Top 掃除機・掃除用品 比較2026' Roborockロボット掃除機13機の性能とおすすめ・選び方 (6) ;ロボロック・ダイソン

2026年04月02日

比較2026' Roborockロボット掃除機13機の性能とおすすめ・選び方 (6) ;ロボロック・ダイソン

【今回レビューする内容】2026年 BRTのロボロックお掃除ロボットの性能とおすすめ・選び方

【比較する製品型番】 Roborock Q7B Q7B52-04 Q7B+ Q7BP52-04 Roborock Q10V B0F9K8KTYF Q10V+ B0F9KCJ49 10P+ Roborock Qrevo C QRRC52-04 Roborock Qrevo L QRL02-04 Roborock Saros 10R S10R52-04 Roborock Saros 10 S1052-04 oborockQrevo CurvC QRCC02-04 Roborock Qrevo Curv 2 Pro QC2P02-04 ほか

今回のお題
ロボロックのロボット掃除機のおすすめはどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2026年4月現在、最新のBRTのロボロックロボット式掃除機の比較です。 

 センサー人工知能(AI)の精度や、あるいは吸引力の違いに注目しつつ、目的や予算に応じた機種を探していきます。

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1・Rumbaのロボット掃除機 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:ルンバ 〈入門機〉
2・Rumbaのロボット掃除機 (2)
 2-1:ルンバ 〈中級機〉
 2-2:ルンバ 〈上級機〉
3・Ankerのロボット掃除機
 3-1:アンカー 〈各機〉
4・Ecovacsのロボット掃除機 (1)
 4-1:エコバックス 〈入門機〉
5・Ecovacsのロボット掃除機 (2)
 5-1:エコバックス 〈上位機〉
6・RoboRockのロボット掃除機
 6-1:ロボロック〈各機〉
7・Dyson・TP-LINKのロボット掃除機
 7-1:ダイソン〈各機〉
 7-2:TP-Link〈各機〉
8・Xiaomiのロボット掃除機

 8-1・シャオミ〈各機〉
9・ロボット掃除機の比較
 9-1:最終的なおすすめの提案【結論

 今回の記事は、このブログの「ロボット掃除の比較記事」全体としては6回目記事です。

 1回目記事の冒頭(こちら)で示したスペック面での「選び方の基本」を軸にしながら、各機の性能を、具体的に比べていきます。

 よろしくお願いします。

ーーー

センサーの性能 ★★★★★
掃除のスピード ★★★★★
すきま対応力  ★★★★★
バッテリー   ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 また、最終回記事(こちら)では、結論として、目的別・価格別のAtlasのおすすめ機種」を提案します。

 よろしくお願いします。

5-1・BRTのロボット掃除機の比較

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 というわけで、BRT(Beijing Roborock Technology)のロボット掃除機です。

 中国発のロボットメーカーで、 2020年から本格的に日本市場に参入しました。

 同国のエコバックスの日本におけるライバル企業の1つと言えます。中国は(車などの)自動運転技術の先進国なので、その特徴を活かした機種が多いと言えます。

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 なお、エコバックスと同じで、Amazonだと、チェック式の割引クーポンが、ロボロックも割と良くでています。

 そちらをふまえた価格は今回表記していないので、一応リンク先はみてください。

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 なお、以下では、高評価できるポイントは赤系の文字色で、イマイチなところは青字で表記していきます。


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 【2025年発売】

 【ゴミステーションなし】

 70・Roborock Q7B Q7B52-04
  ¥25,800 Amazon.co.jp (4/2執筆時)

 【ゴミステーションあり】

 71・Roborock Q7B+ Q7BP52-04
  ¥32,800 Amazon.co.jp (4/2執筆時)

マッピング:レーザー(LDS)
走行:ルート走行
本体サイズ:32.5cm
段差対応:
隙間対応高さ10cm程度
物体認識:
吸引力:8000PA
ステーション: ゴミ収集
床ふき: 対応   
バッテリー:150分

 Roborock Q7B は、ロボロックの現行スタンダード機に位置づけられるロボット掃除機です。

 ゴミステーション付きの Roborock Q7B+ も本体仕様はほぼ同じため、あわせて見ていきます。

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 本体サイズは、直径32.5cmです。

 段差対応については、公式に明記はありません。

 ただし従来の Q7 シリーズでは 2cm が目安でした。もっとも、Q7B は機構が変更されているため、同じ数値と断定はできません。

 隙間対応は、本体サイズからおよそ 10cmと考えられます。

 本体高さが 9.65cm なので、ある程度の隙間には入る設計です。

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 走行方式は、AIによるマッピング方式で、ルート走行をする機種です。

 1回目記事冒頭の「選び方の基本」(こちら)で書いたように、近年の入門機では標準的な仕様であり、対応している点は評価できます

 写真のように、専用アプリでマップを確認できます。手動操作ですが、部屋ごとのエリア分けや進入禁止エリアの設定も可能です。

 センサー構成は、マッピング用としてレーザー距離センサー(LDS式)を搭載します。本体上部の突起部分に収められており、回転しながら位置情報を取得します。

 物体回避・物体識別は、専用センサーは非搭載です。

 走行系の検知は、壁接触用のバンパーセンサーと、落下防止センサーのみとなります。

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 吸引機構は、回転ブラシによる方式です。

 2025年登場の Q7 シリーズからは新形状となり、本機では内部にコーム状のスクレーパーが設けられ、毛絡みを抑える工夫があります。

 吸引力は、8000PAです。

 現行のスタンダード機として十分な水準です。

 バッテリー量は、仕様の上では、最大150分まで連続稼働します。

 ただし、サイレントモード時なので、実使用ではおよそ 1時間程度が目安となります。

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 ロボロック サイドブラシN2 SDBS04RR
   ¥1,400 Amazon.co.jp (4/2執筆時)

 ロボロック メインブラシB SDZS13RR
   ¥2,800 Amazon.co.jp (4/2執筆時)

  ロボロック エアフィルターH SDLW15RR
   ¥1,680 Amazon.co.jp (4/2執筆時)

 消耗品は、メインブラシのほか、サイドブラシとフィルターです。

 交換目安は、メインブラシとフィルターが約1年、サイドブラシが約半年とされています。ただし使用頻度によって変動し、純正パーツであれば実際にはもう少し長持ちする場合も多いです。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fiが搭載です。

 ッピング設定やスケジュール設定に対応し、専用アプリ「Roborock」で操作できます。

 音声アシスタントは Google Assistant、Amazon Alexa、Apple Siri に対応し、主要なサービスを利用できます。

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 【3個セット】

 ロボロック 純正紙パックB SDCD03RR
   ¥1,980 Amazon.co.jp (4/2執筆時)  

 ごみステーションは、紙パック式です。

 ステーション側のゴミ収集はダストパック式で、消耗品です。

 容量は 2.5L で、使用状況にもよりますが約 60日分の収集が可能です。

 コストは大きな負担にはなりにくいでしょう。互換品もありますが、長期間ためるタイプのため抗菌・消臭面を考慮すると純正品が無難です。

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 【2枚組】

 Roborock モップクロスB SXTB16RR
   ¥1,650 Amazon.co.jp (4/2執筆時)

 水拭きは、対応しており、吸引と同時に利用できます。

 スマホアプリから滴下水量を段階的に調整可能です。また、アプリで水拭き禁止エリアの設定も行えます。

 方式は、アンカーやエコバックスの下位機種と同様のモップ式ですので、ガンコな汚れのこすり洗いには不向きです。

 また、カーペット自動認識には対応していますが、水拭き中に「乗り上げないよう判断する」まではできないため注意が必要です。

 消耗品のコストは、2枚組でこの価格なら他社平均といえます。

 寿命は他社同様 3〜6か月とされます。互換品はやや安価ですが、信頼性については自己責任となります。

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 ユニリーバ Roborock専用洗剤
   ¥1,680 Amazon.co.jp (4/2執筆時)

 なお、ロボロック専用の洗剤も販売されています。

 水に薄めて使うタイプです。ウッドワンなど一部メーカーが使用制限を設けている天然木の床を除けば、多くの床材で利用可能です

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 以上、Roborock Q7B の紹介でした。

 吸引力は現行の標準水準を満たし、センサーは高度ではないものの回転式の LDS を備えており、走行判断やマップ作成の信頼性も十分です。

 また、最近の主流となっている毛絡み防止ローラーの仕組みもしっかり採用しており、スタンダード機としてバランスの良い印象です。

 ただし、このクラスのロボロック機は、水拭き機能において、こすり洗いには対応せず、さらにリフトアップにも非対応のため、カーペットを濡らさない工夫はありません。そのため、水拭きを重視する場合は、同社の上位モデルや他社機種と比較検討するのがよいでしょう。

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 【2025年発売】

 【ゴミステーションなし】

 72・Roborock Q7T Q7T02-04
  ¥18,800 楽天市場
(4/2執筆時)

 【ゴミステーションあり】

 73・Roborock Q7T+ Q7TP02-04
  ¥43,730 楽天市場 (4/2執筆時)

マッピング:レーザー(LDS)
走行:ルート走行
本体サイズ:32.5cm
段差対応:
隙間対応高さ10cm程度
物体認識:
吸引力:10000PA
ステーション: ゴミ収集
床ふき: 対応   
バッテリー:150分

 なお、流通ルートの違いにより、吸引力が 10,000Pa とされる姉妹機があります。

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 先ほどの Q7B・Q7B+ が直販ルートであるのに対し、こちらは家電量販店向けの型番です。

 その他の性能や形状、消耗品は共通で、バッテリー容量も同じです。持続時間(150分)は同社の場合、最小運転(サイレントモード時)の表記であるため、吸引力が異なっても数値は同じになります。

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 結論的にいえば、販路によって仕様表記が差別化されている印象です。

 スペックをそのまま信じるなら、本機は最大運転時のパワーがやや上となる可能性があります。その一方で、静音性や運転時間については不利になる可能性があり、バランス面では直販ルートの製品の方が優れていると考えられます。

 もっとも、両機は同じ出力のモーターやファンの風経路を採用していると思われ、実際の差は設定の微調整にとどまると考えられます。そのため、実使用で明確な差を感じる水準ではありません。

 このクラスのロボロック機を選ぶ際には、価格差があるなら安価な方を選ぶのが現実的でしょう。


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 【2025年発売】

 【ゴミステーションなし】Q10V52-04

 74・ Roborock Q10V B0F9K8KTYF
   ¥28,799 Amazon.co.jp (4/2執筆時)  

 【ゴミステーションあり】Q10VP52-04

 74・ Roborock Q10V+ B0F9KCJ49
   ¥37,999 Amazon.co.jp (4/2執筆時)  

 76・ Roborock Q10P+
   ¥41,800 楽天市場 (4/2執筆時)

マッピング:レーザー (LDS) + 物体回避(赤外線)
走行:ルート走行
本体サイズ:35.3cm
段差対応:2cm
隙間対応高さ10cm程度
吸引力:10000PA
ステーション: ゴミ収集    
床ふき: 対応
バッテリー:180分

  Roborock Q10Vは、ロボロックのロボット掃除機の中級機です。

 ごみステーション付きのモデルは、 Q10V+ (黒)Q10P+(白)の2色展開です

 。色以外の仕様差はなく、実質的には同一機種と考えて問題ありません。マニュアル上ではQ10P+のみ「Reactive Tech 障害物回避センサー」と表記されていますが、赤外線やToFといったグレード差はないとみられます。

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 結論的にいえば、ステーション付きモデルを選ぶ際は価格で判断してよいでしょう。特にAmazonではページ内に割引クーポンが出ていることもあるため、比較の際は注意が必要です。

 あとは、変わらないので、同時にみていきます。

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 本体サイズは、直径353 × 高さ99cmです。

 上部には回転式のLDSセンサーを備えていますが、高さは抑えられており、隙間対応は標準的なレベルです。

 段差も、2cmまでです。

 この部分は下位機と変わりません。

 走行方式は、AIによるマッピング方式で、ルート走行をする機種です。

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 センサーは、下位機と異なり、レーザーセンサー物体回避センサーの2系統を搭載しています。ここではそれぞれを順に説明します。

 第1に、レーザー距離センサー(LDS方式)です。

 これは下位機と同様で、本体上部に配置され、回転しながら壁との距離を測定し、マッピングを行います。

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 第2に、物体回避センサー(Reactive Techです。

 「選び方の基本」で書いた、赤外線カメラ式の入門グレードにあたるセンサー方式です。

 進行方向にある幅5cm・高さ3.5cm程度の小物を認識し、リアルタイムで回避行動を取ることができます。

 物体識別は、非対応です。

 スリッパなど、避ける物体が「何か」など区別して判断することはできません。

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 吸引機構は、下位機と同じ構造で、特殊形状のローラーにコーム状のスクレーパーを組み合わせ、毛絡みを防ぐ仕組みです。

 2025年発売のロボロック製品は、同様の方向性の技術を採用しています。

 吸引力は、10000Paです。

 上位機といえるパワーですが、その分、静音性とはトレードオフになります。同社は騒音値を公開していないため、具体的な数値は不明です。

 同社の場合、騒音値の公開はないので、ここは何とも言えません。

 バッテリーは仕様上「最大180分」とされています。

 ただし運転強度は明記されておらず、サイレントモードでの数値と考えられます。通常の運転では、おおむね1時間程度が目安となるでしょう。

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 ロボロック メインブラシC SDZS12RR
   ¥2,800 Amazon.co.jp (4/2執筆時)

 ロボロック サイドブラシN2 SDBS04RR
   ¥1,400 Amazon.co.jp (4/2執筆時)

 ロボロック エアフィルターI SDLW14RR
   ¥1,680 Amazon.co.jp (4/2執筆時)

 消耗品は、メインブラシほか、サイドブラシ・フィルターです。

 価格はいずれも下位機種とほぼ同じで、純正品でも比較的安価に入手できます。

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 ゴミステーションは、上位モデルには付属です。

 サイズは幅21.2 × 奥行17.7 × 高さ25.8cmで、比較的コンパクトです。

 ステーションはゴミ収集機能のみ対応で、モップの自動洗浄機能はありません。

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 【3枚セット】

 ロボロック 純正紙パックB SDCD03RR
   ¥1,680 Amazon.co.jp (4/2執筆時)  

 ゴミ収集は、紙パック式です。

 下位機種と同じ仕様です。容量は2.5Lで、1枚あたり最大60日分のゴミを収納できます。

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 【2枚セット】

  VibraRise モップクロス SXTB15RR
   ¥1,999 Amazon.co.jp (4/2執筆時)  

 水拭きは、対応です。

 プレート部分が毎分約3,000回振動し、2箇所で動作することで「こすり拭き」に近い動きを再現します。

 他社の回転モップ方式やローラー式に比べると力強さは劣りますが、振動しない機種と比べれば十分な清掃効果が期待できます。

 モップは消耗品であり、5部屋程度を毎日使用した場合でおおむね2〜3か月が寿命の目安です。

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 一方、他社上位機と同じで、モップのリフトアップ(8mm)に対応します。

  そのため、自動で水ぶき・ゴミ掃除を行っている際も、カーペットを濡らしません。逆に、さらに超音波センサーによるカーペット検知や、スマートフォンアプリ上でのカーペット領域指定も可能です。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fiが搭載です。

 アプリは、下位機と同じく「Roborock」アプリです。

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 以上、ロボロックRoborock Q10Vなどの紹介でした。

 本機は強力な吸引力に加え、物体回避センサーや振動式の水拭きパッド、さらにモップのリフトアップ機構を備えており、下位機種との差別化がなされています。

 一方で、物体回避は上位機のdToF方式AIカメラ式ほど高度ではなく、水拭きも最近は中級機でも普及しつつある回転式ではありません。そのため、突出した個性はやや乏しい印象です。

 それでも10,000Paという高水準の吸引力は大きな魅力で、特にカーペットを強力に掃除したい場合や、ペットの毛が絡みやすい環境では、この価格帯では有力な候補になるでしょう。


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 【2025年発売】

 77・ Roborock Qrevo C QRRC52-04
   ¥76,780 楽天市場 (4/2執筆時)

マッピング:レーザー (LDS) + 物体回避(構造化ライト)
走行:ルート走行
本体サイズ:35.4cm
段差対応:
隙間対応高さ10cm程度
吸引力:12000PA
ステーション: ゴミ収集・モップ洗浄
床ふき: 高度Wモップ
バッテリー:180分

  Roborock Qrevo C は、同社のロボット掃除機の上位モデルにあたります。

 このグレードからは水拭き機能が回転モップ式となり、自動洗浄にも対応します。

 本体サイズは、幅350×奥行353.8×高さ9.7cmです。

 上部には下位機と同じく回転式のLDSセンサーを搭載しており、隙間対応力は約10cmと優れています。ただし幅はやや大きめです。

 段差は、旧機(Roborock Qrevo )は2cmと明記されていました。

 新機種では数字の公開がないです。

 走行方式は、マッピング方式で、ルート走行をする機種です。

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 センサーは、下位機と同様で、レーザーセンサー(LDS)と物体回避センサーの2系統を搭載します。

 ただし、物体回避センサーは、構造化ライト(ストラクチャードライト)方式を採用しており、赤外線方式だった下位機よりも上位の構造です。

 詳しくは「選び方の基本」で書きましたが、幅5cm × 高さ3.5cm程度の小物を認識できる点は下位機と同じですが、処理速度や精度の面で優れています。

 物体識別は、ただし非対応です。

 AIによるリアルタイムの障害物識別機能は非対応です。

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 吸引機構は、下位機と構造が変わります。

 ブラシが左右に分かれたデュアル構造を採用しています。類似の方式はエコバックスでも見られますが、ブラシ形状の工夫によって毛を中央に誘導するため、毛絡みに強い設計です。

 吸引力は、10000Paです。

 上位機に相当するパワーを備えていますが、その分、静音性とはトレードオフになります。同社は騒音値を公開していないため、具体的な数値は不明です。

 バッテリーは仕様上「最大180分」とされていますが、下位機と同様にサイレントモードでの数値と考えられます。

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 ロボロック メインブラシN SDZS10RR
   ¥2,800 Amazon.co.jp (4/2執筆時)

 ロボロック サイドブラシN2 SDBS04RR
   ¥1,400 Amazon.co.jp (4/2執筆時)

 ロボロック エアフィルターI SDLW14RR
   ¥1,680 Amazon.co.jp (4/2執筆時)

 消耗品は、メインブラシほか、サイドブラシ・フィルターです。

 いずれも純正品ながら比較的安価に入手できます。

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 【2枚×2回セット】

 Roborock 丸形モップクロスB SXTB09RR
   ¥1,680 Amazon.co.jp (4/2執筆時)  

 水拭きは、対応です。

 回転モップ式を採用しています。日本の一般家庭であれば、目安として、2回分セットでおおむね1年程度使用可能といえます。

 回転モップは、振動式やフラットタイプに比べて「こすり拭き」の効果が高く、汚れ落ちに優れます。最新の高級機では荷重をかける筒型ローラー方式も登場していますが、本方式でも十分な性能が得られます。

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 モップのリフトアップ(10mm)にも対応しており、カーペット上でも吸引を止めずに清掃できます。

 そのほか、本機は「伸縮可能なモップ」で、壁ぎわでのスライド機能があります。

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 ゴミステーションは、付属です。

 サイズは幅34 × 奥行48.6 × 高さ521.6cmです。

 ゴミ収集ほか、モップ自動洗浄機能を備えるため大きめです。

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 モップはトレイで3段階のスクラブ洗浄を行い、その後45℃の温風で乾燥します。ただし水自体は除菌温度にはならないので、ニオイ対策としては完全ではありません。

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 静音性は、乾燥時は45dBとされており、稼働音があるためステーションはリビング以外に設置するのが望ましいでしょう。

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 【3枚セット】

 Roborock 使い捨て紙パックC SDCD05RR
   ¥1,680 Amazon.co.jp (4/2執筆時)  

 ゴミ収集は、ゴミ収集は紙パック式で、容量は2.7Lです。

 1枚あたり最大60日分のゴミを収納できます。紙パック式のためフィルターはパーマネント仕様で交換不要です。排気は「花粉99.9%除去」とされています。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fiが搭載です。

 アプリは、下位機と同じく「Roborock」アプリです。

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 以上、ロボロックRoborock Qrevo C の紹介でした。

 下位機と比べて強化されているのは水拭き機能です。回転モップ式で、さらに自動洗浄にも対応するため、この機能を重視する場合には有力な候補となるでしょう。

 ただし、10万円以上の予算をかけられるなら、清掃力や除菌性能の面でさらに高度な機種も登場しているため、比較検討の価値があります。

 一方で、水拭き以外の部分では大きな差は見られません。構造化ライト搭載により物体回避性能は向上していますが、カメラやAIによるリアルタイムの障害物識別機能はなく、上位機としてはやや物足りなさも残ります。

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 【2025年発売】

 78・ Roborock Qrevo L QRL02-04
   ¥64,215 Amazon.co.jp (4/2執筆時)  

マッピング:レーザー (LDS) + 物体回避(構造化ライト)
走行:ルート走行
本体サイズ:35.4cm
段差対応:
隙間対応高さ10cm程度
吸引力:10000PA
ステーション: ゴミ収集・モップ洗浄
床ふき: 高度Wモップ
バッテリー:180分

  なお、Roborock Qrevo L は、このシリーズの下位機にあたります。

 吸引力は10,000Paとやや低くなりますが、モーターやファン、風経路は Qrevo C と共通と見られ、流通ルートの違いによって性能差を演出している可能性があります。吸引力は静音性とのトレードオフであり、一長一短といえます。

 ただ、Qrevo C が備えるモップ清掃時の壁際「スライド機能」は本機には搭載されていません

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 結論的にいえば、同程度の価格ならQrevo C の方が性能面で優れます。

 一方で、本機が十分に安く入手でき、「スライド機能」を必要としない場合には、Qrevo L を選ぶのも選択肢となるでしょう。


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 【2025年発売】

 79・ Roborock Saros 10R S10R52-04
   ¥159,800 Amazon.co.jp (4/2執筆時)  

マッピング:レーザー (DTOF) + TOF/RGBカメラ
走行:ルート走行
本体サイズ:35cm
段差対応:3cm(2層敷居は4cm)
隙間対応高さ8.5cm程度
吸引力: 20000PA
ステーション: ゴミ収集・モップ洗浄
床ふき: 高度Wモップ
バッテリー:180分

 roborock Saros10Rは、同社のロボット掃除機の上級モデルです。

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 本体サイズは、幅35.0×奥行 35.3×高さ7.98cmです。

 横幅はややありますが、回転式のLDSセンサーを搭載していないため、本体高さを抑えられており、すき間対応力は高めです。

 おそらく、約8.5cm程度ならば、対応できると考えられます。

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 段差は、1段の敷居で3cm、2層敷居で4cmです。

 本機は、駆動輪・サイドブラシ・モップのいずれもリフトアップ構造を採用しており、高い段差対応力を実現しています。

 とくに1段敷居での3cm対応は、エコバックスの最上位機(DEEBOT X11)を上回り、業界でも最高水準です。

 走行方式は、マッピング方式で、ルート走行をする機種です。

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 センサーは、下位機と比べて工夫が見られます。

 前方の「フロントナビゲーションセンサー」部分には、3D ToFカメラ(D-ToF)とRGBカメラが搭載されています。

 マッピング時は、ToFカメラが壁や家具をスキャンし、RGBカメラが色情報を補足します。

 障害物回避時は、ToFカメラの距離情報をもとに、RGBカメラの画像をAIが分析して物体を識別する仕組みです。

 一方、旧上位機(S8シリーズ)にあった上部の回転式LDSセンサーや、前方の3D構造化ライトは採用されていません。

 新機種では、3D ToFの採用によって暗所での認識や即応的な障害物回避、狭い空間での立体的な把握能力は向上しました。一方で、回転式LDSの省略でマッピング速度が、3D構造化ライトの省略で物体識別力が、それぞれ弱まったといえます。

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 このほか、サイドセンサーの精度の向上もみられ、ケーブルや椅子の脚など細い障害物の即時回避性能を補っています。

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 結論的にいえば、一長一短ですが、とくに「ペットを飼うユーザー」にとっては、緊急回避性能の向上は進化といえるでしょう。

 また、3D ToFカメラから得られる立体情報は、本機のすき間対応力や段差対応力を最大限に活かすための装備と言え、この部分でも確実な進化を感じます。

・ケーブル類
・小さな物体(2cm)
・動物
・鏡

 物体識別は、RGBカメラで行います。

 ただし、旧機と異なりAIによるリアルタイムの物体識別は明記されていないため、現行機では非対応と見られます。区別できる物体表記はしたがって、以上のものに限定されます。

 本機の場合掃除機本体では物体が「何であるか」は判断せず、回避行動をしています。スマホ上だと、識別結果(108種)を表示する機能はありますが、スマホでの後からの情報処理によるものでしょう。

 したがって、この部分では、同社の旧機やエコバックスの上位機には及びません。

 いずれにしても、本機のセンサー設計は「瞬時回避」を優先しており、物体識別そのものは重視されていないといえます。

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 一方で、本機はカメラを活用した外出先からの「ペット見守り」に対応します。

 マイクも搭載しているため、スマホアプリ経由で通話も可能です。さらに、センサーがペットを検知するとメインブラシを停止し、驚かせない工夫がされています。加えて、留守中にペットを見つけて移動し、写真撮影を行う機能も備えます。

 そのほか、汚れ自動検知機能にも対応しています。

 他社にも類似機能はありますが、本機は拭き掃除と吸引掃除の双方で活用される点が特徴です。仕組みについて明確な説明はありませんが、ゴミ量センサーではなくカメラを利用していると考えられます。

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 吸引機構は、メインローラー仕組みとしては、下位機と変わらず、デュアルブラシを採用しています。

 ただ、サイドブラシにアームが追加され、壁際で飛び出して四隅のゴミを取り残さない工夫が加わっています。

 吸引力は、20000PAです。

 発売時点では業界最高クラスの水準です。静音性とのトレードオフはありますが、カーペット対応力は非常に高いです。必要に応じた強度調整も可能ですし、高級機として十分な性能を備えています。

 バッテリーの量は、仕様上、最大180分まで連続稼働します。

 ただ、この数値は静音運転モードでの条件と見られます。

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 水拭きは、対応です。

 機能性は下位機と同等で、モップアームのスライド機能もあります。超音波によるカーペット検知も搭載しているため、カーペットを濡らす心配はありません。

 加えて、このグレードからは、自動でのモップ脱着もあり、ふき掃除を不要とした場合、モップ自体をステーションに残して清掃にいく機能性があります。

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 ロボロック メインブラシN SDZS10RR
   ¥2,800 Amazon.co.jp (4/2執筆時)

 ロボロック サイドブラシN2 SDBS04RR
   ¥1,400 Amazon.co.jp (4/2執筆時)

 ロボロック エアフィルターK SDLW11RR
   ¥1,680 Amazon.co.jp (4/2執筆時)

 消耗品は、メインブラシほか、サイドブラシ・フィルターです。

 アクセサリー類が多いですが、目安交換時期は、アプリで確認できる仕様です。

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 【3枚セット】

 Roborock 使い捨て紙パックC SDCD05RR
   ¥1,680 Amazon.co.jp (4/2執筆時)  

 ユニリーバ Roborock専用洗剤
   ¥1,669 Amazon.co.jp (4/2執筆時)

 ゴミステーションは、付属です。

 仕組みは下位機種と同様で紙パック式です。

 サイズは、幅38.1cm×奥行47.5×高さ48.8cmです。

 ゴミの吸引ほか、モップの自動洗浄自然乾燥に対応です。

 清潔面では、かなり強力と言えます。

 下位機と比べると、温水洗浄時の温度が80度に達し、除菌水準を満たします。さらに、エコバックスの上位機同様、専用洗剤の自動投入にも対応します。モップの汚れを検知して必要に応じて再洗浄を行う機能も備えており、衛生面は非常に強力です。

 なお、本体のゴミは最大60日分、洗剤は約3か月補給不要とされています。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fiが搭載です。

 アプリは、下位機と同じく「Roborock」アプリです。

 このほか、本機にはマイクが付属しており、音声でのモード変更に対応です。Amazon Alexa や Google アシスタントとの連携も可能です。

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 以上、ロボロックroborock Saros10Rの紹介でした。

 本機は、動物を飼っている方に特に「おすすめ」できる仕様といえます。

 センサー構成はリアルタイムの「危機判断」の速さを重視した設計で、予測不能な動きをするペットとの相性が良いと評価できます。そのうえで、カメラ機能などペットと暮らす家庭に便利な機能も備わっています。

 ゴミ掃除や水拭き性能についても、カーペット対応やモップの清潔性を含め、各社の高級機と比べて遜色ない水準ですので、後悔の少ない選択肢となるでしょう。

 さらに、段差対応力すき間掃除の精度も期待できるため、これらを重視する場合にも選択肢となります。横幅は35cmと小型ではありませんが、この点は他社の高級機も同様です。


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 【2025年発売】

 80・ Roborock Saros 10 S1052-04
   ¥197,730 楽天市場 (4/2執筆時)  

マッピング:レーザー (LDS) + 構造化ライト+ カメラ
走行:ルート走行
本体サイズ:35cm
段差対応:3cm(2層敷居は4cm)
隙間対応高さ8.5cm程度
吸引力: 22000PA
ステーション: ゴミ収集・モップ洗浄
床ふき: 高度Wモップ
バッテリー:180分

 roborock Saros10も、同社のロボット掃除機の上級モデルです。

 先ほどの Saros 10R と並び、このシリーズの「2トップ」といえます。

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 本体サイズは、幅35.0×奥行 35.3×高さ7.98cmです。

 本体自体の形状は、Saros10R同じです。

 段差も、1段の敷居で3cm、2層敷居で4cmと共通しています。

 リフトアップ構造を含め、本体構造に大きな差はありません

 走行方式は、マッピング方式で、ルート走行をする機種です。

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 センサー構成は、Saros 10R と大きく異なります。

 本機は、上部に回転式の360度LDSセンサーを内蔵しており、構造的には昇降式となっているのが特長です。この仕組みは従来、すき間対応力弱点がありましたが、センサーを降ろすことで克服しています。

 メカニカルな可動部を持つため故障リスクは高まりますが、メーカーによれば長期試験を経て高耐久設計とされています。誤認識によりセンサーを上げたまま侵入して衝突するリスクについては、上方向の測距を行う「上方向ToFセンサー」を備えることで対策が図られています。。

 誤認識で上げたまま侵入してぶつかるリスクについては、上部に高さ方向の測距を行う「上方向ToFセンサー」を備えることで対策が見られます。

 なお、すき間に入った際にはLDSは事実上オフになりますが、本機は前方にRGBカメラ障害物回避センサーが、側面脇にタテ配置の構造化ライトからなるウォールセンサーを備えています。

 そのため、ある程度の位置把握や距離認識は可能です。暗い隙間では効果が低下する可能性はありますが、対象となる場面は限定的であり、実用上は問題のない仕様といえるでしょう。

(Sarosシリーズ)
 ・ケーブル類
 ・小さな物体(2cm)
 ・動物
 ・鏡

(旧S8シリーズ)
・スリッパなどの履き物
・コード・電源タップ
・布類
・扇風機などの台座 ・体重計
・ちりとり
・ベッド類・ソファ類(複数人掛け)
・TVスタンド・ダイニングセット
・トイレ(洋式)
・ペットの排泄物

 物体識別は、本機もRGBカメラで行います。10Rと違い構造化ライトRGBカメラの組み合わせで構成されているため、理論的には得られる情報量はこちらのほうが多いはずです。

 しかし、回避できる物体の種類は108種と10Rと同じ水準であり、旧S8シリーズで説明されていた対象例より開示は限定的です。

 推定ではありますが、本機は旧S8シリーズと異なりAIプロセッサを内蔵しておらず、「AIによるリアルタイムの物体認識」は行っていない可能性があります。つまり走行時にリアルタイムで「スリッパ」や「ケーブル」と識別するのではなく、10Rと同様に「障害物」として回避行動を取っていると考えられます。

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 実際、両機とも「108種の物体識別」とされているのは、スマホアプリ側での後処理も含めた表現である可能性があります。

 また、リアルタイムの「物体回避精度」で比較すると、10Rが幅2cm×高さ2cmの物体まで対応できるのに対し、本機は幅3cm×高さ3cmとやや劣ります。

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 結論的にいえば、センサー全体の性能は2025年モデルでは10Rの方が優れていると考えられます。なお

 なお、カメラ撮影などペット関連の機能は10Rと同等です。

 吸引機構も、10Rと差はないです。

 吸引力は、22000PAと同シリーズ内でもやや高い設定です。

 ただし、モーターや風経路の仕様は10Rと同一であり、実質的には微調整の範囲にとどまるでしょう。

 バッテリーの量は、本機も、仕様上(静音モードで)最大180分まで連続稼働します。

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 水拭きは、対応していますが、仕組みはSaros 10Rと大きく異なります。

 本機は、メインモップが回転式ではなく、1分間4,000回の振動を行う平面パッド方式です。、リフトアップ構造を活用し、下方向に約8Nの圧力をかけることが可能ですが、こびり付き汚れへの対応力は、やはり回転式に劣ります。

 おそらく昇降式LDSを搭載したため、技術的に回転式モップを組み合わせる設計が難しかったと推測されます。壁際清掃用として小型の回転モップ(毎分220回転)が付属しますが、構造が複雑化する点はややマイナスに感じられます。

 なお、本機も、モップの自動着脱機能は持ちます。

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 ゴミステーションは、付属です。

 サイズは、幅40.9×奥行44.9×高さ47.0cmで、モップ方式が異なることから10Rとは形状が変わっています。

 こちらもゴミの吸引ほか、モップの自動洗浄自然乾燥に対応です。

 清潔面では、洗浄時の温水温度は、洗浄時の温水温度は最大80度で、除菌水準を満たす仕様です。小型の回転モップも自動的に洗浄されます。さらに、洗剤用タンクも10R同様に備えています。

 一方で、水拭きを行わないモードを選択すると、ステーション側でモップを自動的に外して走行させることが可能です。

 本体のモップは10mmのリフトアップが可能ですが、平面パッドの場合は毛足の長いカーペットが濡れる可能性があるため、その対策としての機能と考えられます。

 ネットワーク機能は、Wi-Fiが搭載です。

 仕様は10Rと変わりません。

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 以上、ロボロックroborock Saros10の紹介でした。

 昇降式LDSセンサーの採用は新しい試みであり、技術的にも目を引く部分です。ただし、10Rと比較すると、隙間走行時のセンシングや水拭き構造などに、やや「しわ寄せ」が見られます。さらに、可動部品が多いことから、耐久性の面でも10Rの方が安心できる印象です。

 同社の「フラッグシップ」モデルという位置づけではありますが、実用面を重視する場合、Saros 10R のほうが完成度が高いと評価できるでしょう。

 また、形状は変わりますが、次に見るQrevo Curvシリーズの上位機の方がより多機能とも言えます。


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 【2025年発売】Qrevo Curv QRC02-04後継機

 81・ Roborock Qrevo Curv 2 Pro QC2P02-04
   ¥153,730 楽天市場 (4/2執筆時)  

マッピング:レーザー (LDS) + 構造化ライト+ カメラ
走行:ルート走行
本体サイズ:35.2cm
段差対応:3cm(2層敷居は4cm)
隙間対応高さ8.5cm程度
吸引力:25000PA
ステーション: ゴミ収集・モップ洗浄
床ふき: 高度回転式
バッテリー:180分

 Roborock Qrevo Curv 2 Pro も、ロボロックの上級モデルです。

 既に販売のない、2024年登場のQrevo Curvの事実上の後継機です。そちらよりコンパクトで、吸引力も強力になっています。

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 Saros10シリーズとは、別ラインで形状やコンセプトがやや異なるシリーズです。

 とくに、このシリーズの最上位機になる本機は「ペット飼っている方」に向く機能性において、注目するべき要素が多いと言えます。

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 本体サイズは、幅35.0×奥行35.2×高さ7.98cmです。

 段差は本機も、リフトアップがあるので、1段で3cm、2段で最大4cmまで乗り越えます。

 本機も天面のLDSセンサーが昇降式なので、すき間に入り込む力は高度です。

 走行方式は、AIによるマッピング方式で、ルート走行をする機種です。

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 センサーは、Saros 10と同じで、同社の最高装備といえます。

 こちらも測距用のLDSセンサーと、RGBカメラ方式の障害物回避センサーが、側面脇のタテ配置の構造化ライト方式のウォールセンサーを備えています。「上方向ToFセンサー」がある点も、Saros 10と同じで、同社の最高装備といえます。

 細かく示される検知範囲などまでみると仕様差はあるのですが、同一条件で記されているとは必ずしも言えなそうですので、「だいたい同じ」というのが、Atlasの見立てです。

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 物体識別は、一方、識別対象は示されませんが、200種類以上との記載です。

 本機も構造化ライトRGBカメラで識別する仕組みですが、先ほどの発売時期が前後するため、この部分のAI学習の深化で、認識精度はやや進化している可能性はあります。

 FWアップデートで並ぶ可能性はあるのですが、その部分のアナウンスは(Atlasが見た感じ)同社の場合ありません。

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 また、センシング速度などの情報はないので、動体(子供やペット)を個別認識し、リアルタイム回避の力があるかははっきりとした明言がないです。

 ただ、ペットは、発見した場合ペットを驚かせないように、メインブラシを止めて、避けつつ運転するとの記載はみられます。実用的でしょうし、良い機能性です。

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 吸引機構は、25000PAです。

 同社では最高クラスの真空度で、毛足の長いカーペットへの対応も明言します。

 ブラシは同社伝統の2パーツに分かれる「デュアル毛絡み防止ブラシ」の工夫ほか、左右非対称のサイドブラシの工夫で、毛絡みしにくくその除去をなしていきます。

 サイドブラシは、本機も、伸びる仕様で、隅々までゴミが取れます。

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  メインブラシN SDZS10RR
   ¥3,300 楽天市場 (4/2執筆時)  

  サイドブラシN2 SDBS04RR
   ¥1,650 Amazon.co.jp (4/2執筆時)  

 ロボロック エアフィルターK SDLW11RR
   ¥1,680 Amazon.co.jp (4/2執筆時)

 丸形モップクロスE (価格調査中)
   ¥--- Amazon.co.jp (4/2執筆時)  

 消耗品は、サイドブラシ・フィルター・モップクロスなどです。

 メインブラシも、適宜へたれた場合は交換です。

 互換品だとセットがありましたが、純正はないようでした。

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 水拭きは、対応です。

 ここは、SarosシリーズだとSaros 10Rと同等の機能性です。

 毎分200回転のデュアルの回転モップで、12Nの下方圧力です。リフトアップは30mmで、じゅうたんを濡らさずに処理可能です。

 先述のように、センサー装備面でのSaros系の最上位機(Saros 10)は、振動モップでしたので、Saros 10RSaros 10双方の「良いとこ取り」な仕様とも言えます。

 ただ、エコバックスやダイソンなどは、近年、回転モップ式から筒型ローラー式に上位機の装備を変更するトレンドがあります。回転モップ式が取った汚れを引きずりやすい弱点があるからです。ロボロックの今後は分かりません。

 ただ、30mmのモップリフトアップほか、「モップ自体を自動着脱」できる構造は同社の「売り」ですし、こちらはこちらで優れた部分はあると言えます。

 モップ自体の汚れを走行時にカメラで細かく検知し、その場合リフトアップしてステーションに洗いに戻るような機能性があれば、より面白いかと個人的には思います。

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 【3枚セット】

 Roborock 使い捨て紙パックC SDCD05RR
   ¥1,782 Amazon.co.jp (4/2執筆時)  

 ゴミステーションは、付属です。

 清潔面は、最高で100度の温水によるドックでのセルフ洗浄を行った上で、55度の温風で乾燥さえる仕組みです。ここは「業界最高」といえうr温度で、除菌部分はかなり高度です。

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 さらに、水拭き時併用なのでゴミも湿気があることが想定されますが、本機はゴミ収集パック内の風乾燥の工夫が表明されているのはユニークです。ただし、温風かは不明です。

 反面、Sarosシリーズ(8WAYドック)に対して、本機は4WAYドックとされます。

 ただ、実際そちらに明確に劣るのは本体への充電時間と、洗浄剤タンクがないほどであり、数が示すほどの機能差は感じません

 清潔面は、ただ、75度の温水温度ですので、除菌温度といえます。その後55度の温風乾燥もしますし、モップのニオイ対策としては十分な水準かと思います。

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 ネットワークは、Wi-Fiを装備します。

 スマホアプリで使えますし、音声コマンドなどにも対応します。

 本機も、スマホの遠隔操作で、ペットがどこにいるか探して、カメラスナップを送ってくれる機能が付属です。やはり、独自で、面白い機能性です。

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 カメラ部分は、本機もペットスナップ機能もあります。

 先述の汚れ自動検知にも対応ですし、センシング部分は、ハイエンドとみて良いです。

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 以上、Roborock Qrevo Curv 2 Proの紹介でした。

 形状はここまでの機種とだいぶ変わりますが、機能面では全方向的に同社の「最上位機」とみて良い機種です。

 一方、他社機の高級機と比べる場合ペットを飼っているご家庭向けの製品として完成度が高いです。センサー構成、吸引力、清潔面ほか上位機としてまとまった性能で問題点は感じません。

 水拭きが、「筒型ローラー式」ではなく「回転モップ式」であることは、評価が難しいですが、それゆえに、100度の洗浄、モップの着脱などの機能性を持たせられているとも言えます。

 吸引も毛絡みを最大限避けることに特化した設計ですし、周辺装備もそこを主眼におかれた開発なので、「ロボットとペットとの共生」を目的とするならば、全方位的に良い装備を持つ機種です。とくに、カーペットが多いご自宅だと良い部分があります。

 段差を4cm乗り越えられる設計なのも良い機能性です。

ーーー

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 【2025年発売】

 82・ Roborock Qrevo CurvC QRCC02-04
   ¥89,800 Amazon.co.jp (4/2執筆時)  

マッピング:レーザー (LDS) + カメラ
走行:ルート走行
本体サイズ:35.2cm
段差対応:
隙間対応高さ10cm程度
吸引力:18500PA
ステーション: ゴミ収集・モップ洗浄
床ふき: 高度回転式
バッテリー:180分

 なお、Roborock Qrevo CurvC は、このシリーズの下位機に当たります。

 しかし、いくつかの機能性の部分で差をつけている製品です。

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 本体サイズは、幅35.2×奥行35.2×高さ9.8cmです。

 上位機よりもやや背が高く、すき間対応力は弱くなります。

 これは、上位機で説明した天面のLDSセンサーの昇降機能はない仕様だからです。

 段差対応も、劣ります。

 本機もモップのリフトアップ機能(10cm)はありますが、本体リフトアップはない仕様です。そのため、段差への対応度が示されません。

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 走行方式は、AIによるマッピング方式で、ルート走行をする機種です。

 センサー構成は、メイン部分では上位機と変わりません。ただ、こちらはウォールセンサー(構造化ライト)がなく、上部のLEDレーザーと前方の障害物認回避センサー(カメラ)のみの構成になります。

 物体識別も、物体の種類を把握しての回避までは対応しません。

 前方にある幅5cm×高さ3cm以上の製品を前方カメラが察知した場合のみ回避する仕組みです。

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 吸引機構は、18500PAです。

 上位機と差はありますが十分強力で、カーペット対応水準です。

 ブラシ部分の毛絡み防止の工夫も上位機とほぼ同等です。「動物を飼っている家庭向け」ということで、毛が絡みにくいとされる、らせん状の2つの部分に分かれた非対称の新型ブラシを採用します。

 サイドブラシも、伸びる仕様で、隅々までゴミを取れるようにします。

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 水拭きは、対応です。

 同じく回転モップ式であり、上位機と変わりません。

 ただ、先述のように、リフトアップ幅(10mm)は上位機より狭くなります。また、モップの自動着脱もないので、カーペットを濡らすリスクは、上位機との差と言えます。 

 ゴミステーションは、本機も付属です。

 洗浄温度は75度の温水になりますが、しっかり乾燥にも対応しますし、ここは問題ないです。

 ただし、ゴミの風乾燥

による自動洗浄乾燥に対応です。

 洗浄力の点では、洗剤の自動投入はこちらは非対応です。

 清潔面は、ただ、75度の温水温度ですので、除菌温度といえます。その後45度の温風乾燥もしますし、モップのニオイ対策としては十分な水準かと思います。

 そのかわりステーションは多少小さめです。

 なお、紙パックは、下位機種と共通です。

 ネットワークは、本機も、WI-FIを装備します。

 ただし、スピーカー・マイクがなく、音声AIが利用できないほか、ペットのカメラ撮影などの機能性はないです。

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 結論的にいえば、物体回避識別部分や、カメラ部分を含めて、「ペット向け」という上位機の訴求は全面的に削られた製品です。

 一般的な利用においても、段差対応や、カーペットを濡らさない工夫においても劣るため、上位機と異なり、若干おすすめしにくい製品です。

次回に続く
ロボット式掃除機のおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、ロボット掃除機の比較の6回目記事でした。

 しかし、記事はもう少し「続き」ます。

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7・Dyson・TP-LINKのロボット掃除機
 7-1:ダイソン〈各機〉
 7-2:TP-Link〈各機〉
8・Xiaomiのロボット掃除機

 8-1・シャオミ〈各機〉
9・ロボット掃除機の比較
 9-1:最終的なおすすめの提案【結論

 つづく、7回目記事こちら)では、ダイソンとTP-LINKのロボット掃除機を紹介します。

センサーの性能 ★★★★★
掃除のスピード ★★★★★
すきま対応力  ★★★★★
バッテリー   ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 その上で、最終回記事こちら)では、全体の結論として、目的別・価格別Atlasのおすすめ機種を提案ししていきます。

 よろしくお願いします。

 7回目記事は→こちら

posted by Atlas at 19:59 | Comment(0) | 掃除機・掃除用品

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