Top カメラ 比較2025'【結論】アクションカメラ39機の性能とおすすめ・選び方:GoPro DJI INSTA360 FeiyuTechほか:4K動画対応 (3)

2025年06月24日

比較2025'【結論】アクションカメラ39機の性能とおすすめ・選び方:GoPro DJI INSTA360 FeiyuTechほか:4K動画対応 (3)

 1回目記事からの続きです→こちら

2-7・その他の企業のアクションカメラ

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 3回目記事では、台湾のトランセンドほか、ここまでみた以外の製品をまとめて紹介します。

1・アクションカメラの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:GoPro〈米国〉
 1-3・DJI 1〈中国〉
2・アクションカメラの比較 (2)
 2-1・DJI 2〈中国〉
 2-2・ソニー〈日本〉
 2-3・Thinkware〈韓国〉
 2-4・INSTA360〈中国〉
 2-5・FeiyuTech〈中国〉
3・アクションカメラの比較 (3)
 3-1・Musonほか〈中国〉
 3-2:最終的なおすすめの提案【結論】

 今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた、選び方の基本に沿いながら、各機をみていきます。

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 なお、以下では、高評価できるポイントは赤系の文字色で、イマイチなところは青字で表記していきます。


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 【2024年発売】

 38・ トランセンド DrivePro Body 10C TS64GDPB10C
  ¥24,800 楽天市場 (6/24執筆時)

撮像素子:
画素数:(200万画素)
F値:F2.8
手ぶれ補正:
録画機能:フルHD/60P
防水防塵:IPX4
バッテリー:2時間(最大)
ライブストリーミング:
重さ: 約88g(バッテリー込)

  DrivePro Body 10Cは、台湾のトランセンドが販売する製品です。

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 こちらは「ボディカメラ(ウェアラブルカメラ)」の類です。長時間身につけて、行動記録を取るためのものです。

 JRグループ採用モデルとの触れ込みです。

 防水性能は、IPX4です。

 生活防水はあるので、相当の豪雨を除けば、問題ないです。

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 画質は、F値は2.8です。

 撮像素子などの説明はないですが、製品の性質上問題ないでしょう。

 夜間用に赤外線LEDを使用した「モノクロ映像」は撮れます。(ドラレコのように)高感度撮像素子を採用したら、より良いような気はします。 

 動画撮影は、フルHD/60Pまでです。

 手ぶれ補正も、電子式の記述もないです。

 ようするに、「行動記録」ようで、それを楽しむような目的はない製品です。

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 静止画も、スナップショットボタンで、撮れます。

 モニターも、同じ理由で未装備です。

 音声録音は、スペック表だと、非対応です。

 その点で言えば「身につけるドラレコ」というより「身につける監視カメラ」でしょうか。

 バッテリーは、最大7時間です。

 諸機能を省略しているのは、この部分のためでしょう。

 夜間で赤外線LEDを併用する場合は短くなりますが、実用水準です。

 ネットワーク機能は、Wi-Fiなどを装備しません。

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 [128GB]【Amazon限定】

 ・microSDカード 128GB EVO Plus
   ¥1,799 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 記録は、マイクロSDカードを利用します。

 64GB付属します。最大1TBまで認識します。

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 マウンターは、360度回転式のクリップと、マジックテープホルダが付属です。

 別売でマグネットマウントなども用意されます。

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 以上、トランセンドDrivePro Body 10Cの紹介でした。

 先述のように「身につけるドラレコ」というより「身につける監視カメラ」という製品です。用途に合う場合は良いでしょう。

 個人的には(街道歩きも趣味なので)昔カシオが出していたような、長時間、身につけるのに向く形状のウェアラブルカメラが欲しいのですが、こちらは、そういった製品ではないです。


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 【2024年発売】

 39・ SIGHTRON CUBE CAM DAC-201
  ¥21,536 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

撮像素子:
画素数:(200万画素)
F値:F2.8
手ぶれ補正:6軸EIS
録画機能:4K 60フレーム/秒
防水防塵:水深21m
バッテリー:約130分(最大)
ライブストリーミング:
重さ: 約98g(バッテリー込)

 CUBE CAM DAC-201は、米国のサイトロンが販売する製品です。

 単眼鏡などの光学メーカーですが、アクションカメラも発売しました。

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 重さは、98gです。

 Go Pro Heroの下位機ほどですが、カメラの出っ張りがない分、サイズはこちらが小さいです。

 防水性能は、水深21Mです。

 別のハウジングなしでこの性能です。

 画質は、あまり詳しいスペックの説明はないです。

 画角のみ開示で170度の超広角です。

 動画撮影は、4K 60フレーム/秒です。

 ミニサイズですが、4Kに対応できる水準です。

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 手ぶれ補正も、電子式の6軸EISです。

 凝った機能性の説明はないですが、乗り物などでの大ブレ補正はします。 

ようするに、「行動記録」ようで、それを楽しむような目的はない製品です。

 静止画は、本機は機能としてないようです。

 モニターは、HD解像度の2.1型の液晶です。

 音声録音は、スペック表だと、非対応です。

 バッテリーは、最大130分という記述です。

 構造的に、交換は前提にしていません。

 ネットワーク機能は、Wi-Fiなどを装備しません。

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 [128GB]【Amazon限定】

 ・microSDカード 128GB EVO Plus
   ¥1,799 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 記録は、マイクロSDカードを利用します。

 最大128GBまで認識します。初期付属はしません。

 マウンターは、バイク幼保か、一通り付属します。

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 以上、SIGHTRON CUBE CAM DAC-201Cの紹介でした。

 極小サイズで、4K/60P撮影ができ、かつ、実用水準の手ぶれ補正がある上で、防水面で強めの個性がある機種です。値段も安めです。

 あまり知られないメーカーですが、例えば、小型のGo Proと比べても、解像度(フレームレート)の部分ほか秀でる部分もあるという印象です。

 撮像素子ほか公開されないスペック部分が気がかりではありますが、真面目な作りには思います。カメラとしては問題なさそうです。 

 一方、「遊べるガジェット」として長年作り込んだような製品ではないので、アプリや撮影方式の部分では、Go Proほか、中国系の大手企業とのは感じます。

今回の結論
アクションカメラのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、各社のアクションカメラについての比較でした。

 最終回となる3回目記事では、いつものように、目的別、価格別にAtlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。


 第1に、現状で最も完成度の高い、4K対応高速・高画質動画機と言えるのは、

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 【2024年10月発売】

 【通常製品+2年無料保証】

 1・GoPro HERO13 BLACK CHDHX-131-FW
  ¥59,800 楽天市場 (6/24執筆時)

 【通常製品+2年無料保証】

 2・GoPro HERO13 BLACK CHDHX-131-FW
  ¥68,800 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 【CREATOR EDITION 】

 3・GoPro HERO13 BLACK CHDFB-131-JP
  ¥81,410 楽天市場 (6/24執筆時)

 【CREATOR EDITION + マイクロSDカード】

 4・GoPro HERO13 BLACK CHDFB-131-JP
  ¥104,800 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

撮像素子:1/1.9型 CMOS
画素数:2760万画素
F値:F2.5
手ぶれ補正:HyperSmooth 6.0
録画機能:5.3K 60フレーム/秒
防水防塵:最大10M
バッテリー:150分(最大)
ライブストリーミング:対応
重さ:159g(バッテリー含む)

画質の良さ  ★★★★★
手ぶれ補正  ★★★★★★
防水性    ★★★★★
アクセサリー ★★★★★★
バッテリー  ★★★★★
スマホ連携  ★★★★★
ライブ配信  ★★★★★★
総合評価   ★★★★★★

 Go ProHERO 13ブラックエディションが良いでしょう。

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 クリエーターエディションでは、Creator Editionも、Volta(バッテリー内蔵型グリップ:1.65万円)と、メディアモジュラー(1万円)・ライトモジュラー(6000円)が付属です。

 セット買いだと抜群に安いわけではないですが、動画撮影全般に便利そうに思えるものが、考えずともそろう部分で、こちらも良いかと思います。

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 ・Samsung EVO Plus 128GB
  ¥1,799 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 マイクロSDカード付は、別に買った場合の値段と比べて、皆さんが買われる場合安かったら、選択肢にできるでしょう。

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 画質面は、解像度は27600万画素で、撮像素子も、1/1.9型です。

 撮影も4K画質で最大120フレーム秒ですので、画質面では最高級です。

 さらに、レンズ1個タイプの製品としては、唯一5.3K /60フレーム/秒にも対応できます。

 特に、固定設置して、動きのあるスポーツを撮影したり、超スローモーション再生をしたい場合は、相当有利でしょう。

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 手ぶれ補正機能は、、HyperSmooth6 (ハイパースムーズ 6.0)です。

 率直に言って、昔は、ここはGoProの弱点とも言えました。

 しかし、HyperSmoothの世代が進んだ現在、電子式の大きなブレ補正について高度に進化させ、多くのシーンで「スタビライザー・ジンバル不要」で運用できるようになりました。

 小型のアクションカメラ特有の「大きなブレ」には強いので、実際、この部分については力強いです。

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 水平維持と、水平ロックに対応する水準ですし、高度と言えます。

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 Go Pro 3 in 1グリップ 3-WAY 2.0
  ¥10,800〜 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 マウンターの多さも、もちろん魅力です。

 自転車・自動車・ヘルメットその他、純正マウンターが最も多いメーカーです。

 自分の用途にあったものが確実に見つかるでしょう。

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 【HERO9〜HERO12対応: ADFMD-001】

 HERO メディアモジュラー
  ¥11,764 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 HERO Black Max レンズモジュラー
  ¥7,847 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 モジュール類も、2020年発売のHiRO 9以降は互換するので、すでに数は揃っています。

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 【177度超広角撮影】

 超広角レンズモッド AEWAL-00
  ¥16,809 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 【11cm〜75cmマクロ撮影】

 マクロレンズモッドAEWAL-021
  ¥28,965 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 【光量調整フィルター】

 ND フィルター4 枚パック
  ¥11,218 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 交換レンズも、フィルターを含めて多めです。

 先述のように、HERO 13から、装着されたモジュールが自動認識される新方式です。

 NDフィルターなどで、絵作りをする場合、結構便利そうです。 

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 スマホアプリは、他社より充実します。

 GPSなどの諸データを作った面白い動画作りを含めて、この部分の作り込みは評価できます。

 ライブ配信の実用性でも、この機種に軍配が上がると言えます。

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 その上で、映像モードが多彩な点が評価できます。

 提案される「使い方」がとにかく多く、飽きてしまわないほど楽しめそうです。

 好きなようにカスタマイズして楽しめるという点では、他社を大きく引き離す実力があります。

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 【HERO13用】

 HERO13 Black用Enduroバッテリー AEBAT-001
  ¥5,199 楽天市場 (6/24執筆時)

 HERO13 Black用Enduroバッテリー 2個 AEBAT-201
  ¥8,700 楽天市場 (6/24執筆時)

 【HERO 13】AEDBD-201-AS

 デュアルチャージャー + バッテリー1個
  ¥13,800 楽天市場 (6/24執筆時)

 予備バッテリーも割と安価に揃うので、この面で考えてもGoProを選ぶのが現状では良いでしょう。

 また、GoProは、上級者の利用者が多いので、ドローン撮影など、割とニッチな場面での有効な使い方の情報が得やすいです。「同好の士」を探しやすいというメリットがあります。

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 【2024年発売】

 【通常製品】CINSBBGA-SB

 25・Insta360 Insta360 Ace Pro 2
  ¥64,205 楽天市場 (6/24執筆時)

 【デュアルバッテリーキット】ACEPRO214/CINSBBGA

 26・Insta360 Insta360 Ace Pro 2
  ¥(61,000) 楽天市場 (6/24執筆時)

撮像素子:1/1.3型
画素数:5000万画素
F値: F2.8
手ぶれ補正:6軸ジャイロ
録画機能:8K/30P 4K/60P
防水防塵:10M
バッテリー:180分
ライブストリーミング:
重さ:177g  

 一方、他社機に目を向ける場合、ライバル機と言えるのは Insta360 Ace Proです。

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 本機の場合、音声によるガイダンスほか、ジェスチャー操作にも対応するため、手放しで使いやすい部分があります。

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 その上で、チルト式のモニターが最初から付属するので、追設置面の自由度が高いのが売りです。

 完全に「オールインワン」ではないものの、追加投資なしでも、割と「いろいろ遊べそう」な部分と、アプリほかの「とっつきやすさ」、あるいは、とりあえず「おまかせ」でも、それなりに撮れそうな部分は、GoProよりも良い印象です。

 こうした点で、特定の目的はなく、ガジェットとして「いろいろ試したい」ライトな感じの方で、(ジンバル型ではなく)ボックス型を選ぶ場合、割と良さそうに思えます。

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 性能面では、1/1.3型という、Go Proに較べても良い撮像素子を積みます。

 その上で、ナイトビジョン(高感度)で、暗い場所に強いセンサーですので、日中・夜間、室内・室外問わず、使いやすそうです。

 動画解像度も、8K/30Pまで対応です。

 本編で書いたように、8K対応させるために、画素数を(4K動画に必要な水準を超えて)高くしないといけないので、4K以下の画質やバッテリー消費に、いくぶん影響を与える側面はあります。

 ただ、それを加味しても8K録画(やその応用)を楽しめるのは、他機にはない魅力でしょう。30フレーム/秒ならば、しっかりなめらかです。

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 実際、影響を受けそうな低照度撮影も、センサー自体がナイトビジョンであることを含めて、しっかり対策はあります。

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 手プレ補正も、6軸ジャイロによる手ぶれ補正ほか、4K/30Pまでですが、アクティブHDR機能もありますし、動きのある映像には強そうです。

 動画ブレの部分でも、水平維持は可能なので、この部分も問題ないです。

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 Insta360 Ace Pro & Ace 急速充電ハブ
  ¥8,740 楽天市場 (6/24執筆時)  

 Insta360 Ace Pro & Ace 1800mAh バッテリー
  ¥6,000 楽天市場 (6/24執筆時)

 バッテリーも交換式ですし、長時間撮影もできますし、ライブ配信も対応できます。


 第2に、「自撮り棒的」な意味合いでカジュアルに使えるアクションカメラとしては、

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 【2020年発売】(上位機あり)

 【通常製品】

 8・DJI OSMO POCKET 2
  ¥39,600 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 【Creator コンボ 黒】

 9・DJI OSMO POCKET 2
  ¥54,450 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

撮像素子:1/1.7型
画素数:1600万画素
F値: F1.8
手ぶれ補正:3軸ジンバル
録画機能:4K 60フレーム/秒
防水防塵:
バッテリー:140分(最大)
ライブストリーミング:
重さ: 116g

画質の良さ  ★★★★☆
手ぶれ補正  ★★★★★★
防水性    ★★★☆☆
アクセサリー ★★★★☆
バッテリー  ★★★★★
スマホ連携  ★★★★☆
ライブ配信  ★☆☆☆☆
総合評価   ★★★★★

 DJI OSMO POCKET2が良いと思います。

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 手ぶれ補正機能は、手持ちに限っていえば、ジンバル(3軸スタビライザー)のほうが合理的かと思います。

 その上で、上部のカメラがモータで動くことを利用して、被写体の顔を追尾したり、それに合わせてマイクを調整したり、とにかく、手持ちの利便性の部分での芸が細かいです。

 4K動画撮影も、しっかり、4K/60フレームの画像が撮れます。動画の画質が相当程度期待できるでしょう。

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 スマホアプリも、この用途では出来が良いです。

 「ストーリーモード」は、Vlog(ビデオログ)などの投稿にも向くでしょう。

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 【2021年発売】

 【通常製品】

 35・FeiyuTech Feiyu Pocket 2
  ¥46,000 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 【分離型】

 36・FeiyuTech Feiyu Pocket 2S
  ¥48,406 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

撮像素子:1/2.5型
画素数:850万画素
F値: F1.8
手ぶれ補正:3軸ジンバル+3軸電子
録画機能:4K 60フレーム/秒
防水防塵:
バッテリー:190分(最大)
ライブストリーミング:
重さ: 127g

 ただ、本編でも書いたように、よりカジュアルに持ち歩いて使うならば、FeiyuTech Feiyu Pocket 2 はも良いかと思います。

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 3軸+3軸のジャイロは、持ち歩いて使う分には強力ですし、Wi-Fi搭載部分も、スマホへ、また、スマホ経由でのSNSなどへの転送という部分で便利でしょう。

 ただし、カメラ部分の潜在能力はさほど高くないため、暗い場所は少し苦手です。室外のわりと明るい場所で使うのに向く機種です。

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 【2020年発売】

 【 Creator パッケージ 】

 22・THINKWARE SNAP G SG-SP
  ¥45,880 楽天市場 (6/24執筆時)

 【 Battery パッケージ 】

 23・THINKWARE SNAP G SG-BP
  ¥54,780 楽天市場 (6/24執筆時)

 【 Prime パッケージ 】

 24・THINKWARE SNAP G SG-FP
  ¥61,780 楽天市場 (6/24執筆時)

撮像素子:1/2.3型
画素数:1600万画素
F値: F2.6
手ぶれ補正:3軸ジンバル
録画機能:4K 60フレーム/秒
防水防塵:
バッテリー:120分(最大)
ライブストリーミング:
重さ: 243g

 その部分で言えば、ジンバル型の5万円以下クラスで、暗い場所に「最も強い」といえるのは、THINKWARE SNAP Gです。

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 撮像素子の部分で、スーパーナイトビジョンを搭載するのでこの部分で最も期待値が高いです。

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 その上で、画角もそれなりに広めですし、風景や旅カメラとして、使い勝手が良さそうです。もちろん、充実する顔認識機能を含めて、その用途でも便利に使えます。

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 【2023年発売】

 【通常製品】‎6941565969873

 11・DJI OSMO POCKET 3
  ¥79,200 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 【Creator コンボ 】6941565969903

 12・DJI OSMO POCKET 3 クリエイターコンボ
  ¥99,880 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

撮像素子:1型
画素数:940万画素
F値: F2.0
手ぶれ補正:3軸ジンバル
録画機能:4K 60フレーム/秒
防水防塵:
バッテリー:166分(最大)
ライブストリーミング:対応
重さ: 179g

 一方、値段的には「上級者向け」ですが、ジンバル型で、画質を最大限重視したい場合は、現状では、DJI OSMO POCKET 3以上の製品は「見あたらない」といえます。

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 若干、サイズ感と重さは出ますが、ボックス型を含めて現状最高と言える「1型」の撮像素子を採用します。

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 その上で、手持ちの場合、特に重要になるフォーカスの部分で、最先端の全画素AF(全画素 高速フォーカス)を採用します。

 素早く、ピントが合うのは、手持ち前提のジンバル型では特に重要と言えます。

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 暗い場所など条件の悪い場所での撮影も得意そうですし、画質重視ならば、選んで損はないでしょう。

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 少し高めですが、自宅で配信や、ウェブカメラ的な利用もできる多用途性をふまえれば、割高とも言えないです。 


 第4に、旅行などに意識せず持ち歩き、「人間が身につけて」記録を残すのに向いた軽量カメラは、

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 【2023年発売】

 【アクションポッドあり】

 【64GB】CINSAATA-ST-64

 28・Insta360 GO 3S (64GB) 白
 29・Insta360 GO 3S (64GB) 黒
   ¥61,800 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 【128GB】CINSAATA-ST-128

 30・Insta360 GO 3S (128GB) 白
 31・Insta360 GO 3S (128GB) 黒   
   ¥65,800 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 【アクションポッドなし】

 【64GB】CINSAATA-SC-64

 32・Insta360 GO 3S (64GB) 黒
 33・Insta360 GO 3S (64GB) 白
   ¥36,800 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 【128GB】CINSAATA-SC-128

 34・Insta360 GO 3S (128GB) 黒
 35・Insta360 GO 3S (128GB) 白
   ¥(41,800) Amazon.co.jp (6/24執筆時)

撮像素子:
画素数:約660万画素
F値:F2.2
手ぶれ補正:6軸ジャイロ
録画機能:4K /30フレーム/秒
防水防塵:IPX8
バッテリー:140分(ケース利用時)
ライブストリーミング:
重さ:39.1g

画質の良さ  ★★★★☆
手ぶれ補正  ★★★★★
防水性    ★★★★★
アクセサリー ★★★★☆
バッテリー  ★★★★☆
スマホ連携  
★★★★☆
ライブ配信  ★☆☆☆☆
総合評価   ★★★★★

 Insta360 GO 3S でしょう。

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 若干値段差がありますが、アクションポッドがあった方が実際便利なのでセットモデルが良いかと思います。

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 Insta360 GO 3 クイックリリースマウント
   ¥4,860 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 Insta360 GO 3/GO 3S 磁気ペンダント
  ¥1,080 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 そちらならば、上のようなマウンターも一揃い付いていますので、買ってすぐはじめられますし。

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 撮影は、超小型・超軽量であるのに加えて、豊富な装着系マウンター類の付属がみどころです。

 カジュアルにカメラを身につけて、思いついたときショートフィルムをすぐ撮影する、という方向性なら、これにまさる機種はないでしょう。

 カメラスペックは、従来の課題でした。

 ただ、4K/30Pながら4Kに対応した上で、フルHDではフルHD/200Pまでのスローモーションにも対応しました。

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 画角・焦点距離も、具体的な数字は書かれませんが、メガ広角FOVとして、拡げられるようになったのも、使い勝手の幅を拡げています。

 むろん、画質面で言えば、もっと良い機種はありますが、「実用性」「独創性」から、高く評価できる機種です。

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 手ぶれ補正は、この種の「装着系」製品の場合とくに重要です。

 本機の場合、適当に身につけて撮るとしても、6軸ジャイロスコープの採用で、ぶれた写真になりにくい点は、発想として相当高く評価できます。

 バッテリーも、最近のイヤホンに見られる、ケース充電式を採用して「長時間撮影」に対応できるようにしたり、マグネットやクリップの工夫で、ウェアラブル以外にも汎用性もあります。

 Wi-Fiも対応ですし、スマホなしで手軽に確認できるモニター、あるいは、音声操作・ジェスチャー操作の対応など、使い勝手の部分も優れます。


 第5に、4K動画に加えて、ワンランク上の写真(静止画)画質が得たい方には

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 【2019年発売】

 21・SONY Cyber-shot DSC-RX0M2
  ¥118,900 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

撮像素子:1型裏面照射型センサー
画素数:2100万画素
F値: F4
手ぶれ補正:電子式
録画機能:4K 30フレーム/秒
防水防塵:10m
バッテリー:35分
ライブストリーミング:
重さ:132g(バッテリー含む)

画質の良さ  ★★★★★★★
手ぶれ補正  ★★★★☆
防水性    ★★★★★
アクセサリー ★★★★★
バッテリー  ★★★★☆
スマホ連携  ★★★★☆
ライブ配信  ★☆☆☆☆
総合評価   ★★★★★

 ソニーのDSC-RX0M2がおすすめです。

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 1型という大きな撮像素子を採用するため、静止画撮影における画質の部分での期待値は最も高いです。

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 また、GoProとは方向性が違いますが、撮影にかかわる豊富で、整理されたアクセサリーが用意されている点もメリットです。

 ISO感度も良いため、暗い場所からスタジオ撮影まで、かなり用途の幅は広いでしょう。

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 シューティンググリップ VCT-SGR1
  ¥7,500 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 手持ち用グリップを別に購入して、持ち運んで利用するのにも向きますし、ソニーのアクセサリーページであるように、(GoProには及ばないものの)たいていのシーンで利用できるパーツはあります。

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 防水性能は、かなり重視されていて堅牢性も高いため、色々遊べるでしょう。

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 リチャージブルバッテリー NP-BJ1
  ¥3,874 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 予備バッテリーは、こちらです。


 第6に、設置性の良い、小型、軽量タイプで、入門機としてもおすすめできる製品は

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 【2024年発売】

 【通常製品】

 6・GoPro HERO CHDHF-131-JP
  ¥24,900 楽天市場 (6/24執筆時)

 【通常製品+128GB マイクロSDカード】

 7・GoPro HERO CHDHF-131-JP
  ¥35,800 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

撮像素子:
画素数:1200万画素
F値:F2.3
手ぶれ補正:HyperSmooth
録画機能:4K 30フレーム/秒
防水防塵:最大10M
バッテリー:156分(最大)
ライブストリーミング:
重さ:86g(本体のみ)

画質の良さ  ★★★★☆
手ぶれ補正  ★★★★☆
防水性    ★★★★★
アクセサリー ★★★★★
バッテリー  ★★★★★
スマホ連携  ★★★☆☆
ライブ配信  ★☆☆☆☆
総合評価   ★★★★☆

 GoPro HEROでしょう。

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 重さ86gで、サイズは、幅56.6x高さ47x奥行き29.4 mmです。

 より小型な製品は他にあります。

 ただ、GoProは、アプリ部分を含めた作り込みが評価できるほか、マウンターを含めた、アクセサリー展開も充実するので、その部分で選ぶ意義があるように思います。

 撮影面のスペックは、先述のように、他機より弱めの4K/30Pまでの対応です。

 ただ、一般的な、フルHD/60Pで撮れれば問題ないという方は多いでしょう。

 その場合、さほど処理を要求するような機器構成になっていないので、スペック由来の熱問題(熱暴走)や、バッテリー持続時間の問題が(ミニサイズでは)生じにくいのは、メリットかと思います。

 おそらくあまり「もりもり」なスペックにしていないのは、こうした部分の使い勝手を重視したからかと思います。

ーーー

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 【2024年発売】

 38・ SIGHTRON CUBE CAM DAC-201
  ¥21,536 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

撮像素子:
画素数:(200万画素)
F値:F2.8
手ぶれ補正:6軸EIS
録画機能:4K 60フレーム/秒
防水防塵:水深21m
バッテリー:約130分(最大)
ライブストリーミング:
重さ: 約98g(バッテリー込)

 一方、より小型で、4K/60Pに対応できる機種としては、SIGHTRONのCUBE CAM DAC-201が候補でしょう。

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 本編で書いたように、撮影面の「遊び要素」を重視する場合、GoProにはだいぶ負けるのですが、防水性能や、手ぶれ補正の部分を含めて、小型機ではスペック面で優秀であるといえます。

 信頼性の部分で、量販店ベースの販売があり、名の通った企業の製品だと、本機が候補かなと思います。 

補足・アクションカメラ関連記事の紹介

 というわけで、今回は、4K対応のアクションカメラの紹介でした。

 202205272019.jpg

 【64GB〜512GB】【Amazon限定】

 Samsung microSDXCカード
  ¥1,599〜 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

 なお、マイクロSDカードは、4K(以上)に対応する専用タイプが必要です。

 そのようなカードについては、マイクロSDカードの比較記事で、詳しく紹介していますので、よろしければ、ご覧ください。

 201808211447.jpg

1・全天球カメラの比較記事
 =VR動画撮影用の小型カメラ
2・Vlog向けカメラの比較記事
 =ビデオブログ向けの軽量カメラ

 なお、新ジャンルの360度撮影カメラも選択肢と考えている方は、引き続き、2番の記事をご覧ください。

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 ではでは。

posted by Atlas at 14:48 | カメラ

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