1回目記事からの続きです→こちら
今回の結論!
美味しいご飯が炊ける高級炊飯器は、結論的にこの機種!
というわけで、今回は3万円台〜10万円台の高性能炊飯器を比較しました。
1・高性能炊飯器の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:各社の中級機〈3〜5万円〉
2・高性能炊飯器の比較 (2)
2-1:象印 〈炎舞炊き〉
2-2:パナソニック 〈ビストロ〉
2-3:三菱〈本炭釜 紬〉
3・高性能炊飯器の比較 (3)
3-1:タイガー〈ご泡火炊き〉
3-2:東芝〈炎匠炊き〉
4・高性能炊飯器の比較 (4)
4-1:日立〈ふっくら御膳〉
4-2:バーミキュラ〈ライスポット〉
4-3:ティファール〈ザ・ライス〉
5・高性能炊飯器の比較 (5)
5-1:最終的なおすすめの提案【結論】
最終回となる5回目記事では、 最後に、予算別に、Atlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。
第1に、5万円台のハイグレード価格帯の炊飯器で、性能的に最もオススメできるのは、

【2026年9月発売】(白・黒)
1・パナソニック ビストロ SR-X710E-W
1・パナソニック ビストロ SR-X710E-K
¥70,000 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
【2025年9月発売】(白)
2・パナソニック ビストロ SR-X710D-H
¥60,000 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
炊飯方法:可変圧力IH炊飯(急減圧)
圧力炊飯:1.2気圧
内釜素材:ダイヤモンド竈釜
内釜厚さ:約2.2mm
内釜保証:3年保証
保温機能:うるおいキープ保温(30時間)
堅さ調整:4通り+銘柄炊き
もちもち炊飯 ★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★
ご飯の甘み ★★★★☆
保温性能 ★★★★☆
手入れの手軽さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
パナソニックのビストロ SR-X710Eでしょう。
6万円以上の「高級機」の入口の機種ではありますが、本編で書いたように、「急減圧バルブ」と「AI用センサー」の部分で、中級機として、ちょっと高めという「値段の理由」はあります。
価格と性能のバランスが最も良く、最も「一般向け」に思いました。
炊き上がりの味は、「中はふっくら・もちもちで、外にハリがある」というのが同社の理想の味です。

炊飯方式は、可変圧力IH炊飯です。
最大1.2気圧(約105℃)です。
この方式を採用する機種は他社機もありますが、「Wおどり炊き」の場合、もう一工夫あります。

第1に、高速相互対流の工夫です。
IHコイルを高速に切り替え、外向き・内向きの激しい交互対流を発生させ、釜底全体から強力な泡の熱対流を起こすことで、お米を「おどらせる」仕組みです。

第2に、急減圧バルブの工夫です。
炊き上げ前半に、加圧状態から圧力を一気に下げることで爆発的な沸騰を起こし、米を強く「おどらせ」る工夫です。
この2つの工夫で、米を「おどらせる」ことで、、ご飯の甘みや粘りを引き出します。「中はふっくら・もちもちで、外にはハリがある」仕上がりは、同社のこれらの工夫に依拠する部分が大きいと言えます。
通常の圧力式がやや苦手とする「かため」のご飯も上手に炊けます。

センサーは、もうひとつの見どころです。
新米はどれも(基本)美味しいものですが、水分率が減ってきた夏頃のお米は、あまり美味しくないものです。
その部分を、圧力センサーで水分率を捉えられる「鮮度センシング」を装備することで、緩和できる工夫は、独自です。

内鍋も、熱伝導性のよい24mmのダイヤモンドかまど釜です。
本編で書いたように、パナソニックの内釜は、複合素材を層状にした上で、熱を逃がしにくい中空構造にする部分に特色があります。
本機の場合、現行品では、保証年数以外は、最上位機と同じ構造ですし、新品で5万円台程度で購入可能な機種としては「高レベル」の品質でしょう。

そのために、他社より強力な6段IHヒーターを装備します。
多段のIHを低価格帯の製品に搭載できるのは、このタイプのヒーターを自社生産できるパナソニックの特長でしょう。

炊き分けも、「可変圧力」は上手です。
「ふっくら甘い」「もちもち」系のごはんから、「しゃっきり」系のご飯まで、柔軟に炊き分けられます。
また、食感を含めて「完全おまかせ」ですが、内蔵マイコン(ビストロ匠技AI)が、最大3200通りの組み合わせから、適切な加熱パターンを選び、炊き上げるビストロ炊飯も可能です。
各社の「プレミア炊飯器」では、メーカー推奨の味を楽しめる「プレミア」モードが備わる場合が多いで。センサー技術の高いパナソニックらしい「プレミア」モードに思います。

銘柄も、6種類(あきたこまち・こしひかり・魚沼コシヒカリ・つや姫・ひとめぼれ・ゆめぴりかながらと炊き分け可能です。
どのタイプでもそつなく炊けるので「自分の好みがイマイチ分からない方」、「家族で好みが異なる方」などにも最適でしょう。
ご飯の保温は、うるおいキープ保温です。
24時間ですが、ご飯の残量を推定し、味の低下を抑える仕組みがあります。
ふたの開閉を検知するたびに、釜底温度センサーで加熱・冷却時の温度変化を測り、ご飯の熱容量から残量を段階的に再判定していると思われます。
ただ、他社に比べてあまり高度ではないので、あまり長時間保存せずに、冷蔵庫(冷凍庫)を利用するなどしたら良いかなとは思います。
お手入れも、内ぶたなどが最も洗いやすい製品の1つでおすすめです。
ーーー

【2026年9月発売】(白・黒)
1・パナソニック Wおどり炊き SR-N610E-W
1・パナソニック Wおどり炊き SR-N610E-K
¥55,000 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
炊飯方法:可変圧力IH炊飯(急減圧)
圧力炊飯:1.2気圧
内釜素材:ダイヤモンド竈釜
内釜厚さ:約2.2mm
内釜保証:3年保証
保温機能:うるおい保温(24時間)
堅さ調整:4通り
なお、パナソニックの「Wおどり炊き」の中級機にあたるSR-N610Eは、先ほどの機種の型落ちモデル(SR-X710D)より十分に安く買えるなら、選択肢にできます。

「ビストロ」と比べた場合の違いは、主にセンサー部分です。
逆に言えば、急減圧バルブと高速相互対流IHいう、同社の大事にする「ご飯をおどらせる」ための2つの技術は共通します。最大圧力やIHによる基本的な加熱構成も、大きく変わりません。

確かに、ビストロ匠技AIが米の含水率などを見極め、その状態に合わせて炊き方を調整する機能は高度であり、説得力もあります。繰り返しますが、米の状態は、種類だけでなく、季節や保存状態、精米後の経過時間によっても変化するからです。
ただ、この差は、長年炊飯してきた「ベテラン」なら、米の状態に応じて水加減を変えることで、ある程度は補える部分です。また、米を長期間買い置きしない方や、家庭用精米機で都度精米している方なら、この機能による味の差は小さくなる可能性も高いです。
確かに、お米の水分率をセンシングして、適切に炊飯する機能は高度であり、説得的です。繰り返しますが米の種類だけでなく、季節や保存状態、精米後の経過時間によっても変化するからです。
一方、本機は、ビストロ匠技AIによる「完全おまかせ」の標準炊飯、おこげコース、銘柄炊き分けには非対応です。
一方、AI技術を利用したビストロ炊飯と、おこげご飯、銘柄炊きにも非対応です。
ただ、約3,200通りから炊き方を自動選択するビストロ匠技AIは食感を指定できないため、どちらかといえば、家事をできるだけ時短・効率化したい、忙しい現役世代の家庭に向く機能です。
おこげご飯が炊けないのは残念ですが、銘柄炊き分けも対象は6銘柄に限られる簡易的な仕様なので、この点はあまり惜しくないでしょう。
保温機能は、ご飯の残量に応じて温度を細かく制御する「うるおいキープ保温」ではなく、「うるおい保温」です
ただ、先ほどの機種も保温時間は24時間です。味の面では、冷蔵庫に保存した方がよいため、この違いも決定的ではないでしょう。
したがって、値段によってはこちらを選んでも後悔しないでしょう。
ーーー

【2026年6月発売】
7・日立 ふっくら御膳 RZ-V100KM-W
7・日立 ふっくら御膳 RZ-V100KM-K
¥51,379 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
【2025年6月発売】
8・日立 ふっくら御膳 RZ-V100JM-W
8・日立 ふっくら御膳 RZ-V100JM-K
¥36,854 Amazon.co.jp (7/29執筆時)
【2024年発売】
9・日立 ふっくら御膳 RZ-V100HM-W
9・日立 ふっくら御膳 RZ-V100HM-K
¥27,000 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
【2023年発売】
10・日立 ふっくら御膳 RZ-V100GM-W
10・日立 ふっくら御膳 RZ-V100GM-K
¥39,800 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
炊飯方法:スチーム圧力IH炊飯
圧力炊飯:1.3気圧
内釜素材:大火力 沸騰鉄釡
内釜厚さ:
内釜保証:6年保証
保温機能:スチーム保温
堅さ調整:3段階 (やわらか)
もちもち炊飯 ★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★☆
ご飯の甘み ★★★★☆
保温性能 ★★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、型落ちを含めて考える場合、若干安めで手に入る「狙いどころ」な機種として、良く思えるのは日立の中級機です。
26年機からは、白米の食感で、炊飯時間「やわらかめ」が選択できるようになりました。
ただ、こちらは、食感調整というより、古米や買ってから時間がたったお米に使う炊飯モードですので、なくても良いと思います。
25年機からは、玄米炊飯に(時間をかける)極上玄米コースが加わったのが新機軸でした。24年機・23年機は、これらの機能がない以外、性能はそれ以後と同じです。
いずれも、おおきな機能差はないので、安い間は旧機でも良いでしょう。

炊き上がりの味は、2023年機以降の日立機の場合、「圧騰甘み炊き」として、甘みと粒立ちを理想とします。
2022年機までは、「外硬内軟」を理想とした「しゃっきり・かため」な炊飯がむしろ得意でしたので、大きな変化といえます。

八代目儀兵衛 翁霞 5kg(ブレンド米)
¥6,840 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
黒澤ファーム 夢ごこち 5kg
¥8,208 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
日立の炊飯器を監修する「八代目儀兵衛」の今の高級ブレンド米も、コシヒカリの改良種で、かなり強い甘みと粘りがある「夢ごこち」を「味のキー」にしています。

炊き分けは、「しゃっきり・普通・もちもち」が選べます。
2023年機以降はとくに、もっちり・粘る系の炊飯が得意と言えます。
コースを変えればしゃっきり(堅め)な感じもいけるでしょうが、現行機だと、そこまで得意ではないでしょう。
保温機能も、長時間保温に力を発揮するスチーム保温に対応します。
この部分では、水分率を調整できる点で、パナソニックよりも高度です。

また、最近は、各社とも「蒸気カット」に力をいれる機種が減りました。
そのなか、日立は例外的に、とても優秀な蒸気カット機構も搭載しmさう。
設置性も良くなるので、その部分で買って間違いない機種の1つでしょう。
---

なお、型落ちを含めて、これらの炊飯器でも、やや予算オーバーという場合は、このブログだと【5合炊きの格安炊飯器の比較記事】で、日立やパナソニック機を含め、より多くの製品を紹介しています。
よろしければ、のちほどご覧ください。
第2に、総合力に優れ、とくに、食感を巧みに炊き分けたい方におすすすめの高級機は、

【2026年9月発売】
26・パナソニック ビストロ SR-X910E-K
26・パナソニック ビストロ SR-X910E-H
¥100,000 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
【2025年9月発売】
26・パナソニック ビストロ SR-X910D-K
26・パナソニック ビストロ SR-X910D-H
¥85,000 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
【2024年発売】
27・パナソニック ビストロ SR-V10BB-K
27・パナソニック ビストロ SR-V10BB-H
¥76,900 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
【2023年発売】
28・パナソニック ビストロ SR-V10BA-K
28・パナソニック ビストロ SR-V10BA-H
¥80,606 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
炊飯方法:可変圧力IH炊飯(急減圧)
圧力炊飯:1.2気圧
内釜素材:ダイヤモンド竈釜
内釜厚さ:2.2mm
内釜保証:5年保証
保温機能:うるおいキープ保温(30時間)
堅さ調整:12通り+銘柄炊き
もちもち炊飯 ★★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★
ご飯の甘み ★★★★★
保温性能 ★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
パナソニックの「Bistro」シリーズの最上位機でしょう。
他機と比べた場合、お米の 銘柄・鮮度・食感という、異なる3つの尺度で炊飯できるのは、パナソニックだけです。
本編で書いたように「完全おまかせ」でも美味しく仕上げてくれる部分も評価できます。ただ「こだわりたければ、こだわれる」部分も併せ持ち、そこをAtlasとしてはむしろ評価します。

一点突破型の個性はここから「おすすめ」していく他社にくらべると乏しいです。
ただ、 総合家電企業らしく、どの部分も「高度にまとまって」おり、誰にでも「合いやすい」という部分で、本機は評価できます。
なお、旧機種が残ります。

2026年機は、IHコイルに新しい制御方法を追加した点が目玉です。
古米や、精米後に時間が経って乾燥したお米に「効く」改良といえます。

2025年機は、リアルタイム赤外線センサーが最も目立つ違いです。
このシリーズは、複数センサーの情報を、マイコン(ビストロ匠技AI)が統合して賢く炊飯を進めるのがポイントですが、このセンサーは2025年機からの装備です。
側面の温度もみることで、火加減・圧力加減を「より精密に」判断できるようになったと言えます。
また、新センサーの効果で、この世代から、最大保温時間が30時間に伸びています。
2024年機は、以前は、このセンサーが未搭載です。
こうした部分をふまえれば、値段差にもよりますが、今の値段ならば、2025年モデル以降が良いように思います。

炊飯方式は、同社の下位機種と同じ可変圧力IH炊飯器です。
しかし、こちらは、
ただ、本編で書いたように、加熱熱風ポンプの工夫で、、高温を維持するための工夫が光ります。ご飯を美味しく炊くのに欠かせない部分で抜かりはないです。

その上で、同社の従来機同様に、全面IHの6段ヒーターです。高価なIHヒーターだけ全周に回すのは、パナソニックだけで、安定した火力が期待できます。

内釜は、中位機相当なので、もう少し工夫が欲しいところです。
しかし、従来通りの中空構造での断熱を目指す機構はありますが、他の部分と総合して及第点でしょう。

炊き分けは、パナソニックの場合、他社に比べて傾向が出やすいように思います。
圧力センサーの性能かと思いますが、食感の区別の付きやすさだと、Atlasが試した製品のなかではダントツで、また、味も良いです。

銘柄も、73銘柄の炊き分けに対応します。

玄米・麦ごはん・雑穀米といった健康米も、上位機らしく、ひととおり対応します。
加えて、タイガーほどはこだわらないですが、おこげご飯も炊けます。

センサーも、同社は独特で、ビストロシリーズは「鮮度センシング」(リアルタイム圧力センサー)ができます。
お米の場合、銘柄の違いほか、夏場、あるいは、精米してから時間がたつと水分率が減ります。各社の「銘柄炊き」などではフォローできない部分に「対策」があるのは、本機の大きなメリット性でしょう。

ご飯の保温も、うるおいキープ保温(30時間)として、温度系センサーを「フル活用」して、乾かし過ぎを防ぐ工夫が見られます。
東芝ほかもっと効率的な製品はありますが、他の機能と「総合力」で考えると、パナソニックは良いです。

お手入れも、内ぶたがフラットで、洗いやすいです。
第3に、「もちもち」「甘い系」の炊飯において、高レベルの味を期待できる高級機のは、

【2026年6月発売】
19・象印 炎舞炊き NX-AB10-BZ
19・象印 炎舞炊き NX-AB10-WZ
¥126,980 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
【2025年6月発売】
20・象印 炎舞炊き NX-AA10-BZ
20・象印 炎舞炊き NX-AA10-WZ
¥103,800 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
炊飯方法:圧力IH(圧力炊き分け対応)
圧力炊飯:1.3気圧
内釜素材:業炎かまど釜
内釜厚さ:2.2mm
内釜保証:5年保証
保温機能:極め保温 (底)
堅さ調整:121通り
もちもち炊飯 ★★★★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★
ご飯の甘み ★★★★★★
保温性能 ★★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★★
象印の「炎舞炊き」の最上位機でしょう。
この味の方向性だと、1.5気圧(110℃)対応の日立(最上位機)もありますが、技術的な新しさを含めて、象印だと思います。
お米の甘みと、特に「粘り」を引き出すことに、従来から集中して取り組んでいるメーカーの最新機ですし、この方面の炊飯は得意です。

1世代前の旧機種が残ります。
新機種は、炊飯終盤の蒸らし工程を見直し「集中加熱蒸らし」を新搭載しました。
底IHによる集中加熱に加え、内ぶた表面をマット加工とし、ふたヒーターの熱を釜内へ効率よく伝えるようにした点が主な改良です。割と効果的な改良ではありますが、本機の魅力の1つである「わが家炊きモード」では、この機能は使えません。
それをふまえると、製品全体としてはマイナーチェンジにとどまります。旧機と比べて大きな味の差につながる変更とは考えにくいため、価格差が大きい間は旧機がお買得でしょう。
ネットでは、わりと長期間残りますので、その部分でも選びやすいです。

デザインは、タッチパネル式で、使い勝手を含めて良いです。

炊き上がりの味は、象印は「ふっくら・粘って・甘い」炊飯を理想としていると言えます。
炊飯方式は、圧力IH(圧力炊き分け対応)です。
設定した食感にあわせるよう、炊飯器が圧力をかける時間などを調整します。加圧中は圧力を大きく可変させず、所定の圧力を一定時間維持して炊き上げていきます。
最大圧力も、他社以上の1.3気圧です。

その上で、ローテーションIHが採用されます。
「炎舞炊き」の名前の由来でもある6機からなるヒーターで、独特です。
ご飯を「踊らせる」ための仕組みが功を奏して、圧倒的な火力でムラ無く加熱するため、どのようなお米でも「美味しく炊いてしまう」炊飯器です。
熱伝導性の高さも、データ的・視覚的に説明しているもポイントで新機種ながら「確実にうまさが向上する」機能を網羅しています。

ご飯の堅さは、自在に選べる仕様です。
堅さは11段階、粘りは11段階選べ、総計で121通りの炊き分けが可能です。
次回の炊飯で微調整する「わが家炊きモード」も搭載です。
「今日は堅すぎた」などの好みも覚えさせるので「自分の好み」にあった食感の炊飯ができるようになります。

ご飯の保温は、極め保温です。
「底(温度)センサーで温度をコントロール」という表記で、最大40時間まで「おいしく」保温できるとされます。
ただ、本編で書いたように、「美味しく」長時間保温ができるかは別問題です。本機の場合、上位機として、そこまで保温部分には手厚い工夫はないです。
少なくとも、ここをポイントに選ぶ機種ではないと言えます。
お手入れは、部品点数が少なくやりやすい機種だと思います。
ーーー

【2026年発売】
23・象印 炎舞炊き NW-NC10-BA
23・象印 炎舞炊き NW-NC10-WA
¥76,800 楽天市場 (7/28執筆時)
【2025年発売】
23・象印 炎舞炊き NW-NB10-BZ
23・象印 炎舞炊き NW-NB10-WA
¥71,280 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
【2024年発売】
23・象印 炎舞炊き NW-NA10-BZ
23・象印 炎舞炊き NW-NA10-WA
¥70,505 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
(エディオン系限定)
23・象印 炎舞炊き NW-NH10E4-BA
¥76,800 楽天市場 (7/28執筆時)
【2023年発売】
24・象印 炎舞炊き NW-PV10-BZ
24・象印 炎舞炊き NW-PV10-TZ
¥84,500 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
炊飯方法:圧力IH(圧力炊き分け対応)
圧力炊飯:1.3気圧
内釜素材:業炎かまど釜
内釜厚さ:2.2mm
内釜保証:5年保証
保温機能:極め保温 (底 AI)
堅さ調整:81通り
もちもち炊飯 ★★★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★
ご飯の甘み ★★★★★
保温性能 ★★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
一方、予算面に制約がある場合、炊飯方式が同じ傾向の下位機種は、選択肢にできます。
旧機が残ります。
2025年機は、上位機同様「集中加熱蒸らし」に非対応です。
蒸らし制御と内ぶたを改良を経ない世代になります。
2024年機は、2024年機と機能差はほぼないです。2023年機は、おかゆが2種類(粒立ち/普通)が選択できない点と、1合を16分で炊き上げる「白米特急メニュー」がない点が違いです。
あまり価格差がない畳強ならば2026年機でも良いでしょうが、そこまで機能差はないため、2023年機を含めた旧機を選んでも良いように思います。
ただ、エディオン限定モデルは、コート部分と保証年数のおまけがあります。他機と同じほどの価格ならば、優先して選んでも良いでしょう。

ローテーションIHは、4段階になります。
しかし、(昔あった3段階と違い)上位機と同じ偶数での交互加熱の方式ですし、「甘く、もっちり、粘る系」の炊飯もふくめ、問題なさそうです。
あとは、釜の口の部分の厚みが薄い部分とタッチパネル非搭載の部分を除けば、保温を含めて上位機とほとんど差がないと言えます。

それで、この価格ですから、「ふっくら・粘る」傾向のお米がお好きならば、この値段では「良い候補」に思えます。
第4に、ご飯の「自然の甘さ」を楽しみたい方におすすめできるのは、

【2026年発売】
29・三菱電機 本炭釜 紬 NJ-BW10J-B
¥148,500 楽天市場 (7/28執筆時)
【2025年発売】(旧機もあり)
29・三菱電機 本炭釜 紬 NJ-BW10H-B
29・三菱電機 本炭釜 紬 NJ-BW10H-W
¥67,049 楽天市場 (7/28執筆時)
【2024年5月発売】
30・三菱電機 本炭釜 紬 NJ-BW10G-B
30・三菱電機 本炭釜 紬 NJ-BW10G-W
¥61,800 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
30・三菱電機 本炭釜 紬 NJ-BW10GA-B
¥69,800 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
炊飯方法:IH炊飯
圧力炊飯:
内釜素材:本炭釜
内釜厚さ:10mm
内釜保証:3年保証
保温機能:たべごろ保温(40時間)
堅さ調整:9段階+銘柄炊き
もちもち炊飯 ★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★★
ご飯の甘み ★★★★★
保温性能 ★★★★☆
手入れの手軽さ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
三菱電機の最上位機となる本炭釜 KAMADOでしょう。
旧機でも良いでしょう。
2025年モデルは「おにぎりモード」が新搭載で、浸水時間を長くして、従来より長時間(97分〜113分)で炊飯をなす「真・かまど炊きモード」が追加されたほどの違いに止まりますから。
2024年モデルも、ダイズライスの炊飯と、玄米炊飯の冷凍モードがないほどの違いです。
安いようならば、そちらを選んで良いでしょう。

炊き上がりの味は、三菱電機は、圧力を使わない部分で独特です。
圧力やスチームを使わず、「昔ながらの自然な甘さ」を重視するからです。
他メーカーの圧力を使う方式は、どのようなお米で美味しく炊けてしまうという特質があります。しかし、これは、米の銘柄の味の違いが分かりにくいとも言えます。

その点、この製品は、圧を使いませんし、はやりの銘柄炊き分けにも対応していますから、色々なお米を試したい方には、かなり面白く使えるでしょう。

釜の厚みは、釜底部分で、最大10mmの厚みを持った本炭釜です。
本編で書いたように焼成した炭素素材を職人が芯抜きし仕上げた「職人系」の釜です。
完全な炭素素材であり、熱の浸透率はステンレスのおよそ20倍で、速熱性に優れます。
底面が暑いので、大きな泡ができやすく、お米をふっくら仕上げます。

底面に3層のIHヒーターを採用していて、それで、熱浸透性のよい内釜の性質を利用してで熱を回す構造です。
圧力も、多段のIHヒーターも採用しませんが、炊飯に重要な沸騰時間の持続性は、この工夫と、写真のような多重の断熱面での工夫で、担保されていると言えます。
おねばを還元することで「甘み」にも配慮がありますし、味部分で穴はないです。 「かまどの味」の再現という意味では現状で存在する炊飯器の中でも「最高水準」でしょう。

健康系の炊飯も、三菱は昔から特に力を入れます。
玄米・発芽米・麦飯・雑穀米などに上位の炊飯機能(芳潤炊き)をそれぞれ備えるなど、ちからを入れます。
本編で書いたように、特に玄米は、相当「こだわり」があるので、ふだん玄米を食べている場合は、とくに本機は良いです。
一方、かなり良い機種ですが、金属素材ではないので「割れる可能性はある」点は留意しましょう。食器洗い機も非対応です。
ただ、この点について言えば、10年以上の販売歴で、「そう文句は出ていない」という意味で、過度に気にする必要もないでしょうけれど。
また、ご飯の保温はあまり得意でないので、炊いたら、冷蔵庫などに保存するのが良いでしょう。
第5に、土鍋で炊いたような「おこげがあり、ハリがあって甘い」ご飯が好きな方におすすめなのは、

【2025年6月発売】(後継上位機あり)
【通常型番】
35・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-S100-KS
35・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-S100-WS
¥85,409 楽天市場 (7/28執筆時)
【直販限定型番】(性能は同じ)
36・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-S100K
36・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-S100W
¥159,000 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
炊飯方法:可変圧力IH炊飯(多段階圧力)
圧力炊飯:1.25気圧
内釜素材:本土鍋
内釜厚さ:5mm
内釜保証:5年保証
保温機能:おひつ保温
堅さ調整:5段階+銘柄炊き
もちもち炊飯 ★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★★★
ご飯の甘み ★★★★★★
保温性能 ★★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
タイガー ご泡火炊きの、2025年上位モデルが良いかと思います。
2 2026年の後継最上位機が登場したことで、価格が落ち着いてきた点も含めて評価しました。

使われている釜は、鍋の厚み最大5mmの本土釜です。
ここが、本機を選ぶ場合の大きなポイントです。
四日市萬古焼の本物の土鍋を採用します。専用の土を用い、約1250℃の高温で焼き上げ、温度の異なる「三度焼き」を経て、約3か月をかけて仕上げる内釜です。
交換用の内なべも3万円近い価格であり、この部分を重視した製品といえます。
他社では、「かまど」で「羽釜」を使って炊くご飯」を理想とする設計が多いです。
一方、タイガーは、底面火力を強化して「かまど」の熱の入り方に近づけた上で、「土鍋で炊いたご飯」の再現を長年突き詰めています。
Atlasが食べ比べた範囲では、コンロ用の炊飯土鍋で炊いたご飯の味に最も近いのも本機です。「ハリがあって甘い」ご飯を極めるための内釜といえます。
実際、コンロ用の炊飯土鍋で炊いたご飯の味に最も近いのは、こちらでしょう。「ハリがあって甘い」ご飯の炊飯を、「極める」ための内釜です。
かための炊飯が好きで、おこげも大好きな方には、とくに合うでしょう。

おこげは、タイガーがこだわる部分です。
強い底面火力による、土鍋ご飯特有のおこげの再現力と、表面にハリのある甘いご飯の再現力は屈指でしょう。

炊飯方式は、パナソニックなどと同じく、可変圧力IH炊飯です。
かけられる圧力は、最高1.2気圧(105℃)です。
パナソニックは、加圧と減圧によって釜内に対流を起こし、米を動かしながら均一に加熱する「おどり炊き」に、可変圧力を利用してきました。
一方、タイガーは、炊飯終盤に最高1.25気圧から段階的に減圧する「多段階圧力」を採用します。
圧力を一気に抜かず、蒸らし時の温度低下を緩やかにすることで、ご飯の甘みを引き出す仕組みです。対流を強めて米を動かすことよりも、仕上げ時の温度制御に重点を置いた使い方です。

搭載されるIHヒーターは、底面に2層のコイルを配置するWレイヤーIHです。
炊飯時の主力を底面加熱に置く設計で、所定の条件では、内なべ外側底面が約300℃に達します。
土鍋を直火で炊く場合のような、炎の温度差を再現するための工夫であり、同社の個性です。
土鍋はいったん温度が上がれば高い蓄熱性を発揮します。底面から強い熱を加えることで、その特性を生かしつつ、炊飯後半まで高温を保ちやすくしています。
また、底面を強火力にしながら、熱がゆっくり回る土鍋の性質を利用して釜内に上下の温度差を作り、熱対流を促すという発想です。
「かまど」での土鍋炊飯の再現を目指す方式として、かなり完成度が高いでしょう。Atlasは「ハリ重視の食感」が好きなので、個人的にも好みの方式です。

消費電力も、1080Wと低めです。
1400W級の高級機と比べると、ほかの家電を同時併用する際の「ブレーカー問題」あるご家庭において、有利な選択肢になります。

底部には、温度センサーを備えます。
「匠火センサー」という、薄型のセンサーです。
厚みがあり、熱がゆっくり伝わる土鍋は、金属製の内釜よりも温度の検知が難しくなります。
そこで、従来よりセンサーを薄型化し、土鍋底面との距離を短くすることで、温度制御の精度を高めています。

保温部分では、「おひつ保温」が見どころです。
木製のおひつに見られる調湿機能を、「ハリつやポンプ」で再現する方式です。外気を取り込み、余分な熱と蒸気を放出しながら湿度を調整することで、ご飯の味を保ちます。
保温は、従来のタイガー機では課題でした。しかし、この工夫によって弱点が大きく改善され、全体として、ほぼ弱点のない機種になったといえます。
表面にある程度のハリがあり、甘みのあるご飯を好む方は、本機を第一の選択肢にしてよいでしょう。

ご飯の堅さも、しゃっきりからもっちりまで、5段階の「ねばり加減」から選べます。
タイガーは、粒にハリを残しながら、表面の弾力とご飯の甘みを生かした、しゃっきり寄りの炊飯を得意とします。
ご飯の甘みや粘りを強く引き出す象印とは、方向性がやや異なります。
もっとも、このグレードならば、各社とも、どの食感でも上手に炊けます。あくまで、得意とする方向性の違いとなります。
銘柄炊きは、70銘柄に対応します。
主要な銘柄は画面から直接選べますが、そのほかは、説明書の一覧表を見ながら番号で指定する方式です。この部分は、旧機における「課題」で、現行機に比べるとちょっと不便です。
ーーー

【2026年8月発売】土鍋20周年記念モデル
【通常型番】
33・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRT-A100-KS
33・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRT-A100-WG
¥116,419 楽天市場 (7/28執筆時)
【直販限定型番】(性能は同じ)
34・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRT-A100K
34・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRT-A100W
¥169,400 Amazon.co.jp (7/28執筆時)
炊飯方法:可変圧力IH炊飯(多段階圧力)
圧力炊飯:1.25気圧
内釜素材:土鍋釜
内釜厚さ:5mm
内釜保証:5年保証
保温機能:匠おひつ保温
堅さ調整:5段階+銘柄炊き
なお、本編で書いたように、2026年には、その後継となる土鍋炊飯器20周年記念モデルも登場しています。

外観は、IPS液晶を使ったタッチパネル式の「スムーズタッチディスプレイ」を採用します。
どの角度からでも鮮明で見やすく、従来よりも一度に確認できる情報量が増えました。
銘柄炊きも、説明書を見ながら番号で指定する必要がなく、本体だけで設定できます。
この点では、旧機より装備が充実しています。

加熱面でも、新たに「とろ火IH制御」に対応しました。
IHの通電を細かく間引くことで、従来は難しかった連続的な弱火加熱を実現する制御です。
炊飯終盤に弱火でじっくり追い火することで、同社試験では、従来機に比べて甘みの指標となる還元糖量が約19%増えました。
しゃっきりからもちもちまで、どの食感に調整する場合でも、甘みはご飯のおいしさを左右する重要な要素です。その指標となる還元糖を従来機より多く引き出せるようになった点に、今回の改良の意義があります。

それに合わせて、土鍋の形状も刷新されました。
本体側のセンターセンサー(温度検知センサー)と接する土鍋底面を薄くし、温度をより正確に伝える「センサースポット」などの工夫です。
新たなとろ火IH制御を含め、温度制御全体の精度を高めるための改良といえます。

保温部分も、「巧おひつ保温」として進化しています。
ポンプによる調湿に加え、とろ火IH制御を保温にも利用します。保温温度を上げすぎず、ご飯の乾燥を抑える方向で改良されました。
いずれも有意義な進化なので、予算を工面できるならば、新機種を選ぶ意味はあるでしょう。
ただ、先ほど推した2025年モデルも、土鍋技術や、約300℃のWレイヤーIH、多段階圧力機構、匠火センサー、ポンプによる調湿など、炊飯の核となる部分は押さえています。
現状の価格差を考えると、安いうちは、やはり先ほどの2025年モデルのほうを推します。
第6に、ご飯の保温性能を重視して選ぶとすると、

【2026年6月発売】
41・東芝 炎匠炊き RC-10ZWA(K)
¥89,952 楽天市場 (7/28執筆時)
【2025年6月発売】
42・東芝 炎匠炊き 真空圧力IH RC-10ZWX(K)
¥65,700 楽天市場 (7/28執筆時)
【2024年6月発売】
43・東芝 炎匠炊き 真空圧力IH RC-10ZWW(K)
43・東芝 炎匠炊き 真空圧力IH RC-10ZWW(W)
¥56,990 楽天市場 (7/28執筆時)
炊飯方法:可変圧力IH炊飯
圧力炊飯:1.2気圧
内釜素材:備長炭かまど丸釜
内釜厚さ:7mm
内釜保証:3年保証
保温機能:極め保温
堅さ調整:5段階+銘柄炊き
もちもち炊飯 ★★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★
ご飯の甘み ★★★★★★
保温性能 ★★★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
東芝のRC-10ZWAでしょう。
ただ、現状の価格だと、旧機がおすすめです。

2026年機は、たしかかに、本編で書いたように、300Wの下限出力が可能になったことで、加熱初期の中低温域(45〜55℃)だせる甘みプログラムが搭載で、一定の進化があります。
ただ、もともと、状態と質の良いお米ならば旧機でもそこまで差は出ないように思います。少なくとも、現状の価格差からすれば、旧機が「相当お買得」ですし、選ぶならば2025年機そです。
2024年機も候補にできるでしょう。
加熱時の気泡を細かくするのを補助する「追い真空」と、炊いたあと3時間まで、真空で水分をキープしつつ、高温80度の暖かさを保つ、「できたて保温」の新設が、その後の世代との主な違いです。
そこまで本質的な機能性ではないので、今の価格差がならば2024年機でも良いでしょう。

保温機能は、各メーカーとも工夫しています。
しかし、真空状態を利用した「極め保温」は、気圧自体を減圧調整できているため、最も効果的な方法でしょう。
そのため、夜に炊いて、朝に食べるご飯の味は、長時間保温時に味が最も劣化しないこちらが優れます。

その上で、新機種になって、下面コイルの切替で熱対流を促す新設計になった上で、米の銘柄と水硬度の設定もできます。
圧力センサーでお米の鮮度センシングができるパナソニック最上位機を除けば、材料(お米・水)による偏差が最も少ないと言えそうです。

炊き上がりの味は 可変圧力・対流を促す構造と、最大7mmと分厚い内釜構造で、値段相応に期待できるでしょう。
真空構造を利用して、ご飯の浸し時間も短縮できるほか、「米の強い甘み」を引き出せる部分も、この機種の強みでしょう。
したがって、味は、お米の甘さと、粘り、ふっくら感が強調される製品ですが、11通りの炊き分けに対応しますし、味の面でも飽きずに長く使えるでしょう。
本編で書いたように、釜底WAVEの工夫で、細かい気泡で「優しく」お米を対流させる構造があるので、お米が傷つきにくく、見た目の仕上がりも良いです。

本機の場合、本体を買った時に水硬度の設定を、そして、お米を買ったときに米の銘柄の設定を済ませれば、ほぼ「完全自動」でメーカー開発者が「食べて欲しいお米の味」に近づくと言えます。
お米の浸水部分にも工夫があるので、その部分での出来映えのバラツキも少ないでしょう。「最小限の手間で、美味しいいつものご飯」という方向性ならば、本機は候補になります。
タッチパネル搭載で、操作性も良さそうです。

一方、健康米系も、玄米・麦ごはん、雑穀米の各モードがありますが、他社に比べると、わりと機能は「あっさり」です。
白米も、おこげご飯ができない部分は少し注意点です。
ただ、こうした部分が不要という方は多いでしょう。
ネットワークも、Wi-Fiを装備です。
外出先から、予約変更など炊飯設定ができるのは、現役世代だと、割と便利に感じる方はいそうです。
忙しいご家庭には、あらゆる面で「便利」な高級機と言えます。タッチパネル式の操作性や見栄えのの良さを含めて、現役世代には、特におすすめです。
ーー

【2026年発売】
44・東芝 真空圧力IH RC-10SGA-K
44・東芝 真空圧力IH RC-10SGA-W
¥70,219 楽天市場 (7/28執筆時)
【2025年発売】
44・東芝 真空圧力IH RC-10SGX-K
44・東芝 真空圧力IH RC-10SGX-W
¥48,950 楽天市場 (7/28執筆時)
炊飯方法:可変圧力IH炊飯
圧力炊飯:1.2気圧
内釜素材:備長炭かまど丸釜
内釜厚さ:7mm(最大)
内釜保証:5年保証
保温機能:真空保温
堅さ調整:5段階+銘柄炊き
ただ、多少高いので、保温重視で考えたい方は、予算によっては、1グレード下位のこれらを選択しても良いと思います。
使い勝手は、たしかに、スマホによる遠隔操作に非対応で、タッチパネルが非採用とはなるなど差があります。
保温は、しかし最大40時間までの真空保温機能は、こちらでも「搭載」です。

その上で、同社の味の「決めて」といえる、高火力と内釜の工夫、あるいは「真空ひたし」は上位機と同じく装備です。
実際、中級機としては、かなり実力はあると言えます。
ーーー

【2026年8月発売】
14・東芝 真空IH保温釜 RC-10MGA-K
14・東芝 真空IH保温釜 RC-10MGA-W
¥76,780 楽天市場 (7/28執筆時)
【2025年発売】
15・東芝 真空IH保温釜 RC-10MGX-K
15・東芝 真空IH保温釜 RC-10MGX-W
¥39,778 楽天市場 (7/28執筆時)
炊飯方法:可変圧力IH炊飯
圧力炊飯:1.2気圧
内釜素材:備長炭かまど丸釜
内釜厚さ:7mm(最大)
内釜保証:5年保証
保温機能:真空保温
堅さ調整:5段階+銘柄炊き
一方、もう1ランク下位機でよければ、さらに安めです。

こちらは、同社の炊飯器の味の「決め手」になる、釜底ウェーブが7WAVEに止まり、下部の内回りIHコイルと外回りIHコイルを独立制御して対流方向を切り替える「噴上げ回転対流」構造も採用されません。
そのほか、銘柄の炊分(30種→7種)もやや少ない仕様です。
ただ、保温部分の仕様は同じです。ここを重視する場合、予算によっては「選べる」機種です。
補足・その他のジャンルの炊飯器

以上、今回は、5.5合の高級炊飯器の話題でした。
1・5合炊きの高級炊飯器の比較
予算:4万円〜
2・5合炊きの格安炊飯器の比較
予算:1万円〜
3・一升炊きの高級炊飯器の比較
予算:4万円〜
4・一升炊きの格安炊飯器の比較
予算:1万円〜
5・3合炊き小型炊飯器の比較
予算:5千円〜
6・おすすめ炊飯器の選び方【まとめ】
=選び方についての補足的な解説
そのほか、スペック面から、「しっかり納得して選びたい!!」と考えている方は、その部分に特化してまとめた、上記7番の「まとめ記事」(こちら)もよろしくお願いします。

1・特Aブランド米の比較〈全国〉
2・コシヒカリの比較〈全国〉
3・各地のお米の比較 〈北海道・東北〉
4・各地のお米の比較 〈関東・中部・北陸〉
5・各地のお米の比較 〈西日本〉
6・おすすめブランド米まとめ 【結論】
続いて「お米」についてです。
このブログでは、そういったお米のうち、今年度の検定で【食味値特A評価をうけたお米】も紹介しています。興味のある方は、上のリンク記事をご覧ください。
そのほか炊飯の味を変えることができる【市販のミネラルウォーター】については、【こちら】で、アマゾンで取り扱われている約20種類の天然水ペットボトルを比較する記事を書いています。

そのほか、玄米から毎日お米を挽きたいと思っている方には、【精米機の比較記事】もあります。よろしければご覧ください。
ではでは。
