今回の結論
アクションカメラのおすすめは結論的にこの機種!
1・アクションカメラの比較 (1)
1-1:GoPro〈米国〉
1-2:DJI〈中国〉
2・アクションカメラの比較 (2)
2-1:DJI〈続き〉
2-2:ソニー〈日本〉
2-3:Thinkware〈韓国〉
2-4:INSTA360〈中国〉
2-5:FeiyuTech〈中国〉
2-6:MUSON〈中国〉
2-7:Crosstour〈中国〉
2-8:SAC〈日本〉
3・アクションカメラの比較 (3)
=最終的なおすすめの提案
最終回となる3回目記事では、いつものように、目的別、価格別にAtlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。
第1に、現状で最も完成度の高い、4K対応高速・高画質動画機と言えるのは、
【2021年9月発売】
【通常製品 】
1・GoPro HERO11 BLACK CHDHX-111-FW
¥81,000 楽天市場 (10/23執筆時)
【Creator Edition】
7・GoPro HERO11 BLACK CHDFB-111-JP
¥111,497 楽天市場 (10/23執筆時)
撮像素子:1/1.9型 CMOS
画素数:2700万画素
F値:
手ぶれ補正:HyperSmooth 5.0
録画機能:5.3K /60フレーム/秒
防水防塵:最大10M
バッテリー:156分(最大)
ライブストリーミング:対応
重さ:153g(本体のみ)
画質の良さ ★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★★★
防水性 ★★★★★
アクセサリー ★★★★★★
バッテリー ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
ライブ配信 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
Go ProのHERO910ブラックエディションが良いでしょう。
直販は「おまけ付き」はお買得感があまりないので、通常製品を買って、あとは必要なものを揃えるのがおすすめです。
ただ、本編で書いたように、「クリエーターエディション」だけは、手持ちのVlog撮影用として、気軽に買える部分で「オススメ」できます。
画質面では、先述のように、本機から2700万画素で、撮像素子も、1/1.9型になりました。
撮影も4K画質で最大120フレーム秒ですので、画質面では最高です。
さらに、レンズ1個タイプの製品としては、唯一5.3K /60フレーム/秒にも対応できます。
特に、固定設置して、動きのあるスポーツを撮影したり、超スローモーション再生をしたい場合は、相当有利でしょう。
手ぶれ補正機能は、従来、GoProの弱点とも言えました。
しかし、HyperSmooth3以降は、電子式の大きなブレ補正について高度に進化させ、多くのシーンで「スタビライザー・ジンバル不要」で運用できるようになりました。
小型のアクションカメラ特有の「大きなブレ」には強いので、実際、この部分については力強いです。
その上で、現行のHyperSmooth5までに水平維持と、水平ロックに対応する水準まで高まりました。
Go Pro 3 in 1グリップ 3-WAY 2.0
¥11,900〜 Amazon.co.jp (10/23執筆時)
マウンターの多さも、もちろん魅力です。
自転車・自動車・ヘルメットその他、純正マウンターが最も多いメーカーです。
自分の用途にあったものが確実に見つかるでしょう。
HERO9 メディアモジュラー
¥10,780 Amazon.co.jp (10/23執筆時)
HERO9 Black Max レンズモジュラー
¥13,285 Amazon.co.jp (10/23執筆時)
モジュール類については、2020年発売のHiRO 9のものと互換するので、すでに数は揃っています。
スマホとの連携は、他社より充実しますし、ライブ配信の実用性でも、この機種に軍配が上がると言えます。
その上で、映像モードが多彩な点が評価できます。
提案される「使い方」がとにかく多く、飽きてしまわないほど楽しめそうです。
「好きなようにカスタマイズして楽しめる」という点では、他社を大きく引き離す実力があります。
【HERO9/ 10/11専用】
HERO9 バッテリー1個 ADBAT-001
¥3,348 楽天市場 (10/23執筆時)
【HERO9/ 10専用】ADDBD-001-AS
デュアルチャージャー+バッテリー1個
¥5,360 Amazon.co.jp (10/23執筆時)
予備バッテリーも割と安価に揃うので、この面で考えてもGoProを選ぶのが現状では良いでしょう。
また、GoProは、上級者の利用者が多いので、ドローン撮影など、割とニッチな場面での有効な使い方の情報が得やすいです。「同好の士」を探しやすいというメリットがあります。
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【2020年10月発売】
【通常製品】
9・GoPro HERO9 BLACK CHDHX-901-FW
¥51,600 Amazon.co.jp (10/23執筆時)
撮像素子:裏面照射型センサー
画素数:2000万画素
F値: F2.8?
手ぶれ補正:HyperSmooth 3
録画機能:5K /30フレーム/秒
防水防塵:最大10M
バッテリー:156分(最大)
ライブストリーミング:対応
重さ:158g(本体のみ)
画質の良さ ★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★★
防水性 ★★★★★
アクセサリー ★★★★★
バッテリー ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
ライブ配信 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、少し予算を節約するならば、現状ならば、HERO9 BLACKでしょう。
先述のように、HERO10を選ぶならば、価格差から言っても、HERO11で良いでしょうし、十分に値頃感を感じられるのは、こちらです。
本編で書いたように、HERO9以上は、アクセサリーは(ほぼ)共通です。
その上で、5K以上に対応でき、しっかりした動画ブレに対応できる大手の製品としては「安い水準」とも言えます。
4Kまでで良い場合は、また「別の話」となりますが、同社の充実するアクセサリーを使える点ほか、この価格で選ぶならば、良い選択肢には違いないです。
第2に、「自撮り棒的」な意味合いでカジュアルに使えるアクションカメラとしては、
【2020年モデル】
【通常製品】
11・DJI OSMO POCKET 2
¥49,500 Amazon.co.jp (10/23執筆時)
【Creator コンボ 黒】
12・DJI OSMO POCKET 2
¥64,900 Amazon.co.jp (10/23執筆時)
【限定コンボ 白】
13・DJI OSMO POCKET 2
¥56,100 Amazon.co.jp (10/23執筆時)
【2018年モデル】
14・DJI OSMO POCKET
¥32,500 Amazon.co.jp (10/23執筆時)
撮像素子:1/1.7型
画素数:1600万画素
F値: F1.8
手ぶれ補正:3軸ジンバル
録画機能:4K 60フレーム/秒
防水防塵:
バッテリー:140分(最大)
ライブストリーミング:
重さ: 116g
画質の良さ ★★★★☆
手ぶれ補正 ★★★★★★
防水性 ★★★☆☆
アクセサリー ★★★★☆
バッテリー ★★★★★
スマホ連携 ★★★★☆
ライブ配信 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
DJI OSMO POCKET2が良いと思います。
手ぶれ補正機能は、手持ちに限っていえば、ジンバル(3軸スタビライザー)のほうが合理的かと思います。
その上で、上部のカメラがモータで動くことを利用して、被写体の顔を追尾したり、それに合わせてマイクを調整したり、とにかく、手持ちの利便性の部分での芸が細かいです。
4K動画撮影も、しっかり、4K/60フレームの画像が撮れます。動画の画質が相当程度期待できるでしょう。
スマホアプリも、この用途では出来が良いです。
「ストーリーモード」は、Vlog(ビデオログ)などの投稿にも向くでしょう。
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【2021年モデル】
【通常製品】
24・FeiyuTech Feiyu Pocket 2
¥36,500 Amazon.co.jp (10/23執筆時)
【分離型】
25・FeiyuTech Feiyu Pocket 2S
¥40,500 Amazon.co.jp (10/23執筆時)
撮像素子:1/2.5型
画素数:850万画素
F値: F1.8
手ぶれ補正:3軸ジンバル+3軸電子
録画機能:4K 60フレーム/秒
防水防塵:
バッテリー:190分(最大)
ライブストリーミング:
重さ: 127g
ただ、本編でも書いたように、よりカジュアルに持ち歩いて使うならば、FeiyuTech Feiyu Pocket 2 はも良いかと思います。
3軸+3軸のジャイロは、持ち歩いて使う分には強力ですし、Wi-Fi搭載部分も、スマホへ、また、スマホ経由でのSNSなどへの転送という部分で便利でしょう。
ただし、カメラ部分の潜在能力はさほど高くないため、暗い場所は少し苦手です。室外のわりと明るい場所で使うのに向く機種です。
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【2020年モデル】
【 Creator パッケージ 】
19・THINKWARE SNAP G SG-SP
¥49,500 楽天市場 (10/23執筆時)
【 Battery パッケージ 】
20・THINKWARE SNAP G SG-BP
¥57,200 楽天市場 (10/23執筆時)
【 Prime パッケージ 】
21・THINKWARE SNAP G SG-FP
¥64,900 楽天市場 (10/23執筆時)
撮像素子:1/2.3型
画素数:1600万画素
F値: F2.6
手ぶれ補正:3軸ジンバル
録画機能:4K 60フレーム/秒
防水防塵:
バッテリー:120分(最大)
ライブストリーミング:
重さ: 243g
その部分で言えば、ジンバル型で暗い場所に「最も強い」といえるのは、THINKWARE SNAP Gです。
撮像素子の部分で、スーパーナイトビジョンを搭載するのでこの部分で最も期待値が高いです。
その上で、かなりの広角レンズを採用するため、人物用というより、風景や旅カメラとして、使い勝手が良いです。
もちろん、充実する顔認識機能を含めて、その用途でも便利に使えます。
第3に、旅行などに意識せず持ち歩き、「人間が身につけて」記録を残すのに向いた軽量カメラは、
【2021年】
【32GB】
22・Insta360 GO 2
¥36,300 Amazon.co.jp (10/23執筆時)
【64GB】(おまけあり)
23・Insta360 GO 2 64GB版
¥42,900 Amazon.co.jp (10/23執筆時)
撮像素子:
画素数:約660万画素
F値:F2.2
手ぶれ補正:6軸ジャイロ
録画機能:WQHR 50フレーム/秒
防水防塵:IPX8
バッテリー:150分(ケース利用時)
ライブストリーミング:
重さ:26.5g(ケース込63.5g)
画質の良さ ★★★★☆
手ぶれ補正 ★★★★★
防水性 ★★★★★
アクセサリー ★★★★☆
バッテリー ★★★★☆
スマホ連携 ★★★★☆
ライブ配信 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
Insta360 GO 2 でしょう。
カジュアルにカメラを身につけて、思いついたときショートフィルムをすぐ撮影する、という方向性なら、これにまさる機種はないでしょう。
カメラとして個別のスペックは「さほど良くない」けれど、「実用性」「独創性」から、高く評価できる機種です。
本体26gという圧倒的な軽量性を持つ上、30フレームながら、4K解像度で動画撮れる点が評価できます。
適当に身につけて撮るとしても、6軸ジャイロスコープの採用で、ぶれた写真になりにくい点は、発想として相当高く評価できます。
バッテリーも、最近のイヤホンに見られる、ケース充電式を採用して「長時間撮影」に対応できるようにしたり、マグネットやクリップの工夫で、ウェアラブル以外にも汎用性もあります。
動画は1クリップ10分程度までです。
ただ、インターバルを開けて撮影する、タイムラプス撮影なら、1時間を超えて相当長時間撮影できますし、面白い動画を撮る方向性で考えると、発想が拡がりそうです。
新機種になって、Wi-Fiも対応になりましたし、リモコンになるバッテリーケースなど、前機種の発売からの3年間で、確実に進化が見られます。
Atlasもかなり欲しいので、「買い物リスト」に入れるつもりです。
第4に、バイクや自転車ほか、グローブなどで操作しにくい状況で便利に使えるモデルとしては、
【2022発売】
【標準コンボ】
16・DJI Action 3 スタンダードコンボ
¥47,300 楽天市場 (10/23執筆時)
【アドベンチャーコンボ】6941565943750
17・DJI Action 3 アドベンチャーコンボ
¥66,000 楽天市場 (10/23執筆時)
撮像素子:1/1.7型
画素数:1200万画素
F値: F2.8
手ぶれ補正:
録画機能:4K 120フレーム/秒
防水防塵:16M
バッテリー:160分
ライブストリーミング:対応
重さ:145g
画質の良さ ★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★★
防水性 ★★★★★
アクセサリー ★★★★★
バッテリー ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
ライブ配信 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
Go ProのHERO910ブラックエディションが良いでしょう。
連続撮影でバッテリー量が必要ならば「アドベンチャーコンボ」がおすすめです。
本機の場合、音声入力と、音声によるガイダンスに対応するため、手放しで使いやすい部分があります。
後ろ面のタッチパネルも大きめなので、自転車など指先が出るグローブの場合の操作にもメリットがあると思います。縦表示もできます。
性能面では、1/1.7型という、Go Proに較べても良い撮像素子を積みます。
画素数の部分で、4Kまでの対応になる部分と、静止画(写真)の画質があまり良くない部分はあります。
Go Pro系の下位機種にこの部分で及びませんが、4K/120fpsでの撮影には対応しますし、一般的に問題ありません。
手ぶれ補正についても、乗り物の動画ブレの部分で、45度までの水平維持が可能なので、価格からしても納得な水準があります。
超高解像度動画に興味があまりないならば、本機は結構良いように思えます。
第5に、4K動画に加えて、ワンランク上の写真(静止画)画質が得たい方には
【2019年発売】
18・SONY Cyber-shot DSC-RX0M2
¥95,000 Amazon.co.jp (10/23執筆時)
撮像素子:1型裏面照射型センサー
画素数:2100万画素
F値: F4
手ぶれ補正:電子式
録画機能:4K 30フレーム/秒
防水防塵:10m
バッテリー:35分
ライブストリーミング:
重さ:132g(バッテリー含む)
画質の良さ ★★★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★☆
防水性 ★★★★★
アクセサリー ★★★★★
バッテリー ★★★★☆
スマホ連携 ★★★★☆
ライブ配信 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
ソニーのDSC-RX0M2がおすすめです。
1型という大きな撮像素子を採用するため、静止画撮影における画質の部分での期待値は最も高いです。
また、GoProとは方向性が違いますが、撮影にかかわる豊富で、整理されたアクセサリーが用意されている点もメリットです。
ISO感度も良いため、暗い場所からスタジオ撮影まで、かなり用途の幅は広いでしょう。
シューティンググリップ VCT-SGR1
¥7,500 Amazon.co.jp (10/23執筆時)
手持ち用グリップを別に購入して、持ち運んで利用するのにも向きますし、ソニーのアクセサリーページであるように、(GoProには及ばないものの)たいていのシーンで利用できるパーツはあります。
防水性能は、かなり重視されていて堅牢性も高いため、色々遊べるでしょう。
リチャージブルバッテリー NP-BJ1
¥2,710 Amazon.co.jp (10/23執筆時)
予備バッテリーは、こちらです。
第6に、気軽に、4K動画撮影を楽しみたい方にオススメできる激安ビデオカメラは、
【2021年】B08R9PRP5L
26・MUSON Ultra1
¥15,880 Amazon.co.jp (10/23執筆時)
撮像素子:高感度CMOS
画素数:2000万画素
F値: 不明
手ぶれ補正:6軸ジャイロ
録画機能:4K 60フレーム/秒
防水防塵:
バッテリー:2時間(最大)
ライブストリーミング:
重さ: 約100g(バッテリー込)
画質の良さ ★★★★☆
手ぶれ補正 ★★★★☆
防水性 ★★★☆☆
アクセサリー ★★★★★
バッテリー ★★★★☆
スマホ連携 ★★★☆☆
ライブ配信 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★☆
MUSON Ultra1でしょう。
格安ですが 4K60p対応で、6軸ジャイロの手ぶれ補正、豊富なマウンターの添付と、必要な部分は全部揃っています。
類似スペックの他機はありますが、同社のAmazonでの販売歴は長い上で、一連の動きの中で現在も淘汰されていない点を評価しました。
Amazonの連絡システムを通してのやり取りになりますが、12ヶ月保証も付属しますし、比較的長期間日本で販売している会社なので、その部分での安心感もあります。
補足・アクションカメラ関連記事の紹介
というわけで、今回は、4K対応のアクションカメラの紹介でした。
【64GB〜512GB】【Amazon限定】
Samsung microSDXCカード
¥980〜 Amazon.co.jp (10/23執筆時)
なお、マイクロSDカードは、4K(以上)に対応する専用タイプが必要です。
そのようなカードについては、マイクロSDカードの比較記事で、詳しく紹介していますので、よろしければ、ご覧ください。
1・全天球カメラの比較記事
=VR動画撮影用の小型カメラ
2・Vlog向けカメラの比較記事
=ビデオブログ向けの軽量カメラ
なお、新ジャンルの360度撮影カメラも選択肢と考えている方は、引き続き、2番の記事をご覧ください。
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(前半からの続きとなりますので、前半記事をご紹介いただけると、一層嬉しいです!)
ではでは。