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4-1・アクアの全自動洗濯機の比較

4回目記事のトップバッターは、アクアの全自動洗濯機です。
中国のハイアール傘下ですが、もともとは三洋電機の洗濯機部門がルーツで、完全に別ブランドで売っています。
1・全自動洗濯機の比較 7kg〜 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:日立〈日本〉
2・全自動洗濯機の比較 7kg〜 (2)
2-1:シャープ〈日本〉
2-2:パナソニック 〈日本〉
3・全自動洗濯機の比較 7kg〜 (3)
3-1:東芝〈日本〉
3-2:ハイアール〈中国〉
4・全自動洗濯機の比較 7kg〜 (4)
4-1:アクア〈日本〉
4-2:アイリスオーヤマ〈日本〉
5・全自動洗濯機の比較 7kg〜 (5)
5-1:ハイセンス〈日本〉
5-2:Maxzen〈日本〉
5-3:Comfee’・ツインバード ほか
6・全自動洗濯機の比較 7kg〜 (6)
6-1:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら説明します。
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また、以下では、いつものように、高評価できるポイントは赤系の文字色で、イマイチな点は青字で紹介していきます。

【2025年6月発売】
【7kg】AQW-V7A(W)
57・AQUA AQW-V7A-W
¥52,406 楽天市場 (1/28執筆時)
洗濯容量:7kg
使用水量: 86L
消費電力量:44Wh
騒音値:35/38db
水道光熱費:23.9円
サイズ:幅560×奥行540×高さ980mm
【8kg】AQW-V8A(W)
58・ AQUA AQW-V8A-W
¥67,688 楽天市場 (1/28執筆時)
(ビック限定)
58・AQUA AQW-V801-W
¥83,800 楽天市場 (1/28執筆時)
洗濯容量:8kg
使用水量: 90L
消費電力量:52Wh
騒音値:36/38db
水道光熱費:25.2円
サイズ:幅590×奥行569×高さ986mm
【9kg】AQW-V9A(W)
59・ AQUA AQW-V9A-W
¥73,780 楽天市場 (1/28執筆時)
(ビック限定)
59・AQUA AQW-V901-W
¥88,800 楽天市場 (1/28執筆時)
洗濯容量:9kg
使用水量: 97L
消費電力量:54Wh
騒音値:36/38db
水道光熱費:27.1円
サイズ:幅590×奥行569×高さ986mm
【10kg】AQW-V10A(W)
60・ AQUA AQW-V10A-W
¥78,500 楽天市場 (1/28執筆時)
(ビック限定)
60・AQUA AQW-V1001-W
¥93,800 楽天市場 (1/28執筆時)
洗濯容量:9kg
使用水量: 105L
消費電力量:60Wh
騒音値:36/38db
水道光熱費:29.4円
サイズ:幅590×奥行569×高さ986mm
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
洗剤自動投入:
簡易乾燥:対応
風呂水ポンプ:付属
AQW-V7Aなどは、アクアの販売する全自動洗濯機です。
旧機種はほぼ終売でした。
ちなみに、今年は、「つけおきコース」の時間設定ができる程度の変更でした。

なお、7kgを除いて、ビックカメラ系限定があります。
機能的省略がない上で「柔らかコース」の「おまけ」がみられます。
風呂水ホースなどの省略もないですし、安いようならば選んでもOKです。

サイズは、7kg以外は、幅590×奥行569×高さ986mmで統一です。
大きめにとったガラス窓で、他社にはない独特のフェイスが面白いです。
一方、防水パンは、内寸で奥行570mmと少し広めに必要です。
540mmの防水パンに入るのは7kgだけですので、そこだけ注意してください。
洗濯容量は、7kg用から10kg用が発売されています。
使用する水量は、8kgモデルの場合で、90Lです。
インバーター式採用ですし、理由あっての節水です。
同型を滞在型ホテルで使ったことがありますが、水量が原因となる過度の糸くずのこりの傾向はなかったです。型番をかえつつのロングセラーですし、心配は不要かと思います。
標準運転もすすぎを2回(シャワー+ため)ですし、スペックから問題は感じません。
消費電力量は、8kgモデルで、52Whです。
入門用の格安機としてみれば、かなりの省電力水準で、この部分も優秀です。
あまりスペックが良いと不安になりますが、後ほど紹介する同社の上位機と同等なので、単純に、「技術が下位機種にも降りてきた」と楽観的にみるのが、素直でしょう。
水道光熱費は、したがって、十分な水準です。
とくに、7kgモデルは23.9円 、8kgモデルでも25.2円であり、洗濯容量に対して、光熱費の水準が低く、経済的と言えます。

洗浄力は、そこそこ優秀です。
パルセーター(回転盤)は、ハイアール機のものと似た5枚羽根のトールウイングパルセーターです。
3Dパワフル洗浄という機能名ですが、おこす水流の性質も、先ほど見たハイアール機と似ています

ただ、本機の場合、最初に水少なめで洗剤を濃くして洗う「高濃度クリーン浸透RX」を持つ程度で、シャワーや泡量増加の仕組みは未装備です。
この部分では、他社の上位機と引き続き差を感じますが、インバーター式なので、制御力は、やはり高いです。
風呂水ポンプは、付属です。
ホースが付いているので、そのまま使えます。
センサーは、一方、本機は、布量検知センサーの記述しかありません。
パルセーターのモーター負荷で検知する昔からあるセンサーですが、水量以外の部分でのエコ運転はできません。
ステンレス槽は、採用です。
また、内部パーツについては、抗菌加工がなされます。
簡易乾燥は、アクアも対応です(風乾燥機能)。
本機も、洗濯槽の回転で干し時間の時短を目指すタイプで、シャープ・東芝などと同じです。
洗濯前にも設定が可能です(30/60/120/210分)。
干す時間の時短を目指すものです。
最大210分で、3kgまで対応できますが、もちろん、その後は「干す」必要があります。
こうした機能を多用する場合、洗濯槽が抗菌させている部分は活きるでしょう。
洗剤の自動投入は、非対応です。

面白い部分は、P&Gと共同開発した「ジェルボール洗浄コース」を持つ点です。
日本では「アリエール」と「ボールド」が売られていますが、その販促の一環だと思います。
そのほか、24年機から、つけ置きコース(洗濯前に自動1時間)が加わりました。わりとニーズがありそうです。
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以上、アクアのAQW-V7Pなどの紹介でした。
全体的にオーソドックスな作りで、これと言った特徴がみられない洗濯機です。
同社では「縦型斜めドラム」を採用したおもしろい機種もあったのですが、残念ながら生産終了になっています。
ただ、発売し立ての製品で高めなので、安くなればまた別の評価が出てくるでしょう。
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【7kg】
【2025年11月発売】AQW-P7A(W)
61・AQUA 全自動洗濯機 AQW-P7A-W
¥51,040 楽天市場 (1/28執筆時)
【2024年発売】AQW-P7R(W)
61・AQUA 全自動洗濯機 AQW-P7R-W
¥41,800 楽天市場 (1/28執筆時)
風呂水ポンプ:あり
【2025年11月発売】AQW-S7A(W)
61・AQUA 全自動洗濯機 AQW-S7A-W
¥41,800 楽天市場 (1/28執筆時)
(ビック系限定)
61・AQUA 全自動洗濯機 AQW-S701A(W)
¥54,800 楽天市場 (1/28執筆時)
【2024年発売】AQW-S7R(W)
61・AQUA 全自動洗濯機 AQW-S7R-W
¥45,800 楽天市場 (1/28執筆時)
(エディオン系限定)(24年追加)
61・AQUA 全自動洗濯機 AQW-S7E4(W)
¥39,800 楽天市場 (1/28執筆時)
風呂水ポンプ:
洗濯容量:7kg
使用水量: 113L
消費電力量:90Wh (110Wh)
騒音値:42/49db
ステンレス槽:あり
インバーター:
洗剤自動投入:
センサー:布量
簡易乾燥:対応
水道光熱費:32.4円(33.0円)
サイズ:幅560×奥行540×高さ980mm
なお、これらの2台は、機能性を低めた格安モデルです。
こちらは風呂水ポンプの有無で型番が分かれていますので、注意してください。
それぞれ新旧ありますが、性能差はないです。

なお、流通ルート限定の型番が2系統あります。
どちらも風呂水ポンプが付かないほうのモデルです。
ビックカメラ系は、こちらも、柔軟剤の効果を高めるとされる「柔らかコース」がつきます。
カラーも特注です。
エディオン系は、脱水長めの部屋干しコースが付属です。、
いずれも、省略されるモードなどはないです。
なお、通常版を含めてですが、全機種とも、先ほどの上位機と比較する場合、DDMインバーターモーター不採用です。
そのため、騒音値が高いほか、運転制御が旧式で、水道光熱費が高水準です。
3Dパワフル洗浄も不採用(3Dアクティブ水流)です。
そのほか、ジェルボールコースなどのコースも少なめにしています。
使用水量が多く、その上で糸くずフィルターが2つ付くので、糸くず残りの心配は少なそうですが、メンテの手間も2倍になりますし、総合的に言えば、あまりおすすめはできないです。
おそらく特売用でしょう。

【2025年6月発売】
【8kg】
【超音波洗浄なし】52Wh
62・ AQUA AQW-VP8A-W
¥73,320 楽天市場 (1/28執筆時)
【超音波洗浄あり】56Wh
62・ AQUA Prette plus AQW-VX8A-W
¥87,247 楽天市場 (1/28執筆時)
洗濯容量:8kg
使用水量: 90L
消費電力量:52Wh
騒音値:35/38db
水道光熱費:25.2円
サイズ:幅590×奥行590×高さ1042mm
【9kg】
【超音波洗浄なし】54Wh
63・ AQUA AQW-VP9A-W
¥73,229 楽天市場 (1/28執筆時)
(エディオン限定)
63・ AQUA e angle select AQW-VP9E5(W)
¥73,800 楽天市場 (1/28執筆時
洗濯容量:9kg
使用水量: 97L
消費電力量:54Wh
水道光熱費:27.1円
サイズ:幅590×奥行590×高さ1042mm
【10kg】
【超音波洗浄なし】60Wh
64・ AQUA AQW-VP10A-W
¥77,107 楽天市場 (1/28執筆時)
【超音波洗浄あり】68Wh
64・ AQUA Prette plus AQW-VX10A-W
¥87,192 楽天市場 (1/28執筆時)
洗濯容量:10kg
使用水量: 103L
消費電力量:60Wh
騒音値:35/38db
水道光熱費:28.8円
サイズ:幅590×奥行590×高さ1042mm
【12kg】
【超音波洗浄なし】62Wh
65・ AQUA AQW-VP12A-W
¥108,841 楽天市場 (1/28執筆時)
洗濯容量:12kg
使用水量: 132L
消費電力量:62Wh
騒音値:36/38db
水道光熱費:36.7円
サイズ:幅650×奥行634×高さ1108mm
【14kg】
【超音波洗浄なし】67Wh
66・ AQUA AQW-VP14A-W
¥126,641 楽天市場 (1/28執筆時)
(エディオン限定)AQW-VP14E5 W
66・ AQUA e angle select AQW-VP14E5(W)
¥126,800 楽天市場 (1/28執筆時
【超音波洗浄あり】77Wh
66・ AQUA Prette plus AQW-VX14A-W
66・ AQUA Prette plus AQW-VX14A-K
¥97,867 楽天市場 (1/28執筆時)
洗濯容量:14kg
使用水量: 169L
消費電力量:67Wh
騒音値:36/38db
水道光熱費:46.4円
サイズ:幅650×奥行634×高さ1108mm
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
洗剤自動投入:あり
センサー:布量
簡易乾燥:対応
風呂水ポンプ:付属
AQW-VPシリーズは、アクアの全自動洗濯機の上位モデルです。

一方、Prette plusシリーズは、本体部分の性能は共通ですが、後述する超音波洗浄が付属する上位版になります。
一方、エディオン限定は、この装備はないです。一方、デザインが若干変わるほか、「脱水まってコース」という独自モードが付属です。色落ち懸念のあるものは厳禁ですが、まああっても良いでしょう。
そこ以外変わらないので、同時にみていきます。

外観は、大きな透明窓が特徴的なスタイリッシュなデザインです。
とくに、12kgと、白と黒の展開がある14kgは、上部が傾斜構造で、圧迫感が少なく、見映えも割と良いです。
洗濯容量は、8kg用から14kg用まで広く発売されています。

14kgは、ハイアールでもみました。珍しいですが、毛布5枚までOKです。
寮や部活などでは結構活躍するかもしれません。
それに応じて使用水量は多いですが、2回洗濯になるよりも光熱費はだいぶ抑えられます。

サイズは、12畳用・14畳用は、サイズはいずれも同じです。
幅は65cmですので、大容量ドラム式ほどではないですが、幅は必要です。
騒音値も上がっていないので、容量重視ならば14kgモデルでしょう。
なお、防水パンは、8kg〜14kgともに 570mm以上です。
使用する水量は、8kgモデルの場合で、90Lです。
大容量モデル以外は、他社水準に節水です。
節水性を過度に重視した機種は、先述のように「糸くず残り」が問題があります。
本機については、2個の「糸くずフィルター」にして、解決を図っていると思われます。
ただ、メンテも2倍とは言えます。
消費電力量は、8kgモデルで、52Whです。
もともと消費電力量は良かったのですが、25年機はより良くなりました。
なお、超音波洗浄が付くモデルも気にするほどの違いはないです。
水道光熱費は、9kg以下のモデルは、割と良いように思えます。
ただ、サイズが大きいモデルは特にですが、使用水量が大幅に多くなります。
ただ、以前書いたように、「2回洗うよりは経済的」なので、必要に応じて、大きなサイズを選ぶ方が良いです。時短にもなりますので。

洗浄力の点では、下位機種の3Dパワフル洗浄の構造は踏襲します。
その上で、泡フルウォッシュ(旧名:スピンバブル洗浄、パワフル泡洗浄)が加わります。
給水経路の工夫で、泡だった洗剤を初期投入する仕組みです。
ここまで見た機種だとパナソニックの「泡洗浄」に近い仕組みです。
一方、他社上位機と比べると、(強力な)シャワーによる洗剤のかくはん機能は未搭載なので、この部分で少し差を感じます。
インバーター式モーターに加えて、「水流・泡量・シャワー」の3点を備えるのが高級機の「トレンド」なので。
パルセーターの工夫だけで、洗剤の下部たまり問題が解決できている可能性はありますが、その面での言及はないです。

一方、上位のPrette plusシリーズは、超音波洗浄機能(らくらくSONIC)が付属です。
エリソデ用のプレウォッシュ機能です。
洗剤液を自動で付けてから、超音波が出るように、自動化した点が新しいです。
一方、洗剤を通す構造なので、(たまに)外してのお手入れが必要ですが実際、効果的でしょう。
以前は、シャープも同等製品を付けていましたが、今だとアクアだけです。
センサーは、布量検知センサーの記述しかありません。

ステンレス槽は、採用です。
とくに、12kg以上のモデルは、「底までステンレス」です。
今回の記事では「ステンレス槽」で一括りにしています。
ただ、相当格安な機種の場合、側面の張り地の質でも差がある例は過去にもありました。
今後は「底までステンレス」など、利用状況の表示は、「ワンポイント」としてトレンド化するかもしれません。
簡易乾燥は、本機も対応です(風乾燥機能)。

洗剤の自動投入は、搭載です。
奥側に投入口があり、洗剤(800ml)、柔軟剤(780ml)がが入ります。
量は3段階で調整でき、切れかけになるとランプで知らせてくれます。
ただ、ケースを外して洗えないので、洗剤が空に近い段階になった際に、「洗浄機能」を利用して、掃除することになります。
何らかの状況で、詰まりが生じた場合(日立異なり)、自己解決がしにくい点はあります。
この部分については、2022年機以降は、異物混入防止のフィルタが新形状になるなど、解決に向かう対策は強化されました。
ただ、液体洗浄は種類や温度によって、ゼリー状に固化することがありますし、できれば、取り外せるタンク式など、もう少しシンプルな経路の方が安心感があると言えばそうです。
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自動洗剤投入のメンテ頻度は、2023年の同型機は、「2-3ヶ月ごとが目安」の表記でした。
2024年以降は、5-6ヶ月ごとになりました。他社より長めで、メンテフリー度が高いです。

ただ、従来(左)と現在(右)と比べる場合、写真を見る限りですが流経路の構造は同じに見えます。
少なくとも、シャープ(ウォーターポンプ式)のような、長期間メンテ不要の裏打ちになる技術の説明はないです。
実験したらOKだったような感じだと思いますが、同社は許可される洗剤名の開示がないので若干不安は残ります。他メーカーは、(粘性などで)使えない洗剤などのデータまで公開する場合も多いですから。
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以上、アクアのAQW-VPシリーズなどの紹介でした。
上位機は、洗剤の自動投入ほか、超音波洗浄機能という「目玉」があるため、売り方によっては人気が出そうに思え、実際優秀だと思います。
ただ、上で記したような「課題」もありそうです。とはいえ、洗剤の自動投入の部分の改良があったので、問題点のいくつかは潰しているでしょう。洗剤が固化しない程度に普通の頻度使うならば、他社同様、問題ないと思います。
ただ、過酷な環境(屋外や、熱が籠もる場所)に設置する場合は、検討は必要です。洗濯機は(乾燥部分もそうですが)できるだけシンプルな構造の方が、トラブルフリーになる部分で、個人的に安心感があります。
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【2025年発売】
【16kg】AQW-VB16A(S)
67・ AQUA Prette AQW-VB16A-S
¥134,300 楽天市場 (1/28執筆時)
洗濯容量:16kg
使用水量: 180L
消費電力量:100Wh
騒音値:36/38db
水道光熱費:50.3円
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
洗剤自動投入:
簡易乾燥:対応
風呂水ポンプ:
サイズ:幅671×奥行675×高さ1078mm
なお、コインランドリークラスの大型16kgの製品もアクアから展開されます。

サイズは、幅671×奥行675×高さ1078mm です。
ただ、本機は、内寸で奥行540cmの防水パンで足りるので、その部分の設置性は良いです。
幅は少しありますが、奥行に加減がありますし、家庭でも問題なくおける場合はありそうです。

一方、超音波洗浄はないですが、洗剤自動投入はできます。
ただ、容量は、16kgモデルも同じで、若干少なめには思います。

アクア 洗濯ネット CN-4
¥4,400 楽天市場 (1/28執筆時)
一方、純正だとすこし高いのですが、掛け布団2kgまで、綿毛布7.5kgまでのまとめ荒いができます。サードパーティ製でも良いですが、このサイズは珍しいかと思います。
水道光熱費は、1回の洗濯で50.3円です。
まとめ洗いできる点で言えば、決して高くはないでしょう。
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結論的にいえば、インバーター制御で、洗浄力も問題ないですし、「超大型」を希望する場合、選択肢にできそうです。
4-2・アイリスの全自動洗濯機の比較
つづいて、アイリスオーヤマの洗濯乾燥機です。
値段面で海外勢に張り合える、数少ない日本企業と言えます。

【2021年11月発売】
【7kg】
68・アイリスオーヤマ IAW-T704
¥54,790 楽天市場 (1/28執筆時)
洗濯容量:7.0kg
使用水量: 144L
騒音値:42/56db
消費電力量:
水道光熱費:
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:
洗剤自動投入:
簡易乾燥:対応
風呂水ポンプ:
サイズ:幅590×奥行591×高さ930mm
IAW-T704は、アイリスオーヤマの洗濯機です。

フタ部分がガラス天板で、中身が見えるデザインです。
サイズは、いずれも、幅590×奥行591×高さ930mmです。
防水パンは、ただ、590mmと多少大きめのものが必要です。
洗濯容量は、7kg用です。
使用する水量は、144Lです。
他社平均より25%ほど使用水量が多い計算です。
インバーター未搭載が影響した結果ですが、1回で10円弱は水道代が変わるでしょう。すぐ買い換えるものではないので、この差は大きいでしょう。
ただ、観点を変えれば、糸くず残りの問題は、ここまで水を使うならば、おそらくないでしょう。
消費電力量は、非公開です。
消費電力量を公開しておらず、この点は、かなり不安です。
水道光熱費は、したがって算出できません。
ただ、使用水量は他社よりもかなり多いので、平均値といえる30円を大幅に超えそうです。
先述のように、全自動洗濯機の場合、電気代より水道代のほうが10倍ほど費用がかかるので。

洗浄力の点では、先述のスプラウォッシュが独自性といえます。
水の取水幅を広げることで、洗剤の浸透性を高める工夫です。
同社発表では、従来機に対して18%の洗浄力の差となります。
とはいえ、インバーターモーターが非搭載ですから、細かい制御は期待薄です。
センサーは、水位をきめる布量検知センサーのみです。
洗剤の自動投入は、非対応です。

清潔性の点では、ステンレス槽を採用です。
ただ、形状的に他社のステンレス槽採用モデルより、プラスチック部分が多く、そちらの抗菌性については、表明がないです。
静音性も、脱水時に55dBなので、かなりうるさいです。
簡易乾燥は、対応です(部屋干しモード)。
6分間の脱水後、湿った空気を外に追い出すための高速回転を約60分の運転を続けます。
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以上、アイリスオーヤマの IAW-T704の紹介でした。
スペック的に、インバーターモーターではないので、静音性・消費電力・水量などが劣る部分があります。
洗濯機については、同社の他分野の白物家電に比べると、力の要れ具合は微妙です。とくに、ステンレス槽と言えない面と、独自機能が乏しい点は、欠点です。
また、特に7kgモデルは、脱水時に58dbと、騒音も他社平均よりかなり大きい点は、注意点です。
スペックも未開示の部分が見られますし、現状では、値段の安さを考慮しても、選択肢としにくい機種です。
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【8kg】
【2022年発売】
69・アイリスオーヤマ IAW-T806HA
69・アイリスオーヤマ IAW-T806CW
¥46,970 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
【2021年発売】
69・アイリスオーヤマ IAW-T805BL
¥47,300 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
洗濯容量:8.0kg
使用水量: 158L
消費電力量:
センサー:
ステンレス槽:あり
インバーター:
洗剤自動投入:
騒音値:39/54db
簡易乾燥:対応
風呂水ポンプ:
水道光熱費:
サイズ:幅590×奥行591×高さ930mm
※2022年機のスペック
一方、IAW-T806HAなど、これらの製品は、別の部分で注意が必要です。

本機は、フタの部分にガラストップ採用で、デザイン的に高級で高性能なモデルに見えます。
ただ、本機は、布量センサーが非搭載なので、洗濯量に応じての自動的な節水ができません。
そのため、本体価格に水道代を加味すると、トータルコストは悪くなるでしょう。
糸くずフィルターも大小2個付属です。この部分も、水流のパワーがなく2個ないと取り切れない仕様のような気もします。
デザインはともかくとして、性能面では選びにくい製品です。
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【7kg】
【2023年発売】
70・アイリスオーヤマ ITW-70A01-W
¥32,121 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
70・アイリスオーヤマ ITW-70A01-WH
¥36,575 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
【2024年発売】(黒)
70・アイリスオーヤマ TNI-70A1-B
¥39,800 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
70・アイリスオーヤマ ITW-70A01-BH
¥38,500 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
洗濯容量:7.0kg
使用水量: 110L
騒音値:34/49db
サイズ:幅567×奥行549×高さ893mm
【8kg】
【2024年発売】(白・黒)
70・アイリスオーヤマ ITW-80B01-W
70・アイリスオーヤマ ITW-80B01-B
¥44,322 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
洗濯容量:8.0kg
使用水量: 99L
騒音値:36/45db
サイズ:幅593×奥行600×高さ970mm
【10kg】
【2024年発売】(白・黒)
70・ アイリスオーヤマ ITW-100B01-W
¥49,799 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
70・ アイリスオーヤマ TNI-100A1-B
¥(49,999) Amazon.co.jp (1/28執筆時)
洗濯容量:10.0kg
使用水量: 109L
騒音値:35/48db
サイズ:幅593×奥行600×高さ1009mm
消費電力量:
センサー:
ステンレス槽:あり
インバーター:
洗剤自動投入:
簡易乾燥:対応
風呂水ポンプ:
水道光熱費:
一方、 ITW-70A01-Wも7kgも、センサー未搭載の機種です。

7kgとしてはコンパクトな製品で、設置性が良い製品です。
防水パンも、こちらならば540mmで大丈夫です。
使用水量は、110Lなので、ここまでの機種よりだいぶ節水です。
ただ、他社と比べるとまだやや多めで、示される騒音値も少し大きめです。
とはいえ、値段はかなり安いので、その部分に注目すれば、選択肢にはなるでしょう。

【8kg】
【2025年発売】
(4連タンク)(風呂水ポンプなし)
71・アイリスオーヤマ OSH TCW-80A02-W
¥54,800 楽天市場 (1/28執筆時)
【2024年発売】
(4連タンク)(風呂水ポンプあり)
71・アイリスオーヤマ OSH TCW-80A01-W
¥39,800 楽天市場 (1/28執筆時)
洗濯容量:8.0kg
使用水量: 99L
消費電力量:約64.5Wh
水道光熱費: 27.9円
騒音値:35dB/41dB
サイズ:幅593×奥行637×高さ1032mm
【10kg】
【2025年発売】
(4連タンク)(風呂水ポンプなし)
72・アイリスオーヤマ OSH TCW-100A02-W
¥70,505 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
【2024年発売】
(4連タンク)(風呂水ポンプあり)
72・アイリスオーヤマ OSH ITW-100A01-W
¥70,800 楽天市場 (1/28執筆時)
洗濯容量:10.0kg
使用水量:109L
消費電力量:約72Wh
水道光熱費: 30.9円
騒音値:36dB/43dB
サイズ:幅593×奥行637×高さ1071mm
【2025年発売】
(2連タンク)(風呂水ポンプあり)ガチ落ち極渦洗浄+
73・アイリスオーヤマ OSH TCW-105A02-W
¥67,800 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
洗濯容量:10.5kg
使用水量:114L
消費電力量:約74Wh
水道光熱費: 32.2円
騒音値:35dB/42dB
サイズ:幅593×奥行637×高さ1071mm
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:あり
洗剤自動投入:あり
簡易乾燥:対応
風呂水ポンプ:上記参照
TCW-80A02などは、アイリスオーヤマの全自動洗濯機の最上位機です。

一部機種のみ、風呂水ポンプが付属ですが、あとは大きく変わりませ。
新機種は、10.5kgもでるを除けば、これが省略となっています。

これらは、OSH(オッシュ)というシリーズ名です。
このシリーズはかなり多くの種類がありますが、「インバーターモーター」採用のモデルだと以上のモデルに限られます。

外観は、ユニークです。
ふたの周りのガラスの部分だけ開閉する構造です。
手前を低く、入口をワイドにすることで出し入れしやすくする工夫です。
洗濯容量は、7kg〜10kgの展開です。
サイズは、8kgで幅593×奥行637×高さ1032mmです。
10kgモデルも背が1071mmになるだけで、設置性は同じです。
防水パンも540mmで構いません。
7kgは、若干小さめですが、防水パンのサイズとしては同じです。
消費電力量は、非公開です。
ただ、アイリス直営を含む販売店ベースでは、電気代が公開されているモデルがあるので、上表では換算して出しておきました。
使用する水量は、8kgで、99Lです。
同社の製品としては水量は少なめで、業界の平均値ほどです。
水道光熱費は、8kgで 27.9円です。
インバーター採用機でもあり、十分「安い」水準と言えます。

洗剤の自動投入は、対応です。
こちらは、10.5kgを除き、4連タンクでタンクが4系統あります。
洗剤400mL×2と柔軟剤500mL×2 です。
アイリスの説明だと、同じ洗剤、柔軟剤を2系統いれても良いとします。
ただ、洗剤について、通常の洗剤と、おしゃれ着用を分けて入れる使い方が「便利」でしょう。 一方、柔軟剤も2種類別に使い分けたい場合、2ケースあるのは場合によっては「便利」かなと思います。
ただ、操作パネルをいちいち操作してまで、そうしたことをするかは割と微妙には思えます。
なお、他社の上位機(ドラム式)だと、洗剤メーカーとタイアップし、汚れはがし剤(花王の極ラク汚れはがし )や、消臭剤(レノアのクエン酸in )などを入れられる機種もありますが、そういったことは、想定していません。
とはいえ、洗濯機内の限られたスペースで、最大量の洗剤を充填できるようにする「アクロバット」な発想は、アイリスらしいです。
なお、2連を含めて、手動投入口も別にあるので、そちらの利用も可能です。
タンク部分は取り外して洗えますので、メンテ性は良さそうです。ただ、経路まるごとは取り出せないので、お湯を張っての定期メンテは別に必要です。3ヶ月に1回になります。

なお、10.5kgのみ2連タンクです。
洗剤400mL、柔軟剤500mLですので、洗剤より柔軟剤のが多めです。
センサーは、布量センサーは搭載です。

洗浄力は、いくつかの工夫があります。
最初に洗剤を溶かす際、布量に合わせて、高低の2箇所から自動で選択し出すスピード浸透Wシャワー(極渦洗浄 Wシャワー)、洗濯の際、洗濯物がぶつからずスムーズに回すためのフルフラット構造、そして、大きな羽根で渦巻上の水流をだす、極渦パルセーターです。
物珍しさはないですが、全体として立体水流を作り出し、全体をかくはんさせていくという基本が抑えられている印象です。とくに、「大物」を入れた場合のかくはん性は割と良さそうです。

なお、これは発売時期に関係しますが、10.5kgのみパルセーターが「ガチ落ち極渦洗浄+」となります。羽根形状の変更(大型化)でかくはん力が増したとされます。

糸くず残りは、小型の「スリム糸くずフィルタ」で回収します。使用水量が減った部分もありますので、この部分は少しレビューを待ちたい感じはあります。
なお、同社によると脱水時の遠心力で飛ばすのでネット部にゴミが付きにくいので、手入れは楽とされます。ただし、1回ごとの手入れが前提です。
風呂水ポンプは、非対応です。
旧機はあったのですが、省略です。
挿絵だと湯取り口のような跡はあるのですが「モック」で、おそらくポンプはないです。
モーターは、10.5kg機を含め、すべてインバーターです。
回転数の調整が得意なので、静音性ほか、洗浄力強化にもつながる部分で良い装備です。
清潔性の点では、カビに強いステンレス槽が採用されています。
静音性の面では、脱水時はそこそこですが、運転時は割と静かな値です。
簡易乾燥は、対応です(風乾燥)。
---
以上、アイリスオーヤマのOSH TCW-80A02などの紹介でした。
外観デザインは良く、水流の工夫も堅実で良さそうです。インバーターなので、制御部分もある程度、期待してよさそうです。
洗剤の「使い分け」を楽しみたい方など、アイリスを「指名買い」したい場合、本機を選ぶと良いでしょう。
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【7kg】
【2025年発売】
(2連タンク)ガチ落ち極渦洗浄+
74・ アイリスオーヤマ OSH ITW-70B01-W
¥42,500 楽天市場 (1/28執筆時)
【2023年発売】
(2連タンク)
74・アイリスオーヤマ OSH ITW-80A01-W
¥59,800 楽天市場 (1/28執筆時)
洗濯容量:7.0kg
使用水量: 99L
消費電力量:106Wh(100Wh)
水道光熱費: 29.2円
騒音値:37dB/49dB
サイズ:幅522×奥行579×高さ990mm
【8kg】
【2023年発売】
(洗剤自動投入なし)
74・アイリスオーヤマ OSH ITW-80A02-W
¥55,354 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
74・アイリスオーヤマ OSH TNI-80A2-B
¥56,990 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
洗濯容量:8.0kg
使用水量: 99L
消費電力量:100Wh(90Wh)
水道光熱費: 29.0円
騒音値:37dB/46dB
サイズ:幅593×奥行637×高さ1032mm
【8.5kg】
【2025年6月発売】
(2連タンク)ガチ落ち極渦洗浄+
74・アイリスオーヤマ OSH ITW-85A01-W
¥59,769 楽天市場 (1/28執筆時)
洗濯容量:8.5kg
使用水量: 104L
消費電力量:132Wh(116Wh)
水道光熱費: 31.3円
騒音値:37dB/46dB
サイズ:幅593×奥行637×高さ1032mm
【10kg】
【2025年6月発売】
(2連タンク)
74・アイリスオーヤマ OSH ITW-100A03-W
¥67,800 Amazon.co.jp (1/28執筆時)
(洗剤自動投入なし)
74・アイリスオーヤマ OSH ITW-100A04-W
¥54,800 楽天市場 (1/28執筆時)
洗濯容量:10.0kg
使用水量:109L
消費電力量:100Wh(110Wh)
水道光熱費: 31.7円
騒音値:35dB/48dB
サイズ:幅593×奥行637×高さ1071mm
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:
洗剤自動投入:あり
簡易乾燥:対応
風呂水ポンプ:
なお、これらのモデルも、先ほどの機種と同型状の製品になります。
ただ、下位機で、いずれも、インバーター不採用です。

洗剤の自動投入は、対応モデルがあります。
ただ、これらは搭載モデルでも2連タンクです。
上位機の10.5kgと同じで洗剤400mL、柔軟剤500mLです。
---結論的にいえば、いずれのモデルも、インバーター不採用である部分が大きな欠点です。、光熱費ほか、制御の部分や、脱水時の静音性の部分で性能差が出やすいため、あまりおすすめしません。
次回に続く!
タテ型全自動洗濯機のおすすめ機種は結論的にこれ!
というわけで、今回は、タテ型の全自動洗濯機の比較の4回目記事でした。
しかし、記事は、もうすこしだけ、続きます。
5・全自動洗濯機の比較 7kg〜 (5)
5-1:ハイセンス〈日本〉
5-2:Maxzen〈日本〉
5-3:Comfee’・ツインバード ほか
6・全自動洗濯機の比較 7kg〜 (6)
6-1:最終的なおすすめの提案【結論】
続く、5回目記事(こちら)では、ハイセンスなどの洗濯機を引き続きみていきます。
洗浄力の強さ ★★★★★
カビ対策 ★★★★★
光熱費の安さ ★★★★★
静音性 ★★★★★
使いやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回となる6回目記事(こちら )では、全体の「結論編」として、予算別・目的別に「Atlasのおすすめ機種!」を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
5回目記事は→こちら
