1回目記事からの続きです→こちら
7-1・ゼンハイザーのイヤホン
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7回目記事のトップバッターは、ドイツのゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホンです。高音質な方向性で日本にファンが多い人気音響メーカーです。
1・完全ワイヤレスイヤホンの比較(1)
1-1:選び方の基本の解説【導入】
1-2:アップル〈米国〉
1-3:ソニー〈日本〉
2・完全ワイヤレスイヤホンの比較(2)
2-1:BOSE〈米国〉
2-2:Beats〈米国〉
2-3:パナソニック〈日本〉
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較(3)
3-1:JBL〈米国〉
3-2:ヤマハ〈日本〉
3-3:DENON〈日本〉
4・完全ワイヤレスイヤホンの比較(4)
4-1:ANKER 〈米国〉
4-2:オーディオテクニカ〈日本〉
5・完全ワイヤレスイヤホンの比較(5)
5-1:JVC ビクター〈日本〉
5-2:Bang&Olufsen〈北欧〉
6・完全ワイヤレスイヤホンの比較(6)
6-1:AVIOT〈日本〉
6-2:Final ag 〈日本〉
7・完全ワイヤレスイヤホンの比較(7)
7-1:ゼンハイザー〈ドイツ〉
7-2:AKG〈オーストリア〉
7-3:Google 〈米国〉
7-4:サムスン〈韓国〉
8・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (8)
8-1:ファーウェイ〈中国〉
8-2:シャオミ 〈中国〉
9・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (9)
9-1:予算別・目的別のおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら各機を説明していきます。
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また、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチだと思う部分を青字系で書きます。
【2021年発売】
84・ゼンハイザー CX Plus True Wireless
¥28,000 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:5Hz-21kHz
コーデック:SBC AAC aptX adaptive
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:4時間
ドライバー:7mm
マイク:搭載
ノイキャン:1マイク式
防水性能:
重さ:6g×2
CX Plus True Wirelessは、ドイツのゼンハイザーの製品です。

重量は、片側、6gです。
平均値より多少軽いですが、小型というわけでもないです。
イヤーピースは、4サイズ同梱されます。XSサイズがあるため、日本向けにも親切でしょう。

音質面では、本機は、ユニット自体の再生周波数帯域の公開があり、低音域が5Hz、高音域が21kHzです。
スペックを公開している製品の中では、低音方向の数値に余裕があります。
人間の耳で実際に5Hzまで聞こえるわけではないですが、「メーカーが低域の良さを強調したくて作った製品」であることは分かります。
その分、「音が籠もりがち」という評価もありますが、イコライザで調整できる範囲です。
バスブースト機能も付属です。
ドライバーは、7mmのダイナミック型です。
割と大きめといえます。
音質のパーソナライズは、一方、機能としてないです。

Bluetoothコーデックは、注目点です。
こちらも、SBCとAACとApt-Xに対応します。
加えて、Apt-X Adaptiveという可変ビットレートの新規格にも対応しますが、スマホなどの側はまだあまり対応できません。この場合、ハイレゾも対応水準です。
立体音響は、一方、独自の対応情報については未記載です。
通信安定性の面では、Bluetooth5.2に対応です。
Bluetooth5に較べると、機器の方向検知(ビームフォーミング)に対応する規格です。

ノイズキャンセリングは、対応です。
ただ、自社技術ではなく、クアルコム社の汎用チップによる対応です。
一方、クアルコムチップでもWマイク式に対応できるものもあります。ただ、ゼンハイザーは、Wマイク式は「あえて」採用せず、外側マイクだけの1マイク式にしたようです。
そのほうが「音が自然」ということですが、ノイキャンの部分で自社技術を磨く他社機と技術水準は異なるため、単純に比較はできなそうです。
連続再生時間は、4時間です。
防水性は、日常生活防水までです。
マイクは、搭載され、ハンズフリー通話が可能です。
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以上、ゼンハイザーの M3IETWの紹介でした。
ゼンハイザー製の高級機ということで、音のひずみも少なく出来は良いです。買って損はないと思います。
一方、低音域の音質は期待できますし、品質は良いでしょう

【2024年発売】【型番:700365】
85・ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 4
¥27,621 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:5Hz-21kHz
コーデック:SBC AAC aptX-Adaptive LC3
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:6時間
ドライバー:7mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式(自動)
防水性能:
重さ:5.8g×2
MOMENTUM True Wireless 4は、ドイツのゼンハイザーの最上位機です。
2024年に第4世代になりました。
音周りは第3世代とあまり変化はないですが、通話用マイクの品質改善(ホワイトノイズの減少)と、Bluetooth 5.4の採用、後述するLC3コーデックの対応が新機軸です。

重量は、5.8gです。
さほど重くないですし、サイズも割と小さめです。
イヤーピースは、3サイズ同梱されます。
シリコン製で、下位機種とは形状もやや異なります。
音質面では、周波数帯域のスペックは下位機種と同じです。
ドライバーも、同じ7mmですので、音響部分は下位機とスペック的に見える性能差は乏しいです。
制御の部分で、プロセッサを2基搭載にすることで、音質の向上を果たしたという記述は見られますが、この部分を主眼に置いた上位機というわけでもなさそうです。
音質のパーソナライズは、一方、機能としてないです。

Bluetoothコーデックは、SBC・AAC・Apt-Xのほか、aptX Adaptiveに対応します。
したがって「ハイレゾ対応」できますが、イヤホンの部分のスペック(21kHz)が、業界の定める基準(40kHz)に満たないので、真に対応していると言えるかは、微妙です。
なお、新機種になってLC3コーデックにも対応しました。高圧縮で、低遅延なコーデックとして、最近ひろまってきたものです。
立体音響は、フォローしません。
通信安定性の面では、Bluetooth5.4に対応です。

ノイズキャンセリングは、明確に「強力」です。
汎用のクアルコムのSOCですが、Wマイク式(自動)に相当します(Hybrid Adaptive ANC)
リアルタイム分析も、したがって行って、自動で「かかり」の調整をしています。
ソニーなどのように加速度まで見るわけではないものの、周囲の騒音レベル(騒音状態)によって、かかり方を自動で調節されます。
連続再生時間は、ノイキャンオンで6時間という表記です。
ケースは、蓄電容量からすると、3-4回ほどのフル充電はできそうです。
防水性は、IPX4です。
マイクは、内側に1基、外側に2基搭載です。
他社もそうですが、内側と外側の音で分析して品質を高める仕組みを採用する場合、通話品質が上がります。もちろん、ビームフォーミングマイクです。
外音取り込みモードも搭載です。
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以上、ゼンハイザーの MOMENTUM True Wireless 4の紹介でした。
Apt-X系に対応する高級機をお探しの場合は、良い選択肢でしょう。
その上で、下位機種との違いは、ハイブリッド アダプティブANCに対応する部分です。
一方、静寂な場所での音質面は、下位機種とさほど違いはないと思われるので、用途に合った方のみ、検討対象にすると良いかと思います。
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このほか、同社のTWS型イヤホンで目に付いた製品を、以下で順番にみておきます。

【2024年発売】【型番:700262 700263 】
86・ゼンハイザー ACCENTUM True Wireless
¥14,000 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:5Hz-21kHz
コーデック:SBC AAC aptX LC3
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:7時間
ドライバー:7mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:
重さ:5.5g×2
第1に、ACCENTUM True Wirelessです。
24年に登場した MOMENTUM True Wireless 4の廉価版です。
ドライバー周りはほぼ同じで、静謐な状況でなる音はほぼ同じと言えます。
差が付くのは、ノイキャンで、こちらは、Wマイク式ですが、周囲の状況に合わせた調整(ANC)はしない、普通のWマイクです。
コーデックも、低遅延のAptx-X Adaptiveに非対応です。
おそらく、Socが変わります。
あとは、ケース搭載のバッテリー量が少ないのと、LE Audio(LC3)のAuracastに対応しない点が違いです。後者は、規格対応がまだ進んでいないので、まあ、なくても惜しくないです。
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結論的にいえば、自宅の静かな場所で利用するならば、コスト面でこちらを選んでも良いでしょう。
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【2025年発売】【型番:700430 700446 】
87・ゼンハイザー ACCENTUM Open
¥9,800 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:開放型(インイヤー)
再生周波数帯域:15Hz-25kHz
コーデック:SBC AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:6時間
ドライバー:11mm
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:
重さ:4.35g×2
第2に、ACCENTUM Openです。
1つ上と同じシリーズ名ですが、ショートスティック形状の開放型(オープンエア)になります。

重さは、片側4.35gと軽いです。
本体色は、クリーム色は、Amazon限定です。
ドライバーは、一方、11mmです。
このタイプの良い部分で、耳回りが小型でも、大きめのドライバーを乗せられます。
一方、開放型なので、音漏れはあります。
その部分は要不要としても、この価格でノイキャンが未搭載なのは、すこし謎です。
マイクは、搭載で、外音取り込みはできます。
コーデックも、SBCとAACのみで、立体音響にも非対応です。
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結論的にいえば、イマイチ目指す方向が見えてこない製品です。
同社から選ぶとしても、別のモデルが良いかと思います。
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【2024年発売】
88・ゼンハイザー MOMENTUM SPORT
¥29,980 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC aptX-Adaptive
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:
ドライバー:10mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:IP55
重さ:6.4g×2
第3に、「SPORT True Wirelessです。
2024年に登場した、同社のスポーツ用のハイエンドです。

重さは、片側が6.4gです。
形状は、ウイングが目立ちますが、名前通り「スポーツ用」で、落とさないような配慮のためです。装着調整用にイヤーフィンも用意され、フィット感を高めます。
防水・防塵性も、IP55ですので、雨天時のトレーニングにも使いやすいでしょう。
ドライバーは、10mmです。
大きいですし、カナルタイプです、仕組み的に密閉型ではなく「セミオープン」です。
ジョギングやワークアウトの利用では問題ないですが、この方式は音漏れはあるので、シーンは選ぶ方式です。

ノイズキャンセリングは、対応です。
こちらも、(自動でかかりは調整されない)普通のWマイク式です。
セミオープンでの搭載は珍しいです。
外音取り込みも可能な仕様なので、半解放ながら、パッシブ(耳せん)で遮音はスルしようと言えます。
バッテリー持続時間は、調査中です。
一方、特徴的で面白いのは、心拍数と体温の測定機能です。
ポラールとの技術協力とのことです。

ここは、このブログの以上の記事でみた、腕時計型でも賄えます。
ワークアウト時に利用している場合が多いでしょうが、耳の温度は一般的に「正確」だと言われますし、圧力を利用した耳での心拍数の計測も同じことが言えるようです。
ただし、この部分は、メーカーの発表と、後日の専門家による検証による部分ですので、現段階では判断保留にします。
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結論的にいえば、(それでも)計測部分に目が行く機種です。半解放型である点は、ワークアウト用と考えると問題ないと思いますが、なぜ、「セミオープン」にしたのか(音質と言うより、計測の必要からか?)を含めて、ちょっと分からない部分が多いので、発売されてから、補足しようかと思います。
7-2・AKGのイヤホン

続いて、AKGの完全ワイヤレスイヤホンです。
オーストリア初の老舗のオーディオ企業で、今は、JBLなどと同じグループです。
Atlasも同社のヘッドホンは昔から好きです。

【2024年発売】AKGN5HYBRIDWHT
89・AKG N5 Hybrid AKGN5HYBRIDBLK
¥38,500 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:20Hz〜40kHz
コーデック:SBC AAC LDAC LC3 Plus
3D音響:
個人最適化:対応
連続再生時間:8時間
ドライバー:10mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式(自動)
防水性能:IP54
重さ:6g×2
AKG N5 HYBRID は、AKGブランドだと初となる完全ワイヤレスイヤホンです。

重量は、6gです。
ショートスティック型ですが、なんとなく、同社のイメージに合っている形状に思えました。
イヤーピースは、3サイズが1つずつ同梱です。
特段の機能性はアピールされていません。
ドライバーは、10mmです。
工夫はコーティングの部分で、硬質のDLCコーティング振動板です。ダイヤモンドライクカーボンの略で、ダイヤとグラファイトカーボンの中間ほどの硬さです。
後発としてはさほど凝った仕様ではないですが、堅実でらしいと言えばらしいです。
ハイレゾ対応水準です。

音質のパーソナライズは、同社のAKG Headphonesアプリで可能です。
JBLなどと同じで、フィット調整した上で、音響をパーソナライズする方向です。
デノンほどの主張はないです。

Bluetoothコーデックは、SBC・AACのほかLDACとLC3対応です(後者はアップデート対応)。LDACでハイレゾ対応させています。

一方、本機は、USB-Cドングル(2.4GHz Bluetooth送信機)が付属です。
これを利用する場合、LC3 Plusでの送信ができます。一部で話題の「超低遅延コーデック」で、LC3の半分以下の低遅延だと言われる、可変ビットレートのApt-X LLのライバルです。
ゲームや映像視聴用ですが、どの程度の遅延で済むかは、Atlasもレビューに割と注目しています。
立体音響は、一方、規格対応しません。
通信安定性の面では、Bluetooth5.3に対応です。

ノイズキャンセリングは、Wマイク式(自動)です(リアルタイム補正付きHybrid Adaptive ANC)。
外耳道のサイズから音漏れ補正もできますし、フィット調整を含めて高度です。
連続再生時間は、8時間という表記です。
LDACやLC3 Plus利用時は短くなると思います。

防水性は、IP54です。
IPX4の防水性に、一定の防塵等級も持つことになります。
マイクは、左右ごとで3つです。
外音取り込み(ヒアスルー)、マルチポイント双方にも対応です。
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以上、AKGのN5 HYBRID の紹介でした。
先行している同族のJBLと比べて、仕様面で、こちらだけの飛び抜けた個性は感じないです。
ただ、チューンはAKGのものです。AKGは、JBLのような安定した低・中音域がありつつも、中・高音域の透明感が特徴です。質が良く聴き疲れにくい音質です。音源の質に左右されると言えばそうですが、一般的にハイレゾ再生に向きそうです。
7-3・Googleのイヤホン

続いて、米国のGoogleが直販する完全ワイヤレスイヤホンです。

【2025年発売】
90・ Google Pixel Buds 2a Hazel
90・ Google Pixel Buds 2a Iris
¥17,980 楽天市場 (3/28執筆時)
【2020年発売】
90・ Google Pixel Buds A-series
¥8,579 楽天市場 (3/28執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC
3D音響:(空間オーディオ)
個人最適化:
連続再生時間:7時間
ドライバー:11mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク?
防水性能:IPX4
重さ:4.7g×2
Google Pixel Buds 2aは、Googleの販売するTWSイヤホンの入門機です。
旧機が残ります。
こちらは、ただノイキャン非搭載で、アダプティブサウンド機能で、騒音に応じて音量は調整できるだけでした。そのほか、バッテリー量がやや少なく(5時間)、防水性、探索(Find Hub)、マルチポイント接続などが旧機だと非対応です。
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結論的にいえば、価格差があるので、下位機として旧機は選択できますが、他社機だとこの価格でノイキャン付きもありますし、今選べる機種かは微妙なところです。
以下では、新機種をベースに説明をなしていきます。

重量は、5.1gです。
ユニット自体は小型ではないですが、重さは相当軽量です。
イヤーピースは、大・中・小の3サイズが付属です。
ドライバーは、11mmです。
相当大きなダイナミック型ドライバの採用が見どころです。
大きいですが、しっかりカナル(密閉型)です。詳しいスペックは非公開ながら、サイズに由来する安心感は大きいです。
一方、本機は、カナル式ですが、エアホールがあるタイプなので、多少の音漏れの心配はあります。図書館等の室内ほか、その他の場所でも音を出しすぎない方が良さそうです。
音質のパーソナライズは、一方、機能としてないです。

Bluetoothコーデックは、情報非公開です。
ただ、実際的には、SBCとAACに対応です。
立体音響は、対応です。
ただし、Google純正の一部端末(Google Pixel Tablet、Google Pixel 6 以降)と連携した場合に限られます。
通信安定性の面では、本機は、Bluetoothは5.4です。
問題ありません。
ノイズキャンセリングは、対応です(Silent Seal 1.5)。
細かい仕様は非開示ですが、耳内の遮音状態を検知するという記述からしてWマイク式ではあるでしょう。
ただ、詳細は非開示ですので、正確なところは不明です。騒音のリアルタイム分析(騒音レベル・騒音種類)はしていないのではないかと思います。
連続再生時間は、7時間です。
充電ケースは、24時間分となります。
マイクは、搭載です。
ただ、外音取り込みモード(アンビエント機能)もあります。

防水性は、IP54相当の防塵防滴に対応します。
また、固定用アーチがあるので、形状的にスポーツ利用にも向きます。

音声アシスタントは、Googleアシスタントに公式対応します。
タップか、発話キーワード(OK Google)でOKですが、Wi-Fiを装備するわけではないので、Androidスマホ利用を前提とします。
面白いのがリアルタイム翻訳機能です。
OS側の機能性なので他社のイヤホンでも使えますが、本機はイヤホン側のボタン1つで立ち上げられます。デュアルビームフォーミングマイク(指向性マイク)を2機と音声加速度計を搭載します。
自分の声は搭載マイクを通して、スマホの翻訳アプリに送られ、スマホの文字かスピーカーで相手に伝えます。相手からの返答は、スマホマイクが拾いイヤホンに戻ってきます。
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以上、Google Pixel Buds 2aの紹介でした。
次に見る上位機と比べると、音質面、ノイキャン面とも、値段差以上の差を感じます。
とはいえ、今後登場する新機能を含めて連携面で「純正がやや有利」なのは確かなので、そこまで音質は重視せずともよく、むしろ「連携面」の利便性を重視したい場合、選択肢の1つにできるでしょう。

【2024年発売】
91・ Google Pixel Buds Pro 2
¥28,500 楽天市場 (3/28執筆時)
【2022年発売】
91・ Google Pixel Buds Pro
¥11,769 楽天市場 (3/28執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:8時間
ドライバー:11mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク(自動)相当
防水性能:IP54
重さ:4.7g×2
Google Pixel Buds Pro 2は、Google純正の完全ワイヤレスイヤホンの上位シリーズです。
新旧ありますが、今回は、制御チップの変更(Tensor A1)がありました。
それに伴い、ノイキャンの精度が旧機の2倍という表記になります。制御チップの変更で(おそらく)通信安定性も向上していると思われます。また、新チップの採用で、GoogleのAi(Gemini)をハンズフリーで利用できる機能性が加わりました。
ただし、今のところ英語のみです(後日調査予定あり)
そのほか、後述する立体音響に対応したほか、新機種は、だいぶ軽量化(6.2g→4.7g)しました。
これに伴うドライバーの小型化はないようですが、安定化のため、固定用アーチが付くなど、形状は少し変わっています。
あとは、目に付く違いはないので、新機種をベースに以下、紹介していきます。

重量は、4.7gです。
Appleをライバルと考えると、今回、の改良でそれを上回る軽さを手に入れました。
イヤーピースは、大・中・小の3サイズが付属です。

ドライバーは、旧機同様、11mmのダイナミックドライバを搭載します。
ノイキャン機能搭載ですが、ドライバの大きさでは妥協しておらず音質重視です。
なお、22年機とサイズは同じですが、高周波チャンバー(気室)の採用で、高音域の再現性は、同社によれば改善されています。
一方、本機も、大きめのエアホールがあるので、(極小ながら)音漏れの心配はあるタイプです。
これは、低音域の質とバーターなので、仕方ないです。

Bluetoothコーデックは、公式には情報がないです。
ただ、引き続きSBCとAACのようで、Apt-X系列は非対応です。
通信安定性の面では、Bluetooth 5.4です。
問題ありません。
立体音響は、本機も、Googleの空間オーディオ機能に対応します。
ヘッドトラッキングにも対応するので、ここも、OSの違いはあるにせよ、Appleに追いついたと言えます。

ノイズキャンセリングは、Wマイク式(自動)です。
リアルタイム分析も周囲の騒音状況ほか、イヤホンの装着状況の検知も行い、自動で、ノイキャンの「かかり」を調整します。
先述の新チップ(Tensor A1)が前世代の2倍で、センシング密度も(300万回/秒)という表記です。
仕組みは(非開示なので)不明ですが、この部分で、現行水準の平均値以上の性能はあります。
パーソナライズも、Silent Seal機能という名前で、ノイキャン部分のフィッティング機能を持ちます。
ユーザーの耳の形や聞こえ方に合わせた調整機能とされますし、ノイキャン部分の総合性能は、十分でしょう。
加えて、音声加速度計も、搭載です。
イアホン利用時の自動的な圧力調整のためのものでした。圧はカナル型イヤホンで不快に感じやすい部分なので、ワンポイントでしょう。
連続再生時間は、ノイキャンを利用して7時間です。
充電ケースは、13時間分となります。ワイヤレスQi充電対応です。
マイクは、本機も搭載です(片側3つ)。
下位機種同様に、ビームフォーミング対応で、先述の音声加速度計及び、風切り音対策のためのメッシュカバーなど工夫が見られます。
スティックのないこの形状のタイプでは、性能は期待できるといえます。
外音取り込みモードも装備しますし、。
防水性は、IP54相当の防塵防滴に対応します。
完全防水ではないが、飛沫防水はあるとというレベルです。
防塵性もあります。
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以上、 Google Pixel Buds Pro 2の紹介でした。
大きめのドライバーで、(最大手ほどではないにせよ)しっかりしたノイキャンを装備します。
流行の空間オーディオもフォローできますし、先述の生成AI対応の部分を含めて、OS供給企業の純正品として堅実な性能を期待できそうです。あえて言えば、ハイレゾ系の音源がフォローされないですが、ここは問題ないという方が多そうです。
7-4・サムスンのイヤホン

つづいて、サムスンの完全ワイヤレスイヤホンです。
同社の場合、基本的には同社のスマホの周辺機器としての展開です。

【2024年発売】SM-R640NZKAXJP SM-R640NZWAXJP
92・サムスン Galaxy Buds4 Pro
¥41,248 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
【2024年発売】SM-R630NZAAXJP SM-R630NZWAXJP
92・サムスン Galaxy Buds3 Pro
¥21,782 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC SSC, SSC-UHQ
3D音響:対応(Dolby Head Tracking)
個人最適化:高度(ヘッドトラッキング可)
連続再生時間:6時間
ドライバー:11mm+5.5mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式(自動)
防水性能:IP57
重さ:5.1g×2
Galaxy Buds 4 Pro は、サムスン電子が販売するTWSです。
同社は、JBLほか世界的な音響連合とハーマン・インターナショナルをもちますが、そのブランドの1つで、オーストリアの老舗の音響企業であるAKGの設計で本機を出しています。
なお、1世代前の旧機種が残ります。
後述するように、新機種は、音響面でドライバーユニットが大型化したのが大きな違いです。あとは、LC3コーデックの対応や、Bluetoothの更新(5.4→6)されたほか、操作の部分で、Appleのようにヘッドジェスチャー(首振り応答)に対応するようになったのが目立つ変更点です。
このほか、ANCも強化されたとの記述がみられますが、具体的な説明はないです。あとは、目に付く違いはないので、新機種をベースに以下、見ていきます。

重量は、5.1gです。
カナルタイプの密閉型のスティック形状ですのが、Appleと同じ方向です。
重さは、旧機よりわずかに軽くなりました。
最近の平均からみても「軽め」であり、快適性重視です。
イヤーピースは、大・中・小の3サイズが付属です。

音質面では、「ウーファーと平面トゥイーターの2WAY式」とのみの表記です。
平面トゥイーターは、HUAWEIやAVIOTなどの先行採用例がありました。
ドライバーサイズは非公開ですが、同社の海外の情報だとウーファーが11mm、トゥイーターが5.5mmとのことです。
ウーファーは旧機(10.5mm)と構造変更がありました。やや大型化し、振動面積として20%増えたとの説明です。
ドライバ2つそれぞれ独立制御するため、デュアルアンプを採用することが強調されます。

空間オーディオは、対応です(サムスン360オーディオ)。
ヘッドトラッキングも対応ですので、音楽以外にゲーム用などにも使えます。
一方、実質的には対応するAndroid(Galaxy製品)専用になります。
対応するコンテンツはスマホ、アプリ側の仕様によるものの、旧機だと、Dolby Head Trackingに準拠との表示だったので、新機種も(おそらく)そうでしょう。
問題ないです。

Bluetoothコーデックは、SBC・AAC・LC3です。
一方、同社のGalaxy上位機(Galaxy Z Flip4・Galaxy Z Flip4ほか)と、専用アプリを通じてつなげる場合, SSC-UHQも利用できます。
この場合、ハイレゾ対応水準(24bit/96kHz)です。
通信安定性の面では、Bluetooth 6.0です。
Galaxyとの連動性は言うまでもなく良いでしょう。

ノイズキャンセリングは、今回つかっている区分では、Wマイク式(自動)です(Adaptive ANC 2.0)。
片側3マイク(内1、外2)という上位機で最近よく見る構成ですが、ANCに実際に3マイク使うかは非開示で、外側の1つは、通話専用かもしれません。
ただ、視聴環境に合わせたリアルタイムのアダプティブANCに対応する、上級版です。
装着センサーを備えるので、それもリアルタイムでの「かかり」の自動調整に使われます。

歩行など、具体的な動きに連動した検知の記載はないのですが、会話、交通騒音、アラーム・サイレンなどの、マイク情報は、AIが聞き分けて適切に処理させる機能はあります。
本質的なノイキャン技術は、ソニーなどが強いですが、AIを利用したこうした分析処理は、同社も強い印象です。
パーソナライズも、対応です。
耳の形状や装着状況も付け合わせての解析なので、解析力はAppleや音響大手の最上位機に比べても遜色ない水準でしょう。
外音取り込みは、対応します。
マイクも、AI技術が活かされます。
声と雑音を、AI学習の成果を活かして雑音を分離し通話品質を高める仕組みです(スーパークリアコール)。
連続再生時間は、ノイキャンを利用して6時間です。
未記載ですが、先述のコーデックを利用する場合、さらに短いでしょう。
ケースは、20時間分のバッテリー量です。

防水性は、IP57です。
防塵等級も見られます。
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以上、Galaxy Buds 4 Pro の紹介でした。
ハイレゾや空間オーディオを含めた、最近のトレンドは押さえたうえで、工夫のあるドライバー、AIを多方面に利用したハード構成など、高級機としてまとまります。
仕組み的に、同社の高級スマホとの連携させてこそ便利につかえる構造ではありますが、逆に言えば、Galaxyスマホを利用している方は、(素直に)本機を選ぶのが良いと言えます。
ーーー
なお、サムスンからは、以下のような下位機の展開もあります。
順番にみておきます。

【2025年発売】SM-R540NZWAXJP SM-R540NZWAXJP
93・サムスン Galaxy Buds4
¥31,348 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
【2024年発売】SM-R530NZWAXJP SM-R530NZAAXJP
93・サムスン Galaxy Buds3
¥19,400 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:開放型(インイヤー)
再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC SSC-UHQ
3D音響:対応(Dolby Head Tracking)
個人最適化:高度(ヘッドトラッキング可)
連続再生時間:5時間
ドライバー:11mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:IP57
重さ:4.6g×2
第1に、Galaxy Buds 4です。
旧機種が残ります。
最も大きな違いは、外音取り込み(=周囲の音モード)の搭載です。旧機は、装着時にマイクを通して外音を聴く機能性がない点が注意点です。旧機は、オープン型だから省略されていたとも言えますが、ANCがある機種なので、あっても良かった感じはあります。
あとは、若干軽量化され、Bluetoothのバージョン更新があったほかは、防水等級(IP54→IP57)とやや良化した程度の違いです。あとは、先述のヘッドジェスチャーが加わった程度の違いになります。

重さは、4.6gと上位機より軽くなります。
おなじ、スティック型ですが、多少「小粒」で小さいです。

ドライバーは、ただ、1つです。
サイズは11mmなので、大きいです。
ただ、本機は、カナルの密閉型でなく、インナーイヤー型のオープンエア(開放型)です。
仕組み的に音漏れが前提の製品で、それを防止する機構もとくにないのが注意点です。
逆に、密閉率がさほど高くないので、音楽を聴く際の没入感も多少弱いでしょう。
ノイキャンも、差があります。
こちらも、耳の形をみてのパーソナライズはできますが、騒音(レベルや種)をみての自動調整は非対応です。もちろん、サイレンや会話の声の判別(Adaptive Noise Control)も非対応になります。
パッシブな(耳せん的な)遮音性もないので、没入感もイマイチです。
あとは、本体のブレードライトないなどの差がみられるほか、内蔵バッテリーがやや少なくなります。
マイクは、搭載です。
外音取り込み機能も、2025年モデルからは対応です。
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結論的にいえば、空間オーディオや、ハイレゾ対応、あるいは、翻訳を含めた、Galaxy AIをふくめた、コンテンツ面では、上位機と大きな差はないです。
ただオープン構造特有の問題はあるので、上で指摘した問題の程度を理解しないで買うのはおすすめできません。
とくに、あまり詳しくないGalaxyユーザーは、底の部分の心配がない上位機が良いでしょう。
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【2025年発売】
94・サムスン Galaxy Buds3 FE
¥21,182 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC SSC
3D音響:対応
個人最適化:
連続再生時間:6時間
ドライバー:11mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:IP54
重さ:5.0g×2
第2に、Galaxy Buds3 FEです。

こちらは、上位機とおなじ密閉型で音漏れしないタイプですが、仕様面で下位機です。

ドライバーは、サイズ非公開ですが、実際的には同じ11mmです。

ノイキャンは、Wマイク式ですが、本機も、騒音の種類やレベルを検知した自動調整は非対応です。
加えて、耳の音漏れ測定(パーソナライズ)もないので、ノイキャンのかかりは、上位機と差があるでしょう。
空間オーディオは、本機も、対応です(サムスン360オーディオ)。
ただ、本機は、ヘッドトラッキングには非対応です。
あとは、若干防水等級が劣るのと、サムソンの独自コーデックのSSC-UHQに対応しない(SSCのみ)点が目に付く違いです。
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結論的にいえば、価格差の割に、上位機とは性能差が大きい印象です。
密閉型である必要がある場合、上位機(Galaxy Buds3 Pro)との価格差は結構ありますが、サムソン純正だけで考えるならば、値段差を考慮してもそちらでしょう。
次回につづく!
完全ワイヤレスイヤホンのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は音楽用の完全ワイヤレスイヤホンの比較の7回目記事でした。
記事はまだまだ、続きます。

8・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (8)
8-1:ファーウェイ〈中国〉
8-2:シャオミ 〈中国〉
9・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (9)
9-1:予算別・目的別のおすすめの提案【結論】
次回の7回目記事(こちら)では、ファーウェイとXiaomiの完全ワイヤレスイヤホンを追加でみていきます。
音質の良さ ★★★★★
ノイズキャンセル ★★★★★
ハイレゾ再生 ★★★★★
立体音響 ★★★★★
軽さ ★★★★★
防水性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、8回目記事(こちら)の、全体の結論編に入ります。
今回紹介した「全製品」から、予算別・目的別に、最終的なAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
7回目記事は→こちら!
