1回目記事からの続きです→こちら
今回のお題
冬も春も使える加湿空気清浄機のおすすめはどれ?
ども、Atlasです。
今回は、2026年5月現在、最新の加湿空気清浄機の比較の4回目記事です。
ブルーエアほか、ここまで見れていない機種をまとめて紹介していきます。

1・加湿空気清浄機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の紹介【導入】
1-2:パナソニック〈日本〉
1-3:ダイキン〈日本〉
2・加湿空気清浄機の比較 (2)
2-1:シャープ〈日本〉
3・加湿空気清浄機の比較 (3)
3-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
3-2:ダイソン〈英国〉
4・加湿空気清浄機の比較 (4)
4-1:ブルーエア〈北欧〉
4-2:他の製品
5・加湿 / 空気清浄機の選び方
=最終的なおすすめの提案【結論】
1回目記事の冒頭(こちら)で書いた、加湿空気清浄機の『選び方の基本』に基づいて書いていきます。
よろしくお願いします。
4-1・ブルーエアの空気清浄機

はじめに、スウェーデンのブルーエアの加湿空気清浄機です。
空気清浄機では、日本でも昔から高級機を出していた老舗です。
ただ、加湿空気清浄機は、2024年からの日本展開となります。ちょうど、同国のエレクトロラックスの日本事業撤退と同時期でした。
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なお、以下では、いつものように、オススメできるポイントは赤系の文字色で、イマイチな部分は青字で書いていきます。

【2026年発売】
62・ブルーエア Blueair 2-in-1 Pro DH5i 113826
¥74,100 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
適用床面積:木造 24畳 プレハブ洋室 40畳
清浄時間:7分/8畳
加湿量:1450mL/h
最大風量:最大8.1㎥/分
加湿時風量:最大7.8㎥/分
水タンク:5L
静音性:強:56dB 静音:20dB
イオン:(イオンバリア)
センサー :高感度ほこり 温湿度 ほか
フィルタ規格(寿命):HEPA Silent(最大12ヶ月)
サイズ:直径317×高さ625mm
Blueair 2-in-1 Pro DH5iは、スウェーデンのブルーエアの加湿空気清浄機です。
特に、加湿量がパワフルである点を売りとする製品です。

本体サイズは、直径317×高さ625mmです。
後述するように、本機は大きめの水タンクと強力な加湿性能が特徴です。
その点をふまえると、設置性は悪くありません。

また、天面には、湿度などを表示できるデジタル表示付きのタッチパネルを装備します。天面と側面のライトを「ムードライト」として使える点も特徴です。
やや大柄な機種ですが、夜間に表示を暗くするナイトモードや、就寝時の快適性に配慮して湿度を自動調整するDermaSenseスキンモードを備えるため、寝室向けの訴求もある製品です。
適用床面積は、加湿時で、木造24畳、プレハブ洋室40畳です。
今回見ている製品では、加湿時の適用畳数は最高水準です。
空気清浄時の適用床面積も最大40畳ですので、業界基準の上は40畳まで対応できる機種といえます。一方、この部分には注意点もあるので、その点は後ほど加湿機能の説明で触れます。

ほこり用フィルターは、同社独自のHEPASilentテクノロジーを利用するダストフィルターです。
HEPASilentは同社の技術名・商標です。本機のフィルターが一般的な意味で「True HEPAフィルター」であるとは明記されていません。
少し解説が必要でしょう。

同社の場合、本体内部のイオナイザーで粒子を帯電させ、分極させた多層構造のフィルターに静電気の力で吸着させる仕組みを取ります。
つまり、HEPASilentの除去性能は、帯電処理とフィルター構造を組み合わせた値です。
ブルーエアによると、JIS基準に相当する0.3 μmのゴミの捕捉率で99.99%、PM2.5やPM1.0のような微粒子でも99.97%であり、値は相当高いです。
ブルーエアによると、0.1μmまでの微粒子を99.97%以上除去できるとされ、値としては相当高いです。
ただし、静電気を利用する集じん方式は、湿度、油煙、フィルター汚れなどの影響を受ける可能性があります。そのため、タバコ煙や調理油煙が多い環境では、True HEPAフィルター機に比べた場合の性能の持続性にリスクがある点、また、活性炭フィルターを備える機種に比べた場合、ニオイ対策において限界がある点に、それぞれ注意が必要です。
この点を理由に、HEPASilentについては、状況によってはTrue HEPAフィルターのような機械的捕集を中心とする方式より、性能の持続性を慎重に見るレビューもあります。
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結論的にいえば、本機は、喫煙や強い調理臭が少ない住宅環境で、花粉・ハウスダスト・PM系の粒子を日常的に抑えたい場合に向く製品です。言いかえれば、「ふだんから空気質を気にして」汚さないようにしている方に主に向くといえます。
逆に、飲食店や喫煙室のように、油煙・煙・ニオイが多い環境には、あまり向かないと思います。

プレフィルターは、装備です。
同社には、プレフィルターが本体外装と一体化している機種もありますが、本機は独立したプレフィルターを備えます。
ニオイ用フィルターは、注意点です。
本機は、活性炭系の脱臭フィルターが付属しないためです。
そのため、タバコの煙に含まれる粒子状成分はフィルターでこし取れるにせよ、料理臭やカビ臭を含む生活臭の本格的な脱臭は不得意です。
ブルーエアは、以前は空気清浄機でもこの仕様の機種が多く見られました。しかし、最近は活性炭フィルターを使う機種も増えています。この点で言えば、本機は加湿機構を内蔵する設計上、脱臭フィルターを追加する余地がなかった機種と見てよいでしょう。

・ブルーエア Blueair 2-in-1 Pro DH5i 113832
¥7,705 楽天市場(直販) (5/5執筆時)
フィルター消耗品は、こちらです。
海外製品ではよく見かける円形フィルターです。
交換の目安は、常時運用で約12ヶ月です。
10年使う場合のトータルコストを考えると、本機は相当な高級品である点を理解して買うべきです。
本体の風量は、空気清浄運転時最大8.1㎥/分、加湿時風量運転時最大7.8㎥/分です。
風量でいえば、ダイキンやパナソニックの方がやや上回りますが、数字としては十分です。
8畳の空気浄化速度も約7分ですから、このクラスの国内上位機と同等です。

気流制御は、前面・背面側の吸込口から吸引し、上部に排出する構造です。
同社の場合、床に近い高さまで吸込面を広く取ることで、低い位置を舞いやすい花粉やホコリを吸いやすくしています。ここは構造を見ても重視している部分で、本機の良い部分です。
一方、上部はカバー状の部品がある構造です。風を真上に強く吹き上げるというより、その下のすき間から周囲へ広げる方向です。
どちらかというと、加湿した空気を周囲に拡散させることを優先した構造です。花粉の時期などに、天井気流、つまりコアンダ効果を利用して、部屋の奥まで素早く気流を届ける方向性は弱いでしょう。
そのため、天井が標準的な高さの一般家庭では、パナソニックなどの天井気流を使う機種に比べ、空気清浄だけでの気流制御はやや物足りない可能性があります。

センサーは、PMセンサー(ほこり)と、温湿度センサーです。
Mセンサーは、PM1.0・PM2.5・PM10の検知に対応する超高感度タイプです。
先述のように、フィルターがニオイに本格対応する構成ではないため、ニオイセンサーも未付属です。空気の状態は、本体のLEDで色分けして確認できます。
加湿機能は、1時間あたり1,450ml/hという、かなり強力な加湿力です。
加湿時の適用床面積はプレハブ洋室40畳ですので、家庭用としては業務用に近い水準といえます。
先述のように、気流制御の点では、加湿した空気を360度方向に広げる工夫があります。そのため、置き場所は、壁際や家具の近くを避け、できれば部屋の空気が循環しやすい場所が良いでしょう。
一方、本機の温湿度センサーは本体内蔵です。強力なパワーで加湿できる機種ですが、離れた場所の加湿状況までは直接測れません。そのため、部屋の形や家具の置き方によっては、本体から離れた場所で加湿ムラ、つまり加湿不足が生じる可能性はあります。
また、本機の推奨フロア面積(CADR)は22畳までです。
空気清浄側の実用目安をこの程度に置く場合、1,450mL/hという加湿性能は、一般的な家庭では持て余し気味になる場面もあるでしょう。いずれにしても、加湿量の多さを十分に活かせるシーンは、一般家庭ではあまり多くないと思います。

水タンクのサイズは、5Lです。
天面から給水できますが、5Lを一度に入れるのは重いので、実際にはこまめに給水する使い方が良いと思います。

本体のお手入れは、注意点です。
本機は、加湿フィルターのメンテが1〜2週間に1回です。
ただ、構造的に、一度フィルターを一式を引き出したうえで、バーを引き上げて加湿フィルターを外し、洗浄と乾燥を行う必要があります。
乾燥まで求められるのはやや珍しい仕様であり、実際面倒ですが、加湿フィルターが空気清浄フィルターまわりの内側に組み込まれる、本機の構造に由来すると思います。
HEPASilentは、湿気にあまり強くない性質もありますので。

なお、本機は、加湿フィルターを洗濯乾燥機で洗って乾かせる仕様です。水タンクも週1回のメンテが必要ですが、こちらは食洗機に対応します。
水温や洗濯ネット利用などの条件はありますが、それでも便利に思います。他社のジャバラ式の加湿フィルターに比べると、付着したニオイをリセットしやすい部分は評価できます。

【加湿フィルター】
・ブルーエア Blueair 2-in-1 Pro DH5i 113829
¥5,743 楽天市場(直販) (5/5執筆時)
【ウォーターリフレッシャー 3個セット】
・ブルーエア Blueair 2-in-1 Pro DH5i 113821
¥7,700 楽天市場(直販) (5/5執筆時)
加湿フィルターは、1日10時間使用で最大約12カ月ごと、ウォーターリフレッシャーは、1日5L使用で約3〜6カ月ごとの交換です。実質的には、加湿フィルターは1シーズンごと、ウォーターリフレッシャーはシーズン中に1〜2回程度の交換を見込む消耗品です。
空気清浄部分は、プレフィルターの掃除が月1回です。
衛生面には、高い配慮がみられます。
本機は、タンクと加湿フィルターを分離した構造で、ポンプで水を送りながら加湿する方式です。そのため、加湿フィルターが常に水に漬かり続けない工夫があります。
水のヌメリや細菌によるニオイ発生についても、ポンプ部のUVライト、加湿フィルターの抗菌加工、ウォーターリフレッシャーの部分で対策があります。UVライトの波長は不明ですが、細菌の繁殖を抑える目的で搭載されています。
結論的にいえば、ここはかなり念入りに対策がなされていると言えます。
仕組みは変わりますが、加湿ユニットを水に漬けっぱなしにしない構造や、水まわりの汚れを抑える部品を備える点では、ダイキンなどの国内上位機と同じく、しっかりとした対策があると言えます。
ただし、こうした衛生対策には消耗品コストも伴う部分はあります。

静音性は、最小運転音が、最小20dB、最大で56dBです。
パワフルに運転させる際は、やや稼働音があります。
IOT対応は、本機もスマホアプリ(iPhone/Android)で操作できる機種です。
空気質のチェックなどが可能です。
イオン発生機能は、一般的な室内放出型の機能としては搭載しません。
空気清浄の仕組みとしては「イオンバリア」を利用します。ただし、これは、吸い込んだ粒子を帯電させ、静電気の力でフィルターに吸着しやすくするための装置です。
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以上、ブルーエアの Blueair 2-in-1 Pro DH5iの紹介でした。
広い空間でパワフルに加湿したい方に向けた製品です。この加湿量とタンク容量を備える機種としては設置性が良く、大きすぎる加湿空気清浄機は置きたくないという場合には候補になるでしょう。
ただ、活性炭系の脱臭フィルターとニオイセンサーがないのは注意点です。
また、小型化を訴求する一方で、加湿フィルターまわりのメンテナンスはやや面倒です。部屋のサイズや形状によっては、本体から離れた場所の湿度が安定しない懸念もあります。
推奨フロア面積は22畳までですが、その範囲で使うことを前提にすると、1,450mL/hという加湿量はかなり大きく、仕様面ではややアンバランスに見える部分もあります。
加えて、本機は本格的な脱臭を得意とする仕様ではありません。そのため、飲食店や喫煙環境のように、ニオイや油煙が多い場所で強く汚れた空気を処理する用途にはあまり向きません。
静電気を利用するHEPASilentを加湿空気清浄機に使う点も、この用途だと少し気になる部分です。

【2024年発売】
63・ブルーエア Blueair 2-in-1 DH3i 111810
¥41,391 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
適用床面積:木造 12畳 プレハブ洋室 19畳
清浄時間:10分/8畳
加湿量:730mL/h
最大風量:最大6.3㎥/分
加湿時風量:最大6.4㎥/分
水タンク:3.5L
静音性:強:52dB 静音:22dB
イオン:(イオンバリア)
センサー :ほこり(PM 2.5) 温湿度
フィルタ規格(寿命):HEPA Silent(6ヶ月〜9ヶ月)
サイズ:幅305×奥行340×高さ660mm
Blueair 2-in-1 DH3i 111810は、スウェーデンのブルーエアが販売する加湿空気清浄機です。
先ほどの機種より先行して販売されていた機種ですが、現在も下位機として残ります。

本体サイズは、幅305×奥行340×高さ660mmです。
新機種よりパワーが抑えめの機種ということをふまえると、そこまで小型ではないです。
適用床面積は、加湿時の面積としては、木造 12畳、プレハブ洋室 19畳です。
ダイキン(上位機)と同じスペックで、そちらがライバルでしょう。
8畳あたりの清浄時間は10分ですので、ダイキン上位機と(ほぼ)同じです。

ほこり用フィルターは、本機もHEPASilentフィルター(HEPASilentテクノロジー)です。
プレフィルターは、非装備です。
消耗品のダストフィルターに簡易的なフォルターが貼られており、そこを1週間ごとに掃除します。掃除機などで処理できないので、手間もかかります。
ニオイ用フィルターは、こちらも未付属です。

・Blueair 2-in-1 DH3iダストフィルター DH3i 112082
¥11,000 楽天市場(直販) (5/5執筆時)
フィルター消耗品は、こちらです。
3枚セットですが、3方向吸引なので、1回の交換で3枚全部必要です。
交換の目安は6ヶ月〜9ヶ月です。
同社の空気清浄機とおなじで、耐用期間が短いので、10年使う場合のトータルコストを考えると、相当な高級品である点は理解して買うべきと言えます。
本体の風量は、加湿運転時に最大6.4㎥/分です。
空気清浄は 最大6.3㎥/分ですのでほぼ変わりません。問題ない水準ですが、あえて言えば、空気清浄時のほうがスペックが落ちるのは、わりと珍しいです。

気流制御は、サイド3方向からの吸引で、上部に排出する構造です。
本機も床から少し浮いた部分に吸入口を作ることで、低空を舞いやすい花粉などのほこりをしっかり吸引する仕組みです。やはり、ここは構造を見ても重視している部分で、本機の良い部分です。
清浄された空気は、天井を利用して、コアンダ効果で部屋に拡げていく感じです。

センサーは、PMセンサー(高感度ほこり)と、温湿度センサーです。
先述のように、フィルタがニオイ非対応なので、ニオイセンサーも未付属です。
加湿機能は、1時間あたり730ml/hの加湿力です。
この畳数クラスの製品として十分です。

手付ビーカー1032 3L
¥1,431 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
水タンクのサイズは、3.5Lです。
長時間運転できそうです。給水は上部給水ですから、大きなヤカンや、上で紹介している大きな手つきビーカーがあると便利でしょう。

本体のお手入れは、加湿関係は、1週間に1回のフィルタを含む水洗いです。
加湿フィルター、ポンプ用プレフィルタ・カードリッジの水洗いと、タンクの中性洗剤による洗浄が推奨されます。
構造的にシンプルではないので、指示通りやるとすると結構時間はかかりそうです。
フィルターは、押し洗いは不可のジャバラ型です。普段は水でゆすぎ、ニオイなどの問題が生じたときにはクエン酸のつけ置き洗いになります。

・Blueair 2-in-1 DH3i加湿フィルター 112083
¥3,300 楽天市場(直販) (5/5執筆時)
加湿フィルタとポンプ用プレフィルターは、6ヶ月に1回の交換です。
以上のセット販売です。まあ、オンシーズンだけの利用でしょうから、年1回交換する感じで考えてください。

空気清浄部分は、ダストフィルター前のプレフィルターの掃除だけなので、掃除機ブラシがあれば、面倒ではないです。
衛生面は、加湿回りの仕様は、上位機とだいたい同じです。
フィルタにポンプアップして水をかける方式なので、常にフィルタが水に漬からない工夫があります。
水のヌメリ(最近)によるニオイ発生も、UVライトの照射とフィルタの抗菌加工で、対策があります。
ただし、先述のようにフィルタの抗菌加工で対応するので、消耗品が1シーズン(6ヶ月)で交換です。プレフィルタ付きでそこまで高くないとはいえ、やはり注意点です。
静音性は、最小運転音が、加湿時には22デシベル、最大で52デシベルです。
ここは問題ありません。
IOT対応は、本機もスマホアプリ(iPhone/Android)で操作できる機種です。
空気質のチェックなどが可能です。
イオン発生機能は、ありません。
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以上、ブルーエアの Blueair 2-in-1 DH3iの紹介でした。
上位機同様に、ニオイの脱臭が無理なのと、フィルタの交換頻度の多さが注意事項です。
もっとも、ダストフィルタは(最も痛む)喫煙者などの場合、10年フィルターでも、短期間で交換とはいえます。
ただ、本機はニオイはとれない仕様ですし、普通に使う分にここまでの頻度での交換を必要とする方は限られるようには思います。
加湿部も、他社機と比べると手入れが面倒には思います。また、(そもそも)高湿状況に弱い部分があるHEPASilentフィルターを「加湿空気清浄機」に使うのも、良い仕様にはあまり思えません。
4-2・その他の空気清浄機
最後に、ここまで見た企業以外の加湿空気清浄機を見ておきます。

【2023年3月発売】
64・ダイキン UVストリーマ ACKB70Z-S
¥70,180 楽天市場 (5/5執筆時)
【2021年発売】
64・ダイキン UVストリーマ ACKB70Y-S
¥59,800 楽天市場 (5/5執筆時)
適用床面積:木造 12畳 プレハブ洋室 19畳
清浄時間:9分/8畳
加湿量:700mL/h
最大風量:6.9㎥/分
加湿時風量:6.9㎥/分
水タンク:3.4L
静音性:強:54dB 静音:23dB
イオン:
センサー :ニオ /ホコリ 温湿度
フィルタ規格(寿命):抗菌HEPA(1年間)
サイズ:幅315×奥行315×高さ760mm
UV加湿ストリーマ空気清浄機 ACKB70Zも、ダイキンの加湿空気清浄機です。
1回目記事で紹介できなかった、同社のUVストリーマ対応モデルになります。

ただ、工務店向けの「ACK型番」のみの展開であることから分かるよう(主に)法人向けです。むろん、個人で使っても問題ありません。
旧モデルは、プレフィルタに抗菌加工がされた以外は同じです。

本体サイズは、幅315×奥行315×高さ760mmです。
ダイキンの上位機(MCK70X)と同じです。
適用床面積は、加湿を含めた適用畳数として、だいたい木造 12畳、プレハブ洋室 19畳と言えます。

一方、本機はフィルターの手前にUVC(深紫外線) LEDユニットが付きます。
ホコリ用のHEPAフィルターに対して、90分ごと30分間「深紫外線照射」を行っています。

搭載の目的は、UV灯なので、上図に見られるような除菌的なものです。
ユニットは、旭化成グループのCrystal ISからの提供で、同社の空気清浄機に先行的に搭載入れていたものと同じユニットです。
この仕組みは、第三者機関の試験を経ています。ただし、試験空間(約6畳)での効果なので、カタログには(親切に)注意書きがあります。

また、本機は、HEPAフィルターに抗菌剤を塗布しているので、これとストリーマ放電と、UVCの「合わせ技」としての試験評価です。
ただ、(温泉などにみられるコームの)UV殺菌灯(253.7nm)より強力な、265nmの波長の紫外線です。
近年登場され注目されてきた方式です。
本機の場合、ある程度密閉性のある空間で、しかも「フィルターに対する照射」なので、搭載する意義はあるでしょう。

ダイキン BAFP105A4
¥7,240 楽天市場 (5/5執筆時)
「ほこり」用フィルターは、「抗菌HEPAフィルター」です。
この部分は、上位機を選ぶ場合の「注意点」で、ダイキン「自慢」のTAFUフィルターではないです。
プレフィルターは、あります。
ただ、抗菌剤を塗布している関係で、1年で交換です。
毎年の消耗品コストを考えると「高級機」ですので、基本業務用が「主戦場」の製品です。
その他の部分は、風量がわずかに落ちる部分を除けば、既に見たダイキンのUV未搭載の上位機と変わりません。
繰り返しになるので説明は省略します。
確認されたい方は、1回目記事(こちら)で書いていますので、そちらをご覧ください。
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以上、ダイキンのACKB70Zの紹介でした。
やはりフィルタの寿命が1年な部分が注意点です。
この点、どちらかと言えば業務用といえ、ダイキンもそちらを主なターゲットにしているといえます。
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なお、ダイキンには、そのほか「家庭向け」といえる上位機がもう一機だけあります。
除湿もできる「除加湿空気清浄機」という、究極のハイブリッド製品がです。しかし、巨大で価格も高いので、このブログでは【除湿機の比較記事】のほうで比較しています。

【2021年発売】
65・ Coway AIRMEGA 250H APMS-1421J
¥56,100 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
適用床面積:木造 10畳 プレハブ洋室 17畳
清浄時間:15分/8畳
加湿量:500mL/h
最大風量:最大6.3㎥/分
加湿時風量:最大4.5㎥/分
水タンク:2.5L
静音性:強:49dB
イオン:
センサー :ほこり(高感度)
フィルタ規格(寿命):HEPA(1年間)
サイズ:幅400×奥行255×高さ720mm
Coway AIRMEGA 250Hは、韓国のコーウェイの製品です。
日本は、PC周辺機器ではお馴染みのアーキサイトの取扱です。

本体サイズは、幅400×奥行25×高さ720mmです。
スクエア型の他社機の平均値と言えますが、すこし背は高いと思います。
適用床面積は、加湿時の面積としては、木造 10畳、プレハブ洋室 17畳です。
8畳あたりの清浄時間は、加湿利用時で15分です。空気清浄のみだと10分です。
冒頭書いたように、花粉の時期は、PM2.5の時期でもあるので、加湿でそれを床に「落としたい」場合、やや課題です。
むろん、帰宅直後だけ、加湿をきれば良いとは言えます。

【1年交換】
・AIRMEGA 250H MAX2 Greenフィルター
¥9,680 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
ほこり用フィルターは、抗菌GreenHEPAフィルターです。
目を引く色ですが、HEPA水準の補足性能のほか、方式は不明ですが、抗菌・抗ウイルス加工をなします。
効果については、第三者機関(日本食品分析センター)ほかのデータが示されます。測定環境の詳細は不明なので、この部分の判断は保留します。
フィルター寿命は、1年です。
したがって、10年間のトータルコストは、高めです。
プレフィルターは、ありますが、この寿命です。

なお、同社の場合、黄砂用・新築用(VOC)のカスタムフィルタも別売で用意されます。
ニオイ用フィルターは、一体型です。
活性炭系の脱臭機能があります。VOC対応の表記もありますし、性能はよいでしょう。
加えて、掃除機で吸ったり、洗えったりできるプレフィルター付きです。
この構造で、フィルタ寿命を延ばすタイプです。約110時間運転ごとです。
本体の風量は、加湿運転時に、最大4.5㎥/分、空気清浄機運転時に最大6.3㎥/分です。
加湿運転時風量は、かなり落ちるので、先述のように、清浄時間は、本体サイズに比しても、長めになります。。
気流制御は、一般的な前方給気で、情報に排気するタイプです。
センサーは、一方、PMセンサー(高感度ほこり)のみです。
イオン発生機能は、未付属です。
加湿機能は、1時間あたり600ml/hの加湿力です。
適用畳数に対して十分です。

水タンクのサイズは、2.5Lです。
多少小さめ水準ですが、問題は生じないと思います。
外しやすいトップオペレーションですが、水入れのしやすさの部分で構造的な工夫は見られないです。

本体のお手入れは、本機もジャバラ式のフィルターなので、加湿部分は面倒なほうです。
水経路も少し複雑です。
清潔性の部分では、加湿利用時以外は、加湿フィルタに水が被らず、風を利用して乾燥させる仕組みがあります。
さらに、水道のカルキ成分を利用して 次亜塩素酸水を生成し、給水トレイのヌメリ防止をする工夫もあります。日立が脱臭機などで使っているのと同じ方式です。
効果はあると思います。

AIRMEGA 250H 加湿フィルターセット
¥4,840 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
ただし、本機は、仕組み上の問題でフィルタが1シーズン(4ヶ月)で交換です。
消耗品は3個セットですが、1年つで済むかは「日々の手入れ次第」でしょう。
ジャバラは次亜塩素酸洗浄だから「放置」というのははNGです。目安・週1回でのぬるま湯つけ置きが必要で、それをふまえて「4ヶ月」ですから。
静音性は、最小運転音は非公開ですが、最大で49デシベルです。
IOT対応は、本機はありません。
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以上、Coway AIRMEGA 250Hの紹介でした。
次亜塩素酸の部分で清潔性への配慮が見どころです。ただ、その機能性を維持するため、メンテは「時短とならない」点が注意点です。
加湿空気清浄機は、空気清浄機に比べて、メンテ性の向上は技術的に難しい部分があると言えるので、この部分は、ノウハウをもつ開発の長い企業との違いとはいえます。
次回の予告!
加湿空気清浄機のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、加湿空気清浄機の比較の4回目記事でした。
しかし、記事は、もう少しだけ「続き」ます。

5・加湿 / 空気清浄機の選び方【結論】
=最終的なおすすめ機種の提案
フィルター性能 ★★★★★
集塵スピード ★★★★★
センサー運転 ★★★★★
加湿力 ★★★★★
消耗品コスト ★★★★★
お手入れ ★★★★★
コンパクトさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
続く、5回目記事(こちら)は結論編です。
条件別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
5回目記事は→こちら
