1回目記事からの続きです→こちら
今回の結論
大画面ノートパソコンのおすすめは結論的にこれ!
1・大画面ノートPCの比較 (1)
1-1:HP
1-2:レノボ〈Think Pad系〉
2・大画面ノートPCの比較 (2)
2-1:レノボ〈その他〉
2-2:富士通
3・大画面ノートPCの比較 (3)
3-1:DELL
3-2:ASUS
4・大画面ノートPCの比較 (4)
4-1:最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで今回は、15.6インチの大画面ノートPCを紹介しました。
最終回となる今回は、いつものように、Atlasのおすすめ機種!を提案しておきます。
第1に、比較的価格が安く、性能の良い大画面ノートといえるのは、
【2023年発売】(CTO型番:82YYCTO1WWJP5 )
【下位構成】(win 11 Pro機は 82YY001JJP)
34・Lenovo V15 Gen 4 AMD 82YY001LJ
¥68,970 Lenovoダイレクト (5/28執筆時)
CPU:AMD Ryzen 5 7430U
メモリ:8GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe
【中位構成】(価格コムモデル)82YYCTO1WW
35・Lenovo V15 Gen 4 AMD 82YYCTO1WWJP3
¥67,760 Lenovoダイレクト (5/28執筆時)
CPU:AMD Ryzen 5 7430U
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe
【上位構成】
36・Lenovo V15 Gen 4 AMD プレミアム 82YYCTO1WWJP4
¥89,100 Lenovoダイレクト (5/28執筆時)
CPU:AMD Ryzen 7 7730U
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe
モニター:15型 フルHD IPS液晶 非光沢
DVD:
重さ: 約1.65kg
接続: USB-A (3.0 2.0)×2 USB-C (3.0) HDMI
通信:Bluetooth 5.2 Wi-Fi6
バッテリー:最大9.6時間(JEITA2.0)
カメラ:HD 720p カメラ
OS:Windows 11 Home/ Pro
ソフト:Office 2024(追加可)
保証:1年間
マシンパワー ★★★★★
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★★
軽量性 ★★★☆☆
バッテリーの保ち ★★★★☆
画面の見やすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
Lenovo V15 Gen 4 AMDでしょう。
下位構成で良いと思いますが、執筆時、メモリが8GB「オマケ」の価格コムモデルが同価だったので、この値段のままならばそちらでしょう。
CPUは、中位構成までの場合、6コア12スレッドのAMD Ryzen 5 7430U (2.3GHz ×6)、上位構成の場合、8コア16スレッドのAMD Ryzen 7 7730U (2.0GHz ×8)です。
下位構成でも、14675です。
CPUスコア15000近くをだせる機種で、オフィス込みでこの価格というのは、実際安いです。
上位機も、オフィスを追加しても10万前後の水準ですし、どちらも良いです。
格安ノートPCで最も重要視すべき部分は「CPU性能」がボトルネックにならないことです。この部分を怠ると、「安かった」が長年使えなくて、かえって損になる場合が多いからです。
GPU(グラフィックス)も、Vega7(上位機はVega8)です。
「AI世代」と呼べる最新世代ではないですが、現在でも強力です。
メモリーも、普通に利用するには支障のない8GBですし、長く使えそうです。
パネルも、IPSで、非光沢のフルHDですので、クセのない仕様です。
ネットワークも、高速規格のWi-Fi 6に対応です。
キーボードは、テンキーを詰め込んでいるので、配置が少し窮屈です。
唯一の弱点に思えますが、格安の大画面機だと、他社も「似たり寄ったり」です。ここは「馴れ」でしょう。
第2に、主に仕事用として、実務面でワンランク上の製品を選びたい方には、
【2024年発売】
【下位構成】
(指紋センサとbacklightなし)
15・ThinkPad E16 Gen 2 AMD 21M5CTO1WWJP2
¥92,697 Lenovoダイレクト (5/28執筆時)
(カメラ720pと指紋センサとbacklightなし)
16・ThinkPad E16 Gen 2 AMD 21M5CTO1WWJP5
¥93,258 Lenovoダイレクト (5/28執筆時)
CPU: AMD Ryzen 3 7335U
メモリ:8GB
ストレージ:256GB SSD/PCIe
【中位構成】
17・ThinkPad E16 Gen 2 AMD 21M5000QJP
¥114,900 Lenovoダイレクト (5/28執筆時)
(Office2021付属・Win pro 11仕様)
18・ThinkPad E16 Gen 2 AMD 21M50057JP
¥140,800 Lenovoダイレクト (5/28執筆時)
CPU: AMD Ryzen 5 7535HS
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe
【上位構成】
19・ThinkPad E16 Gen 2 AMD 21M5000SJP
¥124,800 Lenovoダイレクト (5/28執筆時)
(Office2021付属・Win pro 11仕様)
20・ThinkPad E16 Gen 2 AMD 21M50056JP
¥151,800 Lenovoダイレクト (5/28執筆時)
CPU: AMD Ryzen 5 7535U
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe
【価格コム限定】(カメラ720p、指紋センサとbacklightなし)
21・ThinkPad E16 Gen 2 AMD 21M5CTO1WWJP6
¥99,880 Lenovoダイレクト (5/28執筆時)
CPU: AMD Ryzen 7 7735HS
メモリ:32GB
ストレージ:256GB SSD/PCIe
【価格コム限定】(指紋センサとbacklightなし)
22・ThinkPad E16 Gen 2 AMD 21M5CTO1WWJP4
¥109,800 Lenovoダイレクト (5/28執筆時)
CPU: AMD Ryzen 7 7735HS
メモリ:32GB
ストレージ:1TB SSD/PCIe
モニター:16型 WUXGA IPS液晶 非光沢
DVD:
重さ: 約1.81kg〜
通信:Bluetooth 5 Wi-Fi6 LAN
バッテリー:最大24.3時間(JEITA3.0b)
カメラ:FHD 1080p カメラ
接続: USB-A (3.1) USB-C (3.1) (3.0) HDMI
OS:Windows 11 Home (Pro)
ソフト:Office 2024(追加可)
保証:1年間
マシンパワー ★★★★★★
読み書き速度 ★★★★★★
ストレージの量 ★★★★★
軽量性 ★★★☆☆
バッテリーの保ち ★★★★★
画面の見やすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
ThinkPad E16 Gen 2 AMDがおすすめできます。
このシリーズは、インテル系の構成も選べます。しかし、最近、普通の仕事でも重要なグラフィックスの部分をふまえて、AMD系を推しました。
ただ、下位構成だとCPUが貧弱なので、中級構成以上を「おすすめ」とします。
普通に仕事する際に贅沢なレベルの性能ですが、下位機とさほど値段差を感じず、お買得に思いました。
また、特に、CPUを重視する場合で、カメラ・バックライト・指紋センサーなどは「不要」と言う場合、価格コム限定モデルも候補です。
また、そちらでも、カスタマイズできるので、必要ならば構成を変えられます。
本機を選んだのは、主に入力部分の優秀さからです。
キーボードの作り込みと、剛性の高さは、タイピングの快適度に大きくかかわります。
その点で言えば、この価格帯でこれ以上の性能は他社では望めないでしょう。
CPUスペック重視ならば、10万円前後のDELL機も良いです。
ただ、こうした部分を含めて、総合的にはこちらかなと思います。
CPUは、中位構成以上ならば、余裕で、スコア15000を超えます。
本編で書いたように、上位機より中位機のほうがスコアは良いです。
消費電力の関係ですが、バッテリー持続時間に影響もないようなので、中級機が一番良いように思えます。
一方、上位機及び、価格コムモデルだと20000以上です。
格安でない普通のノートPCと比べても「快適」といえるレベルです。
ただし、本編で書いたように、価格コム限定の 7735HSのみ省電力CPUではないので、普段から、バッテリーなしで利用することを考える場合は、その他のものが良いかと思います。
GPUは、Radeon 660Mです。
CPU同様、十分な性能です。
また、価格コムモデルはRadeon 680Mですので、結構な水準です。
先述のように、GPUで1500を超えてくると、現状でもかなり快適といえます。
先述のように、AI時代にとても重要なGPU・NPU周りは、インテルに比べると、AMD系のほうが、今のところ強めです。
【8GB×2】(16GB/32GBもあり)
Crucial DDR5-4800 PC5-38400
¥7,080 Amazon.co.jp (5/28執筆時)
メモリーも、足りないと感じたら、増設できます。
2スロットの増設で最大64GBまで認識させることが可能です。
液晶ディスプレイも、非光沢かつIPSパネルの採用で、レベルが高いです。
フルHDより少し縦長の16型のWUXGA (1920 x 1200)ですが、仕事には実際こちらの仕様のほうが「便利」です。
そのほかも、他社が後回しにしがちな、BluetoothやWi-Fiなどの通信部分を、最新規格に更新しているため、陳腐化の危険が少ない点でも評価できます。
一方、光学ドライブはやはり搭載しないので、必要に応じて買い足しましょう。
なお、このブログでは【Windows向けブルーレイ・DVDドライブの比較記事】が別にありますので、選んで買いたい方は、ぜひご覧ください。
ネットワークも、しっかり、Bluetooth5・Wi-Fi6の最新仕様です。
FHD対応のカメラを含め、ビジネス用としてしっかりまとまっています。
目立つ欠点も見られないので、仕事用ならば本機を選んで間違いないかと思います。
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【2024年発売】Inspiron 16 5645
61・Dell Inspiron 16 AMD プレミアム
¥109,000 DELL (5/28執筆時)
CPU:AMD Ryzen5 8540U
メモリ:16GB
ストレージ:256GB SSD/PCIe
62・Dell Inspiron 16 AMD プラチナ
¥129,000 DELL (5/28執筆時)
CPU:AMD Ryzen7 8840U
メモリ:16GB
ストレージ:1TB SSD/PCIe
モニター:16型 WUXGA IPS 非光沢
DVD:
重さ:1.98kg〜
接続:USB-A (3.0)×2 USB-C (3.1) HDMI
通信:Bluetooth5.0 Wi-Fi6
バッテリー:
カメラ:フルHD 1080p カメラ
OS:Windows 11 Home
ソフト:Office 2024(追加可)
保証:1年間
一方、とにもかくにもCPUパワーが欲しい!という場合は、Dell Inspiron 16 AMD (5645) が候補です。
本編で紹介した、レノボのThinkBook 16(AMD)のほうが、接続端子構成やWi-Fi部分で世代が新しいのでかなり迷いました。ただ、搭載CPU(GPU)の部分を重視し、こちらにしました。
CPUは、1万円前後で買える機種では例外的に25000前後と最高水準です。
GPUは、下位機は740Mで、上位機は780Mです。
とくに、上位機は、単独GPU搭載のノートPCを除けば最高水準です。
下位機は、現状でベンチ不明ですが、本編で書いたように、NPU(AIエンジン)は搭載しないので、差はあるでしょう。
その上で、メモリ量も、ストレージ量も多めですので、ノートPCとしての、基本スペックだけ考えればこれが良いです。
DELLとしも、それを狙いとして出した機種でしょう。
キーも、左右にスピーカーで、テンキーがない部分で、良い意味で「普通」で使いやすそうです。バックライトもあります。
カメラもフルHDで、指紋センサーもあります。
筐体グレードは、ただし、同社の3000シリーズなので、入門機(格安機)の域を超えません。
独自の面白みもあまりないですし、あくまで、CPU・GPUを最重要視する場合に、選べると言えます。
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【2024年発売】
33・ThinkBook 16 Gen 7 Snapdragon 21NH0022JP
¥128,216 Lenovoダイレクト (5/28執筆時)
CPU: Snapdragon X Plus X1P-42-100 3.4GHz
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe 4th
接続:USB-A (3.0) ×2 USB-C(3.1)×2 HDMI
通信:Bluetooth 5.2 Wi-Fi7
バッテリー:最大21.8時間(JEITA3.0)
モニター:16型 WUXGA IPS液晶 非光沢
DVD:
重さ: 1.82kg〜
バッテリー:最大10時間(JEITA2.0)
カメラ:FHD 1080p カメラ
OS:Windows 11 Home(一部 Pro)
ソフト:Office 2024(追加可)
保証:1年間
一方、仕事の関係で、AI部分で、マイクロソフトの「Microsoft Copilot+PC」認定している製品をお探しだったならば、ThinkBook 16 Gen 7 Snapdragonが良いでしょう。
一般向けには、(AMDを含む)インテル系CPUではないので、おすすめしません。
ただ、本編で書いたように、AI処理のうち、CPU(GPU)処理が必要な作業に対応させたいならば、対応がある本機が候補です。
マイクロソフト純正の対応ノートPCに比べてもだいぶ安い水準で手に入ります。
CPUパワーも、18000前後には至ります。
インテル系に比べて、発熱も少なめでバッテリーも長持ちです。
実際、この用途ならばクアルコム系CPUのが合理的かなと思います。
Wi-Fiも新しい、Wi-Fi7ですし、カメラほかを含めて、周辺部分の性能も評価できます。
第3に、特段仕事には使わず、主に自宅での楽しみのために使うという方には、
【2024年発売】HP Pavilion 16-af0000シリーズ
【スタンダードモデルG3】
9・HP Pavilion 16-af0010TU 16-af0011TU
¥109,800 HP ダイレクト (5/28執筆時)
10・HP Pavilion 16-af0000 価格.com限定
¥114,800 HP ダイレクト (5/28執筆時)
CPU:: Core Ultra 5 125U
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe
モニター:16型 WUXGA IPS液晶 非光沢 タッチ
DVD:
重さ:約1.79kg
接続:USB-A (3.0 3.1) USB-C (3.1)×2 HDMI
通信:Bluetooth 5.3 Wi-Fi6E
バッテリー:11時間(MobileMark 25)
カメラ:FHD 1080p カメラ
OS:Windows 11 Home
ソフト:Office 2024(追加可)
保証:1年間
マシンパワー ★★★★★★
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★★
軽量性 ★★★☆☆
バッテリーの保ち ★★★★☆
画面の見やすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
HP Pavilion 16-af(インテル)しょう。
本編で書いたように、インターネット視聴ほか、動画やゲームなどに強いと言える、家庭向きなPCだと思います。
同系列でAMD系モデルもありますが、インテル系の Core Ultraだと、GPUスコアが少し良いので、現状だとこちらが良く見えました。
パネルは、しっかり、IPSの非光沢です。
16型のWUXGA(1920x1200 )は先述のように、仕事に使いやすい縦長です。フルスクリーンで映画などを見る場合は、端がすこし黒帯になるだけなので問題ないです。
その上で、格安機では珍しいタッチパネルです。
ここはなくても良いという方はいそうですが、Windowsは割とタッチが使いやすいOSだと思うので、マイナスではないでしょう。
CPUは、、10コア12スレッドのIntel Core Ultra 5 120U (1.4GHz×2 + 0.9GHz×8)です。
本編で書いたように、上位構成(Intel Core Ultra 7)は、CPUスコアほか、GPU部分で、若干難を感じるので、むしろ、こちらが良いかと思います。
GPUも、中位機ならば、しっかりArc7で、スコアは3000を超えてきます。
先述のように、ここまであれば、本格的なAI運用をするのではないならば、高水準です。
筐体も、できが良いです。
その上で、HPでは「上位筐体」になるので、筐体(外観)自体がハイグレードになるほか、キーボードのバックライトや顔認証も付きます。
ネットワークも、Wi-Fi6E対応と新しい水準であり、問題ないです。
この速度をエルには対応ルーターが必要です。
これを機会に、【Wi-Fi6 Wi-Fi6Eルーターの比較記事】で書いた対応ルーターに買換を考えるのも手でしょう。後ほど、改めて紹介するつもりです。
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【2024年発売】
【下位構成】
(Officeなし)
40・ Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10 83K80015JP
¥79,800 Lenovoダイレクト (5/28執筆時)
(Officeあり)
41・ Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10 83K80015JP
¥105,820 Lenovoダイレクト (5/28執筆時)
CPU:AMD Ryzen 5 7533HS
メモリ:16GB+8GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe 4th
【中位構成 】
(Officeなし)
42・ Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10 83K8CTO1WWJP3
¥79,860 Lenovoダイレクト (5/28執筆時)
CPU:AMD Ryzen 5 7535HS
メモリ:24GB+16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe 4th
【上位構成】
(Officeなし)
43・ Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10 83K80013JP
¥99,880 Lenovoダイレクト (5/28執筆時)
(Officeなし メモリ増量 24GB+16GB)
44・ Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10 83K8CTO1WWJP4
¥89,870 Lenovoダイレクト (5/28執筆時)
CPU:AMD Ryzen 7 7735HS
メモリ:16GB+8GB
ストレージ:1TB SSD/PCIe 4th
モニター:16型 WUXGA IPS 非光沢
DVD:なし
重さ: 1.68kg〜
接続:USB-A (3.0)×2 USB-C(3.0)×1 HDMI
通信通信:Bluetooth5.1 Wi-Fi 6
バッテリー:最大8.4時間(JEITA3.0)
カメラ:1080p フルHD IR
OS:Windows 11 Home
ソフト:Office 2024(追加可)
少し安めのオルタナティブの候補を挙げるとすると、レノボのLenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10 (16型 AMD)です。
筐体は、レノボの入門機の筐体です。
中級筐体採用のHP Pavilionほど個性はない「実用重視」ですが、その分、中身は充実している上で、安めです。
パネルは、本機も、しっかりIPSです。
タッチパネルがないだけで、サイズ・解像度・輝度(300nit)ともHPと同じ水準です。
筐体は、レノボの家庭向けのラインのスタンダードです。
こちらも、顔認証に対応できるカメラを装備しますが、IR(赤外線)対応になるので、認識精度は、こちらが良いとも言えます。
スピーカーも、バーチャルながら、Dolby Audioに対応ですし、しっかりします。
CPUは、AMD系列です。
2024年登場のAMD Ryzen 8040シリーズです。
下位構成は、6コア12スレッドの AMD Ryzen5 8540U(3.2GHz ×6)です。
上位構成は、8コア16スレッドのAMD Ryzen7 8840U(3.3GHz ×8)です。
スコアは、下位構成でも十分な数字で、この部分だけで言えば、HPより良いとも言えます。
上位構成だと、20万円以上の高級ノートに匹敵する水準とも言えます。
GPUも、下位機は740Mで、上位機は780Mです。
Intel系ですが、ベンチは相当良いですし、仕様は良いです。
キーボードは、テンキーが付属します。
個人的には、変則的な配置ならば、ブラインドタッチしにくいので不要と思いますが、この程度ならば、まあ「許せる範囲」です。
ただし、指紋認証と、バックライトは未付属ですが、本機は、顔認証の精度が良いですし、バックライト夜間に使わないならば、問題ないという方も多そうです。
第4に、ゲーミングを中心に考えている場合におすすめなのは、
【2023年発売】
【スタンダードプラスモデル】
13・HP Victus by HP 15-fa1000 15-fa1258TX
¥119,800 HPダイレクト (5/28執筆時)
CPU:intel Core i5-12450H
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe
【スタンダードエクストラモデル】
14・HP Victus by HP 15-fa1000 15-fa1259TX
¥119,900 HPダイレクト (5/28執筆時)
CPU:intel Core i5-12500H
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe
モニター:15.6フルHD IPS 非光沢
ドライブ:
重さ:2.29kg
接続:USB-A (3.0)×2 USB-C (3.0) HDMI2.1
通信:Bluetooth5.2 Wi-Fi6E LAN
バッテリー:最大5.3時間(MobileMark 2018)
カメラ:92万画素
OS:Windows 11 Home
ソフト:Office 2024(追加可)
保証:1年間
マシンパワー ★★★★★★
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★★
軽量性 ★★☆☆☆
バッテリーの保ち ★★★★☆
画面の見やすさ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
HPのVictus 15(AMD)を推します。
下位機もありますが、CPU性能が若干物足りない上で、GPUについては格段な差があるため、できれば、上位モデルをオススメします。
ASUS・レノボでも同じようなゲーミング用をみましたが、比べた場合、IPSを採用した上で、本体がスタイリッシュな部分でこちらを推しました。
GPUは、下位構成だと NVIDIA GeForce RTX 2050、上位機だと、NVIDIA GeForce RTX 4050です。
やはり、ゲーミングの場合、最も重要視したい部分ですが、上位機だと相当に良いです。
むろん、しっかり、144Hzの高リフレッシュレートに対応します。
そのほか、チャット対応・ネットワークの速度、キーのバックライトなど、ゲーミングPCとして必要な要素も完備しています。
CPUスコアも、上位機だと、21000を超えます。
「かなり快適」な水準です。ネットワークもWi-Fi6Eですから、かなりコスパの良いゲーミング用に思えます。
第5に、ドライブ付きのオールインワン型でおすすめできる大画面機は、
【2025年発売】
51・富士通 FMV LIFEBOOK AH450/JA FMVA450JSA
¥125,263 楽天市場 (5/28執筆時
CPU:Ryzen 5 5500U
メモリ:8GB
ストレージ:256GB SSD/PCIe
バッテリー:最大7.2時間(JEITA3.0)
52・富士通 FMV LIFEBOOK AH480/J FMVA480JLA
52・富士通 FMV LIFEBOOK AH480/J FMVA480JSA
¥131,100 楽天市場 (5/28執筆時
CPU:Ryzen 7 5700U
メモリ:16GB
ストレージ:256GB SSD/PCIe
バッテリー:最大6.4時間(JEITA3.0)
モニター:15.6型 フルHD 広視野角 光沢
DVD:DVDスーパーマルチ
重さ: 1.7kg
接続:USB-A (3.0)×2 USB-C (3.1) HDMI
通信:Bluetooth 5.3 Wi-Fi6E
カメラ:92万画素
OS:Windows 11 Home
ソフト:Office 2024
保証:1年間
マシンパワー ★★★★★
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★☆
軽量性 ★★★☆☆
バッテリーの保ち ★★★★☆
画面の見やすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
富士通のLIFEBOOのAHシリーズでしょう。
10万円以内という基準では、少し予算オーバーですが、Office Home & Business 2024とOffice365 Basicの年間利用権が付いての値段とすれば、お買得感はあります。
付属ソフトは、このほか、ATOK・3年間のセキュリティソフトまで付いていて、豪華で良い構成です。
筐体素材の工夫で、ドライブ付きにしては、1.7kgと軽量な点が評価できます。
パネルは、ADSなどのIPSの広色域パネルのフルHDです。
光沢液晶ですが、おそらくドライブ付をお探しの方は、シニア世代が多いかなと思います。長時間書類仕事をするわけでもないでしょうし、逆に「映像美」が楽しみやすい本機の仕様は良いかと思います。
下位構成の場合、6コア12スレッドのRyzen 5 5500U です。
上位構成の場合、8コア16スレッドのRyzen 7 5700U です。
長く使いたい場合は、本機の場合、上位構成が良いかなと思います。
GPUは、上位機だとVega8で、下位機だとVega7です。
少し前のCPUを引き続き使っているので、GPU部分はAI世代ではないです。
ただ、本機は完全に「家庭向け」なので、あまりここにこだわらなくて良い気はします。
SSDは、本体の値段からすると少なめの256GBです。
USBポートは、しかし、高速なUSB3.1対応なので、写真などは、【ポータブルSSDの比較記事】で書いたような、外部ストレージを使って整理すれば良さそうです。
キーボードも、富士通は、打ちやすさに関する多くの工夫があります。
先述のように、液晶の部分で、必ずしも仕事向きではないですが、そう長い時間でないならば問題ないでしょうし、快適に使えそうです。
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というわけで、今回は、大画面ノートPCの話題でした。
1・小型ノートPCの比較
サイズ:13.3・12.4インチ
重さ:1.25kg前後
予算:9万円〜
用途:モバイル/自宅兼用(軽め)
2・中型ノートPCの比較
サイズ:14インチ
重さ:1.5kg前後
予算:6万円〜
用途:モバイル/自宅兼用(重め)
3・大画面ノートPCの比較
サイズ:15.6・16インチ
重さ:1.6kg以上
予算:6万円〜
用途:自宅・職場用の据置用
他のサイズを含めて、考えたい方は、以上のリンクをご覧ください。
1・VAIOのノートPCの比較
2・Surface Bookの比較
3・AppleのMacbookの比較
また、(10万円以内ではないですが)他社機も考えたい場合は、以上の記事でフォローしていますので、こちらもよろしくお願いします。
補足・このブログの関連記事の紹介
最後に、いくつか、関連記事を紹介しておきます。
・Microsoft Office Home 2024
¥31,023 Amazon.co.jp (2/9執筆時)
第1に、オフィスソフトです。
各社オプション対応で買う場合は買ったノートPCのみ有効なライセンスになります。
そのため、複数のOSにインストールされたい場合は、別途購入した方がお得な場合があります。
詳しくは、このブログの【Office 2024などオフィスソフトの選び方のまとめ】をご覧ください。
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第2に、無線LANルーターです。
今回も、Wi-Fi6ほか、2023年以後に普及した新規格であるWi-Fi6Eという新しい高速無線LAN規格に対応する機種を多くみました。
対応ルーターの買換が必要ですが、速度面のほか、近所との回戦混線の問題、あるいは、家族などとの複数同時接続時の安定性が高レベルで改善されます。
1・標準の無線LANルーターの比較
速度: 2402Mbps(最大)
予算:7500円〜
用途:2LDK・一戸建て
2・安めの無線LANルーターの比較
速度:1300Mbps(最大)
予算:3千円〜
用途:1LDK・ワンルーム向け
3・高速なWi-Fi 6ルーターの比較
速度: 4803Mbps(最大)
予算:1.5万円〜
用途:大家族・ゲーマー・トレーダー
4・最速なWi-Fi 7 ルーターの比較
速度: 11520Mbps(最大)
予算:3万円〜
用途:高速10G回線ユーザー
5・メッシュWi-Fiルーターの比較
速度: 11520Mbps(最大)
予算:3万円〜
用途:旅館・自営業・3F建ての家庭
詳しくは、このブログの以上の記事で、かなり詳しく書いています。
さしあたっては、1回目の【無線LANルーターの比較記事】の記事からご覧いただければ良いかと思います。
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第3に、光学ドライブです。
最近のノートPCは、光学ドライブが未搭載です。
そのため、多くの場合、別途購入する必要があります。
Windowsでは、OS標準のWindows Media Playerに再生機能が付属しなくなったため、OSだけではDVDが見れなくなっています。
そのため、再生ソフトが付属する機種を選んで購入する必要があります。
詳しい「おすすめ」は、このブログの【Windows用のDVDドライブとブルーレイの比較記事】をご覧ください。
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1・マウスの比較
2・プリンターの比較
3・ウイルス対策ソフトの比較
4・PC対応ビジネスバッグの比較
そのほか、一緒に周辺機器やバッグの購入を考えている方は、上記記事をご覧ください。
というわけで、今回は、低価格の大画面ノートPCの話でした。