Top 無線LANルーター 比較2023’【爆速】Wi-Fi6ルーター53機の性能とおすすめ・選び方:11ax対応Wi-Fiルーター (2-3)

2023年01月07日

比較2023’【爆速】Wi-Fi6ルーター53機の性能とおすすめ・選び方:11ax対応Wi-Fiルーター (2-3)

【今回レビューする内容】2023年 Wi-Fi 6対応無線LANルーターの性能とおすすめ:11axルーター: 4804Mbpsクラス 10Gbps対応

【比較する製品型番】エレコム WRC-X5400GS-B WRC-X6000XS-G IODATA WN-DAX5400QR WN-DAX5400QR/E Synology RT6600ax

今回のお題
Wi-Fi6対応ルーターのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2023年1月現在、最新のWi-Fi6対応無線LANルーターの比較の3回目記事です。。

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1・爆速Wi-Fi6 ルーターの比較 (1)
 1-1:バッファロー 〈日本〉
 1-2:NEC〈日本〉
2・爆速Wi-Fi6 ルーターの比較 (2)  
 2-1:ASUS 〈台湾〉
 2-2:ネットギア〈米国〉
 2-3:TP-LINK〈中国〉
 2-4:Synology〈台湾〉
3・爆速Wi-Fi6 ルーターの比較 (3)
 3-1:エレコム〈日本〉
 3-2:アイオーデータ〈日本〉
4・無線LANルーターの比較 (4)【結論】
 =最終的なおすすめ機種の提案

 今回の3回目記事は、ここまで見ていない、日本の2社のルーターを見ていきます。

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 ただ、速度面ほかの「Wi-Fi6ルーターの選び方の基本」は、1回目記事の冒頭で書きました。

 お時間がある方は、1回目記事こちら)からお読みいただければ、より分かりやすいかと思います。

 よろしくお願いします。

ーーーー

対応人数   世帯向き
速度(ネット)★★★★★
速度(宅内) ★★★★★
無線の安定性 ★★★★★
設定の容易さ ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 というわけで、各社の対応ルーターの紹介をしていきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、価格別・性能別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

3-1・エレコムの無線ルーター

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 はじめに、日本のエレコムのWi-Fi6対応ルーターです。

 ルーターのラインアップ数やシェアは、バッファロー・NECに続く、3番手くらいですが、高速Wi-Fi6も同じように、3番目に出しました。

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 今回も、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントは赤字系で、イマイチだと思う部分は青字系で書いていきます。


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 【2021年発売】

 【通常型番】

 48・エレコム WRC-X5400GS-B
  ¥16,700 Amazon.co.jp (1/7執筆時)

 【Amazon限定型番】(性能は同じ)

 49・エレコム WRC-X5400GSA-B
  ¥13,830 Amazon.co.jp (1/7執筆時)

ネット最高速度:1000Mbps
2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:4804Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4
WAN:1000BASE-T  
メッシュ:
USB:
IPv6:対応
WPA3:対応    

 WRC-X5400GS-Bは、エレコムの中級機です。

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 本体サイズは、幅40x奥行140×高さ207mmです。

 幅は割とありますが、奥行はないので、設置はしやすいと思います。

 ただ、本体側面から放熱させる構造なので、過度に狭いスペースに置かないでください。

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 無線の最大速度は、変則的な構成です。

 5GHz帯は、4本の専用アンテナを搭載します。

 ワイドバンドも対応で、理論値として4804Mbpsを達成します。

 2.4GHz帯には、ただし、2本の専用アンテナです。

 速度は、574Mbpsと限られます。

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 ただ、先述のように、ほぼ全ての端末は、2.4GHz帯で2本以上のアンテナを装備しませんし、1人暮らしなどで同時利用端末数がさほど多くない場合は、(まあ)OKかとは思います。

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 無線の安定性は、ビームフォーミングZバンドステアリングMU-MIMOという「三本柱」の機能が搭載です。

 ビームフォーミングは、非対応スマホでも認識できる上位仕様です。他社でも見られたものです。

 一方、エレコムも、NECやバッファロー同様に、らくらくQoSという接続の優先順位をつける自社技術を持ちますが、本機については不採用です。

 CPUは、1.5GHzの3コアです。

 このクラスならばこれで足りるでしょう。

 接続端子は、1000Base-TのLANポートが4つです。

 ストレージ用のUSB端子はありません。

 インターネット速度は、高速ポートがないので、1000Mbpsが最高です。

 IPv6は、対応です。

 消費電力は、13Wです。

 セキュリティは、WPA3にも対応します。

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 サポートは、エレコムの場合、メールによるサポートがないです。

 電話料金についても、エレコムは0570(ナビダイヤル)しかないので、定額制の電話料金の場合、通信料が必ずかかります。

 スマホや固定電話の定額ユーザーには注意です。

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 以上、エレコムのWRC-X5400GS-Bの紹介でした。

 同社のフラッグシップですが、やはり、2.4GHzの速度の遅さの部分は将来性を含めて少し気になる部分です。

 一方、日本のライバル社と比べてもQOS非対応など、上位機としてみれば、やや競争力に欠ける部分はあるでしょう。


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 【2022年発売】

 【通常型番】

 50・エレコム WRC-X6000XS-G
  ¥18,800 Amazon.co.jp (1/7執筆時)

ネット最高速度:10Gbps
2.4GHz帯速度:1147Mbps
5.0GHz帯速度:4804Mbps
WAN:10Gbps〈WAN専用〉
有線LAN:1000BASE-T×4
メッシュ:
USB:  
IPv6:対応
WPA3:対応    

 WRC-X6000XSは、エレコムの最上位機です。

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 本体サイズは、幅49x奥行194×高さ220.3mmです。

 Wi-Fi6対応機としては平均的なサイズと言えます。

 ただ、本機も側面全体から排熱する構造ですので、廃熱用のスペースは考えてください。孔の数も結構多いので、ホコリっぽい部屋には置きにくい部分はあるかもしれません。

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 無線の最大速度は、こちらは、Wi-Fi6のオーソドックスな構成です。

 5GHz帯は、4本の専用アンテナを搭載します。

 ワイドバンドも対応で、理論値として4804Mbpsです。

 2.4GHz帯も、4本の専用アンテナで、1147Mbpsです。

 共用アンテナこそ使われていませんが、トライバンド仕様ではなく、5GHz帯のアンテナを8本に倍増させる工夫(8×8MIMO)も非対応なので、NEC・バッファローの国内2強に比べれば、「おとなしい」仕様です。

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 無線の安定性は、本機も、ビームフォーミングZバンドステアリングMU-MIMOといを搭載です。

 下位機種とこの部分では変わりません。

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 CPUは、ただ、1つポイントです。

 4コアですが、クロック数を2.2GHzとしています。クアルコムのチップです。

 後述するように、本機は10Mbps対応なので、豪華にしていると言えます。

 廃熱の孔が多いのも、これを搭載するためでしょう。

 接続端子は、WAN側・LAN側とも(共用でない)単独の10Gbps対応端子が1つずつあります。USB端子は本機もありません。

 インターネット速度は、したがって、制限なしで、理論上、10Gbps(=1250メガバイト/秒)です。

 CPU性能も良いので、処理も問題ないかと思います。

 IPv6は、対応です。

 消費電力は、23.5Wです。

 CPU性能が良い割に結構省エネです。型番不明ながら、クアルコムの低消費電力モデルを使っているのかと思います。

 セキュリティは、WPA3にも対応します。

 そのほかは、下位機種とほぼ同じです。

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 あえて言えば、中継機として本機を使う際、屋外で5GHz帯を使うと(航空・気象レーダーとのかねあいで)電波法に触るのですが、それを防ぐため(使わない)専用モードがあるくらいです。

 もちろん、2.4GHz帯と5GHz帯でアクセスポイントを分けておけば、他社でも(触らず)使えるでしょうが。

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 以上、エレコムのWRC-X6000XSの紹介でした。

 同じ速度の製品と比べて「値段次第」の部分はあるものの、優れたCPU性能は、他社機と比べても本機の「ワンポイント」といえそうです。

 高速回線で、同時に多くの端末を接続する場合などに、良い選択肢に思えます。

 発熱もあまり心配しなくて良さそうなので、部屋のすきまなどではなく、しっかり空気が取り込めて、ホコリっぽくない場所に置く場合は、候補の1つにできそうです。

2-6・アイオーデータの無線ルーター

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 最後に、石川県のアイオーデータの無線LANルーターです。

 やはり、著名な日本のPC周辺機器メーカーで、エレコム・バッファローのライバル企業と言えます。


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 【2022年発売】

 【通常型番】

 51・IODATA WN-DAX5400QR
  ¥12,618 Amazon.co.jp (1/7執筆時)

 【ネット限定型番】

 52・IODATA WN-DAX5400QR/E
  ¥13,990 Amazon.co.jp (1/7執筆時)

ネット最高速度:1000Mbps
2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:4804Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4
WAN: 2.5G〈専用〉
メッシュ:
USB:   
IPv6:対応
WPA3:対応    

 WN-DAX5400QR は、アイオーデータの最上位機です。

 本機も、ネット限定の型番がありますが、性能は同じです。値段で決めてOKです。

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 本体サイズは、幅52x奥行196×高さ197mmです。

 遠目ですが、体積的にはエレコムの同級機と同じくらいです。

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 無線の最大速度は、Wi-Fi6ですが、帯域により違います。

 5GHz帯は、2本の(2.4GHz帯との)共用アンテナと2本の専用アンテナで、合計4本のアンテナです。

 ワイドバンド対応ですので、理論値として4804Mbpsを達成します。

 2.4GHz帯には、2本の共用アンテナだけです。

 速度は、574Mbpsです。

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 無線の安定性は、ビームフォーミングMU-MIMOに対応します。

 ビームフォーミングは、スマホほかの受信状況を改善する技術で、他社でも詳しく説明しました。

 本機の場合、子機側(スマホ側)の対応が必要なタイプですが、最近のスマホは対応しているため、問題ありません。

 ただ、エレコムと比べると、機器間の接続優先順位をつけるQOSは未装備です。

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 一方、アンテナ技術は、「360コネクト」という全方向性が売りです。

 試験家屋で、全方向で測定する雑誌記事などで評価が高いのは、このハイパワーアンテナによる部分は大きいです。

 CPUは、情報がないです。

 接続端子は、1000Base-TのLANポートが4つです。

 USBストレージ用のUSB端子はありません。海外メーカーの場合、わりと搭載の場合が多いですが、日本企業はこの仕様が最近は普通です。

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 インターネット速度は、本機のポイントで、2.5G対応です。

 WAN専用で、LAN側は対応しないものの、無線接続において、高速光回線のボトルネック問題をクリアできます。

 IPv6は、対応です。

 消費電力は、19Wです。

 セキュリティは、WPA3にも対応します。

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 サポートについては、割高になりがちなナビダイヤル(0570)ではなく、スマホ・固定電話からでも良心的な価格と言える050(IP電話)なので、良心的かと思います。

---

 以上、アイオーデータのWN-DAX5400QRの紹介でした。

 WAN側が2.5G対応で、消費電力が普通レベルの機種としては「最安級」でしょう。サポート部分を含めて、高速光回線を導入しているご家族には良さそうです。

 ただ、2.4Ghz帯の速度でないのと、QOSに対応しない部分、あるいはCPUスペックが不明瞭な部分で、PCほか、IOT家電の端末が結構多いような家族には、やや心配を感じるといえばそうです。

3-3・Synologyの無線ルーター

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 続いて、台湾のSynology(シノロジー)の無線LANルーターです。

 同社は【ケースNASの比較記事】でも取りあげた、ストレージにも強い企業です。

 ルーターもWi-Fi5(MR2200ac RT2600ac)のモデルをぼちぼち出していましたが、Wi-Fi6は初になります。


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 【2022年発売】

 53・ Synology RT6600ax
  ¥48,182 Amazon.co.jp (1/7執筆時)

ネット最高速度:2.5Gbps
2.4GHz帯速度:600Mbps
5.0GHz帯速度:4800Mbps
有線LAN:1000BASE-T×3 2.5G×1
WAN:2.5Gbps〈LAN兼用〉
メッシュ:
USB:USB3.0×1
IPv6:
WPA3:対応

  RT6600ax は、シノロジーの発売する製品です。

 同じ年度に、2400Mbpsクラスの下位機(Synology WRX560)も出しましたが、こちらは同社の最上位機になります。

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 本体サイズは、幅310x奥行175×高さ200mmです。

 似た形状の製品がTP-Linkにありましたが、同じく、平面的な設置面積は必要なタイプです。

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 無線の最大速度は、Wi-Fi6ですが、帯域ごとに異なります。

 5GHz帯は、2本の共用、2本の専用アンテナという構成です。

 ワイドバンド(WB)対応で、理論上、最大4800Mbps出せます。

 2.4GHz帯は、2本の共用アンテナだけで、約600Mbpsです。

 トライバンドでもないですし、値段からすると多少の物足りなさはあります。

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 無線の安定性は、ビームフォーミングは対応です。

 QoS(帯域分割)も、アプリケーションQOSとして対応です。

 この部分については、他社高級機と変わりません。ただ、本機は相当細かい監視・トラフィックコントロール・レポート機能が装備です。

 各接続機器やアプリの通信の問題点を、アプリケーションで細かく「探れる」部分で、能力の高い製品と言えます。

 他社機にもないわけではないですが、同社のNAS搭載のOSの場合と同じで、一般人にも分かりやすいUIであるのは、同社の特長です。

 CPUも、水準としては他社機の多くと同じで、1.8GHzのクアッドコアCPUです。

 接続端子は、1000Base-TのLANポートが3つと、WAN/LAN兼用の2.5GBase-Tのポートが1つです。USB端子も付属です。

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 インターネット速度は、理論値で、最大2.5Gbps(312.5MB/秒)です。

 WANアグリゲーション対応ですので、2.5GbpsポートをLAN側に振り分けて、家庭内での高速接続もに使うこともできます。

 ただ、LAN/WAN共に高速で利用できる方法が用意されないのが、他社の最上位機との違いと言えます。

 IPv6は、非対応です。

 海外機の場合、こういった機種は多いです。

 消費電力は、(アクセス時) 11.11Wとの記載です。

 省エネですが、他社と書き方が違う点で、比較はできません。

 セキュリティは、WPA3の暗号化に対応です。

 サポートは、基本的に、オンライン手続きからのサポートです。

 本機については、基本「企業向け」、家庭でも「高度なNAS構築者向け」でしょう。

---

 以上、SynologyRT6600ax の紹介でした。

 ターゲット層は、ソフトの仕様ほか、サポート面も含めて、同社のNASを含めたシステム構築に慣れた企業、あるいは上級者でしょう。

 とくに、ネットワーク監視の部分はかなり細かいので、その部分が高く評価できます。逆に言えば、ユニット自体は(おそらく)OEMで、ソフト面で同社の技術を搭載したというタイプなので、そこに価値をおかない場合、選択肢にしにくいです。

 速度面は、高速の光回線を活かしきる方法がない部分は、追加の注意点になります。

次回に続く
Wi-Fi6ルーターのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、Wi-Fi 6(11ax)対応家庭用無線LANルーターの比較でした。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

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1・高速な無線LANルーターの比較
 速度:1733~ 2402Mbps
 予算:7000円〜1.5万円
 用途:2LDK・一戸建て
2・超高速なWi-Fi 6ルーターの比較
 速度: 4804Mbps(×2)
 予算:1.5万円-6万円
 用途:大家族・ゲーマー・トレーダー
3・格安な無線LANルーターの比較
 速度:866~1300Mbps
 予算:1万円以下
 用途:1LDK・ワンルーム
4・多人数向けメッシュWi-Fiの比較
 速度:~ 2492Mbps×2
 予算:3万円-7万円
 用途:旅館・自営業・3F建ての家庭
5・おすすめの無線LANルーター 【結論】
 =予算別・目的別のおすすめ機種の提案

対応人数   世帯向き
速度(ネット)★★★★★
速度(宅内) ★★★★★
無線の安定性 ★★★★★
設定の容易さ ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 最終回となる、最後の「結論編」(こちら)では、このブログで紹介した全機種から、価格別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします!

 結論編は→こちら

posted by Atlas at 18:36 | 無線LANルーター

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