1回目記事からの続きです→こちら
今回の結論
次世代ドアベルのおすすめは結論的にこの機種!
1・スマートドアベルの比較 (1)
1-1・Amazon〈米国〉
1-2・Google〈米国〉
1-3:パナソニック〈日本〉
1-4:TP-LINK〈中国〉
1-5:他の企業
2・スマートドアベルの比較 (2)
2-1:最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、今回は、次世代型のドアベルの比較をしてきました。
2回目記事では、最後に、いつもどおりに、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。
第1に、比較的容易に設置可能な、次世代型ドアホンとしては、
【2023年発売】
(本体のみ)
1・Ring Video Doorbell Plus
¥24,980 Amazon.co.jp (4/24執筆時)
(本体+チャイム)
2・Ring Video Doorbell Plus
¥26,260 Amazon.co.jp (4/24執筆時)
(本体+予備バッテリー)
3・Ring Video Doorbell Plus
¥25,560 Amazon.co.jp (4/24執筆時)
(本体+電源アダプタ)
4・Ring Video Doorbell Plus
¥26,560 Amazon.co.jp (4/24執筆時)
モニター:
画素数:300万画素
夜間照明:ナイトビジョン
撮影サイズ:160度/150度
スマホ連携:Wi-Fi搭載(屋外応答可)
留守中撮影:可能(サーバー保存)
玄関子機材質:(防塵防滴)
画質の鮮明さ ★★★★★★
夜間対応 ★★★★☆
スマホ連携 ★★★★★★
防犯・みまもり ★★★★★
設置のしやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
Ring Video Doorbell 4 Plusでしょう。
各社から出てきましたが、先行して出ていたので、日本でのシェアがあり、情報が比較的多めなこと、周辺機器類が多めな部分を評価しました。
1・Amazon Echoの比較
2・各社のスマートスピーカーの比較
3・スマート学習リモコンの比較
とくに、Amazon系の各デバイスで、ご自宅を「IOT化」している場合、本機で良いかと思います。
Ringドアベル用バッテリー
¥3,480 Amazon.co.jp (4/24執筆時)
設置は、バッテリー式ならば、ごく簡単です。
バッテリーの保ちの部分で、毎月の充電は必要そうですが、出し入れはシンプルな構造なので、バッテリーを複数用意しておけば、「月一のルーティン」くらいの感覚で済むと思います。
Ringプラグインアダプター
¥2,980 Amazon.co.jp (4/24執筆時)
むろん、電源がとれればそれに越したことはないでしょう。
ただ、別売で後からでも買えるため、バッテリーでの運用で「挫折」した場合に考える感じでも良いかと思います。
サーバーでの画像解説で、「人認識(人の区別)」と「置き配検知」ができるのが、本機の「売り」です。動体検知撮影もできるので、荷物の盗難に関する防犯にもなるでしょう。
一方、先述のように、一定期間終了後は350円/月〜の利用料がかかります。
定額制のスマホアプリと1つと考えると「安価」に思えますが、これを解約する場合、あまり便利ではない端末になるのが注意点です。
契約内容は、詳しくは【Ringプロテクトプランの説明】に書いていますので、熟読しましょう。
製品保証性は、もうひとつの本機の良い部分です。
画像解析が対応できる製品はサードパーティにはあります。
ただ、日本語対応の部分、クラウドサーバーの設置場所の部分を含めて、サービスの安定性・継続性の部分で、Amazon本体がかかわるRingは、メリット性があると言えます。
【室内用カメラ】
Ring Indoor Cam 第2世代
¥4,980 Amazon.co.jp (4/24執筆時)
【屋外対応カメラ】(防水仕様)
Ring Stick Up Cam Battery
¥8,980 Amazon.co.jp (4/24執筆時)
【屋外向け監視カメラ】
Ring Spotlight Cam Plus, Battery
¥24,980 Amazon.co.jp (4/24執筆時)
機器連携も、カメラ類は豊富に用意されます。
また、本編で書いたように、IFTTTに対応するので、他社のIOT家電と高度な連携設定もできるでしょう。
黎明期の家電ジャンルなので、「誰にでもおすすめ」というわけではないですが、家電好きのアーリーアダプターな方で、工夫をしながら自己責任で運用できる中級者の方ならば、いろいろ楽しめると言えます。
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5・Google Nest Doorbell GA01318-JP
¥23,900 楽天市場 (4/24執筆時)
モニター:
画素数:130万画素
夜間照明:ナイトビジョン
撮影サイズ:145度
スマホ連携:Wi-Fi搭載(屋外応答可)
留守中撮影:可能(サーバー保存)
玄関子機材質:
画質の鮮明さ ★★★★★
夜間対応 ★★★★☆
スマホ連携 ★★★★★★
防犯・みまもり ★★★★★★
設置のしやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、基本システムをGoogle(Google Assistant)で組んでいる方は、Google Nest Doorbell も良いでしょう。
サーバーを利用した物体識別や、スマホ通知が同じようにできるので。
分析精度も他社機より良さそうですが、若干システム利用料が高いのがネックでしょう。
そのほか、日本市場での売り方は、(Amazon以上に)中級者向けです。
周辺機器やサポート体制の展開部分を含めて、「自分にできそうか」という部分は、検討が必要です。
第2に、夜間対応力の部分で性能が期待できるドアベルは、
【2025年発売】
12・TP-Link Tapo D235/A
¥--- Amazon.co.jp (4/24執筆時)
13・TP-Link Tapo D235
¥18,800 楽天市場 (4/24執筆時)
モニター:
画素数:500万画素
夜間照明:フルカラーナイトビジョン
撮影サイズ:160度
スマホ連携:Wi-Fi搭載(屋外応答可)
留守中撮影:可能(サーバー保存)
玄関子機材質:(防塵防滴)
画質の鮮明さ ★★★★★★
夜間対応 ★★★★★★
スマホ連携 ★★★★★★
防犯・みまもり ★★★★★
設置のしやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
TP-Link Tapo D235/Aでしょう。
しっかり示されるスペックで言えば、今回紹介した製品のなかでは、最も性能が良いと言えます。
カメラ部分の性能は、全社通しても最も性能が良いです。
高感度(スターライト)対応の1/2.7型のCMOSを装備し、F1.8のレンズで、WDR補正に対応しますので。
明確に「フルカラーナイトビジョン」と明言する製品は、ドアベルではこれくらいかと思います。
解像度も2.5K解像度です。
撮影範囲も、十分な広さです。
バッテリーも、10000mAhと多いです。
最大210日(連続録画で24時間)という持続時間も、優秀です。
TP-Link Tapoアプリ
¥0 Apple App Store
TP-Link Tapoアプリ
¥0 Google Play
システム連携も、Amazon AlexaやGoogle Home双方ととれます。
そのほか、IFTTTも含めて連携対応できるため、連携面でも強いと言えます。
動体検知も、対応です。
おそらく、情報源はカメラセンサーのみですが、カメラ自体の品質が良いので(少なくも)日中ならば、動態分析なども精度は良いものと思います。
留守録的に使う場合、他社同様のサブスクですが、スマホ1台ならば400円前後です。この程度ならば、許容できる方は多いかなと思います。
【カメラ各種】
TP-Link WiFi ネットワークカメラ
¥6,080〜 Amazon.co.jp (4/24執筆時)
周辺機器類も、監視カメラ・室内カメラなどネットワークカメラ系は充実します。、この部分のご自宅のDIYについてじっくり取り組みたい方にも向くでしょう。
・SanDisk Ultra SDSQUAB-064G-GH3MA
¥1,185 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
・SanDisk Ultra SDSQUAC-256G-GH3MA
¥2,919 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
なお、本編で書いたように、利用できるMicroSDカードには、ややクセがある点は、注意してください。以上のカードは動作保証になっていました。
第3に、既設ドアホンを流用しながら、生活の質をあげたい場合におすすめなのは、
【2022年発売】
【下位機】
6・パナソニック VL-SWE750KF
¥79,779 Amazon.co.jp (4/24執筆時)
【上位機】
7・パナソニック VL-SWE750KS
¥87,874 楽天市場 (4/24執筆時)
モニター:7インチ
画素数:約100万画素
夜間照明:LED補助照明
撮影サイズ:広角ワイド
スマホ連携:Wi-Fi搭載(屋外応答可)
留守中撮影:動画録画(SDカード)
玄関子機材質:難燃ABS樹脂
画質の鮮明さ ★★★★★
夜間対応 ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
防犯・みまもり ★★★★☆
設置のしやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
パナソニックのVL-SWE750KFでしょう。
基本的に、これまで通りのドアホンの仕組みを利用するため、既設品との交換もスムーズです。
その上で、外出先からの応答を含めたスマホ通知に対応できます。
後付け用 宅配ボックス COMBO-LIGHT
¥28,900 Amazon.co.jp (4/24執筆時)
開閉センサー KX-HJS100-W
¥3,527 Amazon.co.jp (4/24執筆時)
一方、サーバーを使った物体(人間)識別は不可です。
置き配対策について言えば、同社の宅配ボックスを導入すれば、それなりに同じことができると言えます。
パナソニック VL-WD616
¥23,000 Amazon.co.jp (4/24執筆時)
液晶付き子機の増設もできます。
本編で書いたように、「次世代型」というよりも「半歩先」くらいの水準に思えますが、それだけに、堅実性があります。また、システム利用料も不要です。
宅配ボックスにしても、ドアホンにしても、既存品の延長線上の製品ですので、堅牢性や、アフターサービスがしっかりサポートされる部分でも本機は有利でしょう。
なお、本機は、このブログの【テレビドアホンの比較】でも、その姉妹機(下位機)と共に紹介しています。
そちらは、アイセグ2システム(HOME IoT)とは連携できませんが、宅配ボックスとの連携ならば、単独で可能です。
そのほか、「安心アラート」なども普通に使えるため、少し安くあげたい場合は、【テレビドアホンの比較】も、チェックしてみてください。
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というわけで、今回は、次世代型ドアベルの比較でした。
1・テレビドアホンの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック
2・テレビドアホンの比較 (2)
2-1:アイホン
2-2:アイリスオーヤマ
2-3:最終的なおすすめの提案【結論】
普通のタイプのドアホンも合わせて検討したい方は、引き続き、以上の記事もよろしくお願いします。
ではでは。