1回目記事からの続きです→こちら
8-1・サムスンのイヤホン

8回目記事のトップバッターは、サムスンの完全ワイヤレスイヤホンです。
基本的には同社のスマホの周辺機器としての展開です。
1・完全ワイヤレスイヤホンの比較(1)
1-1:選び方の基本の解説【導入】
1-2:アップル〈米国〉
1-2:ソニー〈日本〉
2・完全ワイヤレスイヤホンの比較(2)
2-1:BOSE〈米国〉
2-2:パナソニック〈日本〉
2-3:JVC〈日本〉
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較(3)
3-1:JBL〈米国〉
3-2:ANKER 〈米国〉
4・完全ワイヤレスイヤホンの比較(4)
4-1:Beats〈米国〉
4-2:ヤマハ〈日本〉
4-3:SHURE〈米国〉
4-4:Bang&Olufsen〈北欧〉
4-5:Noble Audio〈米国〉
5・完全ワイヤレスイヤホンの比較(5)
5-1:AVIOT〈日本〉
5-2:Final ag 〈日本〉
6・完全ワイヤレスイヤホンの比較(6)
6-1:Amazon 〈米国〉
6-2:Google 〈米国〉
6-3:ゼンハイザー〈ドイツ〉
6-4:DENON〈日本〉
6-5:AKG〈オーストリア〉
6-6:サムスン〈韓国〉
7・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (7)
7-1:オーディオテクニカ〈日本〉
7-2:ファーウェイ・シャオミ ほか
8・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (8)
=予算別・目的別のおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら各機を説明していきます。
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また、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチだと思う部分を青字系で書きます。

【2024年発売】SM-R630NZAAXJP SM-R630NZWAXJP
91・サムスン Galaxy Buds3 Pro
¥32,628 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC SSC, SSC-UHQ
3D音響:対応(Dolby Head Tracking)
個人最適化:高度(ヘッドトラッキング可)
連続再生時間:6時間
ドライバー:(2WAY)
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式(自動)
防水性能:IP57
重さ:5.4g×2
Galaxy Buds3 Pro は、サムスン電子が販売するTWSです。
同社は、JBLほか世界的な音響連合とハーマン・インターナショナルをもちますが、そのブランドの1つで、オーストリアの老舗の音響企業であるAKGの設計で本機を出しています。

2022年から2年降りの更新の「第3世代」です。
同時期に出たGoogle機と同様に、生成AI対応が柱です。
同社の対応スマホとの連携で、同時翻訳の結果のマイク通知が可能です。そのほか、ノイキャンが、後述するアダプティブANCに対応し、その精度が上がっています。
加えて、本体にブレードライト(WLED)は付いて格好良くなっています。ただ、バッテリーの保ちは、平均はある物の、さほど良くない(6時間)ので、そちらの工夫をして欲しかった感じはありますが。
あとは、目に付く違いはないので、新機種をベースに以下、見ていきます。
重量は、5.4gです。
最近の平均からすると「軽め」であり、快適性重視です。
イヤーピースは、大・中・小の3サイズが付属です。

音質面では、「ウーファーと平面トゥイーターの2WAY式」とのみの表記です。
平面トゥイーターは、HUAWEIや、AVIOTなどの先行採用例がありました。
ドライバーサイズは非公開ですが、見た感じ8mmあたりでしょうか。
小さくは見えません。
一方、ドライバ2つそれぞれ独立制御するため、デュアルアンプを採用することが強調されます。

空間オーディオは、対応です(サムスン360オーディオ)。
ヘッドトラッキングも対応ですので、音楽以外にゲーム用などにも使えます。
一方、実質的には対応するAndroid(Galaxy製品)専用になります。
対応するコンテンツはスマホ、アプリ側の仕様によるものの、旧機だと、Dolby Head Trackingに準拠との表示だったので、新機種も(おそらく)そうでしょう。
問題ないです。

Bluetoothコーデックは、SBC・AACです。
一方、同社のGalaxy上位機(Galaxy Z Flip4・Galaxy Z Flip4ほか)と、専用アプリを通じてつなげる場合, SSC-UHQも利用できます。
この場合、ハイレゾ対応水準(24bit/96kHz)です。
通信安定性の面では、Bluetooth 5.4です。
Galaxyとの連動性は言うまでもなく良いでしょう。

ノイズキャンセリングは、今回つかっている区分では、Wマイク式(自動)です。
片側3マイク(内1、外2)という上位機で最近よく見る構成です。
視聴環境に合わせた、リアルタイムのアダプティブANCに対応する、上級版です。
同社の場合も、装着センサーを備えるので、それもリアルタイムでの「かかり」の自動調整に使われます。

歩行など、具体的な動きに連動した検知の記載はないのですが、会話、交通騒音、アラーム・サイレンなどの、マイク情報は、AIが聞き分けて、適切に処理させる機能はあります。
本質的なノイキャン技術は、ソニーなどが強いですが、AIを利用したこうした分析処理は、同社も強い印象です。
パーソナライズも対応で、加えて、耳の形状や装着状況も 付け合わせての解析なので、解析力は、Appleや音響大手の最上位機に比べても遜色ない水準でしょう。
外音取り込みは、対応します。
マイクも、AI技術が活かされます。
声と雑音を、AI学習の成果を活かして分離し、通話品質を高める仕組みです。
連続再生時間は、ノイキャンを利用して6時間です。
未記載ですが、先述のコーデックを利用する場合、さらに短いでしょう。
ケースは、20時間分のバッテリー量です。

防水性は、IP57です。
防塵等級も見られます。
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以上、Galaxy Buds 3 Pro の紹介でした。
ハイレゾや空間オーディオを含めた、最近のトレンドは押さえたうえで、工夫のあるドライバー、AIを多方面に利用したハード構成など、高級機としてまとまります。
仕組み的に、同社の高級スマホとの連携させてこそ便利につかえる構造ではありますが、逆に言えば、Galaxyスマホを利用している方は、(素直に)本機を選ぶのが良いと言えます。
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なお、サムスンからは、以下のような下位機の展開もあります。
順番にみておきます。

【2024年発売】SM-R530NZWAXJP SM-R530NZAAXJP
92・サムスン Galaxy Buds3
¥15,387 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:開放型(インイヤー)
再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC SSC-UHQ
3D音響:対応(Dolby Head Tracking)
個人最適化:高度(ヘッドトラッキング可)
連続再生時間:5時間
ドライバー:11mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:IP57
重さ:4.7g×2
第1に、Galaxy Buds 3です。

重さは、4.7gと上位機より軽くなります。
おなじ、スティック型ですが、多少「小粒」で小さいです。

ドライバーは、ただ、1つです。
サイズは11mmなので、大きいです。
ただ、本機は、カナルの密閉型でなく、インナーイヤー型のオープンエア(開放型)です。
仕組み的に音漏れが前提の製品で、それを防止する機構もとくにないのが注意点です。
逆に、密閉率がさほど高くないので、音楽を聴く際の没入感も多少弱いでしょう。
ノイキャンも、差があります。
こちらも、耳の形をみてのパーソナライズはできますが、騒音(レベルや種)をみての自動調整は非対応です。もちろん、サイレンや会話の声の判別(Adaptive Noise Control)も非対応になります。
パッシブな(耳せん的な)遮音性もないので、没入感もイマイチです。
あとは、本体のブレードライトないなどの差がみられるほか、内蔵バッテリーがやや少なくなります。
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結論的にいえば、空間オーディオや、ハイレゾ対応、あるいは、翻訳を含めた、Galaxy AIをふくめた、コンテンツ面では、上位機と大きな差はないです。
ただ、オープン構造特有の問題はあるので、上で指摘した問題の程度を理解しないで買うのはおすすめできません。
とくに、あまり詳しくないGalaxyユーザーは、底の部分の心配がない上位機が良いでしょう。
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【2025年発売】
93・サムスン Galaxy Buds3 FE
¥21,182 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC SSC
3D音響:対応
個人最適化:
連続再生時間:6時間
ドライバー:11mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:IP54
重さ:5.0g×2
第2に、Galaxy Buds3 FEです。

こちらは、上位機とおなじ密閉型で音漏れしないタイプですが、仕様面で下位機です。

ドライバーは、サイズ非公開ですが、実際的には同じ11mmです。

ノイキャンは、Wマイク式ですが、本機も、騒音の種類やレベルを検知した自動調整は非対応です。
加えて、耳の音漏れ測定(パーソナライズ)もないので、ノイキャンのかかりは、上位機と差があるでしょう。
空間オーディオは、本機も、対応です(サムスン360オーディオ)。
ただ、本機は、ヘッドトラッキングには非対応です。
あとは、若干防水等級が劣るのと、サムソンの独自コーデックのSSC-UHQに対応しない(SSCのみ)点が目に付く違いです。
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結論的にいえば、価格差の割に、上位機とは性能差が大きい印象です。
密閉型である必要がある場合、上位機(Galaxy Buds3 Pro)との価格差は結構ありますが、サムソン純正だけで考えるならば、値段差を考慮してもそちらでしょう。
8-2・ファーウェイTWSイヤホン

続いて、HUAWEIのTWSイヤホンです。
特徴的なユニット構成の製品が多い印象です。

【2025年2月発売】
94・ HUAWEI FreeBuds Pro 4
¥24,800 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
【2023年7月発売】
94・ HUAWEI FreeBuds Pro 3
¥25,893 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:14Hz-48kHz
コーデック:SBC AAC LDAC
3D音響:
個人最適化:対応
連続再生時間:5時間
ドライバー:11mm+平面
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式(自動)
防水性能:IP54
重さ:5.8g×2
HUAWEI FreeBuds Pro 4 は、ファーウェイが販売する完全ワイヤレスイヤホンの上位機です。

旧機がのこります。
新機種は、イヤーチップがシリコン製以外に、形状記憶フォーム型が添付されるようになります。その上で、どの主のイヤーチップかを自動把握し、それぞれにノイキャンの最適化をなす機能が加わります。
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結論的にいえば、ドライバ周りや、ノイキャンを含めたハード面は旧機種も同じです。
ただ、現状の値段差ならば、素直に新機種で良いかと思います。特に、形状記憶フォーム型のイヤーチップを使う場合、パッシブな遮音性(静粛性)は上がっていますので。
そのほかは、だいたい同じなので、以下では同時にみていきます。
重量は、5.8gです。
ドライバの口径からすると、軽量化を「頑張っている」機種です。

イヤーピースは、大・中・小の3サイズが付属です。
先述のように、25年から一般的なシリコン製以外に、新型も添付です。
3層構造で、柔らかく伸縮性のある形状記憶フォームを採用するものです。
シリコン製よりぴったりとフィットできるので、遮音性は高まります。
なお、耐久面はやはりシリコンです。装着感もメモリフォームは好き嫌いがあるので、2種の添付にしているのだと思います。

音質面では、11mmのクアッドマグネットダイナミックドライバーを搭載します。
その上で、本機は、平面振動板ドライバーを持つデュアル構成です。
ダイナミックドライバ2個、あるいはBA(バランスドアーマチュア)との組み合わせという構成は他社にもみられますが、平面振動板との組み合わせは、完全ワイヤレスイヤホンでは「初」でした。AVIOTなど他社も採用がはじまりましたが、それでも目新しいです。
実際的に、こちらのドライバーは、高音域の能力を高めるための搭載です。周波数帯域も、14Hz-48kHzとハイレゾ水準を達成します。
低音側のスペックも高いです。
なお、ファーウェイは6か所のオーディオラボを持ちますが、もともと音響企業ではないので、音のチューニング(EQ)の部分はフランスのDevialetの協力です。
以前、米国のベルキンもスピーカーを出すときに協力関係にあり、紹介したことがあります。
音質のパーソナライズは、対応です(インテリジェントANC2.0)。
ノイキャン部分の説明とも被りますが、耳穴の構造を見ながらリアルタイム処理での音声チューニング処理の言及があります。
方向性としては、ヤマハの仕組み(リスニングオプティマイザー)に似たものとして理解できるかと思います。

Bluetoothコーデックは、SBC・AAC・LDACです。
ソニーと同じで、LDACコーデックでハイレゾ対応機としています。
Apt-X系列は非対応です。
立体音響は、一方、特別な対応に対する言及はないです。
通信安定性の面では、Bluetooth 5.2です。
問題ありません。

ノイズキャンセリングは、Wマイク式(自動)です(インテリジェント・ダイナミック ANC 3.0)。
マイクは、片側につき、内側に1つ、外側に2つあります。
リアルタイム分析は、騒音状況(種類)をみながら、3種類ではありますが、センサーが検知したシーンに応じて、かかりが自動調整される仕様です(ダイナミックANCモード)
そのほか、装着センサーを利用し、外耳道の構造を見て、装着状況に合わせた調整(特に音圧)も自動でします。
ヤマハの「リスニングケア」と同じ方向性でしょう。
なお、(新型のソフト耳せんの効果による)パッシブな遮音は、同社によると30%の口上です。ノイキャンによる、アクティブな遮音性は同じです。
連続再生時間は、ノイキャンを利用して5時間です。
LDACだと4.5時間とのスペックです。
平面ドライバーは、電気を食う部分もありスタミナはイマイチです。
ケースは、AACとの併用で、18時間分のバッテリーです。

マイクは、搭載です。
本機は、形状的にも「ヘッドセット」的なビジネス用を探している方もターゲット層にしていると言えます。
性能面でも、先述の3つのマイクほか、ソニー同様の骨伝導(骨振動)センサーを利用して情報をとり、同社のディープラーニング技術を利用したアルゴリズムで、ノイズを打ち消します。
風切り音を押さえつつ、通話品質を高めます。この部分は(スマホ企業だけに)たいへん高度です。
複数の端末の待ち受けができるマルチポイントにも対応します。
もちろん、外音取り込みモードも装備します。
防水性は、IP54相当です。
豪雨程度に対応するほか、一定の防塵性ももつというスペックです。
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以上、HUAWEI FreeBuds Pro 4 の紹介でした。
平面振動板ドライバーというドライバー自体の独自の工夫を持つ上で、音響をずっとやってきた企業い及ばないEQの部分は、他社との協力で強化し、バランスの良い製品に仕上げていると思います。
値段面で、競合機にくらべて特段安い機種ではないのですが、マイクやノイズキャンセル部分を含めて、値段に見合う性能を持つ機種に見えます。
ドライバーが小さい機種を除き、ハイレゾ対応機で、ここまで軽い機種というのはないので、同社のスマホユーザー以外にも、人気は出そうに思えます。
あえて言えば、「空間オーディオ」を含めた新しい音源への対応は、今後の課題かもしれません。ハイレゾは(ちっとも)普及せず、そちらにトレンドが移行しそうな感じがあるので。
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このほか、HUAWEIの製品で、目に付いたものを順番にみておきます。

【2025年発売】
95・ HUAWEI FreeBuds 6
¥19,818 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:開放型(インイヤー)
再生周波数帯域:14Hz-48kHz
コーデック:SBC AAC LDAC
3D音響:
個人最適化:対応
連続再生時間:5時間
ドライバー:11mm+平面
マイク:搭載
ノイキャン:1マイク式
防水性能:IP54
重さ:4.9g×2
第1に、FreeBuds です。
同社製のスマホユーザー向けの中級機です。
タイプは、こちらは、カナル型(密閉型)ではなく開放型(オープンイヤー)です。
音漏れがあるタイプである点に注意が必要です。

重さは、4.9gと軽めです。
ショートスティック型としては、小柄と言えます。

ドライバーは、11mm+マイクロ平面振動板です。
先ほどの機種と同じ構成ですが、平面振動板のほうに「マイクロ」表記が加わります。
駆動面積比の広さが強調されます。ただ、おそらく、この部分は上位機(Pro)と同じユニットなのではないかと思います(=上位機も表記がないだけでマイクロ)。
いずれにしても、ショートスティック形状とはいえ、この重さで、デュアルドライバーを採用しているのは、引き続き優秀です。
周波数帯域も、上位機とおなじ表記であり、ハイレゾにも対応です。
コーデックも、SBC AACとLDACですから、しっかり対応できます。

ノイズキャンセリングは、一方、インナーイヤーANCという記載です。
先述のように本機は、「開放型」で耳に引っ掛けるタイプです。
通常そういった製品にノイキャンは付かない場合が多いですが、本機はつけています。
今回の区分では1マイク式と言えます。
仕様詳細は、ファーウェイ側の説明からは分かりません。
マイクは、先述の骨伝導技術は未装備です。
マイク用のノイズキャンセリング技術はありますが、差はあるでしょう。
マルチポイントと外音取り込みには対応します。
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結論的にいえば、ドライバー周りの新規性(面白さ)は上位機と変わりません。
その上で、「開放型」の装着感を求めるならばこちらです。
ただ、音漏れの部分は承知してください。
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【2025年発売】
96・ HUAWEI FreeBuds 7i
¥11,800 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
【2024年発売】
96・ HUAWEI FreeBuds 6i
¥10,764 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:20Hz〜40kHz
コーデック:SBC AAC LDAC
3D音響:
個人最適化:高度(ヘッドトラッキング可)
連続再生時間:5時間
ドライバー:11mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式(自動)
防水性能:IP54
重さ:5.4g×2
第2に、FreeBuds 7iです。
同社のエントリー機の1つです。
旧機種がありますが、新機種のみヘッドトラッキング対応です。同社では本機が初でした。そのほか、後述するように、ノイキャン精度とマイクも新機種で強化されています。
方式は、こちらは、普通に(最上位機と同じ)普通の密閉型です。

重さは、こちらも5.4gと軽めです。

ドライバーは、11mmのダイナミックドライバーです。
マイクロ平面振動板ドライバーは未装備になります。
とはいえ1ドライバーですが大きめで、低音域を含めた音域の広さを売りとします。
ハイレゾにも対応です。
コーデックは、SBC AACとLDACです。
立体音響は、空間オーディオ対応です。
先述のようにヘッドトラッキングも対応ですが、利用する場合、HUAWEI製の対応スマホが必要で、事実上、専用になります(EMUI 13.0 以降の一部対応機)。

ノイズキャンセリングは、Wマイク式(自動)です。
最上位機と同じインテリジェント・ダイナミック ANC 4.0という機能名です。
リアルタイム自動処理をしている点で高度です。一方、ノイキャン強化のため、旧世代に比べて、8mmのベント(孔)が開きましたので、静粛環境時だとやや音は漏れるかもしれません。
マイクは、新機種のみ、先述の骨伝導技術が搭載です。
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結論的にいえば、ドライバー周りの新規性(面白さ)は上位機ほどないです。ただ、マグネット強化した大きめのドライバーを採用しており堅実な構成です。
若干広めのベント(孔)があるので、完全に静粛な場所での音漏れ抑制はできなそうですが、開放型ではないのでごく普通の環境での利用ならば、利用も問題ないでしょう。
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【2025年発売】
97・ HUAWEI FreeArc
¥11,800 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:開放型(イヤーフック)
再生周波数帯域:20Hz〜20kHz
コーデック:SBC AAC
3D音響:
個人最適化:対応
連続再生時間:5時間
ドライバー:17×12mm
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IP54
重さ:8.9g×2
第3に、HUAWEI FreeArc です。

タイプは、開放型(オープンイヤー)のイヤーフックタイプです。
他社にもありましたが、形状記憶合金(ニッケル系)をイヤーフックに使って、フィットさせる形状です。
重さは、8.9gと軽めです。
イヤーフック込みの重さなので問題ないです。

ドライバーは、ただ、12×17mmのレーストラック型の1ドライバーです。
楕円形にして振動面積を稼ぐもので、最近割と見かけます。
コーデックは、SBC AACです。
ハイレゾは非対応です。
ノイズキャンセリングも非搭載です。
マイクは、装備します。
通話に使えます。外音取り込みは(そもそも外音は常時はいるので)ありません。
防水性は、IP57です。
防塵性も担保されます。
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結論的にいえば、同社のスマホユーザー以外はあえて選ぶほどの特徴はないですが、逆に同社のスマホユーザーで、スポーツ用に、オープン型を探している場合、候補にできそうです。
ただ、音漏れしますし、ノイキャンはないので、通勤通学などの兼用には向きません。
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【2025年発売】
98・ HUAWEI FreeBuds SE 4 ANC
¥5,380 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
【2024年発売】
98・ HUAWEI FreeBuds SE 3
¥4,980 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:20Hz〜20kHz
コーデック:SBC AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:5時間
ドライバー:10mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク
防水性能:IP54
重さ:4.3g×2
第4に、 HUAWEI FreeBuds SE 4 ANCです。
同社の入門機です。

旧機種が残りますが、ノイキャン非対応になります。価格差もないので、新機種が良いでしょう。
重さは、4.3gと、ノイキャン搭載モデルとしては軽量・小型です。
ドライバーは、小型機の割に10mmと大きめです。

ノイキャンは、Wマイク式です。
詳細は非公開ですが、分解レポートによると、フィード・フォワードともマイクがあるハイブリッド式です。
さすがに、リアルタイムの自動調整は行いませんが、電車、街中、会議と3モードを手動で選択できます。
ただ、外音取り込み(ヒアスルー)はでき、マイクも搭載です。
バッテリーは、ただ、ノイキャンONで5時間です。
多少短めですが、ケースバッテリーは30時間分ありますし、問題ないです。ケースはノイキャンOFF時の容量表記ですが、ノイキャン利用前提でも問題ない量です。
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結論的にいえば、軽量小型で、かつ安めのノイキャン機を探している場合、選択肢になるでしょう。
ただ、そこまで強力なノイキャンではないので、その部分を重視するならば、もう少し上位機を選んだ方が良いと思います。

【2024年2月発売】
99・ HUAWEI FreeClip
¥24,000 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:開放型(イヤーカフ)
再生周波数帯域:14Hz-48kHz
コーデック:SBC AAC L2HC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:8時間
ドライバー:10.7mm
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IP54
重さ:5.6g×2
HUAWEI FreeClip も、ファーウェイが販売する完全ワイヤレスイヤホンです。

方式は、オープンイヤー(開放型)で、装着疲れのない「イヤーカフ」タイプです。
したがって音漏れしますが、JBLでみた製品と同じで、逆相異の音(逆音波システム)で、漏れた音を打ち消す仕組みはありますが、音漏れはあると言えます。
これは、米国製品もを含めて海外製品全般に言えますが、家電において、日本とは「静音」という感覚が少し違うように思います。

重量は、5.8gです。
軽いです。
装着も、ニッケルチタン形状合金で、しなやかさを保ちつつ曲がるように設計されます。
本製品が「受けている」のはここで、耳への圧迫感がかなり少なく調整できるのが良い点です。
イヤーピースは、不要です。

ドライバーは、10.7mmのデュアルマグネットドライバーです。
デュアルドライバーではなく、マグネットが二重という意味ですが、解像感を増すための工夫になります。
音質のパーソナライズは、機能性の表明はありません。

Bluetoothコーデックは、SBC AAC L2HCです。
L2HCは、ファーウェイの独自規格で、ハイレゾ相当の伝送ができるとされます。ただ、対応する再生機器が日本だと(執筆時)ないです。
立体音響は、特別な対応に対する言及はないです。
通信安定性の面では、Bluetooth 5.3です。
新しめであり問題ありません。
ノイズキャンセリングは、オープン型なので未装備です。
次に見る同社の製品ほか、ゼンハイザーなど例外的な製品はありますが、セミオープンやオープン型の場合、基本このような仕様です。
連続再生時間は、8時間です。
マイクは、搭載です。
スマホ販売企業らしくここはこだわりがあり、本機も、しっかり骨伝導(骨振動)センサーを利用する方式です。
複数の端末の待ち受けができるマルチポイントにも対応します。
もちろん、外音取り込みモードも装備します。
防水性は、IP54相当です。
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以上、HUAWEI FreeClipの紹介でした。
装着感の部分の工夫が光ります。あとの部分は、逆音波システムの部分と、マイク部分の仕様が豪華なのが目立ちます。
こうした部分で言えば、主には、仕事で利用する方に向く機種でしょう。ある程度の音漏れも平気な環境という部分で言えば、テレワークや喫茶店などのノマドワークには使えそうです。逆に、ノマドワークでも、自習室のような場所では使わない方が良いと言えます。
8-3・シャオミのイWSイヤホン
最後に、シャオミのTWSイヤホンを確認しておきます。

【2025年発売】
100・ Xiaomi Buds 5 Pro (Bluetooth版)
¥28,980 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
100・ Xiaomi Buds 5 Pro (Wi-Fi版)
¥22,229 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:15Hz-50kHz
コーデック:SBC AAC AptX LL ほか
3D音響:対応(自社方式)
個人最適化:
連続再生時間:8時間
ドライバー:11mm+平面+ピエゾ
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式(自動)
防水性能:IP54
重さ:5.6g×2
Xiaomi Buds 5 Proは、シャオミが販売する完全ワイヤレスイヤホンの最上位機です。
こちらは、ブラックのみ、Bluetooth+Wi-Fi対応になります。
詳しくは、後ほど書きます。

重量は、いずれも、5.6gです。
軽くしやすいショートスティック形状ですし、こちらも問題ない重さです。
タイプは、普通のカナル型で、同梱のイヤーチップを用いるものです。

ドライバーで、11mmです。
大きめのドライバーですが、その上で、中音域用のセラミック(ピエゾ)トゥイーターと、高音域用のプラナードライバー(平面駆動ドライバー)から構成される3ドライバー仕様です。
イヤホンの場合「音の継ぎ目」の問題があるので「多ければ多いほうが良い」わけでもないですが、示される周波数帯域の広さからしても、個性は相当ありますし、面白いです。
音質のパーソナライズは、耳に合わせたフィッティングなどの記載は見られません。

Bluetoothコーデックは、SBC AAC APTX(LL Adaptive)、LC3をフォローです。
LDACは未対応ですが、それ以外は網羅的です。
周波数帯域の値をみても、ハイレゾ再生を前提とした設計です。
そのほか、ゲーム向きの低遅延モードもあります。

一方、上位仕様は、Wi-Fi通信に対応です。
ただ、こちらは、発売時においてXiaomi 15 Ultraのみの対応です。
今後対応モデルは増えるようですが、同社製品専用と考えてください。
利用する場合、最大2.1Mbpsのロスレス転送ができるとされます。
ただ、Wi-Fiは、バッテリーを食うので、持続時間はかなり短いかと思います。
なお、Wi-Fi利用時の利用可能時間は非開示です。

立体音響は、一方、「3Dオーディオ」として対応です。
従来機同様、基本的にXiaomiの対応スマホで使うもので、そちらの機能をONにすることで、対応アプリで3D立体音響が実現できる感じで理解してください。
なお、EQ部分で米国のハーマンのAudioEFXツールを外販で利用しています。
そのなかに、Smart VIRTUALIZATION機能があるので、技術としてはそれを利用する方式かもしれません。
独自の計算によるもので、特定音源を要求するタイプではない(例えば)Ankerと同じ方式といえます。ヘッドトラッキングにも対応しますし、この価格帯では、高度です。
通信安定性の面では、Bluetooth 5.4です。

ノイズキャンセリングは、Wマイク式(自動)です.(片側3マイク)
環境に応じて調整されるアダプティブANCの記述もみられます。
おそらく、2025年登場の新しいQualcomm QCC3091チップ(第5世代)でしょう。
連続再生時間は、最大8時間との表記です。
ケースのバッテリーとの合計で45時間です。
ただ、おそらくノイズキャンセリングを消した、SBC接続時の値なので、今回使っている、ノイキャン利用時の値で比較する場合、少し割り引いた稼働時間にはなります。
それでも、ケースから4.5時間分を10分で緊急充電できますし、不便はないでしょう。

マイクは、搭載です。
外音取り込みも可能です。
シャオミらしいのは、アプリを使って録音(最大5時間)にタップで対応する部分でしょう。
防水性は、IP54相当です。
問題ないです。
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以上、Xiaomi Buds 5 Pro の紹介でした。
ノイキャン、コンテンツ対応、ドライバー構成、本体の軽さという大事な部分で、合格点以上のスペックで、しっかり最新技術が楽しめる製品です。
主なターゲット層は、同社のスマホユーザーでしょうが、Bluetoothモデルならば、Android系の他社製ユーザーが選んでも、面白そうな要素はあるように感じました。

【2025年発売】
101・ Xiaomi Redmi Buds 6 Pro
¥8,780 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC LDAC
3D音響:対応(自社方式)
個人最適化:(ヘッドトラッキング対応)
連続再生時間:9.5時間
ドライバー:6.7mm×2+11mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:IP54
重さ:5.2g×2
Xiaomi Redmi Buds 6 Proも、同社のTWSイヤホンです。
なお「Pro」とありますが、Redmiは下位シリーズ扱いなので、先ほどの機種に対しては、下位機にあたります。
重さは、5.2gです。
タイプは、普通に音漏れしないカナルの密閉型です。

ドライバーは、同軸の3ドライバーです。
低音域用の11mmのチタン加工のダイナミックドライバーと、高音域用に、デュアル配置の圧電セラミックドライバーです。
旧機は10mmのセラミックドライバ(トゥイータ)と、11mmのドライバーのコンビでしたが、比較して、高周波の音量が10%増えたとの記載です。

ノイズキャンセリングは、Wマイク式で対応です。
自動調整はなしませんが、かかりは、スマホで調整できます(マルチレベルコントロール)

Bluetoothのコーデックは、SBC AAC LDACです。
こちらの場合ハイレゾに対応できるのはLDACです。
Bluetoothのバージョンは、5.3で、マルチポイント接続も対応です。

立体音響は、対応です。
Xiaomi Earbudsアプリを通して使うもので、そちらの機能をONにすることで、対応アプリで3D立体音響が実現できるいうものです。他社スマホでもいけるようです。
ヘッドトラッキングも、対応です。
ただ、パーソナルフィッティング調整機能はない点で独自方式です。姿勢センサーだけで制御するので、効きは弱めでまた、向きのズレが生じる場合が多そうです。
この部分で、同社の上位機、あるいは、他社方式と違いはあります。まあ、入門機ですので、搭載の試み自体評価するべきでしょう。
マイクは、搭載です。
3マイク式で、風切り音の低減機能も持ちます。
連続再生時間は、最大9.5時間との表記です。
ケースのバッテリーとの合計で36時間です。
外音取り込みモードも、備えます。
防水性は、IP54の防滴・防塵性です。
十分でしょう。
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以上、Xiaomi Redmi Buds 6 Proの紹介でした。
低価格な製品ですが、ドライバー周りの工夫がこの価格帯の製品として充実する点で、そこが魅力です。音質の基本部分の性能は、期待値が高めです。
ノイキャンも一定の精度が期待できますし、格安機の中では選んで良い製品に思えます。とくに、シャオミの対応スマホだと、3D立体音響が楽しめるため、そこもポイントになります。
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なお、同社からは次のような製品展開もあります。
順番にみておきます。

【2025年発売】
102・ Xiaomi Redmi Buds 6
¥4,980 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC LDAC
3D音響:対応(自社方式)
個人最適化:
連続再生時間:10時間
ドライバー:5.5mm+12.4mm
マイク:搭載
ノイキャン:1マイク
防水性能:IP54
重さ:5.0g×2
第1に、Xiaomi Redmi Buds 6です。
1つ上の機種の1グレード下になります。

大きな違いは、ドライバーです。
こちらは、12.4mmのチタン加工のダイナミックドライバと、5.5mmのマイクロ圧電セラミックユニットの、2ドライバーです。
ただ、価格をふまえると、十分、面白みのある工夫です。

ノイキャンは、詳しい仕様は非開示です。
ただ、おそらく、1マイク式です。上位機より、能力がやや落ちます。
マルチモードANCなので、かかりのレベルは調整できない仕様です。
3種からモードを選択するものです。
外音取り込みも、3モードからの選択です。
立体音響は、対応です。
本機は、ヘッドトラッキングは非対応です。
その部分もあり、本機の機能性は、同社のアプリさえインストールすれば、Android系の他社スマホでも使えます。
あとは、目に付く大きな違いはないです。
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結論的にいえば、5000円前後の製品で、ドライバー周りに音質上の工夫がある上で、そこまで高性能ではないながらノイキャンを装備する点で、お買得感を感じます。
そういった機種はほかにもありますが、自社方式ながら流行の3Dオーディオにも対応する部分は、ワンポイントと言えます。
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【2024年発売】 BHR8653GL BHR8660GL BHR8655GL
【ノイキャンあり】12.4mmドライバー
103・Xiaomi Redmi Buds 6 Lite
¥2,505 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
【ノイキャン・外音取込なし】14.2mmドライバー
103・Xiaomi Redmi Buds 6 Active
¥2,000 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
【ノイキャン・外音取込みなし】10mmドライバー
103・Xiaomi Redmi Buds 6 play
¥1,480 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:20Hz〜20kHz
コーデック:SBC AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:7時間
ドライバー:12.4mm
マイク:搭載
ノイキャン:1マイク
防水性能:IP54
重さ:4.2g×2
第2に、Xiaomi Redmi Buds 6 Lite などです。
同社の密閉型の廉価版です。

ノイキャンは、本機も1マイク式ですが搭載です。
ノイキャン搭載のTWS型では「最安」と言って良い製品です。
むろん、「かかる」周波数の広さや、音楽コンテンツに合わせた調整は、Wマイクの上位方式に及びませんが、この値段は、破壊力があります。

ドライバーは、1ドライバーですが12.4mmと大きめです。
チタン合金が使われたドライバーです。
マイクも、しっかり、外音取り込みができますし、安かろう悪かろうではないです。
なお、さらに下位の、ActiveとPlayは、ノイキャンがないです。
その上で、外音取り込みもないです。Activeはドライバーが大きめな部分が面白いとも言えますが、一般的に選ぶならば、Redmi Buds 6 Lite が良さそうです。
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結論的にいえば、Redmi Buds 6 Liteは、5000円以下クラスだと、仕様的に選べる製品と言えます。
若干、外観素材に値段を感じますが、 重さもサイズも問題ないので、節約したい場合、候補になるでしょう。

【2025年発売】
104・Xiaomi OpenWear Stereo Pro
¥19,980 Amazon.co.jp (11/3執筆時)
タイプ:開放型(イヤーフック付属)
再生周波数帯域:20Hz〜40kHz
コーデック:SBC AAC LDAC
3D音響:対応(自社方式)
個人最適化:(ヘッドトラッキング対応)
連続再生時間:8.5時間
ドライバー:18×13mm
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IP54
重さ:9.7g×2
Xiaomi OpenWear Stereo Proは、シャオミのオープンエア(開放型)のTWSイヤホンです。固定はイヤーフック式です。

重さは、9.,7gです。
やや重めですが、主にはイヤーフックのバッテリーなどの部分なので、つけ心地は悪くないです。

音漏れは、このタイプは、音楽の音漏れはだいぶあります。
ただ、通話時は、専用に10mmの音漏れ低減ドライバーで通信の秘密に配慮する工夫が見られます。25cm離れれば聞こえないということです。
JBLでも同じ工夫を見ましたが「逆ノイキャン」というべき逆位相の音で打ち消す方式です。

ドライバーは、レーストラック型の18×13mmです。
最近、振動板の面積が稼げるのでイヤホンでも最近増えてきました。
ノイキャンは、オープン構造ですし、非搭載です。
音楽視聴時でなく、通話時の(マイクの)ノイズ対策はあります。

Bluetoothのコーデックは、SBC AAC LDACです。
ハイレゾ対応できます。
Bluetoothのバージョンは、5.4で、マルチポイント接続も対応です。
立体音響は、対応です。
ヘッドトラッキングも対応ですが、パーソナルフィッティングを伴わない方式なので、効きの弱さと、位置ずれの問題はあるでしょう。なお、ずれが生じた場合、頭を正面に向けて10秒ほど静止して「リセット」します。
あとは、特別に言及したい部分はないです。
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以上、Xiaomi OpenWear Stereo Proの紹介でした。
このタイプは他社機でもみましたが、そちらと同じでオープン構造であることを理解して買うべき機種です。
音漏れしても良いシーンで使うもので、また、(電車のような)騒音がない場所で利用するものです。そうした、用途に合う使い方ならば、耳への圧迫感はないですし、疲れにくく、音抜けも良い方式です。
一方、立体音響(ヘッドトラッキング)については、先述のような課題はありますが、スピーカーユニット自体は良いですし、この価格帯だと通常音源は量感豊かに聴けそうです。
次回につづく!
完全ワイヤレスイヤホンのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は音楽用の完全ワイヤレスイヤホンの比較の7回目記事でした。
記事はもう少しだけ、続きます。

8・完全ワイヤレスイヤホンまとめ【結論】
=予算別・目的別のおすすめ製品まとめ
音質の良さ ★★★★★
ノイズキャンセル ★★★★★
ハイレゾ再生 ★★★★★
立体音響 ★★★★★
軽さ ★★★★★
防水性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
次回の8回目記事(こちら)は、全体の結論編です。
今回紹介した「全製品」から、予算別・目的別に、最終的なAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
6回目記事は→こちら!
