下位になる製品です。
こちらは普通の形状です。
カメラは、前後ともOmniVisionの高感度型のPureCel Plus-S(1/2.8型)明記があります。
HDRも対応ですし、夜間対応の部分ではむしろDR701より仕様が良くみえます。
ただ、記録画角が135度とかなり限られるので、その部分で選びにくいと言えます。
あとの部分の仕様は、HDR701とほぼ変わりません。
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【2023年発売】
44・コムテック ZDR043
¥15,690 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角: 139度+139度
液晶:3インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: F2.1レンズ HDR
防犯機能:オプション
GPS記録: 搭載
安全運転支援:搭載(3種類)
通信機能:なし
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード:32GB MicroSD(128GBまで)
第2に、ZDR043です。
同社のエントリークラスの製品です。
同じく2カメラ式・200万画素ですが、センサーが高感度非対応の普通の1/2.7型 CMOSです。
その上で、レンズがF2.1で多少暗めで、前後ともHDRのみ(WDR非対応)になります。画角も、139度と狭めです。
安全運転支援は、後方接近、先行車発進と前方信号お知らせです。
信号警告は他社にもありますが、搭載は珍しいほうでしょうが、車線逸脱や、先行車の接近はみれません。
駐停車中のバッテリー録画は、こちらはタイプラプスに非対応です。
その他の仕様は、先ほどの機種と同じ水準です。
【2024年発売】
45・コムテック ZDR018
¥19,020 楽天市場 (5/30執筆時)
【2022年発売】
46・コムテック ZDR017
¥18,800 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角: 139度+139度
液晶:2インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: F2.1レンズ HDR
防犯機能:オプション
GPS記録: 搭載
安全運転支援:搭載(7種類)
通信機能:なし
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード:32GB MicroSD(128GBまで)
第3に、ZDR017です。
同じくエントリークラスの製品です。
旧機種が残りますが、フロントのレンズが変わりました。旧機はF2.0で対角140度だったのでわずか良いですが、分かるほどの差ではないため、値段の安い方でOKです。あとは、ほぼ変わりませんが、新機種で「2秒で起動」という文言が加わっています。
一方、新旧両機とも、1つ上でみた上位機のZDR043と比較する場合、画角、F値などはほぼ同じです。
安全運転支援は、ただ、後方車接近、先行車発進・接近・接近継続、信号お知らせと先述の「ドライブサポート」と7種です。
車線逸脱警告はないですが、こちらのほうが充実します。
駐停車中のバッテリー録画も、タイムラプス録画に対応します。
こうした部分で、むしろ性能はZDR043より性能は良さそうで、価格的にもこちらのほうが少し高めの値付けです。
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47・コムテック ZDR016
¥25,000 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角: 140度+135度
液晶:2インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: F2.0レンズ HDR
防犯機能:オプション
GPS記録: 搭載
安全運転支援:搭載(5種類)
通信機能:なし
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード:32GB MicroSD(32GBまで)
第4に、ZDR-016です。
こちらは、リアカメラのセンサーが少し劣り(1/2.9型 CMOS)ますが、その代わり、画角が145度と(多少ですが)広いというモデルです。
安全運転支援は、後方車接近、先行車発進、前方信号と、先述のドライブサポートと車速アラームです。
タイムラプスにも対応です。
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結論的にいえば、コムテックの場合、若干ですが、エントリークラスだとカメラの画角が狭めに思います。
反面、機種によっては、(車線逸脱警告を除き)安全運転支援機能は充実する部分がありますので、そこを目的にするならば「あり」でしょう。ただ、この部分は、セルスターも強いので、比較は重要です。
【2024年発売】
(通常製品)
48・コムテック ドライブレコーダー ZDR048
¥30,873 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
(Amazon限定)直接配線ケーブル付属
48・コムテック ドライブレコーダー AZDR048
¥29,800 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角:166度+166度
液晶:10.66インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: PureCel Plus HDR F1.8レンズ ほか
防犯機能:オプション
GPS記録: 搭載
安全運転支援:搭載(7種類)
通信機能:なし
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード:32GB MicroSD(128GBまで)
ZDR048 も、コムテックの2カメラ式ドラレコです。
AZDR048は、Amazon限定で、後述する直接配線ケーブルが初期付属するモデルです。
ユニット自体は同じです。
KENWOODにもありましたが、フロントカメラがスマート・ルームミラーになるものです。
荷物などが視界の妨げにならないほか、(モニターなので)拡大もできます。視認性が良く、人気があります。消すとハーフミラーになる仕様ですので、太陽の加減で見にくい際、あるいは、故障時も問題ないです。
一KENWOOD機と比べる場合、音声入力(操作)には非対応です。
カメラは、前後にカメラのある2カメラです。
前方の液晶パネルは、10.66型です。
KENWOODより小さいですが、これは意図的で、サンバイザーとの干渉ができるだけ多くの車種で避けられるようにするためのようです。それでも対応できない車種はあるでしょうが、柔軟性が高いという意味です。
一方、KENWOODは、(視認性の良い)IPSパネルである開示がありましたが、こちらはパネルの種類が非開示です。おそらく、IPSか(商標の関係で名乗れない)「IPS系」パネルかと思いますが、不定です。
画角は、前方カメラ・後方カメラ、いずれも対角166°です。
後発の利点もあり、KENWOODより少し広めです。
画素数は、200万画素のフルHDです。
ドラレコの画質は、撮像素子が中国のOmni VisionのPureCel Plusです。
先ほどの機種でも説明しましたし、KENWOOD機とも同じです。
その上で、F1.8と明るいレンズ、HDR(前方は+WDR)に対応します。カメラ周りは、他社に比べても豪華と言え、夜間対応力はあります。
LED信号対応は、対応します。
安全機能は、本機も充実します。
先行車接近・先行車接近継続・先行車発進・後方車接近・前方信号警告と、車速を含む、先述のドライブサポートです。
主要機能で言えば、車線逸脱がないですが、充実していると言えます。
コムテック CDOP-01P
¥3,030 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
駐停車中のバッテリー録画は、オプションの配線コードで対応です。
冒頭示した区分で言えば、本機は「常時録画」「衝撃検知」に対応します。
上位仕様の動体検知はないですが、最大50時間のタイムラプス録画はできます。
GPSは、付属です。
【2020年】 [128GB](1万時間)
・SANDISK ドラレコ対応カード 128GB
¥2,436 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
SDカードは、32GBのMicroSDカードが付属です。
最大128GBまで増設可能です。
ネットワークは、Wi-Fiなど装備しません。
接続は、シガープラグ用の4Mのケーブルが付属です。
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以上、コムテックのZDR048 の紹介でした。
ミラー型で2カメラだとKENWOODも出しますので、そちらがライバルです。
比較する場合、サンバイザーとの干渉が少なそうな部分と、夜間対応力の部分で本機の方が良い一方、ミラーサイズ(視認性)と、操作面(音声入力)の部分で少し負けると言えそうです。
あとの部分は互角に思えますので、こうした部分の要不要で選ばれると良いでしょう。
3-2・セルスターのドラレコ(2カメラ)
続いて、日本のセルスターの2カメラ式ドラレコです。
国内で一括生産(組立)の安心感と3年保証を売りにしたカーエレクトロの会社です。
【2022年発売】
49・ セルスター CS-93FH
¥28,500 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角:147度+141度
液晶:2.4インチ(タッチ)
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis・F2レンズ HDR
防犯機能:(オプション)
GPS記録: 搭載(みちびき対応)
安全運転支援:搭載(4種類)
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: 32GB MicroSD(128GBまで)
CS-93FH は、日本のセルスター工業が販売するドラレコです。
セルスターも、一般向きなものは、シガーソケットから電源をとる仕組みです。
なお、旧機種が残ります。
カメラは、前後にカメラのある2カメラタイプです。
画角は、前方カメラ147度・後方カメラ141度です。
2カメラ式の平均より、全周記録の部分は多少弱めでしょう。
画素数は、前後とも、200万画素でフルHDです。
本機については、同社の最上位機ですが、同社の場合、解像感は追っていません。
センサーは、裏面照射型のソニーのStarvisです。
フルHDの普通のスタービス(IMX327)ですが、低照度感度が0.18あるモデルです(ナイトビジョンVer.3)。実質的には「IMX662相当」と考えれば良いかと思います。
そのほか、F値2.0のレンズに、HDRも対応と、夜間対応は万全です。
LED信号対応は、日本製ですし、問題ないです。
安全機能は、レーンキープ・前方衝突・発進遅れ警告と基本を網羅します。
その上で、3台把握できるケンウッドの最上位機ほど高度ではないですが、後方接近警告(後方キャッチ機能)が装備される点もワンポイントです。
また、ソフト面で、災害通報に対応します。
日本のみちびき衛星が最近「災危通報」の発信に対応したようで、それを利用するものです。自動車を運転しながら得られるのは便利でしょう。
常時電源コードGDO-10
¥4,155 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
常時電源コードGDO-24
¥6,787 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
駐停車中のバッテリー録画は、この機種もオプションで対応です。
車載バッテリーから電気をとるタイプですが、他社同様、起動時間をタイマー設定できるほか、電圧低下時に自動でオフになる機能が付きます。
コードは2種類ありますが、違いは、GDO-10のDC OUTケーブルが5mとGDO-24の9mより少し短いだけです。
駐車時の録画方法は、指定した時間・電圧まで撮り続ける常時録画と、動体検知(カメラ式)に対応できます。
1回目記事の最初で諸方式の利点と欠点をまとめましたが、動体検知時は評価できる方式です。ただ、人通りの多い場所での利用は効果を得にくい点で言えば、動体検知とタイムラプス撮影と併用できるユピテルに比べ、少し負けると言えます。
一方、衝撃検知も対応します。
常時録画・動体検知と同時に利用する方式で、単独では使いません。衝撃を検知したら別ファイルとして、イベント発生前後25秒の映像を切り出して保存します。
なお、パーキングモードタイマーが付属です。12時間まで、常時電源コード本体の時間設定以内ならば、必要に応じて保体で設定(時間短縮)可能です。
タイムラプス記録(1枚/1秒)は、付属ですが注意が必要です。
ただ、ONにすると、本機は駐車監視時も、走行時もタイムラプスです。走行時に使うとLED信号は写さないため、あまり実用的ではないです。
このほか、フレームレートを調整し30fpsから10fps(10枚/秒)に減らして録画させることも可能です。
タイムラプスほど副作用はなく、カード寿命の延命効果はあるでしょう。しかし、記録精度は落ちますし、やはり一長一短です。
GPSは、搭載です。
この部分は、本機の良い部分で、準天頂衛星みちびき対応です。ナビでは普通ですが、ドラレコ単体で対応するのは珍しく、測位は良いでしょう。
本機は、オービス警告や、各種安全運転ポイント(ゾーン30や事故多発エリア)の警告機能があるので、みちびき対応で測位が良いのは、意義が大きいです。
データは、MicroSDスロットがある、PC/MacやAndroidスマホで、これらのデータが無料更新できます。
そのほか、ロシアのグロナスと、欧州のガリレオ衛星に対応しますが、後者についてはあまり意味はないです。
SDカードは、32GBのMicroSDカードが付属です。
他者にもありますが、カードは、メンテナンスフリーの対策があります。
ネットワークは、Wi-Fi未搭載です。
そのほか、(押しやすさはともかく)2.0インチの液晶がタッチパネルです。
ケンウッドのような音声入力には対応できませんが、クイック録画ボタンは扱いやすいです。
接続は、本機も、シガープラグです。
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以上、セルスターのCS-92FHの紹介でした。
上位機としては、GPSが(めずらしく)みちびき4基対応で、位置情報が重要なオービス情報などの安全運転支援機能の精度は良いでしょう。
後方監視の部分も、ケンウッド機を除けば高度な方ですし、機能をバランス良くまとめた日本製らしい製品に思えます。
次の上位機も良い機種ですが、値段面で本機を選んでも、後悔することはないでしょう。
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このほか、セルスターは、次にような2カメラ型を出します。
順番にみておきます。
【2020年発売】
50・ セルスター CS-91FH
¥23,828 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角:147度+141度
液晶:2.4インチ(タッチ)
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis・F2レンズ HDR
防犯機能:(オプション)
GPS記録: 搭載(みちびき対応)
安全運転支援:搭載(4種類)
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: 32GB MicroSD(128GBまで)
第1に、 CS-91FH です。
1つ上の製品と同グレードの旧機になります。
レンズ性能・センサー性能とも新機種と同じ構成です。
例えば、センサーは同じスタービス IMX327((ナイトビジョンVer.3))です。
基本部分は新機種と差はないです。
違いは、機能面です。
先述のタイムラプスと10fpsへのフレームレートの変更に非対応です。
使い勝手の部分でも、新機種は細かい改良があります。
例えば、旧機だと、駐車監視用の専用の起動ボタンがないです。
起動確認の音声アシストと、動作時間が設定できるタイマーも新機種のみです。
このほか、リアカメラのマウンターの形状が旧式で角度調整用のネジがない点、マイクロSDカードの対応範囲(最大64GB)が主な違いです。
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結論的にいえば、新機種と価格差が十分あるうちは、予算によってはCS-91FH を選んでも良いかと思います。基本性能はほぼ同じで、タイムラプスとフレームレートの変更機能は、マストの機能とも思えないので、
ただ、細かい使い勝手は新機種が良い部分はありますので、利便性の部分で、新機種に投資する価値はありそうです。
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【2022年発売】
51・ セルスター CS-53FH + GRO-28
¥25,500 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角:147度+141度
液晶:なし
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis・F2レンズ HDR
防犯機能:(オプション)
GPS記録: 搭載(みちびき対応)
安全運転支援:搭載(4種類)
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: 64GB MicroSD(128GBまで)
第2に、 CS-53FW(フロントカメラ) + GRO-28(リアカメラ)です。
ここまでの製品の下位機にあたります。
2製品のセットで2カメラとして販売される製品です。単品販売もあります。
レンズ部分は、ここまでの製品と同じ構成と言えます。
ただ、画質(センサー)部分では、実質的に「下位機」と言えます。
スタービスは、こちらはIMX307です。
上表では低照度感度0.23の(無印の)Starvisです(ナイトクリア Ver.2)。
その部分で差があります。
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結論的にいえば、夜間対応力では、先ほどの機種のほうが「確実に上位」です。
値段も、上位機に対してあまり安くないので、選択肢にしなくて良いでしょう。
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【2023年発売】
【通常型番】
52・ セルスター RD-60
¥35,564 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
【指定店向け型番】
53・ セルスター RD-40
¥36,800 楽天市場 (5/30執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角:150度+141度
液晶:2.4インチ(タッチ)
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis・F2レンズ HDR
防犯機能:(オプション)
GPS記録:搭載
安全運転支援:搭載(4種類)
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: 64GB MicroSD(128GBまで)
第2に、RD-60 です。
RD-40も流通ルートが異なるだけで、性能は同じです。
レンズ部分は、本機も、冒頭でみた上位機のCS-92FHと同じ構成と言えます。
スタービスは、1つ上の機種と同じIMX307ですので下位です。
一方、本機は(いわゆる)セーフティレーダー搭載で、レーザー・レーダー受信ができます。
同社には連携タイプもありますが、2カメラドラレコと、「2刀流」にした部分に独自性があります。
あとは、だいたい同じですが、GPSの部分でみちびき衛星が補足できないため、その部分の精度と、それに依拠する先述の災害通報には非対応です。
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結論的にいえば、レーダーを一緒に揃えたい場合、選択肢にしやすい製品です。
費用のほか、設置面で有利な点はあるでしょう。
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【2022年発売】
54・ セルスター CS-52FRW
¥23,800 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:200万画素×2
記録画角:147度+141度
液晶:なし
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis・F2レンズ HDR
防犯機能:(オプション)
GPS記録:なし
安全運転支援:搭載(4種類)
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: 32GB MicroSD(64GBまで)
第3に、CS-52FRWです。
こちらは、同社のセーフティレーダーとつなげるための特殊な製品です。
撮影部分のハードは、CS-52FRWとおなじ構成で、スタービスの種類も同じです。
ただ、モニターとGPSが非搭載で、レーダー側のものを使う前提の製品となります。
レーダーについては、このブログでは対象外なので、説明は省略します。
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【2021年発売】
55・ セルスター CS-72FH
¥21,500 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
画素数:200万画素/100万画素
記録画角:141度+127度
液晶:2インチ
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis・F2レンズ HDR
防犯機能:(オプション)
GPS記録: 搭載(みちびき対応)
安全運転支援:
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: 32GB MicroSD(64GBまで)
第4に、CS-72FHです。
エントリークラスなので、リア用の別体カメラ100万画素で、フルHDに満たないHD画質です。
そのほか、スタービスを採用しないなどかなり大きな差があるため、選びにくい機種です。
【2021年発売】
【指定店モデル】(64GB)
56・セルスター CS-92WQH
¥27,300 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
【専門店モデル】(32GB)
57・セルスター CD-20
¥27,800 楽天市場 (5/30執筆時)
画素数:500万画素×2 (WQHD)
記録画角:149度+160度
液晶:2.4インチ(タッチ)
衝撃センサ:搭載
夜間対応: Starvis・F2レンズ HDR
防犯機能:(オプション)
GPS記録: 搭載(みちびき対応)
安全運転支援:搭載(4種類)
通信機能:
音声記録: 対応(ON/Off)
SDカード: 32GB MicroSD(64GBまで)
CS-91FH も、日本のセルスター工業が販売するドラレコです。
指定店モデルは、直結配線DCコードが付属で、直接電源を取るタイプです。
専門店モデルは、直結配線DCコードがなく、シガーソケット(DCプラグ)が付属するタイプです。こちらは、付属SDカードが32GBです。
指定店モデル(CS-92WQH )が、Amazonやデンキヤに広く流通しているものですが、DCプラグがない点は注意点でしょう。
カメラは、前後にカメラのある2カメラタイプです。
画角は、前方カメラ146度・後方カメラ160度です。
広報カメラの画角は広めです。
画素数は、500万画素です。
ケンウッドほかにもありましたが、2カメラ式として最も最初にWQHD解像度(370万画素)に対応する機種です。
とくに昼間においてナンバーの視認性が良くなる効果があります。
センサーは、ソニーの500万画素のスタービス(IMX335)です。
繰り返し書いてきたように、センサーの仕様的に、低照度感度は、フルHDの高性能機より弱くなるので、(ノイズの部分で)、フルHD解像度の構成のスタービス搭載機に比べると、「詰めは甘く」なるとは言えます。
そのほかは、GPSについて、みちびきは最近4基態勢になりましたが、この世代だと3基対応になる点、先述のタイムラプス・30fpsのフレームレートに非対応な部分が目立つ違いと言えます。
いずれも発売年の古さに関係する要素です。
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以上、セルスターのCS-91FHの紹介でした。
下位機種と比べれば、画質が良いと言える機種です。
ただ、同じ撮像素子を使う他社機との価格差、あるいは、発売年に由来する後発機との細かい機能差が目立つ部分で、やや選びにくい部分は感じます。
次回の予告
ドラレコのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、2カメラのドライブレコーダーの比較の3回目記事でした。
しかし、まだまだ「続き」ます。
4・前後2カメラのドラレコの比較 (4)
4-1:セルスター 2 〈日本〉
4-2:トランセンド 〈台湾〉
4-3:アイリスオーヤマ 〈日本〉
4-4:他の企業
5・ドラレコの比較(まとめ)【結論】
=最終的な「おすすめ」の提案
続く4回目記事(こちら)では、今回紹介できなかった、セルスターのミラータイプなどを見たあと、トランセンドほか他社のドラレコをみていきます。
画角の広さ ★★★★★
解像度の良さ ★★★★★
夜間の画質 ★★★★★
駐車監視機能 ★★★★★
安全運転支援 ★★★★★
後方監視 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回となる結論編【こちら】で、今回紹介した全機種から「目的別・予算別」にAtlasのおすすめ機種!を提案してみたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。
4回目記事は→こちら