1回目記事からの続きです→こちら
今回の結論
Amazonデバイスのおすすめは結論的にこれ!
1・Amazon Echo & Alexa端末の比較 (1)
1-1:選び方の基本の紹介【導入】
1-2:Echo 〈echo spot, dot, Pop含む〉
1-3:Echo Studio
1-4:Echo Show 〈5 8 10 15インチ〉
2・Amazon Echo & Alexa端末の比較 (2)
2-1:Echo Hub
2-2:Echo Auto
2-3:Echo Buds
3・Amazon Echo & Alexa端末の比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、今回は、AmazonのEchoなど、Alexa対応のスマートスピーカーを紹介してきました。
3回目記事では、結論として、特に音質面を重視した場合のオススメ機種を提案しておきます。
第1に、Alexaの声が聞き取りやすく、小音量でもしっかりしたサウンドが期待できる製品は、
【2020年発売】
【第4世代】
1・Amazon Echo 第4世代 【黒】
2・Amazon Echo 第4世代 【白】
3・Amazon Echo 第4世代 【青】
¥7,980 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
スピーカー:360度全方位
ユニット:2ウェイ
ユニット口径:20mm+76.2mm
再生周波数帯域:40Hz-20kHz
サイズ:直径175mm×高さ148mm
スピーカー音質 ★★★★☆
音楽再生 ★★★★★
動画視聴 ★★★☆☆
小音量再生 ★★★★★
スマホとの連携 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
Amazon Echo 【第4世代】でしょう。
Alexaの声の聞き取りやすさについては、「専用設計」といえるこの機種は優秀です。
声の発生において最も重要な中音域が充実し、聞き取りやすさの点では、サードパーティ製を凌ぎます。
また、どの方向に向けても、聞き取りやすい声で発生をしてくれます。
音質も、最近のトレンドをふまえた360度スピーカーです。
無指向性で、どこにおいてもサラウンド感を得れるので、設置場所に気を使わないで済む点で楽です。
形状もコンパクトなので、どこにでも置ける!というのは大きなメリットです。
Echoは、代々そうですが、一般的にどの音源にも柔軟に対応する作りです。
Amazon Musicのような圧縮音源の再生において、あまり「聴き劣り」はしないでしょう。
とくに、聴き疲れのしにくさという点では、純正のこちらが優れています。
単機で利用する場合、低音域については、ユニットのサイズ感を反映しますが、寝室などで気軽に聞くにはこの程度でもOKです。
保証やアフターケアも、(他社製と異なり)スピーカー本体の故障と、Alexaのソフト的な不良を切り分けずに、Amazonのサポートセンターを頼れるため、初心者の方は、とくにEchoシリーズがオススメです。
なお、Echoは、インターネットの聴き放題サービスを利用してこそ、満足感がえられるという類のものです。
スピーカー入手前に、Amazon Music Unlimited の30日間無料体験を登録して、自分に合った楽曲が利用できるか試すのは「あり」でしょう。
聴き放題サービス自体は、EchoなどAlexa対応端末を入手せずとも、スマホ・PC・Macで試すことができます。このサービスと加入については、【Amazon Music Unlimitedの説明サイト 】をご覧ください。
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【2023年発売】
・Sonos Era 300 E30G1JP1BLK
・Sonos Era 300 E30G1JP1
¥53,900 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
AIの種類:Google or Amazon
スピーカー:3.0.2ch
ユニット:6スピーカー
ユニット口径:
再生周波数帯域:
サイズ:幅260×奥行160×高さ185mm
一方、Echoのスピーカー構成が物足りなく感じる場合は、今だと、サードパーティで、Amazon Alexaに対応するスピーカーを選ぶしかない状況です。
その場合、とくに、Amazon Musicなどの3Dミュージックと、ハイレゾ音源双方対応したい場合、米国のSONOSが展開するSonos Era 300が候補です。
本体サイズは、幅120×奥行160×高さ185mmです。
横長形状ですが、コンパクトで設置性が良いです。
スピーカーユニットの構成は、トゥイーター4基と、ウーファーが2基です。
配置は、センターにトゥイーターが1基、両サイドにウーファーとトゥイーターが1基ずつ、上方向に向けてトゥイーターが1基です。
本編で書いたように、上向きのハイトスピーカーが用意され、ドルビーアトモス(空間オーディオ)に「リアル対応」です。
音響規格では、Dolby Atmos Music対応なので、Amazon Musicの空間オーディオ(3Dミュージック)と、Apple Musicの対応音源に公式対応と言うことになります。
2台買うと若干高いのでのですが、本機も、ペアリングでステレオ配置にもできます。
ハイレゾ音源は、公式的に対応です。
日本基準のハイレゾ認証マークは出しませんが、本編で書いたように、同社は、本機で再生対応を謳います。
定額音楽サービス全盛ですし、音源部分の対応幅が広いと、楽しみは広がるので、その部分を含めて選択肢として良いです。
AIアシスタントも、Amazon系ほか、Google系も選べるため、選択肢が増える部分も注目点でしょう。
1・スマートスピーカーの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:Amazon〈Alexa〉
1-3:Apple〈siri〉
1-4:Google〈G-Assistant〉
2・スマートスピーカーの比較 (2)
2-1:Google(続き)
2-2:Bose〈Alexa or Seri〉
2-3:Sonos〈G-Assistant/ Alexa〉
2-4:Denon〈Alexa〉
2-5:JBL〈G-Assistant/ Alexa〉
3・スマートスピーカーの比較 (3)
3-1:他の企業〈G-Assistant or Alexa〉
3-2:最終的なおすすめ機種の提案 【結論】
このほか、Amazon AIのAlexaで、ハイレゾ対応機ならば、DENONほか、サードパーティでも対応できる製品はあります。
以上のリンク記事(別記事)の、2回目(BOSE以降)で、そういった製品を比較しています。
よろしければ、ご確認ください。
第2に、寝室用としてマルチに活躍してくれそうな小型端末は、
【2024年発売】【第1世代】
4・Amazon Echo Spot
¥7,480 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
スピーカー:360度全方位
ユニット:2ウェイ
ユニット口径:34.8mm
再生周波数帯域:
サイズ:幅11.3×奥行10.3×高さ11.1cm
スピーカー音質 ★★★☆☆
音楽再生 ★★★☆☆
動画視聴 ☆☆☆☆☆
小音量再生 ★★★★★
スマホとの連携 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
EchoSpot でしょう。
タッチパネル式のカラーディスプレイを装備し、色々便利に使える点が評価できます。
目覚まし時計としてほか、室温や天気ほか、便利な情報端末として使える点が便利です。
音楽も、ジャケット表示ができます。
スピーカーは、さほど強力でないにせよ、寝室でラジオ(ラジコ)や、寝しなのBGMを×程度ならば、十分以上でしょう。
家電の操作端末としては、照明のオンオフなど、タッチパネルが「スイッチ」として利用できます。
基本、【Amazonのスマートホーム対応機機一覧】にある対応家電しか操作できません。
ただ、本編で書いたように、【スマート家電リモコンの比較】で紹介した製品のうち、Matterに対応するリモコンを買うと、そちらの機能として操作できます。
この場合、赤外線リモコンをつ買う家電ならば、信号を学習させられるので便利に使えます。
第3に、画面付きで、スマートスピーカーを超えた利便性が得られる機種は、
【2024年発売】
【8インチ液晶】【第3世代】
9・Amazon Echo Show 8 with Alexa
10・Amazon Echo Show 8 with Alexa
¥22,980 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
スピーカー:ステレオ
ユニット:2ウェイ
ユニット口径:52mm×2
再生周波数帯域:
液晶画面:8インチ 1280×800
カメラ:13Mピクセル
サイズ:幅200×奥行105×高さ139mm
スピーカー音質 ★★★★☆
音楽再生 ★★★★☆
動画視聴 ★★★★☆
小音量再生 ★★★★★
スマホとの連携 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
Amazon Show 8でしょう。
下位機種もありますが、画面サイズ的に、動画を「じっくり」みるならば、8インチ程度ないと厳しいです。
その点でこちらを選びました。
動画サービスは、本編で書いたように、対応サービスは限定的です。
ただ、プライムビデオも見られますし、もちろん、ニュースや情報の取得などもしっかりできるわけで、問題ないです。
カメラも付属で、無料で、家族間のテレビ通話もできます。
スピーカーも、52mmのウーファー2基のステレオです。
サイズ感からすれば、十分でしょう。
スマートホームハブとしても、Alexa対応のWi-Fi家電ほか、汎用のZigbee規格とThreadにも対応しますし、この部分の将来性も問題ないです。
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【2023年発売】
【5.5インチ液晶】【第3世代】
11・Amazon Echo Show 5 with Alexa
12・Amazon Echo Show 5 with Alexa
13・Amazon Echo Show 5 with Alexa
¥7,480 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
スピーカー:モノラル
ユニット:1ウェイ
ユニット口径:44mm
再生周波数帯域:
液晶画面:5.5インチ 960×480
カメラ:2MP(チャット用)
サイズ:幅147×奥行91×高さ82mm
ただ、キッチンに置いて、簡単に「レシピ確認」などをしたい程度ならば、5.5インチの下位機でも良いかと思います。
第4に、リビングやキッチン、あるいは寝室での利用に向く、大きめのパネルを装備する製品としておすすめできるのは、
【2024年発売】
14・Amazon Echo Show 15 第2世代
¥47.980 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
スピーカー:ステレオ
ユニット:2WAY
ユニット口径:50.8mm+15.2mm
再生周波数帯域:
液晶解像度:15.6インチ フルHD
カメラ:13Mピクセル
サイズ:幅408x奥行36x高さ257 mm
スピーカー音質 ★★★★☆
音楽再生 ★★★☆☆
動画視聴 ★★★★★★
小音量再生 ★★★★★
スマホとの連携 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
Amazon Echo Show 15でしょう。
本体サイズは、幅408x奥行36x高さ257 mmです。
大きめですが、この用途ならば、これほどあったほうが、見やすいです。
壁美人 Echo Show 15用 WSKB-ES15
¥3.480 Amazon.co.jp (7/10執筆時
壁が石膏ボードなら、穴開け不要で設置できるため、便利に思えます。
また、個人的には、【モニターアームの比較記事】で紹介したVESA100の製品に取り付けて、棚設置などをしてみるのも面白く思います。
Echo Show 15用プレミアム角度調整機能付きスタンド
¥12.980 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
また、15.6インチですし、特段壁掛けにしなくても邪魔ではないです。
そのため、別売の純正スタンド、あるいはもっとやすい台座を用意して、机で運用しても良いかと覆います。
この用途ならば、ビデオ通話や、テレビ視聴以外に、普段は、ニュースなどの表示ほか、フォトフレームとしても利用できるでしょう。
Amazon Photosに保存した写真を、フォトフレームとして利用できますので、離れた家族との「孫の写真の共有」などにも良さそうです。
動画・音楽配信サービスは、一方、冒頭少し書いたように、このシリーズだけは、Fire TV OSを搭載します。
大手動画サービスの対応水準はほぼ「フル」です。

ローカルなサービスも、対応幅は広めです。
そのため、こちらだとDAZNや、日本ローカルの動画サービスを含めたアプリが個人でインストール可能です。
Alexa対応音声認識リモコン Pro
¥2.980 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
使いたいサービスが、(他の)Echo Showだと使えないという場合、本機が選択肢となるでしょう。
ただ、タッチパネルや音声でのデバイス選択は面倒な場合もあるので、別売のリモコンがあった方が良いでしょう。
第6に、スマート家電(IOT家電)の操作のためのホームハブとして便利そうな製品は、
【2024年発売】【8インチ】
15・Amazon Echo Hub
¥15.980 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
スピーカー:ステレオ
ユニット:
ユニット口径:
再生周波数帯域:
液晶解像度:8インチ
カメラ:
サイズ:幅202x奥行37x高さ137 mm
スピーカー音質 ★★☆☆☆
音楽再生 ★★☆☆☆
動画視聴 ☆☆☆☆☆
小音量再生 ★★★★☆
スマホとの連携 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
完全に、スマートホーム用端末と考える場合、Echo Hubが選択肢です。
本編で書いたように、Echo Showでも、【次世代型ドアベルの比較記事】で書いたよな同社のドアベルや、セキュリティカメラのモニターとしては使えます。
しかし、こちらの場合、インターフェース自体をそれに特化させています。かなり多くの対応端末をコントロールしたい場合は、やはりこちらです。
本機の場合、【Amazonのスマートホーム対応機機一覧】にある、Amazonスマートホーム対応製品ならば、その情報も、ディスプレイに総覧表示できます。
【スマート家電リモコンの比較】で書いた製品のうちMatter規格の対応ものを使えば、エアコンを含めて、赤外線リモコンで操作できる一般家電の多くも、総覧しつつ、便利に操作可能になります。
例えば、このブログで見た商品でいえば【PhilipsのHueの比較】で書いた電球や、写真のような間接照明システムなどが対応です。
一方、本編で書いたように、現状だと日本のエアコンは、各社ともMatter規格採用機がないので、操作したい場合、先述のスマートリモコンが必要です。
最も欲しい、空調コントロールの部分で、この仕様は不便です。
ただ、Matter規格は、Amazonのほか、GoogleやAppleも参加したIOTの国際規格なので、(すぐに対応するとも思えませんが)長いスパンで言えば、各社のエアコンなどの空調家電も対応していくかと思います。
繰り返しますが、【スマート家電リモコンの比較】で書いた機器を媒介にすれば今すぐにも対応できますし、将来のエアコン買換の際に対応していた場合の先行投資にもなるでしょう。
補足:Amazon Alexa関連記事について
というわけで、今回は、Amazonのエコーの紹介でした。
なお、このブログには、スマートスピーカー関連記事として、以下のようなものがあります。
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1・各社のスマートスピーカーの比較
2・Amazonのエコーの比較
3・家電コントローラーの比較
これらの記事もよろしくお願いします。
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ではでは。