【今回レビューする内容】2025年 花粉に強い!空気清浄機の性能とおすすめ・選び方
【比較する製品型番】 VeSync 山本電気 AirEat YF-AC01 ドウシシャ Pieria APV-151HI APU-101H SwitchBot 空気清浄機 W5302310 W5302300 FIVE Create briiv 2 Pro BV-0100 Create briiv 2 BV-0100 ほか
今回のお題
花粉やPM2.5に強い空気清浄機のおすすめはどの機種?
ども、Atlasです。
今回は、2025年7月現在、最新の空気清浄機の比較の6回目記事です。
今回は、ドウシシャほか、ここまで見ていない各社の空気清浄機をまとめて見ていきます。
海外企業と日本企業を含みます。

1・空気清浄機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:シャープ(日本)
1-3:パナソニック(日本)
1-4:ダイキン(日本)
2・空気清浄機の比較 (2)
2-1:アイリスオーヤマ(日本)
2-2:バルミューダ(日本)
2-3:無印良品(日本)
2-4:象印(日本)
4-4:カドー(日本)
3・空気清浄機の比較 (3)
3-1:ブルーエア(北欧)
3-2:iRobot(米国)
3-3:フィリップス(オランダ)
4・空気清浄機の比較 (4)
4-1:ダイソン(英)
4-2:エアドッグ (シンガポール)
4-3:シャオミ(中国)
4-4:Levoit(香港)
5・空気清浄機の比較 (5)
5-1:LGエレクトロニクス(韓国)
5-2:Coway(韓国)
6・空気清浄機の比較 (6)
6-1:ドウシシャ(日本)
6-2:他の企業
7・空気清浄機の選び方(まとめ)
=最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた『選び方の基本』に基づいて説明していきます。
よろしくお願いします。
6-1・フィリップスの空気清浄機

はじめに、日本のドウシシャです。
中堅企業で、空調家電に最近力をいれています。
そうしたモデルは、大鵬薬品工業のクレペリン(正露丸)とコラボした製品が多いですが、本機は、どちらかというと、値段とデザイン性重視です。
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今回も、以下では、高評価できる部分を赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

【2020年発売】AT-PA11-WH同等品
75・ドウシシャ Pieria APU-101H
¥5,980 楽天市場 (7/28執筆時)
適用床面積: 10畳まで
清浄時間:30分/10畳
最大風量:
サイズ:高さ310×幅210×奥行210mm
センサー :ほこりセンサー
フィルタ寿命:2年間
APU-101Hは、日本のドウシシャが販売する空気清浄機です。

適用床面積は、最大10畳までです。
10畳の浄化に30分かかってしまう製品なので、15分以内の浄化と考えると、4.5畳程度の小部屋用です。
本体サイズは、高さ310×幅210×奥行210mmです。
邪魔にならないサイズです。、
奥行が13cmほどで、設置性は素晴らしく良いといえるモデルです。
ただ、幅と高さはそれなりにあるので、体積としてみると、他機種とさほど変わりないとも言えます。
本体の風量は、一方、本機は情報がないです。
ただ、示される適用畳数からすると、最大2㎣/強でしょう。
空気清浄機は風量が強いほど、花粉などの吸引に要する時間が短くてすみます。

ほこり用フィルターはしかし、この機種の弱点です。「HPFT-APU-101H」という型番ですが、1年寿命で、3000円ほどかかるからです。
とはいえ、性能面では、 活性炭付きHepaフィルターですので、性能は問題ないです。
ニオイ用フィルターは、ホコリフィルターと一体型で、1年寿命です。

センサーは、ほこりセンサーのみ付属です。
日立の入門機がセンサーを内蔵しないのに較べれば、良いでしょう。
静音性については、情報非開示です。
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以上、ドウシシャのAPU-101Hの紹介でした。
1万円以下で買える機種としては、ほこりセンサーとHEPAフィルター搭載なので、そこそこ期待値は高いです。
ただ、風量が不定な点のほか、フィルター寿命が1年と短いため、10年使うとすると、3万円以上の機種が実際買えてしまう点は、比較の場合、注意してください。

【2021年発売】
76・ドウシシャ Pieria APV-151HI
¥10,500 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
適用床面積: 15畳まで
清浄時間:30分/15畳
最大風量:
サイズ:高さ465×幅300×奥行160mm
センサー :ほこりセンサー
フィルタ寿命:4年間
PV-151HIも、日本のドウシシャが販売する空気清浄機です。
シーズンオフのためか現状で在庫はありませんでした。

適用床面積は、最大15畳までです。
15畳を30分以内で処理できるので、15分以内で処理できるのは6畳程度まででしょう。
本体サイズは、高さ465×幅300×奥行160mmです。
適用畳数からすると平均的であり問題ないです。
本体の風量は、一方、本機は情報がないです。
ただ、示される適用畳数からすると、おそらく4㎣/s以下でしょう。
気流制御は、本機は側面吸入で、上面に吹き出すタイプです。構造上、20cm程度の隙間があれば、壁際配置は可能です。

ほこり用フィルターは、低価格機ながらHEPA規格の表示があります。
ニオイ用フィルターは、ホコリフィルターと一体型です。
フィルターは寿命は、(約)4年表記です。長いとも言えませんが、象印・日立の2倍あります。

なお、本機は、(図のような日立機と違い)粗いゴミを除くプレフィルターがありません。
プレフィルターがなく、1層目にメインフィルタという構造なので、まめに掃除機でフィルタを吸わないと、フィルタが短期間で駄目になりやすいと言えます。
ちなみに、本機の説明書には、「フィルタが茶色に変色したら、4年を待たず交換」とあります。プレフィルターがない構造上、変色しやすいといえるため、4年は持たない可能性はあります。

センサーは、ほこりセンサーのみ付属です。
ほこり量で自動制御しますが、本機については、無検知状態でも弱風はだすようです。
この部分は、わりと特殊でしょう。
静音性については、情報非開示です。

マイナスイオン発生機能は、村田製作所のイオニシモを搭載とのことです。
他社の発生機も微量オゾンをだしますが、村田のイオナイザーは、オゾンによる脱臭の部分を強調し、利用する場合、適用畳数が1畳多い16畳だと明記します。
その点で言えば、発生量は他社のイオン発生機より多いかもしれません。
ただ、オゾンは特有のニオイがあるので、それを活性炭フィルターでどこまでとれるか、という点では一長一短はあります。
説明書に、脱臭フィルタについては「最長でも4年の寿命」と特記するのは、オゾン臭が取り切れなくなる懸念もあるからだと思います。
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以上、ドウシシャのAPV-151HIの紹介でした。
1万円台で買える空気清浄機としては、「ほこりセンサー」・「4年寿命のHEPAフィルタ」・「名前のあるイオン発生機」と、それなりに見どころはある機種に思えます。
一方、上述のプレフィルターに関わる部分のほか、風量・静音性など他社が普通開示する情報がない部分が不安要素です。
6-2・その他の空気清浄機
最後に、ここまで見ていないメーカーの製品をまとめて「ざっくり」見ていきます。

【2018年発売】
77・±0 プラスマイナスゼロ XQH-C030
¥23,100 楽天市場 (7/28執筆時)
適用床面積:洋室 30畳
清浄時間:30分/30畳
最大風量:最大6.3㎣/分
サイズ:幅298.5×奥行298.5×高さ503
センサー :ニオイ・ほこり
フィルタ寿命:1年
XQH-C030は、プラスマイナスゼロが2018年に発売した空気清浄機です。

デンキヤというより、ライフスタイルショップ中心の展開ですが、斜めのスチールパイプを利用する行灯形状は、和的な意味でインテリア性が高いです。
適用床面積は、最大30畳まで対応です。
8畳あたりの処理能力は未開示ですが、おそらく12畳あたりまでならば、15分以内に処理できそうです。
本体サイズは、幅298.5×奥行298.5×高さ503になります。
設置面積は、径が太いので、バルミューダなどより必要ですが、形状的な優位性から圧迫感は少ないです。

本体の風量は、最大6.3㎣/分です。
下面と側面吸引・上面排出です。パイプを利用することで、フィルターまでの経路を塞がないようにして、取り込み風量を高めています。
高さが50cmという設置性の良さをふまえると、大健闘のスペックです。
気流制御は、一方、後発メーカーとしての「新機軸」は乏しく、この点は残念です。
ただ、十分な風量があるため、問題ないと言えば、そうです。

C030用 脱臭抗菌フィルター XQC-C030
¥8,800 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
ほこり用フィルターは、しかしながら、注意を要する部分です。
というのも、この製品は、H12準HEPAフィルターで、捕捉率が99.5%です。
目が粗いので、その分風量を高められる部分がありますが、PM2.5などの細かい粒子には完全に対応しきれません。
消耗品は1年で交換です。フィルターがHEPAではない点をふまえると、高めです。
ニオイ用フィルターは、一体型として搭載です。

センサーは、ニオイセンサー・ホコリセンサー搭載です。
ただし、PM2.5を検知できる高感度センサーは未搭載です。
静音性は、情報非開示です。
ただ、小型機ですし、期待はできないでしょう。
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以上、プラスマイナスゼロのXQH-C030の紹介でした。
フェイスが良いので、ライフスタイル系の雑誌や、テレビなどで取りあげられることが多い家電です。実際、この部分で、受賞もしています。
ただ、「基本の基本」のフィルターの部分で準HEPAフィルターである点はたいへん残念です。
風量の強さも、目の粗いこのフィルターを利用しているゆえですから、やはり(実用性より)「デザイン重視」と言えます。

【2022年発売】
78・山本電気 AirEat YF-AC01
¥52,388 楽天市場 (7/28執筆時)
適用床面積: 27畳まで
清浄時間:11分/8畳
最大風量:最大6.1㎣/分
サイズ:幅402×奥行262×高さ560mm
センサー :ほこり ニオイ 温湿度
フィルタ寿命:2年間
AirEat(エアイート) YF-AC01 は、山本電気の発売する空気清浄機です。

同社はモーターを得意とする企業ですが、空気清浄機には新規参入です。
空気清浄機にもファンはモーターで回すので、自社技術を活かしたとされます。
その他の部分は、上海にグループ会社経由でそちらの技術を多く活用しているようです。

本体サイズは、幅402×奥行262×高さ560mmです。
最近の製品としては、やや大きめです。
小型化はあまり意識していないと言えます。

適用床面積は、最大27畳です。
風量は、最大6.1㎣/分です。
本機は、8畳程度ならば11分で清浄できます。
これらの風量(モーター)に関わるスペックには、1回目記事でみたパナソニックの3万円前後の空気清浄機とほぼ同じです。
それに比べると値がはるため、ほかの部分で何かしらの「ワンポイント」が欲しいところです。

気流制御は、シンプルです。
前面のパネル部分に水玉状の1000以上の穴があり、そこから空気を吸引します。
そして、上方に空気を出していく仕組みです。
象印などが採用する方法で、割と古くからみられるタイプです。
このタイプは、カバーの穴の部分も割と汚れるので、カバーの手入れもたまに必要です。

ほこり用フィルターは、しっかりHEPAフィルターです。
本機の場合、ニオイ用フィルタと一体型である上で、上図のように、前後に2枚のフィルタ(AirEatフィルター)を挟んだ4層構造です。
AirEatフィルターは、香港科技大学の持つ特許で、二酸化塩素をフィルタで生成し、長期の抗菌・除菌効果があるとのことです。
触媒で二酸化塩素を生成させるフィルタは、一部の業務用フィルタに最近みられます。ただ、本機は、実空間での試験結果がないものですので、評価は保留します。
興味のある方は、Google Pttents(特許番号6851648)でこのフィルタの特許情報はみれます。
「ニオイ」用フィルターは、普通の活性炭フィルターです。

・AirEat YF-AC01-FILTER
¥14,480
フィルタ寿命は、2年間(1年での交換推奨)です。
パネルカバーの後ろにプレフィルターがありますので、寿命はそれなりに伸びそうですが、やはり短めです。

センサーは、ニオイ・ホコリセンサーがダブルで装備です。
ほこりセンサーはPM2.5の検出に対応する高感度ホコリセンサー(微粒子ホコリセンサー)です。
ニオイセンサーもVOCガスを含めて検出できるため、センサーの部分で問題はありません。

そのほか、温湿度センサーも装備です。
本体パネルに温湿度を表示するために付属します。
写真のようにLEDランプで空気の汚れ度を知らせる機能は、他社機でもみられるお馴染みのものです。
一方、本機は、PM2.5とニオイ(TVOS)を数字で表示しますが、これは日本ではユニークに思えます。
マイナスイオン発生機能は、ありません。
静音性は、強運転で54dBです。
ある程度、静音性は考えられています
ただ、最小運転時の値が29dBというのは、すこし「うるさめ」とは言えるでしょう。

ネットワークは、Wi-Fi搭載です。
Smart Life - Smart Livingという、上海のVolcano Technologyのアプリを利用する形で、iOSとAndroidから遠隔操作が可能です。
サーバーを持つタイプなので、外出先からの操作も可能です。
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以上、AirEat YF-AC01の紹介でした。
自社のモーター技術を活かしたとされる空気清浄機です。
ただ、(より安い)パナソニックの空気清浄機と比べても、騒音値・消費電力・風力などの部分で、差異は見いだしにくく感じます。
そうなると、AirEatフィルターが大きなポイントとなります。しかし、効果についての検証が十分に出ていません。
もうすこしはっきりしたセールスポイントが欲しい気はしました。

【2024年発売】(加筆予定)
(Qi充電対応)B0DHCY37HY
79・SwitchBot 空気清浄機 W5302310
¥29,800 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
(Qi充電非対応)B0DHCYY77H
79・SwitchBot 空気清浄機 W5302300
¥24,800 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
適用床面積: 25畳まで
清浄時間:
最大風量:
サイズ:高さ497×幅250×奥行250mm
センサー :ニオイセンサー
フィルタ寿命:5年間
SwitchBot 空気清浄機 は、中国・深圳のWonderlabsの「SwitchBot」ブランドのサーキュレーターです。
同社は、このブログだと【スマート家電リモコンの比較】ではお馴染みで、家電のIOT化が得意とする企業です。 本機もその方向性で同社展開したものと言えます。

2種類ありますが、上位版のみ、上が大きめのテーブル(29cm×42cm)で、スマホなどのワイヤレスQi充電対応になります。15W給電で、最近のiPhoneなど対応機の充電ができます。

一方、下位機もテーブル付きですが、この機能はなく、サイズも小さめ(25cm×25cm)となります。防水テーブルで、ペットに優しい設計とされます。コードも強化しています。
若干、形状がことなり、LEDイルミの使い方の違いもありますが、既に見たLGエレクトロニクスのテーブル付の(日本における)後発製品的なものです。
あとの部分は、違いはないので、同時にみていきます。
適用床面積は、最大25畳までです。
本体サイズは、高さ497×幅250×奥行250mmです。
テーブル部分のサイズは、先述のとおりです。
風量は、情報非開示です。
ただ、8畳の浄化速度は11分という開示があります。
しっかり、「25畳用」のスペックは出ていますし、問題ないです。

気流制御も、とくべtな情報はないです。
ただ、LGのテーブル型でも書きましたが、テーブル型は、上方排気の気流がテーブルで阻まれるので、テーブルがない製品に比べて、空気循環が効率的かは、論争的でしょう。
ただ、ペット用とする場合、吸気口に「ペットの手が引っかからないように」という配慮があるようです(下位機)。
問題ないならば、説明がほしいところです。

ほこり用フィルターは、しっかりHEPAフィルターです。
寿命は、プレフィルタを含めて2年に1回とされます。 ニオイ用フィルターは、内側に単独配置です。
寿命は、1年に1回とされます。

プレフィルターは付属です。
というより、本機は、外側の吸気口をわざと粗くして、ペットの毛を吸着させやすくしているので、この部分の手入れは、他機以上に「マスト」です。
2-4週間に1回は見てください。掃除機による吸引、あるいは、水洗いに対応できます。

SwitchBot 空気清浄機交換用のアクセサリーセット
¥3,980 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
フィルター消耗品は、プレフィルターも込みの3点で、この価格です。
1年単位ではそこまで高くはないですが、10年トータルで考えた場合は「話は別」でしょう。

センサーは、ニオイセンサーのみです。

なお、本機は、アロマケースが付属で、オイルを飛ばせる仕様なのですが、(どうかんがえても)ニオイセンサーとの相性は悪いです。
そのほか、LEDライティングの制御用に、明るさセンサーが付属です。

マイナスイオン発生機能は、搭載です。
プラスイオンとマイナスイオン双方がでるとされますが、プラスの方の効果性は不明瞭です。美容家電で、一部見られる仕様です。
ただ、ここは、繰り返し書いているように、空気清浄機としては「おまけ」ですし、選ぶ場合、重視しなくて良いです。
静音性は、最大のデシベル値の情報がない製品です。
最小音は20dBなので、静かです。

スマホ連携は、対応です。
というより、本機の最大のポイントといえます。
スマホアプリで動作が確認できるほか、音声操作に公式対応だからです。
Amazon (Alexa)とGoogleの音声AIシステム(マイクつきスピーカー)での音声制御に公式対応です。
音声操作は、運転モードの確認、モード変更、ON・OFFなどが現状で可能です。具体的には【こちら】にコマンドリストがあります。
他社の空気清浄機の場合、アプリは使えても、音声AIにまで対応しているものはまだ少ないですから、ここは、本機を「選ぶ動機」になるでしょう。
とくに、同社の「SwitchBot」アプリは、IFTTT(イフト)対応ですし、エアコンをはじめとする、他社のエアコンなどの連動設定などが自在にできます。
例えば、GPSや、部屋の空気質情報などに連動させて、運転を自動制御させるなどの凝った設定もできます。
詳しい仕組みや必要な装備は、【スマート家電リモコンの比較】のなかのスイッチボットの項目などで色々書いています。
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以上、SwitchBot 空気清浄機 の紹介でした。
基本的には、同社のスマート家電リモコンの愛用者に向けた周辺機器で、そちらを「愛用」している方が、便利に使えるだろう空気清浄機です。
フィルター部分の消耗品費は、そこまでは高くないです。ただ、10年で考えれば「それなり」なので、(喫煙者や、かなりキツいペット臭対策など)10年交換不要のモデルだと、いずれにしても短期で交換せざるを得ないような方ならば、選択肢になるかもしれません。
ランニングコスト部分を考慮しないならば、HEPAで浄化速度も速いですし、選択肢にできそうです。
とくに中国の諸家電に割と多いですが、ペットを飼っているかたに「便利」といえる機能性があるので、そこを重視する場合も、選択肢になるでしょう。
ただ、その場合も、やはり、同社のスマート家電リモコンを使ってこそ、便利な製品ではあります。また、センサー面の仕様が弱いのは気になるので、その部分を強化した新機種がでれば、より良い機種になるでしょう。

【2024年発売】
80・ダイニチ CL-HB924-WT
¥51,181 楽天市場 (7/28執筆時)
【2022年発売】
81・ダイニチ CL-HB922-WT
¥58,800 楽天市場 (7/28執筆時)
適用床面積: 38畳まで
清浄時間:7.7分/8畳
最大風量:最大8.6㎣/分
サイズ:幅310×奥行310×高さ540mm
センサー :ほこり ニオイ
フィルタ寿命:2年間
CL-HB924 は、ダイニチの発売する空気清浄機です。
暖房器具や加湿器で有名な企業ですが、空気清浄機も出しています。

旧機種が残ります。
違いは、消耗品(4ヶ月ごと交換)となるプレフィルターの交換時期サインが加わった部分が大きな違いです。
加えて、後述するプラズマ放電を運転停止中にも行うことで、フィルターのウイルス除去スピードが上がったとされます。これにより機能名も、「EX」がついて、NEOHリフレッシュEXとなっています。
おそらく、電極の強化かと思いますが、詳細は不明です。

本体サイズは、幅310×奥行310×高さ540mmです。
大風量機としては、わりと小さめといえそうです。
適用床面積は、最大38畳です。
風量は、最大8.6㎣/分です。
本機は、8畳程度ならば7.7分で清浄できます。
この部分のスペックで言えば、風量自慢のブルーエアの上位クラスです。

気流制御は、シンプルながら工夫は感じます。
下部の4方向からの吸引ですが、花粉が溜まりやすいと言える高さに少し「浮かせた」構造にしているからです。
ただ、噴き出し口のほうは普通ですので、際だってはいません。

ほこり用フィルターは、静電NEOHフィルターです。
HEPA水準ではないです。
本機は、上図のプラズマユニットとある部分での「電気集塵」を併用する方式です。
他社にも見られました。
ほこりフィルタ自体ではなく、プラズマユニットの部分にあるプレートに汚れを付ける方式です。この部分との「合わせ技」で、PM2.5などの微粒子に対応させていると言えます。
ただ、これらの「合わせ技」利用時についても、捕捉率が非開示なのは、問題でしょう。ダイキン(他社)が以前、同じような方式を取っていましたが、開示していました。

一方、本機はすでにみた、エアドックと同じで、プラズマ放電により、人体に悪い低濃度オゾンが発生する方式です。
あまり詳しい説明がないですが、同じ構造なので、オゾンは、上部の活性炭フィルターで濾して、有害なレベル以下に抑えるという方式だと思います。
なお、オゾン臭がする場合の対処は「換気扇を使用する、広い部屋で使用する」という、納得できるような納得できない説明です。
いずれにしても、上部の活性炭フィルタがオゾンを除く「要素」なので、そこが弱るまえに交換していくのが重要でしょう。
ニオイ用フィルターは、普通の活性炭フィルターです。
やはり2年で交換です。
先述のように、オゾンを取る役割も果たすので、臭うようならば、期限にかかわらず交換した方が良いです。定期的な掃除と確認も重要です。
説明書には、使用環境によっては「数ヶ月程度」で交換が必要な場合もあるとの註記でもあります。
プレフィルターも、消耗品(4ヶ月)です。

消耗品価格は、以上の通りです。
指示通りに交換する場合、10年間の全消耗品コストは10万円ほどです。
本機も、ある種の「サブスク型」です。

メンテは、面倒ではないです。
先述のように、エアドックと一部に似た方式ですが、定期清掃が必要と言える、フィルタを洗って再生させる方式ではないですので。
プラズマユニット(電気集塵)のメンテは2年に1回です。
時期になるとサインがでます。

センサーは、ニオイ・ホコリセンサーがダブルで装備です。
ほこりセンサーはPM2.5の検出に対応する高感度ホコリセンサー(微粒子ホコリセンサー)です。
マイナスイオン発生機能は、ありません。
静音性は、強運転で55dBです。
弱運転だと15dBですので、静かです。モーターがDCモーターである利点の1つです。
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以上、ダイニチ CL-HB924 の紹介でした。
既に見た、エアドックと似ているように思います。そちらと違って、洗えないので、消耗品コストはかかるが、メンテは楽という感じです。
とくに、本機の仕組み上 手入れを怠ると、狭い空間ではオゾン臭の問題が発生しやすい部分はありそうなので、製品の適用畳数どおりに、それなりに広い空間に向く製品に思えます。

【2025年発売】
(上位機)AIセンサー搭載
82・FIVE Create briiv 2 Pro BV-0100
¥(88,000) Amazon.co.jp (7/28執筆時)
センサー :ニオイ・ほこりセンサー
(下位機)
83・FIVE Create briiv 2 BV-0100
¥69,850 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
センサー :
適用床面積:32畳
清浄時間:1時間/32畳
最大風量:最大1.9㎣/分
サイズ:幅160×奥行235×高さ160mm
フィルタ寿命:
Create briiv 2 Proは、英国のFIVE Createの発売する空気清浄機です。
下位機もありますが、上位機のみセンサー運転に対応となります。
あとは、同じです。

見た目からいって個性的ですが、真面目な製品です。

本体サイズは、幅160×奥行220×高さ160mmです。
デスクトップにおけるサイズです。
電源は、USBから取る方式です。

フィルターは、天然素材です。
内容物は、コケ・ココナッツ・ウール・活性炭・紙など、自然素材の複合体です。
1年間で交換となり、全て消耗品です。
主要部品のうちカーボン&マトリックスフィルター(Matrix)の保ちだけ3ヶ月ですが、4セット同梱です。
コケは、あくまでフィルターなので、水やりなどは不要です。逆にやると、分解(堆肥化)します。コケはホコリの浮遊を防いでくれるそうです。

フィルターの捕捉率は不明ですが、上図の物質には対応します。

Briiv ヨークシャーコケ 交換用フィルタ
¥----- Amazon.co.jp (7/28執筆時)
Briiv トナカイゴケ 交換用フィルタ
¥6,980 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
初期添付の苔は、ミズゴケ(ヨークシャーゴケ)です。
粒状物質を付着させる性質があるので、ある種のフィルタとしての役割を果たします。ミズゴケなので洗えるので、洗って再利用ができます。
ちなみに従来(第1世代)はハナゴケ(トナカイゴケ)でした。
こちらは、次回から別に購入する場合、現行機でも利用できます。
ただ、ハナゴケは洗っての再利用は不可でした。
どちらがダスト除去率が良いなどのデータはないので、(コケリウム的な)好みで選ぶのが正解かと思います。コケリウム的な見かけは、トナカイゴケのが良い気はしますが。
フィルターは、どちらも1年交換です。
ミズゴケは再利用できても、下のフィルタもあるので、同じのようです。

その上で、カーボンナノファイバー層が、細かい粒状物質ほか、VOCガスを含むニオイを取る役割を果たします。
ここが「空気清浄」の高度化の役割を主に果たしていると言えます。PM2.5などの粒状物質、あるいはVOCガスなどにも対応とされます。
風量は、一方、最大1.44㎣/分です。
清浄時間(1時間/22畳)を含めて、即効性は期待できないです。
本体サイズを考えても分かるように、常時運転を前提にはしない製品です。
1日に1回、あるいは2回程度起動させ、空気を清浄「フルパス(完全浄化)」させることに主眼を置いています。
フィルタ寿命もこうした使い方を前提にした場合と言えるかもしれません。カーボンナノファイバー部分は、実際結構「詰まり」そうですし。
センサーは、上位機のみ、ほこり、ニオイセンサー(AIセンサー)が付属です。
マイナスイオン発生機能は、ありません。
静音性は、強運転で47.6dBです。
轟音ではありませんが、音はあります。

ネットワークは、Wi-Fi搭載です。
基本的な操作は、スマホでやることを前提とした製品です。
センサー運転対応の上位機は、運転状況も見られます。
お手入れは、ガラス容器自体の手入れも必要です。
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以上、FIVE Create briiv 2 Proの紹介でした。
サステナブルな部分を評価したい方をターゲットにした製品でしょう。
そのため、通常の尺度で解釈するのは控えますが、冒頭に書いたように、至って真面目な製品です。懸念材料は、基幹となるカーボンナノファイバー層の目詰まりです。
その部分を含めて、センサーがないと浄化されたかユーザーが分かりませんので、選ぶとしても上位機でしょう。
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【2022年発売】
84・FIVE Create briiv BV-0001
¥58,850 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
適用床面積:22畳
清浄時間:1時間/22畳
最大風量:最大1.44㎣/分
サイズ:幅160×奥行220×高さ160mm
センサー :
フィルタ寿命:
なお、 BV-0001 は、この製品の第1世代です。
この世代は、センサー搭載機はなかったので、現行機だと下位機にあたります。
併売中ですが、安くはないです。
新機種と比べて、適応畳数が狭めです。騒音値がごくわずか低いですが、それを理由に選ぶほどではないです。あとは、先述のように、初期添付のコケが変わる程度の違いです。
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結論的にいえば、現状でこちらを選ぶ理由は乏しいです。
次回に続く!
空気清浄機でおすすめは結論的にこの機種!!
というわけで、今回は、空気清浄機の比較の6回目記事でした。
記事はもう少しだけ続きます。

7・空気清浄機の選び方(まとめ)
=最終的なおすすめの提案【結論】
フィルター性能 ★★★★★
集塵スピード ★★★★★
センサー運転 ★★★★★
加湿力 ★★★★★
消耗品コスト ★★★★★
お手入れ ★★★★★
コンパクトさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
次回の7回目記事(こちら)は結論編です。
ここまでの記事内容をふまえて、紹介した全機種から、Atlasのおすすめ空気清浄機・加湿空気清浄機を選定し、提案してます。
また、選び方のポイントも改めて整理したいと考えています。
引き続き、よろしくお願いします。
7回目記事は→こちら
