Top 健康家電 比較2024' スポーツ用スマートウォッチ30機の性能とおすすめ・選び方:GPS搭載 (3)

2024年11月18日

比較2024' スポーツ用スマートウォッチ30機の性能とおすすめ・選び方:GPS搭載 (3)

1回目記事からの続きです→こちら

3-1・スントのスポーツウォッチ

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 3回目記事のトップバッターは、フィンランドのスントのスポーツウォッチです。

 並行輸入品を合わせるとかなりの数がありますが、今回は正規輸入品の紹介です。

1・スマートスポーツウォッチの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:ガーミン 1〈米国〉
2・スマートスポーツウォッチの比較 (2)
 2-1:ガーミン 2〈米国〉
 3-2:ポラール〈北欧〉
 3-3:Amazfit〈中国〉   
3・スマートスポーツウォッチの比較 (3)
 3-1:スント〈北欧〉
 3-2:最終的なおすすめの提案【結論】

 今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿って各機を紹介していきます。

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 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。


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 【2021年発売】

 21・SUUNTO 9 BARO
  ¥43,000 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

ブラック:‎SS050019000
ホワイト:SS050021000
グラファイト:SS050407000
カッパー:SS05025500

文字盤:フルカラー液晶(1.34型)
ケース:ガラス繊維強化ポリアミド(チタン)
ガラス:サファイアクリスタル
バンド:シリコン
GPS:4衛星
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:25時間
ネットワーク:Bluetooth
道案内:対応(ルート表示
重さ:81g
防水: 10気圧(100M)

 SUUNTO 9 BARO は、スントの販売するランニングウォッチです。

  202108191811.jpg

 パネルは、本機は、1.34型のフルカラー液晶です。

 発売時期あたりだと、有機EL(AMOLED)は輝度の問題があったので、こちらにしているかと思います。

 今だと有機ELでもほど問題ないので、液晶であることはとくにポイントではないです。

 ガラスは、サファイアクリスタルです。

 高級感と、堅牢性を兼ね備えるタイプで、豪華です。

 ケースは、ガラス繊維強化ポリアミドです。

 ベゼルは、チタン合金です。

 重さは、81gです。

 ここは、同タイプの他社機と比較しても重めです。

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 対応するGPSは、4衛星です。

 GPSほか、ガリレオ・グロナス・日本のみちびきに対応可能です。

 ただし、マルチGNSSは、非対応です。

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 運動データは、走行速度・走行距離・ラップの測定に対応します。

 ランニングウォッチとして必要な機能を網羅します。

 センサーは、気圧高度計・コンパス・ジャイロ・温度計も搭載されています。

 他社と比べても、計測系のセンサーは、問題なく装備します。

 日常生活データも、歩数計・カロリー計算、眠量計などを装備します。

 睡眠深度などは計測できませんが、睡眠中の心拍数なども計測可能です。

 201812081532.jpg

 心拍数センサーは、搭載です。

 ただ、LEDもPDも数が少なめで、入門機の域のものです。

 本機も、フィットネスレベルとして、VO2 MAXの推定値は出せます。

 GPSの最大稼働時間は、25時間です。

 モーションセンサー連動型の省エネ機構で時間を延ばす工夫があります。

 スタミナは、同社のむかしからの魅力です。ただ、本機は発売から時間が経っていることもあり、そこまで目立たなくはなってきます。

 201812081539.jpg

 スマホとの連動は、この機種も対応です。

 iOS, Android双方に対応します。

 また、アプリは、他社製のトレーニングアプリ、例えば、 Strava TrainingPeaks MapMyFitnessなどの人気アプリともデータリンクできます。

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 道案内は対応です。

 ただし、本格的な地図が内蔵されていたり、ダウンロードできる仕様ではないです。

 スマホアプリ上の地図でルート設定したデータを、ダウンロードして使う簡単な方式です。

 ターンバイターン式で案内はしてくれますが、ルートを外れると無力でしょう。

 電子決済は、非対応です。

 Suicaなどが使えないのは不便でしょう。

 音楽サービスも、定額音楽サービスなど利用できません。

 防水性は、100M耐水です。

 これは、ダイビングにも使える、という意味だけでなく、時計自体の頑強性の指標でもあるため、相当堅牢な時計と言えます。

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 以上、SUUNTO 9 BARO の紹介でした。

 先述のように、発売から時間が経ってきた部分を含めて、GPSや心拍数計あたりの性能、あるいは、バッテリーと重さとのバランス面で、このグレードでは、やや陳腐化しつつあるかなと思います。

 同社から、選ぶにしても、別の製品が良いと思います。

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 【2022年発売】‎SS050808

 【ステンレス+GF 64g】

 22・SUUNTO 9 Peak Pro
  ¥59,950 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

オールブラック:‎ SS050807000
オーシャンブルー:SS050810000
パールゴールド:SS050824000

 【チタン+GF 55g】

 23・SUUNTO 9 Peak pro titanium
  ¥69,300 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

チタンスレート:SS050809000
チタンサンド:SS050808000

文字盤:フルカラー液晶(1.2型)
ケース:上記参照
ガラス:サファイアクリスタル
バンド:シリコン
GPS:5衛星
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載
最大稼働時間:40時間
ネットワーク:Bluetooth
道案内:対応(ルート表示
重さ:55g・64g
防水: 10気圧(100M)

 なお、SUUNTO 9 Peak Proは、先ほどの機種の上位機です。

 202411181836.jpg

 先ほどの機種と比べて最も異なるのは、軽量性です。

 ケース・ストラップのなどの見直しと、液晶の若干の小型化で、20g軽くなりました。

 チタン採用モデルは、55gですので、相当の軽量化です。

 時計デザインも、スポーツウォッチとしては薄型で、格好良いです。

 画面サイズは、ただ、1.2インチです。

202203281606.jpg

 対応するGPSは、上表の5衛星です。

 ただ、引き続きマルチGNSS(L1 L5)は引き続き非対応です。

 一方、下位機種に対しては、高性能プロセッサの搭載で、GPS精度は向上していて、L1の方の同時受信数・サテライト数を倍増させているという記載はありました。

 202312041123.jpg

 バッテリーは、GPS利用時の稼働時間が40時間です。

 軽量化している上で、稼働時間が伸びているのは良い部分でしょう。

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 結論的にいえば、このシリーズだけで言えば、軽量化している上で、稼働時間が延びている点で、しっかり上位と言えます。形状も、北欧の企業らしく、洗練されています。

 一方、下位機種よりは新しい仕様ですが、センサー部分はやはり、この価格帯の中級機としては、見どころに欠ける感じはあります。

 とくに、ガーミンほかと異なり、FeliCa(Suica)と定額音楽サービスの対応がない点をふまえると、そう言えます。


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 【2023年発売】(24年追加)

 24・スント SUUNTO VERTICAL
  ¥98,900 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

オールブラック:‎SS050862000
ブラックライム:SS050864000
ブラックサンド:SS050863000
ブラックルビー:SS050865000

 25・スント SUUNTO VERTICAL Steel Solar
  ¥104,800 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

オールブラック:‎SS050978000
キャニオン:SS050987000
サンド:SS050986000

 26・スント SUUNTO VERTICAL Titanium Solar
  ¥114,800 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

フォレスト:‎ SS050859000
ブラック:SS050858000
キャニオン:SS050861000
サンド:SS050860000

文字盤:フルカラー液晶(1.4型)
ケース:ガラス繊維強化ポリアミド
ガラス:サファイアクリスタル
バンド:シリコン
GPS:5衛星 (マルチGNSS)
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間60時間/85時間
ネットワーク:Bluetooth
道案内:対応(地図あり)
重さ:86g/87g/74g
防水: 10気圧(100M)

 SUUNTO VERTICAL は、スントの販売するランニングウォッチの上位機です。

 末尾にSolarと付く2機種は、ソーラーグラス採用で、太陽光充電ができる機種です。

 ある程度晴天下ならば、3割ほど稼働時間を長くする効果が期待できます。

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 文字盤は、1.4インチ( 280x280 )カラー液晶です。

 ソーラーパネルの場合、OLEDは使えないので、下位機もそちらに合わせたかと思います。 

 なお、サイズが結構大きく見えるのは、パネルとベゼルの間にすき間があるからです。

 ガラスは、こちらもサファイアクリスタルです。

 ベゼルは、下位機・中位機はステンレススチール、上位機は、チタン(レベル5チタン)です。 

 高級機としての作りです。

 重さは、一方、ステンレススチールモデルは、86g(87g)重いです。

 チタンは多少加減があるものの74gです。 

 202203281606.jpg

 対応するGPSは、上図の5衛星です。

 GPSと日本のみちびきのほか、グロナス(露)・ガリレオ(欧)、BEIDOU(中)を補足します。

 その上で、こちらは、マルチGNSSです。仕様はしっかり新しいと言えます。

 センサーは、下位機と構成は変わりません。

 運動データ・日常生活データも、下位機種同様の水準で対応です。

 スポーツは、95種の認識をなします。

 ただ、基本は、ランニング・サイクリング・水泳で、あとは登山(アウトドア)に強いという仕様です。

 ガーミンや他社のスマートウォッチのようにゴルフ・スキー系の凝った機能性はないです。

 202305271506.jpg

 道案内は、オフライン利用に対応です。

 ルートのみ簡易的に表示するターンバイターン式ではなく、地形を含めた地図表示に対応です。

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 なお、ガーミンは上位機、国土地理院の日本地図(日本詳細地形図)を元に独自で起こした地図でした。

 一方、無料のOpenStreetMap (OSM)ベースですので、地図の質としてはやや及ばないかなと思います。

 ガーミン同様、GPXファイルは扱えますので、大会イベント含めた利用では問題ないです。

 このほか、天気予報などガーミンのライバル機と同じで、アウトドアに便利な機能も搭載です。

 センサーは、GPSほか気圧高度計・電子コンパス・ジャイロを装備します。

 温度計は、少なくともカタログには表記がないです。

 心拍数センサーは、搭載です。

 ただ、仕様の詳しい説明がないので、世代などは不明です。

 血中酸素の測定にも対応します。

 しっかり、VO2 MAXも取得でき、リカバリータイムの表示もできます。

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 GPSの最大稼働時間は、一方、GPS追跡利用時カタログだと30日間表記です。

 ただ、トレーニング時にフルにGPSを利用した場合の数字ではないです。

 その場合、通常モデルで最大60時間、ソーラー対応で85時間というのが目安時間と言えます。

 とはいえ、十分に長いです。

 簡単にバッテリーモードの変更もできますし、簡単に充電できない環境にいる場合、割と便利かと思います。

 スマホとの連動は、下位機種と同じに、対応です。

 iOS, Android双方に対応します。利用するアプリも同じです。

 電子決済は、非対応です。

 Suicaなどが使えないのが、ガーミンとの差です。

 音楽サービスも、定額音楽サービスなど利用できません。

 スマホの音楽コントロールができる程度で、再生機能はないです。

 防水性は、10気圧防水です。

 十分にタフと言えます。

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 以上、SUUNTO VERTICALの紹介でした。

 利用目的が似るガーミンのEnduro 2がライバルでしょう。

 比較する場合、重さほか、ソフト面、バッテリー寿命でやや負ける印象です。ただ、価格は多少安めなのと、北欧らしく、外観やUIの「独自性と格好良さ」は評価できそうです。

 本機を選ぶとすると、一番の理由はそこかと思います。

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 【2023年発売】

 【All Black】

 27・SUUNTO RACE SS050929000
  ¥72,800 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

 【Charcoal](チタン)】

 28・SUUNTO RACE Titanium SS050929000
  ¥84,800 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

パネル:有機EL(1.4型)
ケース:ガラス繊維強化ポリアミド
ガラス:サファイアクリスタル
バンド:シリコン
GPS:5衛星 (マルチGNSS)
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間40時間
ネットワーク:Bluetooth
道案内:対応(地図あり)
重さ:83g/69g
防水: 10気圧(100M)

 なお、2023年末に本機の下位機となるSUUNTO RACEも登場しました。

 こちらは、ソーラー充電がないタイプのみの展開です。

 202312041155.jpg

 大きな違いは、ディスプレイです。

 こちらは、液晶ではなく、有機ELになります。

 先述のように、ランニング(登山)ウォッチの場合で、ソーラーパネルがある機種は、有機ELは採用できません。

 ただ、最近は有機ELの輝度が上がって視認性も問題ないので、タフネス系のスポーツウォッチでも、普通に採用されてきました。

 昔だと、輝度1000ニトクラスでしたが、最近は3000ニトまでありますので(本機の輝度は不明)。

 あまり技術的な話は書きませんが、センサー(環境光)を利用して、節電しつつ視認性を高める、他社同様の仕組みがあるでしょう。

202312041142.jpg

 操作系も、少し異なります。

 こちらもタッチパネルですが、右側中央が「中ボタン」ではなく、前後スクロール用のクラウンになります。

 直感的な操作ができるので、個人的にはこの仕様も良いかなと思います。

 機能性は、細かいモードを含めて大きな違いはないです。

 あえて言えば、こちらもマルチGNSSですが、同時に受信できる衛星数が4と1つ少ないほどでしょう。

 あとは心拍数関係で、乳酸しきい値検出に対応するのはこの世代からです。

 これは発売時期によるものでしょう。

 心拍数計は、写真からは2LED・2PDでさほど凝った仕様には見えません

 この部分はあまり力を入れていないようで、海外の実機レビューをみてもそのような感じです。

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 結論的にいえば、若干、心拍数計の部分に不安はありますが、同社の製品を指名買いする場合、十分に値段差があるようならば、こちらでも良いかなと思います。

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 【2024年発売】

 29・SUUNTO RACE S ステンレススチール
  ¥76,780 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

オールブラック:‎ SS051093000
オーシャンブルー:SS051097000
グラベルブレー:SS051094000
パワーオレンジ:SS051096000
パワーブルー:SS051095000
パワーピンク:SS051098000


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 30・SUUNTO RACE S Titanium
  ¥82,280 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

グラファイト:‎SS051104000
キャナリー:SS051105000

パネル:有機EL(1.32型)
ケース:ガラス繊維強化ポリアミド
ガラス:ゴリラガラス
バンド:シリコン
GPS:5衛星 (マルチGNSS)
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間30時間
ネットワーク:Bluetooth
道案内:対応(地図あり)
重さ:60g/ 53g
防水: 10気圧(100M)

 なお、同じ仕様で軽量化したモデルがSUUNTO RACE Sです。

 大きく分けて2種類ありますが、ベゼルが、ステンレススチールか、チタンかという違いです。

 後者のが少し仕様は良いといえます。

 202407271251.jpg

 パネルが多少小さいほか、サファイアグラスではなく、普通のゴリラガラスにすることで60gに抑えています(チタンモデルは53g)。

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 ゴリラガラスは、強度でグレードがありますが、(記載がないので)ノーマルのもののようです。

 202411181912.jpg

 心拍数計は、先ほどの機種と配置は異なります。

 しかし本機も、最新世代ではなさそうです。

 ガーミンで言えば、第3-4世代あたりかなと思います。

 バッテリーは、マルチGNSSをONでも30時間なので、問題ないです。

 軽めが良い方は多いでしょうし、スントから選ぶ場合、選択肢になると思います。 

今回の結論
スポーツ用スマートウォッチのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、スマートスポーツウォッチを紹介してきました。

 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種を提案しておきたいと思います。


 第1に、GPSランニングウォッチの入門機としておすすめなのは、

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 【2024年発売】

 1・ガーミン Forerunner 165
  ¥36,182 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

ネットワーク:Bluetooth

ホワイト:‎010-02863-81
ブラック:010-02863-80


 202404061249.jpg

 2・ガーミン Forerunner 165 Music
  ¥40,727 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

ネットワーク:Bluetooth Wi-Fi

ホワイト:‎010-02863-91
ブラック:010-02863-90
ターゴイズ:010-02863-92
ベリー:010-02863-93

パネル:有機EL(1.2型)
ケース: FRP
ガラス:化学強化ガラス
バンド:シリコン
GPS:4衛星 (マルチGNSS)
モーションセンサ:搭載
心拍数計:第4世代(VO2Max対応)
最大稼働時間:19時間
ネットワーク:Bluetooth Wi-Fi
道案内:対応可
重さ:39g  
防水: 5気圧(50M)

GPSの精度   ★★★★★
計測データの種類 ★★★★☆
本体の軽量性   ★★★★★

日常の健康管理  ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 ガーミンForerunner 165がおすすめです。

 202404061300.jpg

 定額音楽サービス契約者で、トレーニング中にスマホを持ち運ばず、音楽を聞きたい場合は、 Forerunner 165 Musicが良いでしょう。

 同じ値段ほどのポラール機と迷いました。

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 ただ、GPSの部分で、GNSSマルチバンドに対応する部分で、ワークアウトの場所を選ばず、測位精度が良い部分で、こちらを推しました。

 道案内も、内蔵機能は弱いですが、komootほか同社のアプリでサードパーティのアプリを利用すれば、使えます。

 202404061423.jpg

 トレーニング部分は、ポラールも精度がよく、コンテンツも有用です。

 ただ、ガーミンもこの部分がかなり優れます。

 ランニングにおける「レースウィジェット」は、大会に合わせたトレーニングの提案をしてくれますし、ワークアウトの提案、現状把握(ランニングパワー)など、気の利いた機能が多いです。

201808211758.jpg

 Garmin Connect Mobile
  ¥0 Apple iTunes Store
 
Garmin Connect Mobile
  ¥0 Google Play

 とくに、スマホとの連動面は、ガーミンは強く、Connect IQ ストアで必要なアプリをダウンロードするなどして、カスタマイズできます。

 202404061328.jpg

 心拍数計も、ガーミンでは、第4世代に分類される水準で、この価格帯ならば十分でしょう。

 測定面でもしっかり、VO2max・血中酸素に対応です

 加えて、日常生活で利用する場合も、歩数計・睡眠量計・階段の昇降段数など、スマートウォッチと同じ水準で測れます。

 心拍数計を利用した、ストレスレベルや、ゲームのHPのようなボディバッテリー計測も、ユニークな仕組みです。

  202305271411.jpg

 電子決済対応です。

 普通のスポーツウォッチならは、対応はほぼ「常識」ですが、本機のようなスポーツ特化型で対応する企業は少ないので、ここもポイントです。

 スマートウォッチとしても利用しやすいのが良い部分です。

 201910301110.jpg  

 定額音楽サービスも、上位機では対応し、ダウンロードしてのオフライン再生ができます。

 体験されたい場合は、現在キャンペーン中の【Amazonプライム会員】の「30日間の無料体験登録」を利用すると良いでしょう。

 イヤホンは、このブログでは【Bluetoothイヤホンの比較記事】で、スポーツタイプを含め紹介しています。

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 202207041500.jpg

 【2022年発売】

 17・ポラール Pacer Pro
  ¥35,028 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

ブラック:‎90085182
パープル:‎90085185
グリーン:90085184

パネル:8色カラー液晶(1.2型)
ケース:アルミ
ガラス: Gorilla Glass 3
バンド:シリコン
GPS:4衛星(補助GPS)
モーションセンサ:搭載
心拍数計:Polar 第3世代(VO2Max対応)
最大稼働時間:35時間
ネットワーク:Bluetooth LE
道案内:対応(ルート表示)  
重さ:41g
防水:5気圧 (50M)

GPSの精度   ★★★★☆
計測データの種類 ★★★★★
本体の軽量性   ★★★★★

日常の健康管理  ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 一方、スマートウォッチ的な要素は不要で、ストイックなランニングウォッチが欲しい場合は、ポラール Pacer Proも候補です。

 同社は、電子決済や定額音楽サービス対応機がないので、スマートウォッチ的な部分では、ガーミンより決定的に弱いです。

 202007091502.jpg

 しかし、先述のように、ポラールは科学的な細かい分析は、ガーミン以上に細かくできる部分があると言えます。

 センサーも、このクラスだと、ポラールでも高度計電子コンパスが付属するため、計測項目は多いです。

 202203281606.jpg

 GPSは、GPS・みちびき・グロナス・ガリレオ4衛星をしっかり捕捉できます。

 マルチGNSSは非対応ですが、14日分の補助GPS(A-GPS)情報を事前に取得する工夫で、測位時間は短めです。 

 202411181932.jpg

 心拍数計も、ポラールの会社の成り立ちからして入門機でも重要視していると言え、3色LED10灯の同社のPrecision Primeセンサーの精度は期待できます。

 手首式だけで言えば、この価格帯の他社よりも精度はでるでしょう。

 202207041513.jpg

 ルート案内も、(ターンバイターン式での)簡易地図でのルートガイドに対応します。

 ガーミンは、このグレードだと非対応なので、ここも良い部分でしょう。

 その上で、GPS・心拍数利用時でも35時間と駆動時間が長い部分評価できます。

 いずれにしても、下位機種もふくめて、データ重視派の方には、ポラールは高度なので、特にオススメできます。


 第2に、科学的トレーニングを行いたい方におすすめできる中級のGPSランニングウォッチは、

 202305271302.jpg

 【2023年発売】

 4・ガーミン Forerunner 265 Music
  ¥56,827 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

ブラック:010-02810-40
ホワイト:‎010-02810-41
アクア: 010-02810-42

パネル:有機EL(1.3型)
重さ:47g


202305271304.jpg

 5・ガーミン Forerunner 265S Music
  ¥54,764 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

ブラック:010-02810-43
ホワイト:‎010-02810-44
ピンク:010-02810-45

パネル:有機EL(1.1型)
重さ:39g

ケース: FRP
ガラス:Gorilla ガラス 3
バンド:シリコン
GPS:4衛星 (マルチGNSS)
モーションセンサ:3Dジャイロ
心拍数計:第4世代(VO2Max対応)
最大稼働時間:20時間
ネットワーク:Bluetooth Wi-Fi
道案内:対応可
防水: 5気圧(50M)

GPSの精度   ★★★★★
計測データの種類 ★★★★★
本体の軽量性   ★★★★★

日常の健康管理  ★★★★★★
総合評価     ★★★★★

 ガーミンのorerunner 265 Musicをおすすめします。

 趣味のジョギング程度の利用ならば、下位機で良いかと思います。

 201910301156.jpg

 ただ、こちらは3Dジャイロセンサーが搭載される関係で、計測項目がより多様で、精緻ですので、「競技」として利用したい中級者以上にも対応できます。

 サイズは、好みで選んでください。

 軽量性を重視する場合は265Sですが、目に自信がない場合は、255が良いかと思います。

 202207041122.jpg

 GPSのは、繰り返し書いてきた、マルチGNSSに対応する部分で期待値が高いです。

 都会にお住まいの場合はもちろん、おそらく、天候の部分で、そうでない地域でも、導入意義はあります。

 道案内は、こちらも、サードパーティアプリを利用すれば使えます。

 201910301156.jpg

 センサーも、下位機種だと省略になる、3Dジャイロが装備されます。

 本編で書いたように、高度なランニングフォームの分析ほか、水泳でも、ターンの把握ができるなど、このセンサー搭載の改善効果は大きいです。

 得られるデータ数が増える点で、データはより正確になると言えます。

 202305271328.jpg

 計測項目も、準備・競技中・事後分析全てにおいて独自色が強いです。

 下位機種もトレーニング効果(TE)の測定はできますが、オーバートレーニング防止のための負荷比の表示乳酸閾値の計測表示、睡眠ほか、日常生活データと付き合わせて準備状況を確認するトレーニングレディネスなどはこの機種からです。

 202305271415.jpg

高度計と心拍数計(VO2Max)のデータを利用して、ペース配分を提案する「PACE PRO」もこのグレードからです。

 202301261318.jpg

 【ステップ計】

 Running Dynamics Pod
  ¥8,156 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

 【ボディ式心拍数計】(2022年発売)

 HRM-Pro Plus 010-13118-10
  ¥18,000 Amazon.co.jp (11/18執筆時)  

 より本格的な競技者も、別売の機器との連携で、ストライドなどの改善ほか、できることが多いと言えます。

 201910301110.jpg  

 日常利用も、決済や定額音楽サービス対応する点で、スマートウォッチ並です。

 定額音楽サービスもしっかり対応します。

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 スマホとの連動面も、Connect IQ ストア対応ですから、好きなアプリでカスタマイズ性が高い点も、良い部分です。


 第3に、本格的なナビ(道案内)が必要な方におすすめの上級のGPSランニングウォッチは、

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 【2023年発売】

 6・ガーミン Forerunner 965
  ¥77,091 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

ブラック:‎010-02809-60
ホワイト:010-02809-61
イエロー: 010-02809-62

パネル:有機EL(1.4型)
ケース: FRP(チタンベゼル
ガラス:Gorilla ガラス DX
バンド:シリコン
GPS:5衛星 (マルチGNSS)
モーションセンサ:3Dジャイロ
心拍数計:第4世代(VO2Max対応)
最大稼働時間:22時間
ネットワーク:Bluetooth Wi-Fi
道案内:対応(地図あり)
重さ:53g
防水: 5気圧(50M)

GPSの精度   ★★★★★
計測データの種類 ★★★★★
本体の軽量性   ★★★★★

日常の健康管理  ★★★★★★
総合評価     ★★★★★

 ガーミン Forerunner 965でしょう。

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 ナビは、ガーミンだと、このグレードから、デフォルトでしっかりした地図(オフラインマップ)対応です。

 ルートだけではなく、「地図」としてダウンロードできます。

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 その上で、情報量と正確さの部分で、国土地理院の「日本詳細地形図」最初から内蔵なので、その部分もワンポイントです。

 その上で、他社機同様に、GPXファイルなど汎用地図データのインストールもできるので、イベント大会での地図データなどのダウンロードも可能です。

 さらに、ガーミンの場合、これを利用して、勾配や距離上昇量をデータ表示させることもできるので、他機より一芸もあり面白いです。

 地図部分以外は、上でおすすめした中級機と変わらない仕様ですが、大会やその練習走行などに、この部分で利便性を感じる方は、良い選択肢になるでしょう。

ーーー

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 【2023年発売】

 23・Zepp Health Amazfit Cheetah Pro
  ¥29,900 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

パネル:有機EL(1.45型)
ケース:FRP (チタンベゼル
ガラス:ゴリラガラス 3
バンド:ナイロン
GPS:6衛星(マルチGNSS)+円偏波
モーションセンサ:搭載
心拍数計:BioTracker(VO2Max対応)
最大稼働時間:44時間
ネットワーク:Bluetooth Wi-Fi
道案内:対応(地図あり)
防水:5気圧
重さ: 43g本体34g

GPSの精度   ★★★★★★
計測データの種類 ★★★★★
本体の軽量性   
★★★★☆
日常の健康管理  ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 一方、少し高く感じる場合は、Amazfit Cheetah Proも選択肢です。

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 道案内は、オープンストリートマップベースですが、ダウンロード地図(オフラインマップ)対応です。

 そうした、ランニングウォッチでは、安いほうと言えます。

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 GPSも、マルチGNSSである上で、専用のGPSの円偏波用アンテナを装備します。

 見通しの悪いビル街でも、360度全方向から、円偏波を受信できる部分で、測位精度は最も期待できます。おそらく、2024年以降のトレンドになっていくでしょうが、現状では搭載は本機だけです。

 とくに、トレーニングを(建物の高いような)都心部でも行う場合は、GPSの測位精度をより重視しても良いかと思います。

 トレーニング分析力は、老舗企業に負けますし、外装の耐久性も及ばないとはいえますが、やはり、GPSと地図の部分は見どころですし、実際安いです。

 ただし、FeliCa(Suica)機能や、定額音楽サービスのオフライン利用ができない部分は、承知してから買ってください。


 第3に、科学的なデータ分析重視で、スポーツ向けスマートウォッチを選びたい方には、

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 【2024年発売】B0DJGS6875

 53・ポラール Vantage M3
   ¥69,300 Amazon.co.jp (11/19執筆時)

ブラック:900112398
ゴールド:900112399

パネル:有機EL(1.28型)
ケース:ステンレススチール
ガラス:ゴリラガラス
バンド:シリコン
GPS:5衛星 (マルチGNSS+補助GPS)
モーションセンサ:搭載
心拍数計:Polar 第4世代(VO2Max対応)
最大稼働時間:30時間
ネットワーク:Bluetooth LE
道案内:対応(地図あり)
重さ: 53g(本体35g)
防水:5気圧 (50M)

GPSの精度   ★★★★★★
計測データの種類 ★★★★★★
本体の軽量性   
★★★★☆
日常の健康管理  ★★★★★
総合評価     ★★★★★★

 ポラール ヴァンテージ M3でしょう。

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 科学的な分析力は、ガーミンも強く、機能性も豊富です。

 ただ、運動分析のためのパフォーマンステストになどについて、マニュアルを含めて、学術的に納得感がある解説を豊富になすのは、やはり、ポラールです。

 ガーミンは、世界的なGPS企業として一般向けに使いやすいという方向性であるのに対して、ポラールは、世界的な健康器具(特に心拍数計)企業として、計測部分に力をいれているといえます。

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 心拍数計は、専業企業の最新型第5世代であり、精度は文句ないでしょう。

 GPSマルチGNSS対応で、精度も良いです。

 計測系センサーも、加速度計・気圧高度計・電子コンパスと必要なものは網羅します。

 温度計とジャイロスコープはないですが、それによってできない計測はあまりないようで、水泳のターンも対応です。あえて言えば、後者について、GPSが利用できない状況での位置情報の補足精度は少し落ちるかもしれませんが。

 本機は150種以上のマルチスポーツ対応とされます。 

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 そのうえで、スマホやタブレットほか、ウェブベースで、同社の分析システム(Polar Flow)を利用できます。

 ハーフマラソン・フルマラソンなどを含めて、本格的にトレーニングを進める場合、こちらのシステムはおすすめできます。

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 ただ、科学的な測定という意味で強いのは、ウォーキング・ランニング・サイクリング・フィットネスと、(あえて言えば)水泳です。

 ゴルフやウィンタースポーツを含めた総花的な使いやすさではガーミンかなと思います。また、タフネスウォッチとしても、別に良い機種はあるといえます。

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 オフライン地図は、ただ、OpenMapTIlesベースのものなので、ここは、祖業がGPSのガーミンにやはり、負けます。

 FeliCa未搭載で、音楽サービスも利用できず、AIの利用、マイクでの通話もできないので、スマートウォッチとしていえば、かなりストイックな構成ということは承知して、選んでください。 


 第4に、トレイルランやクロスカントリー向けのタフネスウォッチとしては、

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 【2023年発売】(24年追加)

 24・スント SUUNTO VERTICAL
  ¥98,900 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

オールブラック:‎SS050862000
ブラックライム:SS050864000
ブラックサンド:SS050863000
ブラックルビー:SS050865000

 25・スント SUUNTO VERTICAL Steel Solar
  ¥104,800 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

オールブラック:‎SS050978000
キャニオン:SS050987000
サンド:SS050986000

 26・スント SUUNTO VERTICAL Titanium Solar
  ¥114,800 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

フォレスト:‎ SS050859000
ブラック:SS050858000
キャニオン:SS050861000
サンド:SS050860000

文字盤:フルカラー液晶(1.4型)
ケース:ガラス繊維強化ポリアミド
ガラス:サファイアクリスタル
バンド:シリコン
GPS:5衛星 (マルチGNSS)
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間60時間/85時間
ネットワーク:Bluetooth
道案内:対応(地図あり)
重さ:86g/87g/74g
防水: 10気圧(100M)

GPSの精度   ★★★★★
計測データの種類 ★★★★★★
本体の軽量性   ★★★☆☆

日常の健康管理  ★★★★☆
総合評価     ★★★★★

 SUUNTO VERTICALがよいでしょう。

  基本的には、ステンレススチールでソーラー充電なしの最も安いもので良いと思います。

 GPS利用時の「スタミナ」を考えると、長時間・複数日に及ぶ競技は、バッテリー部分が重要です。

 その部分で、通常モデルで最大60時間、ソーラー対応では85時間というのは本機の見どころです。

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 10万円未満で考える場合、GPS・心拍数計を利用した状態での稼働時間は、業界最高クラスでしょう。

 重さは、64g(チタンは55g)です。

 この手のタフネスタイプでは、加減があるほうです。

 堅牢性も薄型モデルですが、ミリタリーグレードであり担保されます。

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 GPSは、5衛星対応である上で、マルチGNSSに対応です。

 野外用として、最近の高級機の水準にありますし、これで問題ないように思います。

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 道案内も、OpenStreetMap (OSM)ベースですが、備えます。


 第5に、登山ほか、ゴルフ・スキー・ダイビングを含めたマルチなスポーツに対応できる、スマートウォッチとしておすすめなのは、

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 【2024年発売】

 7・ガーミン Enduro 3 010-02751-21
  ¥136,545 Amazon.co.jp (11/18執筆時)

文字盤:フルカラー液晶 (MIP)(1.4型)
ケース: FRP(チタンベゼル
ガラス:パワーサファイア
バンド:ナイロン
GPS:5衛星 (マルチGNSS)
モーションセンサ:3Dジャイロ
心拍数計:第5世代(VO2Max対応)
最大稼働時間:110時間+40時間
ネットワーク:Bluetooth Wi-Fi
道案内:対応(地図あり)
重さ:63g
防水: 10気圧(100M)

GPSの精度   ★★★★★★
計測データの種類 ★★★★★★
本体の軽量性   ★★★★☆

日常の健康管理  ★★★★☆
総合評価     ★★★★★★

 ガーミン Enduro 3でしょう。

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 ゴルフ・スキーについては、ゴルフ・スキー場のコースマップの利用ができます。

 特にゴルフは、4万件のデータベースからコースデータが取得できるほか、スコアやグリーンの簡易ビューなども表示されます。

 ゴルフは、とくに、Forerunnerの最上位機も対応ですが、風向きや位置から、推奨クラブを教えてくれるバーチャルキャディなど全機能を使えるのは、このグレードからです。

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 この部分は、上位のビジネスアスリートウォッチとなる fēnix 8でも対応です。

 ただ、本編で書いたように、ケースなどの装備が良いので、相当高めです。この手の時計は「一生もの」にはならないので、一般的に、費用対効果では、Endroあたりが無難かなと思います。

 QuickFitバンド対応(こちら)なので、同社の対応バンドに交換する位で良いと思います。

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 一方、登山・トレイルランの場合も、予算があれば、こちらが良いでしょう。

 ソーラー充電は、その用途の場合、あっても良いと思いますので。

 この世代から、第3世代ソーラーパネルになった結果、晴天下で1日3時間充電できる場合、GPSの利用可能時間は、120時間+200時間です。

 マルチGNSS利用時も60時間+30時間ですし、前世代( Enduro 2)と比べても相当実用的になりました。

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 GPS精度も、マルチGNSSですから、良いです。

 とくに、ガーミンの場合、ビルなどの状況の悪いときだけマルチバンドにするSatIQ(衛星自動選択モード)が使えまし、バッテリー消費効率も良いと思います。

 道案内も、基本搭載となる日本詳細地形図(2500/25000)は、登山道などにも対応するものですし、最初から便利でしょう。

 OSMベースの製品より仕様が良いと言えます。

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 スマートウォッチとしての利便性(Suica・音楽など)も担保されますし、普段使い用の「タフネススマートウォッチ」と考えても優秀と言えます。

補足・その他の健康家電について

 というわけで、今回はGPSランニングウォッチの比較でした。

 なお、このブログ「モノマニア」には、健康家電について、以下のような記事があります。

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1・スマホと連動する体重計
2・ワイヤレス活動量計
3・ランニングウォッチ
4・スマホ対応血圧計
5・スマホ対応基礎体温計
6・EMS腹筋ベルト

 これらもよろしくお願いします。

 また、最後になりますが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどから話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 19:58 | 健康家電

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