1回目記事からの続きです→こちら
4-1・バーミキュラの高級炊飯器
3回目記事のトップバッターは、バーミキュラ(愛知ドビー)の高級炊飯器の比較です。
ホーローウェアで有名な日本企業ですが、炊飯器も出しています。
1・高性能炊飯器の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:各社の中級機〈3〜5万円〉
2・高性能炊飯器の比較 (2)
2-1:象印 〈炎舞炊き〉
2-2:パナソニック 〈ビストロ〉
2-3:三菱〈本炭釜 紬〉
3・高性能炊飯器の比較 (3)
3-1:タイガー〈ご泡火炊き〉
3-2:東芝〈炎匠炊き〉
3-3:日立〈ふっくら御膳〉
3-4:アイリス〈瞬熱真空釜〉
3-5:ティファール〈ザ・ライス〉
4・高性能炊飯器の比較 (4)
4-1:バーミキュラ〈ライスポット〉
4-2:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で示した「選び方の基本」に沿って、各製品を説明していきます。
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また、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記しています。
【2018年発売】 【Amazon限定型番】
53・ バーミキュラ ライスポット RP23A-GY
54・ バーミキュラ ライスポット RP23A-SV
55 バーミキュラ ライスポット RP23A-WH
¥86,679 Amazon.co.jp (7/1執筆時)
炊飯方法:IH炊飯
圧力炊飯:
内釜素材:鋳物ホーロー
内釜厚さ:3mm
内釜保証:製造上の保証のみ
保温機能:
堅さ調整:
RP23A-SV は、ホーロー鍋の有名ブランドであるバーミキュラが最近発売した高級炊飯器です。
流通が限定されていますが、Amazonでは 【Amazon限定型番】の正規品が売られます。5合まで炊ける仕様です。
もともと、バーミキュラのホーロー鍋は、ガス火で美味しく炊飯できることで評判でした。しかし、ガス火の調節が面倒でした。
そのため、IH調理機能も搭載し、電気炊飯器にしてしまったのがこの製品です。
炊飯方式は、IH炊飯です。
このメーカーの場合、鋳物メーカーらしく、工夫は全て内部の釜の部分に集中しており、圧力・スチームなどの工夫とは一線を画した独自商品と言えます。
搭載されるIHヒーターも、底面のクッキングヒーター部のみですので、他社より工夫がある訳ではありません。
消費電力は、1350Wになります。
多少多めの水準ですが、先述のように、電気代については、差が出ません。
使われている釜は、厚さ3mmの鋳物ホーロー鍋です。
蓄熱性のよい鋳物(鋳鉄)に、熱伝導率の良い釉薬としてホーロー(エナメル)をかけます。
重量感はありますが、他社の高級炊飯器に較べると、厚みの部分は普通であり、重量感も同等か、それ以下という程度です。
通常のバーミキュラ鍋にくらべると、拭きこぼれを防ぐフローティングリッドの採用など工夫が見られます。
もともと家電各社とも表面の釉薬にはこだわりを持って作ってきたわけで、ホーロー独特の遠赤・蓄熱特性は、温度ムラや持続的な沸騰温度の維持に貢献するといえます。
ご飯の堅さは しかしながら、炊き分け不可能です。
火加減でおこげご飯を作れます。
飯の保温は、機能自体が搭載されません。
「美味しさ」という理由からあえて搭載しないと説明されています。冷蔵庫・冷凍庫を活用しての保存になります。
お手入れは、多少注意が必要でしょう。
バーミキュラの鍋は密閉性構造なので、最小限とはいえ吹きこぼれがあります。また、それを押さえるため鍋に凹凸があり、フラットではありません。
一方、ホーローなので欠けますが、「一生もの」として修理には完全対応している点で、好感を持てます。
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以上、 バーミキュラ ライスポットの紹介でした。
既存の高級炊飯器とは異なる特殊な製品です。圧力を加えないタイプなので、粘りや旨みを引き出す能力は既存製品に及びません。
確かに、芯がしっかりしたご飯はうまく炊けますが、高級炊飯器では炊き分け機能で対応できるため、この部分も完全なメリット性とは言えない部分はありそうです。
ただ、ガス炊飯特有のご飯の味は再現できますし、IH調理器として他の料理にも使える点で、面白いと思う製品です。独自路線で、今後もバージョンアップをすすめて欲しい挑戦的な製品です。
今回の結論!
美味しいご飯が炊ける高級炊飯器は、結論的にこの機種!
というわけで、今回は3万円台〜10万円台の高性能炊飯器を比較しました。
最後に、予算別に、Atlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。
第1に、5万円台のハイグレード価格帯の炊飯器で、性能的に最もオススメできるのは、
【2024年9月発売】
1・パナソニック ビストロ SR-W10BB-K
¥56,980 Amazon.co.jp (7/1執筆時)
1・パナソニック ビストロ SR-W10BB-K
¥57,280 楽天市場 (7/1執筆時)
炊飯方法:可変圧力IH炊飯(急減圧)
圧力炊飯:1.2気圧
内釜素材:ダイヤモンド竈釜
内釜厚さ:2.2mm
内釜保証:3年保証
保温機能:
堅さ調整:12通り+銘柄炊き
もちもち炊飯 ★★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★
ご飯の甘み ★★★★☆
保温性能 ★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
パナソニックのおどり炊きSR-W10Aでしょう。
6万円以上の「高級機」の入口の機種ではありますが、本編で書いたように、「急減圧バルブ」と「AI用センサー」の部分で、中級機として、ちょっと高めという「値段の理由」はあります。
価格と性能のバランスが最も良く、最も「一般向け」に思いました。
炊き上がりの味は、「中はふっくら・もちもちで、外にハリがある」というのが同社の理想の味です。
炊飯方式は、可変圧力IH炊飯です。
この方式を採用する機種は他社機もありますが、「Wおどり炊き」の場合、もう一工夫あります。
本編で書いた高速相互対流の工夫です。
圧力の可変性と、コイルの制御で、縦横無象に米をかくはんする方向性で、一粒一粒のお米が立った「ふっくらした」お米の炊飯に仕上げます。
その上で、「ビストロ世代」からのの新機軸といえる急減圧バルブを装備した点で、沸騰温度の持続性の部分で、上級機並の性能をもってます。
センサーは、もうひとつの見どころです。
新米はどれも(基本)美味しいものですが、水分率が減ってきた夏頃のお米は、あまり美味しくないものです。
その部分を、圧力センサーで水分率を捉えられる「鮮度センシング」を装備することで、緩和できる工夫は、独自です。
内鍋も、熱伝導性のよい24mmのダイヤモンドかまど釜です。
本編で書いたように、パナソニックの内釜は、複合素材を層状にした上で、熱を逃がしにくい中空構造にする部分に特色があります。
本機の場合、現行品では、保証年数以外は、最上位機と同じ構造ですし、新品で5万円台程度で購入可能な機種としては「高レベル」の品質でしょう。
そのために、他社より強力な6段IHヒーターを装備します。
多段のIHを低価格帯の製品に搭載できるのは、このタイプのヒーターを自社生産できるパナソニックの特長でしょう。
炊き分けも、「可変圧力」は上手です。
「ふっくら甘い」「もちもち」系のごはんから、「しゃっきり」系のご飯まで、柔軟に炊き分けられます。
銘柄も、6種類(あきたこまち・こしひかり・魚沼コシヒカリ・つや姫・ひとめぼれ・ゆめぴりか)と炊き分け可能です。
どのタイプでもそつなく炊けるので「自分の好みがイマイチ分からない方」、「家族で好みが異なる方」などにも最適でしょう。
保温機能は、ただし、弱点です。
24時間、低めの温度で保温できる機能(いきいき保温)だけですので。
ただ、このあたりは、あまり保存せず冷蔵庫(冷凍庫)を利用するなどしたら良いかなとは思います。
お手入れも、内ぶたなどが最も洗いやすい製品の1つでおすすめです
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【2025年6月発売】
7・日立 ふっくら御膳 RZ-V100JM-W
7・日立 ふっくら御膳 RZ-V100JM-K
¥50,364 Amazon.co.jp (7/1執筆時)
【2024年発売】
8・日立 ふっくら御膳 RZ-V100HM-W
8・日立 ふっくら御膳 RZ-V100HM-K
¥35,720 Amazon.co.jp (7/1執筆時)
【2023年発売】
9・日立 ふっくら御膳 RZ-V100GM-W
9・日立 ふっくら御膳 RZ-V100GM-K
¥39,800 Amazon.co.jp (7/1執筆時)
【2022年発売】
10・日立 ふっくら御膳 RZ-V100FM-W
10・日立 ふっくら御膳 RZ-V100FM-K
¥29,800 Amazon.co.jp (7/1執筆時)
炊飯方法:スチーム圧力IH炊飯
圧力炊飯:1.3気圧
内釜素材:大火力 沸騰鉄釡
内釜厚さ:
内釜保証:6年保証
保温機能:スチーム保温
堅さ調整:3段階
もちもち炊飯 ★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★★
ご飯の甘み ★★★★☆
保温性能 ★★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
一方、若干安めで手に入る機種として、良く思えるのは、 日立の中級機です。
旧機種が残りますが、本編で書いたように、2023年機までは、機能差がほぼないです。
2022年機だと、新型だと炊飯プログラムが変わり「甘み12%アップ」の「圧騰甘み炊き」になりましたので、やや差があります。
ただ、本編で書いたように、2022年機も「外硬内軟(外はしっかり、中は柔らか)」という理想を追求した機種で、プログラムの特徴はあった機種です。
今の値段差ならば、そちらでも良いかと思います。
炊き上がりの味は、今の日立機の場合、甘みと粒立ちを理想とします。
ようするに、「外硬内軟(外はしっかり、中は柔らか)」でありつつ、お米も甘いという感じです。
日立が指示を仰ぐ「八代目儀兵衛」の今のブレンド米も、コシヒカリの改良種で、(やたら)甘めなお米をベースにしたもので、実際、その理想に近いかなと思います。
その点で言えば、とくに、「しゃっきり・かため」系で歯ごたえのあるご飯が好みの方は、スチーム可変圧力IH方式を取る日立 極上炊きが良いと思います。
ご飯の甘みを強く感じたい場合は、なお良さそうです。
炊き分けは、そつなくこなせます。
圧力式でもっちり・粘る系も得意ですが、むしろ、しゃっきり(堅め)な感じのご飯好きに向くようにAtlasは思います。前者が好みならば、パナソニックのほうが良いかと思います。
ただ、しっかり粒立ちがあり、噛むと甘い感じの食感は好きな方も多いでしょうし、確実にこの味(食感)のニーズはあるでしょう。
保温機能も、長時間保温に力を発揮するスチーム保温と、この部分では、水分率を調整できる点で、パナソニックよりも高度です。
また、最近は、各社とも「蒸気カット」に力をいれる機種が減りました。
そのなか、日立は例外的に、とても優秀な蒸気カット機構も搭載しmさう。
設置性も良くなるので、その部分で買って間違いない機種の1つでしょう。
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【2024年7月発売】(黒・白)
・パナソニック おどり炊き SR-M10B
¥25,498 楽天市場 (7/1執筆時)
【2023年9月発売】(黒・茶)
・パナソニック おどり炊き SR-M10A
¥31,818 Amazon.co.jp (7/1執筆時)
炊飯方法:可変圧力IH炊飯
圧力炊飯:1.2気圧
内釜素材:ダイヤモンドかまど釜
内釜厚さ:2.4mm
内釜保証:3年保証
保温機能:
堅さ調整:3種類
なお、予算的にやや厳しい方に場合は、パナソニックの1クラス下位の、可変圧力機が型落ちならば、わりと安いです。
さすがに、高速相互対流に非対応ですが、IHヒーターは5段で、内釜は同グレードです。
実力はある製品ですので、予算によってはこちらでしょう。
なお、このブログだと【5合炊きの格安炊飯器の比較記事】で、本機を含めて、もう少し安めの機種でのおすすめを色々書いています。
よろしければ、のちほどご覧ください。
第2に、総合力に優れ、とくに、食感を巧みに炊き分けたい方におすすすめの高級機は、
【2024年9月発売】
29・パナソニック ビストロ SR-V10BB-K
29・パナソニック ビストロ SR-V10BB-H
¥79,900 Amazon.co.jp (7/1執筆時)
【2023年9月発売】
30・パナソニック ビストロ SR-V10BA-K
30・パナソニック ビストロ SR-V10BA-H
¥75,420 Amazon.co.jp (7/1執筆時)
炊飯方法:可変圧力IH炊飯(急減圧)
圧力炊飯:1.2気圧
内釜素材:ダイヤモンド竈釜
内釜厚さ:2.2mm
内釜保証:5年保証
保温機能:うるおい循環保温
堅さ調整:12通り+銘柄炊き
もちもち炊飯 ★★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★
ご飯の甘み ★★★★★
保温性能 ★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
パナソニックの「Bistro」シリーズでしょう。
本編で書いたように、そこまで機能差はないので、買われる際に安いようならば、旧機でも良いでしょう。
他機と比べた場合、お米の 銘柄・鮮度・食感という、異なる3つの尺度で炊飯できるのは、パナソニックだけです。
本編で書いたように「完全おまかせ」でも美味しく仕上げてくれる部分も評価できます。ただ「こだわりたければ、こだわれる」部分も併せ持ち、そこをAtlasとしてはむしろ評価します。
一点突破型の個性はここから「おすすめ」していく他社にくらべると乏しいです。ただ、 総合家電企業らしく、どの部分も「高度にまとまって」おり、誰にでも「合いやすい」という部分で、本機は評価できます。
炊飯方式は、同社の下位機種と同じ可変圧力IH炊飯器です。
しかし、こちらは、
ただ、本編で書いたように、加熱熱風ポンプの工夫で、、高温を維持するための工夫が光ります。ご飯を美味しく炊くのに欠かせない部分で抜かりはないです。
その上で、同社の従来機同様に、全面IHの6段ヒーターです。高価なIHヒーターだけ全周に回すのは、パナソニックだけで、安定した火力が期待できます。
内釜は、中位機相当なので、もう少し工夫が欲しいところです。
しかし、従来通りの中空構造での断熱を目指す機構はありますが、他の部分と総合して及第点でしょう。
炊き分けは、パナソニックの場合、他社に比べて傾向が出やすいように思います。
圧力センサーの性能かと思いますが、食感の区別の付きやすさだと、Atlasが試した製品のなかではダントツで、また、味も良いです。
銘柄も、73銘柄の炊き分けに対応します。
玄米・麦ごはん・雑穀米といった健康米も、上位機らしく、ひととおり対応します。
加えて、タイガーほどはこだわらないですが、おこげご飯も炊けます。
センサーも、同社は独特で、ビストロシリーズは「鮮度センシング」(リアルタイム圧力センサー)ができます。
お米の場合、銘柄の違いほか、夏場、あるいは、精米してから時間がたつと水分率が減ります。
各社の「銘柄炊き」などではフォローできない部分に「対策」があるのは、本機の大きなメリット性でしょう。
ご飯の保温も、うるおいキープ保温(24時間)として、タンクに残った水を保温に使う工夫があります。
東芝ほかもっと効率的な製品はありますが、他の機能と「総合力」で考えると、パナソニックは良いです。
お手入れも、内ぶたがフラットで、洗いやすいです。
第3に、「もちもち」「甘い系」の炊飯において、高レベルの味を期待できる高級機のは、
【2025年6月発売】
20・象印 炎舞炊き NX-AA10-BZ
20・象印 炎舞炊き NX-AA10-WZ
¥150,500 Amazon.co.jp (7/1執筆時)
【2024年発売】
21・象印 炎舞炊き NW-FC10-BZ
21・象印 炎舞炊き NW-FC10-WZ
¥94,550 Amazon.co.jp (7/1執筆時)
【2023年発売】
22・象印 炎舞炊き NW-FB10-BZ
22・象印 炎舞炊き NW-FB10-WZ
¥89,000 楽天市場 (7/1執筆時)
【2022年発売】
23・象印 炎舞炊き NW-FA10-BZ
23・象印 炎舞炊き NW-FA10-WZ
¥90.280 楽天市場 (7/1執筆時)
炊飯方法:可変圧力IH炊飯
圧力炊飯:1.3気圧
内釜素材:業炎かまど釜
内釜厚さ:2.2mm
内釜保証:5年保証
保温機能:極め保温 (AI)
堅さ調整:121通り
もちもち炊飯 ★★★★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★
ご飯の甘み ★★★★★★
保温性能 ★★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★★
象印の「炎舞炊き」でしょう。
お米の甘みと、特に「粘り」を引き出すことに、従来から集中して取り組んでいるメーカーの最新機ですから。
新旧あります。
先述のように、2025年機は出力面で、1400Wクラス(旧機は1240W)となり、火力が増強されました。
ただ、旧機もローテーションIH式であるのは、同じです。
本編で書いたように、2025年の改良で最も味が変わりそうなのは、「しゃっきり、硬め」の炊飯の品質で、「もちもち、甘い、粘る系」の炊飯は、旧機でも(だいたい)同じ水準にはできそうです。
その点で言えば、旧機でも問題ないです。
仕様が大きく変わった年だと、旧機の値下げ幅が広い場合が多いですし、今は特に2024年機が「お買得」に思えます。
2023年機は、内鍋の鉄の純度が変わったとの説明に止まります。2022年機は、蒸気センサーが旧式なので、今選ぶならば、2023年機か、2024年機だと思います。
デザインは、タッチパネル式で、使い勝手を含めて良いです。
炊き上がりの味は、象印は「ふっくら・粘って・甘い」炊飯を理想としていると言えます。
炊飯方式は、他社機同様に、可変圧力IHです。
ただ、同社の場合、他社以上の1.3気圧の圧力です。
その上で、ローテーションIHです。
「炎舞炊き」の名前の由来でもある6機からなるヒーターで、独特です。
ご飯を「踊らせる」ための仕組みが功を奏して、圧倒的な火力でムラ無く加熱するため、どのようなお米でも「美味しく炊いてしまう」炊飯器です。
熱伝導性の高さも、データ的・視覚的に説明しているもポイントで新機種ながら「確実にうまさが向上する」機能を網羅しています。
炊き分けも、121通りの指標で対応できます。
また、「今日は堅すぎた」などの好みも覚えさせるので「自分の好み」にあった食感の炊飯ができるようになります。
保温機能も、AI技術と、2つの温度センサーを利用した賢い「極め保温」に対応します。
お手入れも、部品点数が少なくやりやすい機種だと思います。
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【2024年発売】
24・象印 炎舞炊き NW-NA10-BZ
24・象印 炎舞炊き NW-NA10-WA
¥66,400 Amazon.co.jp (7/1執筆時)
(エディオン系限定)
25・象印 炎舞炊き NW-NH10E4-BA
¥79,800 楽天市場 (7/1執筆時)
【2023年発売】
26・象印 炎舞炊き NW-PV10-BZ
26・象印 炎舞炊き NW-PV10-TZ
¥63,123 Amazon.co.jp (7/1執筆時)
【2022年発売】
27・象印 炎舞炊き NW-PU10-BZ
27・象印 炎舞炊き NW-PU10-CZ
¥112,487 楽天市場 (7/1執筆時)
【2021年発売】NW-PS10後継機
28・象印 炎舞炊き NW-PT10-BZ
28・象印 炎舞炊き NW-PT10-HZ
¥78,000 Amazon.co.jp (7/1執筆時)
炊飯方法:可変圧力IH炊飯
圧力炊飯:1.3気圧
内釜素材:業炎かまど釜
内釜厚さ:2.2mm
内釜保証:5年保証
保温機能:極め保温
堅さ調整:81通り
もちもち炊飯 ★★★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★
ご飯の甘み ★★★★★
保温性能 ★★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
一方、予算面に制約がある場合、同じ傾向の下位機種は、選択肢にできます。
旧機も基本性能は変わらないので、値段で決めてOKです。
また、エディオン限定モデルは、コート部分と保証年数のおまけがありますが、底まで大きな差ではないので、他機と同じほどの価格ならば「選ぶ」ような感覚で構いません。
一方、生活スタイル的に、持ちはこびの際(持ち手ではなく)ハンドルがあったほうが便利に思う場合は、23年機以前が良いように思います。
ローテーションIHは、4段階になります。
しかし、(昔あった3段階と違い)上位機と同じ偶数での交互加熱の方式ですし、「甘く、もっちり、粘る系」の炊飯もふくめ、問題なさそうです。
あとは、釜の口の部分の厚みが薄い部分とタッチパネル非搭載の部分を除けば、保温を含めて上位機とほとんど差がないと言えます。
それで、この価格ですから、「ふっくら・粘る」傾向のお米がお好きならば、この値段では「良い候補」に思えます。
第4に、ご飯の「自然の甘さ」を楽しみたい方におすすめできるのは、
【2025年発売】
31・三菱電機 本炭釜 紬 NJ-BW10H-B
31・三菱電機 本炭釜 紬 NJ-BW10H-W
¥114,800 楽天市場 (7/1執筆時)
【2024年発売】
29・三菱 本炭釜 紬 NJ-BW10G-B
30・三菱 本炭釜 紬 NJ-BW10G-W
¥74,800 楽天市場 (7/1執筆時)
【2023年発売】
31・三菱 本炭釜 紬 NJ-BW10F-B
32・三菱 本炭釜 紬 NJ-BW10F-W
¥69,800 楽天市場 (7/1執筆時)
炊飯方法:IH炊飯
圧力炊飯:
内釜素材:本炭釜
内釜厚さ:10mm
内釜保証:3年保証
保温機能:
堅さ調整:5段階+銘柄炊き
もちもち炊飯 ★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★★
ご飯の甘み ★★★★★
保温性能 ★★★★☆
手入れの手軽さ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
三菱電機の本炭釜 KAMADOでしょう。
旧機でも良いでしょう。
2024年機は、新機種にあった、ダイズライスの炊飯と、玄米炊飯の冷凍モードがないほどの違いです。
2023年機は、外観が旧式になります。
ただ、機能面は低温調理メニューがないほどの違いです。
安いようならば選んで良いでしょう。
炊き上がりの味は、三菱電機は、圧力を使わない部分で独特です。
圧力やスチームを使わず、「昔ながらの自然な甘さ」を重視するからです。
他メーカーの圧力を使う方式は、どのようなお米で美味しく炊けてしまうという特質があります。しかし、これは、米の銘柄の味の違いが分かりにくいとも言えます。
その点、この製品は、圧を使いませんし、はやりの銘柄炊き分けにも対応していますから、色々なお米を試したい方には、かなり面白く使えるでしょう。
釜の厚みは、釜底部分で、最大10mmの厚みを持った本炭釜です。
本編で書いたように焼成した炭素素材を職人が芯抜きし仕上げた「職人系」の釜です。
完全な炭素素材であり、熱の浸透率はステンレスのおよそ20倍で、速熱性に優れます。
底面が暑いので、大きな泡ができやすく、お米をふっくら仕上げます。
底面に3層のIHヒーターを採用していて、それで、熱浸透性のよい内釜の性質を利用してで熱を回す構造です。
圧力も、多段のIHヒーターも採用しませんが、炊飯に重要な沸騰時間の持続性は、この工夫と、写真のような多重の断熱面での工夫で、担保されていると言えます。
おねばを還元することで「甘み」にも配慮がありますし、味部分で穴はないです。 「かまどの味」の再現という意味では現状で存在する炊飯器の中でも「最高水準」でしょう。
健康系の炊飯も、三菱は昔から特に力を入れます。
玄米・発芽米・麦飯・雑穀米などに上位の炊飯機能(芳潤炊き)をそれぞれ備えるなど、ちからを入れます。
本編で書いたように、特に玄米は、相当「こだわり」があるので、ふだん玄米を食べている場合は、とくに本機は良いです。
一方、かなり良い機種ですが、金属素材ではないので「割れる可能性はある」点は留意しましょう。食器洗い機も非対応です。
ただ、この点について言えば、10年以上の販売歴で、「そう文句は出ていない」という意味で、過度に気にする必要もないでしょうけれど。
また、ご飯の保温はあまり得意でないので、炊いたら、冷蔵庫などに保存するのが良いでしょう。
第5に、土鍋で炊いたような「おこげがあり、ハリがあって甘い」ご飯が好きな方におすすめなのは、
【2025年8月発売】
35・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-S100-KS
35・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-S100-WS
¥119,780 楽天市場 (7/1執筆時)
【2024年7月発売】
【通常型番】
37・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-G100-KG
38・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-G100-WG
¥80,550 楽天市場 (7/1執筆時)
【直販限定型番】(性能は同じ)
39・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-G100K
¥105,000 Amazon.co.jp (7/1執筆時)
【2023年7月発売】(Wi-Fiあり)
【通常型番】
40・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-T100-KT
41・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-T100-WT
¥76,018 楽天市場 (7/1執筆時)
炊飯方法:可変圧力IH
圧力炊飯:1.2気圧
内釜素材:本土鍋
内釜厚さ:5mm
内釜保証:5年保証
保温機能:おひつ保温
堅さ調整:5段階+銘柄炊き
もちもち炊飯 ★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★★★
ご飯の甘み ★★★★★★
保温性能 ★★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
タイガー ご泡火炊きが良いかと思います。
予算がある場合、新機種が良いかと思います。
今回から採用された 匠火センサーの効果で、お米の質や、水量などの環境にそこまで左右されず、より安定した炊飯が可能でしょうから。
ただ、個人的には2024年機は「悪くない」と思います。
本編で書いたように、仕組みとして、この世代だとハリつやポンプが(保温だけでなく)炊飯過程にも使われています。
沸騰時に泡が生じることによる吹きこぼれを、外からの風を吹き付けることで抑制し、沸騰時間を伸ばすという機能性です(連続ノンストップ加熱)。
新機種は、この制御が省略です。
「かまど」の木ふたの再現を目指したもので、実際、旧機の方が(昔の)「かまど炊き」に近い部分があります。
本編で書いたように、環境や米質に左右されにくい点では新機種の方式(匠火センサー)が選ばれた部分はありそうです。
ただ、(各社の)炊飯器が目指している「昔ながらの炊飯」を目指す旧機も「悪くない」と個人的には思います。
2023年機も、安いようならば、選択肢にしてOKです。
こちらだけは、Wi-Fiも搭載で、スマホの操作もできますので。
このあとの世代だと、内鍋の底部素材と釉薬の工夫で遠赤効果(速熱性)が高められましたが、そこまでの差もないでしょう。
内鍋は、本機を選ぶ場合のポイントです。
他社は「かまどで炊くご飯」を理想と書く場合が多いです。
しかし、タイガーは、下面火力の強化とホンモノの土鍋(萬古焼)の採用で「土鍋ご飯」の再現を長年突き詰めてきました。
おこげご飯は、タイガーがこだわる部分です。
炊き上がりの味は、タイガーは、伝統的に土鍋で炊いたご飯を理想とします。
強い底面火力で土鍋ご飯特有の「おこげの美味しさ」の再現力、または、「表面にハリのあって甘いご飯」の再現力は屈指でしょう。
おこげの焦げ目が、多段階で調整できるは、同社だけですし。
実際、この部分を含めて、コンロで土鍋で炊いたご飯の味に最も近いのはこちらかと思います。
いずれにしても、「ハリがあって甘い」ご飯の炊飯を、ある種「極めた」製品です。
かため炊飯が好きで、かつ、おこげも大好きな方に、特に合うでしょう。
炊飯方式は、可変圧力IH炊飯です。
IHは下面過熱重視で、周囲に全周ヒーターやふたヒーターはないです。
底面火力だけで加熱するのは、むろん「土鍋炊飯」の再現のためで、三菱電機ほかよりも「ストイック」です。
ただ、底面の発熱体を2重にする工夫で、熱周りをよくするような工夫もあります。
2023年以降の製品だと、底面IHをかなり強化(160%)し、下面の2段双方とも300℃の加熱を実現しています。
底面を強火力にしつつ、ゆっくり熱が回る土鍋の性質を利用し、内鍋の中でに上下の温度差を作り、お米の対流を促すという発想です。「かまど」での土鍋炊飯の再現を目指す方向性として、高度です。
旧機をしばらく使いましたが、個人的に「ハリ重視の食感」が好きですので、個人的には合いました。
タイガーの従来的な課題といえた「長時間保温」も、木製おひつのふたに見られる調湿機能をハリつやポンプで再現する「おひつ保温」が見どころです。
この工夫によって、およそ弱点がない機種になったと言えます。
とくに、ある程度表面に「ハリがあって甘い」ご飯の炊飯が好きな方は、本機を第一の選択肢にして良いかと思います。
消費電力も、タイガーは低めの1080Wですので、ご家庭の「ブレーカー問題」が深刻な場合、有利な選択肢にもなります。
最近の高級機は、1400Wあたりが平均になってきましたので。
第6に、ご飯の保温性能を重視して選ぶとすると、
【2025年6月発売】RC-10ZWX-K
43・東芝 炎匠炊き 真空圧力IH RC-10ZWX(K)
¥145,670 楽天市場 (7/1執筆時)
【2024年6月発売】
44・東芝 炎匠炊き 真空圧力IH RC-10ZWW(K)
44・東芝 炎匠炊き 真空圧力IH RC-10ZWW(W)
¥73,000 楽天市場 (7/1執筆時)
炊飯方法:可変圧力IH炊飯
圧力炊飯:1.2気圧
内釜素材:備長炭かまど丸釜
内釜厚さ:7mm
内釜保証:3年保証
保温機能:極め保温
堅さ調整:5段階+銘柄炊き
もちもち炊飯 ★★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★
ご飯の甘み ★★★★★★
保温性能 ★★★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
東芝のRC-10ZWWでしょう。
旧機が残ります。
本編で書いたように、加熱時の気泡を細かくするのを補助する「追い真空」と、炊いたあと3時間まで、真空で水分をキープしつつ、高温80度の暖かさを保つ、「できたて保温」の新設が主な違いです。
どちらも、そこまで本質的な機能性ではないので、2024年機で良いでしょう。
保温機能は、各メーカーとも工夫しています。
しかし、真空状態を利用した「極め保温」は、気圧自体を減圧調整できているため、最も効果的な方法でしょう。
そのため、夜に炊いて、朝に食べるご飯の味は、長時間保温時に味が最も劣化しないこちらが優れます。
その上で、新機種になって、下面コイルの切替で熱対流を促す新設計になった上で、米の銘柄と水硬度の設定もできます。
圧力センサーでお米の鮮度センシングができるパナソニック最上位機を除けば、材料(お米・水)による偏差が最も少ないと言えそうです。
炊き上がりの味は 可変圧力・対流を促す構造と、最大7mmと分厚い内釜構造で、値段相応に期待できるでしょう。
真空構造を利用して、ご飯の浸し時間も短縮できるほか、「米の強い甘み」を引き出せる部分も、この機種の強みでしょう。
したがって、味は、お米の甘さと、粘り、ふっくら感が強調される製品ですが、11通りの炊き分けに対応しますし、味の面でも飽きずに長く使えるでしょう。
本編で書いたように、釜底WAVEの工夫で、細かい気泡で「優しく」お米を対流させる構造があるので、お米が傷つきにくく、見た目の仕上がりも良いです。
本機の場合、本体を買った時に水硬度の設定を、そして、お米を買ったときに米の銘柄の設定を済ませれば、ほぼ「完全自動」でメーカー開発者が「食べて欲しいお米の味」に近づくと言えます。
お米の浸水部分にも工夫があるので、その部分での出来映えのバラツキも少ないでしょう。「最小限の手間で、美味しいいつものご飯」という方向性ならば、本機は候補になります。
タッチパネル搭載で、操作性も良さそうです。
一方、健康米系も、玄米・麦ごはん、雑穀米の各モードがありますが、他社に比べると、わりと機能は「あっさり」です。
白米も、おこげご飯ができない部分は少し注意点です。
ただ、こうした部分が不要という方は多いでしょう。
ネットワークも、Wi-Fiを装備です。
外出先から、予約変更など炊飯設定ができるのは、現役世代だと、割と便利に感じる方はいそうです。
忙しいご家庭には、あらゆる面で「便利」な高級機と言えます。現役世代には、特におすすめです。
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【2024年発売】
14・東芝 真空圧力IH RC-10MGW-K
14・東芝 真空圧力IH RC-10MGW-W
¥39,840 楽天市場 (7/1執筆時)
(エディオン限定)24年機
14・東芝 真空圧力IH RC-10MGWE4(TS)
¥44,800 楽天市場 (7/1執筆時)
【2023年発売】RC-10VXV-W
15・東芝 真空IH保温釜 RC-10VXV-K
15・東芝 真空IH保温釜 RC-10VXV-W
¥37,409 楽天市場 (7/1執筆時)
炊飯方法:可変圧力IH炊飯
圧力炊飯:1.2気圧
内釜素材:備長炭かまど丸釜
内釜厚さ:7mm(最大)
内釜保証:5年保証
保温機能:真空保温
堅さ調整:5段階+銘柄炊き
ただ、多少高いので、保温重視で考えたい方は、予算によっては下位機種(の型落ち)を選択しても良いと思います。
とくに、エディオンモデルは、上位機と同じ、釜底WAVE14個(他機は7個)です。そうなると、違いは、「追い真空」がないくらいですし、お買得に思えます。
それ以外のモデルも、(味の面で)決定的な差とまでは言えませんので、安いようならば選択して良いと思います。
使い勝手は、たしかに、スマホによる遠隔操作に非対応で、タッチパネルが非採用とはなるなど差があります。
保温は、しかし最大40時間までの真空保温機能は、こちらでも「搭載」です。
その上で、同社の味の「決めて」といえる、1420Wの高火力と内釜の工夫、あるいは「真空ひたし」は上位機と同じく装備です。実際、中級機としては、かなり実力はあると言えます。
もちろん、上位機の型落ちと、下位機の新型で選ぶならば、上位機の型落ちが(かなり)おすすめと言うことにはなります。
補足・その他のジャンルの炊飯器
以上、今回は、5.5合の高級炊飯器の話題でした。
1・5合炊きの高級炊飯器
予算:3.5万円 〜
2・5合炊きの格安炊飯器
予算:1万円 〜
3・一升炊きの高性能炊飯器
予算:3.5万円 〜
4・一升炊きの格安炊飯器
予算:1万円 〜
5・3合炊き小型炊飯器
予算:1万円 〜
6・玄米・麦飯・糖質カット向け炊飯器
予算:1万円 〜
7・おすすめ炊飯器の選び方 【まとめ】
=全体のまとめ
そのほか、スペック面から、「しっかり納得して選びたい!!」と考えている方は、その部分に特化してまとめた、上記7番の「まとめ記事」(こちら)もよろしくお願いします。
1・特Aブランド米の比較〈全国〉
2・コシヒカリの比較〈全国〉
3・各地のお米の比較 〈北海道・東北〉
4・各地のお米の比較 〈関東・中部・北陸〉
5・各地のお米の比較 〈西日本〉
6・おすすめブランド米まとめ 【結論】
続いて「お米」についてです。
このブログでは、そういったお米のうち、今年度の検定で【食味値特A評価をうけたお米】も紹介しています。興味のある方は、上のリンク記事をご覧ください。
そのほか炊飯の味を変えることができる【市販のミネラルウォーター】については、【こちら】で、アマゾンで取り扱われている約20種類の天然水ペットボトルを比較する記事を書いています。
ツインバード MR-E520W
¥12,393 Amazon.co.jp (7/1執筆時)
また、自宅用で、玄米から毎日お米を挽きたいと思っている方、【信頼性の高い精米器】をツインバード工業の機種などを【こちら】で多く紹介しています。よろしければご覧ください。
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