1回目記事からの続きです→こちら
8-1・ファーウェイTWSイヤホン

8回目記事のトップバッターは、HUAWEIのTWSイヤホンです。
同社の場合、個性的なユニット構成の製品が多い印象です。
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1・完全ワイヤレスイヤホンの比較(1)
1-1:選び方の基本の解説【導入】
1-2:アップル〈米国〉
1-3:ソニー〈日本〉
2・完全ワイヤレスイヤホンの比較(2)
2-1:BOSE〈米国〉
2-2:Beats〈米国〉
2-3:パナソニック〈日本〉
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較(3)
3-1:JBL〈米国〉
3-2:ヤマハ〈日本〉
3-3:DENON〈日本〉
4・完全ワイヤレスイヤホンの比較(4)
4-1:ANKER 〈米国〉
4-2:オーディオテクニカ〈日本〉
5・完全ワイヤレスイヤホンの比較(5)
5-1:JVC ビクター〈日本〉
5-2:Bang&Olufsen〈北欧〉
6・完全ワイヤレスイヤホンの比較(6)
6-1:AVIOT〈日本〉
6-2:Final ag 〈日本〉
7・完全ワイヤレスイヤホンの比較(7)
7-1:ゼンハイザー〈ドイツ〉
7-2:AKG〈オーストリア〉
7-3:Google 〈米国〉
7-4:サムスン〈韓国〉
8・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (8)
8-1:ファーウェイ〈中国〉
8-2:シャオミ 〈中国〉
9・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (9)
9-1:予算別・目的別のおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら各機を説明していきます。
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また、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチだと思う部分を青字系で書きます。

【2025年2月発売】
95・ HUAWEI FreeBuds Pro 4
¥31,980 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:14Hz-48kHz
コーデック:SBC AAC LDAC
3D音響:
個人最適化:対応
連続再生時間:5時間
ドライバー:11mm+平面
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式(自動)
防水性能:IP54
重さ:5.8g×2
HUAWEI FreeBuds Pro 4 は、ファーウェイが販売する完全ワイヤレスイヤホンの上位機です。

重量は、5.8gです。
ドライバの口径からすると、軽量化を「頑張っている」機種です。

イヤーピースは、大・中・小の3サイズが付属です。
25年から一般的なシリコン製以外に、新型も添付です。
3層構造で、柔らかく伸縮性のある形状記憶フォームを採用するものです。
シリコン製よりぴったりとフィットできるので、遮音性は高まります。
なお、耐久面はやはりシリコンです。装着感もメモリフォームは好き嫌いがあるので、2種の添付にしているのだと思います。

音質面では、11mmのクアッドマグネットダイナミックドライバーを搭載します。
その上で、本機は、平面振動板ドライバーを持つデュアル構成です。
ダイナミックドライバ2個、あるいはBA(バランスドアーマチュア)との組み合わせという構成は他社にもみられますが、平面振動板との組み合わせは、完全ワイヤレスイヤホンでは「初」でした。AVIOTなど他社も採用がはじまりましたが、それでも目新しいです。
実際的に、こちらのドライバーは、高音域の能力を高めるための搭載です。周波数帯域も、14Hz-48kHzとハイレゾ水準を達成します。
低音側のスペックも高いです。
なお、ファーウェイは6か所のオーディオラボを持ちますが、もともと音響企業ではないので、音のチューニング(EQ)の部分はフランスのDevialetの協力です。
以前、米国のベルキンもスピーカーを出すときに協力関係にあり、紹介したことがあります。
音質のパーソナライズは、対応です(インテリジェントANC2.0)。
ノイキャン部分の説明とも被りますが、耳穴の構造を見ながらリアルタイム処理での音声チューニング処理の言及があります。
方向性としては、ヤマハの仕組み(リスニングオプティマイザー)に似たものとして理解できるかと思います。

Bluetoothコーデックは、SBC・AAC・LDACです。
ソニーと同じで、LDACコーデックでハイレゾ対応機としています。
Apt-X系列は非対応です。
立体音響は、一方、特別な対応に対する言及はないです。
通信安定性の面では、Bluetooth 5.2です。
問題ありません。

ノイズキャンセリングは、Wマイク式(自動)です(インテリジェント・ダイナミック ANC 3.0)。
マイクは、片側につき、内側に1つ、外側に2つあります。
リアルタイム分析は、騒音状況(種類)をみながら、3種類ではありますが、センサーが検知したシーンに応じて、かかりが自動調整される仕様です(ダイナミックANCモード)
そのほか、装着センサーを利用し、外耳道の構造を見て、装着状況に合わせた調整(特に音圧)も自動でします。
ヤマハの「リスニングケア」と同じ方向性でしょう。
なお、(新型のソフト耳せんの効果による)パッシブな遮音は、同社によると30%の口上です。ノイキャンによる、アクティブな遮音性は同じです。
連続再生時間は、ノイキャンを利用して5時間です。
LDACだと4.5時間とのスペックです。
平面ドライバーは、電気を食う部分もありスタミナはイマイチです。
ケースは、AACとの併用で、18時間分のバッテリーです。

マイクは、搭載です。
本機は、形状的にも「ヘッドセット」的なビジネス用を探している方もターゲット層にしていると言えます。
性能面でも、先述の3つのマイクほか、ソニー同様の骨伝導(骨振動)センサーを利用して情報をとり、同社のディープラーニング技術を利用したアルゴリズムで、ノイズを打ち消します。
風切り音を押さえつつ、通話品質を高めます。この部分は(スマホ企業だけに)たいへん高度です。
複数の端末の待ち受けができるマルチポイントにも対応します。
もちろん、外音取り込みモードも装備します。
防水性は、IP54相当です。
豪雨程度に対応するほか、一定の防塵性ももつというスペックです。
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以上、HUAWEI FreeBuds Pro 4 の紹介でした。
平面振動板ドライバーというドライバー自体の独自の工夫を持つ上で、音響をずっとやってきた企業い及ばないEQの部分は、他社との協力で強化し、バランスの良い製品に仕上げていると思います。
値段面で、競合機にくらべて特段安い機種ではないのですが、マイクやノイズキャンセル部分を含めて、値段に見合う性能を持つ機種に見えます。
ドライバーが小さい機種を除き、ハイレゾ対応機で、ここまで軽い機種というのはないので、その部分で人気は出そうに思えます。
あえて言えば、「空間オーディオ」を含めた新しい音源への対応は、今後の課題かもしれません。ハイレゾは(ちっとも)普及せず、そちらにトレンドが移行しそうな感じがあるので。
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このほか、HUAWEIの製品で、目に付いたものを順番にみておきます。

【2025年発売】
96・ HUAWEI FreeBuds 6
¥13,055 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:開放型(インイヤー)
再生周波数帯域:14Hz-48kHz
コーデック:SBC AAC LDAC
3D音響:
個人最適化:対応
連続再生時間:5時間
ドライバー:11mm+平面
マイク:搭載
ノイキャン:1マイク式
防水性能:IP54
重さ:4.9g×2
第1に、FreeBuds です。
同社製のスマホユーザー向けの中級機です。
タイプは、こちらは、カナル型(密閉型)ではなく開放型(オープンイヤー)です。
音漏れがあるタイプである点に注意が必要です。

重さは、4.9gと軽めです。
ショートスティック型としては、小柄と言えます。

ドライバーは、11mm+マイクロ平面振動板です。
先ほどの機種と同じ構成ですが、平面振動板のほうに「マイクロ」表記が加わります。
駆動面積比の広さが強調されます。ただ、おそらく、この部分は上位機(Pro)と同じユニットなのではないかと思います(=上位機も表記がないだけでマイクロ)。
いずれにしても、ショートスティック形状とはいえ、この重さで、デュアルドライバーを採用しているのは、引き続き優秀です。
周波数帯域も、上位機とおなじ表記であり、ハイレゾにも対応です。
コーデックも、SBC AACとLDACですから、しっかり対応できます。

ノイズキャンセリングは、一方、インナーイヤーANCという記載です。
先述のように本機は、「開放型」で耳に引っ掛けるタイプです。
通常そういった製品にノイキャンは付かない場合が多いですが、本機はつけています。
今回の区分では1マイク式と言えます。
仕様詳細は、ファーウェイ側の説明からは分かりません。
マイクは、先述の骨伝導技術は未装備です。
マイク用のノイズキャンセリング技術はありますが、差はあるでしょう。
マルチポイントと外音取り込みには対応します。
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結論的にいえば、ドライバー周りの新規性(面白さ)は上位機と変わりません。
その上で、「開放型」の装着感を求めるならばこちらです。
ただ、音漏れの部分は承知してください。
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【2025年発売】
97・ HUAWEI FreeBuds 7i
¥11,919 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
【2024年発売】
97・ HUAWEI FreeBuds 6i
¥11,700 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:20Hz〜40kHz
コーデック:SBC AAC LDAC
3D音響:
個人最適化:高度(ヘッドトラッキング可)
連続再生時間:5時間
ドライバー:11mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式(自動)
防水性能:IP54
重さ:5.4g×2
第2に、FreeBuds 7iです。
同社のエントリー機の1つです。
旧機種がありますが、新機種のみヘッドトラッキング対応です。同社では本機が初でした。そのほか、後述するように、ノイキャン精度とマイクも新機種で強化されています。
方式は、こちらは、普通に(最上位機と同じ)普通の密閉型です。

重さは、こちらも5.4gと軽めです。

ドライバーは、11mmのダイナミックドライバーです。
マイクロ平面振動板ドライバーは未装備になります。
とはいえ1ドライバーですが大きめで、低音域を含めた音域の広さを売りとします。
ハイレゾにも対応です。
コーデックは、SBC AACとLDACです。
立体音響は、空間オーディオ対応です。
先述のようにヘッドトラッキングも対応ですが、利用する場合、HUAWEI製の対応スマホが必要で、事実上、専用になります(EMUI 13.0 以降の一部対応機)。

ノイズキャンセリングは、Wマイク式(自動)です。
最上位機と同じインテリジェント・ダイナミック ANC 4.0という機能名です。
リアルタイム自動処理をしている点で高度です。一方、ノイキャン強化のため、旧世代に比べて、8mmのベント(孔)が開きましたので、静粛環境時だとやや音は漏れるかもしれません。
マイクは、新機種のみ、先述の骨伝導技術が搭載です。
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結論的にいえば、ドライバー周りの新規性(面白さ)は上位機ほどないです。ただ、マグネット強化した大きめのドライバーを採用しており堅実な構成です。
若干広めのベント(孔)があるので、完全に静粛な場所での音漏れ抑制はできなそうですが、開放型ではないのでごく普通の環境での利用ならば、利用も問題ないでしょう。
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【2025年発売】
98・ HUAWEI FreeArc
¥12,480 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:開放型(イヤーフック)
再生周波数帯域:20Hz〜20kHz
コーデック:SBC AAC
3D音響:
個人最適化:対応
連続再生時間:5時間
ドライバー:17×12mm
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IP54
重さ:8.9g×2
第3に、HUAWEI FreeArc です。

タイプは、開放型(オープンイヤー)のイヤーフックタイプです。
他社にもありましたが、形状記憶合金(ニッケル系)をイヤーフックに使って、フィットさせる形状です。
重さは、8.9gと軽めです。
イヤーフック込みの重さなので問題ないです。

ドライバーは、ただ、12×17mmのレーストラック型の1ドライバーです。
楕円形にして振動面積を稼ぐもので、最近割と見かけます。
コーデックは、SBC AACです。
ハイレゾは非対応です。
ノイズキャンセリングも非搭載です。
マイクは、装備します。
通話に使えます。外音取り込みは(そもそも外音は常時はいるので)ありません。
防水性は、IP57です。
防塵性も担保されます。
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結論的にいえば、同社のスマホユーザー以外はあえて選ぶほどの特徴はないですが、逆に同社のスマホユーザーで、スポーツ用に、オープン型を探している場合、候補にできそうです。
ただ、音漏れしますし、ノイキャンはないので、通勤通学などの兼用には向きません。
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【2025年発売】
99・ HUAWEI FreeBuds SE 4 ANC
¥4,939 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
【2024年発売】
99・ HUAWEI FreeBuds SE 3
¥4,677 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:20Hz〜20kHz
コーデック:SBC AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:5時間
ドライバー:10mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク
防水性能:IP54
重さ:4.3g×2
第4に、 HUAWEI FreeBuds SE 4 ANCです。
同社の入門機です。

旧機種が残りますが、ノイキャン非対応になります。価格差もないので、新機種が良いでしょう。
重さは、4.3gと、ノイキャン搭載モデルとしては軽量・小型です。
ドライバーは、小型機の割に10mmと大きめです。

ノイキャンは、Wマイク式です。
詳細は非公開ですが、分解レポートによると、フィード・フォワードともマイクがあるハイブリッド式です。
さすがに、リアルタイムの自動調整は行いませんが、電車、街中、会議と3モードを手動で選択できます。
ただ、外音取り込み(ヒアスルー)はでき、マイクも搭載です。
バッテリーは、ただ、ノイキャンONで5時間です。
多少短めですが、ケースバッテリーは30時間分ありますし、問題ないです。ケースはノイキャンOFF時の容量表記ですが、ノイキャン利用前提でも問題ない量です。
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結論的にいえば、軽量小型で、かつ安めのノイキャン機を探している場合、選択肢になるでしょう。
ただ、そこまで強力なノイキャンではないので、その部分を重視するならば、もう少し上位機を選んだ方が良いと思います。

【2026年2月発売】
100・ HUAWEI FreeClip 2
¥24,800 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
【2024年2月発売】
100・ HUAWEI FreeClip
¥17,799 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:開放型(イヤーカフ)
再生周波数帯域:14Hz-48kHz
コーデック:SBC AAC L2HC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:9時間
ドライバー:10.7mm
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IP57
重さ:5.1g×2
HUAWEI FreeClip 2 も、ファーウェイが販売する完全ワイヤレスイヤホンです。
こちらも旧機が残ります。
後述するドライバーユニットの変更による低音域の強化が主です。加えて、マイクのノイズ対策のやり方も変わりましたが、ここも後で詳しく書きます。
あとは、クリップ部分の素材変更で装着感が良くなった点、Bluetoothの更新と、防水等級がやや上がった点が変更点です。
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結論的にいえば、音質や装着感を重視する場合、新機種を選ぶ価値は一定程度あるように思います。

方式は、オープンイヤー(開放型)で、装着疲れのない「イヤーカフ」タイプです。
したがって音漏れしますが、JBLでみた製品と同じで、逆相異の音(逆音波システム)で、漏れた音を打ち消す仕組みはありますが、音漏れはあると言えます。
これは、米国製品もを含めて海外製品全般に言えますが、家電において、日本とは「静音」という感覚が少し違うように思います。

重量は、5.1gです。
軽いです。
最近は他社も使いますが、リキッドシリコンと形状記憶合金の使用により、フィット感も高くなっています。
旧機も、形状記憶合金(ニッケルチタン)は採用で「しなやかさ」は自慢でした。しかし、新機種はリキッドシリコンの利用で、さらに「あたり」が良くなっています。
本製品が「受けている」のはここで、耳への圧迫感がかなり少なく調整しやすいのが良い部分です。
イヤーピースは、開放型なので、不要です。

ドライバーは、10.7mmです。
第3世代の旧機とサイズは同じですが、新機種ではデュアルダイヤフラムに進化しました。空気をさらに振動させられる設計で、低音域の量感がだいぶ増しています。
なお、新旧ともにデュアルマグネット仕様は継続です。
音質のパーソナライズは、機能性の表明はありません。

Bluetoothコーデックは、SBC AAC L2HCです。
L2HCは、ファーウェイの独自規格で、ハイレゾ相当の伝送ができるとされます。ただ、対応する再生機器が日本だと(執筆時)ないです。
立体音響は、特別な対応に対する言及はないです。
通信安定性の面では、Bluetooth 5.3です。
新しめであり問題ありません。
ノイズキャンセリングは、未装備です。
オープン型でもつける機種はありますが、多くの場合、セミオープンやオープン型の場合、基本このような仕様です。
連続再生時間は、9時間です。
マイクは、搭載です。
旧機(第3世代)は、2マイクと、雑音に強い骨伝導(骨振動)センサーを利用して、通話時の雑音を防ぐ仕組みでした。
一方、新機種は骨伝導センサーは省略し3マイクと、AI技術で雑音を処理する方向性です。実際、AI向けのNPUを搭載するプロセッサを採用していることを明言しています。そちらを利用するDNN(ディープニューラルネットワーク)ノイズリダクションのほうが効果的という判断でしょう。
骨伝導マイクは、若干利用時に「クセ」があるとはいえるので、普通に会話して雑音を適切に減らしてくれるならば、新方式のほうが良いように思います。
そのほか、複数の端末の待ち受けができるマルチポイントにも対応します。
防水性は、しっかりしており、IP57相当です。
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以上、HUAWEI FreeClip 2の紹介でした。
やはり、装着感の部分の工夫が光ります。あとの部分は、逆音波システムの部分と、マイク部分の仕様が豪華なのが目立ちます。こうした部分で言えば、主には、仕事で利用する方に向く機種でしょう。
ある程度の音漏れも平気な環境という部分で言えば、テレワークや喫茶店などのノマドワークには使えそうです。逆に、ノマドワークでも、自習室のような場所では使わない方が良いと言えます。
8-2・シャオミのイWSイヤホン
最後に、シャオミのTWSイヤホンを確認しておきます。

【2025年発売】
101・ Xiaomi Buds 5 Pro (Bluetooth版)
¥28,980 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
101・ Xiaomi Buds 5 Pro (Wi-Fi版)
¥25,800 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:15Hz-50kHz
コーデック:SBC AAC AptX LL ほか
3D音響:対応(自社方式)
個人最適化:
連続再生時間:8時間
ドライバー:11mm+平面+ピエゾ
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式(自動)
防水性能:IP54
重さ:5.6g×2
Xiaomi Buds 5 Proは、シャオミが販売する完全ワイヤレスイヤホンの最上位機です。
こちらは、ブラックのみ、Bluetooth+Wi-Fi対応になります。
詳しくは、後ほど書きます。

重量は、いずれも、5.6gです。
軽くしやすいショートスティック形状ですし、こちらも問題ない重さです。
タイプは、普通のカナル型で、同梱のイヤーチップを用いるものです。

ドライバーで、11mmです。
大きめのドライバーですが、その上で、中音域用のセラミック(ピエゾ)トゥイーターと、高音域用のプラナードライバー(平面駆動ドライバー)から構成される3ドライバー仕様です。
イヤホンの場合「音の継ぎ目」の問題があるので「多ければ多いほうが良い」わけでもないですが、示される周波数帯域の広さからしても、個性は相当ありますし、面白いです。
音質のパーソナライズは、耳に合わせたフィッティングなどの記載は見られません。

Bluetoothコーデックは、SBC AAC APTX(LL Adaptive)、LC3をフォローです。
LDACは未対応ですが、それ以外は網羅的です。
周波数帯域の値をみても、ハイレゾ再生を前提とした設計です。
そのほか、ゲーム向きの低遅延モードもあります。

一方、上位仕様は、Wi-Fi通信に対応です。
ただ、こちらは、発売時においてXiaomi 15 Ultraのみの対応です。
今後対応モデルは増えるようですが、同社製品専用と考えてください。
利用する場合、最大2.1Mbpsのロスレス転送ができるとされます。
ただ、Wi-Fiは、バッテリーを食うので、持続時間はかなり短いかと思います。
なお、Wi-Fi利用時の利用可能時間は非開示です。

立体音響は、一方、「3Dオーディオ」として対応です。
従来機同様、基本的にXiaomiの対応スマホで使うもので、そちらの機能をONにすることで、対応アプリで3D立体音響が実現できる感じで理解してください。
なお、EQ部分で米国のハーマンのAudioEFXツールを外販で利用しています。
そのなかに、Smart VIRTUALIZATION機能があるので、技術としてはそれを利用する方式かもしれません。
独自の計算によるもので、特定音源を要求するタイプではない(例えば)Ankerと同じ方式といえます。ヘッドトラッキングにも対応しますし、この価格帯では、高度です。
通信安定性の面では、Bluetooth 5.4です。

ノイズキャンセリングは、Wマイク式(自動)です.(片側3マイク)
環境に応じて調整されるアダプティブANCの記述もみられます。
おそらく、2025年登場の新しいQualcomm QCC3091チップ(第5世代)でしょう。
連続再生時間は、最大8時間との表記です。
ケースのバッテリーとの合計で45時間です。
ただ、おそらくノイズキャンセリングを消した、SBC接続時の値なので、今回使っている、ノイキャン利用時の値で比較する場合、少し割り引いた稼働時間にはなります。
それでも、ケースから4.5時間分を10分で緊急充電できますし、不便はないでしょう。

マイクは、搭載です。
外音取り込みも可能です。
シャオミらしいのは、アプリを使って録音(最大5時間)にタップで対応する部分でしょう。
防水性は、IP54相当です。
問題ないです。
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以上、Xiaomi Buds 5 Pro の紹介でした。
ノイキャン、コンテンツ対応、ドライバー構成、本体の軽さという大事な部分で、合格点以上のスペックで、しっかり最新技術が楽しめる製品です。
主なターゲット層は、同社のスマホユーザーでしょうが、Bluetoothモデルならば、Android系の他社製ユーザーが選んでも、面白そうな要素はあるように感じました。

【2026年発売】
102・ Xiaomi Redmi Buds 8 Pro
¥8,980 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
【2025年発売】
102・ Xiaomi Redmi Buds 6 Pro
¥7,480 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC LDAC
3D音響:対応(自社方式)
個人最適化:(ヘッドトラッキング対応)
連続再生時間:8時間
ドライバー:(6.7mm×2+11mm)
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式(自動)
防水性能:IP54
重さ:5.4g×2
Xiaomi Redmi Buds 8 Proも、同社のTWSイヤホンです。
なお「Pro」とありますが、Redmiは下位シリーズ扱いなので、先ほどの機種に対しては、下位機にあたります。
1年落ちの旧機(7のナンバリングは欠番)が残ります。
比較する場合、若干バッテリーが短くなった代わりに、Bluetooth規格のバージョンが上がっています(Bluetooth5.2→5.3)。加えて、ノイキャン部分のセンシング回数と効きにおいて数値上の改善が示されます。そのほか、立体音響とは別に、Dolby Audioに対応し、スマホで「ON」にできるようになっています。
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結論的にいえば、ノイキャンを重視するかたは新機種で良いでしょう。価格差もそこまでないので、それ以外の方も新機種で良い感じです。
あとは同じなので、新機種をベースに、以下、解説します。

重さは、5.4gです。
タイプは、普通に音漏れしないカナルの密閉型です。

ドライバーは、同軸の3ドライバーです。
サイズは現行機は公開されません。
ただ、同じ構成の旧機だと、デュアルの圧電セラミクドライバー(6.7mm×2)と、チタニウムダイヤフラム搭載のダイナミックドライバー(11mm)でした。
構成をしめす口絵は変わっていない上で、100Hz以下の低音が2dB向上という表示なので、少なくとも、このぶぶんで劣化はしていません。

ノイズキャンセリングは、今回の区分ではWマイク式(自動)で対応です。
かかりは、スマホでも調整できます(マルチレベルコントロール)
マイクは、片側3つの構成ですが、1つは通話専用の可能性もあります。ただ、フィードフォワード・バックの「W方式」であるのは変わりません。

Bluetoothのコーデックは、SBC AAC LDACです。
こちらの場合ハイレゾに対応できるのはLDACです。
Bluetoothのバージョンは、5.3で、マルチポイント接続も対応です。

立体音響は、対応です。
Xiaomi Earbudsアプリを通して使うもので、そちらの機能をONにすることで、対応アプリで3D立体音響が実現できるいうものです。他社スマホでもいけるようです。
ヘッドトラッキングも、対応です。
ただ、パーソナルフィッティング調整機能はない点で独自方式です。姿勢センサーだけで制御するので、効きは弱めでまた、向きのズレが生じる場合が多そうです。
この部分で、同社の上位機、あるいは、他社方式と違いはあります。まあ、入門機ですので、搭載の試み自体評価するべきでしょう。
このほか、Dolby Audioにも対応です。
立体音響とは別立てで、スマホで「ON」にする形での2Dサラウンドです。
マイクは、搭載です。
3マイク式で、風切り音の低減機能も持ちます。
連続再生時間は、最大8時間との表記です。
ケースのバッテリーとの合計で36時間です。
防水性は、IP54の防滴・防塵性です。
十分でしょう。
マイクも搭載です。
外音取り込みモードを備えるほか、AI技術を利用したノイズ対策もあります。
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以上、Xiaomi Redmi Buds 8 Proの紹介でした。
低価格な製品ですが、ドライバー周りの工夫がこの価格帯の製品として充実する点で、そこが魅力です。音質の基本部分の性能は、期待値が高めです。
ノイキャンもしっかり適応型で精度が期待できますし、格安機の中では選んで良い製品に思えます。とくに、シャオミの対応スマホだと、3D立体音響が楽しめるため、そこもポイントになります。
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なお、同社からは次のような製品展開もあります。
順番にみておきます。

【2025年発売】
103・ Xiaomi Redmi Buds 6
¥5,480 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC LDAC
3D音響:対応(自社方式)
個人最適化:
連続再生時間:10時間
ドライバー:5.5mm+12.4mm
マイク:搭載
ノイキャン:1マイク
防水性能:IP54
重さ:5.0g×2
第1に、Xiaomi Redmi Buds 6です。
1つ上の機種(2025年機)の1グレード下になります。
2026年機は執筆時発表がありませんでした。

大きな違いは、ドライバーです。
こちらは、12.4mmのチタン加工のダイナミックドライバと、5.5mmのマイクロ圧電セラミックユニットの、2ドライバーです。
ただ、価格をふまえると、十分、面白みのある工夫です。

ノイキャンは、詳しい仕様は非開示です。
ただ、おそらく、1マイク式です。上位機より、能力がやや落ちます。
マルチモードANCなので、かかりのレベルは調整できない仕様です。
3種からモードを選択するものです。
外音取り込みも、3モードからの選択です。
立体音響は、対応です。
本機は、ヘッドトラッキングは非対応です。
その部分もあり、本機の機能性は、同社のアプリさえインストールすれば、Android系の他社スマホでも使えます。
あとは、目に付く大きな違いはないです。
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結論的にいえば、5000円前後の製品で、ドライバー周りに音質上の工夫がある上で、そこまで高性能ではないながらノイキャンを装備する点で、お買得感を感じます。
そういった機種はほかにもありますが、自社方式ながら流行の3Dオーディオにも対応する部分は、ワンポイントと言えます。
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【2026年発売】
【ノイキャン・外音取り込みあり】
104・Xiaomi Redmi Buds 8 Lite
¥3,280 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
コーデック:SBC AAC
連続再生時間:8時間
ドライバー:12.4mm
ノイキャン:1マイク
重さ:4.5g×2
104・Xiaomi Redmi Buds 8 Active
¥2,179 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:開放型(インイヤー)
コーデック:SBC AAC
連続再生時間:7時間
ドライバー:14.2mm
ノイキャン:
重さ:3.8g×2
【2024年発売】
【ノイキャン・外音取込みなし】
104・Xiaomi Redmi Buds 6 play
¥1,380 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:密閉型(カナル)
コーデック:SBC
連続再生時間:7.5時間
ドライバー:10mm
ノイキャン:
重さ:3.6g×2
再生周波数帯域:20Hz〜20kHz
3D音響:
個人最適化:
マイク:搭載
防水性能:IP54
第2に、Xiaomi Redmi Buds 8 Lite などです。
同社の密閉型の廉価版です。

ノイキャンは、Buds 8 Lite なも1マイク式ですが搭載です。
ノイキャン搭載のTWS型では「最安」と言って良い製品です。
むろん、「かかる」周波数の広さや、音楽コンテンツに合わせた調整は、Wマイクの上位方式に及びませんが、この値段は、破壊力があります。

ドライバーは、Buds 8 Lite も1ドライバーですが12.4mmと大きめです。
チタン合金が使われたドライバーです。
マイクも、しっかり、外音取り込みができますし、安かろう悪かろうではないです。
なお、このシリーズは下位機種がさらに2機あります。

Redmi Buds 8 Activeは、密閉型ではなくインイヤーの開放型です。
その代わり、ドライバーが14.2mmと大きく音抜けが良い仕様です。
ノイキャンは、未付属です。
この点と、開放型で音漏れしやすい点を含め、方式的に、乗り物を含む外出先や、図書館などの静粛な空間での利用には向かないといえます。
開放型は音抜けが良く音質は良いですが、「利用場所を選ぶ」といえます。
Redmi Buds 6 playは、同社の最廉価版です。
こちらは、密閉型の「最安モデル」という位置づけです。
ドライバーは10mmとそれなりのサイズです。
ただ、外音取り込みやノイキャンがない上での「密閉型」ですので、使い勝手は最低減です。
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結論的にいえば、Redmi Buds 8 Liteは、5000円以下クラスだと、仕様的に選べる製品と言えます。
若干、外観素材に値段を感じますが、 重さもサイズも問題ないので、節約したい場合、候補になるでしょう。

【2025年発売】
105・Xiaomi OpenWear Stereo Pro
¥15,380 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
タイプ:開放型(イヤーフック付属)
再生周波数帯域:20Hz〜40kHz
コーデック:SBC AAC LDAC
3D音響:対応(自社方式)
個人最適化:(ヘッドトラッキング対応)
連続再生時間:8.5時間
ドライバー:18×13mm
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IP54
重さ:9.7g×2
Xiaomi OpenWear Stereo Proは、シャオミのオープンエア(開放型)のTWSイヤホンです。固定はイヤーフック式です。

重さは、9.,7gです。
やや重めですが、主にはイヤーフックのバッテリーなどの部分なので、つけ心地は悪くないです。

音漏れは、このタイプは、音楽の音漏れはだいぶあります。
ただ、通話時は、専用に10mmの音漏れ低減ドライバーで通信の秘密に配慮する工夫が見られます。25cm離れれば聞こえないということです。
JBLでも同じ工夫を見ましたが「逆ノイキャン」というべき逆位相の音で打ち消す方式です。

ドライバーは、レーストラック型の18×13mmです。
最近、振動板の面積が稼げるのでイヤホンでも最近増えてきました。
ノイキャンは、オープン構造ですし、非搭載です。
音楽視聴時でなく、通話時の(マイクの)ノイズ対策はあります。

Bluetoothのコーデックは、SBC AAC LDACです。
ハイレゾ対応できます。
Bluetoothのバージョンは、5.4で、マルチポイント接続も対応です。
立体音響は、対応です。
ヘッドトラッキングも対応ですが、パーソナルフィッティングを伴わない方式なので、効きの弱さと、位置ずれの問題はあるでしょう。なお、ずれが生じた場合、頭を正面に向けて10秒ほど静止して「リセット」します。
あとは、特別に言及したい部分はないです。
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以上、Xiaomi OpenWear Stereo Proの紹介でした。
このタイプは他社機でもみましたが、そちらと同じでオープン構造であることを理解して買うべき機種です。
音漏れしても良いシーンで使うもので、また、(電車のような)騒音がない場所で利用するものです。そうした、用途に合う使い方ならば、耳への圧迫感はないですし、疲れにくく、音抜けも良い方式です。
一方、立体音響(ヘッドトラッキング)については、先述のような課題はありますが、スピーカーユニット自体は良いですし、この価格帯だと通常音源は量感豊かに聴けそうです。
次回につづく!
完全ワイヤレスイヤホンのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は音楽用の完全ワイヤレスイヤホンの比較の7回目記事でした。
記事はもう少しだけ、続きます。

8・完全ワイヤレスイヤホンまとめ【結論】
=予算別・目的別のおすすめ製品まとめ
音質の良さ ★★★★★
ノイズキャンセル ★★★★★
ハイレゾ再生 ★★★★★
立体音響 ★★★★★
軽さ ★★★★★
防水性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
次回の8回目記事(こちら)は、全体の結論編です。
今回紹介した「全製品」から、予算別・目的別に、最終的なAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
6回目記事は→こちら!
