1回目からの続きです→こちら
5-1・ASUSのスマートウォッチ
5回目記事のトップバッターは、台湾のASUSのスマートウォッチです。
むしろPC周辺機器で有名な会社ですが、Zenfone シリーズなど、Androidスマホを出しますので、そのアクセサリー的にだしています。
1・スマートウォッチの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:Google + FitBit〈米国〉
1-3:ガーミン 1〈米国〉
2・スマートウォッチの比較 (2)
2-1:ガーミン 2〈米国〉
2-2:カシオ〈日本〉
2-3:ポラール〈北欧〉
3・スマートウォッチの比較 (3)
3-1:サムスン〈韓国〉
3-2:ファーウェイ〈中国〉
3-3:ポラール〈北欧〉
4・スマートウォッチの比較 (4)
4-1:Amazfit〈中国〉
4-2:シャオミ〈中国〉
5・スマートウォッチの比較 (5)
5-1:ASUS〈台湾〉
5-2:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿って解説していきます。
----
また、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。
【2023年発売】
69・ ASUS VivoWatch 5 HC-B05
70・ ASUS VivoWatch 5 HC-B05
¥40,970 楽天市場 (3/29執筆時)
ホワイト:B0BVT3DRKD
オレンジ:B0BVTC9V94
パネル:カラー液晶(---型)
ガラス:ゴリラガラス3 DX
バンド:レザー調
心拍数計:搭載(5LED)
測定:活動量 睡眠質 階段段数 血中酸素
スポーツ:
GPS:搭載
スマホ対応:IOS Android
電話応答:可能
音声AI:
音楽サービス連携:
電子マネー:
アプリ追加:
道案内:
バッテリー: 10日(通常使用時)
重さ:約74g(ベルトなし)
ASUS VivoWatch 5は、台湾のASUSの発売するスマートウォッチです。
パネルは、OLEDではなく、カラー液晶(LCD)です。
また、フルカラーでもないです。
最近だと上級機は輝度を高めたOLEDなので、このあたりは差です。
ガラスは、ゴリラガラス3 DXです。
ゴリラガラスは強度でランクがありますが、こちらは硬さとしては、スタンダードです。
ただ、光学的な配慮があるDX型です。
重さは、74gです。
リストバンド部分を含むか不明ですがベゼルが太いタイプですし、いずれにしても軽くはないです。
値段なりに良いです。
リストバンドのサイズは、記載がないです。
ただ、ホールがあるタイプですので、一般的に問題ないです。
センサーは、3軸加速度センサーと気圧高度計です。
日常生活の計測は、、歩数・距離・階段段数・カロリーに対応です。
3軸ジャイロと気圧高度計内蔵なので、階段段数の記録もできます。
日常生活の記録として欲しい機能は網羅します。
スポーツ計測は、そこまで多様ではないです。
ただ、「ジョギング・サイクリング・ウォーキング・水泳・ハイキング・ヨガ・コアストレッチ・ダンス」などは対応できます。
高度計があるので、それなりの有意のデータ把握はでるでしょう。
一方、ランニングは、VO2maxの測定の表記がない(有酸素心拍数計測という表記のみ)なので、本格的な競技用ではないです。
心拍数計は、搭載です。
時計の裏側には5つのLEDと4つのPDが確認できます。
この点で今回みてきた製品のなかでは上位と言えるセンサーです。
ストレスレベル計測も、FitBitのような専用センサーはないですが、対応します。
本機は、一般的な光学式センサー(PPGセンサー)のほか、電極(電気センサー)もあります。同社によると、測定精度が10%上がるようです。
ただ、このために搭載したのではないと思います。
おそらくですが、両センサーともスイッチ部分(指先)にもあることから、Appleのように心電図目的でこの仕様としたが(Appleと違い)管理医療機器認証をとっていないので、日本ではその目的では使えないといった感じでしょう。
将来的にはこの機能が加わる可能性はありますが、今のところ(不要な部品代がかかるぶん)日本では割高でそう大きな意味はないという感じです。
このほか、体表面温度の測定に対応します。
他社の一部採用していましたが、これは(医学的な)体温と同義ではないです。
睡眠量は、レム睡眠サイクルを含めて、分析してくれます。
なお、心拍数分析を含めたこのあたりのシステムは、同社も自社開発できるようです。
GPS搭載は、搭載です。
ただ、対応衛星の表記はないので、米国のGPS衛星のみと考えられます。
ASUS HealthConnect
¥0 Apple App Store
ASUS HealthConnect
¥0 Google Play
スマホと連携は、上記のASUS HealthConnectを利用します。
iOS(ヘルスケアアプリ)とは、データ連係に対応します。
Google(ヘルスコネクトアプリ)は、情報がないです。
本機の場合、Google Fitとのリンクは対応でしたが、新方式でどうなっているかは不明です。
ただ、着信・通知の受け取り・カレンダーなどの利用は、量OSとも対応です。
電話応答は、マイクがないので非対応です。
したがって、音声AIにも対応しません。
電子決済は、機能としてありません。
道案内・音楽再生も、非対応です。
ネットワークは、Bluetoothのみです。
電池の保ちは、Wi-Fiがない部分と、液晶がフルカラーではない部分ゆえですが、10日間と長いです。
防水性は、5気圧防水です。
水泳は対応しますが、水中では使えません。
---
以上、ASUS VivoWatch 5の紹介でした。
冒頭書いたように、主には同社のスマホユーザー向けに出されたものでしょう。ただ、Wi-Fiを搭載しない部分で、できることが限定的な印象です。
先述の心電図の部分ほか、電子決済非対応の部分を含めて、日本の事情に合わない(=ガラパゴス度が低い)部分が多いので、イマイチおすすめにはしにくい感じです。
そのうち、上位モデルが出るような気はします。
今回の結論!
スマートウォッチのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、各社のスマートウォッチを比較しました。
5回目記事では、最後に、いつものように、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案しておきます。
第1に、総合的にAndroidスマホと相性が最も良いといえるスマートウォッチは、
【2024年発売】(Wi-Fi版)
1・Google Pixel Watch 3 41mm
¥38,980〜 楽天市場 (3/29執筆時)
グレー:GA05758-US
ホワイト :GA05735-US
ブラック:GA05757-US
ピンク:GA05756-US
【2024年発売】(Wi-Fi版)
2・Google Pixel Watch 3 45mm
¥41,180〜 楽天市場 (3/29執筆時)
グレー: GA05786-US
ホワイト :GA05736-US
ブラック:GA05785-US
パネル:有機EL(1.6型・1.77型)
ガラス:gorillaグラス 5
バンド:フルオロエラストマー
心拍数計:Google 第2世代
測定:活動量 睡眠質 階段段数 血中酸素 皮膚温ほか
スポーツ:VO2 MAX
GPS:5衛星
スマホ対応:Androidのみ
電話応答:可能
音声AI:Google assitant
音楽サービス:YouTube Music
電子マネー:Google Pay(Suicaほか)
アプリ追加:WearOS 5
道案内:対応
バッテリー:24時間
重さ: 約31g/ 37g(本体のみ)
日常の健康管理 ★★★★★
野外トレーニング ★★★★★
電池の保ち ★★★★☆
ファッション性 ★★★★★
アプリの豊富さ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
Google Pixel Watch 3をおすすめします。
健康管理は、買収したFitBitの優れたシステムに「乗っかる」形なので、相当優れます。
センサーも、3軸加速度センサー・気圧高度計・電子コンパス・ジャイロと計測に必要な重要な4つのセンサーを網羅します。
心拍数計も、LED5灯の新世代ですから、測定の基礎となる部分で専門メーカーに負けません。
健康データも、他社でもみられる血中酸素センサー、皮膚温センサほか、皮膚電気活動(cEDA)センサーも装備です。
それによる「ストレスマネジメントスコア」の計測はオリジナルですし、充実すると言えます。
スポーツ計測も、計測用のセンサーが充実するので、精度も、項目も充実します。
VO2 MAXやランニングパワーを含めてしっかり取れます。
ウォーキング・ジョギング・サイクリング・水泳・ジムトレーニングなどでは、ガーミン、Appleなどと比べても、劣らないでしょう。
OSも、Googleの場合、Androidアプリと直結した、自社のWearOSです。
腕時計用の機能がある、自社アプリ(Google Mapなど)や他社のAndroidアプリを自由にインストールできるのは、魅力です。
現状で、Wear OSに対応と言えるのは、同社純正を除けば、サムスン(Galaxy)ほどです。
GPSも、しっかり、日本のみちびきを含め絵、5衛星対応です。
ガーミンなどと比べると、精度がより高くなるマルチGNSSに非対応という部分もあります。その部分で、ビルの谷間のようなGPS衛星からの電波が届きにくい場所での測位には差があるでしょう。
ただ、Appleも10万円以上の製品からの対応ですし、バッテリー消費も増えるので、一般向けスマートウォッチでは、この仕様でも良いだろうという判断だと思います。
実際、測位できない場所でもデータ欠損がないよう、3宿加速度センサーほかジャイロも装備させているとも言えると思います。
Fitbit inc, Fitbit
¥0 Google Play
純正健康アプリは、実際的にFitBitを使うことになるでしょう。
FitBitは、むかしから、(ガーミンやポラールを選ぶ人より)少しライトなスポーツ好きをターゲットの開発でした。
そのため、健康管理もスポーツ計測も、誰にでも分かりやすい点で優秀です。もちろん、有料サービスなどを利用すれば、より高度なニーズにも敵います。
物足りないようならば、ヘルスコネクト対応のサードパーティアプリ(こちら)を探して好きに使えば良いでしょう。
そのほか、スマホ通知も、音声通話も、定額音楽サービスのオフライン利用も対応です。
電子決済は、こちらもGoogle Payに対応できます
唯一、注意点があるとすれば、(FitBitと違い)iOSには非対応である点です。近々にPhoneに買い替える計画がある場合などは、例えば、ガーミンなど、対応する企業の製品を選んだ方が良いでしょう。
ーーー
【2025年発売】
【40mm】
28・Galaxy Watch7 Bluetoothモデル 40mm SM-L300NZ
¥51,480 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
29・Galaxy Watch7 LTEモデル 40mm SM-L305FZ
¥67,318 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
クリーム BT: SM-L300NZEJXJP
グリーン BT: SM-L300NZGJXJP
クリーム LTE: SM-L305FZEJSJP
グリーン LTE: SM-L305FZGJSJP
パネル:有機EL(1.3型)
重さ: 28.8g(ベルトなし)
【44mm】
30・Galaxy Watch7 Bluetoothモデル 44mm SM-L310NZ
¥56,427 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
31・Galaxy Watch7 LTEモデル 44mm SM-L315FZ
¥76,409 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
シルバー BT: SM-L310NZSJXJP
グリーン BT: SM-L310NZGJXJP
シルバー LTE: SM-L310NZSJXJP
グリーン BT: SM-L305FZGJSJP
パネル:有機EL(1.5型)
重さ: 33.8g(ベルトなし)
ガラス:サファイアcrystal
バンド:シリコン系
心拍数計:BioActive sensor
測定: 睡眠質 階段段数 血中酸素 皮膚温度 AGEs ほか
スポーツ:VO2 MAX
GPS:4衛星 (マルチGNSS)
スマホ対応:IOS Android
電話応答:可能
音声AI:Google assitant
音楽サービス連携:Spotifyほか
電子マネー:FeliCa
アプリ追加:Wear OS
道案内:対応
バッテリー: 30時間(常時表示利用時)
一方、若干高めですが、特に、Galaxyのスマホユーザーは、Galaxy Watch7は良い選択肢です。
先述のように、こちらも、本機はサムスン版のWearOSが搭載で、時計対応のAndroidアプリがインストールできます。
外観は、ガラス部分がフローティングデザインで、Googleとはまた違った方向で個性的です。
センサーも、充実します。
こちらも、加速度・ジャイロ・地磁気(電子コンパス)・気圧センサーを装備するので、
心拍数計も、13LEDとかなりの光学式心拍数センサーを装備する上で、電気式心拍センサーを備え精度を上げる工夫があります。
AGEs指数(体内糖化度)が見れるのもおもしろいです。
本編で書いたように、科学的な健康データと言えるかはまだ論争的ですが、シンプルに「技術」として見る場合、新機軸として、面白みがあります。
そのほか、ボタンを押す必要があるものの、 生体電気インピーダンスセンサーが付属で、体組成測定(骨格筋、基礎代謝量、体内の水分量、体脂肪率)が可能です。
対応する体重計をお持ちでない場合は特に良いです。
このように、Googleと比べて、健康データの計測は、より充実するので、そこを目当てに選ぶ場合は特に良い印象です。
GPS搭載は、4衛星で搭載です。
残念なのは、日本のみちびきに対応しない点ですが、そのかわり、マルチGNSSに対応できるので、バッテリー消費はともかく、必要なときは、精度は高められるでしょう。
逆に、スポーツ計測は、センサーの割に、そこまでは充実しない印象です。
とはいえ、VO2maxの計測はできますし、ストライド分析などもできます。
ウォーキング・ランニング・サイクリング・スイミングなどの日常的な運動記録ならば、十分以上でしょう。
スマートウォッチとしても、通知や通話はもちろん、FeliCa搭載で電子マネーが使えますし。
定額音楽サービスも、Wearアプリを介して使えるものはいけるでしょう。
仕様が公開されている機種に限れば、CPU性能もかなり良い部分を含めて、Galaxy系のハイエンドスマホと合わせるのには最適に思えます。
第3に、比較的予算が制限される中で、スマートウォッチを選ぶとすると、
【2025年発売】BHR9197GL BHR9195GL
64・ シャオミ Xiaomi Watch S4 白
65・ シャオミ Xiaomi Watch S4 黒
¥19,980 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
【2025年発売】BHR9199GL
66・ シャオミ Xiaomi Watch S4 レインボー
¥21,980 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
パネル:有機EL(1.43型)
ガラス:
バンド:フッ素ゴム
心拍数計:搭載(2LED 16ch)
測定:活動量 睡眠質 血中酸素
スポーツ:
GPS:5衛星 (マルチGNSS)
スマホ対応:IOS Android
電話応答:可能
音声AI:Amazon Alexa
音楽サービス:
電子マネー:
アプリ追加:
道案内:
バッテリー: 15日
重さ: 44.5g(本体のみ)
日常の健康管理 ★★★★★
野外トレーニング ★★★★★
電池の保ち ★★★★☆
ファッション性 ★★★★☆
アプリの豊富さ ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
Xiaomi Watch S4 が良いでしょう。
格安のスマートウォッチを選ぶ場合はとくに、センサーの充実度が重要です。
充実しないものを買ってしまうとできることが少なくなるからです。その点で言えば、本機はさほど値段が高くない製品の中では「豪華な仕様」です。
GPSの部分で「円偏波」を使える点でおもしろいZepp Health Amazfit Active2と迷ったのですが、時計としての見栄え(特にクラウンがある点)でこちらを推します。
センサーは、行動測定につかうものは、加速度・ジャイロ・電子コンパス(磁気)・気圧計と、ほしいものはフル装備です。
心拍数センサーも、12チャネルPPGセンサーです。
本編で書いたように、LED2基とPD6基からなる構成で、低消費電力で精度を確保する工夫があります。この価格帯の中級機としては、十分でしょう。
GPSも、5種の衛星をフルに使ったナビゲーションができます。
デュアルバンドGPSですので、精度はさらに高いです。
測定項目も、血中酸素の測定機能を含めて、対応可能です。
スポーツ計測は、本編で書いたように、開示情報が少なすぎて、150種のスポーツ対応という部分いがい不明です。主な、計測精度と計測項目は開示して欲しいところです。
ただ、本編で書いたように、センサーの充実度から判断して、ウォーキング・ランニング・サイクリングなど、日常の健康管理のための運動ならば、問題ないと思います。
外観は、モダンで、個性がある仕様です。
強度まで考えると、上位機と差はあるでしょうが、このグレードでは問題ないです。
その上で、
スマホとの連携面も、マイクとスピーカーを内蔵するので、電話通話に対応できます。
格安機だと対応できない機種も多いですが、本機は違います。
音声AIもAmazon Alexaに対応しますので、格安といえる機種の中では機能が充実しています。
あえて言えば、FeliCa機能(Suica)はないですし、道案内も不可ですが、ここは値段面で仕方ないでしょう。
第4に、1万円前後の予算で、入門用のスマートウォッチを選ぶとすると、
【2024年発売】BHR7854GL BHR7848GL
64・Xiaomi Redmi Watch 4
¥11,980 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
パネル:有機EL(1.97型)
ガラス:
バンド:TPU
心拍数計:搭載(2LED)
測定:活動量 睡眠質 血中酸素
スポーツ:
GPS:5衛星+GNSS
スマホ対応:IOS Android
電話応答:(対応)
音声AI:Amazon Alexa
音楽サービス:
電子マネー:
アプリ追加:
道案内:
バッテリー: 20日
重さ: 31.5g(本体のみ)
日常の健康管理 ★★★★☆
野外トレーニング ★★★★☆
電池の保ち ★★★★☆
ファッション性 ★★★★☆
アプリの豊富さ ★★★☆☆
総合評価 ★★★★☆
Xiaomi Redmi Watch 4が良さそうです。
やはり、この価格クラスだと、センサーの質が良い点が選んだ理由です。
センサーは、行動計測系では、GPSほか、加速度、ジャイロ、電子コンパスをしっかり装備します。
心拍数計も、2LED・2PDの4チャネルですので、入門機としては十分です。
GPSも、マルチGNSSは非対応ながら、日本のみちびき衛星を含めて、5衛星にフル対応です。
パネルも、格安機だと心配ですがも、有機ELで輝度も600ニトとしっかりしています。
この値段だと、性能のバランスが最も良いと思いました。
スマートウォッチとしても、通知ほか、マイクを装備するため、スマホ通話ができます。
音声AI(Amazon Alexa)も使えます。
ーーー
【2024年発売】BHR8791GL BHR8789GL
61・Xiaomi Redmi Watch 5 Lite
¥5,980 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
パネル:有機EL(1.96型)
ガラス:
バンド:TPU
心拍数計:搭載(1LED)
測定:活動量 睡眠質 血中酸素
スポーツ:
GPS:5衛星
スマホ対応:IOS Android
電話応答:対応
音声AI:Amazon Alexa
音楽サービス:
電子マネー:
アプリ追加:
道案内:
バッテリー: 18日
重さ: 29.2g(本体のみ)
1万円以下に限定するならば、Redmi Watch 2 Liteも良いでしょう。
ケースは、プラスチックにメッキを施したものなので、若干この部分に価格はでています。
ただ、1.96型と大きめの有機ELを装備し、画面密度も細かめです。
強度はガラスを含めて多少心配ですが、ここは大事に使えば良いだけです。
一方、より安い機種もあります。
ただ、加速度センサーほか、5衛星対応のGPSを搭載する機種は限られますので。
心拍数計も、必要十分な性能です。
睡眠質を含めた分析力もありますので、いろいろ楽しんで使えそうです。
スマートウォッチとしても、しっかり、通知、通話に対応できます。
第4に、日常生活のほか、運動も高度に管理できる、スポーツ愛好家向けのスマートウォッチとしておすすめできるのは、
【2023年発売】
【幅45mm】
9・GARMIN VENU 3
¥54,720 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
ブラック:010-02784-41
ホワイト:010-02784-40
パネル:有機EL(1.4型)
重さ: 約47g(本体30g)
【幅40mm】
10・GARMIN VENU 3S
¥53,042 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
フレンチグレー:010-02785-42
ブラック:010-02785-40
サージグレー :010-02785-41
アイボリー:010-02785-44
ピンク:010-02785-43
パネル:有機EL(1.2型)
重さ: 約40g(本体27g)
ガラス:ゴリラガラス 3
バンド:シリコン
心拍数計:Garmin 5世代
測定:活動量 睡眠質 階段段数 血中酸素
スポーツ:VO2 MAX
GPS:4衛星 (マルチGNSS)
スマホ対応:IOS Android
電話応答:可能
音声AI:Alexa・Siri Google(選択)
音楽サービス:Spotify LINE Amazon Music
電子マネー:GarminPay(SUICA)
アプリ追加:ConnectIQ
道案内:対応可
バッテリー: 21時間
日常の健康管理 ★★★★★
野外トレーニング ★★★★★★
電池の保ち ★★★★★
ファッション性 ★★★★☆
アプリの豊富さ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
GARMIN VENU3でしょう。
ガーミンは、スポーツ分野の家電に強い米国の大手GPS企業です。
FitBitと比較した場合、「スポーツ分野」の機能はとくに強みがあります。
自転車のほか、ゴルフ・ランニング・スキー・水泳などに最適化されたデータの表示も可能で、この部分ではより作り込まれています。
センサーは、加速度計、電子コンパス、ジャイロ、気圧高度計に、温度計も装備です。
GPSもしっかり、4衛星対応で、測位精度の高いマルチGNSSです。
心拍数計も、同社では最新の第5世代光学式心拍計です。
LEDを省略せず、広範囲に配置しているので、汗などによる腕同型などのズレ荷物良く、測定精度が担保されます。
スポーツ計測は、ソフト面も重要ですが、同社の場合、ここにおいて抜かりはないです。
センサーを活かしつつ、精度が高く、多様な分析ができます。
単純に計測するだけならばどの機種でもできますが。しかし、その分析の科学的信頼性については、計器だけでなく、ソフト部分も「自社開発」の同社は強いです。
逆に、ライトユーザー向けには、(ゲームのHPのような)ボディバッテリー表示など、おもしろい機能もあるので、飽きずに使えるでしょう。
スマホとの連携面も、しっかりしています。
通話応答はもちろん対応です。
電子決済も、VISAと連携したGarmin Payに対応するほか、Suicaも利用できます。
定額音楽サービスも、Spotify・LINE MUSIC・Amazon Musicと、メジャーなところは全て網羅します。
道案内(ナビ)も、サードパーティアプリを利用することで対応できます。
音声AIも、対応幅は結構充実します。
スマートウォッチは、スマホのような文字入力ができないデバイスなので、音声AIが呼び出せた方が便利です。
本機だと、電話通話機能と、音声AI(Siri、Googleアシスタント、Bixby)を呼び出せる点も評価できます。
価格も、ステンレス製でこの価格というのは、Apple系と比べても質が良いですし、良い部分と思います。
ーーー
ただし、同社の場合、【GPSランニングウォッチの比較】でみた上位機のほうが、スポーツ関係の分析はより高度です。
例えば、地図自体を内蔵し(競技時のため)スマホなしでも使えるような、高性能機もあります。
その上で、スマートウォッチ的な機能もあるので、予算が許す方で、「スポーツ用」で考えている方はそちらと比べても良いかと思います。
第5に、とくにゴルフ利用に便利な、スマートウォッチとしておすすめできるのは、
【2024年発売】
【 銀:チタンベルト】B0DDWTZ2RQ
45・HUAWEI WATCH GT 5 Pro 46mm
¥53,818 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
【 黒:フルオロエラストマー】B0DDWZJPRD
45・HUAWEI WATCH GT 5 Pro 46mm
¥39,418 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
パネル:有機EL(1.43型)
重さ: 63g(ベルトなし)
バッテリー: 14日
バンド:上記参照
【 銀:ナノクリスタルセラミック】B0DDX2BVPG
46・HUAWEI WATCH GT 5 Pro 42mm
¥71,818 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
【 黒:フルオロエラストマー】B0DDX8F9YT
46・HUAWEI WATCH GT 5 Pro 42mm
¥54,818 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
パネル:有機EL(1.32型)
重さ: 44g(ベルトなし)
バッテリー: 7日
バンド:上記参照
ガラス:サファイアグラス
心拍数計:HUAWEI TruSeen 5.5+
測定:活動量 睡眠質 血中酸素 皮膚温ほか
スポーツ:VO2 MAX
GPS:5衛星+GNSS
スマホ対応:IOS Android
電話応答:可能
音声AI:
音楽サービス:
電子マネー:
アプリ追加:HUAWEI AppGallery
道案内:対応可
日常の健康管理 ★★★★★
野外トレーニング ★★★★★
電池の保ち ★★★★★
ファッション性 ★★★★★
アプリの豊富さ ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
HUAWEI WATCH GT 5 Proでしょう。
市販のゴルフ系スマートウォッチを、有料サービスなしに使う場合、最も優れると言えますので。
GPS・センサーなど基本的な部分は、本編で書いたように、本機もしっかりした装備です。
その上で、全世界15,000以上、日本だけでも2,300以上のコース地図を利用できます。
ガーミン Approach S70
¥75,500 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
ガーミンも【スポーツ向けスマートウォッチの比較記事】で別に紹介しているマルチスポーツ向けだと、これに対応します。また、上記のような「専用スマートゴルフウォッチ」でも対応です。
ただ、グリーンの傾斜情報は、ガーミンでは無料利用できない(月額)点を含めて言えば、本機のコスパは良いように思います。
本編で書いたように、スマートゴルフナビ(ゴルフ GPSナビ)ほか、サードパーティの腕時計用のゴルフアプリがないわけではないですが、時計のシステムと共通開発である部分での使い勝手を含めて、本機は評価できます。
スマートウォッチとしての機能も、通知や音声通話はできます。
FeliCaと定額音楽サービスの対応が不要ならば、特に選べない理由はないと思います。
日常生活の記録も、本機は、心拍数計の精度も良いですし、血中濃度濃度と、皮膚温の計測も対応です。
HUAWEIも、近年、睡眠を含めて、健康データ(ウェルネス)情報を総合管理できる仕組みができましたが、そこを含めて問題は感じません
Huawei Health
¥0 Apple App Store
Huawei Health
¥0 Android APK
純正健康アプリは、以上のものです。
Androidは、APKを利用する形ですが、まあ問題でしょう。
ここがネックならば、同じレベルのゴルフ用はこのクラスではないので、【スポーツ向けスマートウォッチの比較記事】で見ている、他社機を眺めてください。
補足:スマートウォッチと連携管理できる機器
というわけで、今回は、スマートウォッチの紹介でした。
1・スマホと連動する体重計
2・ワイヤレス活動量計
3・ランニングウォッチ
4・スマホ対応血圧計
5・スマホ対応基礎体温計
6・EMS腹筋ベルト
なお、スマホと連携できる健康器具については、以上のような記事もあります。これらの記事もよろしくお願いいたします。