【今回レビューする内容】2023年 花粉に強い!空気清浄機の性能とおすすめ(加湿機能なし)
【比較する製品型番】 フィリップス AC0850 AC0850/85 AC1715 AC1715/85 AC2939 AC2939/85 VeSync Levoit Core 400S LAP-C401S-WJP Levoit Core 300 Plasma LAP-C302-WJPR Core 300S Core 300 Levoit Core P350 Levoit Core 200S Levoit LV-PUR131S 山本電気 AirEat YF-AC01 ドウシシャ Pieria APV-151HI APU-101H ボネコ BONECO P230 AIR F220CC ダイニチ CL-HB922 ほか
今回のお題
花粉やPM2.5に強い空気清浄機のおすすめはどの機種?
ども、Atlasです。
今回は、2023年8月現在、最新の空気清浄機の比較の5回目記事です。
5回目記事では、ここまで見ていない各社の空気清浄機をまとめて見ていきます。
海外企業と日本企業を含みます。
1・空気清浄機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2: シャープ(日本)
1-3:パナソニック(日本)
1-4:ダイキン(日本)
2・空気清浄機の比較 (2)
2-1:日立(日本)
2-2:アイリスオーヤマ(日本)
2-3:バルミューダ(日本)
2-4:無印良品(日本)
2-5:カドー(日本)
2-6:象印(日本)
3・空気清浄機の比較 (3)
3-1:ブルーエア(北欧)
3-2:エレクトロラックス(北欧)
4・空気清浄機の比較 (4)
4-1:ダイソン(英)
4-2:エアドッグ (シンガポール)
4-3:LGエレクトロニクス(韓国)
4-4:シャオミ(中国)
4-5:Coway(韓国)
5・空気清浄機の比較 (5)
5-1:Levoit(香港)
5-2:その他の企業
6・空気清浄機の選び方(まとめ)
=選び方と最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた『選び方の基本』に基づいて説明していきます。
よろしくお願いします。
5-1・レボイトの空気清浄機
はじめに、VeSync Japan(ウィーシンク ジャパン)が販売するLevoitブランドの空気清浄機です。香港に本部を置く会社になります。
ネットで評判な機種ですが、最近は、大手のデンキヤでも一部の製品の販売が見られるようになっています。
ちなみに、同社の製品は、以前【ノンフライヤーの比較記事】でCOSORIというブランドの製品を紹介したことがあります。
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今回も、以下では、高評価できる部分を赤字系で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2022年発売】
〈日本特化版〉LAP-C401S-WJP同等品
54・VeSync Levoit Core 400S
¥28,800 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
対応面積: 32畳まで
清浄時間:9分/8畳
最大風量:7.37㎣/分?
サイズ:幅274×奥行274×高さ520mm
センサー:ほこり(レーザーセンサー)
フィルタ寿命:2年間
Levoit Core 400Sは、VeSyncの販売する空気清浄機です。
本体サイズは、幅274×奥行274×高さ520mmです。
ダイキンやシャープの中型機とほぼ同じ設置面積で、設置性は良いです。
適応面積は、最大32畳までです。
この部分は、本機のポイントで、小型の割に相当パワフルと言えます。
風量は、カタログ記載のCADR値(米国)だと最大7.37㎣/分です。
8畳あたりの清浄時間が9分との数字です。これは、日本電機工業会のJEM規格ではなく、CADRの測定基準に基づくものです。
一方、本機の説明書によると、風力は3.86㎣/分です。浄化速度から判断すると、説明書のほうは誤記かなと思います。
気流制御は、前回の記事で見た同じ長細い形状のエレクトロラックスと似ています。
360度全方位から巻き込んだ空気を上からスパイラル状に放出する方向です。
この構造の場合、ゴミが舞う高さや気流を考えると、背が低いのは(逆に)デメリットとも言えます。
ただ、そのための強風量なわけですし、相殺されるでしょう。
「ほこり」用フィルターは、H13静電HEPAフィルターです。
HEPA規格準拠で問題ありません。
【2年交換】
Core 400S交換用フィルター
¥5,500 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
フィルター寿命は、ただし2年間です。
10年寿命の機種と比較する場合、10年で4回交換が必要なので、総コストには注意が必要です。
お手入れは、多少注意です。
本機は、写真にあるフィルタの一層目が、プレフィルターです。この部分で大きなゴミをこしとることで、HEPAフィルタ自体の寿命を延ばすための仕組みです。
したがって、プレフィルタについたゴミを取らなければ、性能が大幅に落ちるので、2-4週間ごとのメンテが必要です。
これは、他社機で、プレフィルタをもつ機種なら(だいたい)同じです。
しかし、本機はメンテの際、本体を裏返し、一度フィルタを出してからのお手入れです。他機に比べて、日常メンテのやりやすさの部分では、多少及ばない部分は感じました。
「ニオイ」用フィルターは、活性炭フィルターです。
ホコリと一体型ですので「2年寿命」です。フィルタ構造的にあまり厚みがないので、(喫煙者がいる場合はとくに)、HEPA部分より、こちらの方が早く「へたる」でしょう。
センサーは、レーザー式のほこりセンサーが搭載です。
PM2.5を含めて高精度に補足でき、優秀です。
一方、ニオイセンサーは未付属です。ニオイに連動した自動運転はできません。
先述の活性炭フィルタの部分を含めて、ニオイについては、さほど強くはないように思えます。
マイナスイオン発生機能は、こちらの「日本特化版」のみ、放出型のマイナスイオンが搭載です。
「プラズマプロ」という名前です。
同社は濃度を示しますが、15000個/㎣ですので、シャープのプラズマクラスタ(上表)に例えれば、下位と中位の間くらいです。
ただ、適応畳数は示されないので、シャープやパナソニックなど、ここに力を入れる企業とは差はあるでしょう。
とはいえ、繰り返し述べてきたように、放出型のマイナスイオンは、空気清浄機としては「おまけ機能」に過ぎないので、これで良いかと思います。。
静音性は、最小運転(おやすみモード)で24dBです。
ここは優秀です。一方、強運転時で45dB、最大運転時の騒音値が49dBです。小型機なので、ここが心配でした。
ただ(スペックを信じるとすれば)風量をだしても さほど騒音はしないと言えます。ただし、振動を含めた部分は、実機をみないと何とも言えないです。
IOT機能は、搭載です。
Wi-Fiを搭載していて、電源やタイマー管理、あるいは、外出先からの操作も可能です。
音声Aiについても、Amazon Alexa・Google Assistant双方に対応できます。
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以上、Levoit Core 400Sの紹介でした。
全世界で人気のあるモデルです。HEPA級のフィルタを搭載し、大風力を出せるうえ、IOT対応で、この値段ですので「人気の理由はある」と思います。
ただ、先ほど説明した通り、脱臭フィルタが薄めですので、予定より早く交換ということはあり得そうです。
ニオイセンサーもないので、脱臭系の性能を期待する場合は、選択肢にしにくいでしょう。
花粉対策については、先述のメンテを厭わない方ならば、短時間でしっかりとるため、全く問題ない機種です。
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【2022年発売】LAP-C302-WJPR
【プラズマあり・Wi-Fiなし・センサーなし】
55・VeSync Levoit Core 300 Plasma
¥14,520 楽天市場 (8/11執筆時)
【プラズマなし・Wi-Fiあり・センサーあり】
55・VeSync Levoit Core 300S
¥17,580 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
【プラズマなし・Wi-Fiなし・センサーなし】
55・VeSync Levoit Core 300 【白】
55・VeSync Levoit Core 300 【黒】
¥17,580 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
【ペット向け】
55・VeSync Levoit Core P350
¥17,580 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
対応面積: 20畳まで
清浄時間:13分/8畳
最大風量:最大4.29㎣/分
サイズ:幅220×奥行220×高さ360mm
センサー:なし or ほこり
フィルタ寿命:2年間
なお、同社からは本機の下位機として、Levoit Core 300シリーズ も発売されます。
静電HEPA Core 300-RF-JP
¥3,780 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
フィルターは、どの機種も共通です。
上位機同様に、プレフィルタ・ホコリ・ニオイの一体型となります。
寿命は2年間です。
10年で4回交換を要するので、消耗品費込みで考える場合、10年寿命のフィルタを搭載する他社機に比べる場合、1.6万円ほど余分にかかると思って下さい。
一方、装備の違いで、こまかく3系統に分けられます。
順番にみていきます。
第1に、Levoit Core 300 Plasmaです。
デンキヤにも卸されるモデルですが、センサーがないので、自動運転ができない製品で、常に回しっぱなしの機種です。Wi-Fiも未搭載です。
第2に、Levoit Core 300Sです。
こちらは、Wi-Fiとホコリセンサーは付属です。
ただ、PM2.5に対応できる高感度センサーではないです。プラズマ(マイナスイオン)も未付属になります。
第3に、Levoit Core 300です。
先行して発売されていた廉価版です。
センサー・プラズマ・Wi-Fiのいずれも省略になります
Levoit Core P350 は、Core 300と同じ仕様ですが、フィルターが別種(ペット用)になります。
静電HEPA Core 300 ペット用
¥4,100 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
静電HEPA Core 300 除菌専用
¥4,100 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
なお、フィルターは、このシリーズ同士では、フィルタは相互に交換可能です。
ペット用フィルタは、脱臭層が少し多くなるほか、プレフィルタ不織布でペットの毛を巻き込みにくくする工夫があります。
なお、フィルター構成が変わると、風量や騒音値は若干変わるはずですが、そこまでの細かい説明はないです。
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結論的にいえば、目的特化型フィルタが多数用意される点で「面白み」がある機種です。
消耗品費を考えると他社の3万円前後の機種がライバルになるでしょう。風量などの部分では「ひけをとらない」ですが、先述のように、センサー部分が少し弱いです。
脱臭については、ペット用フィルタは例外的に「それなりに強そう」です。
ただ、その場合の風力(除去力)がどうなるかという部分と、プレフィルタが不織布なので、すこしメンテ時に、すこし気を使う必要はあるでしょう。
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【2022年発売】(執筆時黒欠品中)
【プラズマなし・Wi-Fiあり・センサーなし】
56・VeSync Levoit Core 200S 【白】
¥12,580 楽天市場 (8/11執筆時)
対応面積: 18畳まで
清浄時間:15分/8畳
最大風量:最大3.86㎣/分
サイズ:幅205×奥行205×高さ320mm
センサー:なし
フィルタ寿命:2年間
一方、もう1サイズ小さなクラスとなるのが、 Levoit Core 200S です。
¥3,600 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
フィルターは、2年寿命です。
少し安いですが、上位機同様に、脱臭層は薄めなので、そちらの用途には使いにくい点が注意点と言えます。
また、ここまで小型で、この風量を得ようとする場合、騒音(というより振動)は少し心配する必要はあるかなと思います。
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【2021年発売】(執筆時在庫なし)
【プラズマなし・Wi-Fiあり・センサーあり】
57・VeSync Levoit LV-PUR131S
¥(16,880) Amazon.co.jp (8/11執筆時)
対応面積: 21畳まで
清浄時間:13分/8畳
最大風量:最大4.33㎣/分
サイズ:幅371×奥行183×高さ470mm
センサー:ほこり
フィルタ寿命:6-8ヶ月
そのほか、角形になる LV-PUR131Sもあります。
先行して2021年から売られていた製品です。
前世代のLevoit Vital 100という製品の後継機で、すこし風量が向上したほか、ホコリセンサーが付属になりました。
こちらは、Wi-Fiほか(高感度でないものの)ホコリセンサーが付属しますので、自動運転が可能です。
LV-PUR131S 交換用フィルター
¥3,200 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
ただ、角形としては交換フィルターが薄く、寿命が6-8ヶ月になる部分が注意点です。
構造的に(交換不要タイプの)プレフィルタがない機種はかなり短くなりますが、本機もそうです。
トータルコストは、したがって、同社の円筒形の諸機にだいぶ負けるでしょう。
5-2・フィリップスの空気清浄機
続いて、オランダのフィリップスです。
欧州の総合家電メーカーですが、空気清浄機も2023年から、同社の日本法人経由で取り扱うようになりました。
【2023年発売】
58・フィリップス AC0850 AC0850/85
¥19,800 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
対応面積: 13畳まで
清浄時間:30分/13畳
最大風量:最大3.17㎣/分 (CADR)
サイズ:高さ367×直径250mm
センサー :高感度ほこり
フィルタ寿命:1年間
AC0850は、オランダのフィリップスが販売する空気清浄機です。
Amazonでは2022年から先行発売していました。
本体サイズは、高さ367×直径250mmです。
適応面積は、最大13畳までです。
清浄時間からすると、リビング用というより個人用です。
本体の風量は、CADR換算ですが、最大3.17㎣/分です。
気流制御は、下面吸気、上面排気ですので天井を利用しながら拡散を目指すものです。
風量からしても、やはり、8畳以上のリビング用だとすこし弱いです。
3-in-1一体型フィルター FY0293/30
¥5,280 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
ほこり用フィルターは、HEPAフィルター(NanoProtect HEPA)です。
ニオイ用フィルターは、活性炭式で、一体型です。
1年寿命ですので、毎日運転する用ならば、ランニングコストは安くはないでしょう。
センサーは、AeraSenseセンサー(粒子センサー)という名前です。
説明を読む限り、高感度ホコリセンサーかなと思います。
空気質について、上面のLEDで示す工夫があります。
一方、センサー稼働状況・運転時間を記録し、フィルターの交換時期の目安が示される仕様です。
この部分で言えば、例えば、「花粉の時期」だけ運転するような方は、交換時期が「分かりにくくなりにくい」とは言えるでしょう
ただし、ニオイセンサーはないです。
静音性は、最小19dB・最大49dBです。
最大運転時については、対応畳数からすれば若干音はします。
ネットワークは、Wi-Fi搭載です。
格安機ながらここは充実していて、空気質の確認や、コントロールができます。
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以上、フィリップス AC0850の紹介でした。
円形HEPAフィルターを利用する多くの企業と同じで、フィルタ交換を「サブスク的」に考える必要がある部分が注意点です。
ただ、意外と安めの本体で、先述のフィルタ交換インジケーターもあるため、シーズンオにはそう頻繁に使わない場合、便利と言えるかもしれません。
ちなみに、オフシーズンに使わない場合は、フィルターを外して、ビニールなどにいれて保管することをおすすめします。これは他社もそうです。
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【2023年発売】
59・フィリップス AC1715 AC1715/85
¥29,800 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
対応面積: 21畳まで
清浄時間:10分/12畳 (約)
最大風量:最大5㎣/分 (CADR)
サイズ:高さ486×直径273mm
センサー :高感度ほこり
フィルタ寿命:1年間
なお、フィリップスからは、適応畳数を拡げた、AC1715という中型機もあります。
Amazonでは「48畳」表記ですが、NRCC標準の値なので、一般的には21畳までと考えてください。それでもパワフルです。
価格は上がりますが、清浄時間(10分/12畳 )を考えると、同社の場合、このグレード殻が、「リビング用」と言えそうです。
一方、風量があがりますが、ターボ時でも50dBですので、下位機と同じです。やはり、空気清浄機は小型化「しすぎる」とこの部分が不利になると改めて思いました。
3-in-1一体型フィルター FY1700/30
¥6,490 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
交換フィルターは、別ですが、下位機種に比べて、値段差はない感じです。
あとの仕様は、IOTやセンサーの部分を含めて、先ほどの機種と同じです。
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結論的にいえば、同社の製品を「指名買い」したい場合、リビング用ならば本機が良いかと思います。ただ、センサー部分と、フィルタ寿命は、下位機同様、注意点となります。
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【2023年発売】
60・ フィリップス AC2939 AC2939/85
¥36,800 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
対応面積: 27畳まで
清浄時間:8分/12畳 (約)
最大風量:最大6.33㎣/分 (CADR)
サイズ:高さ585×直径274mm
センサー :高感度ほこり
フィルタ寿命:1年間
さらに、フィリップスからは、より大きめの、27畳対応(NRCC標準で60畳)もあります。
こちらは、風量部分でさらに「パワフル」ということになります。
12畳を8分で浄化なので、この値段の国内大手企業と「張れる」といえます。
サイズは、ただ、高さ585×直径274mmですので「存在感」はでます。
とはいえ、リビングならば許容できる方は多そうです。
静音性は、ターボ時に、54dBなので、さすがにこの風量だと少し音はします。
ただ、大型化の利点で、最小運転音は15dBまで逆に下がっています。
本機は、ライトセンサーも装備で、ディスプレイなどの自動消灯も対応するため、音の部分を含めて夜間などには、下位機より向くでしょう。
3-in-1一体型フィルター FY1700/30
¥6,490 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
フィルターは、中型機と同じです。
ただ、風量が強いので、フィルタ寿命は(中位機との比で)やや短くはなるかと思います。
センサーは、引き続き、「ほこり」のみのAeraSenseセンサーです。
なお、海外の場合、同じ「AeraSenseセンサー」という名前で、ホルムアルデヒド・ガス(=ニオイ)・温湿度センサーを兼ね備える上位版がありますが、日本だとまだでていないようです。
あとは、ここまでの機種と同じです。
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結論的にいえば、サイズ感からすると、日本の住宅にはすこし大きすぎる部分はありそうです。
ただ、本機のみのライトセンサーは、リビングと寝室が続くような構造の間取りならば、わりと便利なかもしれません。
5-3・その他の空気清浄機
続いて、ここまで見ていないメーカーの製品をまとめて「ざっくり」見ていきます。
【2020年発売】AT-PA11-WH同等品
61・ドウシシャ Pieria APU-101H
¥11,880 楽天市場 (8/11執筆時)
対応面積: 10畳まで
清浄時間:30分/10畳
最大風量:
サイズ:高さ310×幅210×奥行210mm
センサー :ほこりセンサー
フィルタ寿命:2年間
APU-101Hは、日本のドウシシャが販売する空気清浄機です。
中堅企業で、空調家電に最近力をいれています。そうしたモデルは、大鵬薬品工業のクレペリン(正露丸)とコラボした製品が多いですが、本機は、どちらかというと、値段とデザイン性重視です。
適応面積は、最大10畳までです。
10畳の浄化に30分かかってしまう製品なので、15分以内の浄化と考えると、4.5畳程度の小部屋用です。
本体サイズは、高さ310×幅210×奥行210mmです。
邪魔にならないサイズです。、
奥行が13cmほどで、設置性は素晴らしく良いといえるモデルです。
ただ、幅と高さはそれなりにあるので、体積としてみると、他機種とさほど変わりないとも言えます。
本体の風量は、一方、本機は情報がないです。
ただ、示される適応畳数からすると、最大2㎣/強でしょう。
空気清浄機は風量が強いほど、花粉などの吸引に要する時間が短くてすみます。
「ほこり」用フィルターはしかし、この機種の弱点です。「HPFT-APU-101H」という型番ですが、1年寿命で、3000円ほどかかるからです。
とはいえ、性能面では、 活性炭付きHepaフィルターですので、性能は問題ないです。
「ニオイ」用フィルターは、ホコリフィルターと一体型で、1年寿命です。
センサーは、ほこりセンサーのみ付属です。
日立の入門機がセンサーを内蔵しないのに較べれば、良いでしょう。
静音性については、情報非開示です。
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以上、ドウシシャのAPU-101Hの紹介でした。
1万円以下で買える機種としては、ほこりセンサーとHEPAフィルター搭載なので、そこそこ期待値は高いです。
ただ、風量が不定な点のほか、フィルター寿命が1年と短いため、10年使うとすると、3万円以上の機種が実際買えてしまう点は、比較の場合、注意してください。
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【2022年発売】
62・ボネコ P230 AIR
¥21,800 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
対応面積: 洋室14畳まで
清浄時間:
最大風量:最大3.4㎣/分
サイズ:高さ378×幅230×奥行230mm
センサー :
フィルタ寿命:不明
なお、同じく小型形状の製品として、スイスのボネコが出す、BONECO P230 AIR PURIFIERがあります。こちらは、日本の家電メーカーのシロカが代理店です。
日本は、あり得ないと思えるデザインで個性的です。
ただ、センサーが未搭載です。また、モーターがインバーターではないので、東日本(50Hz)だと、風量が落ちます(最大3.1㎣/分)。
また、機種のサイズにしては、強運転時の騒音が53dBです。
ボネコ P230用交換フィルター AP320
¥−− Amazon.co.jp (8/11執筆時)
フィルタはHEPAですが、説明書をみても「フィルタ交換サインがでたら交換」とだけの指示で、最も大事な、フィルタ寿命が分かりません。
一方、興味深い部分としては、イオン放出機能(イオナイザー)ほか、ダイキン上位機のような「UV-Cライト(殺菌灯)」を備えるところです。
ただ、波長などの情報ほか、何に対する効果があるのか、説明がないです。おそらく「99.9%除菌」の部分でしょうが、30m3(約3mの立方体)の密閉試験空間での除去率です。
30m3というのは、1時間あたりに必要な部屋の換気量ですし、実空間でそう言えるのかかなり不明です。
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結論的にいえば、説明不足の部分が多すぎて、レビューするにもかなり困る機種です。
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【2022年発売】
63・ボネコ F220CC
¥21,800 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
対応面積:
清浄時間:
最大風量:15m3/分
サイズ:高さ378×幅230×奥行230mm
センサー :
フィルタ寿命:3.5年
さらに、サーキュレータ兼用型も展開します。
サーキュレーターとしては、15m3/分なので、目安30畳クラスの能力で優秀です。
フィルターは、羽根の後部にあります。
一方、フィルタの集塵力は不明です。
本機は外して中性洗剤で洗う(2週間に1回)仕様なので、手間がかかります。パーマネントではなく、3.5年の寿命です。
また、脱臭フィルタはないので、ニオイには非対応です。
気流制御は、大風量で「何回も通してこし取る」という方向性です。
ただ、ファンが床から大きく離れる本機の方式だと、床付近に滞留しやすい花粉を取り逃がしやすいように思えます。パイプは外せるので低くして運用するは「手」でしょう。
センサーは、未付属です。UV-Cランプは付属です。
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結論的にいえば、(首振りしない)サーキュレーターとしては、強力といってよい機種ですが、メインの空気清浄機としては、難点が多くみられます。
【2021年発売】(執筆時在庫なし)
64・ドウシシャ Pieria APV-151HI
¥(11,420) 楽天市場 (8/11執筆時)
対応面積: 15畳まで
清浄時間:30分/15畳
最大風量:
サイズ:高さ465×幅300×奥行160mm
センサー :ほこりセンサー
フィルタ寿命:4年間
PV-151HIも、日本のドウシシャが販売する空気清浄機です。
シーズンオフのためか現状で在庫はありませんでした。
適応面積は、最大15畳までです。
15畳を30分以内で処理できるので、15分以内で処理できるのは6畳程度まででしょう。
本体サイズは、高さ465×幅300×奥行160mmです。
適応畳数からすると平均的であり問題ないです。
本体の風量は、一方、本機は情報がないです。
ただ、示される適応畳数からすると、おそらく4㎣/s以下でしょう。
気流制御は、本機は側面吸入で、上面に吹き出すタイプです。構造上、20cm程度の隙間があれば、壁際配置は可能です。
「ほこり」用フィルターは、低価格機ながらHEPA規格の表示があります。
「ニオイ」用フィルターは、ホコリフィルターと一体型です。
フィルターは寿命は、(約)4年表記です。長いとも言えませんが、象印・日立の2倍あります。
なお、本機は、(図のような日立機と違い)粗いゴミを除くプレフィルターがありません。
プレフィルターがなく、1層目にメインフィルタという構造なので、まめに掃除機でフィルタを吸わないと、フィルタが短期間で駄目になりやすいと言えます。
ちなみに、本機の説明書には、「フィルタが茶色に変色したら、4年を待たず交換」とあります。プレフィルターがない構造上、変色しやすいといえるため、4年は持たない可能性はあります。
センサーは、ほこりセンサーのみ付属です。
ほこり量で自動制御しますが、本機については、無検知状態でも弱風はだすようです。
この部分は、わりと特殊でしょう。
静音性については、情報非開示です。
マイナスイオン発生機能は、村田製作所のイオニシモを搭載とのことです。
他社の発生機も微量オゾンをだしますが、村田のイオナイザーは、オゾンによる脱臭の部分を強調し、利用する場合、適応畳数が1畳多い16畳だと明記します。
その点で言えば、発生量は他社のイオン発生機より多いかもしれません。
ただ、オゾンは特有のニオイがあるので、それを活性炭フィルターでどこまでとれるか、という点では一長一短はあります。
説明書に、脱臭フィルタについては「最長でも4年の寿命」と特記するのは、オゾン臭が取り切れなくなる懸念もあるからだと思います。
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以上、ドウシシャのAPV-151HIの紹介でした。
1万円台で買える空気清浄機としては、「ほこりセンサー」・「4年寿命のHEPAフィルタ」・「名前のあるイオン発生機」と、それなりに見どころはある機種に思えます。
一方、上述のプレフィルターに関わる部分のほか、風量・静音性など他社が普通開示する情報がない部分が不安要素です。
【2018年発売】
65・±0 プラスマイナスゼロ XQH-C030
¥23,100 楽天市場 (8/11執筆時)
対応面積:洋室 30畳
清浄時間:30分/30畳
最大風量:最大6.3㎣/分
サイズ:幅298.5×奥行298.5×高さ503
センサー :ニオイ・ほこり
フィルタ寿命:1年
XQH-C030は、プラスマイナスゼロが2018年に発売した空気清浄機です。
デンキヤというより、ライフスタイルショップ中心の展開ですが、斜めのスチールパイプを利用する行灯形状は、和的な意味でインテリア性が高いです。
適応面積は、最大30畳まで対応です。
8畳あたりの処理能力は未開示ですが、おそらく12畳あたりまでならば、15分以内に処理できそうです。
本体サイズは、幅298.5×奥行298.5×高さ503になります。
設置面積は、径が太いので、バルミューダなどより必要ですが、形状的な優位性から圧迫感は少ないです。
本体の風量は、最大6.3㎣/分です。
下面と側面吸引・上面排出です。パイプを利用することで、フィルターまでの経路を塞がないようにして、取り込み風量を高めています。
高さが50cmという設置性の良さをふまえると、大健闘のスペックです。
気流制御は、一方、後発メーカーとしての「新機軸」は乏しく、この点は残念です。
ただ、十分な風量があるため、問題ないと言えば、そうです。
C030用 脱臭抗菌フィルター XQC-C030
¥8,800 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
「ほこり」用フィルターは、しかしながら、注意を要する部分です。
というのも、この製品は、H12準HEPAフィルターで、捕捉率が99.5%です。
目が粗いので、その分風量を高められる部分がありますが、PM2.5などの細かい粒子には完全に対応しきれません。
消耗品は1年で交換です。フィルターがHEPAではない点をふまえると、高めです。
「ニオイ」用フィルターは、一体型として搭載です。
センサーは、ニオイセンサー・ホコリセンサー搭載です。
ただし、PM2.5を検知できる高感度センサーは未搭載です。
静音性は、情報非開示です。
ただ、小型機ですし、期待はできないでしょう。
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以上、プラスマイナスゼロのXQH-C030の紹介でした。
フェイスが良いので、ライフスタイル系の雑誌や、テレビなどで取りあげられることが多い家電です。実際、この部分で、受賞もしています。
ただ、「基本の基本」のフィルターの部分で準HEPAフィルターである点はたいへん残念です。
風量の強さも、目の粗いこのフィルターを利用しているゆえですから、やはり(実用性より)「デザイン重視」と言えます。
【2022年発売】
66・山本電気 AirEat YF-AC01
¥9,780 楽天市場 (8/11執筆時)
対応面積: 27畳まで
清浄時間:11分/8畳
最大風量:最大6.1㎣/分
サイズ:幅402×奥行262×高さ560mm
センサー :ほこり ニオイ 温湿度
フィルタ寿命:2年間
AirEat(エアイート) YF-AC01 は、山本電気の発売する空気清浄機です。
同社はモーターを得意とする企業ですが、空気清浄機には新規参入です。
空気清浄機にもファンはモーターで回すので、自社技術を活かしたとされます。
その他の部分は、上海にグループ会社経由でそちらの技術を多く活用しているようです。
本体サイズは、幅402×奥行262×高さ560mmです。
最近の製品としては、やや大きめです。
小型化はあまり意識していないと言えます。
適応面積は、最大27畳です。
風量は、最大6.1㎣/分です。
本機は、8畳程度ならば11分で清浄できます。
これらの風量(モーター)に関わるスペックには、1回目記事でみたパナソニックの3万円前後の空気清浄機とほぼ同じです。
それに比べると値がはるため、ほかの部分で何かしらの「ワンポイント」が欲しいところです。
気流制御は、シンプルです。
前面のパネル部分に水玉状の1000以上の穴があり、そこから空気を吸引します。
そして、上方に空気を出していく仕組みです。
象印などが採用する方法で、割と古くからみられるタイプです。
このタイプは、カバーの穴の部分も割と汚れるので、カバーの手入れもたまに必要です。
「ほこり」用フィルターは、HEPAフィルターです。
本機の場合、ニオイ用フィルタと一体型である上で、上図のように、前後に2枚のフィルタ(AirEatフィルター)を挟んだ4層構造です。
AirEatフィルターは、香港科技大学の持つ特許で、二酸化塩素をフィルタで生成し、長期の抗菌・除菌効果があるとのことです。
触媒で二酸化塩素を生成させるフィルタは、一部の業務用フィルタに最近みられます。ただ、本機は、実空間での試験結果がないものですので、評価は保留します。
興味のある方は、Google Pttents(特許番号6851648)でこのフィルタの特許情報はみれます。
「ニオイ」用フィルターは、普通の活性炭フィルターです。
・AirEat YF-AC01-FILTER
¥14,480
フィルタ寿命は、2年間(1年での交換推奨)です。
パネルカバーの後ろにプレフィルターがありますので、寿命はそれなりに伸びそうですが、やはり短めです。
センサーは、ニオイ・ホコリセンサーがダブルで装備です。
ほこりセンサーはPM2.5の検出に対応する高感度ホコリセンサー(微粒子ホコリセンサー)です。
ニオイセンサーもVOCガスを含めて検出できるため、センサーの部分で問題はありません。
そのほか、温湿度センサーも装備です。
本体パネルに温湿度を表示するために付属します。
写真のようにLEDランプで空気の汚れ度を知らせる機能は、他社機でもみられるお馴染みのものです。
一方、本機は、PM2.5とニオイ(TVOS)を数字で表示しますが、これは日本ではユニークに思えます。
マイナスイオン発生機能は、ありません。
静音性は、強運転で54dBです。
ある程度、静音性は考えられています
ただ、最小運転時の値が29dBというのは、すこし「うるさめ」とは言えるでしょう。
ネットワークは、Wi-Fi搭載です。
Smart Life - Smart Livingという、上海のVolcano Technologyのアプリを利用する形で、iOSとAndroidから遠隔操作が可能です。
サーバーを持つタイプなので、外出先からの操作も可能です。
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以上、AirEat YF-AC01の紹介でした。
自社のモーター技術を活かしたとされる空気清浄機です。
ただ、(より安い)パナソニックの空気清浄機と比べても、騒音値・消費電力・風力などの部分で、差異は見いだしにくく感じます。
そうなると、AirEatフィルターが大きなポイントとなります。しかし、効果についての検証が十分に出ていません。
もうすこしはっきりしたセールスポイントが欲しい気はしました。
【2022年発売】
67・ダイニチ CL-HB922
¥60,376 楽天市場 (8/11執筆時)
対応面積: 38畳まで
清浄時間:7.7分/8畳
最大風量:最大8.6㎣/分
サイズ:幅310×奥行310×高さ540mm
センサー :ほこり ニオイ
フィルタ寿命:2年間
CL-HB922 は、ダイニチの発売する空気清浄機です。
暖房器具や加湿器で有名ですが、空気清浄機は初めて見ました。
本体サイズは、幅310×奥行310×高さ540mmです。
大風量機としては、わりと小さめといえそうです。
適応面積は、最大38畳です。
風量は、最大8.6㎣/分です。
本機は、8畳程度ならば7.7分で清浄できます。
この部分のスペックで言えば、風量自慢のブルーエアの上位クラスです。
気流制御は、シンプルながら工夫は感じます。
下部の4方向からの吸引ですが、花粉が溜まりやすいと言える高さに少し「浮かせた」構造にしているからです。
ただ、噴き出し口のほうは普通ですので、際だってはいません。
「ほこり」用フィルターは、静電NEOHフィルターです。
HEPA水準ではないです。
本機は、上図のプラズマユニットとある部分での「電気集塵」を併用する方式です。
他社にも見られました。
ほこりフィルタ自体ではなく、プラズマユニットの部分にあるプレートに汚れを付ける方式です。この部分との「合わせ技」で、PM2.5などの微粒子に対応させていると言えます。
ただ、これらの「合わせ技」利用時についても、捕捉率が非開示なのは、問題でしょう。ダイキン(他社)が以前、同じような方式を取っていましたが、開示していました。
メンテは、面倒ではないです。
電気集塵部分のメンテは2年に1回です。時期になるとサインがでます。
コストは、安くないです。2年寿命でです。
さらに、プレフィルターも消耗品(4ヶ月)なので、コスト面でもですが、エコでもないです。
「ニオイ」用フィルターは、普通の活性炭フィルターです。やはり2年で交換です。
ここの短歌を見れば「それなり」なのですが、素直に交換する場合、10年間の全消耗品コストは10万円ほどです。本機も、ある種の「サブスク型」です。
センサーは、ニオイ・ホコリセンサーがダブルで装備です。
ほこりセンサーはPM2.5の検出に対応する高感度ホコリセンサー(微粒子ホコリセンサー)です。
マイナスイオン発生機能は、ありません。
静音性は、強運転で55dBです。
弱運転だと15dBですので、静かです。モーターがDCモーターである利点の1つです。
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以上、ダイニチ CL-HB922 の紹介でした。
方向性としては、ブルーエアなどの海外の大風量型を、国内企業が出したもの、と言ったとおろです。
較べる場合、「簡単取替えプレフィルタ(4ヶ月で交換)」の部分が独自性になります。たあだ、同社の他の家電も似たような機能が多いです。
しかし、むしろ、パーマネントなフィルタにして、掃除しやすくしてくれたほうが、環境にも家計にも「エコ」だと思います。
【2022年発売】
68・FIVE Create briiv BV-0001
¥69,850 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
対応面積:22畳
清浄時間:1時間/22畳
最大風量:最大15.5㎣/分
サイズ:幅160×奥行220×高さ160mm
センサー :
フィルタ寿命:
BV-0001 は、英国のFIVE Createの発売する空気清浄機です。
見た目からいって個性的ですが、真面目な製品です。
本体サイズは、幅160×奥行220×高さ160mmです。
デスクトップにおけるサイズです。
電源は、USBから取る方式です。
【1年交換】
Briiv 交換用フィルタ
¥6,985 Amazon.co.jp (8/11執筆時)
フィルターは、天然素材です。
内容物は、コケ・ココナッツ・ウール・活性炭・紙など、自然素材の複合体です。
1年間で交換となり、全て消耗品です。
主要部品のうちカーボン&マトリックスフィルター(Matrix)の保ちだけ3ヶ月ですが、4セット同梱です。
コケ(ハナゴケ)は、あくまでフィルターなので、水やりなどは不要です。逆にやると、分解(堆肥化)します。
コケはホコリの浮遊を防いでくれるそうです。
フィルターの捕捉率は不明ですが、上図の物質には対応します。
基本的には、カーボンナノファイバー層が、細かい粒状物質やVOCガスを含むニオイを取る役割を果たしています。
ここが「空気清浄」の高度化の役割を主に果たしていると言えます。PM2.5などの粒状物質、あるいはVOCガスなどにも対応とされます。
センサーは、ありません。
本体サイズを考えても分かるように、常時運転を前提にはしない製品です。
1日に1回、あるいは2回程度起動させ、空気を清浄「フルパス(完全浄化)」させることに主眼を置いています。
フィルタ寿命もこうした使い方を前提にした場合と言えるかもしれません。カーボンナノファイバー部分は、実際結構「詰まり」そうですし。
マイナスイオン発生機能は、ありません。
静音性は、強運転で45dBです。
轟音ではありませんが、音はあります。
ネットワークは、Wi-Fi搭載です。
基本的な操作は、スマホでやることを前提とした製品です。
お手入れは、ガラス容器自体の手入れも必要です。
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以上、FIVE Create briiv BV-0001の紹介でした。
サステナブルな部分を評価したい方をターゲットにした製品でしょう。
そのため、通常の尺度で解釈するのは控えますが、冒頭に書いたように、至って真面目な製品です。
懸念材料は、基幹となるカーボンナノファイバー層の目詰まりです。センサーがないので、果たして本当に浄化されたかユーザーが分かりません。言い換えれば、交換の目安もわからないので、この部分が本機のネックでしょう。
次回に続く!
空気清浄機でおすすめは結論的にこの機種!!
というわけで、今回は、空気清浄機の比較の5回目記事でした。
記事はもう少しだけ続きます。
6・空気清浄機の選び方(まとめ)
=最終的なおすすめの提案【結論】
フィルター性能 ★★★★★
集塵スピード ★★★★★
センサー運転 ★★★★★
加湿力 ★★★★★
消耗品コスト ★★★★★
お手入れ ★★★★★
コンパクトさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
次回の6回目記事(こちら)は結論編です。
ここまでの記事内容をふまえて、紹介した全機種から、Atlasのおすすめ空気清浄機・加湿空気清浄機を選定し、提案してます。
また、選び方のポイントも改めて整理したいと考えています。
引き続き、よろしくお願いします。
6回目記事は→こちら