【今回レビューする内容】2026年 新型のiPhoneの性能とおすすめ・選び方::カメラ画質やカメラ性能・ディスプレイ・CPUスペック・GPS・センサーの違いなど
【比較する製品シリーズ】iPhone 17 iPhone 17 Pro iPhone 17 Pro Max iPhone 16 iPhone 16e iPhone 15 iPhone 15 Plus iPhone 14 iPhone 14 Plus iiPhoneSE 128GB 256GB 512GB 1TBモデル ほか
今回のお題
最新モデルのiPhoneのおすすめはどの機種?
どもAtlasです。
今日は、2026年1月現在、最新のAppleのiPhoneの比較です。
CPU・GPU、液晶パネルの品質、バッテリー量ほか、特に(分かりにくい)「カメラ性能」の部分は、(カメラ特有の)細かいスペックを出しつつ、詳しめに説明しました。

1・Apple iPhoneの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2: iPhone 17 Pro, Max
1-3:iPhone Air
2・Apple iPhoneの比較 (2)
2-1:iPhone 17
2-2:iPhone 16
2-3:iPhone 16e
2-4:iPhone 15〈旧機〉
2-5:iPhone 14〈旧機〉
3・Apple iPhoneの比較 (3)
3-1:iPhone SE〈旧機〉
3-2:最終的なおすすめの提案【結論】
今回は、iPhone 17世代を含む現行機は全機種を紹介します。
その上で、アウトレット・中古市場でお探しの方のために、近年の「旧機」もみていきます。
画面のみやすさ ★★★★★
処理速度 ★★★★★
持ちやすさ ★★★★★
カメラ性能 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
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1・Androidタブレットの比較
2・iPadの比較
3・iPhoneの比較
4・Amazon Fireタブレットの比較
5・Microsoft Surfaceの比較
なお、今回は、このブログ「モノマニア」のタブレット・スマホ比較記事の1つとして書きました。
1-1・iPhoneの選び方の基本
はじめに、現行のiPhoneの「選び方の基本」について書いておきます。
今回は、本編ではかなり細かいスペック面まで踏み込んで比較をします。しかし、ここでは各機の「ざっくりとした」特徴をあらかじめ解説します。
Atlasが「最も大きな違い」と思う部分だけ抜き出し、記事全体の「見取り図」として貰う目的で書きました。
以下、現行機の最上位機から、順番に解説します。

【2025年発売】
・iPhone 17 Pro 256GB
¥179,800〜(Appleストア売価)
CPU:A19 Pro
パネル:6.3インチ OLED
ズームレンジ:16倍
ネットワーク:Wi‑Fi 7 Bluetooth 6
重さ:206g
サイズ:幅150.0x幅71.9x 厚み8.75mm
第1に、iPhone 17 Proです。
同社では、最も高価な「ハイエンド」な端末です。

画面は 6.3型です。
やや大きな、6.9型(iPhone 17 Pro Max)もありますが、現行世代では、カメラ部分をふくめて、画面以外での性能差はほぼないので、同じものを考えて差し支えないです。
寝転がって使うような場合は、普通のサイズをオススメしています。
価格は、約18万円からです。
かなり高額です。
サイズは、一方、重め(206g)で、厚め(8.75mm)です。
ここは、選ぶ場合の注意点です。
機能面は、本編で詳しく書くように、カメラ性能が最も大きな違いです。
本編で詳しく書くように単純に倍率(ズームレンジ)が広いだけでなく、撮影機能やフォーマットも、下位機種と差をつけています。

チップ(CPUほか)も、最高のものを備えます。
処理性能ほか、特に小型スマホの場合、熱による速度低下が多いので、その部分での対策が厚いと言えます。ゲームや、クリエーター的な使い方をする場合、この部分が活きます。
他方、画面の表示品質や操作性は、下位機(iPhone17)と大きな違いはないです。
細かく言えばリフレッシュレート部分などは変わりますが、一般ユーザーに関係しそうな部分はそこまで変わりません。
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結論的にいえば、こちらは「写真好き」を含めたクリエーターとゲーマーに向くグレードです。そうでもない方は、特に選ぶ意義は少ないと言えます。

【2025年発売】
・iPhone Air 256GB
¥159,800〜(Appleストア売価)
CPU:A19 Pro
パネル:6.3インチ OLED
ズームレンジ:1倍
ネットワーク:Wi‑Fi 7 Bluetooth 6
重さ:165g
サイズ:幅156.2x幅74.7x 厚み5.64mm
第2に、iPhone Airです。
本機も、2025年登場の17世代プロセッサ搭載機で、軽さと薄さに特徴があるラインです。
画面は 6.5型です。
価格は、約16万円からです。
17 Proより約2万円安いですが、値段理由に選ぶグレードではないです。

サイズは、軽く(165g)と薄い(5.64mm)です。
携帯性を重視したい場合、上位機より40gほど軽く、3.1mmも薄いと言えます。チタニウムケース採用が主な理由で(割と)値段が高い理由の大きくは、この部分に由来します。

機能面は、パネル、センサー構成ほかは上位機相当です。
プロセッサは、GPUと廃熱理由の速度低下面は上位機に負けます。ただ、CPU部分は同じで、ふだん使いにおいて差は感じないだろう作りです。
一方、フロントカメラはほぼ同等ですが、メインカメラ性能は見て分かるよう明らかに下位であり、必要最低限です。
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結論的にいえば、カメラ画質はどうでも良いが、携帯性を重視したい層に向けた高級機です。カメラだけで言えば、iPhone17やiPhone16にも負ける点は、注意を要します。
本編で詳しく説明します。

【2025年発売】
・iPhone 17 256GB
¥129,800〜(Appleストア売価)
CPU:A19
パネル:6.3インチ OLED
ズームレンジ:4倍
ネットワーク:Wi‑Fi 7 Bluetooth 6
重さ:176g
サイズ:幅149.6x幅71.5x 厚み7.95mm
第3に、iPhone 17です。
2025年登場の17世代プロセッサ搭載機では、多少安めの製品です。
画面サイズは 6.3型です。
価格は、約13万円からです。
こちらも、軽め(177g)ですが、厚み(7.95mm)はあります。
厚みを削るには、コストがかかるので、仕方ないです。

機能面は、パネル、センサー構成は、17 Proと大きな差はないです。
プロセッサは、下位チップ(A19 Pro→A19)になるのですが、Appleの場合、スマホ用は、同世代だとコア数とクロック数に差をつけないので、ベンチマークスコアはあまり変わりません。
実際、iPhone Airと比べても、あまり変わらない処理性です。

カメラは、2カメラです。
ズームレンジは4倍(Proは16倍)とはなりますが、一般的なスナップには十分以上です。
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結論的にいえば、それなりのカメラ性能は「欲しい」と考えている方は、このグレードが良いでしょう。iPhone Airは(カメラ部分で)かなり割り切った仕様なので、個人的には一般向けに新世代を選ぶ場合も、こちらで良いようには思っています。

【2025年3月発売】
・iPhone 16e 128GB
¥99,800〜(Appleストア売価)
【2024年発売】
・iPhone 16 128GB
¥124,800〜(Appleストア売価)
CPU:A18チップ
パネル:6.1インチ OLED
ズームレンジ:1倍
ネットワーク: Wi-Fi6 Bluetooth 5.3
重さ:167g
サイズ:幅146.7x幅71.5x 厚み7.8mm
※iPhone16e のスペック
第4に、iPhone16とiPhone16eです。
いずれも現行機ですが、過年度版のチップとなる入門機グレードです。
価格は、iPhone16eならば、約10万円からです。

機能面は、いずれもプロセッサが1世代前(A18)です。
ただ、ベンチマーク的には15%ほどの差に止まっています。一般ユーザーならば、十分以上に「快速」といえます。
iPhone16は、上位機(iPhone17)とカメラを含めてそこまで大きな差はないです。
iPhone16eは、パネル輝度がやや低く、リアが1カメラになりますが、普及機としては、プロセッサがかなり良く、センサー面の差もほぼない上で「安い」です。
サイズは、厚みはありますが、重さは双方とも加減があります。
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結論的にいえば、最も重要なプロセッサの部分で「安かろう悪かろう」ではない製品です。購入してから4-5年は問題なく快適に使える水準です。
カメラ性能に注目する必要がない場合は特に、Phone16eは良い選択肢です。
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このほか、「型落ち(アウトレット)」で良い場合、iPhone15やiPhoneSEなども、現在手に入る端末です。ただ、ここは注意点があります。
Appleが今後力を入れる、生成AI(Apple Intelligence)に、搭載NPU(AIプロセッサ)の関係で、この世代は非対応だからです。
もちろん、ブラウザで「AIに質問」のようなことはできますが、端末内のデータ(メールやスケジュールなど)を見て処理して貰うような新しい機能性が、今後とも使えません。
翻訳(同時通訳)などを含めて、今後確実に進歩する部分ですから、中古購入を含めて、これ以上前の世代の製品は、積極的にはオススメしません。
人気のあったiPhone SEが廃止されたのも、AI対応プロセッサ搭載が難しかった理由があるようです。
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以上、iPhoneの「選び方の基本」の紹介でした。
改めて言えば、カメラ重視のクリエーターには「iPhone 17 Pro」が、カメラに全く興味がなく、とにかく軽く、薄いものが欲しいならば「iPhone Air」も選択肢です。
ただ、iPhone 17は、比較的安めで「バランスのとれた性能」なので、そこまで詳しくない一般向けには、これが最も良いように思います。
1-1・iPhone 17 Proシリーズの比較
というわけで、比較に入ります。
はじめに、現行機種では最も新しい世代となる、iPhone17 Proシリーズからです。
画面の大きな兄弟機となる、iPhone17 Pro Maxもこちらで扱います。
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なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

【2025年発売】
【256GB】(Apple売価 ¥179,800)
1・iPhone 17 Pro 256GB
¥199,104 楽天市場 (1/2執筆時)
シルバー:MG854J/A
コズミックオレンジ:MG864J/A
ディープブルー: MG874J/A
【512GB】(Apple売価 ¥214,800)
2・iPhone 17 Pro 512GB
¥243,531 楽天市場 (1/2執筆時)
シルバー:MG894J/A
コズミックオレンジ:MG8A4J/A
ディープブルー: MG8C4J/A
【1TB】(Apple売価 ¥249,800)
3・iPhone 17 Pro 1TB
¥268,888 楽天市場 (1/2執筆時)
シルバー:MG8D4J/A
コズミックオレンジ:MG864J/A
ディープブルー: MG8F4J/A
CPU:A19 Pro
パネル:6.3インチ OLED
解像度:2,622 x 1,206 (460 ppi)
カメラ解像度:4800万画素(最大)
ズームレンジ:16倍
撮像素子:1/1.3(メイン)
カメラ明るさ:F1.78/ F2.2/ F2.8
前面カメラ:1800万画素 F1.9
バッテリー:最大33時間(ビデオ再生時)
ネットワーク:Wi‑Fi 7 Bluetooth 6
重さ:206g
サイズ:幅150.0x幅71.9x 厚み8.75mm
iPhone 17 Pro は、17世代のiPhoneの高級モデルです。

価格は、ハイエンドといってよい水準です。
流通ルートは、Amazonを含むApple公式店限定になります。
通常1%ptのポイントが貰えます。購入時にApple Care+(3年保証)にも加入できるので、保証面でも問題ないです。
ちなみに、大手量販店でも、Apple製品は(10%でなく)1%ポイントが普通です。公式店のみの展開だからでしょう。
なお、楽天市場を含むネット経由の購入で、Apple Care+を店で提供していない場合も、(正規品新品なら)購入後30日以内なら、Appleと直で契約できます。

後ほど見る、画面の大きなiPhone 17 Pro Maxもあります。
ただ今年もカメラ性能も変わらず、画面が「大きめ」、バッテリーがやや長めになるだけです。そちらを「狙って」いるかたも、とりあえず、本機の説明からご覧いただければと思います。
なお、前モデルのiPhone 16 Proとの違いは、チップ(CPU Soc)の更新のほかは、カメラの望遠ズームの強化、バッテリー強化と、本体形状(廃熱構造)の一新が主です。あとは、ネットワーク回りが自製(Apple N1)になった点が目立ちます。
詳しくは、2世代前(iPhone 15 Pro)との違いを含めて、以下で、説明していきます。
ラインナップは、3種類です。
ストレージ(記憶容量)の違いで、256GB・512GB・1TBで選べます。
128GBは今回から省略になりました。
利用方法にもよりますが、一般的に256GB以上あれば十分だと思います。あとは、クラウド運用すれば良いでしょう。

本体は、3色展開です。
一方、本体素材は前モデルと違って、側面も含めて全面アルミ(熱間鍛造アルミニウムUnibody)です。後面のQi充電部分(MagSafe)は、ガラス系素材にセラミックコートをかけて硬化させた素材ですが、パネルを除けばアルミというのが、今回モデルの特長です。
最近のチップ(CPU)性能の強化に対応した発熱対策です。今回のモデルは、上面カメラ部分にプロセッサを配置しています。その熱をベイパーチャンバー(蒸気室)で気化させて、熱を分散させ、放熱特性の高いアルミケースから廃熱させる思想です。
さらに、カメラ部分は別売ケースを付ける場合も外に露出するので、CPU回りの廃熱効率が良く、また、手で持った際にも本体が熱くなりにくい利点もあります。

なお、2024年旧モデルのiPhone 16 Proは、全てのモデルに堅牢で耐久性の高い金属であるチタンを外装側面(チタニウムバンド)に使用し、接合強度を独自に高めることで、剛性と軽量性を兼ね備えたハイブリッドフレームにしていました。
落下耐性は新機種でも担保がありますが、傷のつきにくさは旧機方式にむしろ利点がありそうです。
重さは、206グラムです。
レンズほかケース素材の変更で10gほど旧機より重くなりました。
厚みもやや増したのも、個人的には残念な部分です。ここのところ、旧来のiPhone 15 Pro(187g)からずっと増えているのがきになります。
もっとも、3世代前のiPhone 14 Proは207gだったので、その水準に戻ったとは言えます。

CPUは、新開発のA19 Proチップが採用されます。
クロック数が高い高性能コアが2つ(4.26GHz)と、消費電力が優秀な高効率コアが4つ(2.6GHz)です。クロック数は、Appleの公式公開はないので分解サイトの情報を基にしています。
前世代(A18 Proチップ)は4.1GHz、2世代前(A17 Proチップ)は3.8GHzでしたので、その部分の性能差がベンチマークに出ています。
Appleも、2年前のA17 Proチップ対して、CPUが20%高性能化とされますし、基本性能は上がっています。
先述のように、廃熱構造の強化で熱によるスピード低下の減少も見込めるので、ここは、結構大きな進化があったと言って良いでしょう。

GPU(グラフィクス)は、6コアGPUです。
Appleによると、CPUとGPUを合算したグラフィックスピードは「最大40%高いパフォーマンスが長く続く」と表現です。これは、先述の廃熱部分の説明でしょう。
ただ、ベンチマーク(3D Mark)を見ると、2025年の下位機(iPhone 17)採用のA19チップより15%ほど性能が良いです。
昨年のiPhone16 Pro(A18 Proチップと比べると、40〜50%ほどベンチでは数字が良いです。
なお、16 Proと15Proで20%高速、14 Proと15Proでも25%以上の性能差と言っていました。実際、前世代(15 Pro)採用のA17 ProチップからGPUのコア数を増やしていますし、近年この部分を強化しているのは間違いないです。

GPUが重要であるApple AI( Apple Intelligence)も、本機はもちろん対応水準です。
この場合、ネットでAI(Siri)に質問できるだけでなく、メールや写真などのローカルファイルの分析も「AI解析が使える」といえます。
Neural Engineは、AI学習・処理用のエンジンです。
16コアNeural Engineですが、演算速度は旧来とおなじ(35TOPS)とのことです。

画面サイズは、6.3インチです。
旧機と同じですが、2023年発売の2世代前(15 Pro)は6.1でした。
このサイズが、(一般男性基準で)「片手で持ちながら、片手で操作できる」という意味で、限界サイズなのでしょう。
例えば、「寝ころがりながら使う」ことを考えると、このサイズが無難です。
引き続き、質の良いOLED(有機EL)です。
スマホ程度の小画面ならば、シンプルに「液晶の上位互換」と言って良いです。
最大輝度は、2世代前から同じで、1000ニトです。
HDRコンテンツの再生に重要なピーク輝度も1600ニトです。ただ、屋外のピーク輝度表記が今回から3000ニトと(旧機は2000ニト)と強化されています。
輝度スペックが低いと、日光下での視認性が悪くなります。しかし、iPhoneの場合、問題ありません。OLEDはここが「弱点」なのですが、スマホでは既に数世代前で「解決」していると感じます。
その上で、カバーガラスは、反射防止コートの記載があります。その上で、背面と銅素材のCeramic Shield 2で加工されており、耐擦傷性能も高い(従来の3倍)とされます。

解像度も、2622 x 1026ピクセルです。
Dynamic Islandと呼ばれるノッチ(黒い部分)があるので、変則的な数字です。
しかし、画面密度が460ppiなので、相応に高詳細です。なお、ノッチも廃止の噂がありましたが、iPhone15に持ち越しのようです。
画面密度については、iPhone同士ではなく、他社の安めのスマホと比べてですが、この部分に、大きな差があります。視認性の良さは「売り」です。
細かい部分で言えば、写真を自然な色で見せるTrue Toneに対応するほか、広色域規格のDCI-P3対応水準なので、現行の他社高級機に比べても、やはり品質は良いです。

カメラは、フロントが1カメラで、リアカメラが3カメラです。
カメラ数は、3世代前(14 Pro)から同じですが、毎年強化があります。今年も後ほど書くように、望遠レンズの解像度と光学ズーム倍率が強化されました。
後ほど詳しく書くように、ズーム利用時の画質の向上が見込める変更です。
ズームレンジ(倍率)は、3レンズの総計で15倍ズームです。
昨年モデルの10倍、一昨年の6倍から伸びました。
なお、スマホのレンズは焦点レンズが同じ単焦点(1倍ズーム)です。コンデジと違い、レンズがシフト(=伸びたり縮んだり)して、画角を調整するズームレンズではないので、Appleは「レンジ」という言い方をします。
簡単に言えば、本機は、「0.5倍」「1倍」「4倍」だと最大画素数でも画質劣化なしに表現でき、それ以外の中間の倍率(例えば1.7倍)だと、(原理的に)画質がわずかに落ちる「可能性」があるといえます。
ただ、後ほど説明しますが、標準解像度(12MP)で普通に撮る限りにおいては、画質劣化を感じさせないような、高度な補正の仕組みがあります。

撮影方法は、1世代前のiPhone 16 Proから大幅な改善が見られました。
横にすると、コンデジのシャッター位置あたりの場所に、カメラコントロールボタンが新設されました。静電容量式なので、クリック以外にスライドで、ズームほかの設定もできるようになりました。
Appleらしい、使い勝手の向上に思います。
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以下、3つのカメラの性能を、個別に詳しく書いておきます。
ただ、カメラにこだわる方向けなので、ここは読み飛ばしてもOKです。

第1に、メインレンズです。
F値も、F1.78ですので明るいレンズです。
焦点距離は、35mm換算値で、24mmの単焦点です(光学1倍)。
ズームレンジ(倍率)は、1-2倍です(24mm-49mm)です。
原理は後で書きますが、ズームレンズ式ではなく、クアッドピクセルセンサー技術を使います。
本機の標準画質は12MP(1200万画素)ですが、49MPセンサーの中央の12MP(1200万画素)の部分をセンサークロップして、実質48mm(2倍相当)に対応させています。
カメラアプリでは、2倍までのレンジで、24mm(1倍Fusion)、28mm(1.3倍Fusion)、35mm(1.5倍Fusion)、48mm(2倍望遠)が基本の選択肢として選べます。
2倍だと後述する画質強化をなせないので、「2倍Fusion」という表現にはなりません。
なお、Fusionという言葉は、今期のAppleでは多用されているのですが、全体として明確な用語定義がないので、わかりにくいです。
ただ、上で示した倍率においては、実質、変化が分からないほど「綺麗」ですので、基本問題ないです
画素数は、メインレンズは4800万画素です。
Appleでは最高クラスで、高級ミラーレス1眼並でといえます
ただ、画素数を上げると(感度の問題で)夜間対応が悪くなると言えます。
しかし、ソフト面の処理技術(Photonic Engine)の採用で、むしろ、暗い場所の撮影に「より強く」なっています。
以下、少し詳しく書いておきます。

4800万画素という解像度は、一般的な撮影にはスペックが高すぎて不要です。ファイルサイズも大きくなりますので。
そのため、本機は、メインカメラによる、標準の写真撮影は、12MP(1200万画素)か、24MP(2400万画素)に落として撮影します。
しかし、その際に、上図のように、1ピクセルを結合させて4倍(1200万×4=4800)とするハードウェアビニングをして、撮像素子(センサー)性能を強化し、画質向上につなげています。
以下、この部分をさらに詳しめに書いておきます。

撮像素子は、カメラの「画質のキモ」です。
コンレジやミラーレスを含めて、高性能機は、大きなセンサー(撮像素子)であるほど基本的に画質は良いです。分解情報によると、旧機同様ソニーの IMX903を採用します。
今回は、メインカメラが1/1.3型で、前世代(15 Pro)の1/1.5型より大きいです。
大きいとその分、光を多く取り込めるので、カメラの基礎性能が大幅に向上すると考えてください
例えば、入門機のコンデジは1/2.3ほどが多ので、ここだけで言えばスマホがすでに越えています。
もちろん、高級コンデジ(1型)や、それより、だいぶ大きなミラーレス(APS-C, フルサイズ)のような大きな撮像素子には敵わない水準です。
そのため、先述のハードウェアビニング技術で、ピクセル結合させることで、疑似的に大きな撮像素子と同じ働きをするようにしています(=クアッドピクセルセンサー技術)。
12MP(1200万画素)撮影の場合、このような処理をしています。
24MP(2400万画素)撮影は、さらに、この技術を基礎にしつつ、もうすこし「ややこしい」ことをしています。
(処理後の)12MPの画像と、(処理前の)48MPの画像を、Photonic Engineでソフト的に合成することで、画質を高めています。
この場合、ファイルサイズもこれならば、写真1枚で3MB(12MBだと2MB)ですので、ファイルサイズ的にも実用水準でありつつ、高画質です。
なお、ピクセル統合せずに48MP超高解像度写真(4800万画素)を撮ることも、RAWモード設定により可能です。
手ぶれ補正は、デジカメと同じセンサーシフト式(第2世代 光学式)で、高水準です。
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第2に、超広角レンズです。
2つめのカメラですが、4800万画素の13mmの単焦点です。
標準24mmからすると「0.5倍ズーム(逆に言えば2倍)」の位置です。
前世代(15 Pro)は、1200万画素だったので画素が増えました。
先述のように「1倍」はFusion(合成)での表現ですが、0.5倍は、このレンズのみの表現だから、綺麗です。広く超広角で撮る場合の画質が、今回、上がったと言えます。
2020年の「第12世代」から搭載されましたが、(わりと歪みますが)かなり広範囲を広く撮れるので、風景や建物の全体像の撮影に便利です。
撮像素子は、メインより小さい1/2.55インチです。
分解情報によるとこちらも旧機と同じソニーのIMX972を採用です。
iPhoneのカメラは撮像+レンズが3系統あるので、画素数ほかこの部分も変わります。
そのほか、0.5倍マクロとして、接写も可能です。
このレンズは、レンジでの合成(Fusion)にも使われます。
F値は、F2.2になります。
手ぶれ補正は、このレンズを利用する場合も、センサーシフト式(第2世代 光学式)です。
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第3に、望遠レンズです。
3つめのカメラですが、1200万画素で200mmの8倍ズームの単焦点です。
前世代(16 Pro)は、120mmの5倍、2世代前(15 Pro)は77mmの3倍でしたので、集中してAppleが強化しているレンズとも言えます。

Appleはテトラプリズムレンズを採用します。
構造は異なりますがソニーのXperiaが採用していた横配置のペリスコープ望遠カメラ(潜望鏡式)のApple版です。写真のように、4回光線を屈折させることで、レンズとプリズムの距離を稼ぎ、この焦点距離を実現しています。
ペリスコープと違い、ズーム倍率に可変性はなく固定です。しかし、エンジン処理などでそれを補正します。また、レンズを複数通すヘリスコープと違い、レンズも明るいF2.8)ので、写真の実際的な画質もかなり良いです。
手ぶれ補正は、このレンズを利用するレンジにおいて方式が変わります。
画面の大きな2世代前(15 Pro Max)で初採用された「3Dセンサーシフト光学式手ぶれ補正」です。
3方向(3D)にセンサーが動く構造で、ブレ量が大きくなる8倍でもしっかり、手ぶれを作動するようにしたものです。「オートフォーカス3Dセンサーシフト」とも表現され、AF速度を含めて、強化されます。毎秒1万回の補正とされます。
撮像素子は、メインより小さい1/2.55インチです。
ただ、前世代(16 Pro)は1/3.2インチでしたので、強化が見られます。
分解情報ではソニーのIMX973を採用しているとされます。
F値は、F2.8になります。

第4に、フロントカメラです。
ここは2025年モデルから解像度が強化されました。
解像度は、1800万画素で、F値は1.9です。
撮像素子は、IMX914との情報ですが、サイズは不明瞭です。
いずれにしても、前世代(16 Pro)は1200万画素(F値1.9 撮像素子1/3.6)でしたので、撮像素子を含めて強化されたと言えます。フロントはiPhone13世代から大きな変化がなかったので、わりと目立つ変化です。
機能面も、センターフレームに新対応です。
被写体をAIが検出し、人数や配置に応じて自動で構図を調整する機能です。勝手に、横回転もなします。クロップを伴うので、画質は(微妙に)落ちますが、フロントカメラなら問題ないでしょう。
ビデオでも有効で、例えばビデオ会議などにセンターフレームは便利です。
そのほか、先述の画像処理技術(Photonic Engine)はこちらも有効で暗い場所の「自撮り」などには、強いです。
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以上、カメラ部分についての詳しい説明でした。
結論的にいえば、近年の傾向をふまえて、望遠ズーム側の画質を強化したのが見どころです。数年ぶりの買換の場合、望遠側は特に画質向上がめざましいでしょう。
そのほか、久しぶりに、フロントカメラ性能に手が入ったのも良い改良に思えます。
4世代前のiPhone13 Pro世代からの買い換えの場合は、Photonic Engineが不採用のだったことから、メインカメラ(1-2倍まで)の詳細感や夜間撮影対応の部分でもより差があると言えます。

動画撮影は、4K解像度で120P(120フレーム/秒)まで対応です。
「4Kドルビービジョン対応ビデオ撮影」という機能名です。
前世代(16 Pro)で強化された点で、それ以前は60fpsでした。
こちらも、100フレーム以上は、Fusion(合成技術)を利用してのものです。
スローモーションは、 フルHD解像度ならば、コマ数を増やして最大240P映像なども撮れます。本格的でなくてよいならば、トレーニング時のフォーム分析などにも使える水準でしょう。
また、主にゲームに関係するでしょうが、120Hzのリフレッシュレートに対応します。
これは、iPhone 16では無理で、16 Proだけです。コーデックも、H.264ほか、HEVC(H.265)・ProRes(Appleロスレス)に対応します。
手ぶれ補正は、動画でもセンサーシフト式・3Dセンサーシフト(光学式)補正が有効です。
高級カメラだと、本体のジャイロを併用した5軸ハイブリッド補整など上位の補正技術があります。しかし、そうした機能の言及は見られないです。
一方、iPhone14 Proからは、動画撮影時、動きながらの手ぶれを押さえる「アクションモード」が加わりました。こちらには、本体内のセンサーが併用されていると思います。

空間ビデオ(3Dビデオ)撮影は、対応です。
Apple Vision Proの展開と合わせたもので、内蔵の2カメラを利用して撮影します。
その写真版である、空間写真も対応です。
マイクは、2マイク(ステレオ)から4マイクです。
外部マイクなしに、ステレオ録音だけでなく、空間オーディオの録音ができます。
風切り音の低減も機能として加わります。
加えて、撮影後の編集ですが、4chの音声情報を利用して、被写体に連動して、声のセンタリングができるようになります。ビデオカメラでいうところの、ズームマイク機能のようなものです。

ネットワーク機能は、Wi-Fi 7とBluetooth 6が搭載です。
注目点はWi-Fiで、前世代(16 Pro)からWi-Fi7に対応になりました。
2023年に日本で利用が認められたばかりの新規格です。
対応するルーターが必要ですが、iPhoneの場合、360MHz帯対応の2アンテナです。6GHz帯も対応となるので、理論上、最大で5760Mbps(720メガバイト/秒)の通信速度が得られます。
Appleの場合、2022年に日本で開放された新しい6GHz帯も利用できます。
チャンネル数が5GHz帯より多く、また、世の中で普及していない帯域ので、ご近所との混線による速度低下が少ないメリットもあります。

なお、この速度を得るには、ご家庭のルーター側の対応も必要です。
例えば、5年以上買い替えていないご家庭はWi-Fi5でしょうから、アンテナ2本のiPhoneの場合、最大867Mbps(108メガバイト/秒)にボトルネックがあります。
1・高速な無線LANルーターの比較
2・超高速なWi-Fi 6 Wi-Fi6E ルーターの比較
3・最速なWi-Fi 7 ルーターの比較
なお、こうしたルーター部分の仕様は、このブログだと、以上のリンク記事で詳しく書いています。
例えば、2019年以前からルーターを買い替えていない場合、Wi-Fi6も非対応のルーターでしょうし、そろそろ買い替えても良いかなと思います。
その場合、よろしければ、上記の記事をご覧ください。

Bluetoothは、バージョン6です。
Bluetoothは第5世代になって通信安定性を増しています。
第6世代だと、さらに通信距離が伸びて途切れにくくなるほか、遅延もLE Audio( LC3)が標準となるので、起こりにくくなる見込みです。
音質に影響するコーデック対応は、ただ、現状で、従来通りSBCとAACのみです。
ワイヤレスイヤホンなどとつなげる場合、(迂回手段を経ずしては)圧縮音源での転送です。また、遅延もありえます。
ただ、コンテンツ的には、最新の空間オーディオ(3D立体音源)の再生も、Appleほか、Amazon Musicの音源を含めて対応できます。

こうした部分は、このブログだと【完全ワイヤレスイヤホンの比較記事】で、少し詳しい話を書いています。興味のある方は、ご覧ください。
ハイレゾ音源・CD音質(ロスレス)は、Bluetoothを利用するイヤホンでは、対応不可です。
CD音質で聴きたい場合は、USB-C端子から有線イヤホンを利用すれば可能です。ハイレゾ音源は、DACの関係でこの方法では無理です。

ただ【ポータブルアンプの比較記事】で書いている、各社の超小型のポタアンを使えば、対応アプリからの再生はできます。

通信用チップは、2世代前(15 Pro Max)からですが、新しいUWB(超広帯域無線チップ)に更新されました。
その関係で、「iPhoneを探す」の機能が大幅にパワーアップし、Apple Watchなどで自分のiPhoneを探す際の精度があがりました。iPhoneやApple Watchを手がかりに「友達を探す」こともできます。
このほか、iPhoneを探すは、緊急SOSだけでなく衛星通信でも使えるようになりました。
しばらくの間は無料で、その後は、アクティベーションから2年後有料サービスになります。
LTE回線は、ギガビットLTEです。
4G/LTE・5Gを含めて利用可能です。
もちろん、デュアルSIM(nano-SIMとeSIM)となります。
セキュリティは、顔認証(Face ID)です。
最近は、ソフト的な進化で、メガネ・マスクしてもOKになっています。
前世代もおなじですが、先述の画像処理技術(Photonic Engine)の採用で、暗い場所での利用は恐らく、従来より強くなっているかと思います。
FeliCaポートは、もちろん搭載です。
これを利用して、Apple Payでの支払いに対応します(Suicaほか)。

センサーは、他社のスマホと比べても充実します。
GPSは、上図の6衛星全てに対応です(マルチGNSS)。他国の衛星でも日本の上空にいるので、対応は意味があります。

また、前世代(16 Pro)からは、マルチバンドGNSSに対応します(=高精度2周波GP)。
この仕様だと、衛星のL1波とL5波双方を捕捉できます。
測位精度と測位速度(受信感度)ともに上がる工夫と言え、位置情報を重視する使い方の場合、ポイントです。マルチGNSSは非対応ですが、まあ良いでしょう。
行動系センサーは、このほか、加速度・ジャイロ・電子コンパスからなるいわゆる「9軸ジャイロ」と気圧高度計が付属です。
GPSの位置情報(道案内)を保管する役割ほか、自動車運転時の「衝突検知機能」などに欠かせないセンサーです。
実際、心拍数センサーほかの健康系センサーはないですが、行動系は【Apple Watchの比較記事】で紹介した同社のデバイスと遜色ない構成です。

LiDARスキャナセンサーは、一方、独自色の強いセンサーです。
iPad(写真)でも採用されるものですが、カメラを使い、光の反射で距離を測る最先端のシステムです。
自動車の自動運転技術や、このブログの【ロボット掃除機の比較記事】でみているような、先端製品にも使われます。
即時性・正確性・認識範囲の点で、既存のセンサより期待値が高く、特に、ARアプリ(拡張現実)には高い効果が期待できます。
また、2世代前(15 Pro)からですがこの距離測定の仕組みがカメラ撮影時(ナイトモード)にも利用されるようになり、ダイナミックレンジがさらに拡げられるようにもなりました。
このほか、カメラ撮影に付いては、HDR合成(スマートHDR)もパワーアップしたので、今回のバージョンアップでは、条件の悪い場所でのポートレート(人物撮影)が相当良くなったと言えます。
バッテリーは、(条件が厳しいと言える)ビデオ再生換算で、最大33時間です。

【USB-C 30W】
Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)
¥2,790 Amazon.co.jp (1/2執筆時)
【USB-C 33W + USB-A】
Anker 323 Charger (33W)
¥2,990 Amazon.co.jp (1/2執筆時)
【USB-C 40W ×2】
エレコム 充電器 EC-AC10640WH
¥1,990 Amazon.co.jp (1/2執筆時)
充電は、USB-C充電です。
アップルは、速度面で30W以上の給電力のあるUSB電源アダプタを推奨です。
また、40W対応の充電器ならばより高速に充電できます。ただ、このクラスだと持ち運び時に若干重めにはなります。
なお、USB-Cケーブルは付属しますが、コンセント充電器は未付属になります。

【0.7メートル・1.5メートル】
エレコム USB-C USB-C ケーブル 60W USB PD対応
¥1,399 Amazon.co.jp (1/2執筆時)
なお、USB-Cケーブルは付属します。
ケーブルもこのクラスだと、USB-PD規格に準拠したケーブルである必要があるでしょう。

このほか、このブログの【USBモバイルバッテリーの比較記事】で紹介している製品を利用する場合も、USB-C給電に対応し、30W対応している場合は、やはり、充電は遅くなると言えます。
そのほか、Qiワイヤレス充電に対応します。

MagSafe充電器 Qi2
¥6,218 Amazon.co.jp (1/2執筆時)
なお、Appleはこの規格を利用するMagSafe充電器を出しています。
給電側の端子は(丸い)USB-Cです。「カバーを付ける派」の方も、最近はMagsafe対応ケースが出るのでそのままで問題ありません。i
現行モデルは、Qi2規格にアップしているので、ワイヤレスでも25W給電です。
操作系は、従来と同じボタン構成です。
ただ、ミュートボタンのカスタマイズに対応し、他の役割を振ることも可能になった点は違いと言えます。

緊急時通信は、注目点です。
2022年世代(iPhone14)からですが、2年間限定で緊急時のメッセージでの衛星通信機能が無料利用できます。
まずは、契約されていない他社キャリアが圏内かどうかを見て、それでつながる場合、通話/テキストでの通話を試みます。無理ならば衛星につながり、テキストでのやり取りをしていく感じです。
緊急時以外も、キャリア側の通話圏外の場合、衛星通信でのiMessageやSMS Messageのやり取り、「探す」での位置情報の共有機能の記載もあります(2年間)。
キャリアで(スマホ用の)衛星通信契約がなくても、Apple側の仕組みとして、メッセージが送れます。2025年に日本でもサービスインしました。
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以上、iPhone 17 Proの紹介でした。
高級機としてそつない構成で、値段相応に機能が充実する製品です。
2世代前のiPhone15(Pro)あたりからの買い換えが多いと思いますが、はっきりとしたチップのの性能向上ががあります。
その上で、カメラも、特に望遠ズームの強化がめざましいです。フロントカメラの使い勝手もしばらくぶりに強化されましたし、そこも注目点です。
こうした点で「買い換えGO」なモデルと言えそうです。
ただし、iPhone 16(下位機)と比べる場合、大きな違いは、CPU性能ほか、主にはカメラ部分です。そこに比重を置かないならば、下位機でも良いでしょう。
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【2025年発売】
【256GB】(Apple売価 ¥194,800)
4・iPhone 17 Pro Max 256GB
¥216,154〜 楽天市場 (1/2執筆時)
シルバー:MFY84J/A
コズミックオレンジ:MFY94J/A
ディープブルー: MFYA4J/A
【512GB】(Apple売価 ¥229,800)
5・iPhone 17 Pro Max 512GB
¥257,312〜 楽天市場 (1/2執筆時)
シルバー:MFYC4J/A
コズミックオレンジ:MFYE4J/A
ディープブルー: MFYE4J/A
【1TB】(Apple売価 ¥264,800)
6・iPhone 17 Pro Max 1TB
¥309,852〜 楽天市場 (1/2執筆時)
シルバー:MFYF4J/A
コズミックオレンジ:MFYG4J/A
ディープブルー: MFYH4J/A
【2TB】(Apple売価 ¥329,800)
7・iPhone 17 Pro Max 2TB
¥359,810〜 楽天市場 (1/2執筆時)
シルバー:MFYJ4J/A
コズミックオレンジ:MFYK4J/A
ディープブルー: MFYL4J/A
CPU:A19 Pro
パネル:6.9インチ OLED
解像度:2,868 x 1,320 (460 ppi)
カメラ解像度:4800万画素(最大)
ズームレンジ:16倍
撮像素子:1/1.3(メイン)
カメラ明るさ:F1.78/ F2.2/ F2.8
前面カメラ:1800万画素 F1.9
バッテリー:最大38時間(ビデオ再生時)
ネットワーク:Wi‑Fi 7 Bluetooth 6
重さ:233g
サイズ:幅163.4x幅78.0x 厚み8.75mm
なお、このグレードは、iPhone 17 Pro Maxという機種も売られます。
相違点は、画面サイズの部分だけで、こちらは大きい6.9インチになります。
昔っぽく言えば、タブレットとの中間の「ファブレットサイズ」です。片手でもって、片手で操作は、どんなに「巨人」でも無理です。
重さも、233gなので、はっきりと、重みを感じます。
画面解像度は、2,868 x 1,320 と拡がる一方、画面密度は同じ460ppiなので、「映像の美しさ」も同じです。
バッテリーは、ビデオ再生時39時間なので、多めにバッテリーを入れています。
あとは変わりません。
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結論的にいえば、大きな画面で、ゲームをしたい(動画を見たい)というニーズには適うものの、携帯性(軽量性)がこのサイズだと悪くなります。
寝転がった際など、片手で持って操作していたという方は、使い勝手が大きく変わる部分点にに注意してください。
つまり、シンプルに「上位互換」「大は小を兼ねる」とは言えない部分があります。
1-2・iPhone Airシリーズの比較
つづいて、同じ第17世代の軽量機となるiPhone Air シリーズです。
2025年からの新ラインで、軽さに特化したハイスペック機という位置づけです。
iPhone17より「上位」、iPhone 17 Proよりは「下位」的な位置です。

【2025年発売】
【256GB】(Apple売価 ¥159,800)
8・iPhone Air 256GB
¥160,800〜 楽天市場 (1/2執筆時)
スカイブルー:MG2A4J/A
ライトゴールド:MG294J/A
クラウドホワイト: MG284J/
スペースブラック: MG274J/A
【512GB】(Apple売価 ¥194,800)
9・iPhone Air 512GB
¥179,800〜 楽天市場 (1/2執筆時)
スカイブルー:MG2F4J/A
ライトゴールド:MG2E4J/A
クラウドホワイト:MG2D4J/A
スペースブラック: MG2C4J/A
【1TB】(Apple売価 ¥229,800)
10・iPhone Air 1TB
¥209,800〜 楽天市場 (1/2執筆時)
スカイブルー:MG2K4J/A
ライトゴールド:MG2J4J/A
クラウドホワイト:MG2H4J/A
スペースブラック: MG2G4J/A
CPU:A19 Pro
パネル:6.5インチ OLED
解像度:2,736 x 1,260 (460 ppi)
カメラ解像度:4800万画素(最大)
ズームレンジ:1倍
撮像素子:1/1.56
カメラ明るさ:F1.6
前面カメラ:1800万画素 F1.9
バッテリー:最大27時間(ビデオ再生時)
ネットワーク:Wi‑Fi 7 Bluetooth 6
重さ:165g
サイズ:幅156.2x幅74.7x 厚み5.64mm
iPhone Air は、17世代のiPhoneの軽量モデルです。
ラインナップは、ストレージ量の違いで3種類です。
256GB・512GB・1TBで選べます。あとは、色の違いです。
色構成は、iPhone17 Proより多く、淡色が多いです。軽さを演出している感じです。

ケースは、チタニウムフレーム(合金)です。
アルミより、薄くても剛性が出せる金属で、重さもそれなりに軽量です。
言うまでもなく、5.64mmという薄さを出すための工夫です。
17 Pro同様に、背面はCeramic Shieldで耐亀裂性能を高め、前面もカバーガラスの工夫(Ceramic Shield 2)で耐擦傷性能を高めます。
形状的には、本機も、プロセッサは上部に配置されます。
ただ、廃熱構造部分では、ベイパーチャンバー(蒸気)の工夫はないです。プロセッサ部分で補足しますが、CPUの高負荷時は、17 Proより熱低下による処理速度の低下はあり得ます。
重さは、165グラムです。
iPhone 8(148g)までは至りませんが、6インチ以上の歴代機では最も軽いと言えます。
Appleでは特別な意味のある「Air」の称号を貰えたのはそのためです。

CPUは、新開発のA19 Proチップが採用されます。
先ほどみたハイエンドの17 Proと同じです。
ただし、先述のように、廃熱面の違いはあるため、長時間利用時に熱による速度低下は起こりいやすいでしょう。チタンは、頑丈かつ薄く作れもののの、アルミより熱拡散しにくく、熱を貯め込むからです。
本機も本体上部にプロセッサがあるので、多少熱くても持てる仕様ですが、発熱はしやすいと言えます。
もっとも、これは「あえて言えば」という話で、ハードに処理する目的で本機を選ぶ方はいないようには思います。
GPU(グラフィクス)は、5コアGPUです。
ここは17 Proと微妙に差をつけていて、コアが1つ少ないです。シンプルに15%前後の性能差とみて良いです。
GPUが重要であるApple AI( Apple Intelligence)も、本機はもちろん対応水準です。
Neural Engineも、差をつけず、16コアNeural Engineです。

画面サイズは、6.5インチです。
微妙にですが、17 Proより広めです。
リフレッシュレートは、120Hz表示に対応です(ProMotion技術)。
最大輝度も、同じで1000ニトです。
HDRピーク輝度(2000ニト)、屋外のピーク輝度(3000ニト)とも上位機と変えていません。解像度(2736 x 1260)は画面が広いので数字は同じですが、画面密度は460ppiと同じです。

リアカメラは、1カメラです。
画素数は、4800万画素の撮像素子で、F1.6の明るさの、26mmの単焦点レンズ(光学1倍Fusion)です。撮像素子は複数の分解情報から1/1.56のようです(IMX982)。
カメラ構成は、17 Proはもちろん、iPhone 17より下位で「iPhone 16e相当」です。
そちらと比べると、専用のカメラコントロールボタンはありますが、基本的に「カメラは重視しない」という方のための仕様です。
ズームレンジは光学1倍(デジタル10倍)です。
ソフト面の処理技術(Photonic Engine)の恩恵で、2倍望遠までならば、普通解像度の写真については画質劣化は(ほぼ)ないです。
厳密に言えば、1倍・2倍以外の中間レンジでは多少画質が悪くなるでしょうが、実際は分からないレベルです。
手ぶれ補正は、本機もセンサーシフト式です。
機能面では、カメラ数に由来する機能性は、省略です。
例えば、先述の空間写真や48MPマクロ写真撮影、後補正用のApple ProRAWなどです。

フロントカメラは、1800万画素で、F値は1.9です。
上位機と仕様は同じで、撮像素子も同じソニーのIMX914と見て良いです。
機能的にも同じで、便利なセンターフレームにも対応できます。
ビデオ会議などに便利な仕様は本機も対応です。
動画撮影は、一方、4K撮影はできますが、4K/60P(60フレーム/秒)までです。
スローモーション撮影もフルHDクラスまでなります。
そのほか、動画コーデックについて、ProRes・ProRes RAWに対応しません。
手ぶれ補正は(第1世代ですが)動画でも利用できます。
マイクは、2マイク(ステレオ)です。

ネットワーク機能は、Wi-Fi 7とBluetooth 6が搭載です。
この部分の仕様も、上位の17 Proと同じです。
そちらの説明をご覧ください。

Bluetoothのコーデックも変わりません。
したがって、バージョン6ですが、LC3への明確な対応は謳いません。
LTE回線は、本機もギガビットLTEです。
4G/LTE・5Gを含めて利用可能です。
セキュリティは、顔認証(Face ID)です。
FeliCaポートは、もちろん搭載です。
これを利用して、Apple Payでの支払いに対応します(Suicaほか)。

センサーは、GPSの仕様は上位機と同じです。
5衛星対応のマルチGNSSで、L1・L5周波数ともフォローするマルチバンドGNSSです。
現状では最高の仕様ですし、文句はないです。
行動系センサーは、加速度・ジャイロ・電子コンパス・気圧高度計が付属です。
センサー系でないのは、先述のLiDARスキャナセンサー(距離センサー)ほどです。
バッテリーは、(条件が厳しいと言える)ビデオ再生換算で、最大27時間です。
十分でしょう。

【USB-C 30W】
Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)
¥2,790 Amazon.co.jp (1/2執筆時)
【USB-C 33W + USB-A】
Anker 323 Charger (33W)
¥2,990 Amazon.co.jp (1/2執筆時)
充電は、USB-C充電です。
アップルは、速度面で30W以上の給電力のあるUSB電源アダプタを推奨です。
本機も、USB-Cケーブルは付属しますが、コンセント充電器は未付属になります。

MagSafe充電器 Qi2
¥6,218 Amazon.co.jp (1/2執筆時)
MagSafe充電器も、対応です。
給電側の端子は(丸い)USB-Cです。
「カバーを付ける派」の方も、最近はMagsafe対応ケースが出るのでそのままで問題ありません。iPhoneは仕様上、15W給電になるので、充電時間は多少ですが有線より長めになります。

緊急時通信は、本機も対応です。
緊急時に県外にいる場合、2年間はメッセージでの衛星通信機能が無料利用できます。
緊急時以外も、キャリア側の通話圏外の場合、衛星通信でのiMessageやSMS Messageのやり取りができます。やはり2年間のAppleによるサービスです。
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以上、iPhone Airの紹介でした。
「カメラが不要だが、CPUが高性能で、軽いのが欲しい」というニーズに適う製品です。
ただし、廃熱とGPU部分に差はありますが、長時間CPUを酷使するような次世代ゲームなどを除けば、17 Proと実感を伴う差を感じるシーンは少なかろうと思います。
懸念点は、チタニウムケース由来の、背面の熱ですが、プロセッサの位置が、スマホ上部(カメラ下)なので、熱くなるとしても上部なので、そこは杞憂かなと思います。
個人的には「3カメラで、本体薄型」の製品が欲しかったので、本機の登場は(ぎゃくに)「残念」だったのですが、ニーズはあるでしょう。
次回に続く!
iPhoneのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今日は、AppleのiPhoneの比較の1回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ、続きます。

2・Apple iPhoneの比較 (2)
2-1:iPhone 17
2-2:iPhone 16
2-3:iPhone 16e
2-4:iPhone 15〈旧機〉
2-5:iPhone 14〈旧機〉
3・Apple iPhoneの比較 (3)
3-1:iPhone SE〈旧機〉
3-2:最終的なおすすめの提案【結論】
次回の2回目記事(こちら)では、iPhone 15 と、旧機ながら多少新品在庫があるiPhone SE(第3世代)などをみていきます。
画面のみやすさ ★★★★★
処理速度 ★★★★★
持ちやすさ ★★★★★
カメラ性能 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で3回目記事(こちら)の結論編では、今回紹介した全モデルから、目的別・用途別に「Atlasのオススメ機種!」を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
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