1回目記事からの続きです→こちら
2-1・シャープの冷蔵庫

2回目記事のトップバッターは、シャープの中型3ドア冷蔵庫です。
同社の場合、得意とするセンシングを利用した冷蔵庫の節電性能に特長があります。
1・3ドア冷蔵庫の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:アクア
1-3:三菱電機
1-4・日立
1-5・東芝
2・3ドア冷蔵庫の比較 (2)
2-1:シャープ
2-2:パナソニック
2-3:ハイアール
2-4:ハイセンス
3・3ドア冷蔵庫の比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭で見た3ドア冷蔵庫の「選び方の基本」に沿いながら、各機を見ていきます。
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なお、以下の本文では、Atlasのおすすめできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな部分を青字で記していきます。

【2026年2月発売】
【通常型番】
26・ シャープ SJ-PW37R-H
26・ シャープ SJ-PW37R-W
¥197,818 楽天市場 (2/12執筆時)
【2024年11月発売】
【通常型番】
27・ シャープ SJ-PW37P-H
27・ シャープ SJ-PW37P-W
¥121,509 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
【エディオン限定】
27・ シャープ SJ-P37E4-H
¥139,800 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:374L
冷蔵室:207L〈166L〉
野菜室:70L〈42L〉
冷凍室:97L〈57L〉
自動製氷:あり
年間電気代:10,447円(337kWh)
SJ-PW37Rは、シャープの中型3ドア冷蔵庫です。

旧機が残ります。
新機種は、冷蔵室のドアがオートクローズになりました。ドアを約15°〜30°にした際に、自動で閉まる仕様で、同社の6ドア上位機にもあります。
モーターを使うものではなく、ヒンジ部分の工夫です。
旧機はこの機能がないです。なお、エディオン限定モデルは、ハンドルの色が微妙に変わるだけで性能は同じです。

デザイン性は、メタルドアです。
ガラスドアではないですが、フラットで、質感が良い上位仕様です。

なお、本機は、特殊なヒンジ(蝶番)で、左右どちらからでも冷蔵庫が開けられるというメリット性があります。昔からの同社の冷蔵庫の一部の「売り」で、ユニークな部分です。
先述のオートクローズ機能とあわせて「オートクローズどっちもドア」という機能名です。

冷蔵庫のサイズは、設置幅が60cmの製品です。
収納力は、374Lです。
より収納力のある機種は他社にあるものの、60cmクラスでは広めと言えます。
後述するように、特に、冷凍庫が広めなのが特徴です。
配置は、野菜室が中段の構成です。

冷蔵室は、207Lです。
4段トレイと下部のチルド室という構成です。
なお、内部に、同社のマイナスイオン発生機である、プラズマクラスターが装備されています。密閉性の高い冷蔵庫の場合、それなりに効果はあると思います。
また、「プラズマクラスター集中シャワーモード」として、ドアセンサーと連動し、開閉直後には、集中運転する仕組みです。
このほか、雑菌やカビを抑えるためのナノ低温脱臭触媒も装備です。

チルドルームは、冷蔵室の下段です。
この部分は、特段の工夫はないです。
一方、本機の場合、低温新鮮モードとして、冷蔵室全体をチルド温度(1-3度)に設定する仕組みがあります。

ただ、弊害があり、チルド室(-1〜1度)・冷凍室(-23度)、野菜室(2-7度)と、冷蔵庫全体の温度が低下します。この場合、電気代もかかり、運転音も大きくなるということになります。
負担をかけることになるので、コンプレッサーの部分も若干気にはなります。
個人的には、野菜室と、特に冷凍庫の温度がマイナス23度あたりだと、業務用冷凍庫に近く、生もの(マグロなど)の長期保存によいので、「あり」だと思います。

野菜室は、70Lです。
機能面では、シャキット野菜室として、密閉性を高める構造で、野菜の乾燥を防ぐ仕組みはあるので、このクラスでは標準以上の配慮はあります。


冷凍室は、97L〈57L〉です。
他社と比べると、3段ケースで、大きめのフリーザーです。

機能面では、低温新鮮モード利用する場合、下段で肉を保存する場合、長期保存ができるとされます。先述のように、マイナス23度ですし、家庭用としては強力です。
上段は、冷気に近いので「おいそぎ冷凍」として、急速な冷凍ができる仕様にします。ただし、アルミトレイなどはなく、急冷にかかる時間も示されないので、そこまで高度ではないです。
この場合も、先述の低温新鮮モードを利用することが前提になります。

もちろん、自動製氷が付く製品です。
電気代は、パナソニックの「エコナビ」に相当する機能があります。
シャープの場合、単純に数だけで言えば、このクラスのパナソニックを上回るのセンサーを搭載していることもあり、最大25%節電とこの部分でも優秀です。
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以上、シャープのSJ-PW37Rの紹介でした。
フリーザーの大きさが特長と言えます。
低温新鮮モードは、先述のように、冷蔵庫全体の温度が下がるので、仕様部分に若干クセはありそうです。
ただ、食材などを長期保存しがちな方には良い部分があるのは、間違いないでしょう。冷凍室以外の食材が凍ってしまわないようにうまく調整もされています。
まあ、このモードを年間を通しては利用せず(モードとして)限定的に利用するならば、そう欠点とも言えませんし、逆に便利なシーンも多そうです。
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【2025年9月発売】(ゴールド)
28・ シャープ SJ-X373P-N
¥127,800 楽天市場 (2/12執筆時)
【2024年11月発売】(グレー)
28・ シャープ SJ-X372P-S
¥99,800 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:374L
冷蔵室:207L〈166L〉
野菜室:70L〈42L〉
冷凍室:97L〈57L〉
自動製氷:
年間電気代:10,974円(354kWh)
なお、 SJ-X372Pは、先ほどの機種の下位機です。
旧も残りますが、色以外は同じです。
本体形状や、庫内サイズは1つ上でみた上位機と同じです。
清潔面は、しかし、プラズマクラスター非対応です。
ナノ低温脱臭触媒は同様にありますが、冷凍室のAg+イオン加工もないので、全体的にこの部分の仕様が弱くなります。
加えて、低温新鮮モードも省略で、自動製氷もないです。
節電性も、センサー数の関係で、多少悪いと言えます。
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結論的にいえば、上位機とはそれなりの値段差もありますが、同社の個性といえる機能が軒並み省略になるといえます。
そうなると、他社機にくらべての個性は「つけ替え可能なドア」ほどしかないように思えます。

【2025年12月発売】
29・ シャープ SJ-PT32R-H
29・ シャープ SJ-PT32R-W
¥132,989 楽天市場 (2/12執筆時)
【2024年12月発売】
30・ シャープ SJ-PT32P-H
30・ シャープ SJ-PT32P-W
¥95,400 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:317L
冷蔵室:183L〈153L〉
野菜室:61L〈37L〉
冷凍室:73L〈50L〉
自動製氷:
年間電気代:9,765円(315kWh)
SJ-PT32Pも、シャープの中型3ドア冷蔵庫です。
新旧ありますが性能差はありません。

ここまで見た製品より、幅がスリムな54.4cmになります。
この部分の設置性重視の製品で、三菱と似ます。
こちらも、左右に「つけ替え可能なドア」です。

冷蔵庫のサイズは、先述のように、設置幅が54.4cmの製品です。
必要空間は左右に2cmという部分を含めると、三菱と比べても良いと言えます。
ただ、奥行は普通です。
収納力は、317Lです。
若干背が高い部分もありますが、とくに冷蔵庫が広め水準です。
配置は、本機も野菜室が中段の構成です.

冷蔵室は、183Lです。
本機も、4段トレイと下部のチルド室という構成です。
スリム型では広めですし、これで不満がある場合は、3ドアだと難しいかもしれません。
プラズマクラスター(冷気除菌)は本機もありますが、ドア開閉と連動したシャワーモードは未搭載です。
ナノ低温脱臭触媒は、こちらも装備です。
チルドルームは、冷蔵室の下段です。
ただ、先述の低温新鮮モードは、利用できないため、ここにあまり個性はないです。
野菜室は、61Lです。
平均的なサイズで、こちらもシールドされたシャキット野菜室です。
た先述のように、野菜室に対しても、低温新鮮モードはないです。

冷凍室は、73Lです。
3ドアだと普通サイズですが、「メガフリーザー」を売りにするシャープにしては、小さいとは言えます。
製氷室は、しかし、自動製氷に非対応です
電気代は、一方、省エネ達成率は高めです。
節電モードで、さらに5〜7%の節電が可能です。上位機より低めなのは、一部のセンサーの省略によるものかと思います。
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以上、 シャープ のSJ-PT32Pの紹介でした。
設置性は評価できる機種です。一方、チルド室の工夫がイマイチなのと、自動製氷機能がない点が、残念に思う部分です。
とはいえ、55cm善の機種の中では、プラズマクラスター搭載の部分で、清潔性能がやはり良いので、そに注目する場合は、選択肢になりそうです。
2-2・パナソニックの冷蔵庫

続いて、パナソニックの中型3ドア冷蔵庫です。
同社の場合、得意とするセンシングを利用した冷蔵庫の節電性能に特長があります。

【326Lモデル】
【2025年7月発売】
【右開き】
31・ パナソニック NR-C33ES2-W
31・ パナソニック NR-C33ES2-C
¥130,000 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
【左開き】
31・ パナソニック NR-C33ES2L-W
31・ パナソニック NR-C33ES2L-C
¥130,000 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
【2024年10月発売】
【右開き】
32・ パナソニック NR-C33ES1-W
32・ パナソニック NR-C33ES1-C
¥109,980 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
【左開き】
32・ パナソニック NR-C33ES1L-W
32・ パナソニック NR-C33ES1L-C
¥116,980 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
定格内容積:326L【右開き】
冷蔵室:173L〈137L〉
野菜室:81L〈51L〉
冷凍室:72L〈45L〉
自動製氷:あり
年間電気代:9,982円(322kWh)
【365Lモデル】
【2025年7月発売】
【右開き】
33・ パナソニック NR-C37ES2-W
33・ パナソニック NR-C37ES2-C
¥138,600 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
【左開き】
33・ パナソニック NR-C37ES2L-W
33・ パナソニック NR-C37ES2L-C
¥140,000 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
【2024年10月発売】
【右開き】
34・ パナソニック NR-C37ES1-C
¥118,800 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
定格内容積:365L【右開き】
冷蔵室:212L〈172L〉
野菜室:81L〈51L〉
冷凍室:72L〈45L〉
自動製氷:あり
年間電気代:10,230円(330kWh)
ESタイプは、パナソニックの販売する3ドア冷蔵庫です。
新旧ありますが、後述するように、新機種は野菜室の機能性がアップしています。
値段差はありますが、新機種が良いように思います。
冷蔵庫のサイズは、2サイズです。
それぞれ、右開きと左開きが選べます。

326Lモデルは、設置幅が60cmです。

365Lモデルも、縦横の設置寸法は同じで、高さだけ約185cmとなります。

ただ、本機は幅と言うよりも、むしろ奥行が60cmと他社機より多少スリムなのが特長といえます。
配置は、野菜室が真ん中です。
パナソニックは、野菜室が広めで、逆に冷凍室はやや狭い傾向です。

冷蔵室 326Lモデルは3段、 365Lモデルは4段です。
冷蔵庫の段数で2種類用意されるのは、他社とだいたい同じです。
一方、下段については、写真のように、前半分を外して、一部をワインなど背の高いものを収納するような構造にもできます(わけられるん棚)。
収納が工夫できる構造は、最近の各社のトレンドの1つで、パナソニックもそうです。
チルドルームは、冷蔵室の下段です。
0-2度のチルド温度にはなりますが、氷温設定はできず、特段個性はないです。

野菜室は、81L〈51L〉と東芝の水準を超えて、大きめです。
下段ケースが大きいので、大きめ野菜は入れやすそうです。
野菜室の全面に仕切りを置ける構造で、2Lペットボトルや小型の米びつも収納できる深さがあるのは言及に値します。なお、この仕様のため、野菜室が他機より低めの位置になります。

パール金属 2.4kg米びつ HB-3898
¥980 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
パナソニックの口絵写真は、おそらくパール金属の2.4kgの米びつでしょう。

加えて、2025年機からは「シャキシャキ野菜室」として、鮮度保持の工夫が加わりました。
調湿フィルターを備えた上で、ボトルコーナーとの間に壁(保鮮プレート)を作ることで、簡易的な間接冷却の仕組みを取り入れてます。
主に野菜の乾燥防止を狙うもので、7日間鮮度をキープとされます。調湿フィルターは多湿時には、湿気を逃がすので、水
を下部に追加され、奥側に入れた野菜の乾燥を防ぐ仕組みです。密閉性

冷凍室は、71Lです。
アルミプレートを備えていて、そこに冷凍したいものを置くと、通常より早く冷凍できます。
仕組みは古典的ですが、このために、120分間の(一時的な)急冷ボタンも備えます。ホームフリージングをする方には良いでしょう。
むろん、自動製氷機能もあります。
塩素除去率が良い浄水フィルター付きです。

電気代は、普通に使う場合、他社同様の水準か少し良い程度です。。
ただ、パナソニックは「AIエコナビ機能」があります。
開閉・室温・庫内温度をはかるためのセンサーを装備するので、プラスアルファの節電効果が期待できます。パナソニックによると夏で12%、冬で15%です。
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以上、パナソニックのCシリーズの紹介でした。
他社機と比べると、エコナビ機能による節電性と、鮮度保持の工夫がありつつ、深くて大きめの野菜室が自慢です。
野菜室は、先述のように「ペットボトル・小型米びつ収納」にもなるので、そちらの用途に使う場合も便利でしょう。
一方、チルド室の工夫には欠けますが、冷凍室について、先述の急冷ボタンを利用しての急速冷凍はワンポイントです。
このクラスでは「美味しく冷凍」できるといえそうです。
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【326Lモデル】
【2025年10月発売】
【右開き】(ベージュ)
35・パナソニック NR-C33JS2-C
¥170,000 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
【左開き】(ベージュ)
35・ パナソニック NR-C33JS2L-C
¥170,000 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
定格内容積:326L【右開き】
冷蔵室:173L〈137L〉
野菜室:81L〈51L〉
冷凍室:72L〈45L〉
自動製氷:あり
年間電気代:9,982円(322kWh)
【365Lモデル】
【2025年10月発売】
【右開き】(石目調)
36・パナソニック NR-C37WS2-K
¥189,825 楽天市場 (2/12執筆時)
【左開き】(石目調)
36・ パナソニック NR-C37WS2L-K
¥189,825 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:365L【右開き】
冷蔵室:212L〈172L〉
野菜室:81L〈51L〉
冷凍室:72L〈45L〉
自動製氷:あり
年間電気代:10,230円(330kWh)
なお、326Lモデル、365Lモデルともに、2025年から上位シリーズの展開がはじまりました。

326Lは、JSシリーズ、365Lは、WSシリーズと別名になりますが、機能性はほぼ同じです。
ただ、WSシリーズは、石目調の高級感あるガラスドアである上で、2軸ヒンジ(壁ピタドア)で、壁ぎわ5mmの隙間さえあれば、設置できる新型ドアになります。
かなり高級感があるため、3ドアの「プレミアクラス」と言えそうです。

サイズは、326LのJSシリーズは、先ほどみた下位のCシリーズとほぼ同じです。
正確には、チルド室のサイズが微妙に変わりますが、誤差です。

一方、365LのWSシリーズは、奥行がCシリーズより薄く60cmです。
幅60cm×奥行60cmで、上級仕様の冷蔵庫が設置できるのはワンポイントです。5ドア機の高級機の場合、幅60cmの機種は多いですが、奥行も60cmに収まるは皆無ですから。
おそらく、断熱材の薄型化などの改良の結果です。

第1に、サクッと切れる微凍結です。
チルドルームの機能性で、いわゆる「微凍結パーシャル機能」です。同社の5ドア最上位機にも搭載される機能性です。
(完全には凍らない)マイナス3度に固定し、主に、お肉や生魚類を、約1週間長持ちさせることを、主眼に置いています。この工夫により、肉類はかたまりならば「14日、ミンチ系でも10日まで「新鮮保存」の期間を延ばしています。
他社より、示される保持期限は長く、実際、裏打ちになる技術もみられます。

一方、注意点もあります。
チーズやバター、あるいはつくねは、マイナス3度では保存が難しい(味が代わる)からです。 スイッチを切り替えて、温度設定が高い「通常のチルドモード」に変更して保存しないといけません。言いかえれば、「お肉」と「チーズ」は、チルド室では共存できない点が、こうした機能の弱点です。
ただ、3ドアでは、かなり高機能ですし、この部分を解決した機種は、(5ドアではあるとも言えますが)3ドアではないです。切替さえ忘れなければ、問題ないです。
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第2に、ナノイーXイオン発生機能です。
清潔性に関わる部分です。
マイナスイオンは広い空間だとその効果の過信は禁物ですが、密閉空間での効果は実証性があります。冷蔵庫の場合、ある程度、脱臭効果が期待できます。
正確にはオゾンを微量発生させますが、AQUAの低濃度オゾン式とちがって、オゾン臭の問題もなく、デメリットはない方式と言えます。シャープのプラズマクラスターと同等です。
なお、発生方式はペルチェ素子を使うのですが、特に保湿などの機能性は(同社の美容家電と違って)表記はありません。
あとの部分は、目立つ違いはないです。
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結論的にいえば、3ドア機では「最高性能」といって良いでしょう。
ただし、5ドア機でも幅60cmの設置幅の高級機はありますが、60cmの奥行の製品はない点で言えば、コンパクト性を重視したい方の「世帯向き」として需要がありそうです
2-3・ハイアールの冷蔵庫

続いて、ハイアールの中型3ドア冷蔵庫です。
既にみたAQUAと同グループですが、別ブランドとして売られます。
以前は、比較的安めの展開の物が多かったのですが、最近は、中級機も出してきています。

【286L】
【2025年発売】 (エディオン系限定型番)
37・e angle select SLIMORE JR-CVM29E4-W
¥59,800 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:286L【右開き】
冷蔵室:143L〈118L〉
野菜室:74L〈50L〉
冷凍室:69L〈49L〉
自動製氷:あり
年間電気代:10,261円(331kWh)
【335L】
【2024年11月発売】
38・ハイアール SLIMORE JR-CVM34C-W
38・ハイアール SLIMORE JR-CVM34C-H
¥69,735 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:335L【右開き】
冷蔵室:192L〈159L〉
野菜室:74L〈50L〉
冷凍室:69L〈49L〉
自動製氷:あり
年間電気代:10,261円(331kWh)
SLIMORE JR-CVM34Cなどは、ハイアールの3ドア冷蔵庫です。
新旧ありますが、性能は変わりません。

一方、286Lモデルは、エディオン系店舗のオリジナル型番です。
こちらだけ、急速冷凍を補助するアルミトレイと冷凍室用の仕切り版がオマケで付きます。
別に手に入るものではありますが、同じほどの値段ならば選んで良いでしょう。

デザイン性は、都会的なデザインのメタルドアで、スタイリッシュです。
みためもスッキリで、色味も良いです。

庫内容量は、286Lと、335L(上図)です。
いずれも、54cmの設置幅で、背の高さが変わってきます。
アクアと違って(他社のように)横太ではない普通形状です。

冷蔵室は、143L(3段トレイ)・192L(4段トレイ)です。
いずれも下段に、自動製氷機用の水タンクとチルド室が付きます。

チルドルームは、温度切替は可能です。
ただ、AQUAの旬鮮チルドのような、中身の鮮度を伸ばす工夫はない、普通のチルド室です。
保存期間の目安も4日程度です。

野菜室は、中段で、74Lです。
実容量をふくめて、2段収納で、割と広めです。
一方、野菜の鮮度をキープする特別な工夫はないのですが、底におそうじ栓があり、ゴミを落とせるので、掃除が便利です。野菜室は、結構クズがでますし、結構、良い工夫です。

冷凍室も、69Lです。2段式で十分に広めです。
自動製氷機能もあります。落ちる場所に防音マットがあるのも、細かいですが、結構良い工夫です。
電気代は、他社とほぼ変わりません。
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以上、ハイアールのSLIMORE JR-CVM34Cなどの紹介でした。
自動製氷機が付いた機種で、少し安めで考える場合、候補になります。野菜室の掃除面の工夫や、製氷室の防音マットの採用など、割と便利そうな工夫があるのも良いところです。外観も良いです。
チルド室の機能性にはもう少し工夫が欲しい部分はありますので、あえて言えば、その部分が課題に思います。
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【286L】
【2024年11月発売】
39・ハイアール SLIMORE JR-CV29C-W
39・ハイアール SLIMORE JR-CV29C-K
39・ハイアール SLIMORE JR-CV29C-H
¥54,050 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:286L【右開き】
冷蔵室:143L〈118L〉
野菜室:74L〈50L〉
冷凍室:69L〈49L〉
自動製氷:
年間電気代:10,261円(331kWh)
【2024年11月発売】JR-CV34C(W)
40・ハイアール SLIMORE JR-CV34C-W
40・ハイアール SLIMORE JR-CV34C-K
¥69,102 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:335L【右開き】
冷蔵室:192L〈161L〉
野菜室:74L〈50L〉
冷凍室:69L〈49L〉
自動製氷:
年間電気代:10,385円(335kWh)
なお、ハイアールは、下位機として、以上の3ドアも販売します。
多少安いですが、こちらは、自動製氷機が未付属です。
そのかわり、水タンクがない部分で、チルド室が少し広くなるのですが、個人的には、自動製氷機が付いていた方が便利だとは思います。
あとは、言及したい違いはないです。

【2025年10月発売】
【286L】
41・ハイアール SLIMORE X JR-CVM33A-W
41・ハイアール SLIMORE X JR-CVM33A-H
¥99,724 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:325L【右開き】
冷蔵室:160L〈126L〉
野菜室:84L〈51L〉
冷凍室:81L〈49L〉
自動製氷:あり
年間電気代:9,145円(295kWh)
【375L】
42・ハイアール SLIMORE X JR-CVM38A-W
42・ハイアール SLIMORE X JR-CVM38A-H
¥114,070 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:335L【右開き】
冷蔵室:210L〈174L〉
野菜室:84L〈51L〉
冷凍室:81L〈49L〉
自動製氷:あり
年間電気代:9,765円(315kWh)
SLIMORE X JR-CVM33Aなどは、ハイアールの3ドア冷蔵庫の上位機です。
2025年からの展開です。

外観は、ガラスドア仕様で、高級感があります。

庫内容量は、325Lと375L(上図)です。
設置幅は、いずれも59.5cm、奥行は67cmです。
375Lは、背の高さは増えますが、縦横の設置性は変わりません。
形状は、三菱電機ほか、よくあるタイプと言えます。

冷蔵室は、325L(3段トレイ)・375L(4段トレイ)です。
いずれも下段に、自動製氷機用の水タンクとチルド室が付きます。
中段奥の凸部も大きくなく、使い勝手も良さそうです。

チルドルームは、温度切替が可能です。
本機もクリアケースでみやすいですが、鮮度を伸ばす工夫や、生鮮を入れた際の消臭面の工夫はありません。

野菜室は、中段で、84Lです。
下位機よりさらに大きめの2段式です。
高級機と滋賀って、保湿面の工夫はないですが、構造的、冷蔵室から、野菜室上段がのぞき込める「ベジベジビューイング」仕様です。
野菜室を開けずとも、中身が見えるという節電面の工夫です。
最近よく見ますが、結局下段底まで見えないのと、保湿面の工夫のない機種なので新聞紙などで保湿を補助する場合などは無意味で万人向けでない部分はあります。とくに、しっかり綺麗にしていないと、上段トレイの野菜クズなどは逆に目立ちます。
これは他社もですが、やはり、3ドアでも機能面(保湿)部分での工夫がほしいところです。引き続き、下段におそうじ栓はあります。

冷凍室は、81Lです。2段式で十分に広めです。
自動製氷機能もあります。活性炭フィルターも搭載です。

機能面では、鮮度キープ冷凍に対応です。
同社によると、冷気の出入り口に開閉式の蓋を設置し、霜取り運転時に暖気の流入を遮断するという工夫です。これにより、暖気が冷凍室内に入りにくいので、霜が付きにくいという工夫です。
とくに、オンオフはありません。

霜つき部分の工夫は、3ドアだと他社上位機だと、シャープの低温新鮮モードなど、霜取り前の予冷(プレクール)の工夫ほどです。
シャッター式である点は、やはりセールスポイントでしょう。
電気代は、容量比で、比較的優秀な水準です。
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以上、ハイアールの SLIMORE X JR-CVM33Aなどの紹介でした。
3ドア機では、冷凍部分の工夫(霜つき防止)が見どころです。多ドア機と違い、生鮮のホームフリージング部分の工夫ではないですが、冷凍のお肉や、冷凍マグロなどをまとめ買いしてストックするご家庭には、良い選択肢でしょう。
一方、チルド室と野菜室にはもう一工夫欲しい感じはありました。
2-4・ハイセンスの冷蔵庫

続いて、中国のハイセンスの3ドア冷蔵庫です。
ハイセンスは、グローバルに知られたブランドです。日本に冷蔵庫の修理網もあるので、出張修理に対応してくれます。

【2025年6月発売】(鋼板ドア)
43・ ハイセンス HR-D295KW
43・ ハイセンス HR-D295KB
¥59,793 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:295L
冷蔵室:145L〈123L+16L〉
野菜室:67L〈38L〉
冷凍室:84L〈56L〉
自動製氷:
年間電気代:9,734円(314kWh)
HR-D295KWは、ハイセンスの3ドア機です。

外観は、ハイセンスも重視する企業です。
価格的に、一般的な(ガラスドアではない)鋼板ドアですが、フラットで見栄えがします。

冷蔵庫のサイズは、幅55cmクラスです。
背の高さも差ほどなく、設置性は良いでしょう。
このサイズだと、日立(下位機)と似ますので、そちらがライバルでしょう。
配置は、野菜室が真ん中という構成です。
国内他社と同じです。
冷蔵室は、145Lです。
内側は、3段トレイと下部のチルド室という構成です。
実収納量で言えば、やや多い数字を出しています。

チルド室は、冷蔵庫下段です。
一方、ただ、正確には「チルドルーム」ではなく「低温ケース」です。
本機は、ケース内の温度(-1度〜+5度)がアバウトだからです。
実質的に、生鮮(肉魚)の保存にはあまり向かず、チーズ・ソーセージ類の保存用途です。生鮮は、冷蔵室(中設定:3〜5度)で保存するのが適切です。
野菜室は、67L〈38L〉です。
平均的な収納力で、特別な鮮度保持の工夫もないです。
ただ、手前に紙パック牛乳などを収納することも提案できます。

冷凍室は、大きめと言える、84L〈56L〉です。
シャープと並んで、冷凍室は広いです。
ただ、残念ながら自動製氷は、未対応です。
製氷皿の部分も(日立下位機と比べると)氷の貯蔵面であまり工夫がないと言えます。
電気代は、一般的な水準です。
清潔性の面では、特段目立つ機能はないです。
騒音値は、23dBです。
問題ない水準ですが、同社の上位機より評価値が低いです。
なお、ドアアラームは、野菜室を除いて付属します。
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以上、ハイセンスの HR-D295KW などの紹介でした。
55cm幅で3ドアの設置を考える場合、日立機(下位機)とともに候補になります。価格水準は安い上で、特に冷凍室が広めな部分が個性と言えます。
野菜なども使うが、例えば、肉魚はもっぱら冷凍という生活ならば、割と良さそうです。
一方、チルド室が実質「未付属」で生鮮食品に弱い点と、製氷が使いにくい部分が日立と比べると弱点です。
もうあと「一工夫」がある55cm幅の上位機があれば、人気が出そうに思います。「今一歩」に感じました。
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【2025年6月発売】(鋼板ドア)
44・ ハイセンス HR-D295KW
44・ ハイセンス HR-D295KB
¥59,793 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:295L
冷蔵室:145L〈123L+16L〉
野菜室:67L〈38L〉
冷凍室:83L〈56L〉
自動製氷:
年間電気代:9,734円(314kWh)
なお、HR-D295Kもハイセンスが販売する製品です。

外観は、こちらは、ガラスドアではなく、普通の鋼板ドアです。
スタイリッシュな見かけですが、グレードとしては1つ下です。

設置性は、先ほどの機種と(ほぼ)変わりません。
多少背が高くなる程度です。
冷蔵室は、こちらも145Lです。
実収納量で言えば、やや多い数字を出しています。

冷凍室は、一方、若干広めで、野菜室が若干狭めにしています。
こちらは、2025年登場のモデルと言うこともあり、冷凍食品を多めにストックしたい、最近の世の中の事情をふまえていると言えそうです。
あとは、先ほどの機種に対して、若干、消費電力の改善が見られますが、その程度の違いです。
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結論的にいえば、冷蔵室を広めで考えたい場合、若干安めの製品として候補にできそうです。
ただ、自動製氷もないですいし、チルド室部分の工夫もないので、あくまでこの価格帯ではという話です。

【2025年12月発売】
45・ ハイセンス HR-GC360KW
45・ ハイセンス HR-GC360KB
¥83,567 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
【2021年発売】
45・ ハイセンス HR-G3601W
¥69,800 Amazon.co.jp (2/12執筆時)
【エディオン限定型番】(2025年追加)
45・ ハイセンス HR-G36E4W HRG36E4W
¥82,800 楽天市場 (2/12執筆時)
定格内容積:358L
冷蔵室:195L〈144L〉
野菜室:86L〈46L〉
冷凍室:77L〈42L〉
自動製氷:あり
年間電気代:10,728円(346kWh)
HR-GC360Kは、ハイセンスの3ドア機です。
2021年から日本展開となった新シリーズで、自動製氷も付く同社の上位モデルです。
旧機種が残ります。
旧機は冷蔵室の開けっぱなしドアアラームのOFFボタンがありました。新機種はない(ドアアラーム自体はあり)ですが、なくて問題ないかと思います。掃除の時なども、消せることより、掃除後のつけ忘れのが怖いですし。
なお、エディオン限定型番は3年保証が付属する以外は同じです。

冷蔵庫のサイズは、幅60cmクラスです。
収納量は多くもないですが、過度に少なくもない平均値です。
配置は、野菜室が真ん中という構成です。
日本ではそちらのほうが普通で、売れてもいます。

冷蔵室は、195Lです。
内側は、4段トレイと下部のチルド室という構成です。

面白いのは、半分に折りたたみできるガラス棚です。
4段ですが、本機は(野菜室・冷凍室が大きめモデルなので)若干棚と棚の間の間隔が狭めです。
その欠点を補うため、ガラス棚を真ん中で折り畳めるようにして、鍋などを収納できる用にしています。
ドアポケット側は、三菱のように、ちょっと開けてペットボトルが取りやすい構造を採用します。

チルドルームは、冷蔵室の下段です。
この部分は、0度〜マイナス3度の「微凍結」と、0度〜3度の「チルド」の切替が可能です。
東芝と同じくこの部分の使い勝手は良いでしょう。アルミ製の冷却プレートも付属です。

野菜室は、86L〈46L〉です。
他社にはより広いモデルがあるとは言え、このクラスだと広めです。
機能部分は、「うるおい野菜室」という名前で、東芝と同じで仕切り(冷気ガード)あり、換装した冷気による野菜の乾燥を防ぐ構造です。

また、結構便利に思うのは、野菜室の下にある「おそうじ口」です。換装した野菜ゴミの処理は結構面倒なので、これは実際、良い工夫です。
冷凍室は、少し大きめと言える、77L〈42L〉です。
自動製氷もしっかり搭載します。
できた氷が落下する製氷室に防音シートがあるのは、夜は落下音が結構気になるときがあることをふまえると、やはり良い工夫です。

電気代は、普通に使う場合、他社同様の水準です。
清潔性の面では、HI-NANO機能として、イオンを利用した脱臭機能をもちます。
そのほか、ドアを開けっぱなしにした際の閉じ忘れアラームが、冷蔵室・冷凍室について付属します。多ドアの高級機だと普通はつきますが、3ドアだと必ずしも付かない場合もあるのでポイントでしょう。
静音性は、稼働音が20dBです。
世帯用ですが、静かです。
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以上、ハイセンス HR-GC360Kの紹介でした。
各社の良い部分をうまいこと取り入れた便利な機種に思います。
とくに、チルド室・野菜室の工夫が光ります。その上で、使い勝手の部分でも、実際使っていて気になる部分にスポットを独自に当てており、かなり好印象です。
静音性(約20dB)も開示されますし、印象が良いです。ハイセンスは、日本で白物家電の修理網もあります。
値段面をふくめて、良い選択肢の1つです。
今回の結論!
おすすめの3ドア冷蔵庫は結論的にこの機種!
というわけで、今回は、中型の3ドア冷蔵庫の比較の2回目記事でした。
しかし、記事は、もうすこしだけ「続き」ます。

3・3ドア冷蔵庫の比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
対応できる人数 1〜4人
電気代の安さ ★★★★★
冷蔵室の工夫 ★★★★★
チルド機能 ★★★★★
野菜室の工夫 ★★★★★
冷凍の工夫 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
つづく、3回目記事(こちら)は、結論編です。
ここまで紹介してきた全ての冷蔵庫から、予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
3回目記事は→こちら
