Top オーディオ製品 比較2026'【高音質】PCスピーカー71機の性能とおすすめ・選び方:ハイレゾ対応 (4)

2026年03月22日

比較2026'【高音質】PCスピーカー71機の性能とおすすめ・選び方:ハイレゾ対応 (4)

 1回目記事からの続きです→こちら

4-1・ロジクールのPCスピーカー

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 4回目記事のトップバッターは、スイスの「ロジクール(Logitech)」の製品です。

 PC周辺機器全般を生産する世界的企業です。

 アナログなスピーカーを生産してきたオーディオ企業ではないですが、特に「低音が充実する」迫力重視のスピーカーを多くラインナップします。

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1・PCスピーカーの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:オーディオテクニカ〈日本〉
 1-3:Edifier 1〈香港〉
2・PCスピーカーの比較 (2)
 2-1:Edifier 2〈香港〉
 2-2:CREATIVE〈シンガポール〉
 2-3:JBL〈米国〉
3・PCスピーカーの比較 (3)
 3-1:クリプトン〈日本〉
 3-2:パイオニアDJ〈日本〉
 3-3:サンワサプライ〈日本〉
 3-4:Razer〈米国〉
 3-5:EVE AUDIO〈ドイツ〉
4・PCスピーカーの比較 (4)
 4-1:ロジクール〈スイス〉
 4-2:FiiO〈中国〉
 4-3:Audioengine〈米国〉 
 4-4:ELAC〈ドイツ〉
 4-5:AIRPULSE〈香港〉
 4-6:フォスター〈日本〉  
5・PCスピーカーの比較 (5)

 5-1:最終的なおすすめの提案【結論】

今回も、 1回目記事の冒頭(こちら)でみた「選び方の基本」に基づいて、今回も説明していきます。

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 なお、以下の本文では、Atlasのおすすめできるポイントについては赤字で、イマイチな部分については青字で書いていきます


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 【2020年発売】

 【通常型番】

 56・ロジクール PCスピーカー Z407
  ¥15,000 Amazon.co.jp (3/22執筆時)

 【直販型番】(性能は同じ)

 56・ロジクール PCスピーカー Z407a
  ¥13,500 楽天市場 (3/22執筆時)

ハイレゾ:
出力:10W×2+20W (RMS)
スピーカー:5.8cm
周波数帯域:55Hz-20kHz
接続:USB・Bluetooth・アナログ
サイズ:幅9.4× 高さ20× 奥行8.5cm

  Z407は、ロジクール(Logitech)が販売するPCスピーカーです。

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 大きさは、幅9.4cm× 高さ20cm× 奥行8.5cmです。

 ただし、サブウーファが別に付属し、そちらが、幅23.4cm× 高さ24cm× 奥行18cmです。

 机の下などに設置すれば良いでしょう。

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 PCとの接続は、ステレオミニ端子によるアナログ方式ほか、BluetoothUSBが選べます。

 ネットワークは、したがって、Bluetooth搭載です。

 ただ、圧縮音源並に音質が劣化するSBCコーデックのみなので用途は限定されます。

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 【0.5m〜2m】

 USB C to Micro Bケーブル
  ¥1,126〜 Amazon.co.jp (3/22執筆時)

 USB A to Micro Bケーブル
  ¥578〜 Amazon.co.jp (3/22執筆時)

 結論的にいえば、 音質を重視したい場合は、USB接続がおすすめです。

 ただ、ケーブルが未付属なので、PC側のUSB端子形状に合わせて別売ケーブルを買う必要があります。

 「オーディオグレード」でなくてOKならば、この値段で手に入ります。

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 ケーブルは、PCからサブウーファに引き込みます。

 その後、付属の有線ケーブル(RCA)で、左右のスピーカーに伝送されます。

 アンプ出力は、ロジクールは、カタログ上総合RMSですが、左右合計20Wとサブウーファ20Wの、総合出力40Wです。

 最大出力で言えば80Wなので、わりと強力です。ゲーム用などには良いでしょう。

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 スピーカーは、5.8cmインチのアルミコーンを1つだけ装備するフルレンジです。

 音質は、サブウーファ由来で、低音域の深みには配慮があります。低音域は、レベル調整を単独でできるため、「低音が爆発」するようなことはいでしょう。

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 ボリューム調節は、付属のワイヤレスリモコンで可能です。

 音源の再生・一次停止・ミュート・スキップなどの調整も可能です。

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 以上、ロジクールの Z407の紹介でした。

 音質的には(意外と)手堅い構成なので、重低音を効かせる聴き方ならば、「指名買い」で良さそうです。音域もサイズ感からすると広いです。

 割と良い機種だと思いました。

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 なお、ロジクールは、本機の「下位機種」といえる格安機が、いくつか発売されています。

 順番にみておきます。

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 【2010年発売】

 57・ロジクール PCスピーカー Z313 Z313a
  ¥7,480 Amazon.co.jp (3/22執筆時)

ハイレゾ:
出力:5W×2+15W (RMS)
スピーカー:5.1cm
周波数帯域:
接続:USB・Bluetooth・アナログ
サイズ:幅8.9× 高さ14.2× 奥行815cm

 第1に、Z313a です。

 同じようなサブウーファー付きですが、総合25W(最大50W)となる部分で下位機です。

 ドライバーは、ツイーターぽい突起がありますが、小さめの5.1cmのフルレンジです。

 サブウーファーは、11.4cmでパッシブラジエータ付です。

 上位機と比べて、総じて低音域は弱いですが、左右スピーカーは小柄で設置性は良いです。また、軽量機ですが、先ほどの機種と同じく、床からの振動を受けにくい構造です。

 価格からすると、本機も低音域〜高音域までバランス良く聞かせてくれます。

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 結論的にいえば、机下などにサブウーファの置き場所さえあれば、この価格帯ではおすすめできます。

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 【Amazon限定】

 58・ロジクール Multimedia Speakers Z150BK
  ¥3,960 Amazon.co.jp (3/22執筆時)

ハイレゾ:
出力:1.5W+1.5W(RMS)
スピーカー:5cm
周波数帯域:
接続:アナログ(3.5mm)
サイズ:幅8.5×高さ15.1×奥行15.2cm

 なお、同社の格安機としては、Z150Bという製品展開も見られます。

 こちらは、電源をコンセントから取るタイプで、PCとの接続も、USB DACがないのでアナログ式です。

 やはり、出力の弱さから、あまりおすすめできません。

4-2・FiiOのPCスピーカー

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 続いて、中国広東のFiiOのスピーカーです。

 小型アンプは、相当前から日本でシェアが高かったブランドですが、スピーカーは2023年からです。日本ではエミライが代理店です。


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 【2024年発売】(執筆時白のみ在庫)

 59・FiiO SA1 FIO-SA1-B
 59・FiiO SA1 FIO-SA1-W
  ¥30,620 楽天市場 (3/22執筆時)

ハイレゾ:対応
出力:25W+25W
スピーカー:8.9cm + 1.9cm   
周波数帯域: 65Hz-20kHz    
接続:Bluetooth USB-C 光 同軸 アナログ
サイズ:幅13.5× 高さ18.5× 奥行15.5cm

 FiiO SA1は、FiiOのデスクトップ用スピーカーの中級機です。

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 大きさは、幅13.5× 高さ18.5× 奥行15.5cmです。

 結構、幅広で、若干幅のひろい机向けと言えます。

 基本的には、PC用の「ニアフィールド」というより、レコードなどを含めて、リビングなどに置いて、BGM用に使うことを主眼に想定しているようにみえます。

 ただ、浅めの奥行と、ドライバーのサイズと構成からしても、デスクトップでの利用も向いていると言えます。

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 スピーカーは、8.9cmのウーファーと、1.9cmのトゥイーターです。

 ウーファーは、ウッドファイバー、トゥイーターは、アルミニウム・マグネシウム合金とです。

 素材面で工夫があるのが「見どころ」です。他社だと、PC用スピーカーはあまりこだわらない場合がおおいからです。

 音質は、高水準です。

 高音域は、ハイレゾ対応機ですが、「きらびやかさ」より、聴き疲れしにくい「自然さ」重視です。とはいえ、情報量は多めで、ハイレゾ音源の良さを活かせます。

 中音域は、ボーカルの立ち位置は、中庸で、そこまで前に出ない感じです。

 ほどほどの明晰性がありますが、BGMに向くウォーム系です。

 低音域は、質感・量感ともにバランスが良いです。

 質の良さを感じます。ただ、各帯域ともクロスはやや甘めで、若干の「段差感」が指摘されることも多いです。

 総じて、ハイレゾ用途に使って良い機種ですが、解像感より「暖かみ」を強く感じる製品ですので、用途的には「聴き疲れない」点で、BGM用途に向きそうです。クロスも、そこまで集中して聴かない用途ならば、大きくバランスを崩すものではないです。

 小音量再生は、近接視聴時に、それなりにバランスを保てます。

 PCとの接続は、上位機とほぼ仕様は同じです。

 ただ、レコードプレーヤー用のフォノ端子と、サブウーファー用の出力が本機のみ加わります。

 一方、USB接続、光、同軸ともに、仕様的に、サンプリングレートは、ハイレゾ対応水準です。

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 Bluetoothコーデックも、上位機と比べると、SBC・AAC・LDACだけになりますが、やはり、LDACでハイレゾ対応水準です。

 ただ、周波数特性(65〜20kHz)を見ても、ユニット側でその用途を想定していないといえます。

 リモコンも、装備です。

 低音を含めた音質調整も可能です。

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 以上、FiiO SA1の紹介でした。

 音質は、PC用スピーカーとして向く機種です。

 実際、ある程度の机の幅さえ確保できれば、「温かみのある音質」が好みならば本機は推せます。ハイレゾ的な「解像感」は得られませんが、「聴き疲れしにくさ」は重視できます。

 ドライバー部分に工夫もあり、その部分でも「十分語れる」点で、オーディオとしての面白さもあるでしょう。あと一息、アンプ出力が欲しい感じですが、それ以外問題ないです。

 一方、先述のように、「レコードプレーヤー」を置く口絵から、一見すると「リビング用」にも向くように見えますが、構成としては、今回見ている他機と同じで、あくまで「近接視聴用」の設計といえます。

 なお、今回の比較の主旨からは外れますが、「レコード用」で考える場合、本機は、比較的狭めの空間で、大げさでないシンプルなシステムで、昔のレコードを聴きたいと思っている、「ライト層」に向けた製品といえそうです。


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 【2024年発売】

 60・FiiO SP3 BT FIO-SP3BT-B
 60・FiiO SP3 BT FIO-SP3BT-W
  ¥62,545 楽天市場 (3/22執筆時)

接続:Bluetooth5.0 USB-C 光 同軸 アナログ
ハイレゾ:対応
出力:40W+40W
スピーカー:8.89cm+2,5cm
周波数帯域: 65Hz-40kHz    
サイズ:幅12.0× 高さ16.3× 奥行13.2cm

  FiiO SP3 BTは、FiiOのデスクトップ用のスピーカーの上位機です。

 価格的には、Edifierの上位ライン、あるいはAudioengineの製品あたりがライバルですが、やや小型です。

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 本体色は、黒と白です。

 素材はアルミダイキャストで、一体成形です。角度は下部のスタンドを逆にすることでで水平にもできます。

 底面はライトです。24色に調色可能です。

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 サイズは、幅12.0× 高さ16.3× 奥行13.2cmです。

 冒頭書いた「幅13cm」の枠内には入るので、邪魔にならずに置ける方は多いでしょう。

 PCとの接続は、基本、USB-Cを利用します。

 そのほか、光デジタル・同軸もあるので、接続手段は多いです。

 なお、これらの端子の対応サンプリングレートは、最大で96kHz/24bitです。

 定額音楽サービスのハイレゾ音源(Flac)水準はありますし、問題ないでしょう。

 RCAと3.5mmステレオのアナログも利用できますが、(サウンドカードにこだわりがある場合は別として)デジタル伝送のが良いでしょう。

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 ネットワークは、Bluetoothを利用できます。

 コーデックは、SBC AACなどほか、LC3を除く、LDAC・Apt-X Adaptiveまでフル対応です。

 最近、クアルコムで、ソニー系のLDACまで対応するQCC5124というSOCが出ましたが、それを使っています。

 Bluetoothなどの通信機器はノイズ対策も重要ですが、先述のアルミダイキャスト製の筐体もその部分を重視します。

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 ハイレゾは、周波数帯域の部分でも新機種は適合水準です。

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 アンプ出力は、総合で40Wです(ウーファー30W・ツイーター10W)。

 小型機なのでこれくらいで十分でしょう。

 強くはないですが、構成からみても小音量で普通に視聴するには十分です。

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 スピーカーは、低音再生用のウーハーが8.89cm、高音再生用のツイーターが2.5cmです。

 本体のサイズ感に相応する、ちょうど良いほどの大きさです。無理して大きなものを積んでもいません。

 ウーファーは、弾性の強いカーボンファイバー製、ツイーターはシルクドームです、しっかり「オーディオしている」感じで、真面目です。

 余裕のある電源供給力、スピーカーユニットごと2系統としたマルチアンプ(D級)構成など、やはり基本に真面目です。

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 音質は、高音域を含む解像感と、低音域の量感・質感を重視した設計です。

 低音域は、ドライバー素材の工夫ほか、非対称マグネット回路の工夫で質感を高めつつ、写真のようなS字型のバスレフポートで量感を強化する方向です。

 重低音の沈み込みは、周波数帯域(65Hz)をみてもそこまで重視しない設計です。

 中音域は、一方、明瞭感がしっかり出ており品質が良いです。

 高音域も、本機は「ハイレゾ音源対応」機らしく、「きらびやかさ」や「解像感」を感じます。刺さりにくい「自然さ」もあり、この部分も評価できる製品です。

 ボリューム調節は、後面にあるツマミで調整が可能です。

 左右のユニットの入替もスイッチで可能です。

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 以上、 FiiO SP3 BTの紹介でした。

 本機の初代は「伝統的なアナログ」接続でしたが、1年で「マルチ接続」に生まれ変わった機種です。

 アンプ内蔵型として最も重要なノイズ対策は、筐体、ケーブル、回路と引き続き多重の工夫があります。その上で、電源供給力も十分で、スピーカーユニットにも素材的な工夫が見られます。

 音質は特に「ハイレゾ対応機」らしいスペックで、高音域は「綺麗」ですし、低音域も、重低音的な沈み込みはないですが、量感・質感とも十分です。

 近接視聴用の高級機としては、有力な候補の1つにできます。見かけも格好良く、本体幅も12cmなので、この価格グレードの製品では、かなり良い選択肢に思えます。

4-3・オーディオエンジンのPCスピーカー

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 続いて、米国のAudioengineの製品です。

 2005年にテキサスで起業した会社ですが、面白い小型機を結構出しており、注目しています。。


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 【2025年発売】

 61・Audioengine A2+ Next Gen AE-A2BT2-BLK
  ¥44,990 Amazon.co.jp (3/22執筆時)

黒: AE-A2BT2-BLK
赤: AE-A2BT2-RED
白: AE-A2BT2-WHT
緑: AE-A2BT2-GRN
青:

ハイレゾ:
出力:30W+30W(RMS 30W)
スピーカー:7cm+1.9cm
周波数帯域: 65Hz-22kHz   
接続:USB-C Bluetooth アナログ
サイズ:幅10.6× 高さ15.6×奥行13,8cm

 A2+ Next Gen は、米国の音響メーカーオーディオエンジンの販売するPCスピーカーです。

 2025年に登場で、A2+ WIRELESSの後継機になります。あまり仕様は変わっていませんが、USB接続、Bluetooth回りの仕様が進化しています。

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 大きさは、幅10.6× 高さ15.6×奥行13,8cmです。

 繰り返し書いてきましたが、幅13cmクラスだと、工夫しないとデスクに圧迫感がでます。

 本機は、高級機ながら幅10cmですので、その部分で貴重な存在です。

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 PCとの接続は、アナログ接続もできます。

 しかし、USB DACを内蔵しますし、デジタル接続が良いでしょう。

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 ネットワークBluetooth 5.3搭載です。

 対応コーデックは、SBC、AACほか、Apt-HDも対応です。

 24bit/48kHzですがハイレゾ入力ができます。

 なお、USB-DACも、24bit/48kHz対応ですが、「パディングあり」の註記です。

 つまり、24bit信号で通信するが、中身の情報は16bitの可能性が高いです。この場合、CD音質(16bit / 44.1kHz)実際的な音質向上効果は(ほぼ)なさそうです。

 ハイレゾは、周波数帯域的にも、非対応水準です。

 もちろん、ハイレゾ音源再生時は、可試聴域でも音質改善効果はありますが、本機の場合、先述のような音源入力段階の制限もあるので、そこを「狙ってはいない」でしょう。

 アンプ出力は、最大出力で80Wです。

 小型でもパワーはあります。

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 スピーカーは、低音再生用のウーハーが7cm高音再生用のツイーターが1.9cmです。

 コンパクトな機種ですので、口径はこの程度です。

 ウーハーに、アラミド繊維(ガラスアラミド)を採用します。防弾チョッキにも使われる固い繊維で、高剛性だけに力強い音が鳴ります。

 結構な出力な製品ですが、素材的な工夫で、音圧に負けない構成です。

 なお、グリル(網)本機の場合は「不要」となります。

 音質は、この価格帯、このサイズ感の製品としては優秀です。

 高音域は「きらびやかさ」や「解像感」も平均点以上ですが、どちらかといえば(刺さらない)自然さを重視します。 

 中音域は、明晰さはこのクラスでも平均以上で、クロスも感じずクリアです。

 低音域は、おそらくアラミド繊維の採用効果もあり、数字(65Hz)が示すより低音は深めな感じで、質感(スピード感)は良いです。

 重低音的な沈み込みはないですが、これは、小型のPC用スピーカーだと、だいたいの機種で共通する部分です。

 小音量再生は、もともとスピーカーユニットが小さめなので、問題ないです。

 ボリューム調節は、調整つまみが本体の裏面です。

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 以上、AudioengineのA2+ Next Genの紹介でした。

 10cmの設置幅で設置可能で、比較的設計の新しい製品です。音質面も、ドライバー素材を含めて期待値が高いと言えます。

 先述のように、ハイレゾ回りの仕様が中途半端で「ハイレゾ対応機」とは言いがたい点を除けば、音質部分も評価できます。中音域が自然でクリアで、音場とステレオの定位感も良好で、「質の良い優等生」てきな音を出します。  

 BGM用途のほか、中音域の質が良い機種なので、ボーカル曲や、アコースティックなど、この帯域が重要なコンテンツは、活きそうです。

 逆に、映画や、EDMなどは、低音がやや物足りないかもしれません。


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 【2025年発売】

 62・オーディオエンジンAudioengine HD4 BLK
 62・オーディオエンジン Audioengine HD4 WAL
  ¥69,740 Amazon.co.jp (3/22執筆時)

ハイレゾ:(対応)
出力:30W+30W(RMS)
スピーカー:10.16cm+1.9cm
周波数帯域: 60Hz-22kHz   
接続:USB-C Bluetooth アナログ
サイズ:幅14× 高さ22.9×奥行16.5cm

 HD4も、Audioengineの販売する製品です。

 上で見たA2+の上位機です。また、旧HD3の後継機にもあたりますが、ドライバーユニットと、アンプ出力が強化されため、そちらに対しても上位機です。

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 大きさは、幅14× 高さ22.9×奥行16.5cmです。

 A2+と違って、結構な横幅です。

 PC用として利用できないわけではないものの、配置にはやや苦労するでしょう。

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 PCとの接続は、本機もアナログほか、USB接続に対応します。

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 ネットワークは、Bluetooth 5.0です。

 最新ではないですが、アンテナも付属しますので、安定性は担保されそうです。

 コーデックは、SBC・AAC Apt-XとApt-X HDに対応です。

 下位機種と同じです。USB-Cについても同じなので、「パディング」に関する1つ上で書いた注意点は本機もあります。

 アンプ出力は、最大出力でRMSで、総合60Wです。

 ピークで言えば120Wです。 

 言うまでもなく、力強いです。

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 スピーカーの直径は、低音再生用のウーハーは10.16cm高音再生用のツイーターは1.9cmです。

 ウーハー素材は、評価アラミド繊維からケプラーになっています。

 アラミドと同じ繊維ですが、ケプラーはデュポンの商標なので、デュポン製ということを強調したいからかもしれません。

 いずれにしても、防弾チョッキにも使われる高品質スピーカーではお馴染みの素材です。やはり、小さなユニットで力強くならすためでしょう。 

 音質は、下位機種よりも1ランク高いです。

 高音域は、「自然さ」重視の傾向は同じですが、解像感や輝きはやや評価が高めです。

 中音域は、本機は、ボーカルの輪郭がさらにはっきり見える仕様です。やはり、本体のサイズ感が好影響しているといえます。

 低音域は、大きく改善が見られる部分です。

 周波数帯域の値(60Hz)は控えめですが、低音の重心は幅14cm前後の他機と比べても深めです。もちろん、重低音(40Hz以下)が出るという意味ではないです。

 質感もケプラー素材ですかり、しっかりしまっており、中音域に影響を与えていません。

 各帯域のクロスも問題なく、音も分離し、音場と定位感も優れます。

 小音量再生は、本機も、問題ないです。

 ボリューム調節は、フロントに調整ダイヤルが付属です。

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 以上、AudioengineのH4の紹介でした。

 PC用スピーカーとしては「大きめ」なので、それに向くかは別の話ですが、音質は実際良いです。机上棚などに設置するならば、音質面でおすすめできます。音質傾向も、オーディオエンジンの製品は、個人的に好みです。

 全体としては、聴き疲れない「ナチュラル系」の音質ですが、それなりに低音もでますし、高音域の情報量とともに、音源の良さを感じられるでしょう。

 ただ、無理に狭い机に置くと、実力は発揮できないでしょう。また、バスレフポートは、前側ですが、ある程度ウーファーサイズがある製品なので、壁との距離も少し(10cm)は必要です。

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 【2024年発売】

 63・ Audioengine HD5 HOME MUSIC SYSTEM
  ¥109,890 楽天市場 (3/22執筆時)

ハイレゾ:(対応)
出力:75W+75W(RMS 50W)
スピーカー:12.7cm+1.9cm
周波数帯域: 50Hz-22kHz   
接続:USB-C Bluetooth アナログ・光
サイズ:幅18× 高さ27.0×奥行20cm(アンテナ込み23cm)

 なお、このシリーズの最上位機となるのは、HD5です。

 価格は高いですが、木調のものは、外側にウォルナット材の突き板(ベニア)な「リアルウッド・キャビネット」になります。

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 サイズは、ただし、幅18cm× 高さ27.0cm×奥行20cmです。

  写真は24型ほどのモニターとのコンビの写真に見えますが、机の方の幅が結構ありそうです。

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 「選び方の基本」で書いたように、相当幅広の机でないと、利用時に邪魔になるでしょう。その上で、奥行の工夫も必要なので、基本的には別にボードなどを用意して使うものです。

  実際、ここまでの性能の製品を近接視聴用につかう場合、音量をある程度抑えて気味で使うことになるので、やはりバランスが悪いです。

 アンプは、クラスABアンプで合計150Wです。

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 スピーカーは、ウーファーが12.7cmとなっての2ウェイです。

 ウーファー素材は、こちらも(ケプラーを含む)アラミドファイバー素材です。

 このあたりの理由は不明です。一方、トゥイーターには、浅めですがウェーブガイドが付いており、高音域の指向性を調整しているようです。

 端子は、下位機に対して、光デジタル端子が加わります。

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 ネットワークは、Bluetooth 5です。

 コーデックは、SBC・AAC Apt-XとApt-X HDに対応です。

 USB-DACは、珍しく種類が記載で、旭化成のAKM AK4396です。

 ロングセラーの高級オーディオ用DACで値段相応の組み合わせです。

 ハイレゾ対応のDACであり、こちらは、下位機種と違ってパディング」に関する注意はありません。規格的に、24bit/192kHzまで対応する「ハイレゾ水準」です。

 ただし、スピーカーユニットの周波数帯域の部分では、本機も(業界の)ハイレゾ基準には未到達になります(22kHz )。

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 結論的にいえば、サイズ面で、デスクトップ用を探すという、今回の記事の主旨からは少しそれる製品といえます。

 やはり、「パワードブックシェルフ」として、リビングなどで使いたい機種でしょう。その用途ならば、おすすめできます。

 サブウーファーアウトもありますし、そうした用途を主に想定した高級機といえます。

4-4・ELACのPC用スピーカー

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 続いて、ドイツのELACのPC用スピーカーです。

 世界的に知られる高級オーディオメーカーです。少数ながら、アンプ付きの展開もあります。


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 【2025年発売】

 64・ELAC Debut ConneX DCB41
   ¥77,821 楽天市場 (6/18執筆時)

ハイレゾ:
出力:45W+45W(RMS)
スピーカー:11.5cm+.1.9cm
周波数帯域: 50Hz-25kHz
接続:USB Bluetooth 光 アナログ HDMI
サイズ: 幅140x奥行203x高さ245mm

 Debut ConneX DCB41は、ドイツの高級オーディオメーカーElacの製品です。

 高級オーディオメーカーですが、こちらの「 Debutシリーズ」は、比較的価格を抑えてだされている、同社のコスパモデルになります。

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 大きさは、 幅140x奥行203x高さ245mmです。

 PC用スピーカーとして考えると、わりと幅があります。

 「選び方の基本」でも書いたように、このサイズだと、ある程度、幅広で、奥行もある机が欲しい感じです。

 PCとの接続は、USB接続が基本です。

 ただ、同軸、光端子ほか、eARC対応のHDMI端子まで装備される点で豪華です。

 一方、25年発売ですが、USB端子自体の形状はUSB-Bですので昔ながらです。

 DACの限界で、最大 96kHz/24bitまでですが、定額音楽サービスなどの、Flac音源を聴きたい位ならば、問題ないです。

 ハイレゾは、ただ、本機のスピーカーが示す周波数帯域のスペック(25KHz)からすると、少なくとも日本の業界団体の基準では、ハイレゾ対応機では「ない」です。

 メーカーも、特に、この部分の対応には言及しません。

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 Bluetoothは、コーデックとして、SBCほか、Apt Xは対応表明があります。

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 スピーカーは、115mmポリプロピレン製コーンを採用するウーファーと、19mmのソフト ドーム型のトゥイーターです。

  (アンプ非搭載の)Debutシリーズの場合、アラミドファイバーの場合が多いですが、こちらは変わります。採用理由などは示されませんが、コスト面でしょうか。

 一方、ただ、可動域の大きいロングストローク・ウーファーの採用は シリーズに貫徹するもので、ELACの特長である、低音域の豊かさにつながるものといえます。

 音質は、このクラスの幅14cm前後の製品と比べても品質は良いです。

 高音域は、「きらびやかさ」はそこまで重視されず「自然さ」重視です。

 規格的にはハイレゾ対応ではないですが、高音の情報量は多めです。

 中音域は、明晰性は重視され、質が良いです。

 低音域は、質感(スピード感)が十分にある上で、量感も豊富です。

 とくに、重低音(ミッドサブ)もかなり沈み込む感じであり、PC用スピーカーとしては、重心は十分に低めです。クロスも不自然さがなく、音の分離も良いです。 

 総じて言えば、「聴き疲れない」音質である上で、バランスが良いので、音源の種類に左右されず、上手にならしてくれる印象です。

 ただ、やはり、近接視聴よりも、少し離した方が性能を発揮する部分はあります。

 アンプ出力は、RMS表記で、総合90Wです。

 サイズ感からすれば、十分です。D級アンプです。

 ボリューム調節は、本体の後部です。

 ただ、リモコンは付属です。

 なお、アンプのL/Rは切り替えることができる仕様です。

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 以上、Debut ConneX DCB41の紹介でした。

 端子構成は「豪華」で HDMI端子まである点で、PCだけでなく、色々に使いたい場合に対応できる仕様です。

 逆に言えば、サイズ感を含めて、そこまで、デスクトップ利用に最適化されているわけでもないので、この用途だけで考えれば、もう少し安めでも最適な機種はありそうです。

 また、これは、他社でみた「大きめ」とも共通しますが、机の幅・奥行がある程度ないと、ステレオ感はやや得にくいでしょう。注意点です。

 ただ、作りも堅牢で、外観を含めて格好良いといえるELAC製のスピーカーを「PC用スピーカー」として普段使いたい誘惑に狩られる気持ちは、Atlasも(よく)わかります。

4-5・ELACのPC用スピーカー

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 最後に、香港のAIRPULSEのPC用スピーカーです。

 2000年代半ばに、既に見たエディファイヤ社が、スピーカー設計者の英国のフィル・ジョーンズと組んで立ち上げたブランドです。

 アンプやドライバーにこだわりのある高級機を展開します。日本では、エディファイヤ系の公式ストアや代理店経由で販売しています。


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 【2020年発売】(各色)

 65・AIRPULSE A80
  ¥94,050 Amazon.co.jp (3/22執筆時)

ハイレゾ:
出力:50W+50W(RMS)
スピーカー:11.5cm+.リボンTW
周波数帯域: 52Hz-40kHz
接続:USB Bluetooth 光 アナログ
サイズ: 幅140x奥行240x高さ255mm

 AIRPULSE A80 は、AIRPULSEのアクティブスピーカーです。

 同社の製品では比較的手の届きやすい価格ですが、今回の記事で見ている製品では高級機に分類できます。

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 大きさは、幅140x奥行240x高さ255mmです。

 PC用スピーカーとして考えると、やや存在感のあるサイズです。

 一方で、設計思想としては近距離で聴く使い方も意識されています。

 PCとの接続は、USB接続が基本です。

 そのほか、Bluetooth、光入力、アナログ入力にも対応します。入力が多いので、PC用としてだけでなく、幅広い使い方ができる機種です。

 ハイレゾは、対応し、ハイレゾ認証も取得しています。

 再生周波数帯域も、52Hz-40kHzと広めです。

 アンプ出力は、RMS表記で、総合100Wです。

 ウーファー側が40W×2、トゥイーター側が10W×2です。

 アンプ部はD級で、USBと光入力は最大192kHzまで対応します。

 USBや光で入ったデジタル信号を活かしやすいフルデジタルアンプ構成で、ノイズや歪を抑えやすいのが売りです。

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 Bluetoothは、コーデックとして、SBCほか、Apt Xに対応表明があります。

 また、2022年以降の国内向け一部ロットでは、SoCの変更(QCC3031)によりaptX HD対応も案内されました。そちらでもハイレゾ対応ができます。

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 スピーカーは、バスレフ方式の2ウェイです。

 校正は、115mmアルミニウム合金コーンウーハーと、ホーンロード・リボントゥイーターです。

 アルミ系ウーファーは、ブックシェルフ型の上位機でも見られる素材です。支えるフレームにも、高剛性のマグネシウム合金が使われています。

 アルミは、軽さの割に剛性が高い素材です。大型ボイスコイル(35mm)や強固なフレームを含めて、本機のスピード感や切れの良さに寄与していると考えられます。

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 リボントゥイーターも、高級機では採用例がある方式です。

 こちらも、薄いアルミ系の振動板を使う方式です。この方式は、シルクドームに比べるとスイートスポットがやや狭めになりやすいですが、本機は外側にホーンを設け、指向性を整える工夫が見られます。

 ただし、定位感や立体感をうまく引き出すには、向きをある程度きちんと合わせる必要はあるので、ある程度、設置に気を使える方に向く機種ではあります。

 また、リボントゥイーターは高感度で反応の速い方式です。そのぶん、アンプ側の粗やノイズも音に出やすい部分があります。そこで本機は、通常の約2倍となる768kHzのPWMキャリア周波数に対応したD級アンプを採用し、こうした粗を可聴帯域の外で処理しやすくすることで、高感度なリボンをより滑らかに鳴らしやすくしています。

 リボントゥイーターは、高音の抜けが良く、向きを適切に調整すると、定位感や立体感も得やすい方式です。こうした、見通しの良い高音を好む人は一定数います。

 エンクロージャもしっかりしており、価格に見合った作りです。

 音質は、余裕があり、落ち着いたタイプです。

 高音域は、しっかり伸びており、良質な音源ならば空気感や細かな響きも感じ取りやすいです。

 中音域は、明晰さを前に出すより、なめらかさを重視した大人びた味付けです。

 低音域は、サイズを考えれば十分な量感があり、ある程度まで深く鳴らせます。

 質感も良いですが、それ以上に、量感の余裕を感じやすいタイプです。

 帯域間のつながりも自然で、ロングセラーになっている理由は感じられます。

 ただ、リボントゥイーターの採用もあって、定位感が得られるリスニングポイントは、シルクドーム機ほど広くはない印象です。机の上で使う場合は、少し角度を付けて設置した方が良いでしょう。

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 ボリューム調節は、本体背面で行います。

 低音域、高音域を調製するダイヤルも付属です。

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 以上、AIRPULSE A80の紹介でした。

 価格と設置スペースの問題をクリアできるなら、音質面では工夫も多く、実力も備えた製品です。リボントゥイーターは高域の見通しの良さに強みがあり、ハイレゾ対応の高品質な製品を探している方なら、有力な候補になるでしょう。

 ただ、リボントゥイーターの採用もあって、定位感を得やすいポイントは、一般的なドーム型よりやや限られます。PC用として使う場合も、幅と奥行にある程度余裕のある机で、向きを少し追い込みながら使った方が実力を発揮しやすいでしょう。

 A80には角度を付けるためのウレタン製アングルベースも付属しますし、うまく活かすと良いでしょう。

ーーー

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 【2026年発売】補足予定あり

 66・AIRPULSE A60
  ¥79,200 楽天市場 (3/22執筆時)

ハイレゾ:調査中
出力:50W+50W(RMS)
スピーカー:9cm +.平面TW
周波数帯域: 65Hz-20/40kHz(要調査
接続:USB Bluetooth 5.1 光 アナログ
サイズ: 幅126x奥行216x高さ223mm

 なお、2026年に本機の「弟分」にあたるAIRPULSE A60が登場しました。

 こちらは現在のところまだ未試聴です。

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  サイズは、幅126x奥行216x高さ223mmです。

 先ほどの製品より幅が狭く、設置しやすいです。メーカーも小さめの近接環境向けとはっきり位置付けています。

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 ユニットは、一方、9cmのアルミニウムコーンと、平面ダイアフラム・ネオジムツイーターという構成です。

 ウーファーは、小型化にあわせて、フレーム素材がマグネシウム合金からアルミ系に変わり、ボイスコイル径も35mmから30mmになっています。

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 平面ダイアフラム・ネオジムツイーターは、リボントゥイーターと同じく、軽い平面型の振動板を使う方式です。高感度で反応が速く、細かな音を出しやすい点は共通します。

 一方で、本機はA80のようなホーンによる指向性の調整はなく、音場表現の豊かさよりも、近接視聴における(ごちゃごちゃしない)音の見通しの良さや、整った鳴り方を重視した設計とみられます。

 ハイレゾ対応は、現状では断定しにくい部分があります。

 デジタル入力は192kHzに対応し、BluetoothもaptX HD対応ですが、日本の販売元ページの仕様表では周波数特性が65Hz-20kHzとされており、これだけを見るとハイレゾ認証の基準とは合いません。

 ただ、日本の発売元(ユキム)のページ本文では、A60を「ハイレゾ対応アクティブ・スピーカー」とし、「Hi-Resの公式認証を取得」とも案内しています。さらに、AIRPULSEの公式ページ(英語)では、周波数特性を52Hz-40kHzと表記しています。

 正誤が現状では分かりませんので、この部分は後日加筆予定です。

---

 結論的にいえば、ハイレゾ表記には確認待ちの部分が残ります。

 ただ、PCでの近接視聴という観点では、A80より扱いやすそうです。机があまり広くない環境では、こちらの方がセッティングしやすく、納得しやすい音が得られる可能性はあります。

 実際、同社の公式サイトでも、A60は小さめの近接環境向けとされていますし、それ向きに特別設計した新製品です。小型でも質の良いアクティブスピーカーを探している方には、有力な候補の1つと言えるでしょう。

4-6・フォステックスのPCスピーカー

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 続いて、日本のフォスターのPCスピーカーの紹介します。

 同社は、iPhone向けを含む音響部品を供給するOEMメーカーとしても知られています。

 今回見ていく「フォステクス」は、同社のPC用スピーカーのブランド名になります。


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 【2023年発売】

 【Bluetooth対応】

 67・FOSTEX PM0.3BD
  ¥35,000 楽天市場 (3/22執筆時)

ハイレゾ:対応(USB)
出力:15W+15W
スピーカー:7.5cm+1.9cm
周波数帯域: 100Hz-40kHz
接続:USB-C Bluetooth アナログ
サイズ:幅10.0× 高さ18.5×奥行13.0cm

 PM0.3BDは、FOSTEXが販売するPC向けアクティブスピーカーです。

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 大きさは、幅10.0×高さ18.5×奥行13.0cmです。

 デスク上にも無理なく置けるサイズと言えます。

 PCとの接続は、アナログ入力に加えて、BluetoothとUSB-Cに対応します。

 USB-DACは、96kHz/24bitですので、ハイレゾ入門クラスのスペックです。

 Bluetoothのコーデックは、SBCとAACです。

 一般的な用途には必要十分ですが、Bluetooth経由でのハイレゾ再生には対応しません。

 アンプ出力は、総合30Wです。

 本体サイズを考えると、妥当な出力と言えるでしょう。

 スピーカーは、低音再生用のグラスファイバー製ウーハーが7.5cm、高音再生用のシルクドーム型ツイーターが約1.9cmです。

 2ウェイ構成とすることで、ハイレゾに必要な40kHz帯域までの再生に対応させています。

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 音質は、注意点があり、単体で利用する場合、仕様どおり低音域の沈み込みはあまり期待できません(下限約100Hz)。

  もともと本機は、出力50Wのサブウーハー「PM-SUBmini2」との組み合わせ利用も提案されていました。導入するのであれば、そのセットがほぼ前提と言える構成ですが、サブウーハー側が先に生産終了となっています。

 配線は、PCからサブウーハーのRCA(アナログ入力)に付属ケーブルでつなぎ、そこから本機へアナログ出力を送り出す形です。

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 ボリューム調節は、本機の場合、背面に配置されています。

 一方で、同じく背面のスイッチで「MUSIC/VOICE」の2モードを切り替えられます。配置場所として、操作しにくい場所にあります。

 前者はPCオーディオやスマホでの音楽リスニング向け、後者はネット配信などで声を中心にモニターする用途向けとされています。実際の印象としては、後者は中音域を持ち上げる、テレビでよくある「クリアボイス」系の補正に近いと感じました。

 せっかくの機能なので、できれば前面側に操作子を配置してほしかったところです。

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 以上、フォステックスPM0.3BDの紹介でした。

 ハイレゾ対応の小型機ではありますが、単体運用では低音がかなり控えめな仕様である点は気になります。

 他社製を含めてサブウーハーを併用しない前提であれば、一般的なPCスピーカー用途としては、人を選ぶ機種と言えるでしょう。

ーーー

 そのほか、フォステックスはこれ以外の別の機種をいくつか出します。

 以下で、簡単に見ておきます。

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 【2024年発売】【Bluetooth対応】

 68・FOSTEX PM0.1BD
  ¥22,770 Amazon.co.jp (3/22執筆時)

ハイレゾ:
出力:15W+15W
スピーカー:7.5cm
周波数帯域: 110Hz-20kHz  
接続:Bluetooth アナログ
サイズ:幅11.0× 高さ15.3×奥行15.0cm

 第1に、PM0.1BD です。

 PM0.3BDから、トゥイーターを除き、7.5cmの1ウェイ(フルレンジ)にしたモデルです。その関係で、ハイレゾに非対応です。

 接続端子も、Bluetooth接続は残しますが、USB接続が非対応になります。

 サイズは、幅11.0× 高さ15.3×奥行15.0cmです。

 幅や奥行はかえってこちらの方が必要な部分もあります。

---

 結論的にいえば、形状は「かわいい」ので、カジュアルなBGM用として、Bluetooth接続で使うには良さそうには見えます。

 ただ、本機は、さらに低音が浅いので、そこがネックです。

ーーー

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 【2017年発売】

 69・FOSTEX アクティブスピーカー PM0.1e
  ¥13,999 Amazon.co.jp (3/22執筆時)

ハイレゾ:
出力:5W+5W
スピーカー:5.5cm
周波数帯域: 80Hz-35kHz   
接続:アナログ(RCA /3.5mm)
サイズ:幅8.6×高さ17.5×奥行15.2cm

 第2に、 PM0.1eです。同社のアクティブスピーカーの入門機になります。

 本機は、2WAY式ではなく、ハイレゾには対応しない機種で、アンプも総合10Wです。

 コーン素材はグラスファイバー繊維ですこし「こだわり」はありますが、やはり上位機ほど見どころはないです。

ーーー

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 【2016年発売】

 70・FOSTEX アクティブスピーカー PM0.4c(B)
 70・FOSTEX アクティブスピーカー PM0.4c(W)
  ¥35,000 楽天市場 (3/22執筆時)

 【Amazon限定】

 71・FOSTEX アクティブスピーカー PM0.4c(B)/AZ
  ¥29,700 Amazon.co.jp (3/22執筆時)

ハイレゾ:
出力:30W+30W
スピーカー:1.9cm+10cm
周波数帯域: 60Hz-20kHz   
接続:アナログ(RCA /3.5mm)
サイズ:幅13× 高さ22× 奥行16.9cm

 第3に、PM0.4です。

 同社のアナログ接続専用の、上位モデルです。

 本体色は、(`M0.4CBJPN)と( PM0.4CWJPN)から選択可能です。 

 Amazon限定モデルは、黒色のみですが、本体仕様や付属品も同じです。

 ハイレゾ音源は、上位機ながら未対応と言えます。

 周波数帯域の部分で、業界基準に満たないからです。

 アンプ出力は総合60Wで、ウーファーも10cmと少し大きめの2ウェイです。

 その部分で、ここまで見た同社の製品よりパワフルです。とくに低音はそう言えます。

 サイズは、幅13× 高さ22× 奥行16.9cmです。

 若干大きいので、上表で書いた必要な机の幅ほか、ステレオ感を得たい場合、奥行もしっかり深め机に向く機種でしょう。

 ボリューム調節は、後部にあります。

---

 結論的にいえば、アナログ接続、かつハイレゾ非対応で構わない場合は、音質面で選択肢にできます。

 ただ、奥行・幅ともしっかり距離がとれる環境で使うことが前提です。これは、他社の中型にも言えます。

今回の結論
パソコンスピーカーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、PC用スピーカーの比較の4回目記事でした。

 しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

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5・PCスピーカーの比較 (5)
 5-1:最終的なおすすめの提案【結論】

低音域の迫力  ★★★★★
中音域の明瞭さ ★★★★★
高音域の伸び  ★★★★★
小音量再生   ★★★★★
端子構成    ★★★★★
設置性     ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 続く、5回目記事こちら)は、結論編です。

 今回紹介する全機種から、目的別・予算別に「Atlasのおすすめ機種!」を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 5回目記事は→こちら

posted by Atlas at 19:02 | オーディオ製品

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