1回目記事からの続きです→こちら
4-1・アイオーデータのモニターの比較

4回目記事のトップバッターは、日本のアイオーデータの製品です。
三菱電機の液晶モニター部門を吸収して、プレゼンスを高めた日本企業です。
1・23.8型液晶モニターの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:LG〈韓国〉
1-3:DELL 〈米国〉
2・23.8型液晶モニターの比較 (2)
2-1:EIZO〈日本〉
2-2:ASUS〈台湾〉
2-3:HP〈米国〉
3・23.8型液晶モニターの比較 (3)
3-1:BenQ〈台湾〉
3-2:イイヤマ〈日本〉
3-3:フィリップス〈欧州〉
4・23.8型液晶モニターの比較 (4)
4-1:アイオーデータ〈日本〉
4-2:レノボ・グリーンハウス ほか
5・23.8型液晶モニターの比較 (5)
5-1:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」の説明に沿って各機を説明していきます。
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以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

【2025年発売】
【23.8インチ】DI-D242SA-F KH-D242SA-F
48・IODATA EX-D242SA-F
¥17,980 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
【23.8インチ】
49・IODATA EX-D242SA
¥16,980 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
スタンド:チルト
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS (AHVA) ノングレア
コントラスト比:1300:1
応答速度:4ms GTG)
リフレッシュレート:最大100Hz
HDR:
USB給電:65W
接続端子:HDMI DP
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:3年/5年
EX-D2S-Fシリーズなどは、アイオーデータのPCモニターです。
同社がネット向けに出す格安な入門機になります。

パネルは、IPSです。

正確には、台湾大手のAUOが作るAHVA-IPSですが、性質は同じです。
商標の関係でアイオーデータではAHVA表記にしているだけです。
スペックは、輝度(250cd/u)、コントラスト比(1300:1)です。
色域は非開示です。
AUOのこのスペックだとsRGB 83%(P3 68%)あたりでしょう。少なくとも、この部分は強調できないIPSです。
応答速度は、オーバードライブ時に最大4msです。
標準だと14msほどの普通のパネルです。
リフレッシュレートは、100Hzです。
やや良い水準です。
画像補正機能は、「あっさり」です。
同社モニターは、超解像度技術や、広色域化技術を伴うパネルもあります。
しかし、本機はそうではないです。フリッカー対策はあります。

スタンドは、上位機は稼動性は良いです。
チルト(上23°・下5°)・左右90度・高さ15cmと縦回転です。
15cmの高さに伸ばせる同社の新しい「フル稼動」スタンドです。
下部に14インチクラスのノートPCを入れ込んで2画面で使うための仕様です。このほか、スタンドの裏面にもVESAマウント(75mm)があり、miniPCを据え付けられる構造にしています。
一方、下位機は、チルトのみです。あまりおすすめしません。
接続端子は、 HDMIとDPが、1系統のみです。
スピーカーは、総合4Wのステレオスピーカーです。
5年保証:フル稼動スタンド
:LCD-D242SA-F
:LCD-D242SA-FX
:LCD-D242SA-F-AG (+抗菌)
5年保証:チルトのみ
:LCD-D242SA
:LCD-D242SAX
:LCD-D242SA-F-AG(+抗菌)
保証期間は、3年間です。
なお、本機は「法人向け」「個人向け」で別型番であってそちらは5年保証です。
ただ、いずれも輝点保証などはないです。また、そちらのみ抗菌モデルがあります。
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以上、アイオーデータのEX-D2S-Fシリーズなど紹介でした。
同社の売りの画質補正面であまり個性はないです。
パネルも、コントラスト比はやや良いですが、逆に色域に課題がありそうなパネルです。
若干おすすめポイントに欠ける製品です。

【23,8インチ】
【2025年発売】
(個人向けワイドモデル)黒
50・IODATA LCD-C242SDBX
¥24,078 楽天市場 (4/9執筆時)
(ネット限定モデル):黒・白:保証3年
50・IODATA EX-C242SDB
50・IODATA EX-C242SDW
¥23,800 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
スタンド:チルト
【2025年発売】
(個人向けワイドモデル)黒
51・IODATA LCD-C242SDB-FX
¥26,292 楽天市場 (4/9執筆時)
(ネット限定モデル)白・黒:保証3年
51・IODATA EX-C242SDB-F
51・IODATA EX-C242SDW-F
¥26,800 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
51・IODATA KH-C242SDB
¥19,980 楽天市場 (4/9執筆時)
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:ADS ノングレア
コントラスト比:1300:1
応答速度:5ms(GTG)
リフレッシュレート:最大100Hz
HDR:
USB給電:65W
接続端子:HDMI USB-C DisplayPort
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(1w×2)
保証期間:5年 (EXは3年)
LCD-C242SDBXなども、アイオーデータのPCモニターです。
同社のスタンダードラインで、先ほどの機種の上位機です。ネット限定モデルだけ、保証が短い代わりに安くしています。

液晶パネルは、ADSです。
IPSとADSは正確に言えば、中身の仕組みが少し異なりますが、表示傾向は同じです。

ADSは、中国大手のBOEが生産しているIPS系パネルです。
TV用パネルでむしろ知られますが、PC用でも昔から同社は採用しており、信頼性も十分です。
スペックは、輝度(250cd/u)、コントラスト比(1300:1)、視野角(178°)です。
色域は、本機も非開示です。
応答速度は、オーバードライブ時に最大5ms(GtoG)です。
オーバードライブはオン/オフが選択可能です。

自動画質調整は、本機は、シーン別オート調整モード(画面モード)が付きます。
日本企業の製品はモードが多い傾向です。

画質調整機能は、エンハンストカラー機能を備えます。
RGBカラーに、SMY(シアン・マゼンダ・イエロー)を加えた6軸色補正で、10段階で色相を整えるものです。また、階調補正も同時に行います。
簡単に言えば、色を鮮やかに(派手に)みせる系の技術で、テレビ的な補正です。効果はあるでしょう。
加えて、超解像技術を搭載します。
こちらもテレビではお馴染みです。本機の超解像は、SD画質のコンテンツ(720×480)などの低解像度ソースで主に効果を見込める技術です。DVD相当のソースには無意味ではありませんが、高解像度コンテンツが一般的になった現在では、こちらは以前ほど重要な機能ではありません。
その上で、この機種は、フリッカーレス設計の言及があります。

スタンドは、フル稼動の「パーフェクトスタンド」が選べます。
調整幅は、チルト(上20°・下5°)・左右(90°)・高さ(13cm)と縦回転です。
十分な可動幅です。下位機はチルトのみですし、選ぶならば、そちらでしょう。

接続端子は、 HDMI・DPほか、USB-C端子も付属します。
DELLでもみましたが、対応するノートPCなどに対して65W給電できます。
スピーカーは、総合4Wのステレオスピーカーが搭載されています。
保証期間は、5年間です。ネット限定モデルは3年となります。
なお、ネット限定モデルを含めて、1ヶ月ですが「無輝点保証」が付属です。
ただ、黒点は無保証ですし、保証期間も短いのでちょっとした「おまけ」のレベルに止まるでしょう。
法人・文教向けモデル
5年保証:フル稼動スタンド
:LCD-C242SDW-F LCD-C242SDB-F
:LCD-C242SDW-F-AG LCD-C242SDB-F-AG(+抗菌)
5年保証:チルトのみ
: LCD-C242SDW LCD-C242SDB
: LCD-C242SDW-AG LCD-C242SDB-AG (+抗菌)
なお、このシリーズの場合も「法人・文教向け」の製品が別型番であります。
ただ個人向けと基本仕様は同じですし、今回は価格を掲載しませんでした。
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以上、 LCD-C242SDBXなどの紹介でした。
ADSで、入門機相当の製品としてパネルの品質は問題ないです。スタンドも上位機ならば稼動性が良いですし、USB給電も対応です。
アイオーデータの独自性と言える画像補正もなしますし、性能的には「まとまった」入門機に思います。
同価格帯の他社機と比べる必要はありますが、本機を選んでも「悪くない」と言えます。
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このほか、同社からはこのサイズの製品が他にもあります。
順番にみていきます。

【23.8インチ】
【2023年発売】
(個人向けワイドモデル)
52・IODATA LCD-A241DBX
¥16,074 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
(法人・文教向けモデル)
52・IODATA LCD-A241DB 【黒】
52・IODATA LCD-A241DW 【白】
¥12,100 楽天市場 (4/9執筆時)
保証期間:5年
(特定店限定)
53・IODATA DI-A241DB
¥13,680 楽天市場 (4/9執筆時)
53・IODATA KH-A241DB
¥15,980 楽天市場 (4/9執筆時)
(Amazon限定)EX-LDH241DB-B後継品
53・IODATA EX-A241DB
53・IODATA EX-A241DW
¥14,800 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
保証期間:3年
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:ADS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:最大75Hz
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI D-SUB
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(1w×2)
第1に、LCD-AH421XDBなどです。
こちらは、ここまでみてきた現行機から数えて1世代前の旧機になります。
パネルは、ADSで先ほどの機種と同じです。
ただ、コントラスト比が(少し前の)IPSのスタンダード水準(1000:1)に止まるほか、リフレッシュレートが75Hzと新機種より多少負けます。
スタンドは、しかし、いずれの機種もチルト角度調整のみです。
その部分で「価格相応」です。
接続端子は、HDMIとD-subのみのあっさり構成です。
USB-C接続ができない点は、注意してください。
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結論的にいえば、他社の似た製品比べて独自の画像補正は充実するものの、基本的には、文教用に機能を絞った廉価版と言えます。
ただ、スタンドの貧弱さはどの機種の場合も個人用としてはネックです。
また、仕事用としては問題ないにせよ、家庭用として映像視聴やゲーム用とを含めて考えると、最近増えてきた、コントラスト比や輝度を従来より高めた「新パネル」を採用する、各社の同価格帯の「入門機」に比べて、見劣りする部分は感じます。
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【23.8インチ】
【2021年発売】
54・IODATA LCD-DF241EDB-F
54・IODATA LCD-DF241EDW-F
¥24,200 楽天市場 (4/9執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:ADS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:4ms (GTG)
リフレッシュレート:最大60Hz
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI DP D-sub
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(1w×2)
保証期間:5年
第2に、 CD-DF241ED-Fシリーズなどです。
1つ上でみた旧機のさらに1世代前の旧機になります。
スタンドは、こちらは、「フル稼動」です。
ただ、仕事用とはいえ、現行水準から言えば、接続端子の構成ほか、リフレッシュレートやスピーカーなど、仕様がさすがに「古くさく」感じます。
他の機種が良いでしょう。
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【2023年発売】【23.8インチ】
55・IODATA MediCrysta LCD-MD241D
¥83,846 楽天市場 (4/9執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:450cd/u
液晶方式:IPS系(AAS) ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:15ms (GTG)
リフレッシュレート:最大75Hz
HDR:
USB給電:
接続端子: DisplayPort HDMI DVI-D
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(1w×2)
保証期間:5年
第3に、MediCrysta LCD-MD241Dです。
医療用モデルで「メディクリスタ」というシリーズ名がついています。

パネルは、IPSです。
正確にはイノラックスのAASになります。
大手ですが、PCモニター用にAASが使われるのは、全社通してもわりと珍しいです。
この輝度(450cd/u)を実現するための調達かと思います。
色域は、非開示ですが、おそらくsRGB 98%あたりのスペックです。
問題ないです。

「輝度を明るく」したことで、医療画像用に、細部の階調表現ができる「DICOMモード」が搭載されます。そのほかは、一般向けに便利という要素は特にみられません。
逆に、オーバードライブ機能がなく、応答速度が遅いので、完全に業務用です。

【23,8インチ】【2026年発売】
(個人向けワイドモデル)
56・IODATA LCD-C243SMB-FX
¥37,930 楽天市場 (4/9執筆時)
(文教モデル)
56・IODATA BizCrysta LCD-C243SMB-F
¥36,980 楽天市場 (4/9執筆時)
(Amazon限定)保証3年
56・IODATA EX-C243SMB-F
¥34,800 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS系(AAS) ノングレア
コントラスト比:1500:1
応答速度:4ms(GTG)
リフレッシュレート:最大100Hz
HDR:
USB給電:65W
接続端子:HDMI USB-C DPLAN
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(1w×2)
保証期間:5年
LCD-C243SMB-FX などは、アイオーデータの23.8型PCモニターのビジネス向けの上位機です。

2026年登場で、デイジーチェーン(数珠つなぎ)対応のモデルです。

液晶パネルは、本機は「IPS方式」という表現です。

同社の場合、LGのIPSや、ADSやAHVAの場合基本的に「そのように公開」するのが通例です。
おそらくですが、台湾のイノラックスのAAS-IPSでしょう。大手ですが、一般向けPCモニターだと、それらよりは採用例が少ない企業です。
スペックは、輝度(350cd/u)、コントラスト比(1500:1)です。

色域は非開示です。
この輝度の同社の製品でもsRGBカバー率の高い(sRGB 100%)があります。そのため、今回の設定したIPS++の基準に達する可能性もあるのですが、逆に達しないタイプもあるので、何とも言えません。
応答速度は、オーバードライブ時に4ms(GtoG)です。
リフレッシュレート(100Hz)を含めて、水準はあります。
画像補正機能は、ただ、エンハンストカラーを含めた機能性は省略です。
ストイックな仕事用の構成です。フリッカーレスなどはしっかり対応します。
スタンドは、フル稼動の「パーフェクトスタンド」が選べます。
調整幅は、チルト(上23°・下5°)・左右(90°)・高さ(15cm)と縦回転です。
高スペックと言って良いです。
接続端子は、 HDMI・DP・ほか、USB-C端子に対応です。
対応するノートPCなどに対して65W給電できます。また、先ほども書いたように、DPは出力もあるため、デイジーチェーンで3画面にできます。
USBハブは、USB-A(USB3.0)が2系統と、USB-C(USB3.0)が2系統です。
本機は、有線LAN端子もあるので、「USB-Cドッキングステーション」として充実した仕様です。
スピーカーは、総合4Wのステレオスピーカーが搭載されています。
保証期間は、5年間です。
ただし、ネット限定モデルは3年となります。
一方、全機とも1ヶ月の無輝点保証は付属しません。ここも、パネル調達先が他機と変わる関係には見えます。
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以上、アイオーデータのLCD-C243SMB-FX などの紹介でした。
本格的なビジネス向けの「USB-Cドッキングステーション」といえます。接続仕様や、スタンドも含めて、ビジネス用上級機としてしっかりまとめています。
一方、パネルスペックが同社の他機に比べて不特定は難点です。もっとも、色域にせよ、その部分が関係するエンハンストカラーにせよ、ストイックな仕事用と考えるならば問題ない気はします。
4-3・レノボのモニターの比較

続いて、レノボのモニターなどここまで見ていない企業の製品を同時にみていきます。
直販展開が中心ですが、割と値ごろ感がある製品が多い印象です。

【23.8インチ】
【2025年発売】64BAMAR1JP
57・ Lenovo ThinkVision E24-40
¥18,480 Lenovo直販 (4/9執筆時
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1300:1
応答速度:4ms (GTG)
リフレッシュレート:最大100Hz
HDR:
USB給電:
接続端子:D-Sub HDMI1.4 DisplayPort1.2
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:2W×2
保証期間:3年
ThinkVision E24-40 は、レノボの販売するモニターです。
米国のIBMからThinkPadとThinkVision を引き継いだ中国企業で、PC供給ではNECなどと連携関係にもある企業です。

パネルは、IPSとの表記です。
スペックは、輝度(250cd/u)、コントラスト比(1300:1)、視野角(178°)、色域(sRGB 99%)のごく普通のスタンダードクラスのIPSパネルです。
低価格クラスのIPSとして言えば、コントラスと色域のスペックが少し良い製品です。既に見た2025年のLGモデルでも採用で、最近登場してきたこのクラスの「新世代IPS」です。
輝度は普通のIPS水準ですが、仕事用の場合、「輝度を十分に落とせる」ことも重要です。高輝度パネル十分下げられないこともありますし、格安のビジネス用だと、本機のように、無理に高くしていないパネルのほうが、仕事には良いです。
応答速度は、オーバードライブ時、最大で4msです。
ノーマルでも6msなので問題ないです。
画像補正機能は、特段の説明はなく、「あっさり」です。
フリッカー対策はなされます。
スタンドは、上下左右高さ回転と全方向対応です。
チルト(上 22度 下5度)、左右(360度)、高さ(15.5cm)と回転なので、可動性も良いです。

接続端子は、HDMI・DP・D-subです。
このあたりは、「レガシー」ですが、ThinkVision らしいといえばそうです。
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以上、 Lenovo ThinkVision E24-40 の紹介でした。
調整力の部分では「あっさり」ですが、パネル・スタンド・フリッカー対策という、ビジネス用に重要な部分は網羅します。
IBM時代からの伝統もあってか、しっかり堅牢な作りです。ThinkPad系のファンならば、ロゴもアクセントもあるので、候補の1つになるかもしれません。
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このほか、レノボのビジネス用は、以下のような上位モデル、下位モデルの展開があります。
順番にみておきます。

【23.8インチ】
【2024年発売】64A4MARXJP
58・ Lenovo ThinkVision T24-40
¥27,500 Lenovo直販 (4/9執筆時)
接続端子:D-Sub HDMI1.4 DisplayPort1.2
USB給電:
スピーカー:
【2025年発売】64B9GAR1JP
58・ Lenovo ThinkVision T24D-40
¥34,980 Lenovo直販 (4/9執筆時)
接続端子:HDMI1.4 USB-C DisplayPort1.4
USB給電: 100W
スピーカー:2W×2
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1500:1
応答速度:4ms (GTG)
リフレッシュレート:最大120Hz
HDR:
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
保証期間:3年
第1に、T24-40 です。
ビジネス向けのTシリーズに属します。

2機ありますが、上位機の場合、100W給電対応のUSB-C端子を装備します。
加えて、デイジーチェーン(数珠つなぎ)もできるため、マルチモニター環境を構築する場合、有利です。
そのほか、スピーカーとLAN端子も上位機のみ備えます。接続面の装備が良いビジネス向け上級機といえるでしょう。もちろん、必要に応じてですが、そこまでの価格差はないので上位機を選んでも良いでしょう。

パネルは、IPSとの表記です。
輝度(250cd/u)、コントラスト比(1500:1)、視野角(178°)、色域(sRGB 99%)です。
普通のスタンダードクラスのIPSパネルですが、本機は、色域ほか、コントラスト比の部分でもやや良いです。
リフレッシュレートも、最大120Hzとやや良いです。
仕事向けのディスプレイではありますが、カーソルを「なめらかに表示したい」などのニーズには、叶うかと思います。
画像補正面でも、しっかり、フリッカー対策はあります。

スタンドは、本機も、フル稼動です。
チルト(上 24度 下5度)、左右(90度)、高さ(15.5cm)と縦回転です。
スタンド仕様は、先ほどの機種と変わりますが、問題ないです。
同社のスタンドは、アクセント色が、ThinkPadと同じですし、形状もスマートでデザインがよく思います。

USBハブは、一方、装備です。
構成は、USB-A(USB 3.0)が3ポートと、USB-C(USB 3.0)が1ポートです。
USB-Cは、15W給電もできますし、スマホの充電には便利です。
可動性も良いです。デイジーチェーンはただし非対応です。

【型番:4XC1J05150】
ThinkVision MC60 (ロング)モニター Webカメラ
¥9,900 Lenovo直販 (8/20執筆時)
【型番:4XD1J05151】
ThinkVision MS30(ロング) モニター サウンドバー
¥2,970 Lenovo直販 (8/20執筆時)
スピーカーは、下位機は非搭載、上位機も簡単なスピーカーのみです。
一方、同社は、ThinkVision用に純正サウンドバーとノイキャンマイク内蔵のフルHDカメラが用意しています。増設により、特にビデオ通話などに対応できます。Windowsならば顔認証も対応です。
特にカメラは、オートフォーカス・オートフレーミング対応の新世代ですので、導入効果は高いでしょう。いずれも専用設計で、背面の端子にささるような設計なので、他社製品を導入するよりスマートでしょう。
保証は、3年間です。
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結論的にいえば、下位機と比べて、パネルは、コントラスト比とリフレッシュレートの部分で、仕様が良いです。
その上で、USBハブも装備です。ThinkPad的な外観が好みの場合は、選択肢になるかと思います。
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【2026年発売】
【23.8インチ】
(144Hz)シルバー
59・Lenovo L24D-4C フルHD 67DCUAC6JP
¥20,980 Lenovo直販 (4/9執筆時)
接続端子:HDMI1.4 USB -C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
(144Hz)シルバー
60・ Lenovo L24-4C 67DDKAC6JP
¥19,480 Lenovo直販 (4/9執筆時)
(100Hz・スピーカーなし)黒
60・Lenovo L24-4e FHD ディスプレイ 68C2KAC1JP
¥19,800 Lenovo直販 (4/9執筆時)
接続端子:D-Subx1 HDMI1.4x1
スタンド:チルト
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1500:1
応答速度:4ms (GTG)
リフレッシュレート:最大144Hz
HDR:
USB給電:75W
VESA:100mm
スピーカー:3W×2
保証期間:3年
第2に、Lenovo L24m-4Aなどです。
比較的安めで売られるラインで、ThinkVisionシリーズとは別のラインになります。

こちらは、4辺ベゼルレスのスタイリッシュなスタンドです。
外観的には、ThinkPadより、ThinkBookに近いでしょうか。なお、リフレッシュレート高めの製品ですが、同社の場合、ゲーミング用はLegionブランドで出すので、こちらは、(あくまで)一般向けのモニターです。

パネルは、IPSです。
スペックは、輝度(250cd/u)、コントラスト比(1500:1)、色域(sRGB 99%)です。輝度の数字は平凡ですが、色域・コントラスト比は、格安機では少し良い水準です。

リフレッシュレートは、下位機(100Hz)を除き144Hzです。
応答速度も、OD時に最大4msです(MPRT 1ms)。
こうした部分や、輝度以外のスペックの良いパネルを利用している部分で、どちらかというと「ゲーム・動画視聴」中心に考える場合、有利でしょう。
下位機(L24-4e)を除けば、無印ながら、FreeSyncも対応しますので。
HDRは、ただ、非対応です。
ゲーミング用だと最近標準化されているので、ここは本格的なゲーミング用との差です。
画像補正機能は、本機も特段の説明はなく、「あっさり」です。
フリッカー対策はなされます。
スタンドは、上位機は上下左右高さ回転と全方向対応です。
チルト(上 22度 下5度)、左右(360度)、高さ(15cm)と縦回転です。
可動性も良いです。
接続端子は、上位機はHDMIとUSB-Cです。
USBは、USB-PD対応で75W給電が可能です。
USBハブも、上位機は装備です。
構成は、USB-A(USB 3.0)が4ポートとという構成です。
スピーカーは、下位機(L24-4e)を除けば装備です。
保証期間は、3年です。
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結論的にいえば、調整力の部分では「あっさり」ながら、パネル・スタンド・フリッカー対策という部分で、基本をしっかりおさえる製品です。
外観もスタイリッシュ系です。
上位機はとくに、75W対応のUSB-C端子とUSBハブが欲しい場合、特に、選択肢の1つになるかと思います。
Tシリーズと迷いますが、リフレッシュレートは144Hzまで対応できる点や、パネルスペックの傾向からして、仕事もするが「ゲーム用途」や動画視聴における「映像美」を中心に、安めのモニターを探している場合、候補にできそうです。
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【2024年発売】
【23.8インチ】
61・Lenovo ThinkVision S24-4e 64B5KAR1JP
¥12,980 Lenovo直販 (4/9執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1300:1
応答速度:4ms (GTG)
リフレッシュレート:最大100Hz
HDR:
USB給電:
接続端子:D-Subx1 HDMI1.4x1
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー:
保証期間:3年
第4に、ThinkVision S24-4eです。

ThinkVisionシリーズの「最安」モデルです。

パネルは、こちらも、IPSです。
ただ、上位機とはスペックが異なり、輝度(250cd/u)、コントラスト比(1300:1)、色域(sRGB:99%)です。

他社にもありましたが、最近登場してきた、コントラスト比を改良した、新世代の入門用パネルです。本機の場合、色域も広めですし、出所は良さそうな製品です。
なお、レノボの場合、拡張コントラスト対応ですので、ダイナミック比(300万:1)の表示もあります。
画像補正面でも、しっかり、フリッカーフリーの記載があります。
接続端子は、D-Subx1 HDMI1.4x1です。
デジタル端子数が少なく、ここは価格相応です。
スタンドも、チルトのみ(上22° 下5°)です。
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結論的にいえば、1万円台前半で「パネル品質全振り」で選ぶ場合、候補にできそうな製品の1つと言えます。
ただ、スタンドの可動性と、端子構成は価格相応ですので、そこが注意点です。

【23.8インチ】
【2024年発売】
62・グリーンハウス GH-LCW24RH-BK
¥26,800 楽天市場 (4/9執筆時)
応答速度:14ms (GTG)
USB給電:65W
接続端子:HDMI DP USB-C
スピーカー:2.5W×2
【2022年発売】
63・グリーンハウス GH-LCW24LH-BK
¥19,740 楽天市場 (4/9執筆時)
応答速度:7.8ms (GTG)
USB給電:
接続端子:HDMI D-SUB DP
スピーカー:2W×2
液晶方式:ADS ノングレア
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
コントラスト比:1000:1
リフレッシュレート:最大75Hz
HDR:
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:2W×2
保証期間:5年
GH-LCW24RHは、グリーンハウスが販売する液晶モニターです。
新旧両機種あります。
後述するように、USB-Cによる給電に対応したほか、スピーカー性能が少し強化されました。

パネルは、新機種はADSです。
旧機種は、もともとは、ノングレアのHIS液晶パネルでしたが、ロットの途中から、型番を変更せずにADSになっていたようです。
個人的には「改良」と(まあ)評価しますが、このようなロットの途中での変更はあまり感心しません。
応答速度は、ただ、オーバードライブ時でも14msです。
旧機を含めて、IPS系としても遅めで、この部分は強調できません。
画像補正機能は、特に高機能ではないです。
フリッカー対策はあります。

モニタースタンドは、左右の角度調整以外は柔軟に動きます。
可動範囲は、上表の通りです。加えて、台座が左右に175度上がるとのことです。
接続端子は、新機種の場合、USB-CとDisplay Portが1系統ずつです。
USB-Cは、65Wとそこそこの給電力があります。
普通のノートPCに対してならば、速度低下なしに給電できます。
ケーブルは、全ての種類が付属します。長さは1.8mです。
スピーカーは、2.5Wのステレオです。
保証期間は、5年です。
長いと言えます。
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以上、グリーンハウスの GH-LCW24RHの紹介でした。
USB-C搭載機では、それなりの性能ですが、パネルの応答性の低さが気になります。
また、旧機について型番変更なしに、ロットの途中でパネル仕様を変更したのは、ユーザー側に立つと、相当問題のあったことに思えます。
2度目がないか、注意が必要です。
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このほか、グリーハウスからは、以下のようなモニターの販売もあります。
順番にみておきます。

【23.8インチ】【2024年発売】
64・グリーンハウス GH-LCW24S-BK
¥13,790 楽天市場 (4/9執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:VA ノングレア
コントラスト比:4000:1
応答速度:4ms (GtoG)
リフレッシュレート:最大100Hz
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI D-SUB
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー:2W×2
保証期間:3年
なお、 GH-LCW24Pグリーンハウスの販売する23.8型モニターです。

パネルは、23.7インチのVAです。
こちらは、VA表記で売られ、コントラスト比が4000:1(ダイナミック比 1億:1)と一般的な「VAパネル」の他機より25%ほど良い値です。
リフレッシュレートも若干高め(100Hz)です。
応答速度は、オーバードライブ時、4msとですが、100Hzで使う場合です。
標準応答速度の開示があり20msですので、(そもそもここが弱い)VAですが、その範疇としてもあまり良くないです。
スタンドは、チルト角度のみ(上20°・下5°)ですし、今回の比較基準だと、選択肢にしにくいと言えます。

【2022年発売】【23.8インチ】
65・富士通 VTF24021BT
¥23,800 楽天市場 (4/9執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:4ms (GTG)
リフレッシュレート:最大75Hz
HDR:
USB給電:
液晶方式:IPS ノングレア
接続端子:HDMI×2 VGA
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:2W×2
保証期間:5年
VTF24021BT は、富士通の販売する21.5インチモニターです。
直販のみWMD24021BT_KCという型番の機種の展開があります。
こちらは、スタンドの稼働が前後のチルトのみですので、注意してください。

パネルは、IPSです。
スペックは、輝度(250cd/u)、コントラスト比(1000:1)、色域(sRGB 99%)です。
昔からある、(今だと)旧水準ともいえるスタンダードパネルです。

スタンドは、前後左右高さ回転と全方向対応です。
調整力は十分です。
あとは、保証期間が5年と長い部分が目に付いたところです。
フリッカー対策は本機も採用です。
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以上、富士通のVTF24021BTの紹介でした。
基本的には法人向けの製品でしょう。
スタンドの稼働性、IPS液晶の採用と、最低減必要な部分はクリアした機種です。
ただ、画質調整を含めて、それ以外に個性があるわけでもないので、他社と値段勝負になるでしょう。ただ、保証年数が長めなのは、プラスポイントになります。
今回の結論
23.8インチモニターのおすすめはこの機種!!
というわけで、今回は、23.8インチと23.6インチのモニターの比較の4回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

5・23.8型液晶モニターの比較 (5)
5-1:最終的なおすすめの提案【結論】
画質の良さ ★★★★★
目疲れしにくさ ★★★★★
スタンドの性能 ★★★★★
応答速度 ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
5回目記事(こちら)では、「結論」として今回紹介した全製品から、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を選定していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
5回目記事は→こちら!
