今回の結論!
スマートウォッチのおすすめは結論的にこれ!
1・スマートウォッチの比較 (1)
1-1:Fitbit + Google〈米国〉
1-2:ガーミン 1〈米国〉
2・スマートウォッチの比較 (2)
2-1:ガーミン 2〈米国〉
2-2:ファーウェイ〈中国〉
2-3:ポラール〈北欧〉
2-4:シャオミ〈中国〉
3・スマートウォッチの比較 (3)
3-1:サムスン〈韓国〉
3-2:カシオ〈日本〉
3-3:ノキア〈北欧〉
3-4:フォッシル〈米国〉
3-5:Amazfit〈中国〉
4・スマートウォッチの比較 (4)
=最終的なおすすめ機種の提案
というわけで、今回は、各社のスマートウォッチを比較しました。
4回目記事では、 最後に、いつものように、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案しておきます。
第1に、日常の健康管理用の「高性能な」スマートウォッチとしておすすめできる機種は、
【2022年発売】
1・Fitbit Sense 2 FB521
¥27,873 Amazon.co.jp (1/26執筆時)
シャドーグレー:FB521BKGB-FRCJK
ブルーミスト:FB521SRWT-FRCJK
ルナーホワイト:FB521BKGB-FRCJK
パネル:有機EL(1.58型)
ガラス:
バンド:シリコン
心拍数計:搭載
測定:活動量 睡眠質 階段段数 皮膚温ほか
スポーツ:VO2 MAX
GPS:2衛星
スマホ対応:IOS Android
電話応答:可能
音声AI:Amazon Alexa
音楽サービス連携:
電子マネー:Fitbit Pay(Suica)
アプリ追加:
道案内:
バッテリー: 6日
重さ: 約48g
日常の健康管理 ★★★★★★
野外トレーニング ★★★★★
電池の保ち ★★★★☆
ファッション性 ★★★★☆
アプリの豊富さ ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
フィットビットのFitbit Sense 2でしょう。
ガーミンの上位機でも良いです。
しかし、アクティブな運動ではなく、日常生活での健康管理ならば、その方面でのアプリとサービスの出来がよいフィットビットをオススメします。
食事やカロリーの管理を含めて、「規則正しく、健康的な生活」への助け、という部分では、やはり、突き詰めてこの部分を追求してきた、同社の製品が最適です。
同社の下位機と比較すると、皮膚温センサーほか、新しく、皮膚電気活動(EDA)センサーを搭載します。
フィットビットは、健康データの活かし方が「うまい」ので、同社のサービスに(良い意味で)「べったり漬かり」総合的な管理を任せたいならば、やはり、最新機の上位機が良いと思います。
スマホとの連携面でも、通知以外に、電話通話ができるほか、音声AI(Amazon Alexa)に対応できます。
格安のスマートウォッチは、この2つの機能が省略される場合も多いですが、本機はしっかりしています。
電子決済も、先述のように、Suica対応になったので、便利になりました。
第2に、総合的にAndroidスマホと相性が最も良いといえるスマートウォッチは、
【2022年発売】(Wi-Fi版)
5・Google Pixel Watch
¥38.080 Amazon.co.jp (1/26執筆時)
黒曜石 :GA03119-TW
ヘーゼル:GA04123-TW
チョーク:GA03182-TW
チャコール:GA03305-TW
パネル:有機EL(1.2型)
ガラス:
バンド:フルオロエラストマー
心拍数計:搭載
測定:活動量 睡眠質 階段段数ほか
スポーツ:VO2 MAX
GPS:4衛星
スマホ対応:IOS Android
電話応答:可能
音声AI:Google assitant
音楽サービス:YouTube Music
電子マネー:Google Pay(Suica)
アプリ追加:WearOS 3.5
道案内: 対応
バッテリー: 1日
重さ: 約36g(本体のみ)
日常の健康管理 ★★★★★
野外トレーニング ★★★★★
電池の保ち ★★★★☆
ファッション性 ★★★★★
アプリの豊富さ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
Google Pixel Watchはと、言わざるを得ないでしょう。
Fitbit社の吸収で、Appleに比べて弱いと言えた「フィットネス部門」の強化を測ったわけですが、具体的な成果としては、本機が「第一弾」といえます。
デザインを含めて、かなり気合をいれた製品に思えます。
本編で書いたように、「健康管理」部分では、血中酸素ウェルネス・皮膚温センサー・皮膚電気活動(cEDA)センサーという、最先端といえる部分が非搭載です。
しかし、睡眠量・心拍数・昇降段数ほか、日常生活に一般的に「重要」といえる基本は全て網羅しますので、実際、問題ないと思います。
時計での通知のほか、Fitbitはアプリの出来が非常に良く、使いやすいので、健康管理部分も総合能力は高いと思えます。
その他の部分は、Wear OS 3.5の装備で、Apple Watchと比べても、できることは(だいたい)同じになりました。
カレンダーでのスケジュール管理や、音声と画像での道案内、スマホの通知と通話、定額音楽サービス(You Tube Music)のオフライン利用、Suicaでの決済ほか、「やりたいことの大半は可能」でしょう。
Wear OSを出すメーカーですから、OS部分の更新もフォローされるでしょうし、スマホとの相性問題も比較的起きにくいだろう部分で、メリット性があります。
かかくも比較的「値頃感」を持たせているため、Androidユーザーが初めてかう、スマートウォッチとして、バランスが良いものだと感じました。
第3に、比較的予算が制限される中で、スマートウォッチを選ぶとすると、
36・ Xiaomi Watch S1 Active
¥22,980 Amazon.co.jp (1/26執筆時
Active/Moon White
Active/Space Black
パネル:有機EL(1.43型)
ガラス
バンド:シリコン/TPU
心拍数計:搭載
測定:活動量 睡眠質 血中酸素
スポーツ:
GPS:5衛星
スマホ対応:IOS Android
電話応答:可能
音声AI:Amazon Alexa
音楽サービス:
電子マネー:
アプリ追加:
道案内:
バッテリー: 12日
重さ: 36.3g
日常の健康管理 ★★★★★
野外トレーニング ★★★★★
電池の保ち ★★★★☆
ファッション性 ★★★★☆
アプリの豊富さ ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
Xiaomi Watch S1 Activeが良いでしょう。
今回の記事の冒頭でも書きましたが、格安のスマートウォッチを選ぶ場合はとくに、センサーの充実度が重要です。
充実しないもデルを買ってしまうと、できることが少なくなるからです。
その点で言えば、本機はさほど値段が高くない製品の中では「豪華な仕様」です。
健康面では、心拍数の測定ほか、最先端の血中酸素の測定機能を含めて、対応します。
運動面でも、 加速度・ジャイロ・電子コンパスという基本装備を網羅した上で、地磁気センサー・大気センサー(高度計)が装備です。
センサーを活かして様々なアクティビティにも対応できますし、楽しく使えると思います。
精度の面でも、5種の衛星をフルに使ったナビゲーションができます。
また、先述のデュアルバンドGPSですので、精度はさらに高いです。
その上で、マイクとスピーカーを内蔵するので、電話通話に対応できます。音声AIについても、Amazon Alexaに対応しますので、格安といえる機種の中では機能が充実しています。
アプリが自由に追加できない部分を除けば、完成度は高いです。
ーーー
ただ、最近Appleが、2万円台前半で買える価格で下位機種を出しました。
正直に言えば、本機を含めて、iPhone向けにオススメできる格安機は、他社機を含めてほぼないです。
その点でiPhoneユーザーについては、【Apple Watchの比較記事】で紹介した機種とも比較検討が必要でしょう。
第4に、日常生活のほか、運動も高度に管理できる、スポーツ愛好家向けのスマートウォッチとしておすすめできるのは、
【2021年発売】
【幅45mm】
12・GARMIN VENU 2
¥50,055 Amazon.co.jp (1/26執筆時)
ブルー:010-02430-60
ブラック:010-02430-61
パネル:有機EL(1.3型)
電話応答:
音声AI:
重さ: 約49g
【2022年発売】
【幅45mm】(上位最新版)
13・GARMIN VENU 2 PLUS
¥60,727 Amazon.co.jp (1/26執筆時)
ブラック:010-02496-41
ホワイト:010-02496-42
グレー:010-02496-40
パネル:有機EL(1.3型)
電話応答:可能
音声AI:Alexa・Siri Google(選択)
重さ: 約49g
【2021年発売】
【幅40mm】
14・GARMIN VENU 2 S
¥45,055 Amazon.co.jp (1/26執筆時)
グラファイト: 010-02429-60
サンド:010-02429-61
ミストグレー :010-02429-62
ローズ:010-02429-63
パネル:有機EL(1.1型)
電話応答:
音声AI:
重さ: 約38.2g
ガラス:ゴリラガラス 3
バンド:シリコン
心拍数計:搭載
測定:活動量 睡眠質 階段段数 血中酸素
スポーツ:VO2 MAX
GPS:4衛星
スマホ対応:IOS Android
音楽サービス:Spotify LINE Amazon Music
電子マネー:GarminPay(SUICA)
アプリ追加:ConnectIQ
道案内:
バッテリー: 11日
日常の健康管理 ★★★★★
野外トレーニング ★★★★★★
電池の保ち ★★★★★
ファッション性 ★★★★☆
アプリの豊富さ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
GARMIN VENU2でしょう。
電話通話機能と、音声AI(Siri、Googleアシスタント、Bixby)を呼び出せるのは、VENU 2 PLUSだけなので、そちらが良いかと思います。
スマートウォッチの場合、スマホのような文字入力ができないデバイスなので、音声AIが呼び出せた方が確実に便利だからです。
ケースもステンレス製でこの価格というのは、Apple系と比べても質が良いですし、良い部分です。
一方、FitBitと比較した場合、本機は、より「スポーツ向き」です。
自転車のほか、ゴルフ・ランニング・スキー・水泳などに最適化されたデータの表示も可能で、この部分ではより作り込まれています。
GPS・心拍数計という基本装備のほか、運動強度を正確に計測できる、VO2Ma(最大酸素摂取量)の測定に対応する点が高く評価できます。
その上で、流行の「血中酸素の常時測定」にも対応します。
また、 スマホとの連携面も本機は高いです。
電子決済も、VISAと連携したGarmin Payに対応するほか、Suicaも利用できます。
定額音楽サービスについても、Spotify・LINE MUSIC・Amazon Musicと、メジャーなところは全て網羅します
その点で言えば、日本で利用する場合、「最もスマートウォッチらしい」のはガーミン機でしょう。
【2021年発売】 【日本正規品】
・ガーミン Index S2
¥20,727 Amazon.co.jp (2/26執筆時)
難点だった純正の体重計も日本発売になりました。
本機は【スマホ対応体重計の比較記事】でも紹介しました。
いずれにしても、 カジュアルな運動というレベルを超える方は、「買って後悔することは少ない」良いモデルだと思います。
第5に、フィールドギアとして、主に野外活動で使う場合は、
【2021年発売】
46・カシオ G-SQUAD PRO GSW-H1000
¥68,150 Amazon.co.jp (1/26執筆時)
ブルー:GSW-H1000-1JR
シルバー:GSW-H1000-1AJR
レッド:GSW-H1000-1A4JR
パネル:白黒+カラー液晶(1.2型)
ガラス:
バンド:シリコン
心拍数計:搭載
測定:活動量
スポーツ:VO2 MAX
GPS:3衛星
スマホ対応:IOS Android
電話応答:
音声AI:Google assitant
音楽サービス:
電子マネー:
アプリ追加:Wear OS
道案内: 対応
バッテリー: 1.5日(GPS非利用時)
重さ: 103g
日常の健康管理 ★★★☆☆
野外トレーニング ★★★★☆
電池の保ち ★★★★☆
ファッション性 ★★★★★★
アプリの豊富さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
カシオのG-SQUAD PRO GSW-H1000でしょう。
正直言って、通勤通学時や、家庭内(睡眠)では、全くおすすめできません。
睡眠量や階段段数も計れませんし、「皮膚温度」・「血中酸素の常時測定」という、最新の流行機能は、非搭載ですから、
Wear OS by Google(Android Wear)に対応しますが、それだけで何とかなるということもないので。
ただ、フィールドギアとして考えれば、まとまっています。
スポーツ他、ギアとしての堅牢性は折り紙付きですし、マッチする方は多くいるでしょう。
第5に、ビジネスシーンで身につけても違和感ないスマートウォッチは、
【2022年発売】
【Neutra ステンレススチール】
49・ フォッシル GEN 6 FTW4059
49・ フォッシル GEN 6 FTW4060
¥39,600 Amazon.co.jp (1/26執筆時)
パネル:有機EL(1.28型)
ガラス:
バンド:スチール
心拍数計:搭載
測定:活動量 睡眠質 血中酸素ほか
スポーツ:
GPS:1衛星
スマホ対応:IOS Android
電話応答:可能
音声AI: Google assitant
音楽サービス:YouTube Music
電子マネー:Google Pay
アプリ追加:Wear OS
道案内: 対応
バッテリー: 1日
重さ:
日常の健康管理 ★★★★☆
野外トレーニング ★★★★☆
電池の保ち ★★★★☆
ファッション性 ★★★★★★
アプリの豊富さ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
フォッシルのスマートウォッチでしょう。
ステンレススチールのバンド部分だけならば、他社機でも純正であります。ない場合も、大手モデルならば、サードパーティが互換品を出す場合があります。
ただ、家電メーカー製は、ケース(時計本体)部分が多かれ少なかれ「モダン」な場合が多いので、クラシックな腕時計に近いという部分で難があります。
その点で言えば、もともと「時計屋」である同社の製品は良いように思えます。
本機は、スマートウォッチの部分で、WearOSをしっかり装備するので、「スマートウォッチでできること」の大半は可能でしょう。
NFCも対応し、Google Payも使えます。
もちろん、重さと形状からして、アクティブな活動に向かないこと、また、気圧高度計がないので、階段段数(昇降した高度)の測定ができないことは難点ではありますが、外観を重視する場合は特に、選択肢にできるでしょう。
ーーー
【2022年発売】
52・ フォッシル GEN 6 FTW6082
52・ フォッシル GEN 6 FTW6083
¥39,600 Amazon.co.jp (1/26執筆時)
【2022年発売】
53・ フォッシル GEN 6 FTW6077
53・ フォッシル GEN 6 FTW6078
¥39,600 Amazon.co.jp (1/26執筆時)
【2022年発売】
54・ フォッシル GEN 6 FTW6080
54・ フォッシル GEN 6 FTW6079
¥38,500 Amazon.co.jp (1/26執筆時)
パネル:有機EL(1.28型)
ガラス:
バンド:スチールほか
心拍数計:搭載
測定:活動量 睡眠質 血中酸素ほか
スポーツ:
GPS:1衛星
スマホ対応:IOS Android
電話応答:可能
音声AI: Google assitant
音楽サービス:YouTube Music
電子マネー:Google Pay
アプリ追加:Wear OS
道案内: 対応
バッテリー: 1日
重さ:
「女性用」の展開も多いです。
性能は同じなので、こちらも選べるでしょう。
補足:スマートウォッチと連携管理できる機器
というわけで、今回は、スマートウォッチの紹介でした。
1・スマホと連動する体重計
2・ワイヤレス活動量計
3・ランニングウォッチ
4・スマホ対応血圧計
5・スマホ対応基礎体温計
6・EMS腹筋ベルト
なお、スマホと連携できる健康器具については、以上のような記事もあります。これらの記事もよろしくお願いいたします。
ではでは。